JP2685649B2 - 流体継手 - Google Patents

流体継手

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JP2685649B2
JP2685649B2 JP4503408A JP50340892A JP2685649B2 JP 2685649 B2 JP2685649 B2 JP 2685649B2 JP 4503408 A JP4503408 A JP 4503408A JP 50340892 A JP50340892 A JP 50340892A JP 2685649 B2 JP2685649 B2 JP 2685649B2
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/28Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
    • F16L37/30Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings
    • F16L37/373Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings with two taps or cocks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
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    • F16K35/14Means to prevent accidental or unauthorised actuation interlocking two or more valves
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    • Y10T137/87917Flow path with serial valves and/or closures
    • Y10T137/87925Separable flow path section, valve or closure in each
    • Y10T137/87965Valve- or closure-operated by coupling motion

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 相互に連結可能な継手部品を有する流体継手は、種々
の連結構造体を利用して各部品を連結状態に維持する。
ボルト・ナットコネクタ、急速開放スリーブ、バヨネッ
ト型コネクタなどはすべて、普通、流体継手と一緒に用
いられる。そして各継手部品内を通過する流体流を制御
する内部の弁を有していたり、流体継手のなかには、継
手コネクタの状態や操作に応じてこの弁を開閉操作する
自動式弁操作器が備えられているものもある。それ以外
の継手の場合には、別個に操作可能の弁操作器が備えら
れ、弁位置は継手部品の断続によって操作されることが
ない。
許容流量が大で圧力損失が低い流体継手の場合、ボー
ル弁がしばしば用いられる。これは、動作が迅速で、許
容流量が大であり、流れに加わる制限が小さいためであ
る。通常、ボール弁型式の流体継手は、外部から接近可
能の操作器を有しており、所望の弁位置に操作できる。
また、手動操作式のボール弁型式の継手は、複数の弁の
うちの1つ又は2つ以上の弁が開状態又は部分開状態に
ある場合に、弁部品が外されるのを防止するために継手
コネクタと弁操作器との間にインターロック機構が用い
られている。
本譲受人の米国特許4,438,779は、その型式の継手を
開示したものであるが、閉弁後に継手部品を分離しても
流体の漏洩を少なく抑えられる低漏洩型のボール弁継手
ではなかった。継手コネクタと弁操作器との間にインタ
ーロック機構を有するこれら公知のボール弁は、低漏洩
型ではないために、完全に閉弁されたのでなければ、継
手を外すことのできない形式の流体継手が環境を汚染し
ない面からも求められている。
発明の目的 本発明の目的は、複数継手部品の複数の弁が閉弁状態
に回転せしめられたときにのみ、継手部品が外される形
式の流体継手を提供するもので、部品軸線を中心として
相対回転することにより外されるが、弁が閉弁状態でな
ければ、継手部品と弁操作ハンドルとが互に干渉して、
継手部品の回転と解離が生じないようにされている形式
のものを提供することである。
発明の要約 本発明は第1及び第2の相互連結部品の同一軸線を中
心とす相対回転運動により相互に連結・取外し可能にす
るためのコネクタを前記部品の各継手連結端に設け、前
記部品の各軸方向流路内に回転可能に装着され開・閉位
置に選択的に切換え可能な弁と、該各弁を開・閉位置間
で回転させるために前記軸線に平行に旋回する外部ハン
ドルとを設けた流体継手に関し、前記外部ハンドルの旋
回下面に平行で前記部品の隣接部にボス表面を形成する
と共に、前記各外部ハンドルに延長部を形成して外部ハ
ンドルが閉弁位置へ旋回しないと延長部が前記ボス表面
に当接して相互干渉することにより前記部品の相対回転
運動を阻止する構成を特徴とする。
従って本発明の流体継手は、外部ハンドルが閉弁位置
へ旋回しないと、第1及び第2の相互連結部品がそれら
の軸線を中心とした相対回転による連結や取り外しがで
きない安全取り外し装置を備えるもので、もし外部ハン
ドルが開弁位置又は部分的に開いている弁位置にある
と、継手部品は互いに外す方向に回転できないため継手
部品の取外しができない。ボス表面が外部ハンドルの延
長部と干渉するからである。このように継手部品間にお
ける外す方向の相対回転が阻止される。
本発明による流体継手は、構成及び製造が簡単であ
り、作動に信頼性を有している。
継手各部品や弁ハンドルの相対状態は容易に目視によ
り認知でき、継手の状態を操作員が迅速に吟味できる。
図面の詳細な説明 本発明の前述の目的及び長所は以下の説明及び添付図
面から理解されよう。
第1図は本発明による構成の流体継手の平面図であ
り、相互結合された状態の継手部品を示し、弁ハンドル
は安全ラッチなしの基本実施態様で示され、実線で示さ
れているのが開弁位置での継手連結状態であり、破線で
示したのが左弁ハンドルの閉弁位置である。
第2図は本発明による継手部品の直径方向断面正面図
であり、基本形式の弁ハンドルが用いられ、弁は開弁位
置で示されている。
第3図は第2図に対し90°の切断面3−3で取られた
直径方向断面平面図であり、弁は正面図で開弁位置で示
されている。
第4図は第3図に類似した図であり、開弁位置と閉弁
位置との中間位置にある弁を示している。
第5図は第3図及び第4図と類似した図であり、開弁
位置の弁を示している。
第6図は第2図に示した本発明による継手部品の分解
斜視図である。
第7図は安全ラッチを組込んだ弁ハンドルの実施態様
を示す本発明による継手の平面図であり、右側の弁ハン
ドルは開弁位置で示され、左側の弁ハンドルは閉弁位置
で示されている。
第8図は本発明による継手部品の側面図であり、弁ハ
ンドル安全ラッチの実施態様が開弁位置で示されてい
る。
第9図は弁ハンドル安全ラッチの実施態様を閉弁位置
で示した端面図である。
第10図は弁と減摩スライダを用いた弁操作軸とを示す
拡大斜視図である。
好ましい実施態様の説明 本発明に係る流体継手は、低漏洩率の継手として用い
られる場合に特に効果的である。この種の継手は、1990
年12月27日に提出された、本譲受人の同時継続米国特許
出願第07/634837号にも開示されている。
第1図には、互いに連結された等しい継手部品と本発
明により構成された弁操作装置とを用いた継手全体が符
号10で示されている。継手10は互いに結合された部品12
と14とから成っている。部品12と14とは、あらゆる点で
同一であり、片方の部品を説明すれば、両方の継手部品
を説明したことになる。同一の、つまり“ユニセック
ス”の継手部品を用いることの利点は、製造や在庫管理
の簡単化につながる。また継手部品の特別な外形が求め
られない点も極めて有益である。
特に第2図〜第6図から分かるように、継手部品、た
とえば部品12は組立てられたシェル18とアダプタ20とに
より形成されている環状ハウジング16を有している。ハ
ウジング16は、内部を貫通して軸方向に延びる、全体を
符号22で示された流路と、第2図で見て右端の導管接続
端部24と、継手接続端部26とを有している。継手接続端
部26は、継手部品14に付加されるハウジングの端部であ
る。
アダプタ20は、内ねじ山28を備えた環状の形状を有
し、これにより、図示されていないホース取付具等をア
ダプタにねじ付けて流体が供給される。アダプタ20は、
外部に、アダプタの回転を制御するレンチを受容するた
めのレンチ用平部30を有している。
また、アダプタ20の内部には、シェル18内に設けられ
た円筒形内面内に受容され、O−リング34によって円形
内面に対してシールされる円筒形ボス32を有している。
保持ワッシャ36は、ボスの肩に対して支えられたシェル
の溝内に保持され、アダプタ20とシェル18との集合状態
が維持される。
アダプタは環状スリーブ40を受容する円筒形内孔38を
有し、スリーブ40は、後述するように、弁と係合する円
錐形内面42を有している。スリーブ40は、また流路22の
有効径を形成する孔44を有している。スリーブ40の一部
を取囲む圧縮ばね46は、第2図〜第5図で見て左方へス
リーブ40を偏倚させている。
継手部品12,14は、シェル18から軸方向に延びる弓形
コネクタ・フィンガ48により相互結合される。フィンガ
48は鉤50を有し、継手連結端26のそれぞれは、フィンガ
48の端部と鉤50とを受容する弓形凹所52を有している。
凹所52は鉤50を受容する拡大部を有し、差込式凹所を形
成している。これによって、フィンガ48は、整合せしめ
られた継手部品の凹所52内へ差込まれ、継手部品の相対
回転により各部品が不動に相互結合される。フィンガと
凹所との相互関係及び連結は、本譲受人と同一人の米国
特許第4,438,779号から容易に理解できよう。
環状シール保持体54は継手連結端26に隣接するシェル
18内に配置されている。保持体54には、シェル内部の肩
に係合するフランジ56が備えられ、シェル内に保持体が
軸方向に固定配置されている。保持体は、また、流路軸
線と同心の中心口58を有し、内側環状シールリング60が
保持体54内に取付けられ、後述するように弁との間に密
封状態が得られるようにされている。
保持体54の外部には流路軸線と同心のリップシール62
が備えられ、継手部品12と14とのリップシール62が、継
手部品の連結により互いに接触し、部品12,14間に流体
密状態が確立される。
継手連結端26は、保持体54の外面により形成される平
面64を形成する平らな輪郭を有しており、継手部品12,1
4が、第1図に見られるように連結される場合、双方の
部品の平面64は隣接し、実質的に互いに接触することに
なる。
保持体54内には流路22の軸線と同心の環状カム面当板
66が配置されている。この当板66の目的は後述する。
継手部品の弁は、全体が符号68で示されている。説明
目的のため、弁68はボール弁の場合について説明する
が、弁に形成される面は、通常のボール弁の表面とは異
なる外形を有している。
弁68は、弁内を貫通する直径方向孔70を有し、この孔
70の直径は、スリーブ孔44と実質的に等しい。弁68の外
面は全体として球形だが、外面には、第6図から分かる
ように、平らな継手連結端シール面73が形成され、かつ
また類似の平らな表面73Aが弁の反対側に形成されてい
る。整合せしめられたカムスタッド対74が弁内に設けら
れ、外面72から延び、カム当板66と接触している。これ
については後述する。更に、弁の外面72には平行な側部
を有する線形スロット76が設けられ、弁操作子へのトル
ク伝達接続部を形成している。
弁68は、シェル18内に設けられた半径方向孔80内に回
転可能に取付けられた軸78により操作される。シェル18
は、孔80を有する半径方向のボス81を有し、軸78は外端
84を有し、この外端84にハンドル86がボルト88又はロー
ルピン89により取付けられている。軸78の内端90は細長
いブロック又はスライダ92を有している。このブロック
又はスライダ92は、弁のスロット76内にスライド可能に
きっちり受容されている。したがって、ハンドル86によ
る軸78の回転により軸78の軸線を中心として弁68が回転
し、スロット76とスライダ92との間でトルク伝達が行な
われることが分かるだろう。
ハンドル86は、弁位置を制御すべく操作員が掴むよう
にされた外端94を有している。ハンドル内端96は弓形延
長部98を有し、この延長部98は、第6図から分かるよう
に内端96に対して内側が段状にされている。延長部98
は、関連ハンドル86の回転軸線と実質的に同心の円形状
を有している。これは後述する理由による。
第1図〜第6図にはハンドル86の基本形式が示され、
継手部品の基本操作が、ハンドル86の操作を通じて理解
されよう。第7図〜第9図には、安全ラッチを備えた形
式のハンドルが示されている。この実施態様のハンドル
の操作については後述する。
操作時には、継手部品12と14との相互結合より前に、
弁68が、第3図に示されているオフ位置へ回転せしめら
れる。ハンドル86は、連携する継手部品の長手方向に対
して直角に位置せしめられ、弁孔70は、第3図に示され
ているように、流路22に対し直角位置となる。スリーブ
40の円錐形内面42は、弁外面72の側面と接触し、弁平シ
ール面73に隣接する外面72を偏倚せしめ、内部シールリ
ング60との間に流体密シールが生ぜしめられる。弁68と
シールリング60との接触により、継手部品12を通る流路
22がシールされ、弁外面72に形成される継手連結端シー
ル面73は、完全に保持体中心口58内に位置し、第3図に
見られるように、継手連結端26の全体の平面64と実質的
に同一平面をなしているので、継手連結端26には、流体
が溜る空洞は事実上存在しない。弁表面73と平面64との
実質的に同一平面をなす整合により、比較的平らな継手
連結端26が生じ、異物が連結端26にはさまったままにな
ることが最少限に抑えられるであろうし、清浄な導管連
結端が継手部分12と14の相互結合前に容易に維持できよ
う。
継手部品12,14を連結しようとするさいには、これら
部品を第1図と第7図に示した様に整合させ、コネクタ
・フィンガが48を、向い合った連結端26に形成された弓
形凹所52内へ挿入し、部品12,14を互いに少し回転さ
せ、フィンガの鉤50を凹所52の半径方向肩と整合させ、
双方の継手部品を完全に連結させる。リップシール62
は、互いに接触し、押圧し合い、双方の継手部品間に流
体密の相互関係が達せられる。双方の部品の前述の連結
手順は、本譲受人の特許第4,438,779号に示したものと
同一である。
次に、連携ハンドル86により弁を回転させることによ
り開弁する。ハンドル86は、第1図に示したように、ハ
ンドル長さが連携継手部品長手方向と整合するように回
転させられる。このハンドル86の旋回によりハンドルの
弓形延長部98が、第1図から分かるように、連結された
部品のハンドル内端96の下を通過する。
弁68が第3図の閉位置から第5図の開位置へ回転せし
めらると、弁が軸方向に変位せしめられる。この様子は
第3図〜第5図から最もよく理解できる。これらの図に
は、カム当板66は切断された状態では示されていない。
第3図から分かるように、弁が閉位置にある場合、カム
スタッド74は、流路22の中心線より下方でカム当板66と
接触する。弁68が、時計方向に回転せしめられ、第4図
の位置にされると、カムスタッド74は当板66に沿って移
動する。第4図には弁が半開半閉の位置で示されてい
る。この位置では、弁の外面72の複数部分が依然として
スリーブ円錐面42と接触しており、カムスタッド74も当
板66と接触している。しかし、弁68を更に旋回させる
と、カムスタッド74と当板66との接触のため、弁68とそ
の回転軸線は、第4図の右方へ移動される。弁68が流路
22の軸方向にこのように変位することにより、第4図か
ら分かるように、ばね46が圧縮され、スロット76が軸ス
ライダ92に対して変位せしめられる。
弁68のこの軸方向移動の目的は、弁68が、作動時に継
手連結端の全平面64を超えて軸方向に延びるのを防止す
るためである。したがって、相互連結された継手部品に
よる干渉が防止され、弁68は自由に閉位置から開位置へ
回転する。
第5図は、第2図同様、弁68の全開位置を示したもの
である。この位置ではカムスタッド74は、流路22の軸線
上方に位置し、軸スライダ92は、図示のように弁スロッ
ト76内に配置され、スロット76は第3図に示された位置
から90°旋回されたことになる。弁孔70と保持体中心口
58とが整合せしめられることにより、スリーブ40が弁68
を内部シールリング60に偏倚せしめ、これによってま
た、弁とシールリング60との間に密封状態が得られる。
双方の弁68が開かれると、継手10を流体が流れ、高い流
れ能力と低い圧力損失が達成される。これは、弁孔70が
継手部品の流路、すなわちスリーブ孔44の最小径と実質
的に等しい直径を有しているためである。
双方の継手部品12と14を外す場合には、双方のハンド
ル86を継手部品の長手方向と直角方向に旋回させ、弁68
を閉位置に旋回させる。各ハンドル86の延長部98は、ハ
ンドルが弁68の開弁方向に旋回させられると、連結され
た部品のボス81の上方に延びることになり、隣接のボス
表面119とその上方に重なる延長部98との間が狭いの
で、延長部98とボス表面119とは、第1図に示した開弁
位置では、継手部品12と14との相互回転を阻止すること
になる。このように、ボス表面119は、ハンドル内端96
と延長部98とに対して干渉面を有しており、継手部品1
2,14が完全に連結された場合には、ボス表面119はハン
ドル86の回転平面と平行である。延長部98の弓形部分の
長さは、弁68が事実上完全に閉じられるまで、隣接のボ
ス表面119を妨害するのに十分な長さである。
第1図に破線で示した、継手部品14のハンドル86は、
閉弁位置へ旋回させた場合であり、この延長部98は、継
手部品12のボス81の表面119を妨害することがない。し
かし、継手部品12と14は、延長部98が部品14のボス81の
表面119上方の重なった位置から除去されるまでは、相
対回転ができない。延長部98の除去後に、部品12と14と
が相対回転され、連携凹所52からコネクタ・フィンガ48
が外され、部品12,14が外され、分離される。
ハンドル86が第5図の開弁位置から第3図の閉弁位置
へ回転されるさい、弁のカムスタッド74は再びカム表面
当板66を横切って軸方向に弁68を平面64に対し内方へ移
動させる。したがって、弁の軸方向移動により、相互連
結継手部品による弁操作の妨害を防止する。弁68が第3
図に示したように完全に閉じられると、弁継手連結端シ
ール面73は保持体中心口58内に完全に受容される。この
中心口58は、空洞又は空隙の存在を排除する平面64と実
質的に同一平面をなしている。空洞又は空隙が存在する
と、そのなかに流体が溜まり、継手の分離時にそれが大
気中又は地面に漏れ出ることになる。
弁孔70の直径が弁外面72の直径に比して大きいので、
流体の溜まりを最小にすべく両継手部品の前記関係を達
成することは、弁の軸方向変位がなければ不可能であろ
う。第4図に示すように、弁がその開位置と閉位置との
間を旋回する場合、弁の軸方向変位がなければ、弁の外
面は平面64を突きぬけることになろう。しかし、弁が両
作動位置間を旋回するさい、弁の軸方向変位は弁が平面
64の背後に留ることを確実にし、両継手部品が連結され
るさいの弁操作中に両継手部品間に干渉が生じることは
ない。
第1図〜第6図においては、弁操作ハンドル86は平ら
な形状を有し、閉弁位置にハンドルをロックするための
装置と連携してはいない。第7図〜第9図においては、
安全ロッキング・ラッチが弁操作ハンドルに取付けられ
て示されており、これらの図では、第1図〜第6図に示
した構成部品と類似の部品にはダッシュ付きの符号が付
されている。
ハンドル部分94′は外方が段状にされ、ロッキング・
ラッチ100はハンドル86′のスロット内に旋回軸100を介
して旋回可能に取付けられている。ラッチ100はハンド
ル86′の長手方向に直角の平面内を旋回する。旋回軸11
0の周囲に取付けられたばね112によって、ラッチ100
は、第9図に見られるように、時計方向に偏倚されてい
る。ラッチ100は、また、ハンドル86′が閉弁位置にあ
るさいに、南京錠シャックルを選択的に受容するように
された穴114を有している。シェルのボス81′には、ハ
ンドル86′が閉弁位置にあるときにラッチ100と協働す
ると共にそれを受容するようにされた、ノッチ116とス
トッパ118とが形成されている。ハンドル86′が第7図
の左側及び第9図に実線で示された位置、すなわちハン
ドルが流路軸線に対し直角位置にある場合には、ラッチ
100はノッチ116の中へ旋回する。ノッチ116の深さは、
第9図のハンドル部分94′下方の穴114の全周が露出さ
れてそれに南京錠シャックル(図示なし)が挿入可能に
されるのに十分な距離だけボス81′の方向へロッキング
ラッチが移動できるのに十分な深さである。このように
してハンドル86′は閉弁位置にロックできる。ハンドル
86′が、第7図の右側と第8図に示された開弁位置へ旋
回せしめられると、ラッチ100はボスのノッチ121と整合
せしめられる。ノッチ121はノッチ116ほど深くないの
で、ラッチ100は、第8図に示したように、南京錠シャ
ックル穴114を完全に露出させてシャックルを受容する
のに十分なほどハンドルの外方部分94′の下方へ旋回す
ることはできない。したがって、ノッチ121は開弁デテ
ントとして作用し得るが、継手部品の弁を開位置にロッ
クすることはできない。
弁スロット76と軸スライダ92との間の摩擦力は、弁68
の回転中に高くなり、この摩擦力は、スライダ92をナイ
ロンなどの自己潤滑材料により形成するか、又は弁68自
体を自己潤滑合成プラスチック製とすることにより低減
される。この摩擦を低減させる別の方法は第10図に示さ
れている。第10図では、既出部品と類似の部品にはダッ
シュ付きの符号が付されている。
弁68′は外面72′を有する孔70′を有している。平ら
なシール面73′は、既述のように外面72′に形成され、
カムスタッド74′が弁68′から延びている。
弁68′に設けられたスロットは、符号120で示され、
アンダカット122を有するT字形スロットの形状を有し
ている。弁操作シャフト78′は内端90′を有し、減摩ロ
ーラ124は、ローラ軸126を中心として回転するように、
軸の内端90′に取付けられている。ローラ124はスロッ
トのインダカット122内にはめ込まれ、軸78′と弁68′
との間の減摩が達成される。
本発明の思想及び範囲を逸脱することなく、本発明の
着想に種々変更を加え得ることは、当業者にとっては明
らかなことである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ザンダー,デビッド,ジー. アメリカ合衆国49202 ミシガン州ジャ クソン,メドウッド レーン 2823 (56)参考文献 米国特許2770256(US,A) 米国特許4438779(US,A) 米国特許2872216(US,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一軸線を中心とする相対回転運動により
    相互に連結・取外し可能にするためのコネクタ(48)を
    第1及び第2の相互連結部品(12,14)の継手連結端(2
    6)に設け、前記部品(12,14)の各軸方向流路(22)内
    に回転可能に装着され開・閉位置に選択的に切換え可能
    な弁(68)と、該各弁(68)を開・閉位置間で回転させ
    るために前記軸線に平行に旋回する外部ハンドル(86)
    とを設けた流体継手(10)において、前記外部ハンドル
    (86)の旋回下面に平行で前記部品(12,14)の隣接部
    にボス表面(119)を形成すると共に、前記外部ハンド
    ル(86)の旋回下面に平行な延長部(98)を形成して外
    部ハンドル(86)を閉弁位置へ旋回しないと、前記延長
    部(98)が前記ボス表面(119)に当接して前記部品(1
    2,14)の相対回転運動を阻止することを特徴とする流体
    継手。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の流体継手(10)におい
    て、前記ボス表面(119)が前記継手連結端(26)に隣
    接するハウジング外面(18)に設けられていることを特
    徴とする流体継手。
  3. 【請求項3】請求項1記載の流体継手(10)において、
    前記ボス表面(119)が、前記ハウジング外面に形成さ
    れたボス(81)に設けられていることを特徴とする流体
    継手。
  4. 【請求項4】請求項3記載の流体継手(10)において、
    前記ボス表面(119)が、前記軸線から半径方向に間隔
    をおいた、前記外部ハンドル(86)の回転の操作平面と
    実質的に平行な、前記ボス(81)に設けられた実質的に
    平らな表面を有することを特徴とする流体継手。
  5. 【請求項5】請求項1記載の流体継手(10)において、
    前記外部ハンドル(86)が軸(78)を介して前記弁(6
    8)に連結され、前記相互連結部品(12,14)が互いに連
    結された後で前記弁(68)を開位置に旋回するために、
    前記軸(78)が前記ボス表面(119)を越えて延びてい
    ることを特徴とする流体継手。
  6. 【請求項6】請求項5記載の流体継手(10)において、
    前記延長部(98)が細長い弓状の形状を有し、前記弁
    (68)が完全に閉じられるまで、前記延長部(98)が前
    記ボス表面(119)と干渉関係を維持することを特徴と
    する流体継手。
  7. 【請求項7】請求項6記載の流体継手(10)において、
    前記延長部(98)が、前記外部ハンドル(86)の回転軸
    線と同心的な円形形状を有することを特徴とする流体継
    手。
  8. 【請求項8】請求項1記載の流体継手(10)において、
    前記外部ハンドル(86′)がラッチ(100)を、ハンド
    ルのロック位置とレリース位置との間に取付けられてお
    り、ラッチを受容する手段(116)が、前記部品(12,1
    4)の外面(81′)に設けられ、閉弁時には前記外部ハ
    ンドル(86′)上の、ラッチのハンドルロック位置に前
    記ラッチを受容し、ラッチのロック手段(114)が前記
    ラッチ(100)に設けられ、前記ラッチ(100)を前記ハ
    ンドルロック位置に選択的にロック可能であり、更に、
    前記外部ハンドル(86′)が閉弁位置にある場合には前
    記ラッチロック手段(114)を操作不能にする手段(12
    1)が設けられていることを特徴とする流体継手。
  9. 【請求項9】請求項8記載の流体継手(10)において、
    前記ラッチ(100)を前記ハンドルロック位置に向けて
    偏倚させているばね手段(112)を設けたことを特徴と
    する流体継手。
  10. 【請求項10】請求項8記載の流体継手(10)におい
    て、前記ラッチ受容手段(116)と前記ラッチロック手
    段(114)を操作不能にする前記手段(121)とが、それ
    ぞれ第1のノッチ(116)と第2のノッチ(121)を有
    し、これらのノッチが前記外面(81′)に設けられ、選
    択的に前記ラッチ(100)を受容し、前記第1のノッチ
    (116)が第2のノッチ(121)より深くされていること
    によって、前記ラッチロック手段(114)が、前記第2
    のノッチ(121)内にラッチ(100)が受容される場合に
    は、操作不能となることを特徴とする流体継手。
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