JP2686048B2 - ホッケーゲーム機 - Google Patents

ホッケーゲーム機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円板形のパックを使用
するホッケーゲーム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊園地などで実際に身体を動かして行う
遊技機として、バスケットゲーム機やホッケーゲーム機
等が知られている。ホッケーゲーム機は円板形のパック
を使用し、前記パックを盤面上に設けた多数のエア吹出
し孔からのエアによって盤面より浮かせておき、盤面上
で2人の遊技者が相手ゴールを狙って交互にラケットで
打ち合い、相手ゴールに入れたパックの数で得点を競い
あうもので、バスケットゲーム機のように特定開口を狙
ってほぼ一定位置からボールを投げ入れるものとは異な
り、適度な運動をすることができ、特に若者の間では人
気がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たホッケーゲーム機には必ず2人の遊技者が必要であ
り、しかも、遊技者の実力が拮抗していなければ、勝負
が眼にみえており面白みに欠けるという欠点があった。
【0004】本発明は上記の問題点を考慮してなされた
もので、1人の遊技者でも適度な運動することができる
斬新なホッケーゲーム機を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、円板形状をしたパックを
浮かせるための多数のエア吹出し孔を備え、手前側から
奥に向かって低くなるように傾斜した遊技盤と、この遊
技盤の奥側に設けられ遊技盤上に手前側に向かってパッ
クを発射するパック発射器と、遊技盤の奥側に設けら
れ、遊技者によって手前側から奥に向かって打ち返され
たパックを受け入れる横長のスリットと、このスリット
の長手方向に沿って複数個設けられ、スリットに入り込
むパックの通過を各々の位置で検知するセンサと、これ
らのセンサからの信号を受けて得点を算出して表示する
得点表示器とを備え、パック発射器が遊技盤に向かって
打ち出したパックを遊技者が遊技盤の奥側に打ち返え
し、そのパックが、横長のスリットに入り込むとパック
の通過が各々の位置でセンサで検知され、これらのセン
サからの信号を受けて得点を算出して得点表示器に表示
されるものである。
【0006】請求項2記載の発明では、パック発射器
は、遊技盤面内のパックの発射角度をランダムに変えな
がら一定時間ごとにパックを発射するものである。
【0007】請求項3記載の発明では、センサの各々に
発光表示器を併設してこれらの発光表示器をランダムに
選択して点灯させ、点灯された発光表示器に対応する位
置のセンサがパックの通過を検知したときにのみ得点を
与えるようにしたものである。
【0008】請求項4記載の発明では、遊技盤の手前側
に横長のパック回収スリットを設けるとともに、このパ
ック回収スリットの長手方向に沿って、該スリットに入
るパックの通過を各々の位置で検知する複数の第2セン
サと、これらの第2センサごとに併設された第2の発光
表示器とを設け、これらの第2の発光表示器を選択的に
点灯させて点灯位置に対応した第2センサがパックの通
過を検知したときには得点を減らすようにしたものであ
る。
【0009】請求項5記載の発明では、遊技盤の左右の
縁にパックを跳ね返す壁面を設けるとともに、各壁面に
沿って、パックが手前側から奥側に向かって打ち返され
たときに壁面で跳ね返されたことを検知する複数の第3
センサと、これらの第3センサごとに併設された第3の
発光表示器とを設け、これらの第3の発光表示器を選択
的に点灯させて点灯位置に対応した第3センサがパック
の跳ね返しを検知したときには得点を与えるようにした
ものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、円板形のパックを使用するホッケー
ゲーム機を示すものである。ゲーム機本体3の上部に
は、各種データ等を表示するモニター画面4が設けられ
ており、ゲーム中に得られた得点は得点表示部4aに表
示される。この盤面5は多数のエア吹出し孔5aを有
し、手前側から奥に向かって低くなっている。盤面5の
奥側の壁面には、発射口11が設けられ、その奥に設け
た発射装置8によってパック10は盤面に送り出され
る。発射装置8の上には、左端から右端に段階的にラン
プを点灯させてパック10の発射時期をカウントする発
射予告ランプ9が設けられている。これはパック10の
発射前に左端から点灯し、右端が点灯した直後に発射装
置8がパック10を発射する。発射装置8の下には、遊
技者によってラケットで打ち返えされたパック10を受
け入れるスリット6が形成されている。
【0011】スリット6に沿って、センサ部12が複数
個設けられている。このセンサ部12は、パック10が
どの位置からスリット6に入り込んだかを検知するため
にセンサを内蔵している。盤面5の左右縁には、パック
10が跳ね返るように壁面が左右に設けられている。左
右各壁面に沿ってセンサ部13,14がそれぞれ複数個
ずつ設けられている。これらセンサ部13,14は、パ
ック10が手前側から奥側に向かって打ち返されたとき
に、パック10が壁面で跳ね返ったことを各々の位置で
検知するためのセンサを備えており、センサ部12〜1
4の各々には、指示ランプ12a〜14aが併設されて
いる。この指示ランプ12a〜14aは、マイクロコン
ピュータによってランダムに点灯され、点灯位置に対応
したセンサ部のセンサがパック10の通過を検出する
と、このセンサからの信号をマイクロコンピュータが受
けて得点を算出し、モニター画面4に設けられた得点表
示部4aに得点が加算される。
【0012】センサが内蔵された盤面5の手前側には、
パック10を回収するためのパック回収スリット7が設
けられており、このパック回収スリット7に沿ってセン
サ部15が複数個設けられている。このセンサ部15
は、パック回収スリット7に入り込むパック10の通過
を各々の位置で検知するためのセンサを内蔵し、前述し
たものと同様に指示ランプ15aが併設されている。こ
の指示ランプ15aも同様にマイクロコンピュータによ
って選択的に点灯され、点灯位置に対応したセンサ部1
5のセンサがパック10の通過を検出すると、このセン
サからの信号をマイクロコンピュータが受けて得点を算
出し、モニター画面4に設けられた得点表示部4aの得
点が減算される。
【0013】ゲーム機本体2の正面には、一定得点をク
リアしたときに景品が排出される景品受取口16と、ゲ
ームを開始を決定するスタートボタン18とが設けられ
ている。ゲーム機本体2の側面には、コイン投入口2
0,不良あるいは異種コインが投入された際のコイン返
却口21,パックの発射速度を設定する設定ボタン22
が設けられている。
【0014】この設定ボタン22は、低速用(指標
「L」)、中速用(指標「M」)、高速用(指標
「H」)と、ランダム用(指標「X」)とが用意され、
スタートボタン18を押す前にこれらのいずれかを選択
することによって、発射装置8から打ち出されるパック
10の速度が設定される。なお、ランダム用(指標
「X」)を押したときには、パック10の発射速度は低
速から高速までランダムに変化する。
【0015】図2は、センサ部12〜14のうちセンサ
部13を示すものである。センサ部13は、指示ランプ
13aと、センサ13bと、保護カバー13cとから構
成されている。センサ13bは保護カバー13cに覆わ
れており、パック10が当たって壊れないように保護さ
れている。センサ13bは、発光素子71と受光素子7
3とからなる反射型フォトセンサである。発光素子71
からの光線72は盤面5で反射して受光素子73に入射
する。ここをパック10が通過すると、盤面5とパック
10の光反射率の違いからパック10が検出される。こ
こではセンサ部13を用いて説明しているが、その他の
センサ部も同様の内部構造をもつ。
【0016】図3は、反射型フォトセンサの発光素子と
受光素子とともに用いられる検出回路の一例を示す。パ
ック10の検出を行うときにはトランジスタ70がオン
され、これにより発光素子71が点灯し、指向性のある
光線72を発する。この光線72が受光素子73に入射
するとその光強度に対応した光電流が流れ、これに対応
した信号電圧がコンパレータ74の信号入力端子に供給
される。コンパレータ74の他方の入力端子には、可変
抵抗75の抵抗値で決まる参照電圧が印加されているか
ら、この参照電圧よりも信号電圧が高くなったときに、
コンパレータ73の出力端子の電圧が「H」レベルから
「L」レベルに変化する。ここをパック10が通過して
パック10で反射した光線72を受光素子73に入射す
ると、コンパレータ74の信号入力端子の電圧が参照電
圧よりも瞬間的に上がり、コンパレータ74の出力端子
は「H」レベルから「L」レベルに変化して、パックを
検知することができる。
【0017】図4は、ゲーム機本体の内部を概略的に示
している。ゲーム機本体3の中央に設けた給気ブロア3
0は、ホース31を通して盤面5の下に設けたエア貯留
室32にエアを送り込み、送り込まれたエアは盤面5の
エア吹出し孔5aから吹き出して、盤面5に送り出され
たパックを僅かに浮き上がらせる。
【0018】盤面5の下方には、回収用コンベヤ33が
設けられている。遊技者が打ち返したパック10aはス
リット6から回収用コンベヤ33上に落下する。落下し
たパック10aは、整列ガイド36を介して回収用コン
ベヤ34上に送られる。ガイド36と回収用コンベヤ3
4との間隙は、パック10の1個の厚みとほぼ同じくさ
れている。また、遊技者が打ち損なったパック10bは
パック回収スリット7から落下し、給気ブロア30の下
方に設けた回収用コンベヤ34上に落下する。回収用コ
ンベヤ34上にパック10が2〜3枚積み重なっていて
も、整列ガイド36で整列されて、収納マガジン35の
回収口35bより1枚ずつ送り込まれる。
【0019】収納マガジン35の収納室37には、多数
のパックが積み重ねて収納されており、最下部のパック
がパック保持爪40によってその裏面を保持されてい
る。収納室37に積み重ねて収納されているパックのう
ち、最上部にあるものは、パック押出し機構38よって
発射装置8に向けて1枚ずつ送り出される。パック押出
し機構38が1枚送り出すごとに、パック押上げ機構3
9はレバー39aを作動させ、収納室37内に送られて
きたパックを押し上げる。押し上げられたパックに摺接
してパック保持爪40は収納室37内から一旦退避し、
このパックがパック保持爪40よりも押げ上られると、
パック保持爪40がもとに戻って最下部のパックの下面
を保持する。
【0020】収納マガジン35の上部には供給口35a
が設けられ、パック10はここからパック押出し機構3
8によって送り出される。送り出されたパック10は、
所定の経路を経て発射装置8まで送られ、その作動によ
り発射口11を介してパック回収スリット7側に向かっ
て発射される。
【0021】図5は、収納マガジンから発射口までの経
路を表している。供給口35aから送り出されたパック
10は樋41上に送られる。この樋41の底面には、搬
送ベルト42対,43対が設けられている。搬送ベルト
42対,43対はモータ44,45によりそれぞれ回転
されるもので、樋41上に送られたパック10を発射装
置8まで搬送するために用いられる。搬送ベルト42
対,43対の間には送りローラ46対が設けられ、モー
タ47に駆動され、パック10を搬送ベルト42から搬
送ベルト43へ受け渡す。
【0022】また、この樋41の壁面にはフォトセンサ
48,49が設けられ、パック10を検知する。パック
押出し機構38のレバー38aが作動して、パック10
が樋41に送り出され、フォトセンサ48による検知信
号が得られると、モータ44が停止して、パック10は
その位置に待機する。ゲームが開始されると、モータ4
4,45が駆動されて、搬送ベルト42対上のパック1
0が搬送ベルト43を経て、発射装置8に送られて発射
口11から発射される。その際に、フォトセンサ49に
より得られた検知信号は、発射装置8から発射されるパ
ックの個数を計数するために用いられる。また、この次
のパックはフォトセンサ48による検知信号が得られな
くなると、パック押し出し機構38によって樋41に押
し出される。
【0023】発射装置8は樋41の先端に設けられ、発
射ローラ50対と、それを駆動する2つのモータ51と
からなる。発射ローラ50対は、モータ51の駆動によ
りそれぞれ矢印方向に回転する。この発射ローラ50対
の間隔は、パック10の外形よりほんの僅かに小さいた
め、パック10がここを通過するときに勢いがつけられ
て、発射口11から発射される。
【0024】上記構成で用いられている各種の操作ボタ
ン、モータ、フォトセンサ、モニター画面等の電気部品
は、全てインターフェース回路を介してマイクロコンピ
ュータによって駆動制御される。
【0025】上記構成のホッケーゲーム機の作用につい
て説明する。遊技者がコインを投入すると、パック押出
し機構39が作動して、レバー39aが収納室37から
樋40に向けてパック10を押し出し、ゲーム開始の待
機状態となる。遊技者は速度設定ボタン22を押してパ
ックの発射速度を選び、これによってゲームの難易度を
決めることができる。速度設定ボタン22からの速度信
号はマイクロコンピュータに入力され、これにより発射
装置8に組み込まれている発射ローラ50対の回転速度
が決められる。
【0026】スタートボタン18が押されると、指示ラ
ンプ12b〜15bのうちの1個もしくは複数個が数秒
間点灯して、センサ部12〜15のいずれかが指定され
る。モータ51によって発射ローラ50対が矢線方向に
回転する。これによりパック10が送りローラ46対を
通り、搬送ベルト43によって発射ローラ50対の間に
送り込まれる。このときに、発射予告ランプ9が左端か
ら右端に向けて段階的に点灯してパックの発射をカウン
トし、右端のランプが点灯した直後に、パック10は発
射ローラ50対によって発射口11から発射される。
【0027】なお、発射ローラ50対の回転速度は、基
本的には速度設定ボタン22からの速度信号に対応した
速度なっているが、マイクロコンピュータは2つのモー
タ51の回転速度を指標「L」,「M」,「H」のそれ
ぞれで、一定の範囲内でランダムに変えてもよい。
【0028】発射されたパック10は、盤面5から僅か
に浮いて遊技者側に飛んでくる。そこで遊技者は、例え
ば、センサ部12が指示ランプ12aによって指示され
ているときには、指示ランプ12aが点灯しているセン
サ部12に向かってパック10を打ち返す。打ち返され
たパック10が、直接、あるいは壁面5bに跳ね返っ
て、指示されたセンサ部12の下を通過すると、そのセ
ンサ部12のセンサ12bにより通過が検知され、マイ
クロコンピュータに入力される。マイクロコンピュータ
は、この検出信号により得点を算出し、モニター画面4
に表示された得点表示部4aに得点が加算される。パッ
ク10が指示されたセンサ部12の下を通過しなかった
場合には、得点の加算・減算は行われない。打ち返され
たパック10はスリット6に入り、回収用コンベヤ3
3,34を介して収納マガジン35に送られる。
【0029】一方、発射されてきたパック10を打ち返
し損ねると、センサ部15のいずれかを通過する。パッ
ク10が指示ランプ15bが点灯しているセンサ部15
に通過を検出されると、マイクロコンピュータがこの検
出信号により得点を算出し、得点表示部4aに表示され
ている得点を減算する。パックが指示された得点部の下
を通過しなかった場合は、得点の加算・減算は行われな
い。その後、パック10bはパック回収口6から落下
し、回収用コンベヤ34を経て収納マガジン35に送ら
れる。
【0030】マイクロコンピュータは、1〜2秒程度の
適当な時間の経過ごとにパックの発射処理を行うから、
発射装置8からパック10が1個ずつ発射されてくる。
したがって遊技者は、発射口11から発射されてくるパ
ックを、その都度ラケットで打ち返してゲームが継続さ
れる。
【0031】ゲームの進行とともに各々の発射装置8か
ら発射されたパックの数は、フォトセンサ49からの検
知信号として計数されているから、マイクロコンピュー
タはボールの発射個数としてモニター画面4に表示す
る。そして、パック発射個数が一定個数に達した時点で
ゲーム終了となる。得点が一定値以上に達している場合
には、景品受取口16に景品が排出される。なお、パッ
ク10の発射速度により難易度が替わるため、例えば指
標「X」を選択してランダムな発射速度にしたときの入
賞に高得点を与え、以下、高速から低速になるにしたが
って、入賞時の得点を低くなるような処理を行うように
してもよい。
【0032】このホッケーゲーム機では、発射口11か
ら発射されてくるパック10をラケットで打ち返すこと
によってゲームが行われる。そして得点を得るために
は、パック10を指示ランプが点灯して指示されたセン
サ部の下を通過させなければならない。パック10をう
まく打ち返すのに適度な反射神経を必要とし、腕や手を
実際に動かすことが要求されるので適度な運動になり、
健康器具として用いるのに最適である。
【0033】以上、本発明について説明してきたが、本
発明を実施するに際しては必ずしも図示した実施例にの
み限定されない。例えば、発射装置8を複数としてもよ
い。また、センサ部8を遊技者に対面する位置のみに設
けたり、盤面5上に吊り下げて設けるようにしてもよ
い。また、盤面5をパック回収スリット7に向けて傾斜
を与えて、発射速度を高めるのと同様の効果が得られる
ようにしてもよい。また、指示されたセンサ部を通過し
た場合には高得点の加算・減算が行われ、それ以外の得
点部を通過した場合には低得点の加算・減算が行われる
ようにしてもよい。また、発射ローラーの回転速度を左
右で違わせて、パックの発射角度をセンサ部13,14
の下にパックが行かない範囲でランダムに変えながら、
一定時間ごとにパックを発射するようにしてもよい。ま
た、ゲームのプレイヤーは遊技者1人に限られることは
なく、遊技者2人がダブルスを組んでゲームを行っても
よい。
【0034】更に、上記実施例ではパック10の通過位
置ごとに得点を加算,減算して得点を競うようにしてあ
るが、例えば図6に示すように、モニター画面4にセン
サ12,13,14の個数と同数のブロック70をマト
リクス状に並べて表示し、パック10がセンサ部12,
13,14を通過したときには、その通過位置に対応し
てブロック70を一個ずつ消すようにしてもよい。そし
て、消されたブロック70aの並びが縦,横,斜めなど
特定のパターンになったときに景品の排出を行うように
する(図示の例ではブロック70bが消えると斜めライ
ンが完成する)。
【0035】なお、打ち損じによってパック10がセン
サ部15を通ってパック回収スリット7に入ったときに
は、前回消されたブロック70aを再点灯させてゲーム
上でのペナルティを付加するようにしてもよい。また、
パック10の通過位置とブロック70を消す位置との関
係は常に一定であってもよいが、1ゲームごとにマイク
ロコンピュータでランダムに設定し直すようにしてもよ
い。もちろん、この場合には各センサ部12〜15から
指示ランプ12a〜15aを省略することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明のホッケーゲーム
機においては、発射装置から打ち出されるパックを遊技
者は打ち返すことによって、1人でも気軽に運動を行う
ことが出来るので、運動不足の解消に役立てることがで
き、得点様式が多様であるため格別の面白みを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したホッケーゲーム機の斜視図で
ある。
【図2】センサ部の内部構造を示す側面破断図である。
【図3】パックを検出するセンサに用いられる回路図で
ある。
【図4】ホッケーゲーム機の内部構造を示す側面破断図
である。
【図5】図1に示したホッケーゲーム機の発射装置周辺
を示す斜視図である。
【図6】他のゲーム様式の説明に用いられる平面図であ
る。
【符号の説明】
3 ゲーム機本体 5 盤面 6 スリット 7 回収スリット 8 発射装置 10 パック 12〜14 得点部 12a〜14a 指示ランプ 12b センサ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板形状をしたパックを浮かせるための
    多数のエア吹出し孔を備え、手前側から奥に向かって低
    くなるように傾斜した遊技盤と、この遊技盤の奥側に設
    けられ遊技盤上に手前側に向かってパックを発射するパ
    ック発射器と、遊技盤の奥側に設けられ、遊技者によっ
    て手前側から奥に向かって打ち返されたパックを受け入
    れる横長のスリットと、このスリットの長手方向に沿っ
    て複数個設けられ、スリットに入り込むパックの通過を
    各々の位置で検知するセンサと、これらのセンサからの
    信号を受けて得点を算出して表示する得点表示器とを備
    えたことを特徴とするホッケーゲーム機。
  2. 【請求項2】 前記パック発射器は、遊技盤面内のパッ
    クの発射角度をランダムに変えながら一定時間ごとにパ
    ックを発射することを特徴とする請求項1記載のホッケ
    ーゲーム機。
  3. 【請求項3】 前記センサの各々に発光表示器を併設し
    てこれらの発光表示器をランダムに選択して点灯させ、
    点灯された発光表示器に対応する位置のセンサがパック
    の通過を検知したときにのみ得点を与えるようにしたこ
    とを特徴とする請求項2記載のホッケーゲーム機。
  4. 【請求項4】 遊技盤の手前側に横長のパック回収スリ
    ットを設けるとともに、このパック回収スリットの長手
    方向に沿って、該スリットに入るパックの通過を各々の
    位置で検知する複数の第2センサと、これらの第2セン
    サごとに併設された第2の発光表示器とを設け、これら
    の第2の発光表示器を選択的に点灯させて点灯位置に対
    応した第2センサがパックの通過を検知したときには得
    点を減らすようにしたことを特徴とする請求項3記載の
    ホッケーゲーム機。
  5. 【請求項5】 遊技盤の左右の縁にパックを跳ね返す壁
    面を設けるとともに、各壁面に沿って、パックが手前側
    から奥側に向かって打ち返されたときに壁面で跳ね返さ
    れたことを検知する複数の第3センサと、これらの第3
    センサごとに併設された第3の発光表示器とを設け、こ
    れらの第3の発光表示器を選択的に点灯させて点灯位置
    に対応した第3センサがパックの跳ね返しを検知したと
    きには得点を与えるようにしたことを特徴とする請求項
    4記載のホッケーゲーム機。
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