JP2685497B2 - 融雪装置 - Google Patents

融雪装置

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JP2685497B2
JP2685497B2 JP63122790A JP12279088A JP2685497B2 JP 2685497 B2 JP2685497 B2 JP 2685497B2 JP 63122790 A JP63122790 A JP 63122790A JP 12279088 A JP12279088 A JP 12279088A JP 2685497 B2 JP2685497 B2 JP 2685497B2
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snow
snow melting
hot water
tank
melting
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雅之 安藤
竹光 上田
清 杉本
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、豪雪地帯において簡易的に個人の居宅の周
囲の降雪を除雪したり融雪したり、どちらの作用も行う
ことの出来る融雪装置を提供するものである。
(ロ)従来技術 従来から、除雪部を除雪機に搭載した技術は公知とさ
れているのである。
例えば、実開昭59−151925号公報に記載の技術の如く
である。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記の実開昭59−151925号公報に記載の従来
技術においては、クローラー式走行装置や除雪部を駆動
するためのエンジンの排気により、融雪すべく構成して
いるので、十分な融雪の為の熱量を確保することが出来
ず、融雪部の内部の雪が溶けてしまうまでは、除雪機を
進行することが出来ないので、殆ど融雪作業が進まない
という不具合があったのである。
本発明は、融雪部の為の熱源を、搭載したエンジンに
よるものではなくて、別にバーナーを搭載して、大量の
熱風と熱水を供給することにより、融雪能力を向上させ
て、除雪機の進行を速くできるように構成したものであ
る。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
するための構成を説明する。
クローラー式走行装置Cが支持する機体フレーム3の
前端に除雪部Dを配置し、前記機体フレーム3の上に除
雪部Dにより搬送した雪を融雪する融雪部Aを配置し、
該除雪部Dを構成するブロワー7のブロワー筒1を、前
後に180度回転可能とし、前記融雪部Aは上部の融雪タ
ンク15と、該融雪タンク15の下方に配置した熱水タンク
14と、該融雪タンク15と熱水タンク14の側方に配置し、
融雪用の熱風と熱水を発生する為のバーナー13とにより
構成し、該バーナー13が発生する熱風を熱水タンク14内
に送り、該熱水タンク14内の水を熱水として、ポンプに
より圧力を掛けた状態で、融雪タンク15内に集めた雪の
中に、下側から上側に向かって噴射するように構成した
ものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は本発明の融雪装置の側面図、第2図は同じく
平面図である。
クローラー式走行装置Cの後部には操作ハンドル10を
突出しており、該操作ハンドル10の基部近辺の機体フレ
ーム3の上に融雪部Aを載置しているのである。
除雪部Dは、機体フレーム3の上に載置するのではな
く、低い位置の降雪を除雪することが出来るように、ク
ローラーの前方の低い位置に、機体フレーム3から支持
して配置しているのである。
除雪部Dは、従来の除雪機において用いられている装
置と略同じものであるが、特に異なっているのは、単な
る除雪機の場合には有りえない、ブロワー7の真後ろへ
の180度回動を可能としているのである。
地上に積もった降雪を、掻込みカバー6の前方に配置
されて回転する掻込みスパイラル2により中央に集め
る。ブロワー7の内部では、ブロワー羽根が前後方向の
軸の周囲を回転しており、該ブロワー羽根により飛ばさ
れた雪が、ブロワー筒1に案内されて、ブロワー7の放
擲力により遠方へ飛ばされるのである。
故に、該ブロワー7の放擲力は相当に強いものがあ
り、この放擲力により飛ばされた雪がオペレーターに向
かうように、ブロワー筒1を180度回転することは有り
えなかったのである。
本発明は、該ブロワー筒1を、第1図のブロワー筒1
の位置から1'の位置まで回動可能として、ブロワー7に
より跳ね上げた雪を、融雪部Aの中に投入可能としたも
のである。
通常の除雪作業を行う場合には、従来と同様にブロワ
ー筒1は、前又は横方向に向けておけばよく、融雪部A
により融雪作業をする場合にのみ、ブロワー筒1を1'の
位置に180度回転するのである。
第1図、第2図の実施例においては、該融雪部A内の
融雪の為の熱源は、ヒーター線5により得ているのであ
る。
即ち、融雪タンク15の底面にヒーター線5が敷き詰め
られており、このヒーター線5の発熱により除雪タンク
15内に貯留された雪を融雪するのである。
そして、エンジンEの側方に配置した発電機4により
ヒーター線5に電力を供給し、熱エネルギーとしている
のである。
このように、発電機4とヒーター線5により融雪部A
を構成した場合には、発電機4もヒーター線5の場所を
取らないので、融雪部Aを構成する融雪タンク15の底面
にのみヒーター線5を敷くだけでよいので、全体を融雪
タンク15に構成することができ、融雪速度は遅くとも、
一回の貯留量を多く取れるという利点があるのである。
次に、第3図において示す実施例においては、融雪部
Aの構造を、バーナー13を配置した、熱風・熱水による
融雪装置に構成していたのである。
この場合には、バーナー13が発生する熱風を熱水タン
ク14内に送り、該熱水タンク14内の水を熱水として、ポ
ンプにより圧力を掛けた状態で、融雪タンク15内に集め
た雪の中に、下側から上側に向かって噴射するように構
成しているのである。
この場合には、融雪タンク15の容量は熱水タンク14の
部分により取られるので、小さくなるが灯油バーナーに
より大きな熱量を得て、熱水を作りこれを雪に掛けて溶
かすのであるから、融雪速度が速く、処理能力を大きく
することができるものである。
第4図、第5図においては、融雪部Aの代わりに降雪
運搬荷台Bを載置した状態を示しているのである。
近くに雪を捨てることのできる空き地や、凍らない川
がある場合には、融雪部Aにより無理に融雪する必要は
なく、運搬車として雪捨て場まで雪を運搬することが出
来ればよいのである。
しかし、地上の雪を降雪運搬荷台Bまで載せる作業は
大変であるので、この降雪運搬荷台Bまで雪を持ち上げ
る作業を除雪部Dの部分により行っているのである。
そして、該降雪運搬荷台Bの側板8は、側方に向けて
下部を開口しており、ダンプシリンダー9の伸長により
降雪運搬荷台B内の雪を簡単に排出可能としているので
ある。
このように降雪運搬荷台Bの前部の除雪部Dを配置
し、該降雪運搬荷台Bの下部にダンプシリンダー9を配
置することにより、雪の運搬と排出を容易に行うことが
できるものである。
第6図、第7図においては、該融雪部Aを外して、機
体フレーム3の周囲に設けた手摺り嵌入部3aに手摺り12
を挿入し、機体フレーム3の周囲を囲んで、更に機体フ
レーム3の前部に設けた除雪部Dの部分も取り外し、運
搬車に変形した状態を示している。
除雪機も融雪機も冬季のみしか使用しないものである
から、稼働率が低く勿体ない装置であるので、春から秋
までの非降雪時においても運搬車として使用可能な装置
として手摺り嵌入部3aと手摺り12が用意されているので
ある。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、融雪部Aの為の熱源を、別に配置したバーナ
ー13としたことにより、融雪の為に強力な熱風と熱水を
供給することが可能となり、エンジンの排気の熱で融雪
する場合よりも、除雪機の進行速度を速くしても、除雪
部Aの融雪能力がその速度に追随することが出来るよう
になったのである。
第2に、融雪部Aの為にバーナー13を別に配置したこ
とにより、エンジンを停止して、融雪作業のみを行うこ
とができるので、除雪機は融雪部Aの移動の為にのみ使
用し、融雪部Aの据え付け場所を移動した後に、エンジ
ンを止めて、スコップ等で融雪タンク15内に雪を投入し
て、融雪作業のみを行うことも出来るようになったので
ある。
第3に、バーナー13が発生する熱風を熱水タンク14内
に送り、該熱水タンク14内の水を熱水として、ポンプに
より圧力を掛けた状態で、融雪タンク15内に集めた雪の
中に、下側から上側に向かって噴射するように構成して
いるので、融雪タンク15の容量は熱水タンク14の部分に
より取られるので小さくなるが、灯油バーナーにより大
きな熱量を得て、熱水を作りこれを雪に噴射して溶かす
のであるから、融雪速度が速く、処理能力を大きくする
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の融雪装置の側面図、第2図は同じく平
面図、第3図は融雪部の熱源をバーナー13により構成し
た実施例の側面図、第4図は融雪部Aの代わりに降雪運
搬荷台Bを載置した状態の側面図、第5図は降雪運搬荷
台Bをダンプして運搬した雪を排出している状態の後面
図、第6図は融雪部Aの代わりに手摺り12を設けて運搬
車として使用する状態の側面図、第7図は手摺り12の取
付状態を示す斜視図である。 A……融雪部 B……降雪運搬荷台 C……クローラー式走行装置 D……除雪部 E……エンジン 1……ブロワー筒 2……掻込みスパイラル 3……機体フレーム 4……発電機 5……ヒーター線 6……掻込みカバー 7……ブロワー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−151925(JP,U) 実開 昭61−130627(JP,U) 特公 昭57−5926(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クローラー式走行装置Cが支持する機体フ
    レーム3の前端に除雪部Dを配置し、前記機体フレーム
    3の上に除雪部Dにより搬送した雪を融雪する融雪部A
    を配置し、該除雪部Dを構成するブロワー7のブロワー
    筒1を、前後に180度回転可能とし、前記融雪部Aは上
    部の融雪タンク15と、該融雪タンク15の下方に配置した
    熱水タンク14と、該融雪タンク15と熱水タンク14の側方
    に配置し、融雪用の熱風と熱水を発生する為のバーナー
    13とにより構成し、該バーナー13が発生する熱風を熱水
    タンク14内に送り、該熱水タンク14内の水を熱水とし
    て、ポンプにより圧力を掛けた状態で、融雪タンク15内
    に集めた雪の中に、下側から上側に向かって噴射するよ
    うに構成したことを特徴とする融雪装置。
JP63122790A 1988-05-19 1988-05-19 融雪装置 Expired - Lifetime JP2685497B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59151925U (ja) * 1983-03-29 1984-10-11 有限会社河島農具製作所 除雪機
JPS61130627U (ja) * 1985-01-31 1986-08-15

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