JP2684785B2 - 水利用機器のモータ冷却装置 - Google Patents

水利用機器のモータ冷却装置

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JP2684785B2
JP2684785B2 JP23501089A JP23501089A JP2684785B2 JP 2684785 B2 JP2684785 B2 JP 2684785B2 JP 23501089 A JP23501089 A JP 23501089A JP 23501089 A JP23501089 A JP 23501089A JP 2684785 B2 JP2684785 B2 JP 2684785B2
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信康 森脇
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗濯機および食器洗浄機などの水利用機器
における給水液を利用した水利用機器のモータ冷却装置
に関するものである。
従来の技術 従来、モータの冷却には、モータ軸に固着されたプー
リに複数の羽根体を配設し、モータ軸の回転に伴なう羽
根体の回転により冷却風を生じさせ、モータのステー
タ、軸受等の温度を低下させる手段や、モータと一体に
送風器を形成し、送風器の作用により冷却する手段が広
く一般に用いられている。
発明が解決しようとする課題 しかし、モータ軸に固着されたプーリに配設した羽根
体により冷却するものは、モータ自体の発熱をモータ出
力の一部を利用して冷却するものであり、羽根体の数や
形状の変更や、モータブラケット等の通気性の向上を図
っても大きな効果が現われないのが実状である。また、
送風器を付設するものも、冷却効果を増すために風量を
増加させると、騒音値の増加を招き、社会的に静音化の
動向がある中で製品として逆向する性質を持つことにな
ってしまう。
つまり、空冷式の冷却装置では、モータの巻線の温度
上昇を軽減する手段として限界に近いものとなってい
た。
そこで、本発明は、洗濯機や食器洗浄機等の水利用機
器の特質を活かし、洗浄やすすぎ作業前に貯水機能を有
する外槽への給水をモータのステータコア等の外郭と熱
的に接する管路を介して給水することにより、モータの
発熱を給水へ熱交換し、モータの冷却効果を得ることを
目的としている。
課題を解決するための手段 そして上記の目的を達成するために本発明は、給水弁
等により制御される給水装置により供給される水をモー
タのステータコア及び外郭に熱的に接する配管を介して
貯水機能を有し、洗濯やすすぎ等の作業を行なう外槽内
へ給水するように給水管路を構成したものである。
作用 本発明の水利用機器のモータ冷却装置は、上記構成に
より、洗浄後のすすぎ等の工程や二回目の洗浄工程等
で、モータが一つの作業工程を終了し、排水工程を経て
給水工程に移ると、前の工程でモータを駆動させたこと
により、巻線等の温度上昇により発熱したモータのステ
ータコア及び外郭に対して熱的に接する配管内を供給さ
れた水等が流れて外槽内に給水されるため、給水された
液はモータの熱をうばって外槽内に供給されることにな
る。すなわち、従来のモータ軸に固着されたプーリに配
設した羽根体により冷却するものは、モータ駆動時にし
か冷却効果を得られなかったが、給水液による冷却効果
により、モータの停止時においても冷却効果が得られる
ことになる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図,第2図において、1は外槽で、横向きの
ドラム形状をなし、一側面に洗濯物を出入れするための
円形の開口2が形成されている。また、この外槽1は支
持手段3により、外箱4に支持されている。外箱4の開
口2に対応する部位には投入口5が設けられ、この開口
2、投入口5は着脱自在な扉6により、開閉可能となっ
ている。7はパッキングであり、開口2と投入口5をシ
ールしている。外槽1の内部には、外槽1とほぼ相似形
の回転ドラム8が収容されている。回転ドラム8の周壁
には多数の穴9が配され、外層1内の液が自由に出入り
できるようになっている。
この回転ドラム8の一側面には、洗濯物の出入れ用の
開口が形成されており、他の一側面には、回転軸10が接
続され、この回転軸10により、回転ドラム8の所定の回
転が行われる。なお、回転軸10の回転は、外槽1に固定
されたモータ11の回転を羽根体12を有するモータプーリ
13,インペラプーリ14及びベルト15を介して伝達するこ
とによって行なわれる。外槽1の下端部には排水口16が
配設され、排水管17が接続され、バルブ18を開くことに
より、外槽1内の液は排水ホース19を介して機外へ排出
される。20は給水弁等の制御手段を有する給水装置であ
り、外部からの給水栓と接続されるものである。21は給
水装置からの給水を機内へ導く管路であり、モータ11の
ステータコア及び外郭に熱的に接触する略螺線状をなす
冷却管22に接続されている。冷却管の他端は2つに分岐
し一他は給水管路23を形成し、外槽1の上方部に設けら
れた給水口24と連通しており、他端は水抜き管25を形成
し、前記バルブ18と排水口16の間の排水管17に外槽から
の液の流入を防ぐ逆止弁(図示せず)を介して接続され
ている。
次に、この一実施例における作用を第3図に示した工
程順に説明する。第3図において破線は従来の冷却方法
であるモータプーリ13に設けた羽根体12だけを用いた場
合のモータ11の巻線温度の変化を示したものであり、実
線は本実施例による温度変化を示している。
回転ドラム8内に洗濯物を投入し、給水装置20により
給水口24から給水を行なうと、放置された状態で室温と
ほぼ同等の温度を呈していたモータ11の外郭は、給水が
冷却管22内を通ることにより駆動開始時の温度の低下が
図られる。モータ11を駆動させ洗濯工程を行ない、排水
工程を経て次のすすぎ作業のための給水を行なうと、洗
濯工程時において温度の上昇したモータ11のステータコ
アが外郭から冷却管22を介して流水が熱をうばうことに
より、モータ11の巻線や軸受の温度を低下させることが
できる。さらに次の溢水すすぎの工程に移る際にも同様
の効果が得られることになる。
溢水すずぎの工程においては、給水と排水により外槽
1内のすすぎ液に含まれる洗剤濃度を希釈する工程であ
るため、冷却管22を常に水が通り給水口24からの給水が
行なわれるため、その冷却効果は大きいものとなる。そ
して排水工程においては外槽1内の液とともに冷却管22
内の液は水抜き管25より排出され残水を生じることはな
く、次に洗濯作業を行なう場合にも汚れのない給水を行
えるものである。また、洗濯やすすぎの工程中は、モー
タ11のステータコアや外郭の一部を冷却管22で覆ってい
ることにより、冷却管22内の液がモータ11の振動を吸収
する防振体の役目を果たすことができ、洗濯やすすぎ工
程におけるモータ騒音を低減することもできるものであ
る。
また、本実施例ではドラム式洗濯機における実施内容
について述べたが、食器洗浄機等の他の水利用機器にお
いても同様のモータ冷却方法の採用は可能なものであ
る。
発明の効果 以上のように本発明は、水利用機器における給水をモ
ータと熱的に接する配管を介して給水することにより、
モータの冷却効果を得ようとするものであり、従来の構
造から給水および排水管の一部を変更するだけで済み、
特別な装置を設けることなくモータの冷却効果を高める
ことができるものであり、また、液体による防振効果を
も得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置を施した洗濯機の縦断面
図、第2図は同要部斜視図、第3図は同装置の効果を示
す工程順のモータ巻線温度変化図である。 1……外槽、11……モータ、20……給水装置、22……冷
却管。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯水機能を有する外槽と、駆動源となるモ
    ータと、外槽に給水する給水装置を備え、前記給水装置
    から供給された液をモータ外郭と熱的に接する冷却管を
    介して前記外槽内に給水を行なう水利用機器のモータ冷
    却装置。
JP23501089A 1989-09-11 1989-09-11 水利用機器のモータ冷却装置 Expired - Lifetime JP2684785B2 (ja)

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JPH0398436A JPH0398436A (ja) 1991-04-24
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JP4003234B2 (ja) 1996-04-10 2007-11-07 セイコーエプソン株式会社 投写型表示装置
JP3760921B2 (ja) 2003-03-11 2006-03-29 セイコーエプソン株式会社 光源装置、およびプロジェクタ
CN116987995B (zh) * 2023-09-27 2023-12-26 江苏嘉轩智能工业科技股份有限公司 永磁直驱滚筒水冷通道的防腐工艺

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JPH0398436A (ja) 1991-04-24

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