JP2688888B2 - 焼肉バキュ−ム移動機 - Google Patents
焼肉バキュ−ム移動機Info
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- JP2688888B2 JP2688888B2 JP14837895A JP14837895A JP2688888B2 JP 2688888 B2 JP2688888 B2 JP 2688888B2 JP 14837895 A JP14837895 A JP 14837895A JP 14837895 A JP14837895 A JP 14837895A JP 2688888 B2 JP2688888 B2 JP 2688888B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meat
- tray
- suction head
- grilled meat
- vacuum
- Prior art date
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続自動焼肉機から断
続的に作業台上に送り出される熱い焼肉を焼肉収納トレ
−の所定位置に移動する焼肉バキュ−ム移動機に関す
る。
続的に作業台上に送り出される熱い焼肉を焼肉収納トレ
−の所定位置に移動する焼肉バキュ−ム移動機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年外食産業の発展および電子レンジの
普及により、焼肉を工場で生産し冷凍してファミリ−レ
ストラン又は弁当販売店等に配達し、客の注文に応じて
電子レンジにより調理して即座に焼肉料理又は弁当を提
供することが行われている。このため、焼肉製造工場に
おいては多量の注文に応じるため連続自動焼肉機を導入
し焼肉生産を行い、その後大勢の人手により焼肉を容器
に詰め替えていた。
普及により、焼肉を工場で生産し冷凍してファミリ−レ
ストラン又は弁当販売店等に配達し、客の注文に応じて
電子レンジにより調理して即座に焼肉料理又は弁当を提
供することが行われている。このため、焼肉製造工場に
おいては多量の注文に応じるため連続自動焼肉機を導入
し焼肉生産を行い、その後大勢の人手により焼肉を容器
に詰め替えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は連続自動焼肉機
により、多量の焼肉はできるものの、その後容器に詰め
替える際は人手により器具を用いて焼肉を挟み容器に詰
め替えを行っていたが、まだ熱い焼肉を取り扱わなけれ
ばならず面倒であり必然的に大勢の人手が必要となりそ
の改善が望まれていた。
により、多量の焼肉はできるものの、その後容器に詰め
替える際は人手により器具を用いて焼肉を挟み容器に詰
め替えを行っていたが、まだ熱い焼肉を取り扱わなけれ
ばならず面倒であり必然的に大勢の人手が必要となりそ
の改善が望まれていた。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、連続自動焼肉機より送り出される熱い焼肉を効率良
く半自動的に容器に移し替えることができる焼肉移動機
を提供することを目的とする。
で、連続自動焼肉機より送り出される熱い焼肉を効率良
く半自動的に容器に移し替えることができる焼肉移動機
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明に掛る焼肉バキュ−ム移動機は、連続自動
焼肉機から断続的に作業台上に送り出される網トレ−の
所定位置に載せられた熱い焼肉を作業台上に置かれた焼
肉収納トレ−の所定位置に移動する機械であって、作業
台と、作業台の片側に固定された枠状のフレ−ムと、当
該フレ−ムに固定されたバキュ−ムポンプと、移動可能
なバキュ−ムホ−スと、熱い焼肉を吸着移動するための
吸着ヘッドとを備え、当該吸着ヘッドが垂直シリンダお
よび垂直ガイドにより降下するとバキュ−ムポンプが作
動し、焼肉と接触することにより焼肉を吸着し、且つ接
触によりリミットスイッチが作動して吸着ヘッドを上昇
させると共に水平シリンダが作動して焼肉収納トレ−直
上まで移動させ、直上まで移動することによりリミット
スイッチが作動してバキュ−ムポンプを停止し、焼肉を
焼肉収納トレ−に落とすと共に再度元の位置に移動する
ことを特徴とし、具体的には、吸着ヘッドが底面部分の
焼肉を吸引する位置以外はスポンジで覆うことにより吸
引力を増加させ、且つ吸着ヘッド底面に網を設けること
により焼肉の吸い込みが防止できることを特徴とし、更
に具体的には、作業台上に送り出される網トレ−が所定
位置まで送り出されると作業台上に設けられたセンサに
より前記吸着ヘッドの移動が自動的に開始されることを
特徴とし、また、吸着ヘッドが焼肉を吸着し上方へ移動
開始するとリミットスイッチが作動して、空になった網
トレ−を水平方向へ移動させ、更に傾斜面により網トレ
−回収台車に自動的に回収することができることを特徴
とする。
めに、本発明に掛る焼肉バキュ−ム移動機は、連続自動
焼肉機から断続的に作業台上に送り出される網トレ−の
所定位置に載せられた熱い焼肉を作業台上に置かれた焼
肉収納トレ−の所定位置に移動する機械であって、作業
台と、作業台の片側に固定された枠状のフレ−ムと、当
該フレ−ムに固定されたバキュ−ムポンプと、移動可能
なバキュ−ムホ−スと、熱い焼肉を吸着移動するための
吸着ヘッドとを備え、当該吸着ヘッドが垂直シリンダお
よび垂直ガイドにより降下するとバキュ−ムポンプが作
動し、焼肉と接触することにより焼肉を吸着し、且つ接
触によりリミットスイッチが作動して吸着ヘッドを上昇
させると共に水平シリンダが作動して焼肉収納トレ−直
上まで移動させ、直上まで移動することによりリミット
スイッチが作動してバキュ−ムポンプを停止し、焼肉を
焼肉収納トレ−に落とすと共に再度元の位置に移動する
ことを特徴とし、具体的には、吸着ヘッドが底面部分の
焼肉を吸引する位置以外はスポンジで覆うことにより吸
引力を増加させ、且つ吸着ヘッド底面に網を設けること
により焼肉の吸い込みが防止できることを特徴とし、更
に具体的には、作業台上に送り出される網トレ−が所定
位置まで送り出されると作業台上に設けられたセンサに
より前記吸着ヘッドの移動が自動的に開始されることを
特徴とし、また、吸着ヘッドが焼肉を吸着し上方へ移動
開始するとリミットスイッチが作動して、空になった網
トレ−を水平方向へ移動させ、更に傾斜面により網トレ
−回収台車に自動的に回収することができることを特徴
とする。
【0006】
【作用】網トレ−の所定位置に載せられた所定の大きさ
の生肉が連続自動焼肉機により上下面共焼かれてチェン
コンベア等により送り出され作業台上の所定位置に到達
するとセンサにより焼肉バキュ−ム移動機の作動が開始
される。先ず焼肉を吸引により吸着する吸着ヘッドが垂
直シリンダおよび垂直ガイドにより降下すると共にバキ
ュ−ムポンプが作動を開始する。吸着ヘッドが降下して
焼肉と接触すると、リミットスイッチにより今度は吸着
ヘッドが上昇を開始すると共に水平シリンダが作動し吸
着ヘッドは水平ガイドによりガイドされて横方向へ移動
する。水平シリンダが端部まで移動するとリミットスイ
ッチにより、バキュ−ムポンプの作動が停止し、焼肉を
落下させると共に水平シリンダが逆方向へ移動し吸着ヘ
ッドを元の位置に戻す。焼肉が落下する位置には予め人
手により焼肉収納トレ−が置かれており、落下する焼肉
は焼肉収納トレ−の焼肉収納部に収納される。焼肉の収
納された焼肉収納トレ−は、人手により次の工程に回す
ため近接するベルトコンベア等に載せられる。一方吸着
ヘッドにより焼肉が空になった網トレ−は、吸着ヘッド
が焼肉と接触すると作動するリミットスイッチにより、
押え具に連結するシリンダ等により、図1の右方向へ移
動すると共に傾斜面を経由して網トレ−回収台車に回収
される。吸着ヘッドが元の位置に戻り、次の焼肉を載せ
た網トレ−作業台上に到達するとセンサが作動し、焼肉
バキュ−ム移動機は再度上記動作を繰り返す。
の生肉が連続自動焼肉機により上下面共焼かれてチェン
コンベア等により送り出され作業台上の所定位置に到達
するとセンサにより焼肉バキュ−ム移動機の作動が開始
される。先ず焼肉を吸引により吸着する吸着ヘッドが垂
直シリンダおよび垂直ガイドにより降下すると共にバキ
ュ−ムポンプが作動を開始する。吸着ヘッドが降下して
焼肉と接触すると、リミットスイッチにより今度は吸着
ヘッドが上昇を開始すると共に水平シリンダが作動し吸
着ヘッドは水平ガイドによりガイドされて横方向へ移動
する。水平シリンダが端部まで移動するとリミットスイ
ッチにより、バキュ−ムポンプの作動が停止し、焼肉を
落下させると共に水平シリンダが逆方向へ移動し吸着ヘ
ッドを元の位置に戻す。焼肉が落下する位置には予め人
手により焼肉収納トレ−が置かれており、落下する焼肉
は焼肉収納トレ−の焼肉収納部に収納される。焼肉の収
納された焼肉収納トレ−は、人手により次の工程に回す
ため近接するベルトコンベア等に載せられる。一方吸着
ヘッドにより焼肉が空になった網トレ−は、吸着ヘッド
が焼肉と接触すると作動するリミットスイッチにより、
押え具に連結するシリンダ等により、図1の右方向へ移
動すると共に傾斜面を経由して網トレ−回収台車に回収
される。吸着ヘッドが元の位置に戻り、次の焼肉を載せ
た網トレ−作業台上に到達するとセンサが作動し、焼肉
バキュ−ム移動機は再度上記動作を繰り返す。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本実施例の一実施例を示す焼肉バキュ−ム移
動機の全体構造を示す概略図、図2は本実施例における
焼肉バキュ−ム移動機のバキュ−ム機構を除き、焼肉を
載せる網トレ−と焼肉収納トレ−との関係を示す説明
図、図3は本実施例に用いられる吸着ヘッドの側面図、
図4は同吸着ヘッドの低面図である。
る。図1は本実施例の一実施例を示す焼肉バキュ−ム移
動機の全体構造を示す概略図、図2は本実施例における
焼肉バキュ−ム移動機のバキュ−ム機構を除き、焼肉を
載せる網トレ−と焼肉収納トレ−との関係を示す説明
図、図3は本実施例に用いられる吸着ヘッドの側面図、
図4は同吸着ヘッドの低面図である。
【0008】図1に示すように、本実施例の焼肉バキュ
−ム移動機1は大別して作業台12、作業台上面上を移
動する網トレ−15および焼肉を収納する焼肉収納トレ
−13と、焼肉を吸着ヘッド4に吸着するバキュ−ム機
構と吸着ヘッド4を移動する移動機構等からなる。
−ム移動機1は大別して作業台12、作業台上面上を移
動する網トレ−15および焼肉を収納する焼肉収納トレ
−13と、焼肉を吸着ヘッド4に吸着するバキュ−ム機
構と吸着ヘッド4を移動する移動機構等からなる。
【0009】バキュ−ム機構はバキュ−ムポンプ2と、
バキュ−ムホ−ス3と、吸着ヘッド4とからなり、吸着
ヘッド4を移動する移動機構は、作業台12の片側に固
定される枠状のフレ−ム9に固定され、吸着ヘッド4を
垂直シリンダ5の端部に固定する吸着ヘッド支持具5b
と、前記垂直シリンダ5の固定部を固定し、前記作業台
12の片側に固定される枠上のフレ−ム9に固定され、
垂直ガイド6を摺動自在に支持する垂直シリンダ支持具
5aと、当該垂直シリンダ支持具5aを水平方向へ移動
する水平シリンダ7と、垂直シリンダ支持具5aを正確
に水平方向へ移動させるための水平ガイド8、8および
リミットスイッチ(図示せず)等からなる。本実施例に
おいては水平シリンダ7として、ロッドレスエアシリン
ダを用いたが、一般のエアシリンダまたはオイルシリン
ダ等も使用することができる。
バキュ−ムホ−ス3と、吸着ヘッド4とからなり、吸着
ヘッド4を移動する移動機構は、作業台12の片側に固
定される枠状のフレ−ム9に固定され、吸着ヘッド4を
垂直シリンダ5の端部に固定する吸着ヘッド支持具5b
と、前記垂直シリンダ5の固定部を固定し、前記作業台
12の片側に固定される枠上のフレ−ム9に固定され、
垂直ガイド6を摺動自在に支持する垂直シリンダ支持具
5aと、当該垂直シリンダ支持具5aを水平方向へ移動
する水平シリンダ7と、垂直シリンダ支持具5aを正確
に水平方向へ移動させるための水平ガイド8、8および
リミットスイッチ(図示せず)等からなる。本実施例に
おいては水平シリンダ7として、ロッドレスエアシリン
ダを用いたが、一般のエアシリンダまたはオイルシリン
ダ等も使用することができる。
【0010】一定形状の生肉を網トレ−15の所定位置
に載せ、連続自動焼肉機10内を長手方向に回転するチ
ェンコンベア(図示せず)上に人手により載せる。網ト
レ−15の所定位置に載せられた生肉は連続自動焼肉機
10内を通過中に上下面より焼かれて焼肉20となる
(図1参照)。チェンコンベアによりにより連続焼肉機
10内を通過した網トレ−15は、ロ−ラ19、傾斜面
11およびロ−ラ19を経由して作業台12上に送り出
される。図1においては6食分の焼肉が網トレ−15の
所定の位置に載せられ、作業台12上に送り出された状
態を示しているが、網トレ−15上に載せる肉は6食分
に限定されるものではなく、8食分でも10食分でも焼
肉収納トレ−13の収納能力に応じて適宜選択すること
ができる。生肉を載せた網トレ−15の連続自動焼肉機
10への挿入速度は、焼肉バキュ−ム移動機1の動作が
1サイクルするのに要する間隔が必要であるが、約10
秒間隔で挿入することができる。
に載せ、連続自動焼肉機10内を長手方向に回転するチ
ェンコンベア(図示せず)上に人手により載せる。網ト
レ−15の所定位置に載せられた生肉は連続自動焼肉機
10内を通過中に上下面より焼かれて焼肉20となる
(図1参照)。チェンコンベアによりにより連続焼肉機
10内を通過した網トレ−15は、ロ−ラ19、傾斜面
11およびロ−ラ19を経由して作業台12上に送り出
される。図1においては6食分の焼肉が網トレ−15の
所定の位置に載せられ、作業台12上に送り出された状
態を示しているが、網トレ−15上に載せる肉は6食分
に限定されるものではなく、8食分でも10食分でも焼
肉収納トレ−13の収納能力に応じて適宜選択すること
ができる。生肉を載せた網トレ−15の連続自動焼肉機
10への挿入速度は、焼肉バキュ−ム移動機1の動作が
1サイクルするのに要する間隔が必要であるが、約10
秒間隔で挿入することができる。
【0011】網トレ−15は連続自動焼肉機10内にお
いて上下面より電熱またはガスで焼かれるため金属製の
網(特にステンレス)が用いられる。作業台12上に送
り出された焼肉20を載せた網トレ−15は押え具15
aにより所定の位置に送り出される。所定の位置まで送
り出されるとセンサ14により焼肉バキュ−ム移動機1
の作動が開始される。先ず、垂直シリンダ5により垂直
シリンダ5の端部に固定された吸着ヘッド支持具5bが
垂直ガイド6により垂直に降下すると、吸着ヘッド支持
具5bに固定された吸着ヘッド4も降下する。その際吸
着ヘッド4に連結されているバキュ−ムホ−ス3も繰り
出される。それと同時にバキュ−ムポンプ2も作動し、
吸着ヘッド4の底面より空気を吸引する(図3参照)。
図4に示す如く吸着ヘッド4の底面部分には、焼肉20
の位置に対応する部分以外にはスポンジ4aが設けられ
ており、且つ底面には焼肉20を通さない網目を網4b
が設けられているため、焼肉20を吸引する吸引力は増
大し、網4bが設けられているため焼肉20が吸い込ま
れることはなく、吸着ヘッド4の底面に吸着される。こ
こに用いられるスポンジ4aおよび網4bの材質は、焼
肉20を吸着している間は空気を吸引することにより絶
えず冷却されるため、一般のプラスチック材を用いるこ
とができる。
いて上下面より電熱またはガスで焼かれるため金属製の
網(特にステンレス)が用いられる。作業台12上に送
り出された焼肉20を載せた網トレ−15は押え具15
aにより所定の位置に送り出される。所定の位置まで送
り出されるとセンサ14により焼肉バキュ−ム移動機1
の作動が開始される。先ず、垂直シリンダ5により垂直
シリンダ5の端部に固定された吸着ヘッド支持具5bが
垂直ガイド6により垂直に降下すると、吸着ヘッド支持
具5bに固定された吸着ヘッド4も降下する。その際吸
着ヘッド4に連結されているバキュ−ムホ−ス3も繰り
出される。それと同時にバキュ−ムポンプ2も作動し、
吸着ヘッド4の底面より空気を吸引する(図3参照)。
図4に示す如く吸着ヘッド4の底面部分には、焼肉20
の位置に対応する部分以外にはスポンジ4aが設けられ
ており、且つ底面には焼肉20を通さない網目を網4b
が設けられているため、焼肉20を吸引する吸引力は増
大し、網4bが設けられているため焼肉20が吸い込ま
れることはなく、吸着ヘッド4の底面に吸着される。こ
こに用いられるスポンジ4aおよび網4bの材質は、焼
肉20を吸着している間は空気を吸引することにより絶
えず冷却されるため、一般のプラスチック材を用いるこ
とができる。
【0012】吸着ヘッド支持具5bに固定された吸着ヘ
ッド4が垂直シリンダ5により降下し焼肉20と接触す
るとリミットスイッチ(図示せず)が作動し、今度は吸
着ヘッド4が垂直シリンダ5により上昇を開始すると共
に水平シリンダ7が作動し、垂直シリンダ支持具5aが
水平ガイド8によりガイドされながら水平方向へ移動す
る。したがって、吸着ヘッド4に吸着された焼肉20も
吸着ヘッド4の底面の網4bに吸着された状態で水平に
移動する。水平シリンダ7の垂直シリンダ支持具を保持
している部位が水平シリンダの端部に到達するとリミッ
トスイッチ(図示せず)が作動し、バキュ−ムポンプ2
を停止させて焼肉20を落下させると共に、今度は水平
シリンダ7を逆方向へ作動させ、吸着ヘッド4を当初の
位置に復帰させて停止させる。焼肉20が落下する下部
には、作業台12の所定の位置に予め焼肉収納トレ−1
3が人手により置かれており、焼肉20は焼肉収納トレ
−13の所定の位置に収納される。焼肉収納トレ−の材
質は不錆金属製でもよいが、この時点においては焼肉も
或る程度冷却されているため、普通のプラスチック製の
トレ−も使用することができる。
ッド4が垂直シリンダ5により降下し焼肉20と接触す
るとリミットスイッチ(図示せず)が作動し、今度は吸
着ヘッド4が垂直シリンダ5により上昇を開始すると共
に水平シリンダ7が作動し、垂直シリンダ支持具5aが
水平ガイド8によりガイドされながら水平方向へ移動す
る。したがって、吸着ヘッド4に吸着された焼肉20も
吸着ヘッド4の底面の網4bに吸着された状態で水平に
移動する。水平シリンダ7の垂直シリンダ支持具を保持
している部位が水平シリンダの端部に到達するとリミッ
トスイッチ(図示せず)が作動し、バキュ−ムポンプ2
を停止させて焼肉20を落下させると共に、今度は水平
シリンダ7を逆方向へ作動させ、吸着ヘッド4を当初の
位置に復帰させて停止させる。焼肉20が落下する下部
には、作業台12の所定の位置に予め焼肉収納トレ−1
3が人手により置かれており、焼肉20は焼肉収納トレ
−13の所定の位置に収納される。焼肉収納トレ−の材
質は不錆金属製でもよいが、この時点においては焼肉も
或る程度冷却されているため、普通のプラスチック製の
トレ−も使用することができる。
【0013】一方、吸着ヘッド4により焼肉20が吸着
され空になった網トレ−15は、吸着ヘッド4の底面が
焼肉20と接触した際に作動する前記リミットスイッチ
により、網トレ−15を作業台12上の所定の位置にガ
イドしていた押え具15aをシリンダ(図示せず)によ
り作業台12の右方向(図1参照)へ移動させることに
より空になった網トレ−15を移動させ、且つ別のシリ
ンダ(図示せず)により空になった網トレ−15を傾斜
面18上に押し、網トレ−15を網トレ−回収台車16
に回収する。
され空になった網トレ−15は、吸着ヘッド4の底面が
焼肉20と接触した際に作動する前記リミットスイッチ
により、網トレ−15を作業台12上の所定の位置にガ
イドしていた押え具15aをシリンダ(図示せず)によ
り作業台12の右方向(図1参照)へ移動させることに
より空になった網トレ−15を移動させ、且つ別のシリ
ンダ(図示せず)により空になった網トレ−15を傾斜
面18上に押し、網トレ−15を網トレ−回収台車16
に回収する。
【0014】図2は本実施例における焼肉バキュ−ム移
動機のバキュ−ム機構を除き、焼肉を載せる網トレ−と
焼肉収納トレ−との関係を示す説明図であるが、生肉を
所定の位置に載せた網トレ−15を連続自動焼肉機10
入口のチェンコンベア(図示せず)上に載せると、網ト
レ−15はトンネル式の連続自動焼肉機内を通過し上下
面から焼かれて焼肉20となる。チェンコンベアにより
送り出された網トレ−15はロ−ラ19、傾斜面11お
よびロ−ラ19上を通り作業台12上に送り出され、押
え具15aにより位置決めされる。作業台上に送り出さ
れるとセンサ14により、前述の如く焼肉バキュ−ム移
動機1の作動が開始され、焼肉20は隣接して所定の位
置に置かれた焼肉収納トレ−13の焼肉収納部13aに
正確に収納される。焼肉20を収納した焼肉収納トレ−
は人手により次の工程(例えばベルトコンベア)へ移動
させると共に、隣接して置かれている空の焼肉収納トレ
−13を焼肉収納位置へ移動させる。空の焼肉収納トレ
−は図2に示す如く、隣接して積み上げて置いても良
く、またはベルトコンベア等により補給する。
動機のバキュ−ム機構を除き、焼肉を載せる網トレ−と
焼肉収納トレ−との関係を示す説明図であるが、生肉を
所定の位置に載せた網トレ−15を連続自動焼肉機10
入口のチェンコンベア(図示せず)上に載せると、網ト
レ−15はトンネル式の連続自動焼肉機内を通過し上下
面から焼かれて焼肉20となる。チェンコンベアにより
送り出された網トレ−15はロ−ラ19、傾斜面11お
よびロ−ラ19上を通り作業台12上に送り出され、押
え具15aにより位置決めされる。作業台上に送り出さ
れるとセンサ14により、前述の如く焼肉バキュ−ム移
動機1の作動が開始され、焼肉20は隣接して所定の位
置に置かれた焼肉収納トレ−13の焼肉収納部13aに
正確に収納される。焼肉20を収納した焼肉収納トレ−
は人手により次の工程(例えばベルトコンベア)へ移動
させると共に、隣接して置かれている空の焼肉収納トレ
−13を焼肉収納位置へ移動させる。空の焼肉収納トレ
−は図2に示す如く、隣接して積み上げて置いても良
く、またはベルトコンベア等により補給する。
【0015】一方、空になった網トレ−15は押え具1
5aをシリンダ(図示せず)により図2の上方へ移動
し、別のシリンダ(図示せず)により傾斜面18上に押
し出され、網トレ−回収台車16に回収される。
5aをシリンダ(図示せず)により図2の上方へ移動
し、別のシリンダ(図示せず)により傾斜面18上に押
し出され、網トレ−回収台車16に回収される。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)連続自動焼肉機より断続的に送り出される多量の焼
肉を1名の作業員で焼肉収納トレ−に収納することがで
きる。 2)極力構造の簡単な焼肉バキュ−ム移動機にしたた
め、設備コストの低減が図れる。 3)焼肉の取扱に空気を吸引する吸引力を利用したため
冷却効果があり、バキュ−ムホ−スおよび吸着ヘッドに
普通のプラスチック製品を採用することができる。 4)焼肉の取扱に空気を吸引する吸引力を利用したため
焼肉の冷却もでき、そのため普通のプラスチック製の焼
肉収納トレ−を採用することができる。
を奏する。 1)連続自動焼肉機より断続的に送り出される多量の焼
肉を1名の作業員で焼肉収納トレ−に収納することがで
きる。 2)極力構造の簡単な焼肉バキュ−ム移動機にしたた
め、設備コストの低減が図れる。 3)焼肉の取扱に空気を吸引する吸引力を利用したため
冷却効果があり、バキュ−ムホ−スおよび吸着ヘッドに
普通のプラスチック製品を採用することができる。 4)焼肉の取扱に空気を吸引する吸引力を利用したため
焼肉の冷却もでき、そのため普通のプラスチック製の焼
肉収納トレ−を採用することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す焼肉バキュ−ム移動機
の全体構造を示す概略図。
の全体構造を示す概略図。
【図2】本実施例における焼肉バキュ−ム移動機のバキ
ュ−ム機構を除き、焼肉を載せる網トレ−と焼肉収納ト
レ−との関係を示す説明図。
ュ−ム機構を除き、焼肉を載せる網トレ−と焼肉収納ト
レ−との関係を示す説明図。
【図3】本実施例の焼肉バキュ−ム移動機に用いられる
吸着ヘッドの側面図。
吸着ヘッドの側面図。
【図4】本実施例の焼肉バキュ−ム移動機に用いられる
吸着ヘッドの底面図。
吸着ヘッドの底面図。
1 焼肉バキュ−ム移動機 2 バキュ−ムポンプ 3 バキュ−ムホ−ス 4 吸着ヘッド 4a スポンジ 4b 網 5 垂直シリンダ 5a 垂直シリンダ支持具 5b 吸着ヘッド支持具 6 垂直ガイド 7 水平シリンダ 8 水平ガイド 9 フレ−ム 10 連続自動焼肉機 11 傾斜面 12 作業台 13 焼肉収納トレ− 13a 焼肉収納部 14 センサ 15 網トレ− 15a 押え具 16 網トレ−回収台車 17 キャスタ− 18 傾斜面 19 ロ−ラ 20 焼肉
Claims (4)
- 【請求項1】 連続自動焼肉機から断続的に作業台上に
送り出される網トレ−の所定位置に載せられた熱い焼肉
を作業台上に置かれた焼肉収納トレ−の所定位置に移動
する機械であって、作業台と、作業台の片側に固定され
た枠状のフレ−ムと、当該フレ−ムに固定されたバキュ
−ムポンプと、移動可能なバキュ−ムホ−スと、熱い焼
肉を吸着移動するための吸着ヘッドとを備え、当該吸着
ヘッドが垂直シリンダおよび垂直ガイドにより降下する
とバキュ−ムポンプが作動し、焼肉と接触することによ
り焼肉を吸着し、且つ接触によりリミットスイッチが作
動して吸着ヘッドを上昇させると共に水平シリンダが作
動して焼肉収納トレ−直上まで移動させ、直上まで移動
することによりリミットスイッチが作動してバキュ−ム
ポンプを停止し、焼肉を焼肉収納トレ−に落とすと共に
再度元の位置に移動することを特徴とする焼肉バキュ−
ム移動機。 - 【請求項2】 吸着ヘッドの底面部分の焼肉を吸引する
位置以外はスポンジで覆うことにより吸引力を増加さ
せ、且つ吸着ヘッド底面に網を設けることにより焼肉の
吸い込みが防止できる請求項1の焼肉バキュ−ム移動
機。 - 【請求項3】 作業台上に送り出される網トレ−が所定
位置まで送り出されると作業台上に設けられたセンサに
より前記吸着ヘッドの移動が自動的に開始される請求項
1の焼肉バキュ−ム移動機。 - 【請求項4】 吸着ヘッドが焼肉を吸着し上方へ移動開
始するとリミットスイッチが作動して、空になった網ト
レ−を水平方向へ移動させ、更に傾斜面により網トレ−
回収台車に自動的に回収することができる請求項1の焼
肉バキュ−ム移動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14837895A JP2688888B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 焼肉バキュ−ム移動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14837895A JP2688888B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 焼肉バキュ−ム移動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08317866A JPH08317866A (ja) | 1996-12-03 |
JP2688888B2 true JP2688888B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=15451430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14837895A Expired - Fee Related JP2688888B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 焼肉バキュ−ム移動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2688888B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP14837895A patent/JP2688888B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08317866A (ja) | 1996-12-03 |
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Date | Code | Title | Description |
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