JP2681524B2 - スクリューコンベア - Google Patents

スクリューコンベア

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JP2681524B2
JP2681524B2 JP1340399A JP34039989A JP2681524B2 JP 2681524 B2 JP2681524 B2 JP 2681524B2 JP 1340399 A JP1340399 A JP 1340399A JP 34039989 A JP34039989 A JP 34039989A JP 2681524 B2 JP2681524 B2 JP 2681524B2
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JP
Japan
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screw conveyor
strands
coil
shaft
twisting
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銃二 小島
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NHK Spring Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は粉体や粒体などの搬送に使用されるスクリュ
ーコンベアに関する。
[従来の技術] 第3図は例えば、複写機のトナーなどの粉体の搬送に
従来より使用されているスクリューコンベアを示す。こ
のスクリューコンベアはピッチ巻きされたコイル11にシ
ャフト12が挿入されると共に、コイル11の両端部とシャ
フト12の対応部分とがロー付け13されて、これらの一体
化が図られている。このスクリューコンベアは中空パイ
プ(図示せず)などに挿入され、シャフト12に回転力を
付与することによりコイル11が一体的に回転して中空パ
イプ内の軸方向に粉体を搬送するように作用する。この
ような従来のスクリューコンベアは、加工精度や組立性
との関係から、外径がコイル11の内径よりも小さなシャ
フト12が使用されており、コイル11とシャフト12との間
には隙間Gが生じた状態となっている。
[発明が解決しようとする課題] 従来のスクリューコンベアでは、コイル11に対してシ
ャフト12が小径のため、これらを一体化するロー付けが
必要となっており、組立が面倒となっている。また、コ
イルとシャフトとの間の隙間Gは粉体抵抗や中空パイプ
との摩擦抵抗に起因する軸方向の偏心により変動し易
く、これにより搬送時のがたつきの原因となっている。
さらに、搬送時におけるコイルへの抵抗が大きい場合に
は、コイルピッチの部分的な伸縮や、コイルの偏心が生
じて、回転時にコイルが脈動する。そして、これらのが
たつきやコイルの脈動の結果として、搬送効率が低下す
るのみならず、搬送残留が生じる。特に、複写機のトナ
ーにおいては、残留したトナーが湿気を吸収したり、前
記脈動や隙間G間にてつき固められたりして固形化し易
く、この固形化状態で記録紙に付着した場合には、複写
画像の画質が不良となる問題を有している。
そこで本発明は、これらの問題点を速やかに解決する
ことができる構造を有したスクリューコンベアを提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 複数の素線が相互に密着するように捩り合わされ、か
つ捩り加工方向に回転駆動されることを特徴とする。
[作 用] 複数の素線の捩り合わせにより、螺旋状外形となり、
その回転により粉体,粒体を軸方向に搬送する搬送力を
有する。
[実施例] 以下、第1図により本発明の一実施例を説明する。
同図において、2および3は円形断面の素線であり、
この2本の素線が捩り合わされてスクリューコンベア1
が形成されている。素線2,3は同一径を有する鋼棒、ス
テンレス棒などが使用され、この素線2,3が軸方向に接
した状態で捩り合わせにより、2本の素線2,3は接合部
分が相互に密着されて一体化すると共に、一体化された
全体の外形が螺旋形状を呈するようになる。すなわち高
い外面と低い外面とが軸方向に交互に生じ、この外面の
高さ変化により粉体などの搬送力が付与されている。か
かる捩り合わせにあっては、各素線2,3はその降状点以
上の加工が施されており、これにより、捩り合わせにお
ける素線2,3のスプリングバックがなく、各素線2,3は隙
間の生じることのない密着状態を維持することができ
る。
スクリューコンベア1はこのような素線2,3の捩り合
わせによって構成されるものであり、このスクリューコ
ンベア1を中空パイプ(図示せず)内に挿入し、回転駆
動源からの駆動力により回転させることにり、粉体,粒
体を中空パイプの軸方向に搬送する。このときのスクリ
ューコンベア1は素線2,3の捩り合せ方向に回転駆動さ
れる。このスクリューコンベア1による搬送方向は素線
2,3の捩り方向により選択することができる。図示例に
おいて、素線2,3は右方向に捩り加工されているため、
右回転させることにより右→左への搬送方向となる。
この場合、スクリューコンベア1を素線の捩り方向と
同一方向に回転させることにより、各素線2,3は締り勝
手となる。
このような構成のスクリューコンベア1は素線2,3の
捩り合わせによって形成されるため、成形が容易とな
る。また、素線2,3が密着状態で隙間を生じることがな
いため、隙間に起因する搬送効率の低下や搬送残留もな
くなる。
第2図(a),(b)はかかるスクリューコンベア1
に回転力を伝達する伝動軸をそれぞれ示す。同図(a)
の伝動軸4は軸端部に円形のスリット4a,4bが形成され
ており、各スリット4a,4bにスクリューコンベア1端部
の素線2,3がそれぞれ挿入されるようになっている。こ
の挿入により伝動軸4の回転がスクリューコンベア1に
伝達されるが、この伝動軸4としてはスクリューコンベ
ア1の捩り径と同一径のものを使用することができる。
同図(b)の伝動軸5はその軸端部に長円形のスリット
5aが形成され、このスリット5a内にスクリューコンベア
端部のが同時に挿入される。これにより、回転力の伝達
が行われ、スクリューコンベア1が回転する。従って、
これらの伝動軸4,5では挿入操作のみでスクリューコン
ベア1との連結を行うことができるため、連結操作が容
易となるメリットがある。これに限らず、伝動軸との連
結は接着,かしめ,あるいはねじ止めなどにより行って
も良い。
なお、上記実施例では、円形断面の素線を使用してい
るが、矩形や楕円などの非円形断面でも良く、その本数
も3本以上としても良く、さらには径の異なる素線を捩
り合わせても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、複数の素線の捩り加工
により構成されるため、構造が容易となると共に、素線
間に隙間を生じることがないため、搬送効率を増大させ
ることができ、搬送残留も生じない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明の一実施例を示す正面図
および側面図、第2図(a),(b)は回転力を伝達す
る伝動軸の各例を示す斜視図、第3図は従来例を示す一
部破断正面図である。 1……スクリューコンベア、2,3……素線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の素線が相互に密着するように捩り合
    わされ、かつ捩り加工方向に回転駆動されることを特徴
    とするスクリューコンベア。
JP1340399A 1989-12-28 1989-12-28 スクリューコンベア Expired - Lifetime JP2681524B2 (ja)

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