JP2683333B2 - コンテナ用スタンド - Google Patents

コンテナ用スタンド

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JP2683333B2
JP2683333B2 JP30930395A JP30930395A JP2683333B2 JP 2683333 B2 JP2683333 B2 JP 2683333B2 JP 30930395 A JP30930395 A JP 30930395A JP 30930395 A JP30930395 A JP 30930395A JP 2683333 B2 JP2683333 B2 JP 2683333B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンテナ用スタン
ドに係り、詳しくはトラック等に載せられて田畑等の圃
場で刈り取り収穫された米、麦等の穀物を貯溜し、その
穀物を大型乾燥機や大型貯蔵タンク等の処理設備が設置
されているライスセンター等まで運搬した後に、前記処
理設備に排出移送するコンテナを、トラックに載せた
り、トラックから下ろすこれらの積み下ろし、そして穀
物の収穫が終了した後のオフシーズン時にはコンテナを
保管するために利用されるスタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られているこの種のコンテナ
用スタンドは、4組からなるキャスター付き支持脚をコ
ンテナの四隅コーナー又はその近くに取り付けて該コン
テナをトラックの荷台高さに四点支持にて支持せしめ、
トラックに載せたり、トラックから下ろす積み下ろしを
行い。その四点支持の状態で保管するようになってい
る。然るに、トラックに載せたり、トラックから下ろす
際の水平姿勢(積み下ろし搭載姿勢)の状態のままでコ
ンテナを保管するようになっている。ちなみに、スタン
ドで荷台高さに支持したコンテナをトラックに対して積
み下ろす場合にはコンテナの下にトラックの荷台を移
動、そしてコンテナの下から荷台を移動させるか、或い
はコンテナ自体をキャスターにより走行させて荷台上ま
で移動、そして荷台上から移動されるかのいずれかの方
法により行われる。そして、スタンドはコンテナをトラ
ックに載せた後にはコンテナから取り外され、下ろす際
に再度取り付けられるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンテナは
一般にその平面形状が搭載するトラックの荷台と略同じ
大きさとする前後方向に長い略矩形状を呈することか
ら、上記したようにトラックから下ろしたままの水平姿
勢で保管するためにはコンテナの大きさに相当する保管
スペースが必要となる。そして、トラックから下ろして
保管場所へと移動する際にはコンテナの大きさに相当す
る移動スペースが必要になることから、その移動、保管
時における取扱性に問題があった。又、従来のスタンド
は特にコンテナをトラックから下ろす際に、コンテナを
荷台から浮かすための持ち上げ機構を備えていないこと
から、その持ち上げ機構をコンテナ側に具備しなければ
ならい。又、落ち上げ機構によりコンテナを荷台から浮
かした状態において収縮自在な支持脚を、固定ピンの抜
き差し入れ替えでその高さを変えたり、或いは支持脚を
コンテナに連結しなければならない等の使い勝手がすこ
ぶる面倒であり、その改善が望まれていた。
【0004】本発明はこの様な従来事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とする処は、トラックから下ろした
水平姿勢からその前後方向を上下方向に向けた起立姿勢
に回転させた状態でコンテナを移動、そして保管し得、
しかもコンテナをトラックから下ろす際に該コンテナを
荷台から浮かすその持ち上げ操作が可能で、更には発売
営業所や消費者等に配達する際にはコンパクトにまとめ
た状態で梱包し得るコンテナ用スタンドを提供すること
である。
【0005】
【課題を達成するための手段】課題を達成するために本
発明は、キャスターを備えた水平杆部と、この水平杆部
の長さ方向中央部から立設させた垂直杆部とから側面略
逆T字形に構設した左右の支持脚部と、前記垂直杆部の
上端側に具備され、平面略矩形状を呈するコンテナの両
側面中央部位に着脱自在に取り付けて該着脱部を支点に
コンテナを一定の範囲で回転自在に支持する回転支持機
構とからなり、前記垂直杆部は水平杆部に取り付ける下
部杆、この下部杆に対して伸縮自在に連結する上部杆、
この上部杆と前記下部杆との内部に内設され、上部杆を
下部杆に対して上下に伸縮移動させる昇降機構からな
り、該昇降機構は下部杆の内部に同軸状に配設したナッ
ト部材、上部杆の内部に同軸状に配設した軸受け部材、
この軸受け部材から上端を貫通突出させた状態で且つ該
軸受け部材に軸方向不動に止着せしめると共に前記ナッ
ト部材に亘り螺合連結せしめた螺杆部材、この螺杆部材
の前記上端部に具備するハンドルからなり、前記回転支
持機構は少なくとも前記上部杆の上端側に回転自在に具
備され、コンテナ取付具を固着備える回転部材、この左
右の回転部材の上部杆に対する少なくともいずれか一方
の軸支基端に備えた回転規制部からなることである。斯
る技術的手段によれば、コンテナがトラックに搭載され
た状態において、昇降機構のハンドルを回して垂直杆部
の上部杆を、その上端の回転支持機構がコンテナに対す
る取り付け位置高さになるように上下に移動させる。そ
して、回転支持機構の高さがコンテナの前記取り付け位
置高さになったところで回転支持機構の回転部材のコン
テナ取付具をコンテナに取り付けて、前記ハンドルを回
して上部杆を上昇させる。それにより、コンテナをトラ
ックの荷台上に浮かして該荷台から下ろせる体制とな
り、トラック又はコンテナ自体を移動させて下ろすこと
ができる。そして、下ろした水平姿勢のコンテナを回転
規制部により規制される回転位置まで回転させると、コ
ンテナはその前後を上下方向に向けた起立姿勢まで回転
し、移動、保管状態となる。一方、トラックに載せる場
合にはコンテナを水平姿勢に回転戻してトラック又はコ
ンテナ自体を移動させてコンテナを荷台上方に位置さ
せ、前記ハンドルを回して垂直杆部の上部杆を下降させ
ることで、コンテナを荷台上に載せることができる。そ
の後、回転支持機構の回転部材のコンテナ取付具をコン
テナから外す。
【0006】又、上記垂直杆部を水平杆部に対して着脱
分解可能に連結したことである。斯る技術的手段によれ
ば、垂直杆部を水平杆部から外して両者を分解すること
で、垂直杆部又は水平杆部の長さ範囲でコンパクトに梱
包することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の具体例を図面に基
づいて説明する。コンテナBは周囲四辺並びに底側が機
枠40で枠組み構設された上部解放の平面略矩形状を呈
し、その前後長手方向の両側壁を底部中央に向けてホッ
パー状に傾斜させると共に、前後の短手に亘るその底部
中央に不図示のモータ動力により駆動せしめる穀物送出
し機構を具備し、且つその送出し機構の終端部の排出口
に連通させて不図示の移送ホースを接続する排出部42を
具備してなる周知に構造を成す。そして、このコンテナ
Bの両側面中央部位の機枠40の縦杆41に、左右一対のス
タンドAの後述する回転支持機構A-2 を着脱自在に取り
付けて、コンテナBをトラックCに載せたり、トラック
Cから下ろすこれらの積み下ろし、そして穀物の収穫が
終了した後のオフシーズン時には回転支持機構A-2 によ
り回転させてその前後方向を上下方向に向けた起立姿勢
で保管し得るようにしてなる。
【0008】尚、コンテナBは上記した構成部分をホッ
パー部B-1 と称し、このホッパー部B-1 の上部開口四辺
縁上には前後両側の4枚の壁パネルからなるタンク部B-
2 が取り付けられており、このタンク部B-2 は保管時に
ホッパー部B-1 から取り外されるようになっている。
【0009】スタンドAは、コンテナBを両側面を昇降
且つ回転可能に支持する左右一対のものからなるもの
で、キャスター1を備えた水平杆部2と、この水平杆部
2の長さ方向中央部から立設させた垂直杆部3とから側
面略逆T字形に構設した左右の支持脚部A-1 と、前記垂
直杆部3の上端側に具備され、平面略矩形状を呈するコ
ンテナBの両側面中央部位に着脱自在に取り付けて該着
脱部を支点にコンテナBを一定の範囲で回転自在に支持
する回転支持機構A-2 とからなり、コンテナBをその両
側面中央部位において昇降且つ回転可能に支持する。
【0010】支持脚部A-1 は、適宜の長さに形成した角
パイプ等からなる水平杆部2の長さ方向中央に角形の連
結具4を取り付けて、固定ピン5により同じく角パイプ
等からなる垂直杆部3を着脱分解可能に立設した側面略
逆T字形に構設して、水平杆部2と垂直杆部3とを適宜
分解し得るようにしてなる(図6乃至図7参照)。そし
て、水平杆部2の両端下部にはキャスター1を取り付け
て、トラックCへの積み降ろし、保管等時にコンテナB
を走行移動し得るようにしてなる。
【0011】垂直杆部3は、水平杆部2の連結具4にピ
ン5止めにて連結する下部杆3-1 と、この下部杆3-1 に
対して伸縮自在に連結する上部杆3-2 と、この上部杆3-
2 と前記下部杆3-1 との内部に内設され、上部杆3-2 を
下部杆3-1 に対して上下に伸縮移動させる昇降機構3-3
からなり、昇降機構3-3 の後述するハンドル34操作によ
り上部杆3-2 を下部杆3-1 に対して上下に伸縮移動し得
るように構成してなる。下部杆3-1 と上部杆3-2 は太さ
を異にする角パイプから夫々適宜の長さに形成してな
る。図では上部杆3-2 を下部杆3-1 よりも太く且つ長く
形成して、上部杆3-2 を下部杆3-1 に被嵌状に嵌挿せし
めて昇降機構3-3 により連結せしめてなる。
【0012】昇降機構3-3 は、上部杆3-2 を下部杆3-1
に対して上下に伸縮移動せしめて垂直杆部3の長さ(高
さ)を可変する。即ち、回転可能に支持するコンテナB
をトラックCから下ろす際に荷台から浮かすように垂直
杆部3の長さを可変せしめたり、コンテナBをトラック
Cに載せる際にはの高さまで戻すように垂直杆部3の長
さを可変せしめる如く上部杆3-2 を下部杆3-1 に対して
上下に伸縮移動せしめるもので、下部杆3-2 の上部開口
部内に同軸状に固着配設したナット部材31、上部杆3-2
の上部開口部内に同軸状に固着配設した軸受け部材32、
そしてこの軸受け部材32から上端を貫通突出させた状態
で且つ該軸受け部材32に軸方向不動に止着せしめると共
に前記ナット部材31に亘り螺合連結せしめた螺杆部材3
3、この螺杆部材33の前記上端部に具備するハンドル34
からなり、このハンドル34の正逆回転操作により螺杆部
材33を上下に進退移動させることで、螺杆部材33に軸受
け部材32及び掛止リング35を介して支持させた上部杆3-
2 が下部杆3-1 に対して上下に伸縮移動せしめて上記し
たように垂直杆部3の長さ(高さ)を可変するように構
成してなる。
【0013】ハンドル34は、略L字形を成し、その一端
に上部杆3-2 上端の軸受け部材32から突出する螺杆部材
33の上端部に取り付ける取付具36を備え、この取付具36
を螺杆部材33にピン37止めにて回転不動に取り付けて螺
杆部材33を正転又は逆転方向に回転操作するようにして
なる。尚、このハンドル34は図8に例示したように、取
付具36の内形を四角や六角等の角形に形成する一方、螺
杆部材33の上端部の外形を同じくに角形に形成して当該
部にハンドル取付部34-1を設けて、螺杆部材33に対して
着脱可能にする良い。斯様の如く、ハンドル34を螺杆部
材33に対して着脱可能にすることで、左右のスタンドA
の支持脚部A-1 の高さ調節を併用して使用できる効果が
得られる。
【0014】回転支持機構A-2 は、コンテナBをトラッ
クCに載せたり、トラックCから下ろす際にコンテナB
を水平姿勢に、そして保管する際にはコンテナBを起立
姿勢に回転支持する役目を成すもので、上記上部杆3-2
の上端側に回転自在に回転部材20を具備すると共に、そ
の端部にコンテナ取付具21を固着備える。そして、左右
のスタンドAに具備した左右の回転部材20の上部杆3-2
に対する少なくともいずれか一方の軸支基端に回転規制
部22を備える。
【0015】回転部材20は、丸パイプや棒材等から所定
の長さに形成して、その一端側を上部杆3-2 に側方に向
けて平行に溶接等により一体的に固着備えた両支持板23
間に亘り貫通状に挿設すると共に、両支持板23を挟むよ
うに挟持板24を固着備えて、上部杆3-2 に回転可能に具
備する。そして、回転部材20の他端部にはコンテナ取付
具21を固着備える。尚、図2に示した様に支持板23を挟
む両挟持板24の内、外側の挟持板24は回転部材20に対し
て取り外し可能として、回転部材20を支持板23間に亘り
挿設セットした後に、外側の挟持板24を回転部材20に取
り付けて該回転部材20にピン20-1(通称Rピンと称され
ている)を取り付けることで、回転部材20を両支持板23
間に回転可能に具備する。即ち、コンテナ取付部21、そ
して内側の挟持板24を固着備える回転部材20と垂直杆部
3の上部杆3-2 とを適宜分解し得るようにしてなる(図
7参照)。又、コンテナBはかなり重量があることか
ら、図2乃至図3に二点鎖線で示した様に、両支持板23
間に亘り支持パイプ23-1を一体に具備せしめて、両支持
板23とによりコンテナBを支持する回転部材20をしっか
り支持し得る様にする。即ち、支持パイプ23-1を取り付
けて両支持板23間に剛性を付与する。
【0016】コンテナ取付部21は、ピン25止めにてコン
テナBの長手方向両側面中央部位に存在する機枠40の角
形縦杆41に着脱自在に取り付けるもので、縦杆41を三面
から挟持し得る断面略コの字形を呈する型材を用いて所
定の長さに形成し、その長さ方向両側部位の解放する両
辺にピン挿通孔26を開口して、このピン挿通孔26の開口
間隔にて前記縦杆41の高さ方向中央部位に貫通開口した
ピン固定孔27とに亘り固定ピン25を挿通せしめて縦杆41
の取り付けるようにしてなる(図5参照)。尚、縦杆41
に対するピン固定孔27の開口位置はコンテナ取付部21を
取り付けた状態において、回転部材20がコンテナB側面
の高さ方向中央に位置するように予め当該位置を設定し
た上で開口して、左右のスタンドAでコンテナBをバラ
ンスが取れた状態で回転可能に支持し得るようにする。
又、縦杆41に対するコンテナ取付部21の着脱自在な取り
付けとしてはピン25止めに限らず、ボルトナットを用い
てしっかり止める様にするも良い。
【0017】回転規制部22は、コンテナBを水平姿勢と
起立姿勢とのいずれかの姿勢になるように回転させる際
にその回転方向性と回転範囲(回転角度)を規制する役
目を成すもので、上記した支持板23の円周部縁に側方
(外方)に向けて折り曲げた折曲縁部に回転部材20の軸
心を基点として略90゜の角度範囲にて切欠部22-1を形成
する一方、円板状を呈する上記した挟持板24の周囲縁に
前記切欠部22-1内に内在する突片22-2を突設せしめて、
該突片22-2の切欠部22-1の両切欠縁22-10 への衝突係止
によりコンテナBを支持する回転部材20の回転方向性と
そん回転範囲を規制するようにしてなる。尚、図面にお
いては回転規制部22を左右双方のスタンドAに具備した
形態で示しているが、後述する回り止め機構6を具備す
る一方のスタンドA側(図9に示した平面図において左
側のスタンドA側)に具備すれば良い。
【0018】回り止め機構6は、コンテナBを水平姿勢
又は起立姿勢まで回転させた時点で、コンテナBが該水
平姿勢又は起立姿勢から不用意に回転しないように回転
部材20の動き(回転)をノック保持する役目を成すもの
で、回転部材20を支持する一方の支持板23にノックレバ
ー6-1 を備え、このノックレバー6-1 が進入掛止する切
欠凹部6-2 ,6-3 を突片22-2を備えた挟持板24の周囲縁
2カ所に設ける。
【0019】ノックレバー6-1 は、支持板23に固着備え
た断面略U字状を成すブラケット6-4 に回転可能に軸支
され、バネ材6-5 により挟持板24の切欠凹部6-2 ,6-3
に進入掛止する方向に常時付勢せしめておいて、切欠凹
部6-2 又は6-3 がコンテナBの回転(挟持板24の回転)
に伴い回転移動せしめてきた時点で切欠凹部6-2 又は6-
3 に対して自動的に進入掛止するようにしてなる。
【0020】切欠凹部6-2 ,6-3 は、コンテナBの水平
姿勢用と起立姿勢用とがあり、回転部材20の軸心を基点
とする略90゜の角度範囲の間隔にて該回転部材20と共に
回転する挟持板24の周囲縁に夫々設けて、コンテナBが
水平姿勢から起立姿勢、そして起立姿勢から水平姿勢ま
で回転された時点でノックレバー6-1 が嵌入掛止せしめ
て、コンテナBを水平姿勢又は起立姿勢状態に保持する
ようになっている。
【0021】次に、以上の如く構成した本発明スタンド
Aの使用例を説明すると、コンテナBがトラックCに搭
載された状態において、上端のハンドル34を回して垂直
杆部3の上部杆3-2 を下部杆3-1 に対して上下に移動さ
せて、回転部材20のコンテナ取付部21のピン挿通孔26が
コンテナB側面の機枠40縦杆41のピン固定孔27に合致す
るように垂直杆部3の高さを可変せしめると共に、コン
テナ固定部21を縦杆41にピン26止めせしめて、左右のス
タンドAをコンテナBの両側面に夫々セットする。そし
て、ハンドル34を回して上部杆3-2 を上昇させる。する
と、コンテナBは上部杆3-2 の上昇に伴い徐々に持上げ
られてトラックCの荷台から離れ、荷台から浮いた体制
となり、トラックC又はコンテナB自体を移動させるこ
とで、トラックCから下ろすことができる(図10の状
態)。この時、回転部材20は回り止め機構6によりコン
テナBを水平姿勢に保持する状態位置にノックされてい
る。そして、下ろした水平姿勢のコンテナBを保管する
場合には回り止め機構6のノックレバー6-1 の切欠凹部
6-2 に対する掛止状態を解除せしめた後にコンテナBを
回転規制部22により規制される回転位置まで回転させる
と、コンテナBはその前後を上下方向に向けた起立姿勢
まで回転し、移動、そして保管し得る状態となる(図11
の状態)。この時、回り止め機構6のノックレバー6-1
は切欠凹部6-3に対して嵌合掛止せしめてコンテナBの
起立姿勢を保持する。一方、トラックCに載せる場合に
は上記したように回り止め機構6のノックレバー6-1 の
切欠凹部6-3 に対する掛止状態を解除せしめた後にコン
テナBを回転させて水平姿勢に戻し、トラックC又はコ
ンテナB自体を移動させてコンテナBを上方に位置さ
せ、ハンドル34を回して垂直杆部3の上部杆3-2 を下降
させることで、コンテナBを上に載せることができる
(図10の二点鎖線の状態)。その後、コンテナB側面の
機枠40の縦杆41からコンテナ取付具21を外して左右のス
タンドAをコンテナBから外す。
【0022】
【発明の効果】本発明のコンテナ用スタンドは叙上の如
く構成してなるから、下記の作用効果を奏する。 .請求項1によれば、垂直杆部の上端に備えた昇降機
構のハンドルを回すことで、垂直杆部の上部杆を下部杆
に対して上下伸縮させることで、該垂直杆部の高さを可
変することができることから、従来のようにコンテナ側
に持上げ機構を具備する必要なく、回転可能に支持する
コンテナの高さを自由に変えることができる。よって、
コンテナをトラックに載せたり、トラックから下ろす際
の操作性が大変簡便となり、従来に比べて取扱性の向上
を図り得る。又、トラックから下ろした水平姿勢からそ
の前後方向を上下方向に向けた起立姿勢に回転させた状
態でコンテナを移動、そして保管し得ることから、移動
性と保管時のスペースの削減を図り得る。
【0023】.請求項2によれば、支持脚部を水平杆
部から外して両者を分解することができることから、発
売営業所や消費者等に配達する際には支持脚部又は水平
杆部の長さ範囲でコンパクトに梱包することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部を切欠して示した本発明スタンドの正面
【図2】 一部を拡大して示した縦断面図
【図3】 図2の III−III 線断面図
【図4】 図3のIV−IV線断面図
【図5】 スタンドのコンテナに対する取付直前を示し
た斜視図
【図6】 垂直杆部と水平杆部との連結部を示した斜視
【図7】 分解した垂直杆部と水平杆部との梱包形態の
一例を示した平面図
【図8】 ハンドルを螺杆部材に対して着脱可能にした
他の実施例の分解斜視図
【図9】 左右のスタンドを示した平面図
【図10】 コンテナをトラックに対して積み降ろしして
いる状態の側面図
【図11】 コンテナを起立姿勢に回転させた状態の正面
【符号の説明】
A…スタンド A-1 …支持脚部 A-2 …回転支持機構 1…キャス
ター 2…水平杆部 20…回転部材 21…コンテナ取付部 22…回転規制
部 3…垂直杆部 3-1 …下部杆 3-2 …上部杆 3-3 …昇降機
構 31…ナット部材 32…軸受け部
材 33…螺杆部材 34…ハンドル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャスターを備えた水平杆部と、この水
    平杆部の長さ方向中央部から立設させた垂直杆部とから
    側面略逆T字形に構設した左右の支持脚部と、前記垂直
    杆部の上部側に具備され、平面略矩形状を呈するコンテ
    ナの両側面中央部位に着脱自在に取り付けて該着脱部を
    支点にコンテナを一定の範囲で回転可能に支持する回転
    支持機構とからなり、前記垂直杆部は水平杆部に取り付
    ける下部杆、この下部杆に対して伸縮自在に連結する上
    部杆、この上部杆と前記下部杆との内部に内設され、上
    部杆を下部杆に対して上下に伸縮移動させる昇降機構か
    らなり、該昇降機構は下部杆の内部に同軸状に配設した
    ナット部材、上部杆の内部に配設した軸受け部材、この
    軸受け部材から上端を貫通突出させた状態で且つ該軸受
    け部材に軸方向不動に止着せしめると共に前記ナット部
    材に亘り螺合連結せしめた螺杆部材、この螺杆部材の前
    記上端部に具備するハンドルからなり、前記回転支持機
    構は少なくとも前記上部杆の上端側に回転自在に具備さ
    れ、コンテナ取付具を固着備える回転部材、この左右の
    回転部材の上部杆に対する少なくともいずれか一方の軸
    支基端に備えた回転規制部からなることを特徴とするコ
    ンテナ用スタンド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンテナ用スタンドにお
    いて、 垂直杆部を水平杆部に対して着脱分解可能に連結したこ
    とを特徴とするコンテナ用スタンド。
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