JP2687440B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は室内外のユニットを冷媒配管で接続して空調
を行う装置において、特にバーナ等で冷媒を加熱して室
内ユニットへ熱搬送して暖房を行う空気調和機に関する
ものである。
従来の技術 室内外のユニットを冷媒配管して接続して暖冷房を行
う装置として、ヒートポンプエアコンが一般的に実用化
されている。しかし、ヒートポンプエアコンの場合に
は、暖房を最も必要とする低外気温時に能力が低下する
と共に、室外熱交換器の着霜を除去するために一時的に
暖房を中止して除霜運転を必要とする等の問題があり、
暖房運転上で課題を残している。以上の様なヒートポン
プエアコンの暖房の課題を解決するためにガス、石油の
バーナで冷媒を加熱して、圧縮機で室内ユニットに熱を
搬送して暖房する方式が提案されているが、この場合に
は、ガス又は石油と共に圧縮機運転に伴う電気も使うこ
とになり、運転維持費の点から一般的に普及するまでに
は到っていない。
このような課題を解決するものとして特願昭61−2457
29号によって第6図に示すようなシステムがある。すな
わち第6図において、暖房運転時には、先ず暖房開始時
に第1電磁弁1、第2電磁弁2及び開閉弁3を閉成し、
第3電磁弁4、第4電磁弁5を開成して圧縮機6を運転
する。第1電磁弁1と第2逆止弁7の作用により冷媒系
路は封止された状態となるので室外冷媒凝縮器8、アキ
ュムレータ9およびこれを接続した各種冷媒配管に分布
していた冷媒は圧縮器6の運転で吸入回収されることに
なり、全ての冷媒は第1逆止弁10を経て冷媒加熱器11に
汲上げられてしまう。この回収運転後に圧縮機6を停止
し、第4電磁弁5を閉成すると共にバーナ(図示せず)
に点火して暖房運転を開始する。冷媒加熱器11に汲上げ
られた冷媒はバーナにより加熱されて蒸発することによ
る蒸発圧力の上昇で、蒸発した高温高圧の冷媒ガスは冷
媒加熱器11から第3電磁弁4、冷媒配管12を経て室内熱
交換器13に圧送される。この時、室内ファン14を運転す
ると高温高圧の冷媒ガスは放熱して暖房を行なうことに
より凝縮して液化する。冷媒液は冷媒配管15から第3逆
止弁16を経て受液器内に流入し受液されることになる。
受液の液面が一定レベルになると開閉弁3を開成して、
蒸発圧力が受液器17に加わることになり、冷媒加熱器11
と同一静圧となるために、受液器17の液面水頭差圧によ
り、受液器17内の冷媒液は冷媒加熱器11に流入する。受
液器17の液面が低下した後開閉弁3は閉成して初期の状
態になる。
以上の様に暖房運転時には冷媒加熱による蒸気圧の上
昇を利用した冷媒ガスの圧送と液面水頭差圧を利用した
冷媒液の落し込みにより暖房サイクルが構成されること
になり、従来の様な電気を用いた圧縮機又はポンプの運
転を必要とすることなく暖房運転を行うものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記の様な構成では、バーナが点火動作
に入る前には毎回、上記したように圧縮機を運転して冷
媒の回収運転を行なうこととなる。すなわち暖房が必要
となり運転操作を行なっても、実際にバーナが点火され
暖房が開始されるまでには、回収運転が行なわれる間、
一定の待ち時間が必要となるので、使用者にとっては非
常に使い勝手の悪いものとなっていた。
本発明はこのような課題を解決したもので、使い勝手
の向上を目的としたものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の空気調和機は、熱
媒体を加熱する加熱装置と、熱媒体との熱交換により空
気を加熱する熱交換器と、熱媒体を前記加熱装置と前記
熱交換器間で循環して暖房を行なう熱搬送手段と、熱媒
体を前記加熱装置に回収する回収手段と、前記加熱装置
と前記熱搬送手段と前記回収手段の駆動を制御する制御
部を有し、前記制御部は前記加熱装置と前記熱搬送手段
を駆動する暖房運転部と、所定時間前記回収手段を駆動
する回収運転部と、前記回収運転部の運転終了からの経
過時間を計測するタイマーと、暖房運転の開始停止を切
り換えるスイッチと、前記タイマーが設定時間を経過し
ていなければ前記スイッチの開始信号により前記暖房運
転部を駆動し前記タイマーが設定時間を経過していれば
暖房運転部駆動の前に前記回収運転部を駆動する開始信
号受信部をもつ構成となっている。
作用 本発明は前記構成によって、暖房運転開始時に、前回
の回収運転から一定時間経過していれば、暖房サイクル
内から圧縮機、アキュムレータや室外冷媒凝縮器等に徐
々に漏れた冷媒は回収運転により暖房サイクル内に汲み
上げられ、未経過の場合は、待ち時間なくすぐに暖房運
転ができる様になっているので、使用性の向上が図れ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。なお、実施例の説明にあたっては第6図と同一部
分には便宜上同一符号を付し、詳細な説明を省略すると
ともに異なる部分を中心に説明する。
第1図は、本発明のシステムブロック図を示す。第1
図に於て11は第6図と同様の機能を有する加熱装置、18
は熱媒体を加熱装置11と熱交換器13との間で循環する熱
搬送手段、19は加熱装置11に熱媒体を回収する回収手
段、20は加熱装置11、熱搬送手段18、回収手段19を制御
する制御部である。第2図に制御部20の構成図を示す。
21は暖房運転の開始停止を切換えるスイッチ、22は熱搬
送手段18を駆動する暖房運転部、23は回収手段19を駆動
する回収運転部、24は回収運転終了後に起動するタイマ
ー、25はタイマー24のカウントにより暖房運転部22また
は回収運転部23を駆動する開始信号受信部である。
上記実施例において、第3図のフローに示す如く、使
用開始時には所定時間の回収運転を行ない終了と同時に
タイマー24が起動する。次に、スイッチ21から開始信号
があるまで、熱搬送手段18、回収手段19は共に停止し暖
房停止状態を維持する。スイッチ21から開始信号があっ
た時、タイマー24が設定時間未経過であれば暖房運転部
22が熱搬送手段18の駆動を開始する。一方、タイマー24
が設定時間を経過していれば、タイマー24がリセットさ
れると同時に回収運転部23が所定時間回収手段19を駆動
する。この回収運転終了後に、タイマー24が起動すると
同時に暖房運転が開始される。暖房運転中にスイッチ21
から停止信号があれば、暖房運転部の駆動は停止し、暖
房停止状態に復帰する。以下同様に前記動作を繰り返
す。したがって回収運転終了後所定時間経過した場合に
のみ回収運転を行なうので、使用者は暖房開始時に毎回
待たされることなく暖房運転が可能となり、また圧縮機
運転による維持費を節約することができる。
次に本発明の他の実施例を第4図、第5図により説明
する。本実施例が前記実施例と相違する点は、制御部20
にスイッチ21の停止信号により回収運転信号を送信する
停止信号受信部26を持つ構成としたことである。第5図
のフローに示す如く、スイッチ21の停止信号があった
時、タイマー24がリセットされると同時に回収運転が開
始される。すなわち暖房運転終了次に毎回回収運転を行
なうことになる。この構成によれば、暖房停止時間が設
定時間経過しない限り暖房運転前の回収運転は行なわな
いので、前記実施例に比べて、暖房運転開始前に使用者
が待たされる可能性が更に少なくなり、特に頻繁に使用
する時間に於ては、待ち時間なしで即座に暖房運転が開
始できる。
発明の効果 以上のように本発明の空気調和機によれば次のような
効果が得られる。
回収運転終了後の時間をタイマーでカウントし、暖房
運転開始時に、タイマーが設定時間経過した場合にのみ
回収運転により暖房サイクル内の冷媒量の不足を補な
い、未経過の場合には即座に暖房運転を開始できるの
で、暖房運転開始前に待たされることが少なくなり使い
勝手の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における空気調和機の回路構
成図、第2図は同空気調和機の制御部の構成図、第3図
は同空気調和機の制御部のフローチャート、第4図は他
の実施例における制御部の構成図、第5図は同制御部の
フローチャート、第6図は従来の空気調和機の回路構成
図である。 11……加熱装置、13……熱交換器、18……熱搬送手段、
19……回収手段、20……制御部、21……スイッチ、22…
…暖房運転部、23……回収運転部、24……タイマー、25
……開始信号受信部、26……停止信号受信部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱媒体を加熱する加熱装置と、熱媒体との
    熱交換により空気を加熱する熱交換器と、熱媒体を前記
    加熱装置と前記熱交換器間で循環して暖房を行なう熱搬
    送手段と、熱媒体を前記加熱装置に回収する回収手段
    と、前記加熱装置と前記熱搬送手段と前記回収手段の駆
    動を制御する制御部を有し、前記制御部は前記加熱装置
    と前記熱搬送手段を駆動する暖房運転部と、所定時間前
    記回収手段を駆動する回収運転部と、前記回収運転部の
    運転終了からの経過時間を計測するタイマーと、暖房運
    転の開始停止を切り換えるスイッチと、前記タイマーが
    設定時間を経過していなければ前記スイッチの開始信号
    により前記暖房運転部を駆動し、前記タイマーが設定時
    間を経過していれば暖房運転駆動の前に前記回収運転部
    を駆動する開始信号受信部を有する空気調和機。
  2. 【請求項2】制御部は、前記スイッチの停止信号により
    回収運転部を駆動する停止信号受信部を有する特許請求
    の範囲第1項記載の空気調和機。
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