JPH1129190A - コンテナ用スタンド - Google Patents
コンテナ用スタンドInfo
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- JPH1129190A JPH1129190A JP9181415A JP18141597A JPH1129190A JP H1129190 A JPH1129190 A JP H1129190A JP 9181415 A JP9181415 A JP 9181415A JP 18141597 A JP18141597 A JP 18141597A JP H1129190 A JPH1129190 A JP H1129190A
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- rod
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 トラックの荷台幅よりも広い間隔(積み降ろ
し間隔L)にてコンテナを支持することができ、移動時
や保管状態においてはコンテナ幅に近い狭い間隔とその
支持間隔を自由に変更し得るようにすること。 【解決手段】キャスター1を備えた水平杆部2と、この
水平杆部2から立設され、上部杆3-2 、下部杆3-1 、昇
降機構3-3 により上下に伸縮可能な垂直杆部3とから側
面略逆T字形に構設した支持脚部A-1 と、前記垂直杆部
の上部側に具備せしめた回転支持機構A-2 とを備え、前
記回転支持機構の回転部材12と、コンテナ機枠B-1 に固
定的又は着脱可能に具備するコンテナ連結部材11とを周
方向に回転不能で且つ軸方向に一定の範囲で摺動可能に
嵌挿連結せしめて、回転部材12を、スタンドAがコンテ
ナBの両側面から離間する外側に向けて摺動、又はスタ
ンドAがコンテナBの両側面に接近する内側に向けて摺
動させる。
し間隔L)にてコンテナを支持することができ、移動時
や保管状態においてはコンテナ幅に近い狭い間隔とその
支持間隔を自由に変更し得るようにすること。 【解決手段】キャスター1を備えた水平杆部2と、この
水平杆部2から立設され、上部杆3-2 、下部杆3-1 、昇
降機構3-3 により上下に伸縮可能な垂直杆部3とから側
面略逆T字形に構設した支持脚部A-1 と、前記垂直杆部
の上部側に具備せしめた回転支持機構A-2 とを備え、前
記回転支持機構の回転部材12と、コンテナ機枠B-1 に固
定的又は着脱可能に具備するコンテナ連結部材11とを周
方向に回転不能で且つ軸方向に一定の範囲で摺動可能に
嵌挿連結せしめて、回転部材12を、スタンドAがコンテ
ナBの両側面から離間する外側に向けて摺動、又はスタ
ンドAがコンテナBの両側面に接近する内側に向けて摺
動させる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンテナ用スタン
ドに係り、詳しくはトラック等に載せられて田畑等の圃
場で刈り取り収穫された米、麦等の穀物を貯溜し、その
穀物を大型乾燥機や大型貯蔵タンク等の処理設備が設置
されているライスセンター等まで運搬した後に、前記処
理設備に排出移送するコンテナを、トラックに載せた
り、トラックから下ろすこれらの積み下ろし、そして穀
物の収穫が終了した後のオフシーズン時にはコンテナを
保管するために利用されるスタンドに関し、特にコンテ
ナの前後方向の支持バランスが取れたその両側面中央部
位においてコンテナを二点支持にて回転可能に支持する
スタンドの改良に関する。
ドに係り、詳しくはトラック等に載せられて田畑等の圃
場で刈り取り収穫された米、麦等の穀物を貯溜し、その
穀物を大型乾燥機や大型貯蔵タンク等の処理設備が設置
されているライスセンター等まで運搬した後に、前記処
理設備に排出移送するコンテナを、トラックに載せた
り、トラックから下ろすこれらの積み下ろし、そして穀
物の収穫が終了した後のオフシーズン時にはコンテナを
保管するために利用されるスタンドに関し、特にコンテ
ナの前後方向の支持バランスが取れたその両側面中央部
位においてコンテナを二点支持にて回転可能に支持する
スタンドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコンテナ用スタンドとしては例
えば、特開平8−154477号公報等において既に知られて
いる。因みに、このスタンドを用いたコンテナの積み降
ろしは搭載する荷台高さよりも高い水平姿勢(積み下ろ
し姿勢)に支持せしめたコンテナの下に荷台を潜り込ま
せる如くトラック自体を移動、或いはコンテナ自体をス
タンドのキャスターにより走行させて荷台上まで移動さ
せて該荷台上にコンテナを載せる。一方、コンテナの下
からトラックの荷台を引き抜く如くトラック自体を移
動、或いはコンテナ自体をスタンドのキャスターにより
走行させて荷台上から移動させるかのいずれかの方法に
より行われる。そして、スタンドはトラックから下ろし
たコンテナを保管場所まで移動したり、保管場所へ保管
する場合には水平姿勢からその前後方向を上下方向に向
けた垂直姿勢(移動・保管姿勢)までコンテナを回転し
得るように該コンテナを左右二点支持にて回転可能に支
持するようになっている。ところで、コンテナは一般に
その平面形状が搭載するトラックの荷台よりも二回り程
小さめで前後方向に長い略矩形状に構設され、搭載した
後に立てられる荷台のあおりがコンテナに当たらないよ
うになっている。そして、コンテナに対する左右のスタ
ンドの取り付け間隔は前述したコンテナの積み降ろし作
業中に倒されたあおりや、トラックの荷台両側面やその
足回り等に備えられている例えばロープ掛け用のフック
等に左右のスタンドの支持脚部が当たらないように荷台
幅よりもかなり広くする必要がある。そこで、従来では
左右のスタンドを前述した荷台幅よりも広い間隔にてコ
ンテナ両側面のコンテナ機枠に連結し得るように底部側
にキャスターを備えた支持脚部の上部側に、該支持脚部
に対して略逆L形に突出する連結部材を水平に固着備え
て、この連結部材の解放端部側を回転支持機構を介して
コンテナ機枠に取り付けることで、荷台幅よりも広い積
み降ろし間隔にてコンテナを左右から二点支持にて回転
可能に支持させて、トラックの荷台への積み降ろしを行
う場合には水平姿勢に、そして、保管場所への移動、保
管する場合には回転させた垂直姿勢へとコンテナの支持
姿勢を変更し得るようにしていた。
えば、特開平8−154477号公報等において既に知られて
いる。因みに、このスタンドを用いたコンテナの積み降
ろしは搭載する荷台高さよりも高い水平姿勢(積み下ろ
し姿勢)に支持せしめたコンテナの下に荷台を潜り込ま
せる如くトラック自体を移動、或いはコンテナ自体をス
タンドのキャスターにより走行させて荷台上まで移動さ
せて該荷台上にコンテナを載せる。一方、コンテナの下
からトラックの荷台を引き抜く如くトラック自体を移
動、或いはコンテナ自体をスタンドのキャスターにより
走行させて荷台上から移動させるかのいずれかの方法に
より行われる。そして、スタンドはトラックから下ろし
たコンテナを保管場所まで移動したり、保管場所へ保管
する場合には水平姿勢からその前後方向を上下方向に向
けた垂直姿勢(移動・保管姿勢)までコンテナを回転し
得るように該コンテナを左右二点支持にて回転可能に支
持するようになっている。ところで、コンテナは一般に
その平面形状が搭載するトラックの荷台よりも二回り程
小さめで前後方向に長い略矩形状に構設され、搭載した
後に立てられる荷台のあおりがコンテナに当たらないよ
うになっている。そして、コンテナに対する左右のスタ
ンドの取り付け間隔は前述したコンテナの積み降ろし作
業中に倒されたあおりや、トラックの荷台両側面やその
足回り等に備えられている例えばロープ掛け用のフック
等に左右のスタンドの支持脚部が当たらないように荷台
幅よりもかなり広くする必要がある。そこで、従来では
左右のスタンドを前述した荷台幅よりも広い間隔にてコ
ンテナ両側面のコンテナ機枠に連結し得るように底部側
にキャスターを備えた支持脚部の上部側に、該支持脚部
に対して略逆L形に突出する連結部材を水平に固着備え
て、この連結部材の解放端部側を回転支持機構を介して
コンテナ機枠に取り付けることで、荷台幅よりも広い積
み降ろし間隔にてコンテナを左右から二点支持にて回転
可能に支持させて、トラックの荷台への積み降ろしを行
う場合には水平姿勢に、そして、保管場所への移動、保
管する場合には回転させた垂直姿勢へとコンテナの支持
姿勢を変更し得るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、従来のス
タンドはコンテナを二点支持にて回転可能に支持する左
右のスタンドの支持間隔は一定である。つまり、前述し
たようにトラックの荷台へのコンテナの積み降ろし間隔
にて該コンテナを支持し、保管場所への移動、そして保
管するようになっていることから、例えば保管場所まで
移動する際に障害物等によってその移動スペースが狭か
ったり、或いは保管場所の入口が狭かったりした場合に
スタンドでの移動が不可能となる。つまり、コンテナ幅
よりもかなり広い間隔にて該コンテナをその両側面中央
部位にて支持する左右のスタンドが狭い場所を通過する
際に邪魔になって移動が不可能となり、そのために、左
右のスタンドをコンテナから取り外さなければコンテナ
を保管場所まで移動することができないと言った問題が
起き得たり、保管場所まで移動することができたとして
も間隔が広い分、広い保管スペースが必要になる等の移
動、保管時における取扱性に問題が残り、その改善の余
地が残されていた。
タンドはコンテナを二点支持にて回転可能に支持する左
右のスタンドの支持間隔は一定である。つまり、前述し
たようにトラックの荷台へのコンテナの積み降ろし間隔
にて該コンテナを支持し、保管場所への移動、そして保
管するようになっていることから、例えば保管場所まで
移動する際に障害物等によってその移動スペースが狭か
ったり、或いは保管場所の入口が狭かったりした場合に
スタンドでの移動が不可能となる。つまり、コンテナ幅
よりもかなり広い間隔にて該コンテナをその両側面中央
部位にて支持する左右のスタンドが狭い場所を通過する
際に邪魔になって移動が不可能となり、そのために、左
右のスタンドをコンテナから取り外さなければコンテナ
を保管場所まで移動することができないと言った問題が
起き得たり、保管場所まで移動することができたとして
も間隔が広い分、広い保管スペースが必要になる等の移
動、保管時における取扱性に問題が残り、その改善の余
地が残されていた。
【0004】本発明はこの様な従来事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とする処は、コンテナをその両側面
中央部位において二点支持にて回転可能に支持するスタ
ンドにおいて、トラックの荷台への積み降ろしをする場
合には該荷台幅よりも広い間隔にてコンテナを支持する
ことができ、そして、保管場所までの移動時や保管状態
においてはコンテナの幅に近い状態まで該コンテナの両
側面に接近させた狭い間隔とその支持間隔を自由に変更
し得るように改良したコンテナスタンドを提供すること
である。
たもので、その目的とする処は、コンテナをその両側面
中央部位において二点支持にて回転可能に支持するスタ
ンドにおいて、トラックの荷台への積み降ろしをする場
合には該荷台幅よりも広い間隔にてコンテナを支持する
ことができ、そして、保管場所までの移動時や保管状態
においてはコンテナの幅に近い状態まで該コンテナの両
側面に接近させた狭い間隔とその支持間隔を自由に変更
し得るように改良したコンテナスタンドを提供すること
である。
【0005】
【課題を達成するための手段】課題を達成するために本
発明は、キャスターを備えた水平杆部と、この水平杆部
から立設させた垂直杆部とから側面略逆T字形に構設し
た支持脚部の前記垂直杆部の上部側に回転支持機構を具
備せしめ、この回転支持機構をコンテナ両側面のコンテ
ナ機枠にコンテナ連結部材を介して着脱可能に連結せし
めてコンテナを一定の範囲で二点支持にて回転可能に支
持するコンテナ用スタンドであって、前記支持脚部の垂
直杆部は水平杆部に取り付ける下部杆と、この下部杆に
対して伸縮自在に連結される上部杆と、この上部杆と前
記下部杆との内部に内設され、上部杆を下部杆に対して
上下に伸縮移動させる昇降機構とを備え、該昇降機構は
下部杆の内部に同軸状に配設したナット部材と、上部杆
の内部に配設した軸受け部材と、この軸受け部材から上
端を貫通突出させた状態で且つ該軸受け部材に軸方向不
動に止着せしめると共に前記ナット部材に亘り螺合連結
せしめた螺杆部材と、この螺杆部材の前記上端部に具備
するハンドルとを備えてなり、前記上部杆の上端側に回
転自在に具備される所要の長さを有する回転支持機構の
回転部材と、コンテナ機枠の断面角形縦杆に固定的又は
着脱可能に具備する前記コンテナ連結部材とを周方向回
転不能で且つ軸方向に一定の範囲で摺動可能に嵌挿連結
せしめてなることである。斯る技術的手段によれば、コ
ンテナがトラックに搭載された状態において、トラック
からコンテナを降ろす場合にはコンテナの両側面中央部
位のコンテナ機枠に固定的又は着脱可能に具備されるコ
ンテナ連結部材に対して支持脚部の上部側に具備した回
転支持機構の回転部材を嵌挿連結せしめて前記両側面中
央部に左右のスタンドを取り付けると共に、コンテナ連
結部材に対する摺動範囲にてスタンドがコンテナの両側
面から離間する外側に向けて回転部材を摺動させる。そ
れにより、左右のスタンドの支持間隔は荷台幅よりも広
い積み降ろし間隔となる。その後、昇降機構のハンドル
を回し、垂直杆部の上部杆を上昇させてコンテナをトラ
ックの荷台から浮かしてトラック又はコンテナ自体を移
動させて下ろす。そして、下ろした水平姿勢のコンテナ
を回転部材の回転範囲で回転させてその前後方向を上下
方向に向けた起立姿勢とし、保管場所までの移動、そし
て保管する場合にはコンテナ連結部材に対する摺動範囲
にてスタンドがコンテナの両側面に接近する内側に向け
て回転部材を摺動させる。それにより、左右のスタンド
の支持間隔は前述した積み降ろし間隔からコンテナ幅に
近付けたコンテナの移動・保管間隔に変更される。
発明は、キャスターを備えた水平杆部と、この水平杆部
から立設させた垂直杆部とから側面略逆T字形に構設し
た支持脚部の前記垂直杆部の上部側に回転支持機構を具
備せしめ、この回転支持機構をコンテナ両側面のコンテ
ナ機枠にコンテナ連結部材を介して着脱可能に連結せし
めてコンテナを一定の範囲で二点支持にて回転可能に支
持するコンテナ用スタンドであって、前記支持脚部の垂
直杆部は水平杆部に取り付ける下部杆と、この下部杆に
対して伸縮自在に連結される上部杆と、この上部杆と前
記下部杆との内部に内設され、上部杆を下部杆に対して
上下に伸縮移動させる昇降機構とを備え、該昇降機構は
下部杆の内部に同軸状に配設したナット部材と、上部杆
の内部に配設した軸受け部材と、この軸受け部材から上
端を貫通突出させた状態で且つ該軸受け部材に軸方向不
動に止着せしめると共に前記ナット部材に亘り螺合連結
せしめた螺杆部材と、この螺杆部材の前記上端部に具備
するハンドルとを備えてなり、前記上部杆の上端側に回
転自在に具備される所要の長さを有する回転支持機構の
回転部材と、コンテナ機枠の断面角形縦杆に固定的又は
着脱可能に具備する前記コンテナ連結部材とを周方向回
転不能で且つ軸方向に一定の範囲で摺動可能に嵌挿連結
せしめてなることである。斯る技術的手段によれば、コ
ンテナがトラックに搭載された状態において、トラック
からコンテナを降ろす場合にはコンテナの両側面中央部
位のコンテナ機枠に固定的又は着脱可能に具備されるコ
ンテナ連結部材に対して支持脚部の上部側に具備した回
転支持機構の回転部材を嵌挿連結せしめて前記両側面中
央部に左右のスタンドを取り付けると共に、コンテナ連
結部材に対する摺動範囲にてスタンドがコンテナの両側
面から離間する外側に向けて回転部材を摺動させる。そ
れにより、左右のスタンドの支持間隔は荷台幅よりも広
い積み降ろし間隔となる。その後、昇降機構のハンドル
を回し、垂直杆部の上部杆を上昇させてコンテナをトラ
ックの荷台から浮かしてトラック又はコンテナ自体を移
動させて下ろす。そして、下ろした水平姿勢のコンテナ
を回転部材の回転範囲で回転させてその前後方向を上下
方向に向けた起立姿勢とし、保管場所までの移動、そし
て保管する場合にはコンテナ連結部材に対する摺動範囲
にてスタンドがコンテナの両側面に接近する内側に向け
て回転部材を摺動させる。それにより、左右のスタンド
の支持間隔は前述した積み降ろし間隔からコンテナ幅に
近付けたコンテナの移動・保管間隔に変更される。
【0006】又、上記回転部材はコンテナ連結部材に対
して挿脱可能で、且つ該コンテナ連結部材に対して貫通
状に嵌挿連結させた状態で該コンテナ連結部材からの抜
け止めを図る抜け止め部材がその解放端部側に着脱自在
に具備されていることである。斯る技術的手段によれ
ば、抜け止め部材を回転部材の連結部から外すことで、
回転部材をコンテナ連結部材から簡単に引き抜くことが
できる。つまり、コンテナ連結部材がコンテナ両側面の
コンテナ機枠に固定的に取り付けられている場合におい
て、回転部材をコンテナ連結部材から引き抜いてコンテ
ナの両側面から左右のスタンドを簡単に取り外すことが
できる。
して挿脱可能で、且つ該コンテナ連結部材に対して貫通
状に嵌挿連結させた状態で該コンテナ連結部材からの抜
け止めを図る抜け止め部材がその解放端部側に着脱自在
に具備されていることである。斯る技術的手段によれ
ば、抜け止め部材を回転部材の連結部から外すことで、
回転部材をコンテナ連結部材から簡単に引き抜くことが
できる。つまり、コンテナ連結部材がコンテナ両側面の
コンテナ機枠に固定的に取り付けられている場合におい
て、回転部材をコンテナ連結部材から引き抜いてコンテ
ナの両側面から左右のスタンドを簡単に取り外すことが
できる。
【0007】又、上記回転部材は少なくともコンテナ連
結部材に対して摺動可能に嵌挿連結されるその摺動範囲
が断面角形を呈する例えば角形パイプや角形棒材等の角
形部材からなる連結部であり、一方、コンテナ連結部材
は前記連結部を適合させた状態にて周方向に回転不能で
且つ軸方向に摺動可能に貫通させる断面角形の連結孔を
有する例えば角形パイプである。そして、前記角形パイ
プとしては断面が四角形、五角形、六角形等の角形パイ
プが挙げられる。斯る技術的手段によれば、コンテナ連
結部材に対して回転部材を回転不能な状態にて連結させ
る構造が断面角形であることから、角形パイプや角形棒
材等の角形部材を用いることで簡単に実施し得る。つま
り、軸方向に対しては摺動可能としながら、回転方向に
対しては回転不能な状態でコンテナ連結部材に対して回
転部材を嵌挿連結するその連結形態を簡単の構造にて実
施することができる。
結部材に対して摺動可能に嵌挿連結されるその摺動範囲
が断面角形を呈する例えば角形パイプや角形棒材等の角
形部材からなる連結部であり、一方、コンテナ連結部材
は前記連結部を適合させた状態にて周方向に回転不能で
且つ軸方向に摺動可能に貫通させる断面角形の連結孔を
有する例えば角形パイプである。そして、前記角形パイ
プとしては断面が四角形、五角形、六角形等の角形パイ
プが挙げられる。斯る技術的手段によれば、コンテナ連
結部材に対して回転部材を回転不能な状態にて連結させ
る構造が断面角形であることから、角形パイプや角形棒
材等の角形部材を用いることで簡単に実施し得る。つま
り、軸方向に対しては摺動可能としながら、回転方向に
対しては回転不能な状態でコンテナ連結部材に対して回
転部材を嵌挿連結するその連結形態を簡単の構造にて実
施することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の具体例を図面に基
づいて説明する。コンテナBは周囲四辺並びに底側がコ
ンテナ機枠B-1 で枠組み構設された上部解放の平面略矩
形状を呈し、その前後長手方向の両側壁を底部中央に向
けてホッパー状に傾斜させると共に、前後の短手に亘る
その底部中央に図示省略のモータ動力により駆動せしめ
る同じく図示省略の穀物送出し機構を具備し、且つこの
穀物の送出し機構の終端部の排出口には図示省略の移送
ホースを抜き差し自在に接続する排出部B-4 を、該移送
ホースの引き出し方向に首振り回転可能に具備してなる
周知の構造を成す。そして、このコンテナBの両側面中
央部位のコンテナ機枠B-1 に固定的又は着脱可能に具備
される後述するコンテナ連結部材11に対して回転支持機
構A-2 の回転部材12を挿脱可能に嵌挿連結せしめて前記
両側面中央部位に左右のスタンドAを取り付けてコンテ
ナBを二点支持にて回転可能に支持させた状態で、該コ
ンテナBをトラックCに載せたり、トラックCから下ろ
すこれらの積み下ろし作業を行う時には水平姿勢(積み
降ろし姿勢)、そして穀物の収穫が終了した後のオフシ
ーズン時における保管時には回転支持機構A-2 の回転部
材12の回転範囲にてコンテナBを回転させてその前後方
向を上下方向に向けた起立姿勢(移動・保管姿勢)にそ
の支持姿勢を変更し得るようにしてなる。又、回転部材
12のコンテナ連結部材11に対する軸方向の摺動範囲にて
左右のスタンドAの支持間隔を積み降ろし間隔Lからコ
ンテナ幅に近付けたコンテナの移動・保管間隔L1 に変
更し得るようにしてなる。
づいて説明する。コンテナBは周囲四辺並びに底側がコ
ンテナ機枠B-1 で枠組み構設された上部解放の平面略矩
形状を呈し、その前後長手方向の両側壁を底部中央に向
けてホッパー状に傾斜させると共に、前後の短手に亘る
その底部中央に図示省略のモータ動力により駆動せしめ
る同じく図示省略の穀物送出し機構を具備し、且つこの
穀物の送出し機構の終端部の排出口には図示省略の移送
ホースを抜き差し自在に接続する排出部B-4 を、該移送
ホースの引き出し方向に首振り回転可能に具備してなる
周知の構造を成す。そして、このコンテナBの両側面中
央部位のコンテナ機枠B-1 に固定的又は着脱可能に具備
される後述するコンテナ連結部材11に対して回転支持機
構A-2 の回転部材12を挿脱可能に嵌挿連結せしめて前記
両側面中央部位に左右のスタンドAを取り付けてコンテ
ナBを二点支持にて回転可能に支持させた状態で、該コ
ンテナBをトラックCに載せたり、トラックCから下ろ
すこれらの積み下ろし作業を行う時には水平姿勢(積み
降ろし姿勢)、そして穀物の収穫が終了した後のオフシ
ーズン時における保管時には回転支持機構A-2 の回転部
材12の回転範囲にてコンテナBを回転させてその前後方
向を上下方向に向けた起立姿勢(移動・保管姿勢)にそ
の支持姿勢を変更し得るようにしてなる。又、回転部材
12のコンテナ連結部材11に対する軸方向の摺動範囲にて
左右のスタンドAの支持間隔を積み降ろし間隔Lからコ
ンテナ幅に近付けたコンテナの移動・保管間隔L1 に変
更し得るようにしてなる。
【0009】尚、コンテナBはコンテナ機枠B-1 により
枠組み構設され、その長手方向両側側から最低部に向け
て底部パネルが漸次傾斜状に付設されたその下部側がホ
ッパー部B-2 となり、このホッパー部B-2 の上部四辺開
口縁上に前後両側の4枚の壁パネルから組み立てられる
タンク部B-3 が上部側に構設されてなる。又、図示を省
略しているが、タンク部B-3 を構設する各壁パネルは保
管場所への移動、保管時にはホッパー部B-2 との連結ヒ
ンジ部から内側に折り畳まれたり、或いはホッパー部B-
2 との着脱自在な連結ヒンジ部から適宜取り外されるよ
うになっている。又、ホッパー部B-1 の後面側、図6に
おいて下方に向けた後面側におけるコンテナ機枠B-1 の
左右の縦杆B-11と下部の横杆には前方に向けて突出させ
た脚部28,29が夫々具備されており、この上下の脚部2
8,29はコンテナBを起立姿勢に支持せしめた状態にお
いて左右のスタンドAの支持間隔を、前述した積み降ろ
し間隔Lから移動・保管間隔L1 に変更(図7(イ),
(ロ)の状態から(ハ)の状態)、そして移動・保管間
隔L1 から積み降ろし間隔Lに戻す(図7(ハ)の状態
から(イ),(ロ)の状態)操作を行う際に、後述する
昇降機構3-3 により地面等に一旦降ろす操作を行った場
合にコンテナBの後面側を地面等から浮かした状態で該
コンテナBを支持するようになっている(図7(ロ),
(ハ)の状態)。尚、上下の脚部28,29の内、上側の脚
部28は図4に例示したように、水平姿勢にてコンテナB
をトラックCに搭載する際には倒した収納状態とし(図
4の二点鎖線の状態)、そして、コンテナBを起立姿勢
に支持せしめた状態において左右のスタンドAの支持間
隔を、前述した積み降ろし間隔Lから移動・保管間隔L
1に変更する際等には起した起立状態とし得るように
(図4の実線の状態)、コンテナ機枠B-1 の上下にに対
して起倒動可能に枢着備えてなる。
枠組み構設され、その長手方向両側側から最低部に向け
て底部パネルが漸次傾斜状に付設されたその下部側がホ
ッパー部B-2 となり、このホッパー部B-2 の上部四辺開
口縁上に前後両側の4枚の壁パネルから組み立てられる
タンク部B-3 が上部側に構設されてなる。又、図示を省
略しているが、タンク部B-3 を構設する各壁パネルは保
管場所への移動、保管時にはホッパー部B-2 との連結ヒ
ンジ部から内側に折り畳まれたり、或いはホッパー部B-
2 との着脱自在な連結ヒンジ部から適宜取り外されるよ
うになっている。又、ホッパー部B-1 の後面側、図6に
おいて下方に向けた後面側におけるコンテナ機枠B-1 の
左右の縦杆B-11と下部の横杆には前方に向けて突出させ
た脚部28,29が夫々具備されており、この上下の脚部2
8,29はコンテナBを起立姿勢に支持せしめた状態にお
いて左右のスタンドAの支持間隔を、前述した積み降ろ
し間隔Lから移動・保管間隔L1 に変更(図7(イ),
(ロ)の状態から(ハ)の状態)、そして移動・保管間
隔L1 から積み降ろし間隔Lに戻す(図7(ハ)の状態
から(イ),(ロ)の状態)操作を行う際に、後述する
昇降機構3-3 により地面等に一旦降ろす操作を行った場
合にコンテナBの後面側を地面等から浮かした状態で該
コンテナBを支持するようになっている(図7(ロ),
(ハ)の状態)。尚、上下の脚部28,29の内、上側の脚
部28は図4に例示したように、水平姿勢にてコンテナB
をトラックCに搭載する際には倒した収納状態とし(図
4の二点鎖線の状態)、そして、コンテナBを起立姿勢
に支持せしめた状態において左右のスタンドAの支持間
隔を、前述した積み降ろし間隔Lから移動・保管間隔L
1に変更する際等には起した起立状態とし得るように
(図4の実線の状態)、コンテナ機枠B-1 の上下にに対
して起倒動可能に枢着備えてなる。
【0010】左右のスタンドAは、コンテナBを両側面
を昇降且つ回転可能に支持する左右一対のものからなる
もので、キャスター1を備えた水平杆部2と、この水平
杆部2の長さ方向中央部から立設させた垂直杆部3とか
ら側面略逆T字形に構設した左右の支持脚部A-1 と、前
記垂直杆部3の上端側に具備され、平面略矩形状を呈す
るコンテナBの両側面中央部位に着脱自在に取り付けて
該着脱部を支点にコンテナBを一定の範囲で回転自在に
支持する回転支持機構A-2 とからなり、コンテナBをそ
の両側面中央部位において二点支持にて昇降且つ回転可
能に支持するものである。
を昇降且つ回転可能に支持する左右一対のものからなる
もので、キャスター1を備えた水平杆部2と、この水平
杆部2の長さ方向中央部から立設させた垂直杆部3とか
ら側面略逆T字形に構設した左右の支持脚部A-1 と、前
記垂直杆部3の上端側に具備され、平面略矩形状を呈す
るコンテナBの両側面中央部位に着脱自在に取り付けて
該着脱部を支点にコンテナBを一定の範囲で回転自在に
支持する回転支持機構A-2 とからなり、コンテナBをそ
の両側面中央部位において二点支持にて昇降且つ回転可
能に支持するものである。
【0011】支持脚部A-1 は、適宜の長さに形成した角
パイプ等からなる水平杆部2の長さ方向中央部位に角形
の連結具4を固着備えて、固定ピン5により同じく角形
パイプ等からなる垂直杆部3を接続立設せしめた側面略
逆T字形に構設してなる。そして、水平杆部2の両端下
部にはキャスター1を備えて、トラックCへの積み降ろ
し、そして保管等時にコンテナBを走行移動し得るよう
にしてなる。
パイプ等からなる水平杆部2の長さ方向中央部位に角形
の連結具4を固着備えて、固定ピン5により同じく角形
パイプ等からなる垂直杆部3を接続立設せしめた側面略
逆T字形に構設してなる。そして、水平杆部2の両端下
部にはキャスター1を備えて、トラックCへの積み降ろ
し、そして保管等時にコンテナBを走行移動し得るよう
にしてなる。
【0012】垂直杆部3は、水平杆部2の連結具4にピ
ン5止めにて連結する下部杆3-1 と、この下部杆3-1 に
対して伸縮自在に連結する上部杆3-2 と、この上部杆3-
2 と前記下部杆3-1 との内部に内設され、上部杆3-2 を
下部杆3-1 に対して上下に伸縮移動させる昇降機構3-3
からなり、昇降機構3-3 の後述するハンドル9操作によ
り上部杆3-2 を下部杆3-1 に対して上下に伸縮移動し得
るように構成してなる。下部杆3-1 と上部杆3-2 は太さ
を異にする角形パイプから夫々適宜の長さに形成してな
る。図では上部杆3-2 を下部杆3-1 よりも太く且つ長く
形成して、上部杆3-2 を下部杆3-1 に被嵌状に嵌挿せし
めて昇降機構3-3 により連結せしめてなる。
ン5止めにて連結する下部杆3-1 と、この下部杆3-1 に
対して伸縮自在に連結する上部杆3-2 と、この上部杆3-
2 と前記下部杆3-1 との内部に内設され、上部杆3-2 を
下部杆3-1 に対して上下に伸縮移動させる昇降機構3-3
からなり、昇降機構3-3 の後述するハンドル9操作によ
り上部杆3-2 を下部杆3-1 に対して上下に伸縮移動し得
るように構成してなる。下部杆3-1 と上部杆3-2 は太さ
を異にする角形パイプから夫々適宜の長さに形成してな
る。図では上部杆3-2 を下部杆3-1 よりも太く且つ長く
形成して、上部杆3-2 を下部杆3-1 に被嵌状に嵌挿せし
めて昇降機構3-3 により連結せしめてなる。
【0013】昇降機構3-3 は、上部杆3-2 を下部杆3-1
に対して上下に伸縮移動せしめて垂直杆部3の長さ(高
さ)を可変する。即ち、回転可能に支持するコンテナB
をトラックCから下ろす際に荷台から浮かすように支持
脚部A-1 の垂直杆部3の長さを可変せしめたり、コンテ
ナBをトラックCの荷台に載せる際にはその荷台の高さ
まで前記垂直杆部3の長さを可変せしめる如く上部杆3-
2 を下部杆3-1 に対して上下に伸縮移動せしめるもの
で、下部杆3-2 の上部開口部内に同軸状に固着配設した
ナット部材6、上部杆3-2 の上部開口部内に同軸状に固
着配設した軸受け部材7、そしてこの軸受け部材7から
上端を貫通突出させた状態で且つ該軸受け部材7に軸方
向不動に止着せしめると共に前記ナット部材6に亘り螺
合連結せしめた螺杆部材8、この螺杆部材8の前記上端
部に具備するハンドル9からなり、上部杆3-2 上端の軸
受け部材7から突出する螺杆部材8の上端部に止着備え
たハンドル9の正逆回転操作により螺杆部材8を上下に
進退移動させることで、螺杆部材8に軸受け部材7及び
掛止リング10を介して支持させた上部杆3-2 が下部杆3-
1 に対して上下に伸縮移動せしめて前述したように垂直
杆部3の長さ(高さ)を適宜可変し得るように構成して
なる。
に対して上下に伸縮移動せしめて垂直杆部3の長さ(高
さ)を可変する。即ち、回転可能に支持するコンテナB
をトラックCから下ろす際に荷台から浮かすように支持
脚部A-1 の垂直杆部3の長さを可変せしめたり、コンテ
ナBをトラックCの荷台に載せる際にはその荷台の高さ
まで前記垂直杆部3の長さを可変せしめる如く上部杆3-
2 を下部杆3-1 に対して上下に伸縮移動せしめるもの
で、下部杆3-2 の上部開口部内に同軸状に固着配設した
ナット部材6、上部杆3-2 の上部開口部内に同軸状に固
着配設した軸受け部材7、そしてこの軸受け部材7から
上端を貫通突出させた状態で且つ該軸受け部材7に軸方
向不動に止着せしめると共に前記ナット部材6に亘り螺
合連結せしめた螺杆部材8、この螺杆部材8の前記上端
部に具備するハンドル9からなり、上部杆3-2 上端の軸
受け部材7から突出する螺杆部材8の上端部に止着備え
たハンドル9の正逆回転操作により螺杆部材8を上下に
進退移動させることで、螺杆部材8に軸受け部材7及び
掛止リング10を介して支持させた上部杆3-2 が下部杆3-
1 に対して上下に伸縮移動せしめて前述したように垂直
杆部3の長さ(高さ)を適宜可変し得るように構成して
なる。
【0014】ハンドル9は、略L字形を成し、その一端
に上部杆3-2 上端の軸受け部材7から突出する螺杆部材
8の上端部に取り付ける取付具9-1 を備え、この取付具
9-1を螺杆部材8にピン止め等にて回転不動に取り付け
て螺杆部材8を正転又は逆転方向に回転操作するように
してなる。尚、図示を省略しているが、ハンドル9の取
付具9-1 の螺杆接続孔の内形を四角形や六角形等の角形
に形成する一方、螺杆部材8の上端部の外形を同じくに
角形に形成して当該部に対してハンドル9の取付具9-1
を回転不動の状態で着脱可能に接続し得るようにすると
良い。斯様の如く、ハンドル9を螺杆部材8に対して着
脱可能にすることで、左右のスタンドAの垂直杆部3の
高さを前述した各高さに可変調節する場合の螺杆部材8
の回転操作に併用して使用できる効果が得られる。
に上部杆3-2 上端の軸受け部材7から突出する螺杆部材
8の上端部に取り付ける取付具9-1 を備え、この取付具
9-1を螺杆部材8にピン止め等にて回転不動に取り付け
て螺杆部材8を正転又は逆転方向に回転操作するように
してなる。尚、図示を省略しているが、ハンドル9の取
付具9-1 の螺杆接続孔の内形を四角形や六角形等の角形
に形成する一方、螺杆部材8の上端部の外形を同じくに
角形に形成して当該部に対してハンドル9の取付具9-1
を回転不動の状態で着脱可能に接続し得るようにすると
良い。斯様の如く、ハンドル9を螺杆部材8に対して着
脱可能にすることで、左右のスタンドAの垂直杆部3の
高さを前述した各高さに可変調節する場合の螺杆部材8
の回転操作に併用して使用できる効果が得られる。
【0015】回転支持機構A-2 は、コンテナBをトラッ
クCに載せたり、トラックCから下ろす際にコンテナB
を水平姿勢に、そして保管する際にはコンテナBを起立
姿勢にコンテナ連結部材11を介して回転支持する役目を
成すもので、上記上部杆3-2の上端側に回転自在に備え
る回転部材12と、この回転部材12の回転方向及びその範
囲を規制する回転規制部13と、この回転規制部13により
回転が規制された位置で回転部材12の回転をノックする
回り止め機構14とからなる。尚、回転規制部13と回り止
め機構14は左右のスタンドAのいずれか一方のみに具備
すれば良い。
クCに載せたり、トラックCから下ろす際にコンテナB
を水平姿勢に、そして保管する際にはコンテナBを起立
姿勢にコンテナ連結部材11を介して回転支持する役目を
成すもので、上記上部杆3-2の上端側に回転自在に備え
る回転部材12と、この回転部材12の回転方向及びその範
囲を規制する回転規制部13と、この回転規制部13により
回転が規制された位置で回転部材12の回転をノックする
回り止め機構14とからなる。尚、回転規制部13と回り止
め機構14は左右のスタンドAのいずれか一方のみに具備
すれば良い。
【0016】回転部材12は、丸形パイプや丸形棒材等の
丸形部材、図示例では丸形パイプからなる軸支部12-1
と、断面が角形を呈する角形パイプや角形棒材等の角形
部材、図示例では断面四角形の角形パイプからなる連結
部12-2とを同軸芯上に溶接等により一体的に接続せしめ
て所定の長さに形成し、軸支部12-1を上部杆3-2 の上部
側に溶接等により一体的に固着備えた両支持板15,16間
の支持パイプ17に貫通状に挿設せしめて連結部12-2を上
部杆3-2 から側方に向けた状態で回転可能に具備する。
そして、軸支部12-1と連結部12-2との接続部位には適宜
厚さの円盤プレート18を溶接等により一体的に固着備
え、この円盤プレート18を一方の支持板15に当接せしめ
た状態で、他方の支持板16から貫通突出させた軸支部12
-1の解放端部側にピン19(通称Rピンと称されている)
を取り付ける。つまり、軸支部12-1を軸方向に不動の状
態で両支持板15,16間に回転可能に軸支備えて、円盤プ
レート18を当接させた一方の支持板15から所要の長さを
有する連結部12-2をその軸芯延長線上に向けて回転可能
に突出せしめた状態でコンテナ連結部材13を介してコン
テナB両側面のコンテナ機枠B-1 に連結し得るようにし
てなる(図2乃至図3参照)。又、図示したように支持
板16から貫通突出させた軸支部14の解放端部側にも円盤
プレート20を挿脱可能に備えてなる。
丸形部材、図示例では丸形パイプからなる軸支部12-1
と、断面が角形を呈する角形パイプや角形棒材等の角形
部材、図示例では断面四角形の角形パイプからなる連結
部12-2とを同軸芯上に溶接等により一体的に接続せしめ
て所定の長さに形成し、軸支部12-1を上部杆3-2 の上部
側に溶接等により一体的に固着備えた両支持板15,16間
の支持パイプ17に貫通状に挿設せしめて連結部12-2を上
部杆3-2 から側方に向けた状態で回転可能に具備する。
そして、軸支部12-1と連結部12-2との接続部位には適宜
厚さの円盤プレート18を溶接等により一体的に固着備
え、この円盤プレート18を一方の支持板15に当接せしめ
た状態で、他方の支持板16から貫通突出させた軸支部12
-1の解放端部側にピン19(通称Rピンと称されている)
を取り付ける。つまり、軸支部12-1を軸方向に不動の状
態で両支持板15,16間に回転可能に軸支備えて、円盤プ
レート18を当接させた一方の支持板15から所要の長さを
有する連結部12-2をその軸芯延長線上に向けて回転可能
に突出せしめた状態でコンテナ連結部材13を介してコン
テナB両側面のコンテナ機枠B-1 に連結し得るようにし
てなる(図2乃至図3参照)。又、図示したように支持
板16から貫通突出させた軸支部14の解放端部側にも円盤
プレート20を挿脱可能に備えてなる。
【0017】図中21は、連結部12-2の解放端部側に設け
たピン挿通孔であり、連結部12-2をコンテナ連結部材11
に対して貫通状に嵌挿連結せしめた後に、ピン等からな
る抜け止め部材22を着脱自在に挿通備えることで、連結
部12-2がコンテナ連結部材11から抜け外れないようにし
てなる。
たピン挿通孔であり、連結部12-2をコンテナ連結部材11
に対して貫通状に嵌挿連結せしめた後に、ピン等からな
る抜け止め部材22を着脱自在に挿通備えることで、連結
部12-2がコンテナ連結部材11から抜け外れないようにし
てなる。
【0018】回転規制部13は、コンテナBを水平姿勢と
起立姿勢とのいずれかの姿勢になるように回転させる際
にその回転方向性と回転範囲(回転角度)を規制する役
目を成すもので、上記した円盤プレート18の円周縁に突
片状を突設せしめてなり、支持板15の上下縁に外方に向
けて折り曲げた形成した上下の折曲辺部15-1に回転部材
12の回転に伴い衝突せしめることで、回転部材12の回転
範囲を規制すると同時にその回転方向を規制する様にし
てなる。即ち、回転規制部13は支持板15の上下いずれか
一方の折曲辺部15-1に衝突せしめた状態から回転部材12
がその軸心を基点として略90゜の角度範囲にて回転せし
めた時点で支持板15のもう一方の折曲辺部15-1側に衝突
せしめる様に円盤プレート18の円周縁の突出備えられ、
回転部材12の回転範囲を上下の折曲辺部15-1に衝突する
略90゜の角度範囲にて規制する様になっている。そし
て、支持板15の上下双方の折曲辺部15-1に衝突する範囲
内で回転部材12が回転する様にその回転方向を規制する
ものである(図1参照)。
起立姿勢とのいずれかの姿勢になるように回転させる際
にその回転方向性と回転範囲(回転角度)を規制する役
目を成すもので、上記した円盤プレート18の円周縁に突
片状を突設せしめてなり、支持板15の上下縁に外方に向
けて折り曲げた形成した上下の折曲辺部15-1に回転部材
12の回転に伴い衝突せしめることで、回転部材12の回転
範囲を規制すると同時にその回転方向を規制する様にし
てなる。即ち、回転規制部13は支持板15の上下いずれか
一方の折曲辺部15-1に衝突せしめた状態から回転部材12
がその軸心を基点として略90゜の角度範囲にて回転せし
めた時点で支持板15のもう一方の折曲辺部15-1側に衝突
せしめる様に円盤プレート18の円周縁の突出備えられ、
回転部材12の回転範囲を上下の折曲辺部15-1に衝突する
略90゜の角度範囲にて規制する様になっている。そし
て、支持板15の上下双方の折曲辺部15-1に衝突する範囲
内で回転部材12が回転する様にその回転方向を規制する
ものである(図1参照)。
【0019】回り止め機構14は、コンテナBを水平姿勢
又は起立姿勢まで回転させた時点で、コンテナBが該水
平姿勢又は起立姿勢から不用意に回転しないように回転
部材12の動き(回転)をノック保持する役目を成すもの
で、回転部材12と一体に回転する円盤プレート18を内在
する支持板15にノックレバー23を備え、このノックレバ
ー23が進入掛止する切欠凹部24-1,24-2を円盤プレート
18の円周縁2カ所に設ける(図1及び図3参照)。
又は起立姿勢まで回転させた時点で、コンテナBが該水
平姿勢又は起立姿勢から不用意に回転しないように回転
部材12の動き(回転)をノック保持する役目を成すもの
で、回転部材12と一体に回転する円盤プレート18を内在
する支持板15にノックレバー23を備え、このノックレバ
ー23が進入掛止する切欠凹部24-1,24-2を円盤プレート
18の円周縁2カ所に設ける(図1及び図3参照)。
【0020】ノックレバー23は、支持板15に固着備えた
断面略U字状を成すブラケット25に回転可能に軸支さ
れ、バネ材26により円盤プレート18の切欠凹部24-1,24
-2に進入掛止する方向に常時付勢せしめておいて、切欠
凹部24-1又は24-2がコンテナBの回転(円盤プレート18
の回転)に伴い回転移動せしめてきた時点で切欠凹部24
-1又は24-2に対して自動的に進入掛止するようにしてな
る。
断面略U字状を成すブラケット25に回転可能に軸支さ
れ、バネ材26により円盤プレート18の切欠凹部24-1,24
-2に進入掛止する方向に常時付勢せしめておいて、切欠
凹部24-1又は24-2がコンテナBの回転(円盤プレート18
の回転)に伴い回転移動せしめてきた時点で切欠凹部24
-1又は24-2に対して自動的に進入掛止するようにしてな
る。
【0021】切欠凹部24-1,24-2は、コンテナBの水平
姿勢用と起立姿勢用とがあり、回転部材12の軸心を基点
とする略90゜の角度範囲の間隔にて円盤プレート18の円
周縁に夫々設けて、コンテナBが水平姿勢から起立姿
勢、そして起立姿勢から水平姿勢まで回転された時点で
ノックレバー23が嵌入掛止せしめて、コンテナBを水平
姿勢又は起立姿勢状態にノック保持する様になってい
る。
姿勢用と起立姿勢用とがあり、回転部材12の軸心を基点
とする略90゜の角度範囲の間隔にて円盤プレート18の円
周縁に夫々設けて、コンテナBが水平姿勢から起立姿
勢、そして起立姿勢から水平姿勢まで回転された時点で
ノックレバー23が嵌入掛止せしめて、コンテナBを水平
姿勢又は起立姿勢状態にノック保持する様になってい
る。
【0022】コンテナ連結部材13は、前述した回転部材
12の連結部12-2との嵌挿連結により、左右のスタンドA
をコンテナBの両側面に取り付けるもので、該連結部12
-2が周方向に回転不能で且つ軸方向に摺動可能に嵌挿連
結し得る該連結部12-2の断面形状と同一形状で嵌挿適合
し得る断面四角形の連結孔27を有する角形パイプ等から
適宜の長さに形成して、コンテナBの両側面におけてコ
ンテナBの前後方向の支持バランスが取れたその中央部
位におけるコンテナ機枠B-1 の縦杆B-10に、側方に向け
た開口状態にて溶接等により一体的に固着具備してな
る。
12の連結部12-2との嵌挿連結により、左右のスタンドA
をコンテナBの両側面に取り付けるもので、該連結部12
-2が周方向に回転不能で且つ軸方向に摺動可能に嵌挿連
結し得る該連結部12-2の断面形状と同一形状で嵌挿適合
し得る断面四角形の連結孔27を有する角形パイプ等から
適宜の長さに形成して、コンテナBの両側面におけてコ
ンテナBの前後方向の支持バランスが取れたその中央部
位におけるコンテナ機枠B-1 の縦杆B-10に、側方に向け
た開口状態にて溶接等により一体的に固着具備してな
る。
【0023】次に、以上の如く構成した本発明スタンド
Aの使用例を説明すると、コンテナBがトラックCに搭
載された状態において、コンテナB両側面の縦杆B-10に
取り付けたコンテナ連結部材11の連結孔27に対して回転
部材12の連結部12-2を貫通状に嵌挿連結せしめると共
に、コンテナ連結部材11から内側に突出する連結部12-2
の解放端部側に設けたピン挿通孔21に抜け止め部材22を
挿通備えて(図3参照)、左右のスタンドAをコンテナ
Bの両側面に取り付ける。この時、支持脚部A-1のキャ
スター1を地面に接地させた状態で該支持脚部A-1 上端
のハンドル9を回して垂直杆部3の上部杆3-2 を上昇・
下降させて、回転部材12の高さがコンテナB両側面の前
記コンテナ連結部材11の高さと略同じ高さになるように
予め調節操作しておいてから行うも良い。そして、連結
部12-2の端部に備えた抜け止め部材22がコンテナ連結部
材11の内側開口縁に当接するまで、つまり、支持脚部A-
1 がコンテナB両側面から離間する外側に向けて回転部
材12を外側に摺動させて、左右のスタンドAの支持間隔
を最大限に広げた積み降ろし間隔L状態とする(図5及
び図7(イ)の状態)。然る後、ハンドル9を回して上
部杆3-2 を上昇させてコンテナBをトラックCの荷台か
ら浮かして(図5の状態)、トラックC又はコンテナB
自体を左右のスタンドAのキャスター1により移動させ
てトラックCから下ろす。そして、回り止め機構14のノ
ックレバー23の切欠凹部24-1に対する掛止状態を解除せ
しめた後にコンテナBを回転規制部13により規制される
回転位置まで回転させることで、コンテナBはトラック
Cから下ろされた水平姿勢からその前後方向を上下方向
に向けた起立姿勢となる(図6の状態)。この起立姿勢
は回り止め機構14のノックレバー23がもう一方の切欠凹
部24-2に対して自動的に掛止せしめられてノック保持さ
れる。次に、コンテナBの前面に備えた上側の脚部28を
起こし、この脚部28を含めたコンテナB前面の下側の脚
部29が地面に接地するまでハンドル9を回して上部杆3-
2 を下降させて左右のスタンドAに掛かるコンテナBの
重量を解放させた状態として(図7(ロ)の状態)、連
結部12-2の突出基端の円盤プレート18がコンテナ連結部
材11の外側開口縁に当接するまで、つまり、支持脚部A-
1 がコンテナBの両側面に接近する内側に向けて回転部
材12を内側に向けて摺動させて、左右のスタンドAの支
持間隔をコンテナB幅に近付けた最大限に狭めた移動・
保管間隔L1 状態とする(図7(ハ)の状態)。その
後、再びハンドル9を回して上部杆3-2 を上昇させて垂
直姿勢のコンテナBを持ち上げることで、保管場所への
移動、そして保管し得る状態となる。
Aの使用例を説明すると、コンテナBがトラックCに搭
載された状態において、コンテナB両側面の縦杆B-10に
取り付けたコンテナ連結部材11の連結孔27に対して回転
部材12の連結部12-2を貫通状に嵌挿連結せしめると共
に、コンテナ連結部材11から内側に突出する連結部12-2
の解放端部側に設けたピン挿通孔21に抜け止め部材22を
挿通備えて(図3参照)、左右のスタンドAをコンテナ
Bの両側面に取り付ける。この時、支持脚部A-1のキャ
スター1を地面に接地させた状態で該支持脚部A-1 上端
のハンドル9を回して垂直杆部3の上部杆3-2 を上昇・
下降させて、回転部材12の高さがコンテナB両側面の前
記コンテナ連結部材11の高さと略同じ高さになるように
予め調節操作しておいてから行うも良い。そして、連結
部12-2の端部に備えた抜け止め部材22がコンテナ連結部
材11の内側開口縁に当接するまで、つまり、支持脚部A-
1 がコンテナB両側面から離間する外側に向けて回転部
材12を外側に摺動させて、左右のスタンドAの支持間隔
を最大限に広げた積み降ろし間隔L状態とする(図5及
び図7(イ)の状態)。然る後、ハンドル9を回して上
部杆3-2 を上昇させてコンテナBをトラックCの荷台か
ら浮かして(図5の状態)、トラックC又はコンテナB
自体を左右のスタンドAのキャスター1により移動させ
てトラックCから下ろす。そして、回り止め機構14のノ
ックレバー23の切欠凹部24-1に対する掛止状態を解除せ
しめた後にコンテナBを回転規制部13により規制される
回転位置まで回転させることで、コンテナBはトラック
Cから下ろされた水平姿勢からその前後方向を上下方向
に向けた起立姿勢となる(図6の状態)。この起立姿勢
は回り止め機構14のノックレバー23がもう一方の切欠凹
部24-2に対して自動的に掛止せしめられてノック保持さ
れる。次に、コンテナBの前面に備えた上側の脚部28を
起こし、この脚部28を含めたコンテナB前面の下側の脚
部29が地面に接地するまでハンドル9を回して上部杆3-
2 を下降させて左右のスタンドAに掛かるコンテナBの
重量を解放させた状態として(図7(ロ)の状態)、連
結部12-2の突出基端の円盤プレート18がコンテナ連結部
材11の外側開口縁に当接するまで、つまり、支持脚部A-
1 がコンテナBの両側面に接近する内側に向けて回転部
材12を内側に向けて摺動させて、左右のスタンドAの支
持間隔をコンテナB幅に近付けた最大限に狭めた移動・
保管間隔L1 状態とする(図7(ハ)の状態)。その
後、再びハンドル9を回して上部杆3-2 を上昇させて垂
直姿勢のコンテナBを持ち上げることで、保管場所への
移動、そして保管し得る状態となる。
【0024】一方、トラックCに載せる場合には前述し
たようにコンテナBの後面に備えた両脚部28,29が地面
に接地するまでハンドル9を回して上部杆3-2 を下降さ
せて左右のスタンドAに掛かるコンテナBの重量を解放
させた後に、連結部12-2の端部に備えた抜け止め部材22
がコンテナ連結部材11の内側開口縁に当接するまで回転
部材12を外側に向けて摺動させて、左右のスタンドAの
支持間隔を最大限に広げた積み降ろし間隔L状態に戻す
(図7の(ハ)の状態から(ロ),(イ)の状態)。そ
して、再びハンドル9を回して上部杆3-2 を上昇させて
垂直姿勢のコンテナBを持ち上げ(図6の状態)、回り
止め機構6のノックレバー6-1 の切欠凹部6-3 に対する
掛止状態を解除せしめてコンテナBを水平姿勢に戻し、
トラックC又はコンテナB自体を移動させてコンテナB
を荷台上方に位置させると共に、ハンドル34を回して上
部杆3-2 を下降させてコンテナBを荷台上に載せる(図
10の二点鎖線の状態)。その後、連結部12-2のピン挿通
孔21から抜け止め部材22を引き抜くと共に、該連結部12
-2をコンテナ連結部材11から引き抜いて左右のスタンド
AをコンテナBの両側面から外す。
たようにコンテナBの後面に備えた両脚部28,29が地面
に接地するまでハンドル9を回して上部杆3-2 を下降さ
せて左右のスタンドAに掛かるコンテナBの重量を解放
させた後に、連結部12-2の端部に備えた抜け止め部材22
がコンテナ連結部材11の内側開口縁に当接するまで回転
部材12を外側に向けて摺動させて、左右のスタンドAの
支持間隔を最大限に広げた積み降ろし間隔L状態に戻す
(図7の(ハ)の状態から(ロ),(イ)の状態)。そ
して、再びハンドル9を回して上部杆3-2 を上昇させて
垂直姿勢のコンテナBを持ち上げ(図6の状態)、回り
止め機構6のノックレバー6-1 の切欠凹部6-3 に対する
掛止状態を解除せしめてコンテナBを水平姿勢に戻し、
トラックC又はコンテナB自体を移動させてコンテナB
を荷台上方に位置させると共に、ハンドル34を回して上
部杆3-2 を下降させてコンテナBを荷台上に載せる(図
10の二点鎖線の状態)。その後、連結部12-2のピン挿通
孔21から抜け止め部材22を引き抜くと共に、該連結部12
-2をコンテナ連結部材11から引き抜いて左右のスタンド
AをコンテナBの両側面から外す。
【0025】図8乃至図9は、他の実施例を示し、斯る
実施例ではコンテナ連結部材11を前述したコンテナ機枠
B-1 の縦杆B-10に対して着脱可能にして、コンテナBを
トラックCの荷台に載せた後に、左右のスタンドAと共
にコンテナ連結部材11もコンテナBから取り外すことを
可能にしたものである。然るに、コンテナ機枠B-1 の縦
杆B-10を内外面から掴持する如く該縦杆B-10に対して着
脱可能に取り付ける取付装置30の後述する固定側掴持体
30-1にコンテナ連結部材11を溶接等により一体的に固着
具備せしめて、取付装置30の縦杆B-10に対する着脱によ
りコンテナ連結部材11を適宜取り外せるように構成して
なる。尚、斯る実施例においてはこの様に取付装置30に
よりコンテナ連結部材11を着脱可能とした以外の構成部
分においては前述した実施例詳述と基本的に変わりない
ことから、同じ構成部分に同じ符号を用いることでその
説明は省略する。
実施例ではコンテナ連結部材11を前述したコンテナ機枠
B-1 の縦杆B-10に対して着脱可能にして、コンテナBを
トラックCの荷台に載せた後に、左右のスタンドAと共
にコンテナ連結部材11もコンテナBから取り外すことを
可能にしたものである。然るに、コンテナ機枠B-1 の縦
杆B-10を内外面から掴持する如く該縦杆B-10に対して着
脱可能に取り付ける取付装置30の後述する固定側掴持体
30-1にコンテナ連結部材11を溶接等により一体的に固着
具備せしめて、取付装置30の縦杆B-10に対する着脱によ
りコンテナ連結部材11を適宜取り外せるように構成して
なる。尚、斯る実施例においてはこの様に取付装置30に
よりコンテナ連結部材11を着脱可能とした以外の構成部
分においては前述した実施例詳述と基本的に変わりない
ことから、同じ構成部分に同じ符号を用いることでその
説明は省略する。
【0026】取付装置30は、縦杆B-10に着脱可能に取り
付ける固定・可動側からなる一対の掴持体30-1,30-2
と、この両掴持体30-1,30-2の開閉解放側を係脱可能に
締結せしめる締結操作杆30-3とで構成し、締結操作杆30
-3の締付け操作で固定・可動両掴持体30-1,30-2を締結
せしめて縦杆B-10に掴持状に取付ける様にしてなる。
付ける固定・可動側からなる一対の掴持体30-1,30-2
と、この両掴持体30-1,30-2の開閉解放側を係脱可能に
締結せしめる締結操作杆30-3とで構成し、締結操作杆30
-3の締付け操作で固定・可動両掴持体30-1,30-2を締結
せしめて縦杆B-10に掴持状に取付ける様にしてなる。
【0027】固定側掴持体30-1は、前述したようにコン
テナ連結部材11を固着具備せしめて回転部材12の連結部
12-2をコンテナ機枠B-1 の縦杆B-10に連結せしめるため
のもので、該縦杆B-10に対してその杆方向に適宜の範囲
で嵌め込みセットし得る程度の大きさ(幅)で縦杆B-10
の断面三面に適合させた断面略コの字形に折曲げ形成し
た掴持部31の一側立上り辺31-1より締結辺部32を外方に
直角に折り曲げ連設せしめると共に、その他側立上り辺
31-2の端部にピン33等により可動側掴持体30-2を掴持部
30に対して開閉可能に連結せしめてなる。そして、他側
立上り辺31-2の外側に角形パイプ等からなるコンテナ連
結部材11を側方に向けた開口状態にて固着具備せしめる
(図9参照)。
テナ連結部材11を固着具備せしめて回転部材12の連結部
12-2をコンテナ機枠B-1 の縦杆B-10に連結せしめるため
のもので、該縦杆B-10に対してその杆方向に適宜の範囲
で嵌め込みセットし得る程度の大きさ(幅)で縦杆B-10
の断面三面に適合させた断面略コの字形に折曲げ形成し
た掴持部31の一側立上り辺31-1より締結辺部32を外方に
直角に折り曲げ連設せしめると共に、その他側立上り辺
31-2の端部にピン33等により可動側掴持体30-2を掴持部
30に対して開閉可能に連結せしめてなる。そして、他側
立上り辺31-2の外側に角形パイプ等からなるコンテナ連
結部材11を側方に向けた開口状態にて固着具備せしめる
(図9参照)。
【0028】締結辺部32は、掴持部31の一側立上り辺31
-1より平板状に連設されて、可動側掴持体30-2が閉じら
れた状態において該掴持体31と平行に対向せしめて締結
操作杆30-3により締結される様になっている。そして、
この締結辺部32には締結操作杆30-3の後述する螺子部34
を螺合締結させる螺合部35を設ける。螺合部35はナット
であり、締結辺部31-2に開口した挿通孔の孔芯に合わせ
て該締結辺部32の裏面側に溶接等により固着備えてな
る。
-1より平板状に連設されて、可動側掴持体30-2が閉じら
れた状態において該掴持体31と平行に対向せしめて締結
操作杆30-3により締結される様になっている。そして、
この締結辺部32には締結操作杆30-3の後述する螺子部34
を螺合締結させる螺合部35を設ける。螺合部35はナット
であり、締結辺部31-2に開口した挿通孔の孔芯に合わせ
て該締結辺部32の裏面側に溶接等により固着備えてな
る。
【0029】図中36は、固定側掴持体30-1の掴持部31の
内側に突出具備したピン等からなる照合部であり、この
照合部36をコンテナB両側面の夫々の縦杆B-10に開口位
置を変えて開口したピン照合孔37に対して照合(挿入)
させることで、左右スタンドAのコンテナB両側面に対
するその取付け方向を間違えない様にしてある。詳しく
は、回転支持機構A-2 の回転規制部13により規制された
回転範囲において水平姿勢から起立姿勢、そして起立姿
勢から水平姿勢へと回転するコンテナBのその回転方向
が常に一定方向になる様にコンテナB両側面に対する左
右スタンドAの取付け方向を、コンテナB両側面の縦杆
B-10のピン照合孔37との照合により確認し得る様にして
なる。
内側に突出具備したピン等からなる照合部であり、この
照合部36をコンテナB両側面の夫々の縦杆B-10に開口位
置を変えて開口したピン照合孔37に対して照合(挿入)
させることで、左右スタンドAのコンテナB両側面に対
するその取付け方向を間違えない様にしてある。詳しく
は、回転支持機構A-2 の回転規制部13により規制された
回転範囲において水平姿勢から起立姿勢、そして起立姿
勢から水平姿勢へと回転するコンテナBのその回転方向
が常に一定方向になる様にコンテナB両側面に対する左
右スタンドAの取付け方向を、コンテナB両側面の縦杆
B-10のピン照合孔37との照合により確認し得る様にして
なる。
【0030】尚、縦杆B-10に対するピン照合孔37の開口
位置は取付装置30を取り付けた状態において、回転部材
12がコンテナB両側面の高さ方向中央に位置するように
予め当該位置を設定した上で開口して、左右のスタンド
AでコンテナBをバランスが取れた位置で回転可能に支
持し得るようにする。
位置は取付装置30を取り付けた状態において、回転部材
12がコンテナB両側面の高さ方向中央に位置するように
予め当該位置を設定した上で開口して、左右のスタンド
AでコンテナBをバランスが取れた位置で回転可能に支
持し得るようにする。
【0031】可動側掴持体30-2は、締結操作杆30-3によ
り固定側掴持体30-1に締結されることで、固定側掴持体
30-1とによりコンテナ機枠B-1 の縦杆B-10前面に当接包
囲せしめた状態で該縦杆B-10を固定側掴持体30-1の掴持
部31とにより掴持する役目を成すもので、固定側掴持体
30-1の掴持部31の他側立上り辺31-2から締結辺部32全面
に亘る程度の大きさを有する平板状に形成され、その一
端側を掴持部31の他側立上り辺31-2の端部にピン33等に
より連結せしめて、固定側掴持体30に対して開閉可能に
具備されるものである。そして、他端側における固定側
掴持体30の螺合部30-3と対向位置する部位には締結操作
杆32を回転可能に軸支する長孔38を開設してなる。
り固定側掴持体30-1に締結されることで、固定側掴持体
30-1とによりコンテナ機枠B-1 の縦杆B-10前面に当接包
囲せしめた状態で該縦杆B-10を固定側掴持体30-1の掴持
部31とにより掴持する役目を成すもので、固定側掴持体
30-1の掴持部31の他側立上り辺31-2から締結辺部32全面
に亘る程度の大きさを有する平板状に形成され、その一
端側を掴持部31の他側立上り辺31-2の端部にピン33等に
より連結せしめて、固定側掴持体30に対して開閉可能に
具備されるものである。そして、他端側における固定側
掴持体30の螺合部30-3と対向位置する部位には締結操作
杆32を回転可能に軸支する長孔38を開設してなる。
【0032】締結操作杆30-3は、適宜の屈曲形状、図示
ではL字形に形成して、その一端側に固定側掴持体30-1
の螺合部35に螺合させる螺子部34を設けると共に、その
他端側を把持部38として、螺子部35を可動側掴持体30-2
の長孔38にピン止め等により貫通状に軸支備え、該螺子
部35の基端係止鍔部40を可動側掴持体30-1の表面に当接
せしめた状態で該可動側掴持体30-1に回転可能に具備し
てなる(図9参照)。
ではL字形に形成して、その一端側に固定側掴持体30-1
の螺合部35に螺合させる螺子部34を設けると共に、その
他端側を把持部38として、螺子部35を可動側掴持体30-2
の長孔38にピン止め等により貫通状に軸支備え、該螺子
部35の基端係止鍔部40を可動側掴持体30-1の表面に当接
せしめた状態で該可動側掴持体30-1に回転可能に具備し
てなる(図9参照)。
【0033】而して、可動側掴持体30-2を開いた状態で
固定側掴持体30-1の掴持部31をコンテナB両側面の縦杆
B-10に嵌め合わせセットする。この場合、掴持部31の照
合部36が縦杆B-10のピン衝合孔27に対して照合(挿入)
しない場合にはコンテナB両側面に対する左右スタンド
Aの取付け方向が間違っていることから、左右スタンド
Aを取り替える。そして、可動側掴持体30-2を閉じ、締
結操作杆30-3を締付けて固定側掴持体30-1の螺子部35に
螺子部34を螺合締結せしめることで、固定・可動両掴持
体30-1,30-2をコンテナ機枠B-1 の縦杆B-10全周面を包
囲する様に把持させた状態で該縦杆B-10に対してコンテ
ナ連結部材11を着脱可能に取付けて、前述した実施例詳
述の如く、回転部材12をコンテナ連結部材11に挿脱可能
に嵌挿連結せしめて左右のスタンドAに二点支持にてコ
ンテナBを回転可能に支持させた状態で、該コンテナB
をトラックCに載せたり、トラックCから下ろすこれら
の積み下ろし作業を行う場合には左右のスタンドのAの
支持間隔を積み降ろし間隔Lに、そして、オフシーズン
時における保管時には該積み降ろし間隔Lからコンテナ
B幅に近付けたコンテナの移動・保管間隔L1 に変更し
得るようにしてなるものである。
固定側掴持体30-1の掴持部31をコンテナB両側面の縦杆
B-10に嵌め合わせセットする。この場合、掴持部31の照
合部36が縦杆B-10のピン衝合孔27に対して照合(挿入)
しない場合にはコンテナB両側面に対する左右スタンド
Aの取付け方向が間違っていることから、左右スタンド
Aを取り替える。そして、可動側掴持体30-2を閉じ、締
結操作杆30-3を締付けて固定側掴持体30-1の螺子部35に
螺子部34を螺合締結せしめることで、固定・可動両掴持
体30-1,30-2をコンテナ機枠B-1 の縦杆B-10全周面を包
囲する様に把持させた状態で該縦杆B-10に対してコンテ
ナ連結部材11を着脱可能に取付けて、前述した実施例詳
述の如く、回転部材12をコンテナ連結部材11に挿脱可能
に嵌挿連結せしめて左右のスタンドAに二点支持にてコ
ンテナBを回転可能に支持させた状態で、該コンテナB
をトラックCに載せたり、トラックCから下ろすこれら
の積み下ろし作業を行う場合には左右のスタンドのAの
支持間隔を積み降ろし間隔Lに、そして、オフシーズン
時における保管時には該積み降ろし間隔Lからコンテナ
B幅に近付けたコンテナの移動・保管間隔L1 に変更し
得るようにしてなるものである。
【0034】図10乃至図11は、他の実施例を示し、斯る
実施例においては左右のスタンドAの支持間隔を、積み
降ろし間隔Lから移動・保管間隔L1 へと、そして移動
・保管間隔L1 から積み降ろし間隔Lへと変更する場合
に、前述した実施例詳述のように、支持脚部A-1 上端の
ハンドル9操作により垂直姿勢のコンテナBを一旦地面
まで降ろすと言った操作(作業)を必要とせずに行い得
るように構成してなるものである。尚、斯る実施例にお
いてはコンテナBを地面まで降ろさずに左右のスタンド
Aの支持間隔を変更し得るように構成した以外の構成部
分においては前述した実施例詳述と基本的に変わりない
ことから同じ構成部分に同じ符号を用いることでその説
明は省略する。然るに、斯る実施例では例えば図示例の
如く、回転部材12の角形パイプからなる連結部12-2を摺
動可能に嵌挿連結する同じく角形パイプからなるコンテ
ナ連結部材11の断面四面のパイプ筒面の内、少なくとも
図6のようにコンテナBを垂直姿勢に回転させた状態に
おいて連結部12-2の断面四面のパイプ筒面の内、上側と
下側との二辺面が摺接する二辺面に、連結部12-2に対し
て接触転動する支持ローラー41等をその筒方向前後の夫
々少なくとも2カ所に並列的に軸支備えて(図11参
照)、コンテナBを垂直姿勢に回転させた状態において
コンテナBの重量を支持ローラー41等を介して連結部12
-2に対して接触支持させるように構成してなるものであ
る。つまり、垂直姿勢のコンテナBを地面に一旦降ろす
と言った操作(作業)を必要とせずに、前述した実施例
詳述の如く、回転部材12を外側に向けて摺動させたり、
内側に向けて摺動させて左右のスタンドAの支持間隔
を、前述したL又はL1 に変更する場合、コンテナ連結
部材11に備えた支持ローラー41等の回転(転動)により
行い得るようにしてなるものである。
実施例においては左右のスタンドAの支持間隔を、積み
降ろし間隔Lから移動・保管間隔L1 へと、そして移動
・保管間隔L1 から積み降ろし間隔Lへと変更する場合
に、前述した実施例詳述のように、支持脚部A-1 上端の
ハンドル9操作により垂直姿勢のコンテナBを一旦地面
まで降ろすと言った操作(作業)を必要とせずに行い得
るように構成してなるものである。尚、斯る実施例にお
いてはコンテナBを地面まで降ろさずに左右のスタンド
Aの支持間隔を変更し得るように構成した以外の構成部
分においては前述した実施例詳述と基本的に変わりない
ことから同じ構成部分に同じ符号を用いることでその説
明は省略する。然るに、斯る実施例では例えば図示例の
如く、回転部材12の角形パイプからなる連結部12-2を摺
動可能に嵌挿連結する同じく角形パイプからなるコンテ
ナ連結部材11の断面四面のパイプ筒面の内、少なくとも
図6のようにコンテナBを垂直姿勢に回転させた状態に
おいて連結部12-2の断面四面のパイプ筒面の内、上側と
下側との二辺面が摺接する二辺面に、連結部12-2に対し
て接触転動する支持ローラー41等をその筒方向前後の夫
々少なくとも2カ所に並列的に軸支備えて(図11参
照)、コンテナBを垂直姿勢に回転させた状態において
コンテナBの重量を支持ローラー41等を介して連結部12
-2に対して接触支持させるように構成してなるものであ
る。つまり、垂直姿勢のコンテナBを地面に一旦降ろす
と言った操作(作業)を必要とせずに、前述した実施例
詳述の如く、回転部材12を外側に向けて摺動させたり、
内側に向けて摺動させて左右のスタンドAの支持間隔
を、前述したL又はL1 に変更する場合、コンテナ連結
部材11に備えた支持ローラー41等の回転(転動)により
行い得るようにしてなるものである。
【0035】尚、図11に二点鎖線にて例示したように、
コンテナ連結部材11の断面四面のパイプ筒面全てに支持
ローラー41等を軸支備えるも良い。斯様の如く構成する
ことで、垂直姿勢のみならず、トラックCへのコンテナ
Bの積み降ろし水平姿勢においても回転部材12を外側に
向けて摺動させたり、内側に向けて摺動させて左右のス
タンドAの支持間隔を、L又はL1 に変更し得るように
なり、取扱性の向上が更に図られる等の効果が期待でき
るものである。この場合、図10に二点鎖線にて例示した
ように、コンテナ連結部材11に対する回転部材12の軸方
向(摺動方向)の動きを止めるストッパピン42等をコン
テナ連結部材11に抜き差し可能に備えて、回転部材12が
不用意に内側に摺動しないようにすると良い。
コンテナ連結部材11の断面四面のパイプ筒面全てに支持
ローラー41等を軸支備えるも良い。斯様の如く構成する
ことで、垂直姿勢のみならず、トラックCへのコンテナ
Bの積み降ろし水平姿勢においても回転部材12を外側に
向けて摺動させたり、内側に向けて摺動させて左右のス
タンドAの支持間隔を、L又はL1 に変更し得るように
なり、取扱性の向上が更に図られる等の効果が期待でき
るものである。この場合、図10に二点鎖線にて例示した
ように、コンテナ連結部材11に対する回転部材12の軸方
向(摺動方向)の動きを止めるストッパピン42等をコン
テナ連結部材11に抜き差し可能に備えて、回転部材12が
不用意に内側に摺動しないようにすると良い。
【0036】又、前述した実施例においては垂直姿勢に
回転支持させた状態でコンテナBを保管場所へ移動する
際に、左右のスタンドAの支持間隔を移動・保管間隔L
1 に変更した状態で行うように詳述したが、保管場所ま
での移動スペースに通過することができない等の問題が
起き得ない場所においてはトラックCから降ろした積み
降ろし間隔Lの状態で保管場所まで移動させ、保管場所
において左右のスタンドAの支持間隔を移動・保管間隔
L1 に狭めるようにしても良い。又、保管場所までの移
動スペースには問題がないものの、左右のスタンドAの
キャスター1を走行させる地面の安定性が掛ける場合、
例えば地面が斜めに傾いていたり、上り、下り坂等の安
定性に掛ける場合にはコンテナBを起立姿勢に回転させ
ずに、つまり、トラックCから降ろした水平姿勢の状態
で保管場所まで移動させ、保管場所において起立姿勢に
回転させると共に、左右のスタンドAの支持間隔を移動
・保管間隔L1 に狭めるようにしても良く、その取扱い
においては取扱場所の状況にに合わせて行うものであ
る。
回転支持させた状態でコンテナBを保管場所へ移動する
際に、左右のスタンドAの支持間隔を移動・保管間隔L
1 に変更した状態で行うように詳述したが、保管場所ま
での移動スペースに通過することができない等の問題が
起き得ない場所においてはトラックCから降ろした積み
降ろし間隔Lの状態で保管場所まで移動させ、保管場所
において左右のスタンドAの支持間隔を移動・保管間隔
L1 に狭めるようにしても良い。又、保管場所までの移
動スペースには問題がないものの、左右のスタンドAの
キャスター1を走行させる地面の安定性が掛ける場合、
例えば地面が斜めに傾いていたり、上り、下り坂等の安
定性に掛ける場合にはコンテナBを起立姿勢に回転させ
ずに、つまり、トラックCから降ろした水平姿勢の状態
で保管場所まで移動させ、保管場所において起立姿勢に
回転させると共に、左右のスタンドAの支持間隔を移動
・保管間隔L1 に狭めるようにしても良く、その取扱い
においては取扱場所の状況にに合わせて行うものであ
る。
【0037】図12は、他の実施例を示し、斯る実施例に
おいては前述した実施例詳述のハンドル9操作に変え
て、左右のスタンドAの支持脚部A-1 の垂直杆部3の長
さを可変せしめる如くその上部杆3-2 を下部杆3-1 に対
して上下に伸縮移動させるこの動きをモーター43の動力
にて行い得るように構成してなるものである。然るに、
斯る実施例では垂直杆部3の上端から突出する螺杆部材
8の上端部に回動主軸を同軸状に接続せしめた状態で該
垂直杆部3の上端にモーター43を備えてなるものであ
る。この場合、コンテナBの両側面における左右のスタ
ンドAが連結される近傍部位、例えばコンテナ連結部材
11が取り付けられるコンテナ機枠B-1 の縦杆B-10等に夫
々図示省略の電源出力口(コンセント等)を備え、左右
のスタンドAのモーター43の電源コード44(プラグ)を
夫々接続し得るようにする。そして、両側面の電源出力
口を、そのいずれか一側面側又は排出部B-4 を備えたそ
の前面等に備えた図示省略の一般家庭の電源出力口と延
長ケーブル45等を用いて接続する図示省略の電源入力口
を有する電源盤46に接続せしめて、この電源盤46の図示
省略のモーター正逆切替えスイッチ、つまり、垂直杆部
3を伸長、そして縮小させる回転方向に螺杆部材8を回
転させるその回転切替えスイッチの切替え操作により左
右のスタンドAのモーター43を同時に且つ同一方向に作
動させて左右のスタンドAの支持脚部A-1 の垂直杆部3
の長さを夫々のモーター43の動力にて同時に可変し得る
する。斯様の如く構成することで、取扱性が更に向上す
る等の効果が期待できるものである。
おいては前述した実施例詳述のハンドル9操作に変え
て、左右のスタンドAの支持脚部A-1 の垂直杆部3の長
さを可変せしめる如くその上部杆3-2 を下部杆3-1 に対
して上下に伸縮移動させるこの動きをモーター43の動力
にて行い得るように構成してなるものである。然るに、
斯る実施例では垂直杆部3の上端から突出する螺杆部材
8の上端部に回動主軸を同軸状に接続せしめた状態で該
垂直杆部3の上端にモーター43を備えてなるものであ
る。この場合、コンテナBの両側面における左右のスタ
ンドAが連結される近傍部位、例えばコンテナ連結部材
11が取り付けられるコンテナ機枠B-1 の縦杆B-10等に夫
々図示省略の電源出力口(コンセント等)を備え、左右
のスタンドAのモーター43の電源コード44(プラグ)を
夫々接続し得るようにする。そして、両側面の電源出力
口を、そのいずれか一側面側又は排出部B-4 を備えたそ
の前面等に備えた図示省略の一般家庭の電源出力口と延
長ケーブル45等を用いて接続する図示省略の電源入力口
を有する電源盤46に接続せしめて、この電源盤46の図示
省略のモーター正逆切替えスイッチ、つまり、垂直杆部
3を伸長、そして縮小させる回転方向に螺杆部材8を回
転させるその回転切替えスイッチの切替え操作により左
右のスタンドAのモーター43を同時に且つ同一方向に作
動させて左右のスタンドAの支持脚部A-1 の垂直杆部3
の長さを夫々のモーター43の動力にて同時に可変し得る
する。斯様の如く構成することで、取扱性が更に向上す
る等の効果が期待できるものである。
【0038】
【発明の効果】本発明のコンテナ用スタンドは叙上の如
く構成してなるから、下記の作用効果を奏する。 .請求項1によれば、コンテナをトラックに載せた
り、トラックから下ろすこれらの積み下ろしを行う場合
にはコンテナ両側面のコンテナ機枠に固定又は着脱可能
に具備されるコンテナ連結部材に対して嵌挿連結せしめ
た支持脚部上部の回転支持機構の回転部材を、コンテナ
連結部材に対する摺動範囲にてスタンドがコンテナの両
側面から離間する外側に向けて摺動させることで、左右
のスタンドの支持間隔は荷台幅よりも広い積み降ろし間
隔Lに、そして、トラックから降ろした水平姿勢のコン
テナを起立姿勢まで回転させた状態で保管場所まで移
動、そして保管する場合には前記回転部材を、コンテナ
連結部材に対する摺動範囲にてスタンドがコンテナの両
側面に接近する内側に向けて摺動させることで、左右の
スタンドの支持間隔は前述した積み降ろし間隔Lからコ
ンテナ幅に近付けたコンテナの移動・保管間隔L1 に自
由に変えることができる。
く構成してなるから、下記の作用効果を奏する。 .請求項1によれば、コンテナをトラックに載せた
り、トラックから下ろすこれらの積み下ろしを行う場合
にはコンテナ両側面のコンテナ機枠に固定又は着脱可能
に具備されるコンテナ連結部材に対して嵌挿連結せしめ
た支持脚部上部の回転支持機構の回転部材を、コンテナ
連結部材に対する摺動範囲にてスタンドがコンテナの両
側面から離間する外側に向けて摺動させることで、左右
のスタンドの支持間隔は荷台幅よりも広い積み降ろし間
隔Lに、そして、トラックから降ろした水平姿勢のコン
テナを起立姿勢まで回転させた状態で保管場所まで移
動、そして保管する場合には前記回転部材を、コンテナ
連結部材に対する摺動範囲にてスタンドがコンテナの両
側面に接近する内側に向けて摺動させることで、左右の
スタンドの支持間隔は前述した積み降ろし間隔Lからコ
ンテナ幅に近付けたコンテナの移動・保管間隔L1 に自
由に変えることができる。
【0039】.請求項2によれば、抜け止め部材を回
転部材の連結部から外すことで、回転部材をコンテナ連
結部材から簡単に引き抜くことができる。つまり、コン
テナ連結部材がコンテナ両側面のコンテナ機枠に固定的
に取り付けられている場合において、回転部材をコンテ
ナ連結部材から引き抜いてコンテナの両側面から左右の
スタンドを簡単に取り外すことができる。
転部材の連結部から外すことで、回転部材をコンテナ連
結部材から簡単に引き抜くことができる。つまり、コン
テナ連結部材がコンテナ両側面のコンテナ機枠に固定的
に取り付けられている場合において、回転部材をコンテ
ナ連結部材から引き抜いてコンテナの両側面から左右の
スタンドを簡単に取り外すことができる。
【0040】.コンテナ連結部材に対して回転部材を
回転不能な状態にて連結させる構造が断面角形であるこ
とから、角形パイプや角形棒材等の角形部材を用いるこ
とで簡単に実施し得る。つまり、軸方向に対しては摺動
可能としながら、回転方向に対しては回転不能な状態で
コンテナ連結部材に対して回転部材を嵌挿連結するその
連結形態を簡単の構造にて実施することができる。
回転不能な状態にて連結させる構造が断面角形であるこ
とから、角形パイプや角形棒材等の角形部材を用いるこ
とで簡単に実施し得る。つまり、軸方向に対しては摺動
可能としながら、回転方向に対しては回転不能な状態で
コンテナ連結部材に対して回転部材を嵌挿連結するその
連結形態を簡単の構造にて実施することができる。
【0041】従って、本発明のコンテナ用スタンドによ
れば、コンテナを二点支持にて回転可能に支持するスタ
ンドにおいて、トラックの荷台への積み降ろしをする場
合には該荷台幅よりも広い間隔にてコンテナを支持する
ことができ、そして、保管場所までの移動時や保管状態
においてはコンテナの幅に近い状態まで該コンテナの両
側面に接近させた狭い間隔とその支持間隔を自由に変更
し得ることから、従来のように保管場所までの移動スペ
ースが狭いためにスタンドをコンテナから取り外さなけ
ればならないと言った問題は解消され、しかも、保管状
態でのスペースがコンテナの幅に近い狭いスペース状態
で良いことから、従来に比べて更に保管スペースを削減
(縮小)できる等の実用性に優れた数々の効果が期待で
き、有益なコンテナ用スタンドとなる。
れば、コンテナを二点支持にて回転可能に支持するスタ
ンドにおいて、トラックの荷台への積み降ろしをする場
合には該荷台幅よりも広い間隔にてコンテナを支持する
ことができ、そして、保管場所までの移動時や保管状態
においてはコンテナの幅に近い状態まで該コンテナの両
側面に接近させた狭い間隔とその支持間隔を自由に変更
し得ることから、従来のように保管場所までの移動スペ
ースが狭いためにスタンドをコンテナから取り外さなけ
ればならないと言った問題は解消され、しかも、保管状
態でのスペースがコンテナの幅に近い狭いスペース状態
で良いことから、従来に比べて更に保管スペースを削減
(縮小)できる等の実用性に優れた数々の効果が期待で
き、有益なコンテナ用スタンドとなる。
【図1】 一部を切欠して示した本発明スタンドの正面
図
図
【図2】 コンテナ両側面の縦杆に固定的に具備された
コンテナ連結部材に対して回転支持機構の回転部材を挿
脱可能に嵌挿連結せしめる状態を示した要部の拡大斜視
図
コンテナ連結部材に対して回転支持機構の回転部材を挿
脱可能に嵌挿連結せしめる状態を示した要部の拡大斜視
図
【図3】 コンテナ両側面の縦杆に固定的に具備された
コンテナ連結部材に対して回転支持機構の回転部材を挿
脱可能に嵌挿連結せしめた状態を示した同縦断側面図
コンテナ連結部材に対して回転支持機構の回転部材を挿
脱可能に嵌挿連結せしめた状態を示した同縦断側面図
【図4】 起倒動可能に枢着備えられる脚部のコンテナ
に対する取付状態を示した要部の斜視図
に対する取付状態を示した要部の斜視図
【図5】 コンテナをトラックに対して積み降ろしして
いる状態の側面図
いる状態の側面図
【図6】 コンテナを起立姿勢に回転させた状態の正面
図
図
【図7】 コンテナを起立姿勢に回転させた状態におい
て、コンテナをトラックに対して積み降ろす、そして、
移動、保管する際に行う左右のスタンドの支持間隔の変
更形態を示した側面図で、(イ)は左右のスタンドの支
持間隔が積み降ろし間隔Lの状態を示す、(ロ)は積み
降ろし間隔Lの状態において、起立姿勢のコンテナを地
面に降ろした状態を示す、(ハ)は左右のスタンドの支
持間隔を移動・保管間隔L1 に変更した状態を示す
て、コンテナをトラックに対して積み降ろす、そして、
移動、保管する際に行う左右のスタンドの支持間隔の変
更形態を示した側面図で、(イ)は左右のスタンドの支
持間隔が積み降ろし間隔Lの状態を示す、(ロ)は積み
降ろし間隔Lの状態において、起立姿勢のコンテナを地
面に降ろした状態を示す、(ハ)は左右のスタンドの支
持間隔を移動・保管間隔L1 に変更した状態を示す
【図8】 コンテナ両側面の縦杆に着脱可能に具備され
たコンテナ連結部材と、このコンテナ連結部材に対して
挿脱可能に嵌挿連結せしめる回転支持機構の回転部材と
の他の実施例を示した要部の拡大斜視図
たコンテナ連結部材と、このコンテナ連結部材に対して
挿脱可能に嵌挿連結せしめる回転支持機構の回転部材と
の他の実施例を示した要部の拡大斜視図
【図9】 同要部の横断面図
【図10】 コンテナ両側面の縦杆に固定的に具備された
コンテナ連結部材に対して回転支持機構の回転部材を、
支持ローラー等を介して挿脱可能に嵌挿連結せしめてコ
ンテナを垂直姿勢に回転支持させた状態の本発明スタン
ドの他の実施例を示した要部の拡大縦断側面図
コンテナ連結部材に対して回転支持機構の回転部材を、
支持ローラー等を介して挿脱可能に嵌挿連結せしめてコ
ンテナを垂直姿勢に回転支持させた状態の本発明スタン
ドの他の実施例を示した要部の拡大縦断側面図
【図11】 同要部の一部を更に拡大して示した縦断面図
【図12】 コンテナをトラックに対して積み降ろしして
いる状態の側面図で、支持脚部の上下に伸縮移動する垂
直杆部の長さ(高さ)可変をモーターの動力にて行うよ
うにした本発明スタンドの他の実施例を示す
いる状態の側面図で、支持脚部の上下に伸縮移動する垂
直杆部の長さ(高さ)可変をモーターの動力にて行うよ
うにした本発明スタンドの他の実施例を示す
A…スタンド A-1 …支持脚部 A-2 …回転支持機構 1…キャスタ
ー 2…水平杆部 3…垂直杆部 3-1 …下部杆 3-2 …上部杆 3-3 …昇降機構 6…ナット部
材 7…軸受け部材 8…螺杆部材 9…ハンドル 11…コンテナ連
結部材 12…回転部材 12-1…軸支部 12-2…連結部 22…抜け止め
部材 B…コンテナ B-1 …コンテナ機
枠 C…トラック
ー 2…水平杆部 3…垂直杆部 3-1 …下部杆 3-2 …上部杆 3-3 …昇降機構 6…ナット部
材 7…軸受け部材 8…螺杆部材 9…ハンドル 11…コンテナ連
結部材 12…回転部材 12-1…軸支部 12-2…連結部 22…抜け止め
部材 B…コンテナ B-1 …コンテナ機
枠 C…トラック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
Claims (3)
- 【請求項1】 キャスターを備えた水平杆部と、この水
平杆部から立設させた垂直杆部とから側面略逆T字形に
構設した支持脚部の前記垂直杆部の上部側に回転支持機
構を具備せしめ、この回転支持機構をコンテナ連結部材
を介してコンテナ両側面のコンテナ機枠に連結せしめて
コンテナを一定の範囲で回転可能に支持するコンテナ用
スタンドであって、 支持脚部の垂直杆部は水平杆部に取り付ける下部杆と、
この下部杆に対して伸縮自在に連結される上部杆と、こ
の上部杆と前記下部杆との内部に内設され、上部杆を下
部杆に対して上下に伸縮移動させる昇降機構とを備え、
該昇降機構は下部杆の内部に同軸状に配設したナット部
材と、上部杆の内部に配設した軸受け部材と、この軸受
け部材から上端を貫通突出させた状態で且つ該軸受け部
材に軸方向不動に止着せしめると共に前記ナット部材に
亘り螺合連結せしめた螺杆部材と、この螺杆部材の前記
上端部に具備するハンドルとを備えてなり、前記上部杆
の上端側に回転自在に具備される回転支持機構の回転部
材と、コンテナ機枠の縦杆に固定的又は着脱可能に具備
するコンテナ連結部材とを周方向に回転不能で且つ軸方
向に一定の範囲で摺動可能に嵌挿連結せしめてなること
を特徴とするコンテナ用スタンド。 - 【請求項2】 請求項1記載のコンテナ用スタンドにお
いて、 回転部材はコンテナ連結部材に対して抜動可能で、且つ
該コンテナ連結部材に対して貫通状に嵌挿連結させた状
態で該コンテナ連結部材からの抜け止めを図る抜け止め
部材がその貫通端部に着脱自在に具備されるようになっ
ていることを特徴とするコンテナ用スタンド。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のコンテナ用スタン
ドにおいて、 回転部材は少なくともコンテナ連結部材に対して摺動可
能に嵌挿連結されるその摺動範囲が断面角形を呈する連
結部であり、一方、コンテナ連結部材は前記連結部を適
合させた状態にて周方向に回転不能で且つ軸方向に摺動
可能に貫通させる断面角形の連結孔を有することを特徴
とするコンテナ用スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9181415A JPH1129190A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | コンテナ用スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9181415A JPH1129190A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | コンテナ用スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1129190A true JPH1129190A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16100376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9181415A Pending JPH1129190A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | コンテナ用スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1129190A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004090675A (ja) * | 2002-08-29 | 2004-03-25 | Showa Aircraft Ind Co Ltd | ローダ |
JP2006197846A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Shigenori Saito | 穀粒容器における取扱い装置 |
CN109896299A (zh) * | 2019-04-02 | 2019-06-18 | 储伯洋 | 一种便于装卸的集装箱 |
CN115180425A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-10-14 | 青岛港国际股份有限公司 | 一种堆场交互系统及堆场交互方法 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP9181415A patent/JPH1129190A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004090675A (ja) * | 2002-08-29 | 2004-03-25 | Showa Aircraft Ind Co Ltd | ローダ |
JP2006197846A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Shigenori Saito | 穀粒容器における取扱い装置 |
CN109896299A (zh) * | 2019-04-02 | 2019-06-18 | 储伯洋 | 一种便于装卸的集装箱 |
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