JP2681518B2 - 葉たばこの収穫装置 - Google Patents

葉たばこの収穫装置

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JP2681518B2
JP2681518B2 JP1217904A JP21790489A JP2681518B2 JP 2681518 B2 JP2681518 B2 JP 2681518B2 JP 1217904 A JP1217904 A JP 1217904A JP 21790489 A JP21790489 A JP 21790489A JP 2681518 B2 JP2681518 B2 JP 2681518B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、畑地に栽培されているたばこ草から葉を自
動的に収穫するための方法及び装置に関する。
(従来の技術) 葉たばこを自動収穫する装置として、従来特開昭46−
3995のものが知られている。この装置は、たばこ草の茎
を案内するためのベルト装置、葉の向きを変えるための
吸引ファン、葉を保持して切取るための採葉ベルト装置
や回転カッタ等を必要とするもので、構造が極めて複雑
である。
(発明が解決しようとする課題) 前記の従来技術においては、構造が複雑であるため高
価にならざるを得ず、また装置全体が大型、大重量とな
って狭い農場では取扱い難い不具合がある。したがっ
て、本発明は、簡単な手段で葉たばこを収穫できる方法
及び装置を得ることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明による葉たばこ収穫装置は、円弧と直線が連続
する循環経路をもつエンドレス部材の外周に、その接線
方向及び交差方向にのびる部分をもち下辺を作用部とし
たカッタを連続的に連結し、該エンドレス部材を巻掛け
たカッタユニットを走行装置を有するフレームに後下り
に傾斜させて取付け、フレームの前進速度と略同一の速
度でカッタを後方に向けて駆動する駆動源をカッタユニ
ットに備えたことを特徴とするものである。
(作 用) たばこ草の茎の側方からカッタを円弧経路に沿って近
接させて該茎を囲み、カッタを後下方へ移動させながら
カッタを保持する装置全体を同じ速さで前方に移動させ
ると、カッタは、茎に対して前後方向には相対移動せ
ず、下方にのみ移動する。この下方移動によりカッタ下
辺で葉柄を上から押しつけて該葉柄を茎から分離する。
この後、カッタは茎から離れて茎を開放する。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図、第2図において1は葉たばこ収穫装置、2は
正面から見て門形をなすフレーム、3は該フレーム2の
一方の脚に連結された走行装置で無限軌道形式をもち、
駆動動力源となるエンジン4は、ミッションケース5と
一体のベッド6上に設置されている。ミッションケース
4には、上向きに変速レバー7とクラッチレバー8が設
けられて走行装置の制御に用いられる。エンジン4の上
部はカバー9で覆われ、フレーム2の他方の脚には補助
車輪10が取付けられ、フレーム下端の荷台11上にカッタ
駆動用のバッテリ12が載置され走行装置3の後部には変
向操作用のハンドル13が固定されている。
フレーム2の中間部には、高さ調節可能の一対のビー
ム14が固定され、L形のアーム15、16を介して一対のカ
ッタユニット20、21が平行に、かつ45゜以内の傾斜角θ
で角度調節可能に後下りに固定されている。該カッタユ
ニット20と21は、対称形をなしており、その上面はカバ
ー22、23(第3図)で覆われる。
カッタユニット20と21は、第3図に示すように対称形
をなしており、構成部品も対称形に配置されていて部品
の運動も対称的に行なわれる。各ユニットは、アーム1
5、16に固定された基板24をベースとして組付けられて
おり、その長手方向両端に被動スプロケット25と原動ス
プロケット26が軸支され、両スプロケットにチェーン27
が巻掛けられている。
被動スプロケット25は第4図に示すように軸28に固定
され該軸28は、球軸受29、軸受ホルダ30を介して支持さ
れ、該軸受ホルダ30は座板31ボルト32で基板24に固定さ
れる。一方原動スプロケット26も同様手段で支持される
が、その軸にギヤ33を有し、モータ34の回転軸に設けた
ピニオン35によって駆動される。モータ34には、左右の
カッタユニット20と21のカッタ位置を検出するセンサに
より左右のカッタの位置を同期させる適宜の手段が設け
られる。
茎から葉を収穫するためのカッタ40は、鋼板製で縦辺
40aと横辺40bをもつL形をなしており、かつ、全体の下
辺40cが作用部となっている。そして複数のカッタ40の
縦辺40aが直線方向に並べられ、チェーン27に接線状態
をなすように固定される。チェーン27のリンクには、一
定数ごとに第5図の取付片41aをもつ取付けリンク41が
用いられ、これに第6図(a)(b)に示す軸穴42aを
もつ軸受板42が固定されている。
カッタ40の背面には上下のブラケット43aと横方向に
のびるばね片43bをもつカッタホルダ43が固定され、ピ
ン44で前記軸穴42aに枢着され、コイルばね46で回動力
を受けてばね片43bがチェーン27に接している。したが
ってカッタ40はピン44を中心として弾力的に若干揺動で
きるようにチェーン27に取付けられている。また、チェ
ーン27の対向側の直線部分の裏面には、第7図に示すガ
イドレール47が当接されてカッタ40、40…の直線状態を
維持するようになっている。
以上により、モータ34を時計方向に駆動すると、ギヤ
35、33を介して原動スプロケット26を反時計方向に駆動
し、チェーン27とカッタ40は同方向に移動し、カッタユ
ニット20の前部側でカッタ40はのように姿勢を変
えながら移動し、チェーン27の直線部分に至ると両ユニ
ット20、21のカッタ40、40は対向して門形状になり、そ
の姿勢のまま矢印A方向に移動する。茎S1、S2…が並ぶ
たばこ草の列をまたいで、フレーム2を走行装置3によ
りF方向にチェーン27の移動速さとほぼ同じ速さで移動
させると、カッタ40、40は、の位置で茎S1を両側から
囲み始め、全体のF方向への移動により茎S1と同一位置
でと同一の姿勢になり、茎S1の前方と両側方を横辺40
bと縦辺40aで囲み、茎S1の後方は先行したカッタの横辺
40bで囲まれる。
第4図で明らかなように、カッタ40が基板24に対して
矢印Aに示す後下方に移動し、該基板24を含む装置全体
がF方向に略同一の速さで移動すると、茎S1と該カッタ
40、40との水平方向の相対速度はゼロになり位置ずれは
生じないが、カッタ40に矢印Dで示す下向きの例えばS1
とS2の間で高さhの移動が生じ、下辺40cで葉Lの葉柄
を下に押して切断し、図外の収集装置上に落す。葉Lが
側方にのびている場合は縦辺40aで切断され、前後方向
にのびている場合は横辺40bで切断される。装置のF方
向の進行に伴い、茎S1とカッタユニット20、21の相対位
置はS2、S3に示すように変化して最後に茎はカッタ40か
ら解放される。上記の収集装置は、カッタユニット20、
21の下方で左右外方に延設され、葉をベルトコンベア等
で外側へ運搬収集する。
茎から収穫される葉の範囲は、カッタユニットの取付
け高さや傾斜角θを調節することにより任意に調節する
ことができる。チェーンの速度は、傾斜角θに応じて調
整するのが好ましく、該速度は走行速度の1/cosθとさ
れる。
前記実施例は、カッタ40がL形に構成されているが、
これと異なる形状、例えばC形にしてもよく、また二つ
の横辺40bが対向する代りに、前後に僅かに喰い違わせ
てオーバラップするようにしてもよいし、一方のカッタ
を直線刃にして他方のカッタのみをL形にしてその横辺
を該直線刃の側面を接するようにすることもできる。こ
のように一方のカッタに直線刃を用いる形式にすれば、
左右のカッタユニットを同期駆動される必要がなくな
る。
更に、カッタの一方を一本の直線刃又はガイド板で構
成してカッタユニット又はフレームに固定し、他方のカ
ッタのみをL形等にして駆動する形式とし、該直線刃又
はガイド板の前方にこれと一体又は別体に茎のガイドを
必要に応じて設ける構成とすることもできる。この場合
は、直線刃又はガイド板側では葉柄に対して前方に摺動
しながら下向きの力を働かせて押し切りが行なわれる。
以上の下辺40cで押し切るカッタに代えて、葉柄を単
に押すことにより茎の付け根でもぎ取る形式にしてもよ
く、この場合はカッタとして厚みのあるプラスチック材
や堅いゴム又は鋼材を用いることができる。
また、チェーン27に代えて歯付きベルトや平ベルト等
のエンドレス部材を用いることができるが、平ベルトと
図示のカッタ40を用いる場合は特に左右のカッタの位置
を検出するセンサを用いてモータを制御し、左右のカッ
タを同期させる必要がある。
(発明の効果) 本発明によれば、カッタを保持する装置の前進運動を
利用してこれにカッタの後下方への運動を重畳させなが
ら、カッタに定位置で連続的に下向きの運動を生じさせ
ることができ、葉柄に下向きの力を加えるから容易に茎
から脱葉することができる。また、走行機構と一対のエ
ンドレス部材を駆動する簡単な機構を用いるだけで所望
の範囲の葉を自動的に脱葉することができるから、低コ
ストで構成することができ、かつ収穫時の労力が軽減さ
れる効果を有する。しかも、作業時にカッタ、カッタユ
ニット等が葉に接触しないので葉をいためる不具合がな
い利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する装置の正面図、第2図は側面
図、第3図はカッタユニットの平面図、第4図は側面
図、第5図はチェーンの正面図、第6図(a)(b)は
軸受板の平面図及び正面図、第7図はガイドレールの側
面図である。 2……フレーム 3……走行装置 20、21……カッタユニット 27……チェーン(エンドレス部材) 40……カッタ 47……ガイドレール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円弧と直線が連続する循環経路をもつエン
    ドレス部材の外周に、その接線方向及び交差方向にのび
    る部分をもち下辺を作用部としたカッタを連続的に連結
    し、該エンドレス部材を巻掛けたカッタユニットを走行
    装置を有するフレームに後下りに傾斜させて取付け、フ
    レームの前進速度と略同一の速度でカッタを後方に向け
    て駆動する駆動源をカッタユニットに備えたことを特徴
    とする、葉たばこの収穫装置。
  2. 【請求項2】エンドレス部材の直線経路の内側にガイド
    レールを当接させたことを特徴とする、請求項1記載の
    葉たばこの収穫装置。
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