JP2681138B2 - 永久型枠板ユニット - Google Patents

永久型枠板ユニット

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JP2681138B2
JP2681138B2 JP41812090A JP41812090A JP2681138B2 JP 2681138 B2 JP2681138 B2 JP 2681138B2 JP 41812090 A JP41812090 A JP 41812090A JP 41812090 A JP41812090 A JP 41812090A JP 2681138 B2 JP2681138 B2 JP 2681138B2
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清人 田畑
隆 橋口
士郎 本田
国幹 久米
久二 徳富
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビル、マンション等の鉄
筋又は鉄骨鉄筋コンクリート建築物の建築や道路等の法
面保護における土木工事に際し使用される永久型枠板ユ
ニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筋コンクリート構造の建築物や
道路等の法面を現場で建造するには、建築物等の基礎、
柱、梁、壁、床スラブ等や法面等はコンクリートを型枠
内に打設して建造される。コンクリートは硬化すれば非
常に圧縮力の強い構造材であるが、フレッシュコンクリ
ートは流動体である。この流動体を柱、梁等設計図で定
められた所定の形状寸法に作るには、型枠を組み、この
中にコンクリートを打設して、所定のコンクリート強度
に達したら型枠を取り外すことによって行われている。
型枠は、仮設物であるが、比重が2.4と重いコンクリ
ートが枠内に入るため、型枠には堅固で、かつ、組立
て、解体が容易な構造が要求される。そこで、型枠とし
て、厚みが12mm〜24mmのラワン合板の周囲に桟木を
釘打ちしたものや、木製定尺パネル、金属性パネル、F
RPパネル等、種々機械的強度を補強したコンクリート
パネルが使用されている。
【0003】以下、従来の型枠について説明する。図5
は従来の型枠の一つであるコンクリートパネルの斜視図
である。31は心板の両面に、心板を介して表板、裏板
が接着固定された厚さが12mm〜24mmのラワン合板か
らなるセキ板、32は横桟木、33は縦桟木、34は型
枠である。
【0004】以上のように構成された従来の型枠につい
て、以下その使用方法を説明する。図6はラワン合板か
らなる型枠34を用いた施工時の要部斜視図である。3
5はコンクリートの背圧に抗して設計通りの厚みのコン
クリート壁を形成するため型枠34を支持する丸パイプ
からなる横端太材、36は丸パイプからなる縦端太材、
37は締付金具、38はフォームタイ、39はセパレー
タ、40は配筋である。墨に合わせて前後の型枠34を
壁厚に応じて配し、横端太材35、縦端太材36で型枠
34を組立てながら、型枠34を緊密に並べて、要所要
所に締付金具37やセパレータ39等で固定し、コンク
リートの側圧等に十分耐えるように施工した後、型枠3
4内にコンクリートを打設し、次いで、養生、乾燥後、
仕上げ工程に入っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
型枠には、次に示すような問題点があった。先ず、ラワ
ン合板に桟木を結合する場合には、釘等でラワン合板に
桟木を固定する作業が熟練を要し、作業の労働量が頗る
多いことである。次ぎに、その型枠を所定の場所で組み
立てる際に、セパレータ等の締付金具の位置する箇所に
穿孔することが必要であり、この穿孔作業も前後の型枠
の孔合わせ等が煩雑で熟練を要するものである。
【0006】更に、コンクリートを打設する際に、コン
クリートの側圧等によって型枠が崩壊しないように十分
な強度を持たせることが必要であり、これは、桟木の間
隔、締付金具の間隔及び縦、横端太材の配置等によって
左右され、経験と技能による高度な熟練を要していた。
【0007】また、従来の型枠では、仕上げ工程を含む
ことに問題点があった。特に選定された型枠によってコ
ンクリートが打設される打ち放しコンクリート仕上げを
除いて、通常仕上げを施さなければならない。仕上げを
施す場合、コンクリートの硬化を待って型枠を外し、乾
燥を待って、仕上げ工程に入るものであるが、コンクリ
ートの硬化、乾燥には日数を要し、建設作業における合
理化の最大の障害となっていた。また仕上げ工事には表
面を平滑にする等のため高度の熟練を要し、その善し悪
しが建築物の耐久性を大きく左右することになる。仕上
げ工程が不備だとタイルの剥落等の事故を起こす原因と
なるからである。
【0008】以上、従来の型枠を用いた施工時の問題点
を箇条書きにすると、(1) ラワン合板等と桟木を釘で固
定する際の労力および熟練、(2) 型枠の組み立て作業に
おける熟練。(3) 仕上げ作業終了までに日数を要するこ
と、および仕上げ作業の熟練であり、この部分の省力化
特に技能労働の省力化が建設作業の合理化と密接に関連
し、この問題点を解決することが熱望されていた。そこ
で、これら従来の問題点を解決するものとして特開昭6
2−236959が提案されている。特開昭62−23
6959は繊維補強セメント板の裏面にハニカム構造等
のセメントの喰い込み手段を設けた永久型枠用のセキ板
が開示されている。これは、型枠板の解体を不要とし、
作業性を著しく高めるとともにコンクリート壁と型枠の
アンカー効果が高いので、セキ板の剥落等の虞もない。
【0009】しかしながら、セキ板を現場で施工する
際、このセキ板では釘打ちをすると割れたり化粧部に傷
がつくため釘打ちができないので、セキ板を保持し固定
するため、従来以上に縦、横端太材を密に配するととも
に、セパレータ等の締結金具の配設が困難なので、配筋
等に複雑な作業を要するという問題がある。本発明はこ
れら従来の問題点を解決することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の永久型枠板ユニットは、縦横枠材で形成され
る方形、半弧状又はL字状等の枠体と、前記枠体で形成
される枠内に配設される縦中桟及び/又は横中桟と、前
記枠体の一面のセキ板装着面の外周の所定部に設けられ
たセキ板保持用の突条部と、前記突条部の所定部に設け
られた締結金具保持用の凹部と、を備えた枠組と、表面
に化粧部を有し、背部にはコンクリート喰い付き部が設
けられた補強セメント板からなるセキ板と、を有するこ
とを特徴とする永久型枠板ユニットであり、更に、前記
型枠ユニットの枠組のセキ板装着面側の突条部の上部
に、ゴムや合成樹脂等の線状又は帯状物等からなる止水
材が配設固定されたものや、セキ板の側部の全周又は部
分的にゴムや合成樹脂等からなる帯状物等の緩衝材が配
設固定された構成からなる。
【0011】
【作用】枠体のセキ板装着面のセキ板保持用の突条内に
規格に沿って形成されたセキ板をはめ込み固定具で固定
するだけで、型枠板が形成できる。枠体及び枠内の縦横
の中桟でセキ板を保持しているので、組み立て作業が極
めて容易であり、セパレータやホームタイ等の締付金具
の配置が設計通りにできる。枠体でセキ板の表面を保護
しているので化粧部に傷がつくことがない。枠体はコン
クリートに直接触れないので、半永久的に使用可能であ
り、セキ板を代えるだけ種々のコンクリート建築に再利
用できる。枠体の外周所定部に締付金具の位置が決めら
れているので、締付金具の設置作業が極めて容易であ
る。枠組の突条部の上部に形成された止水材が、コンク
リート打設時のコンクリート汁の流出を防止する。セキ
板の側部の緩衝材はセキ板を枠組に装着する際の緩衝効
果によりセキ板の角部を保護するとともに、セメント汁
の流出を防止する。
【0012】
【実施例】次ぎに本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。図1(a)は本発明における枠組の正面図であり、
図1(b)は隅部及び縦桟中央部の要部拡大図、図1
(c)は図1(a)のA−A線断面図であり、図1
(d)はセキ板の斜視図である。
【0013】1は縦枠材、2は横枠材、3は縦中桟、4
は横中桟、5は突条、5aは耐アルカリ性のゴム等から
なる止水材、6は隅角部、7は枠体の外周の突条形成部
の所定部に設けられた凹部、8はセキ板装着面、9は枠
組、10はセキ板、10aは緩衝材、11はセキ板表面
部、12はセキ板表面部11に埋設固定されたタイル
板、13はセキ板裏面である。
【0014】縦横枠材(1,2)は、木製、鉄、アルミ
ニウム等の金属製、FRPやPC、ABS、ポリアミ
ド、ポリエステル、PPO等からなるFRTP等の合成
樹脂製、あるいは硬質ゴム等からなり略角柱状に形成さ
れている。縦横枠材(1,2)によって枠体が形成され
る。枠組9の形状や構造は建造物の部位において、セキ
板10の位置を確保し、セキ板10と一体となってコン
クリートの側圧や重量に耐えるものであればよい。特に
形状としては、梁や壁面、床スラブや法面等に使用する
ものは正四角形又は長方形のものがよく、建造物の隅角
部に用いるものはこれらの他、横断面が略半円弧状又は
略L字状等のものでもよい。
【0015】縦横中桟(3,4)は縦横枠材(1,2)
と同一の材料で一体に作ってもよいが機械的強度の大き
い細手の材料で別途つくってもよい。 縦横中桟(3,
4)は、セキ板の強度やコンクリートの側圧等の大小に
応じ1乃至複数個を縦横枠材(1,2)間に装設され
る。
【0016】突条5はセキ板10を保持するための係止
部材として及びコンクリート壁の目地の通りをよくする
ために設けられている。突条5は縦横枠材(1,2)と
一体に形成してもよいが、他の材料で前記枠材(1,
2)の外周に釘や接着材等で枠材(1,2)の上面に突
出して設けてもよい。突条5の高さはセキ板を有効に係
止するものであればよく、幅は、目地の出しかたに応じ
て適宜決められる。突条5のセキ板装着面8側には耐ア
ルカリ性のゴムや発泡材等でライニングすると、セメン
ト汁の枠外への流出を防ぎ、かつ、セキ板の緩衝材とし
て機能するので好ましい。尚、突条5の上部に耐アルカ
リ性のゴムや軟質樹脂、発泡材等でできた帯状体からな
る止水材5aを配設するとコンクリートの養生等に有効
であり、かつセメント汁の流出を防止でき枠組9を建造
後脱型する際、脱型を容易にするので好ましい。隅角部
6には突条5を設けないのが望ましい。締付金具を装着
し易くするためである。
【0017】突条5の所定部に切り込んで設けられた凹
部7は、セキ板10の強度や枠組の大小及びコンクリー
トの側圧等に応じ縦枠材1や横枠材2の略中央部等適宜
位置に締付金具の装着個数に応じて設けられる。縦横枠
材(1,2)と縦横中桟(3,4)のセキ板装着面8は
セキ板10の表面部11が平面であるときは面一状に形
成するのが望ましい。セキ板10を均一に支持し、割れ
を防止するためである。尚、セキ板表面部11が石割模
様等の凹凸を有する物であればその形状に応じた凹凸を
設けてもよい。
【0018】セキ板10は背部に打設されるコンクリー
トの側圧等に耐えるだけの剛性や延性等が確保される構
造であればよく、例えば耐アルカリ性のガラス繊維や炭
素繊維ボロン繊維、スチール繊維、ピアノ線等の無機繊
維や、ナイロン、アクリル、ポリエステル等の耐アルカ
リ性処理等をした有機系繊維等で強化された軽量のセメ
ント板、又は、補強された木毛セメント板、木片セメン
ト板、フレキシブルセメント板、珪酸カルシウム板、珪
酸マグネシウム板、スラブ石膏セメント板等が好まし
い。繊維の形態としては、長繊維、短繊維、マット状に
したものでもよい。吹き付けで強化セメント板を製造す
る場合は短繊維が好ましく、特に面強度を要求される場
合はマット状のものが好ましい。
【0019】セキ板表面10は打ち放しコンクリート模
様としてもよく、又、表面にタイル12等を埋め込んで
もよいが、タイル張等他の意匠材と組み合わせたセキ板
10を製造する場合は、タイル12等の裏面に直接ガラ
ス等の繊維強化セメントの流動物を吹き付けあるいは流
し込み繊維補強セメントと一体化して製造してもよい。
セキ板裏面13は打設されるコンクリートへのアンカー
効果を高めるため粗面に形成するのが望ましい。粗面化
は半硬化の状態で掻き落とす方法や凹凸のローラを通し
て凹凸をつける方法、又は、砂利等を吹き付け半埋設す
る方法等でなされる。
【0020】セキ板10の側面は、耐アルカリ性のゴ
ム、合成樹脂等の板材や発泡板からなる緩衝材10aを
配設しておくと、セキ板10を枠組9に装着する際のセ
キ板10の側部を保護するとともにセメント汁の枠組9
への流出を防ぎ、セキ板10の意匠材や、枠組9を保護
するとともに、枠組9の解体を容易にする。尚、前記突
条5の内側に緩衝材を設けるときはセキ板10の緩衝材
10aは設けなくてもよい。これらのセキ板10は工場
で生産すると精度、性能の品質を一定にでき、安全面、
耐久性の点からも好ましい。
【0021】以上のように構成された本実施例の永久型
枠ユニットについて、以下それを用いた型枠工法につい
て説明する。図2(a)は組立工程中の正面図、図2
(b)はその平面図及び図2(c)はその部分側面図で
あり、18は鋼管等からなる縦端太材、19は短管から
なる仮横端太材、20は鋼管等からなる横端太材であ
る。図3において、14は打設コンクリート幅で対面す
るセキ板10を装着固定した枠組9間の間隔を保持する
セパレータ、15はセキ板10間の位置決めをするセキ
板繋材で繋ぎ部を長くする形状、例えば広口のカップ状
や、幅広の平板状のものが好ましい。16は締結金具で
セキ板繋材15を介してセパレータ14と螺着され、回
すことによりセキ板10と枠組9を締め付けるようにな
っており、反対に回すとセパレータ14と分離するよう
になっている。17はセパレータ14、セキ板繋材1
5、締結金具16で構成される締付金具である。
【0022】施工に当たっては、(1) コンクリート建造
物の墨出しを行う。墨出しは従来例と同様であるが、墨
出しの基準はセキ板10の仕上げ表面あるいは枠組9の
外側面となる点で異なる。(2) 次ぎに枠組9とセキ板1
0を施工現場近くで仮止めの接着材や当接面にゴム板を
有し、開閉自在の押圧具等からなるクリッパー等の固定
手段により仮固定し、墨出しに合わせて配置する。(3)
図2において、枠組付きのセキ板を締付金具17によっ
て2本の縦端太材18と共に固定する。締付金具17の
配置位置が枠組9の周囲所定位置と四隅にあるため、二
本の縦端太材18の一本は桟木がないことによって、締
付金具17の受けがないので、縦端太材18を取り付け
るために仮桟木を介して、仮横端太材19によって縦端
太材18を固定する。(4) 次の枠組付きのセキ板を先組
みの枠組付のセキ板に隣接して組み立てる。この際先に
取り付けた仮桟木を外し、仮短管によって締付金具17
で締め付ける。(5) 以下、この操作を前記(2) から繰り
返し、所定の建造物の一方の型枠工事を終える。(6) 次
ぎに、枠組付きのセキ板の裏面に鉄骨、鉄筋等の配筋を
行う。尚、この際セキ板裏面13に図4に示すような配
筋21を施しておくと、現場での配筋作業を大幅に省力
化することができるとともにコンクリートへの喰いつき
度が増加し、接着強度を格段に向上させることができ
る。配筋21は、セキ板裏面13にヒンジ構造22等で
配設しておくと、運搬時は配筋を寝かせておくことによ
り場所をとらずに便利である。(7) 次いで対面の型枠工
事を、前記(2) 乃至(5) の順で工事を行う。尚、対向面
は通常のコンクリートパネル等の型枠工事でもよい。化
粧材を必要としない場合等があるからである。(8) 完成
した型枠のセキ板裏面13側内にコンクリートを打設後
養生を行う。(9) 次いで、縦端太材(18,20)を取
り外した後、枠組9だけを脱型する。セキ板10はコン
クリート壁の表面に強固に固定され、コンクリート建造
物の一部になる。従って従来のような煩雑で複雑な仕上
げ工事は不要となる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、所定形状に生産された枠組に
セキ板を装着し、これを施工現場で組み立て、コンクリ
ート打設後、枠組のみを脱型することによりコンクリー
ト構造物が完成するので、規格化した枠組に、工場等
で品質管理の基に生産されたセキ板を固定し、設計され
たパネル割に従って組み立てることで、型枠工事の大幅
な単純化を図ることができ、それにより工事期間の著し
い短縮化を図ることができる。枠組は打設されたコン
クリートに直接接しないため、枠組の転用は物理的に破
損しない限り半永久的に使用でき、従来、コンクリート
パネルが2〜3回しか転用が効かなかったのに比べ、著
しく省資源化を図ることができる。物理的強度に優
れ、かつ意匠化されたセキ板を使用することにより、表
面仕上げ工程が不要となり、作業性、生産性を著しく高
めることができる。セキ板の背部がコンクリート構造
体に埋設し、かつ、アンカー処理を施す等の処理を行う
ことが可能なので、剥離等の事故を防止し、極めて安全
で耐久性に優れている。止水材、緩衝材によりコンク
リート汁の流出を防ぎ、枠組の脱型を容易にし、かつ、
セキ板や枠材等の表面を汚さないので、建造物の外観を
美麗に保つことができるとともに、セキ板の角部や側部
を傷つけないので作業性や生産性が著しく向上する。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の枠組の正面図 (b)は枠組の隅部及び縦桟中央部の要部拡大図 (c)は(a)のA−A線断面図 (d)はセキ板の斜視図
【図2】(a)組立工程中の正面図 (b)その平面図 (c)その部分側面図
【図3】締付金具の要部断面斜視図
【図4】セキ板の他の実施例の斜視図
【図5】従来の型枠の斜視図
【図6】従来の型枠を用いた施工時の要部斜視図
【0025】
【符号の説明】
1 縦枠材 2 横枠材 3 縦中桟 4 横中桟 5 突条 5a 止水材 6 隅角部 7 凹部 8 セキ板装着面 9 枠組 10 セキ板 10a 緩衝材 11 セキ板表面部 12 タイル板 13 セキ板裏面 14 セパレータ 15 セキ板繋材 16 締結金具 17 締付金具 18 縦端太材 19 仮横端太材 20 横端太材 21 配筋 22 ヒンジ構造 31 セキ板 32 横桟木 33 縦桟木 34 型枠 35 横端太材 36 縦端太材 37 締付金具 38 フォームタイ 39 セパレータ 40 配筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久米 国幹 鹿児島県鹿児島市郡元一丁目21番地40号 鹿児島大学内 (72)発明者 徳富 久二 鹿児島県鹿児島市郡元一丁目21番地40号 鹿児島大学内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦横枠材で形成される方形、半弧状又は
    L字状等の枠体と、前記枠体で形成される枠内に必要に
    応じ配設される縦中桟及び/又は横中桟と、前記枠体の
    一面のセキ板装着面の外周の所定部に設けられたセキ板
    保持用の突条部と、前記突条部の所定部に設けられた締
    結金具保持用の凹部と、を備えた枠組と、表面に化粧部
    を有し、背部にはコンクリート喰い付き部が設けられた
    補強セメント板からなるセキ板と、を有することを特徴
    とする永久型枠板ユニット。
  2. 【請求項2】 枠組のセキ板装着面側の突条部の上部に
    ゴムや合成樹脂等の線状又は帯状物等からなる止水材が
    配設固定されていることを特徴とする請求項1に記載の
    永久型枠板ユニット。
  3. 【請求項3】 セキ板の側部の全周又は部分的にゴムや
    合成樹脂等の緩衝材が配設固定されていることを特徴と
    する請求項1又は2のいずれかに記載の永久型枠板ユニ
    ット。
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