JP2681227B2 - エンボスカードのエンボス文字続取り機 - Google Patents

エンボスカードのエンボス文字続取り機

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、文字をエンボス(浮彫)により記載した病
院の診察券等のエンボスカードのエンボス文字を、電気
的に読み取るエンボス文字読取機に関する。
[従来の技術] 病院の診察券は、通常、コード番号および氏名等をエ
ンボス文字で記載するエンボスカードになっている。こ
れは、一人の患者に対して行なう何種類もの検査の度ご
とに検査カードに患者のコード番号および氏名を手書き
で転記することが面倒なことから、エンボス文字を利用
するインプリンターによる複写転記が行なえるようにす
るためである。
患者のカルテを含めて検査カードの全てを、コンピュ
ーターの導入によりオンラインの管理をするためには、
記載事項の読取りが電気的な手段で行なえるようにする
ことが要求され、これには、磁気テープまたはバーコー
ドを用いる等の手段が必要となってくる。ところが、磁
気テープまたはバーコードを用いるようにするには、カ
ードを作りなおさなければならず、そのための費用が嵩
む問題が出てくる。
このとき、実際に作りなおすカードは、インプリンタ
ーによる複写転記の利益を捨てられないことから、磁気
テープまたはバーコードとエンボス文字とを併用したも
のとし、磁気テープまたはバーコードには、コンピュー
ター管理のための患者のコード番号(登録番号)・氏名
等を記録させ、さらに患者の氏名、生年月日、性別等は
エンボス文字で記載する形態のものとなる。
このことは、観点をかえれば、カードに、エンボス文
字で記載されている患者のコード番号を、電気的手段に
より読み取れるようにしさえすれば、従前のエンボスカ
ードによる診察券をそのまま使用して、コンピューター
による管理が行なえるようになる、ということである。
ところで、このエンボスカードのエンボス文字の読取
りを、エンボス文字の浮き出し部分および平面部分とに
接触していくことで、オン・オフの作動を行なう検出ス
イッチに利用のより、エンボス文字の形状を判別して、
電気的に読取りを行なう手段は、例えば、特開昭51−12
6168号公報・特開昭48−101838号公報・特開昭49−1205
43号公報により従来から知られている。
[発明が解決しようとする課題] 上述の電気的手段により、エンボスカードのエンボス
文字の読取りを自動的に行なう従前の手段は、エンボス
カードを送り機構により移動させ、その移動の間に、エ
ンボス文字の移動方向と直交する方向に区分けした各ブ
ロックに対し、並列させた複数の検出スイッチがそれぞ
れ接触していくようにして、それら複数の検出スイッチ
が、エンボス文字の通過の間に、そのエンボス文字の形
状に応じて、異なる作動を行なうことを利用し、その作
動の組合せで判別を行なうことから、エンボスカードに
打込んであるエンボス文字とエンボス文字との間隔が狭
い場合に、エンボスカードの送り速度を早くすると、一
つのエンボス文字が通過して次位エンボス文字が送られ
てきたときに、その次位のエンボス文字の形状まで、合
わせたものとして読取るようになり、誤作動がでてくる
問題がある。
本発明は、従来手段に生じているこの問題を解決する
ためになされたものであって、エンボス文字が次位のエ
ンボス文字との間隔を狭くして並列している場合でも、
誤作動がない状態で、エンボスカードの送り速度を早く
して、迅速な読取りを行なえるようにし得る新たな手段
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そして、本発明は、上述の目的を達成するための手段
として、エンボスカードを、それに記載されるエンボス
文字の数字が整列する方向に間欠送りする送り機構を設
けた機体に、エンボス文字を縦方向に整列する5つのブ
ロックに区分けしたときの各ブロックに対応する5個の
検出スイッチを並列させて設け、それら5個の検出スイ
ッチを、前記エンボス文字を横方向に整列する三つのゾ
ーンA・B・Cに区分けしたときの第1のゾーンAと第
2のゾーンBとにおいて、それらゾーンA・Bごとに各
ブロックにおけるエンボス文字の凸部の有無を2進法に
よるH・Lとして各別に検出するよう制御し、その検出
データーを、入力データーとしてマイクロコンピュータ
ーの判別回路に入力し、16進法の表示パターンに従い各
ゾーンA・Bごとに表示せしめて、第1のゾーンAの検
出データーと第2のゾーンBの検出データーとによりエ
ンボス文字を判別せしめ、第3のゾーンCを電気的な検
出作動の空白期間としてエンボス文字を電気的に読取る
ことを特徴とするエンボスカードのエンボス文字読取り
機を提起するものである。
しかして、本発明は、上述の目的のために種々の研究
と実験を重ねて得られた知見に基づいて完成したもので
ある。即ち、エンボスカードにエンボス文字で記載され
コード番号は、零から9までの10種の数字である。そし
て、これらの数字は、第1図に示している如く、それぞ
れ縦方向に整列する5つのブロックに分け、さらに横方
向に整列する三つのゾーンA・B・Cに分けて、各ゾー
ンごとに5つのブロックのそれぞれにおけるエンボス文
字の凸部の有無を、5つのブロックにそれぞれ対応する
5個のデータスイッチにより、2進法によるH・Lとし
て、各別に検出し、これを5つの接点の5ビットの16進
法の表示で各ゾーンごとに表示するようにすると、第1
のゾーンAにおける検出データーによりエンボス文字1
・2・3・5・7の判別が行なえ、第1のゾーンAと第
2のゾーンBの検出データーにより4・6・8・9・0
の判別が行えて、第1のゾーンAにおける表示パターン
と第2ゾーンBにおける表示パターンとをあわせるだけ
で、1〜0のエンボス文字の識別が行なえるようになる
こと、そして、このことから、5個の検出スイッチによ
るエンボス文字の検出データーの、マイクロコンピュー
ターの判別回路に対する入力を、第1のゾーンAと第2
のゾーンBだけで行ない、第3のゾーンCにおいては行
なわないようにすれば、一つの文字の検出データーと次
位の文字の検出データーとの間に、必ず、第3のゾーン
Cに対応する間隔が存在することになることに想到し、
このようにしたところ適確な読取りが行なえる結果が得
られたことによるものである。
そして、このことから、前述の手段を提起するもので
ある。
[実施例] 次に実施例を図面に従い詳述する。
第2図は本発明を実施せるエンボスカードのエンボス
文字の読取り装置の要部の斜視図で、同図において、1
は機体、10は機体1に設けたカード挿込口、11はカード
誘導台、2はエンボスカード、Mはカードを間欠送りす
るモーター、3はデータースイッチを示す。
カード誘導台11は、カード挿入口10から長手方向が機
体1の前後方向(第2図で左右方向)に沿う姿勢として
挿し込まれるエンボスカード2を、台面11a上に支承し
て機体1内部の奥に向け滑動させていくよう前後方向に
長く機体1に設けてあり、台面11aの左右の両側には、
挿入されたエンボスカード2の長手方向の両側縁に摺接
してガイドするガイド壁11b・11bが設けてある。また、
台面11aの前端側には、その台面11a上にエンボスカード
2が挿し込まれたときにそれを検知する発光素子12aと
受光素子12bとよりなる感知装置12が設けてある。
エンボスカード2は従来公知の通常のものであり、20
…はそれの上面側に浮き出るように成形されたエンボス
文字よりなるコード番号の一連の数字である。
モーターMは、前記カード誘導台11の台面11a上に挿
し込まれるエンボスカード2を、そのカード誘導台11の
台面11aに沿い所定の深さ位置まで送り込む作動を行な
わすためのもので、機体1に固定して装架してあり、そ
れの出力軸40には、前記カード誘導台11の台面11a上に
挿し込まれたエンボスカード2の上面に対し下縁側が圧
接する送りロール41が取付けてある。また、該モーター
Mは、エンボスカード2の送り込みを間欠的にするため
に、それの駆動ユニット42(第3図)に1パルスが送ら
れる度ごとに一定の回動量の回動が行なわれるパルスモ
ーターとなっている。
データースイッチ3は、側面視において、第4図に示
している如く浅いチャンネル状に形成した取付板30に窓
孔を設けて、その窓孔に嵌め込むように組付けること
で、該取付板30に支持せしめてある。そして、その取付
板30は、それの前端側を、機体1に装架せる支持機枠1a
に固定装設してある取付台31に止着し、後端側を、前記
支持機枠1aに固定して装設してある支持台32の上面に載
置し、かつ、その支持台32の上面に植設せるガイドピン
33に上下の昇降自在に嵌挿せしめることで、機体1に対
し組付けてある。そして、該取付板30の左右の両側に
は、エンボスカード2の上面に当接して回転する追従ロ
ーラ30aが遊動軸支してあって、エンボスカード2が挿
し込まれたときに、それの上面に、この追従ローラー30
aが圧接していくことで、該取付板30に支持したデータ
ースイッチ3が、エンボスカード2に反りがあっても、
それに影響を受けることなくそのエンボスカード2のエ
ンボス文字20…に対し所定の高さで摺接していくように
してある。また、支持台32に対し昇降自在とした該取付
板30の後端側には、ソレノイド50の作動により支点軸51
中心に上昇回動するてこ杆52が連繋してあって、これに
より、ソレノイド50の作動で、後端側が上昇して、支持
しているデータースイッチ3が、エンボスカード2の上
面から浮き上る状態となって、データーの検出を終えた
エンボスカード2を、モーターMの逆転で排出させると
きに、データースイッチ3とエンボス文字20…との接触
を避け得るようにしてある。
データースイッチ3は、第5図に示しているように、
5つの検出スイッチ3−1・3−2・3−3・3−4・
3−5が、櫛歯状に並列する形態に形成してあり、それ
ら検出スイッチは、第1図にあるように、エンボス文字
20…を縦方向において5つのブロックに区分けしたとき
に、それらのブロックに個々に対応していくように形成
してあり、かつ、エンボスカード2がカード誘導台11の
台面11aに挿し込まれたときに、そのエンボスカード2
のエンボス文字20…と正しく対応するように配位して機
体1に組付けてある。この場合、エンボスカード2は、
一つの病院については一定の位置にエンボス文字のコー
ド番号を成形することから、エンボス文字読取り装置A
を組立てるときに、そのエンボスカード2に適応するよ
うに、データースイッチ3を位置決めするようにして良
いが、データスイッチ3を組付ける前述の支持機枠1a
を、機体1に対し左右方向に変位調節自在に組付けてお
いて、この支持機枠1aの変位により、それに組付けたデ
ータースイッチ3が、挿入口10から挿込まれるエンボス
カード2に成形されたエンボス文字20…と対応する位置
を占めるようにしても良い。
また、これら5個の検出スイッチ3−1・3−2・3
−3・3−4・3−5は、縦方向の整列順において、第
2位の検出スイッチ3−2と第4位の検出スイッチ3−
4との二個の巾が狭く、これを除いた第1位と第3位と
第5位の三個の検出スイッチの巾が広く形成してある。
これは、第2位と第4位の検出スイッチは、下方に突出
する鋸歯状の突起部3aが0〜9の各エンボス文字の字画
のうちの、空間を囲い込むようになる部位に接触してい
くときに、その空間内に嵌入していくようになることか
ら、その嵌入を確実にして検出が正確に行なわれるよう
にするためであり、また、第1位、第3位、第5位の検
出スイッチは、それの接触部たる突起部3aが0〜9の各
エンボス文字の字画のうちの、空間を囲むことのない部
位に接していくことから、隣側の検出部位たる空間に滑
り落ちていくことのないようにするためである。
6−1・6−2・6−3・6−4・6−5は、前述の
5個の検出スイッチ3−1・3−2・3−3・3−4・
3−5と対向させた固定の接点で、前述の取付板30の後
端側の上面に設けたプリント基板にプリントされて設け
てあり、それぞれ、第3図に示している如くマイクロコ
ンピューター7に接続している。そして、前述の5個の
検出スイッチは、常態において、それぞれこれら固定の
接点に接触していて、中間の突起部3a…がエンボス文字
20…に接して押し上げられることで、この固定の接点か
ら離れオフに働くようになっている。
マイクロコンピューター7は、CPU・ROM・RAM等が組
込まれ、第3図に示しているよう、前述のデータースイ
ッチ3および感知装置12および駆動ユニット42およびソ
レノイド50ならびに表示器8に接続しておいて、これら
から入力される信号により所定の作動を行ないそれらを
制御する。
即ち、エンボスカード2を挿込口10に挿入すると、発
光素子12aから出て受光素子12bに受入れられていた光
を、そのエンボスカード2が遮断し感知装置12が作動す
る。これをマイクロコンピューター7が判断することで
スタートし、該マイクロコンピューター7から駆動ユニ
ット42にパルスが送り出される。これによりパルスモー
ターMは、駆動ユニット42にパルスが送り出される度ご
とに、ワンステップづつ、エンボスカード2を送り込む
よう作動する。この作動は、エンボスカード2のエンボ
ス文字20にデータースイッチ3の検出スイッチが接触し
て、マイクロコンピューター7に文字入力の信号が送ら
れるまで連続して行なわれる。そして、データースイッ
チ3がエンボス文字20に接触して、5個の検出スイッチ
のうちの一つでもオフとなると、マイクロコンピュータ
ー7の入力がHレベルとなり、これにより、エンボス文
字の読取り作動が、マイクロコンピューター7に組込ま
れているプログラムに従って行なわれるようになる。
次に、このエンボス文字の読取り作動を、第6図のフ
ローチャートおよび第7図の読取り作動の説明図に従っ
て説明する。
スタートにより、エンボスカード2は、パルスモータ
ーMの駆動による送りロール41の送り作動で送り込まれ
るが、この送り作動は、駆動ユニット42に送り込まれる
パルスごとに一ステップ分ずつ行なわれ、かつ、そのス
テップは、第7図の上欄にある各エンボス文字20…を、
横方向に第1・第2・第3の三つのゾーンに分けたとき
の各ゾーンにおいて、それぞれ複数のステップに分けら
れている。
そして、この送りロール41によるエンボスカード2の
送り作動で、該カード2のエンボス文字20…がデーター
スイッチ3に接触する位置にまでくると、データースイ
ッチ3の5個の検出スイッチ3−1・3−2・3−3・
3−4・3−5の各突起部3a…が、エンボス文字20の字
画に乗り上がることでそれら検出スイッチがオフとな
る。
このとき、5個の検出スイッチのうちの一つでもオフ
となると、マイクロコンピューター7に対するデーター
スイッチ3からの入力がHレベルとなり、これにより、
マイクロコンピューター7は、組込まれているプログラ
ムに従い文字の読取り作動を行なわす制御状態に移行
し、まず、5個の検出スイッチがエンボス文字20に接触
し始めたステップ位置で、その5個の検出スイッチのそ
れぞれがオン・オフするパターンに応じたデーターを収
集し、次いで、この収集したデーターをメモリーに記憶
する。
そして、この行程を経た後、駆動ユニット42に1パル
スを発信して、パルスモーターMを1ステップ分回動さ
せ、それによりエンボスカード2を1ステップ送り込
む。
これにより、5個の検出スイッチは、このステップ位
置で、エンボス文字20の字画の形状に応じたパターンの
データーを収集してマイクロコンピューター7に送り込
む。
次いで、この検出データーを前回検出してメモリーに
記憶しておいた検出データーと比較し、違う場合には、
前回の検出データーを捨ててこの新たなステップの検出
データーをメモリーさせ、再び駆動ユニット42に1パル
ス送り、エンボスカード2をワンステップ送り、そのス
テップ位置で検出スイッチに検出作動を行なわす。ま
た、前回の検出データーと同じ場合には、これを第1の
入力データーとして分岐させて別のメモリーに記憶さ
せ、同時に駆動ユニット42に1パルス送ってエンボスカ
ード2をワンステップ送り込み、そのステップ位置で検
出スイッチに検出作動を行なわす。
これにより、例えば、エンボス文字20が、第7図の中
段の欄にある数字の「3」・「4」・「6」・「8」・
「9」・「0」のように、第1のゾーンにおいて、エン
ボスカード2の送り方向における始端側に、不整に突出
している部分があったときに、この不整な部分のデータ
ーを捨て、これに引き続いて同じ検出データーが繰り返
されることで、その同じデーターを正しいデーターとし
て、この第1のゾーンにおけるデーターを、第7図の下
段の欄において、各エンボス文字20に対応する部位の各
左半側に表示している16進法の表示パターンのデーター
として記憶させる。
次に、第2のゾーンにおけるデーターを、引き続いて
行なう。
このゾーンにおいても、第1のゾーンにおけるエンボ
ス文字20の字画の形状に応じたデーターの検出と同様
に、2度同じデーターの検出が繰返されたときに、これ
を第2のゾーンにおける入力データーとして、マイクロ
コンピューター7に入力させ、同時に第1のゾーンにお
ける入力データーを呼び出してそれに合わせ、そのデー
ターを、16進法の表示パターンで記憶させてある0〜9
の文字の各基準値に比較させて、合致した値の文字を、
検出した数字として読取り、これを表示器8に表示させ
るとともに、コンピューター管理用のパソコン9に出力
していく。
第1のゾーンにおいて、2度繰返された同じデーター
による検出データーと第2のゾーンにおいて同様に2度
繰返された同じデーターによる検出データーとを合わせ
たデーターは、第7図の下段の欄において、各数字に対
応する部位に、左右に2列に表示しているように、各数
字ごとに、それぞれ異なった独自のパターンを示すよう
になるので、第3のゾーンにおけるエンボス文字20の字
画の形状の検出は、これを行なう必要がなく、この第1
のゾーンと第2のゾーンとの2つのゾーンにおける検出
データーによって、検出すべきエンボス文字20の字画の
読取りが行なえ、第3のゾーンにおける検出作動を遊び
とするようになる。
このとき、合致するものがない場合は、エラーとして
表示器8に表示される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明手段は、エンボス文字を
縦方向に整列する5つのブロックに区分けしたときの各
ブロックに対応する5個の検出スイッチを並設して、そ
れらにエンボスカードのエンボス文字を電気的に読取ら
せる際に、エンボス文字を、横方向に整列する三つのゾ
ーンA・B・Cに区分けし、それの第1ゾーンAと第2
のゾーンBにおいてだけ検出データーを、マイクロコン
ピューターの判別回路に、入力データーとして入力さ
せ、第3のゾーンCを、電気的な検出作動の空白期間と
しているのだから、エンボスカードに仕込まれているエ
ンボス文字が次位の文字との間隔を密に並列している場
合においても、エンボスカードの送り速度を早くして、
読取り速度を早くしたときに、検出作動に誤作動を生ず
ることがなくなって、適確な読取りが迅速に行なえるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は0〜9の数字をブロックに区分けした状態を示
す説明図、第2図は本発明を実施せるエンボスカードの
エンボス文字読取り機の要部の斜視図、第3図は同上の
電気部分のブロック系統図、第4図は同上のデータース
イッチ部の拡大斜視図、第5図は同上のデータースイッ
チの取付部の一部破断した側面図、第6図は同上のマイ
クロコンピューターのソフトフローチャート図、第7図
はエンボス文字と5個の検出スイッチの検出作動との関
係を説明する説明図である。 図面符号の説明 A……エンボス文字読取り装置、M……モーター a・b・c・d・e……ブロック 1……機体、1a……支持機枠、10……カード挿込口 11……カード誘導台、11a……台面、11b……ガイド壁 12……感知装置、12a……発光素子、12b……受光素子 2……エンボスカード、20……エンボス文字 3……データースイッチ、3a……中間の突起部 3−1・3−2・3−3・3−4・3−5……検出スイ
ッチ 30……取付板、30a……追従ローラー、31……取付台 32……支持台、33……ガイドピン、40……出力軸 41……送りロール、42……駆動ユニット、50……ソレノ
イド 51……支点軸、52……てこ杆 6−1・6−2・6−3・6−4・6−5……固定の接
点 7……マイクロコンピューター 8……表示器、9……パソコン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンボスカードを、それに記載されるエン
    ボス文字の数字が整列する方向に間欠送りする送り機構
    を設けた機体に、エンボス文字を縦方向に整列する5つ
    のブロックに区分けしたときの各ブロックに対応する5
    個の検出スイッチを並列させて設け、それら5個の検出
    スイッチを、前記エンボス文字を横方向に整列する三つ
    のゾーンA・B・Cに区分けしたときの第1のゾーンA
    と第2のゾーンBとにおいて、それらゾーンA・Bごと
    に各ブロックにおけるエンボス文字の凸部の有無を2進
    法によるH・Lとして各別に検出するよう制御し、その
    検出データーを、入力データーとしてマイクロコンピュ
    ーターの判別回路に入力し、16進法の表示パターンに従
    い各ゾーンA・Bごとに表示せしめて、第1のゾーンA
    の検出データーと第2のゾーンBの検出データーとによ
    りエンボス文字を判別せしめ、第3のゾーンCを電気的
    な検出作動の空白期間としてエンボス文字を電気的に読
    取ることを特徴とするエンボスカードのエンボス文字読
    取り機。
  2. 【請求項2】5個の検出スイッチを、広い巾の検出スイ
    ッチと狭い巾の検出スイッチとの二種類に形成し、か
    つ、広・狭・広・狭・広の順に5個並列せしめたことを
    特徴とする請求項1記載のエンボスカードのエンボス文
    字読取り機。
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