JP2684462B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

車両用制御装置

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JP2684462B2
JP2684462B2 JP3098863A JP9886391A JP2684462B2 JP 2684462 B2 JP2684462 B2 JP 2684462B2 JP 3098863 A JP3098863 A JP 3098863A JP 9886391 A JP9886391 A JP 9886391A JP 2684462 B2 JP2684462 B2 JP 2684462B2
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裕志 菊池
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株式会社ユニシアジェックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子制御燃料噴射装置
等の車両用制御装置に関し、特に、2つのマイコンを備
え、一方はOTP (ワンタイム・プログラミング) ・R
OM型マイコン,もう一方はマスクROM型マイコンで
構成され、且つ、シリアル通信にてマイコン間のデータ
通信を行うように構成された車両用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両搭載エンジンのノッキング
制御をマスクROM型マイコンに実行させ、その他のエ
ンジン制御をOTP・ROM型マイコンに実行させる場
合、マスクROM型マイコンは、ある期間ノックセンサ
からのノッキング信号を入力し、これを加重平均演算し
てバックグラウンドレベル(以下BGLと略す)を設定
し、このBGLを超えるノッキング信号を抽出,積分
し、OTP・ROM型マイコン側から入力されたエンジ
ン回転数N等に応じて設定されるスライスレベルと、ノ
ッキング信号とを比較してスライスレベルを超えるレベ
ルのノッキング信号が出力された時に、ノッキング発生
と判別して点火時期の進遅角補正を行うようにしてい
る。
【0003】尚、OTP・ROM型マイコンは、書き込
みを一回のみ行えるROMを備えたマイコンであり、マ
スクROM型マイコンは書き込み後マスク化して書き換
え不能としたROMを備えたマイコンである。かかる構
成を備えた従来の車両用制御装置にあっては、上記の例
で例えば新型エンジンに対するノッキング制御に呼応し
て新型のマスクROM型マイコンの開発を行う場合、ノ
ッキング制御に必要な特性データ,例えば前記スライス
レベルのデータの決定には、相当の時間を要するのに対
し、制御プログラムは比較的短期間で決定されるのが一
般的である。これは、特性データの設定には個々のエン
ジンに対して細かな調整を要するからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
前記マスクROM型マイコンに、ノッキング等の制御プ
ログラムと、該制御に必要な特性データとを同時に記憶
させる構成となっていたため、マスクROM型マイコン
の開発に遅れを来す結果となっていた。即ち、マスクR
OM型マイコンの生産開始の数カ月前までに前記特性を
決定しなければならず、開発期間の圧迫及び特性変更時
の切換に期間を要し、更に、特性毎に多品種を用意しな
ければならない。また、このように特性データと制御プ
ログラムとを同時に記憶させて構成する必要があること
に加えて、特性毎に多品種用意することにより、個々の
マスクROM型マイコンの量産化が妨げられること等も
あってマスクROM型マイコンの製造コストが増大する
等の問題もあった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
なされたもので、マスクROM型マイコンの開発時期を
早められ、且つ、開発期間を短縮でき、更に、マスクR
OM型マイコンの製造コストを下げられ、しかも、汎用
性も大幅に高められた車両用制御装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
車両用接着剤装置は、OTP・ROM型マイコンと、マ
スクROM型マイコンとを備え、これらマイコン間でシ
リアル通信によりデータ通信を行う車両用制御装置にお
いて、マスクROM型マイコンには、制御プログラムの
みを記憶してマスク化させ、必要な特性データは全てO
TP・ROM型マイコンに記憶させ、制御開始前にマス
クROM型マイコン側で必要なデータをOTP・ROM
型マイコンからシリアル通信により転送して該マスクR
OM型マイコン内のメモリに記憶させる一方、 OTP・ROM型マイコン側に、該OTP・ROM型マ
イコンからマスクROM型マイコンへ転送したデータの
転送回数を計測する転送回数計測手段と、該データ転送
回数の計測値によって転送の終了を判断する転送終了判
別手段と、転送終了までに転送したデータの合計値を演
算する合計値演算手段と、マスクROM型マイコン側で
受信された前記OTP・ROM型マイコンから転送され
たデータの合計値を受信する転送データ合計値受信手段
と、前記OTP・ROM型マイコンから転送したデータ
の合計値とマスクROM型マイコンが受信したデータの
合計値とを比較し、両者が一致したときにOK状態の、
また両者が不一致のときはNG状態のOKデータをマス
クROM型マイコンへ転送するOKデータ転送手段を設
け、かつ、前記各転送データの合計値が一致したときに
OTP・ROM型マイコンの通常通信を開始し、 マスクROM型マイコン側に、前記OTP・ROM型マ
イコンから転送されたデータの受信回数を計測するデー
タ受信回数計測手段と、該データ受信回数の計 測値によ
ってデータ受信の終了を判断する受信終了判別手段と、
データ受信終了までに受信したデータの合計値を演算す
る合計値演算手段と、データ受信終了時のデータの合計
値をOTP・ROM型マイコン側へ転送する合計値転送
手段と、前記OTP・ROM型マイコンからのOKデー
タを受信するOKデータ受信手段と、を設け、かつ、該
受信したOKデータがOK状態であるときに、マスクR
【0007】
【作用】かかる構成において、制御開始前にシリアル通
信を介してOTP・ROM型マイコン側からマスクRO
M型マイコン側へ必要なデータが転送して、マスクRO
M型マイコンのメモリに記憶される。制御開始後は、マ
スクROM型マイコンは該メモリに記憶されたデータを
用いて制御を行う。
【0008】これにより、決定に時間を要する特性デー
タは、OTP・ROM型マイコン側に記憶されるので、
マスクROM型マイコン側で行う制御 (例えばノッキン
グ制御) に必要な特性データの決定を待つことなく、そ
の前に求められた制御プログラムのみに基づいてマスク
ROM型マイコンの開発を行えばよいので開発時期を早
められると共に、開発期間も短縮でき、該開発中に特性
データを決定するための実験等を並行して進めればよい
から制御装置全体としての開発期間も短縮でき無駄時間
がなく合理的な開発を行える。また、マスクROM型マ
イコンは、制御プログラムのみ記憶させる構成とすれば
よく、制御プログラムは多機種に対して共用できるため
1個のマスクROM型マイコンで多機種に対処でき、量
産化が可能となる等により製造コストを下げられる。
【0009】また、2つのマイコンでデータ通信を行い
つつ、必要データの通信が正常に行われたか否かをチェ
ックしてから通常通信を開始するので、信頼性が向上す
る。
【実施例】以下に、本発明の実施例を図に基づいて説明
する。車両用制御装置としてエンジン制御を行うエンジ
ンコントロールモジュール (ECMと略す) 1は、OT
P・ROM型マイコン11とマスクROM型マイコン12と
を備えて構成され、これらマイコン11,12間はシリアル
通信ラインSCIを通じて相互にデータ通信が行われ
る。
【0010】OTP・ROM型マイコン1には、イグニ
ッションスイッチやスタータスイッチ等の各種スイッチ
類からのON,OFF信号の他、エンジン回転数信号,
吸入空気流量信号等の各種センサ類からの検出信号が入
力され、これらの信号に基づいて制御プログラムに従い
設定された燃料噴射制御信号,点火制御信号,アイドル
回転数制御 (ISC) 信号等が出力される。
【0011】一方、マスクROM型マイコン12には、ノ
ックセンサ13からのノッキング信号が入力され、マスク
ROM型マイコン12は,OTP・ROM型マイコン11か
ら入力されたデータに基づいて求められる所定のエンジ
ン運転状態 (ノッキングを発生しやすい高負荷状態)
で、ノッキング信号に基づいたノッキング制御信号を設
定し、該ノッキング制御信号をOTP・ROM型マイコ
ン11側に出力する。具体的には、前記したようにある期
間ノックセンサからのノッキング信号を入力し、これを
加重平均演算してBGLを設定し、このBGLを超える
ノッキング信号を抽出,積分し、OTP・ROM型マイ
コン側から入力されたエンジン回転数N等に応じて設定
されるスライスレベルと、ノッキング信号とを比較して
スライスレベルを超えるレベルのノッキング信号が出力
された時に、ノッキング発生と判別する。
【0012】そして、ノッキング発生と判定されたとき
には、点火時期を大きめに遅角させ、この結果ノッキン
グ発生が解消されると点火時期を小さめに進角させると
いう進遅角フィードバック制御信号を、OTP・ROM
型マイコン11に送信する。OTP・ROM型マイコン11
は、エンジン回転数,負荷(自身で演算した燃料噴射量
等) ,冷却水温度等に基づいて設定した基本点火時期を
前記進遅角フィードバック制御信号によってフィードバ
ック補正し、該補正された信号で点火時期を制御する。
【0013】ここで、マスクROM型マイコン12には、
ノッキング制御の制御プログラムのみが記憶されマスク
処理されており、該ノッキング制御に必要な特性デー
タ、例えばノッキング発生判定用のスライスレベルのデ
ータや、ノッキング信号を加重平均演算する際の重み付
け等を機種に応じて変えるような場合は、該重み付けの
データは、OTP・ROM型マイコン11側に記憶されて
いる。OTP・ROM型マイコン11自身で行うノッキン
グ以外のエンジン制御の特性データもOTP・ROM型
マイコン11側に記憶されている。
【0014】そして、エンジン制御の開始 (パワーO
N) と同時に、前記ノッキング制御に必要なデータは、
シリアル通信を介してマスクROM型マイコン12に転送
され、マスクROM型マイコン12のマスク化されていな
いメモリ12aに記憶され、該転送の正常な完了を後述す
るチェックプログラムによりチェックしてからノッキン
グ制御を開始する。
【0015】以下に、前記チェックプログラムを図2及
び図3に基づいて説明する。図2は、OTP・ROM型
マイコン11側におけるチェックプログラムを示すルーチ
ンである。ステップ (図ではSと記す。以下同様) 1で
は、データ転送フラグF1がセット (=1) されている
か否 (=0) かを判別する。データ転送フラグF1は、
後述するようにOTP・ROM型マイコン11側からマス
クROM型マイコン12へ必要な全てのデータの転送が終
了したときにセットされるフラグである。
【0016】データ転送が終了していない時は、フラグ
F1が0となってステップ2へ進み、データの転送を行
うと共に、転送データの合計値 (サム)を演算する。ス
テップ3ではデータ転送回数を計測するカウンタC1を
カウントアップし、ステップ4でカウンタC1の値が、
予め設定されたデータの転送回数 (所定値)に達したか
否かを判別する。
【0017】そして、所定値に達したと判定された時は
ステップ5へ進み、前記フラグF1を1にセットする。
転送終了後は、ステップ1でフラグF1と判定されるた
め、ステップ6へ進みチェックフラグF2がセットされ
ているか否かを判別する。該チェックフラグF2は、後
述するようにチェックが完了し、正常に転送が行われた
場合にセットされる。
【0018】チェックフラグF2が0である時は、ステ
ップ7へ進み、マスクROM型マイコン12側で演算され
た受信データの合計値の受信が完了しているか否かを判
別する。ステップ8では、OTP・ROM型マイコン側
でステップ2で演算された転送データの合計値OTPS
UMと、マスクROM型マイコン12側で演算された転送
データの合計値MASKSUMとを比較し、両者が一致
しているか否かを判別する。
【0019】そして、両者の値が一致しているときはス
テップ9で前記チェックフラグF2をセットした後、ス
テップ10へ進んでOKデータをセット (=1) としてマ
スクROM型マイコン12へ転送する。このように、チェ
ックの結果が正常であることが判別された後は、前記ス
テップ6でチェックフラグF2が1と判別されるので、
ステップ11へ進んでマスクROM型マイコン12への通常
のデータ通信が開始される。
【0020】また、前記両者の値がシリアル通信時のノ
イズ等により不一致となったような場合はステップ12で
フラグF1をリセットすると共にカウンタC1をリセッ
トした後、ステップ13で前記OKデータをリセット (=
0) してマスクROM型マイコン12へ転送する。この場
合は、再度OTP・ROM型マイコン11からマスクRO
M型マイコン12へのデータ転送がやり直される。
【0021】図3は、マスクROM型マイコン12側のチ
ェックプログラムを示すルーチンである。ステップ21で
は、サムデータ転送フラグF3がセットされているか否
かを判別する。このサムデータ転送フラグF3は、後述
するように、マスクROM型マイコン12側で受信データ
の合計値のOTP・ROM型マイコン11への転送が完了
しているか否かを判別する。
【0022】フラグF3がセットされている、即ち、合
計値の転送が完了していると判定ささたときには、ステ
ップ22で受信データをマスクROM型マイコン12のマス
ク化されていないメモリ12aに記憶すると共に、該受信
データの合計値 (サム) を演算する。ステップ23では、
データの受信回数を計測するカウンタC2をカウントア
ップする。
【0023】ステップ24では、前記カウンタC2が前記
データの転送回数 (所定値) に達したか否かを判別す
る。そして、所定値に達したと判別されたときは、ステ
ップ25で前記受信データの合計値をOTP・ROM型マ
イコン11へ転送する。ステップ26では、前記サムデータ
転送フラグF3をセットする。
【0024】前記フラグF3がセットされた後はステッ
プ21の判定後ステップ27へ進んで、チェックフラグF4
がセットされているか否かを判別する。このチェックフ
ラグF4は、OTP・ROM型マイコン11側から受信し
たOKデータがセットされている (=1である) ときに
セットされる。フラグF4がセットされる前は、ステッ
プ28へ進んで前記OKデータを受信したか否かを判別す
る。
【0025】OKデータを受信したと判別すると、ステ
ップ29へ進んでOKデータの値を判別し、1である正常
時はステップ30へ進んで前記チェックフラグF4をセッ
トすると共に、通常制御開始フラグF5をセット (=
1) する。その後は、ステップ27からステップ31へ進ん
で、OTP・ROM型マイコン11への通常のデータ通信
を開始する。また、通常制御開始フラグF5がセットさ
れた後は、別ルーチンにより該フラグを判別して通常制
御 (本実施例ではノッキング) が開始される。
【0026】また、OKデータが0である異常時は、ス
テップ32へ進んでサムデータ転送フラグF3及びカウン
タC2をリセットし、OTP・ROM型マイコン11側か
らデータ転送をやり直してもらう。このように、2つの
マイコン11,12でデータ通信を行いつつ、必要データの
通信が正常に行われたか否かをチェックしてからノッキ
ング制御が開始されるので、信頼性を確保することがで
きる。
【0027】かかる構成とすれば、ノッキング制御開始
前に必要な特性データをOTP・ROM型マイコン11か
らマスクROM型マイコン12側に転送して記憶してから
制御が開始されるため、特性データをマスクROM型マ
イコン側に記憶してマスク化したものと同様に支障なく
ノッキング制御を行える。そして、マスクROM型マイ
コン12には該マイコン12で実行されるノッキング制御の
制御プログラムのみがマスク化されるため、早めに決定
される制御プログラムのみに基づいて該マイコン12の開
発を行えばよいので開発時期を早められると共に、開発
期間も短縮できる。また、該開発中に特性データを決定
するための実験等を並行して進めればよいから、制御装
置全体としての開発期間も短縮できる。
【0028】また、マスクROM型マイコン12は、制御
プログラムのみを記憶させ、かつ、該制御プログラムは
多機種に対して共用できるため1個のマスクROM型マ
イコンで多機種に対処でき、量産化が可能となる等によ
り製造コストを下げられる。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、マスクROM型マイコン側で実行する制御に必要な
特性データはOTP・ROM型マイコンに記憶され、マ
スクROM型マイコンには、当該制御のプログラムのみ
を記憶してマスク化すれば済むため、マスクROM型マ
イコンの開発時期を早められると共に、開発期間も短縮
でき、制御装置全体としての開発期間も短縮でき無駄時
間がなく合理的な開発を行える。また、マスクROM型
マイコンは、制御プログラムのみが記憶され、制御プロ
グラムは多機種に対して共用できるため量産化が可能と
なる等により製造コストを下げられる等種々の特長が得
られるものである。また、2つのマイコンでデータ通信
を行いつつ、必要データの通信が正常に行われたか否か
をチェックしてから通常通信を開始するので、信頼性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るエンジンコントロール
モジュールの構成を示す図
【図2】同上実施例のOTP・ROM型マイコンにおけ
るチェックプログラムのルーチンを示すフローチャート
【図3】同じくマスクROM型マイコンにおけるチェッ
クプログラムのルーチンを示すフローチャート
【符号の説明】
1 エンジンコントロールモジュール 11 OTP・ROM型マイコン 12 マスクROM型マイコン 12a 非マスクメモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】OTP・ROM型マイコンと、マスクRO
    M型マイコンとを備え、これらマイコン間でシリアル通
    信によりデータ通信を行う車両用制御装置において、マ
    スクROM型マイコンには、制御プログラムのみを記憶
    してマスク化させ、必要な特性データは全てOTP・R
    OM型マイコンに記憶させ、制御開始前にマスクROM
    型マイコン側で必要なデータをOTP・ROM型マイコ
    ンからシリアル通信により転送して該マスクROM型マ
    イコン内のメモリに記憶させる一方、 OTP・ROM型マイコン側に、該OTP・ROM型マ
    イコンからマスクROM型マイコンへ転送したデータの
    転送回数を計測する転送回数計測手段と、該データ転送
    回数の計測値によって転送の終了を判断する転送終了判
    別手段と、転送終了までに転送したデータの合計値を演
    算する合計値演算手段と、マスクROM型マイコン側で
    受信された前記OTP・ROM型マイコンから転送され
    たデータの合計値を受信する転送データ合計値受信手段
    と、前記OTP・ROM型マイコンから転送したデータ
    の合計値とマスクROM型マイコンが受信したデータの
    合計値とを比較し、両者が一致したときにOK状態の、
    また両者が不一致のときはNG状態のOKデータをマス
    クROM型マイコンへ転送するOKデータ転送手段を設
    け、かつ、前記各転送データの合計値が一致したときに
    OTP・ROM型マイコンの通常通信を開始し、 マスクROM型マイコン側に、前記OTP・ROM型マ
    イコンから転送されたデータの受信回数を計測するデー
    タ受信回数計測手段と、該データ受信回数の計測値によ
    ってデータ受信の終了を判断する受信終了判別手段と、
    データ受信終了までに受信したデータの合計値を演算す
    る合計値演算手段と、データ受信終了時のデータの合計
    値をOTP・ROM型マイコン側へ転送する合計値転送
    手段と、前記OTP・ROM型マイコンからのOKデー
    タを受信するOKデータ受信手段と、を設け、かつ、該
    受信したOKデータがOK状態であるときに、マスクR
    OM型マイコンの通常通信を開始する構成としたことを
    特徴とする車両用制御装 置。
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