JP2680695B2 - 脱水機 - Google Patents
脱水機Info
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- JP2680695B2 JP2680695B2 JP1228564A JP22856489A JP2680695B2 JP 2680695 B2 JP2680695 B2 JP 2680695B2 JP 1228564 A JP1228564 A JP 1228564A JP 22856489 A JP22856489 A JP 22856489A JP 2680695 B2 JP2680695 B2 JP 2680695B2
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- Japan
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- drum
- motor
- washing
- outer tub
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、脱水機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来例として、本体内に外槽を弾性的に支持し、該外
槽内に横軸型の洗濯ドラムを回転自在に支持し、該洗濯
ドラムを回転させることにより、ドラム内に投入された
洗濯物を洗濯、脱水する洗濯機において、前記外槽の支
持手段として、前記外槽をフレームの上部からスプリン
グを介して吊り下げ支持し、外槽の底部とフレームの底
部とをショックアブソーバで連結したものが、実公昭63
−8386号公報(D06F33/02)に示されている。
槽内に横軸型の洗濯ドラムを回転自在に支持し、該洗濯
ドラムを回転させることにより、ドラム内に投入された
洗濯物を洗濯、脱水する洗濯機において、前記外槽の支
持手段として、前記外槽をフレームの上部からスプリン
グを介して吊り下げ支持し、外槽の底部とフレームの底
部とをショックアブソーバで連結したものが、実公昭63
−8386号公報(D06F33/02)に示されている。
即ち、このようなドラム式の脱水機にあっては、ドラ
ムが水平軸を中心に回転する関係上、外槽が上下方向に
激しく揺動するので、スプリングやショックアブソーバ
により、外槽を上下方向から弾性的に支持する必要があ
る。
ムが水平軸を中心に回転する関係上、外槽が上下方向に
激しく揺動するので、スプリングやショックアブソーバ
により、外槽を上下方向から弾性的に支持する必要があ
る。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 従来例にあっては、スプリングやショックアブソーバ
の伸縮作用で振動を減衰するものであり、ドラムの回転
中の減衰効果は良好であるが、ドラムの起動時の減衰効
果が悪く、ドラムが定常回転に達するまでの時間が長く
なって、脱水性能が低下する問題がある。
の伸縮作用で振動を減衰するものであり、ドラムの回転
中の減衰効果は良好であるが、ドラムの起動時の減衰効
果が悪く、ドラムが定常回転に達するまでの時間が長く
なって、脱水性能が低下する問題がある。
本発明は、脱水機の改良に関し、斯かる問題点を解消
するものである。
するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明の洗濯機は、本体内に外槽を設け、この外槽内
に横軸型ドラムを回転自在に支持し、このドラムを高速
回転させることにより、ドラム内の被脱水物を脱水する
脱水機において、前記外槽を本体の上部から弾性的に吊
下げ支持する上部防振装置と、前記外槽と本体の底部と
の間に配設された下部防振装置とを備え、前記上部防振
装置及び下部防振装置の双方を、前記外槽の振動時に伸
縮するスプリングと、このスプリングの伸縮時に摺動抵
抗を発生させる摺動体とで構成したものである。
に横軸型ドラムを回転自在に支持し、このドラムを高速
回転させることにより、ドラム内の被脱水物を脱水する
脱水機において、前記外槽を本体の上部から弾性的に吊
下げ支持する上部防振装置と、前記外槽と本体の底部と
の間に配設された下部防振装置とを備え、前記上部防振
装置及び下部防振装置の双方を、前記外槽の振動時に伸
縮するスプリングと、このスプリングの伸縮時に摺動抵
抗を発生させる摺動体とで構成したものである。
(ホ) 作用 即ち、スプリングの伸縮に伴って、摺動体の作用で摩
擦力が働き、特に、この摩擦力は、静止摩擦係数即ちス
プリングが伸縮を初める脱水起動時に大きく作用する。
擦力が働き、特に、この摩擦力は、静止摩擦係数即ちス
プリングが伸縮を初める脱水起動時に大きく作用する。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。
第1図乃至第6図に於いて、(1)は板金製のフレー
ム、(2)は合成樹脂にて横軸ドラム形状に形成された
外槽で、下面に水平支持面(3)が形成され、前記フレ
ーム(1)に内設されている。(4)は前記水平支持面
(3)に固定された鉄製の取付板である。
ム、(2)は合成樹脂にて横軸ドラム形状に形成された
外槽で、下面に水平支持面(3)が形成され、前記フレ
ーム(1)に内設されている。(4)は前記水平支持面
(3)に固定された鉄製の取付板である。
(5)…は前記外槽(2)を前記フレーム(1)の上
部四隅から弾性的に吊下げ支持するための4組の上部支
持体であり、一端に前記フレーム(1)の上部四隅に引
掛けられる鉤部(6a)が形成された引掛体(6)と、中
央に挿通口部(7a)、その周囲に凹部(7b)が形成さ
れ、外周囲に於いて前記引掛体(6)の他端に止着され
た下部スプリング受け(7)と、該下部スプリング受け
(7)の挿通口部(7a)に挿通され、一端が前記外槽
(1)の上部四隅に設けられた引掛部(8)…に夫々引
掛けられた支持杆(9)と、該支持杆(9)の他端に係
止された上部スプリング受け(10)と、該上部スプリン
グ受け(10)と前記下部スプリング受け(7)の凹部
(7b)との間に設けられたスプリングA(11)とで構成
される。
部四隅から弾性的に吊下げ支持するための4組の上部支
持体であり、一端に前記フレーム(1)の上部四隅に引
掛けられる鉤部(6a)が形成された引掛体(6)と、中
央に挿通口部(7a)、その周囲に凹部(7b)が形成さ
れ、外周囲に於いて前記引掛体(6)の他端に止着され
た下部スプリング受け(7)と、該下部スプリング受け
(7)の挿通口部(7a)に挿通され、一端が前記外槽
(1)の上部四隅に設けられた引掛部(8)…に夫々引
掛けられた支持杆(9)と、該支持杆(9)の他端に係
止された上部スプリング受け(10)と、該上部スプリン
グ受け(10)と前記下部スプリング受け(7)の凹部
(7b)との間に設けられたスプリングA(11)とで構成
される。
前記引掛体(6)は第9図の如く一本の太い針金で折
曲形成され、他端側に形成されたコイル状部(6b)に、
前記下部スプリング受け(7)が螺合される。
曲形成され、他端側に形成されたコイル状部(6b)に、
前記下部スプリング受け(7)が螺合される。
前記下部スプリング受け(7)は、第8図の如く前記
凹所(7b)を有する樹脂製の上部材(12)と前記挿通口
部(7a)を有する弾性ゴム製の下部材(13)とを接着固
定することにより形成されている。そして、前記挿通口
部(7a)の内面には、グリス留め部(14)が形成され
て、前記支持杆(9)の摺動特性を良くしている。
凹所(7b)を有する樹脂製の上部材(12)と前記挿通口
部(7a)を有する弾性ゴム製の下部材(13)とを接着固
定することにより形成されている。そして、前記挿通口
部(7a)の内面には、グリス留め部(14)が形成され
て、前記支持杆(9)の摺動特性を良くしている。
そして、前記上部支持体(5)のスプリングA(11)
の伸縮作用及び支持杆(9)と挿通口部(7a)の摺動抵
抗により、前記外槽(2)の摺動を吸収する。
の伸縮作用及び支持杆(9)と挿通口部(7a)の摺動抵
抗により、前記外槽(2)の摺動を吸収する。
(15)…は前記外槽(2)の取付板(4)と前記フレ
ーム(1)の底部(1a)四隅との間に配設された下部支
持体であり、前記取付板(4)と前記フレーム(1)と
に引張り状態で止着されたスプリングB(16)と、該ス
プリングB(16)の外周囲に配設された弾性筒体(17)
とで構成され、前記スプリングB(16)の伸縮作用及び
スプリングB(16)と筒体(17)の摩擦抵抗により前記
外槽(2)の振動を吸収し、また前記弾性筒体(17)で
前記スプリングB(16)の座屈を防止する。
ーム(1)の底部(1a)四隅との間に配設された下部支
持体であり、前記取付板(4)と前記フレーム(1)と
に引張り状態で止着されたスプリングB(16)と、該ス
プリングB(16)の外周囲に配設された弾性筒体(17)
とで構成され、前記スプリングB(16)の伸縮作用及び
スプリングB(16)と筒体(17)の摩擦抵抗により前記
外槽(2)の振動を吸収し、また前記弾性筒体(17)で
前記スプリングB(16)の座屈を防止する。
(18)は前記外槽(2)の上部を上方に角筒状に延出
することにより一体形成された筒体であり、これにより
前記外槽(2)上部に衣類投入口B(19)が形成され
る。また、前記筒体(18)の上端は、外槽(2)の仮想
円周面(2a)とほぼ同一高さに設定されている。(20)
…は前記筒体(18)の上端縁に沿って、前記仮想円周面
(2a)とほぼ同一高さになる以外の箇所に一体形成され
た取付ボスであり、後述するパッキンが螺着される。
することにより一体形成された筒体であり、これにより
前記外槽(2)上部に衣類投入口B(19)が形成され
る。また、前記筒体(18)の上端は、外槽(2)の仮想
円周面(2a)とほぼ同一高さに設定されている。(20)
…は前記筒体(18)の上端縁に沿って、前記仮想円周面
(2a)とほぼ同一高さになる以外の箇所に一体形成され
た取付ボスであり、後述するパッキンが螺着される。
(21)は前記フレーム(1)の上端に載置固定された
合成樹脂製の上面板であり、前縁部に電子部品等を収容
する操作部(21a)が、後縁部に給水装置等を収容する
収容部(21b)が夫々膨出形成され、中央部には長方形
の衣類投入口A(22)が開設されている。(23)…は前
記操作部(21a)の上面に配設された各種操作キーであ
る。(24)は蛇腹状に形成されたゴムパッキンであり、
下端(24a)が前記筒体(18)の取付ボス(20)…に螺
子(25)にて止着されている。(26)は合成樹脂製の押
え枠であり、第11図の通り前記衣類投入口A(22)内に
嵌合される垂直壁(26a)と、前記衣類投入口A(22)
の口縁部(22a)に上方から当てがわれる水平壁(26b)
と、前記垂直壁(26a)の前縁中央部から内方へ突出形
成された被係止爪(26c)とで構成されている。そし
て、前記衣類投入口A(22)の口縁部(22a)と前記押
え枠(26)とで前記ゴムパッキン(24)の上端(24b)
を挟持し、前記水平壁(26b)とゴムパッキン(24)と
を螺子(27)…にて前記口縁部(22a)に共締めする。
(28)は前記ゴムパッキン(24)の上端縁に設けられた
折り返し片であり、止着後の前記螺子(27)…を上方か
ら覆い隠す。(29)は前記衣類投入口A(22)の後縁部
に、その基端が枢支された安全カバーであり、前記衣類
投入口A(22)を開閉する。前記安全カバー(29)の前
縁中央部下面には、ばね(30)により常時上方へ付勢さ
れた係止爪(31)が設けられ、前記安全カバー(29)の
閉蓋時に前記押え枠(26)の被係止爪(26c)に下方か
ら係止する。そして、前記係止爪(31)の作用端部(31
a)を前記ばね(30)の付勢に抗して押し上げることに
より、前記係止爪(31)と被係止爪(26c)との係合が
解除されて、安全カバー(29)が開放可能となる。ま
た、前記安全カバー(29)の閉蓋状態にあっては、この
安全カバー(29)の下面が前記折り返し片(28)の上面
に密接している。
合成樹脂製の上面板であり、前縁部に電子部品等を収容
する操作部(21a)が、後縁部に給水装置等を収容する
収容部(21b)が夫々膨出形成され、中央部には長方形
の衣類投入口A(22)が開設されている。(23)…は前
記操作部(21a)の上面に配設された各種操作キーであ
る。(24)は蛇腹状に形成されたゴムパッキンであり、
下端(24a)が前記筒体(18)の取付ボス(20)…に螺
子(25)にて止着されている。(26)は合成樹脂製の押
え枠であり、第11図の通り前記衣類投入口A(22)内に
嵌合される垂直壁(26a)と、前記衣類投入口A(22)
の口縁部(22a)に上方から当てがわれる水平壁(26b)
と、前記垂直壁(26a)の前縁中央部から内方へ突出形
成された被係止爪(26c)とで構成されている。そし
て、前記衣類投入口A(22)の口縁部(22a)と前記押
え枠(26)とで前記ゴムパッキン(24)の上端(24b)
を挟持し、前記水平壁(26b)とゴムパッキン(24)と
を螺子(27)…にて前記口縁部(22a)に共締めする。
(28)は前記ゴムパッキン(24)の上端縁に設けられた
折り返し片であり、止着後の前記螺子(27)…を上方か
ら覆い隠す。(29)は前記衣類投入口A(22)の後縁部
に、その基端が枢支された安全カバーであり、前記衣類
投入口A(22)を開閉する。前記安全カバー(29)の前
縁中央部下面には、ばね(30)により常時上方へ付勢さ
れた係止爪(31)が設けられ、前記安全カバー(29)の
閉蓋時に前記押え枠(26)の被係止爪(26c)に下方か
ら係止する。そして、前記係止爪(31)の作用端部(31
a)を前記ばね(30)の付勢に抗して押し上げることに
より、前記係止爪(31)と被係止爪(26c)との係合が
解除されて、安全カバー(29)が開放可能となる。ま
た、前記安全カバー(29)の閉蓋状態にあっては、この
安全カバー(29)の下面が前記折り返し片(28)の上面
に密接している。
(32)は前記安全カバー(29)を覆うために、前記上
面板(21)の前記収容部(21b)の前方に、その基端部
が枢支された上蓋、(33)は該上蓋(32)の後縁から前
記収容部(21b)内に突出形成された支持アーム、(3
4)は前記支持アーム(33)と前記収容部(21b)内の支
持リブ(35)との間に固定されたねじりコイルバネであ
り、前記上蓋(32)の開閉動作に節動感を与える。
面板(21)の前記収容部(21b)の前方に、その基端部
が枢支された上蓋、(33)は該上蓋(32)の後縁から前
記収容部(21b)内に突出形成された支持アーム、(3
4)は前記支持アーム(33)と前記収容部(21b)内の支
持リブ(35)との間に固定されたねじりコイルバネであ
り、前記上蓋(32)の開閉動作に節動感を与える。
前記外槽(2)はその後面壁(2b)のみ別体に形成さ
れ、この後面壁(2b)は前記外槽(2)の後面開口から
後述する洗濯ドラムを収納した後に接着される。(36)
は前記後面壁(2b)の中央部に形成された円筒部、(3
7)は前記後面壁(2b)外面に一体形成された送風ダク
トAであり、上部中央から前記円筒部(36)に亘って形
成され、前記円筒部(36)を覆っている壁面(37a)
は、該円筒部(36)に近接されて、ここにドラム後部軸
受(38)が固定されている。また、前記送風ダクトA
(37)の上部には、ヒータケーシング(39)が形成され
て、ここにシーズヒータA(40)が内設されている。
(41)は該ヒータA(40)を取り囲む鉄板であり、ほこ
り等が発火しても樹脂材に燃え移らないようにするため
のものである。
れ、この後面壁(2b)は前記外槽(2)の後面開口から
後述する洗濯ドラムを収納した後に接着される。(36)
は前記後面壁(2b)の中央部に形成された円筒部、(3
7)は前記後面壁(2b)外面に一体形成された送風ダク
トAであり、上部中央から前記円筒部(36)に亘って形
成され、前記円筒部(36)を覆っている壁面(37a)
は、該円筒部(36)に近接されて、ここにドラム後部軸
受(38)が固定されている。また、前記送風ダクトA
(37)の上部には、ヒータケーシング(39)が形成され
て、ここにシーズヒータA(40)が内設されている。
(41)は該ヒータA(40)を取り囲む鉄板であり、ほこ
り等が発火しても樹脂材に燃え移らないようにするため
のものである。
(42)は前記後面壁(2b)の1/2の高さ位置に開設さ
れた溢水口、(43)は前記後面壁(2b)に一体形成さ
れ、前記溢水口(42)からの溢水を導出するための溢水
パイプ、(44)(44)は該溢水パイプ(43)内に配設さ
れた一対の電極、(45)は前記後面壁(2b)下部に形成
されたエアートラップであり、前記収容部(21b)内に
配設された水位センサー(46)に圧力ホース(47)を介
して接続されている。(48)は前記外槽(2)の底部に
設けられた排水口部、(49)は三方に接続管(50)(5
1)(52)を有する弁ケースであり、この内接続管(5
0)が前記排水口部(48)に接続されている。(53)は
前記弁ケース(49)に内設され、前記接続管(50)を開
閉するための排水弁、(54)は該排水弁(53)を開閉操
作するための排水モータであり、周知の如くこのモータ
(54)の回転力で、前記排水弁(53)に接続されたワイ
ヤー(55)を巻取ることにより、前記排水弁(53)を開
放し、モータ(54)の回転力を断つことにより、排水弁
(53)がスプリング(図示しない)の付勢で閉塞状態に
復帰する。(56)は前記溢水パイプ(43)と前記弁ケー
ス(49)の接続管(52)とを接続する溢水ホース、(5
7)は前記弁ケース(49)の接続管(51)に接続された
排水ホースで、排水端が機外に導出されている。(58)
は前記フレーム(1)の後部コーナー部に上下方向に配
設された合成樹脂製の除湿管、(59)は該除湿管(58)
の上端に配設されたファン装置であり、ファンとファン
モータ(60)から成り、その吸込口側が除湿管(58)に
連通し、送風口側と前記ヒータケーシング(39)とが蛇
腹状の送風ダクトB(61)を介して接続されている。ま
た、前記除湿管(58)の下端は、前記溢水ホース(50)
と排水ホース(57)とに夫々蛇腹状の循環ダクト(62)
及び排水管(63)によって連通している。
れた溢水口、(43)は前記後面壁(2b)に一体形成さ
れ、前記溢水口(42)からの溢水を導出するための溢水
パイプ、(44)(44)は該溢水パイプ(43)内に配設さ
れた一対の電極、(45)は前記後面壁(2b)下部に形成
されたエアートラップであり、前記収容部(21b)内に
配設された水位センサー(46)に圧力ホース(47)を介
して接続されている。(48)は前記外槽(2)の底部に
設けられた排水口部、(49)は三方に接続管(50)(5
1)(52)を有する弁ケースであり、この内接続管(5
0)が前記排水口部(48)に接続されている。(53)は
前記弁ケース(49)に内設され、前記接続管(50)を開
閉するための排水弁、(54)は該排水弁(53)を開閉操
作するための排水モータであり、周知の如くこのモータ
(54)の回転力で、前記排水弁(53)に接続されたワイ
ヤー(55)を巻取ることにより、前記排水弁(53)を開
放し、モータ(54)の回転力を断つことにより、排水弁
(53)がスプリング(図示しない)の付勢で閉塞状態に
復帰する。(56)は前記溢水パイプ(43)と前記弁ケー
ス(49)の接続管(52)とを接続する溢水ホース、(5
7)は前記弁ケース(49)の接続管(51)に接続された
排水ホースで、排水端が機外に導出されている。(58)
は前記フレーム(1)の後部コーナー部に上下方向に配
設された合成樹脂製の除湿管、(59)は該除湿管(58)
の上端に配設されたファン装置であり、ファンとファン
モータ(60)から成り、その吸込口側が除湿管(58)に
連通し、送風口側と前記ヒータケーシング(39)とが蛇
腹状の送風ダクトB(61)を介して接続されている。ま
た、前記除湿管(58)の下端は、前記溢水ホース(50)
と排水ホース(57)とに夫々蛇腹状の循環ダクト(62)
及び排水管(63)によって連通している。
(64)は前記収容部(21b)に内設された二連式の給
水電磁弁装置であり、一方の給水弁A(64a)は給水ホ
ースA(65)を介して前記筒体(18)に形成された接続
口部(66)に接続され、他方の給水弁B(64b)は給水
ホースB(67)を介して前記除湿管(58)の上部に接続
されている。
水電磁弁装置であり、一方の給水弁A(64a)は給水ホ
ースA(65)を介して前記筒体(18)に形成された接続
口部(66)に接続され、他方の給水弁B(64b)は給水
ホースB(67)を介して前記除湿管(58)の上部に接続
されている。
(68)は前記外槽(2)の内底部に配設されたシーズ
ヒータB、(68a)は前記外槽(2)の前面壁(2c)中
心部に固定されたドラム前部軸受である。
ヒータB、(68a)は前記外槽(2)の前面壁(2c)中
心部に固定されたドラム前部軸受である。
さて、(69)は前記外槽(2)内に回転自在に支持さ
れた合成樹脂製の横軸型洗濯兼脱水兼乾燥ドラムであ
り、円筒状の後面開放型胴部(70)と、前記胴部(70)
の後面側に装着された流体バランサ(71)と、該バラン
サ(71)の後面側に固定された後面板(72)とで構成さ
れる。
れた合成樹脂製の横軸型洗濯兼脱水兼乾燥ドラムであ
り、円筒状の後面開放型胴部(70)と、前記胴部(70)
の後面側に装着された流体バランサ(71)と、該バラン
サ(71)の後面側に固定された後面板(72)とで構成さ
れる。
(73)…は前記胴部(70)の内周面に沿って120度毎
に断面三角状に膨出形成されたバッフル、(74)…は前
記胴部(70)の周囲に多数穿設された透孔、(75)…は
前記胴部(70)の内周面に沿って多数立設された横リブ
である。前記横リブ(75)…は前記バッフル(73)…の
上面にも形成され、特にこのバッフル(73)…に設けら
れたものは、第17図の通り角度θ1が鈍角に、角度θ2
が鋭角に設定されている。また、前記透孔(74)…は第
18図の如く内側から外側へ次第に拡径している(又は第
19図の如く別体のものを装着してもよい。) 前記流体バランサ(71)は中空環状体に所定量の塩水
を封入したもので、後面側から内方へ向けて30度毎に抵
抗板(76)…が立設されている。そして、この抵抗板
(76)…と前記バランサ(71)の内周面との間隔は、5m
m以下で且つ外周側が内周側よりも小さく設定されてい
る。(77)…は前記バランサ(71)の内周面に沿って形
成された凹所であり、この凹所(77)…も抵抗板の役割
を果たす。
に断面三角状に膨出形成されたバッフル、(74)…は前
記胴部(70)の周囲に多数穿設された透孔、(75)…は
前記胴部(70)の内周面に沿って多数立設された横リブ
である。前記横リブ(75)…は前記バッフル(73)…の
上面にも形成され、特にこのバッフル(73)…に設けら
れたものは、第17図の通り角度θ1が鈍角に、角度θ2
が鋭角に設定されている。また、前記透孔(74)…は第
18図の如く内側から外側へ次第に拡径している(又は第
19図の如く別体のものを装着してもよい。) 前記流体バランサ(71)は中空環状体に所定量の塩水
を封入したもので、後面側から内方へ向けて30度毎に抵
抗板(76)…が立設されている。そして、この抵抗板
(76)…と前記バランサ(71)の内周面との間隔は、5m
m以下で且つ外周側が内周側よりも小さく設定されてい
る。(77)…は前記バランサ(71)の内周面に沿って形
成された凹所であり、この凹所(77)…も抵抗板の役割
を果たす。
前記後面板(72)の中央部には、前記円筒部(36)内
に挿入される吸入口部(78)が突出形成され、この吸入
口部(78)の中心部に支軸(79)が固定されている。ま
た、前記吸入口部(78)にはフィルターを兼用した軸流
ファン(80)が一体形成されている。
に挿入される吸入口部(78)が突出形成され、この吸入
口部(78)の中心部に支軸(79)が固定されている。ま
た、前記吸入口部(78)にはフィルターを兼用した軸流
ファン(80)が一体形成されている。
而して、前記バランサ(71)を前記胴部(70)に嵌合
し、前記バッフル(73)…の端面に当接したところで前
記胴部(70)の後端に螺子止めした後、前記後面板(7
2)を前記バランサ(71)の後面に当てがって螺子止め
することによりドラム(69)を形成する。このような取
付構造では、前記胴部(70)の端部と後面板(72)との
間の壁面を前記バランサ(71)で兼用することができ、
胴部(70)と後面板(72)との間隙Aの分、樹脂材料を
削減できる。
し、前記バッフル(73)…の端面に当接したところで前
記胴部(70)の後端に螺子止めした後、前記後面板(7
2)を前記バランサ(71)の後面に当てがって螺子止め
することによりドラム(69)を形成する。このような取
付構造では、前記胴部(70)の端部と後面板(72)との
間の壁面を前記バランサ(71)で兼用することができ、
胴部(70)と後面板(72)との間隙Aの分、樹脂材料を
削減できる。
(81)は前記胴部(70)の前面板(82)の中心部に固
定された支軸、(83)は前記前面板(82)の内面外周寄
りに形成されたフィルター取付部であり、外周側に係合
凹所(84)、中心側に係合突起(85)、そして中央部に
断面三角状のリブ(86)が夫々形成されている。
定された支軸、(83)は前記前面板(82)の内面外周寄
りに形成されたフィルター取付部であり、外周側に係合
凹所(84)、中心側に係合突起(85)、そして中央部に
断面三角状のリブ(86)が夫々形成されている。
(87)はフィルターユニットであり、縦長の枠体(8
8)と、この枠体(88)に取着されたネット(89)とで
構成され、前記枠体(88)の長手方向端部には、前記係
合凹所(84)内に係合される係合片(90)が形成され、
その他端側には、前記係合突部(85)に弾性的に係合す
る係合爪(91)が形成されている。そして、前記係合片
(90)を前記係合凹所(84)に係合させて、ここを支点
に枠体(88)を回動させ、前記係合爪(91)を前記係合
突部(85)に係合させることにより装着を完了する。ま
た、取外しはその逆を行なえばよい。
8)と、この枠体(88)に取着されたネット(89)とで
構成され、前記枠体(88)の長手方向端部には、前記係
合凹所(84)内に係合される係合片(90)が形成され、
その他端側には、前記係合突部(85)に弾性的に係合す
る係合爪(91)が形成されている。そして、前記係合片
(90)を前記係合凹所(84)に係合させて、ここを支点
に枠体(88)を回動させ、前記係合爪(91)を前記係合
突部(85)に係合させることにより装着を完了する。ま
た、取外しはその逆を行なえばよい。
(92)は前記胴部(70)に、その周面に沿って長く開
設された長方形状の衣類投入口Cであり、その大きさ
は、前記衣類投入口B(19)とほぼ同等に設定されてい
る。(93)(94)は前記投入口C(92)の前後縁に形成
されたスライド溝で、一方(93)は別体のスライドカバ
ー(95)を取付けることにより構成される。(96)は前
記投入口C(92)の一側縁に上方へ向けて突出形成され
た被係止爪、(97)は前記投入口C(92)の他側縁に上
方へ向けて突出形成された当接リブである。そして、前
記投入口(92)は前記フィルター取付部(83)の真上に
配置されている。
設された長方形状の衣類投入口Cであり、その大きさ
は、前記衣類投入口B(19)とほぼ同等に設定されてい
る。(93)(94)は前記投入口C(92)の前後縁に形成
されたスライド溝で、一方(93)は別体のスライドカバ
ー(95)を取付けることにより構成される。(96)は前
記投入口C(92)の一側縁に上方へ向けて突出形成され
た被係止爪、(97)は前記投入口C(92)の他側縁に上
方へ向けて突出形成された当接リブである。そして、前
記投入口(92)は前記フィルター取付部(83)の真上に
配置されている。
(98)は前記投入口C(92)を開閉するための合成樹
脂製蓋体であり、前記スライド溝(93)(94)内に摺動
自在に支持されている。(99)は前記蓋体(98)の一側
縁部に枢支された手掛部であり、一端側に前記被係止爪
(96)に係止する係止爪(100)、他端側に手掛凹部(1
01)が形成され、常時はばね(102)により前記係止爪
(100)の係止する方向に付勢されている。(103)は前
記蓋体(98)の他側縁部に下方へ向けて突出形成された
規制リブ、(104)(104)は前記蓋体(98)の上面中央
部に一体に凹設された貯留部で、予め洗剤、漂白剤、柔
軟仕上剤等の洗濯処理剤を貯留しておく所である。尚、
この貯留部(104)は、処理剤の種類に応じて複数設け
ておけば便利である。
脂製蓋体であり、前記スライド溝(93)(94)内に摺動
自在に支持されている。(99)は前記蓋体(98)の一側
縁部に枢支された手掛部であり、一端側に前記被係止爪
(96)に係止する係止爪(100)、他端側に手掛凹部(1
01)が形成され、常時はばね(102)により前記係止爪
(100)の係止する方向に付勢されている。(103)は前
記蓋体(98)の他側縁部に下方へ向けて突出形成された
規制リブ、(104)(104)は前記蓋体(98)の上面中央
部に一体に凹設された貯留部で、予め洗剤、漂白剤、柔
軟仕上剤等の洗濯処理剤を貯留しておく所である。尚、
この貯留部(104)は、処理剤の種類に応じて複数設け
ておけば便利である。
そして、前記蓋体(98)を開放するには、前記手掛け
凹部(101)を押し下げて前記係止爪(100)と被係止爪
(96)との係止状態を解除し、そのまま蓋体(98)を開
放方向にスライドすることにより可能で、蓋体(98)を
閉塞するには、蓋体(98)を閉塞方向へスライドさせる
ことにより、前記係止爪(100)が前記被係止爪(96)
の傾斜面に沿って押し上げられて、この被係止爪(96)
に自動的に係止する。
凹部(101)を押し下げて前記係止爪(100)と被係止爪
(96)との係止状態を解除し、そのまま蓋体(98)を開
放方向にスライドすることにより可能で、蓋体(98)を
閉塞するには、蓋体(98)を閉塞方向へスライドさせる
ことにより、前記係止爪(100)が前記被係止爪(96)
の傾斜面に沿って押し上げられて、この被係止爪(96)
に自動的に係止する。
而して、前記ドラム(69)は、その支軸(79)(81)
でもって、前記ドラム後部軸受(38)及びドラム前部軸
受(68a)に回動自在に支持される。そして、この時、
前記支軸(81)は、前記外槽(2)の前面壁(2c)から
突出し、ここに駆動プーリ(105)が固定されている。
でもって、前記ドラム後部軸受(38)及びドラム前部軸
受(68a)に回動自在に支持される。そして、この時、
前記支軸(81)は、前記外槽(2)の前面壁(2c)から
突出し、ここに駆動プーリ(105)が固定されている。
さて、(106)は前記取付板(4)に取付金具(107)
を介して固定された洗濯モータであり、そのモータ軸に
小プーリA(108)が固定されている。(109)は前記取
付板(4)に取付金具(110)を介して固定された脱水
モータであり、そのモータ軸(109a)に大プーリA(11
1)、小プーリB(112)及びブレーキドラム(113)が
固定されている。そして、前記小プーリA(108)と大
プーリA(111)が、前記小プーリB(112)と駆動プー
リ(105)が夫々ベルト(114)(115)を介して連結さ
れている。(116)は前記脱水モータ(109)の取付金具
(110)にその基端部が枢支されたブレーキレバーであ
り、ブレーキシュー(117)を有し、上蓋(32)開放時
は図示しないスプリングの付勢により、前記ブレーキシ
ュー(117)が前記ブレーキドラム(113)に圧接してい
る。(118)は一端が前記ブレーキレバー(116)に接続
され、他端が前記ねじりコイルバネ(34)に接続された
ワイヤー、(119)は前記ワイヤー(118)のガイド兼保
護チューブである。そして、前記上蓋(32)を閉蓋した
時には、前記ねじりコイルバネ(34)の接続部(34a)
が上方へ変位してワイヤー(118)を引張り、前記ブレ
ーキレバー(116)を回動させて、前記ブレーキシュー
(117)をブレーキドラム(113)から離間させる。ま
た、前記上蓋(32)を開放すると、前記ねじりコイルバ
ネ(34)の接続部(34a)が下方へ変位してワイヤー(1
18)を弛めるので、前記ブレーキシュー(117)がブレ
ーキドラム(113)に圧接して、前記脱水モータ(109)
に制動力を与える。
を介して固定された洗濯モータであり、そのモータ軸に
小プーリA(108)が固定されている。(109)は前記取
付板(4)に取付金具(110)を介して固定された脱水
モータであり、そのモータ軸(109a)に大プーリA(11
1)、小プーリB(112)及びブレーキドラム(113)が
固定されている。そして、前記小プーリA(108)と大
プーリA(111)が、前記小プーリB(112)と駆動プー
リ(105)が夫々ベルト(114)(115)を介して連結さ
れている。(116)は前記脱水モータ(109)の取付金具
(110)にその基端部が枢支されたブレーキレバーであ
り、ブレーキシュー(117)を有し、上蓋(32)開放時
は図示しないスプリングの付勢により、前記ブレーキシ
ュー(117)が前記ブレーキドラム(113)に圧接してい
る。(118)は一端が前記ブレーキレバー(116)に接続
され、他端が前記ねじりコイルバネ(34)に接続された
ワイヤー、(119)は前記ワイヤー(118)のガイド兼保
護チューブである。そして、前記上蓋(32)を閉蓋した
時には、前記ねじりコイルバネ(34)の接続部(34a)
が上方へ変位してワイヤー(118)を引張り、前記ブレ
ーキレバー(116)を回動させて、前記ブレーキシュー
(117)をブレーキドラム(113)から離間させる。ま
た、前記上蓋(32)を開放すると、前記ねじりコイルバ
ネ(34)の接続部(34a)が下方へ変位してワイヤー(1
18)を弛めるので、前記ブレーキシュー(117)がブレ
ーキドラム(113)に圧接して、前記脱水モータ(109)
に制動力を与える。
(120)は前記駆動プーリ(105)に取着された磁石、
(121)は前記外槽(2)の前記磁石(120)と最も近接
対向する位置に配設されたリードスイッチで、前記駆動
プーリ(105)の回転に伴ない、前記磁石(120)が近接
した時に閉成し、離間すれば開成する。そして、後述す
るがこの磁石(120)とリードスイッチ(121)は、前記
ドラム(69)の回転位置検出手段を構成する。
(121)は前記外槽(2)の前記磁石(120)と最も近接
対向する位置に配設されたリードスイッチで、前記駆動
プーリ(105)の回転に伴ない、前記磁石(120)が近接
した時に閉成し、離間すれば開成する。そして、後述す
るがこの磁石(120)とリードスイッチ(121)は、前記
ドラム(69)の回転位置検出手段を構成する。
また、前記リードスイッチ(121)は、軸線に対し垂
直上方位置に配設されている。
直上方位置に配設されている。
(122)は前記外槽(2)の底部近傍に配設された第
1負特性サーミスタであり、後述する湯温検知回路の一
部を構成する。(123)は前記ヒータケーシング(39)
のヒータ入口に配設された第2負特性サーミスタ、(12
4)は前記溢水パイプ(43)内に配設された第3負特性
サーミスタであり、この第2、第3サーミスタ(123)
(124)は、後述する乾燥終了検知回路の一部を構成す
る。
1負特性サーミスタであり、後述する湯温検知回路の一
部を構成する。(123)は前記ヒータケーシング(39)
のヒータ入口に配設された第2負特性サーミスタ、(12
4)は前記溢水パイプ(43)内に配設された第3負特性
サーミスタであり、この第2、第3サーミスタ(123)
(124)は、後述する乾燥終了検知回路の一部を構成す
る。
次に、本実施例の洗濯・脱水・乾燥機の具体的回路を
第23図に基づいて説明する。
第23図に基づいて説明する。
(125)は制御の中心となるマイクロコンピュータ
(例えば三洋電機株式会社製LC6523型、以下マイコンと
称す)であり、その構成は周知の如く、CPU(126)、RA
M(127)、ROM(128)、タイマー(129)、システムバ
ス(130)及び入出力ポート(131)〜(136)から成
る。前記CPU(126)は制御部(137)と演算部(138)と
から構成され、前記制御部(137)は命令の取り出し及
び実行を行ない、前記演算部(138)は命令の実行段階
に於いて、制御部(138)からの制御信号によって入力
機器やメモリから与えられるデータに対し、二進加算、
論理演算、増減、比較等の演算処理を行なう。前記RAM
(127)は、機器に関するデータを記憶するためのもの
であり、前記ROM(128)は、予め機器を動かすための手
段や、判断のための条件の設定、各種情報の処理をする
ためのルーチン等を読み込ませておくものである。
(例えば三洋電機株式会社製LC6523型、以下マイコンと
称す)であり、その構成は周知の如く、CPU(126)、RA
M(127)、ROM(128)、タイマー(129)、システムバ
ス(130)及び入出力ポート(131)〜(136)から成
る。前記CPU(126)は制御部(137)と演算部(138)と
から構成され、前記制御部(137)は命令の取り出し及
び実行を行ない、前記演算部(138)は命令の実行段階
に於いて、制御部(138)からの制御信号によって入力
機器やメモリから与えられるデータに対し、二進加算、
論理演算、増減、比較等の演算処理を行なう。前記RAM
(127)は、機器に関するデータを記憶するためのもの
であり、前記ROM(128)は、予め機器を動かすための手
段や、判断のための条件の設定、各種情報の処理をする
ためのルーチン等を読み込ませておくものである。
前記マイコン(125)には、前記各種操作キー(23)
…群から構成される入力キー回路(139)、前記水位セ
ンサー(46)、前記上蓋(32)の開閉に連動して開閉す
る安全スイッチ(140)、前記リードスイッチ(121)、
洗濯モータ電流検出回路(141)、脱水モータ電流検出
回路(142)、基準パルス発生回路(143)、湯温検知回
路(144)、乾燥終了検知回路(145)からの信号が入力
され、マイコン(125)は、これらの情報に基づいて前
記洗濯モータ(106)の正逆回転、前記脱水モータ(10
9)、前記給水電磁弁A(64a)、前記給水電磁弁B(64
b)、前記排水弁用モータ(54)、前記ファンモータ(6
0)、前記ヒータA(40)、前記ヒータB(68)、ブザ
ー鳴動回路(146)、各種発光ダイオード(LED)群から
構成されるLED駆動回路(147)に駆動信号を送出する。
尚、前記マイコン(125)と各負荷とは双方向性サイリ
スタ(148)〜(156)を介して接続され、前記マイコン
(125)からはこの双方向性サイリスタ(148)〜(15
6)の各ON、OFF信号が送出される。
…群から構成される入力キー回路(139)、前記水位セ
ンサー(46)、前記上蓋(32)の開閉に連動して開閉す
る安全スイッチ(140)、前記リードスイッチ(121)、
洗濯モータ電流検出回路(141)、脱水モータ電流検出
回路(142)、基準パルス発生回路(143)、湯温検知回
路(144)、乾燥終了検知回路(145)からの信号が入力
され、マイコン(125)は、これらの情報に基づいて前
記洗濯モータ(106)の正逆回転、前記脱水モータ(10
9)、前記給水電磁弁A(64a)、前記給水電磁弁B(64
b)、前記排水弁用モータ(54)、前記ファンモータ(6
0)、前記ヒータA(40)、前記ヒータB(68)、ブザ
ー鳴動回路(146)、各種発光ダイオード(LED)群から
構成されるLED駆動回路(147)に駆動信号を送出する。
尚、前記マイコン(125)と各負荷とは双方向性サイリ
スタ(148)〜(156)を介して接続され、前記マイコン
(125)からはこの双方向性サイリスタ(148)〜(15
6)の各ON、OFF信号が送出される。
ここで、前記水位センサー(46)は、前記外槽(2)
内の水位変化を前記エアートラップ(45)内の圧力変化
として検出し、この圧力に応じて磁性体をコイル内で移
動させ、結果として水位変化をコイルのインダクタンス
変化として検出し、更にこのインダクタンス変化を発振
周波数の変化として検出し、前記マイコン(125)に入
力するものである。これにより前記マイコン(125)
は、この発振周波数の変化に基づいて、前記外槽(2)
内の水位を連続的且つ広範囲に検出する。
内の水位変化を前記エアートラップ(45)内の圧力変化
として検出し、この圧力に応じて磁性体をコイル内で移
動させ、結果として水位変化をコイルのインダクタンス
変化として検出し、更にこのインダクタンス変化を発振
周波数の変化として検出し、前記マイコン(125)に入
力するものである。これにより前記マイコン(125)
は、この発振周波数の変化に基づいて、前記外槽(2)
内の水位を連続的且つ広範囲に検出する。
前記洗濯モータ電流検出回路(141)は、前記洗濯モ
ータ(106)に流れる電流を検出するカレントトランス
A(157)と、この検出電流を整流し、平滑し、直流電
圧VAに変換する回路(158)と、この電圧VAと基準電圧V
1とを比較し、VA>V1の場合に前記マイコン(125)に異
常信号Aを出力するコンパレータA(159)とで構成さ
れる。
ータ(106)に流れる電流を検出するカレントトランス
A(157)と、この検出電流を整流し、平滑し、直流電
圧VAに変換する回路(158)と、この電圧VAと基準電圧V
1とを比較し、VA>V1の場合に前記マイコン(125)に異
常信号Aを出力するコンパレータA(159)とで構成さ
れる。
また、前記脱水モータ電流検出回路(142)は、前記
脱水モータ(109)に流れる電流を検出するカレントト
ランスB(160)と、この検出電流を整流、平滑し直流
電圧VBに変換する回路(161)と、この電圧VBと基準電
圧V2とを比較し、VB>V2の場合に前記マイコン(125)
に異常信号Bを出力するコンパレータB(162)とで構
成される。
脱水モータ(109)に流れる電流を検出するカレントト
ランスB(160)と、この検出電流を整流、平滑し直流
電圧VBに変換する回路(161)と、この電圧VBと基準電
圧V2とを比較し、VB>V2の場合に前記マイコン(125)
に異常信号Bを出力するコンパレータB(162)とで構
成される。
前記基準パルス発生回路(143)は、トランジスタ(1
63)及び各種抵抗、コンデンサから構成され、入力端に
トランス(図示しない)の二次側電圧の全波整流信号が
入力されて、第25図の通り出力端から、前記マイコン
(125)に商用電源電圧のゼロクロス点と同期したパル
スを入力する。
63)及び各種抵抗、コンデンサから構成され、入力端に
トランス(図示しない)の二次側電圧の全波整流信号が
入力されて、第25図の通り出力端から、前記マイコン
(125)に商用電源電圧のゼロクロス点と同期したパル
スを入力する。
そして、前記マイコン(125)は、この基準パルスに
基づいて、前記洗濯モータ(106)や脱水モータ(109)
の双方向性サイリスタ(148)(149)(150)を、交流
電源電圧の半サイクルを単位として、適宜ON・OFF制御
する。即ち、第24図の如く、電源電圧の半サイクルを単
位としてm回にn回の割合で通電すれば、連続通電時に
比べてモータの回転数が約n/mになる。以下、この制御
方式を、n/mパルスカット制御と称す。
基づいて、前記洗濯モータ(106)や脱水モータ(109)
の双方向性サイリスタ(148)(149)(150)を、交流
電源電圧の半サイクルを単位として、適宜ON・OFF制御
する。即ち、第24図の如く、電源電圧の半サイクルを単
位としてm回にn回の割合で通電すれば、連続通電時に
比べてモータの回転数が約n/mになる。以下、この制御
方式を、n/mパルスカット制御と称す。
更に、1/2パルスカット制御を行なってモータに半波
を印加することにより、モータに制動力を働かせること
ができる。以下、これを直流制動と称す。
を印加することにより、モータに制動力を働かせること
ができる。以下、これを直流制動と称す。
前記湯温検知回路(144)は、基準電圧V3と、前記第
1サーミスタ(122)の抵抗値によって変化する電圧V4
とをオペアンプ(164)に入力し、V4>V3となった時点
で前記オペアンプ(164)から前記マイコン(125)に異
常信号Cを出力するものである。
1サーミスタ(122)の抵抗値によって変化する電圧V4
とをオペアンプ(164)に入力し、V4>V3となった時点
で前記オペアンプ(164)から前記マイコン(125)に異
常信号Cを出力するものである。
即ち、当初はV3>V4に設定されてあるが、前記第1サ
ーミスタ(122)は洗濯水の温度が高くなるにつれて抵
抗値が減少するから、その分電圧V4の値が大きくなっ
て、洗濯水の温度が危険温度(約70℃)になった時点で
V4>V3となって、異常を検知する。
ーミスタ(122)は洗濯水の温度が高くなるにつれて抵
抗値が減少するから、その分電圧V4の値が大きくなっ
て、洗濯水の温度が危険温度(約70℃)になった時点で
V4>V3となって、異常を検知する。
前記乾燥終了検知回路(145)は、前記第2サーミス
タ(123)の抵抗値によって変化する電圧V5と、前記第
3サーミスタ(124)の抵抗値によって変化する電愛V6
とをオペアンプ(165)に入力し、V6>V5となった時点
で前記オプアンプ(165)から前記マイコン(125)に終
了信号Dを出力するものである。
タ(123)の抵抗値によって変化する電圧V5と、前記第
3サーミスタ(124)の抵抗値によって変化する電愛V6
とをオペアンプ(165)に入力し、V6>V5となった時点
で前記オプアンプ(165)から前記マイコン(125)に終
了信号Dを出力するものである。
即ち、当初はV5>V6に設定されているが、乾燥が進行
するにつれて前記第3サーミスタ(124)の抵抗値の減
少度合が大きくなって、乾燥物が完全に乾く頃にはV6>
V5となる。従って、前記マイコン(125)は、前記オペ
アンプ(165)から信号が入力されると、乾燥が終了し
たと判断する。
するにつれて前記第3サーミスタ(124)の抵抗値の減
少度合が大きくなって、乾燥物が完全に乾く頃にはV6>
V5となる。従って、前記マイコン(125)は、前記オペ
アンプ(165)から信号が入力されると、乾燥が終了し
たと判断する。
斯かる構成に基づく動作を、第34図乃至第44図に従っ
て説明する。
て説明する。
本実施例では、キー操作により、洗い工程時の前記外
槽(2)内の水位が3段階(高、中、低)に、洗い及び
すすぎ工程時の前記ドラム(69)の反転周期が3段階
(強:15秒ON−3秒OFF、標準:9秒ON−3秒OFF、弱:6秒O
N−3秒OFF)に、脱水工程時の脱水強度が2段階(標
準:連続通電、弱:2/3パルスカット制御)に夫々設定可
能である。但し、すすぎ工程時の水位は「高」水位に、
乾燥工程時のドラム反転周期は10秒ON−2秒OFFに予め
設定されている。
槽(2)内の水位が3段階(高、中、低)に、洗い及び
すすぎ工程時の前記ドラム(69)の反転周期が3段階
(強:15秒ON−3秒OFF、標準:9秒ON−3秒OFF、弱:6秒O
N−3秒OFF)に、脱水工程時の脱水強度が2段階(標
準:連続通電、弱:2/3パルスカット制御)に夫々設定可
能である。但し、すすぎ工程時の水位は「高」水位に、
乾燥工程時のドラム反転周期は10秒ON−2秒OFFに予め
設定されている。
また、キー操作により、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の
一連の工程を夫々標準的な動作状態(時間、水位、ドラ
ム反転周期、脱水強度)で行なう標準コースと、各工程
時間が短い短縮コースとを選択でき、また、各コースの
各動作状態もキー操作により変更可能である(この場
合、時間を零に設定すれば、その工程を省略できる)。
一連の工程を夫々標準的な動作状態(時間、水位、ドラ
ム反転周期、脱水強度)で行なう標準コースと、各工程
時間が短い短縮コースとを選択でき、また、各コースの
各動作状態もキー操作により変更可能である(この場
合、時間を零に設定すれば、その工程を省略できる)。
そして、前記マイコン(125)は、設定されたコース
に伴って、前記各負荷の動作を逐次制御する。
に伴って、前記各負荷の動作を逐次制御する。
まず、第34図に於いて、電源投入されると、前記マイ
コン(125)は直ちに標準コースを自動的に設定する
(S−1)、次に使用者による変更を受け付け(S−
2)、この変更により水位が「低」に又はドラム反転周
期が「弱」に設定された場合には、洗濯物が少量であっ
たり傷みやすいものである場合が多いので、脱水強度を
自動的に「弱」に設定する(S−3)。そして、コース
のスタートキーが操作された時点で、コースを開始する
(S−4)。
コン(125)は直ちに標準コースを自動的に設定する
(S−1)、次に使用者による変更を受け付け(S−
2)、この変更により水位が「低」に又はドラム反転周
期が「弱」に設定された場合には、洗濯物が少量であっ
たり傷みやすいものである場合が多いので、脱水強度を
自動的に「弱」に設定する(S−3)。そして、コース
のスタートキーが操作された時点で、コースを開始する
(S−4)。
以下、標準コースを実行する場合の動作について、各
工程毎に説明する。尚、各フローチャート中には省略し
ているが、工程時間、モータの回転時間、休止時間等を
計時するためのカウンタは夫々独立して設けられ、所定
時間計時後は直ちにリセットされる。
工程毎に説明する。尚、各フローチャート中には省略し
ているが、工程時間、モータの回転時間、休止時間等を
計時するためのカウンタは夫々独立して設けられ、所定
時間計時後は直ちにリセットされる。
(洗い工程) 第35図の通り、この工程では、まず設定水位まで給水
を行なうと同時に、前記ヒータB(68)に通電して、洗
濯水の加熱を始める(S−10)〜(S−13)。次に、前
記洗濯モータ(106)を9秒正転−3秒休止−9秒逆転
−3秒休止の反転サイクルで設定時間内反転を繰返す
(S−14)〜(S−21)。これにより、前記ドラム(6
9)が反転し、まず、前記貯留部(104)内に貯留されて
いた洗濯処理剤(洗いの場合は洗剤又は漂白剤)が投入
されて溶解し、ドラム(69)内では洗濯物が前記バッフ
ル(73)…にかき上げられては落下する所謂たたき洗い
が行なわれる。そして同時に洗濯物は、前記横リブ(7
5)…や凹所(77)…に擦れて、洗浄作用が促進され
る。
を行なうと同時に、前記ヒータB(68)に通電して、洗
濯水の加熱を始める(S−10)〜(S−13)。次に、前
記洗濯モータ(106)を9秒正転−3秒休止−9秒逆転
−3秒休止の反転サイクルで設定時間内反転を繰返す
(S−14)〜(S−21)。これにより、前記ドラム(6
9)が反転し、まず、前記貯留部(104)内に貯留されて
いた洗濯処理剤(洗いの場合は洗剤又は漂白剤)が投入
されて溶解し、ドラム(69)内では洗濯物が前記バッフ
ル(73)…にかき上げられては落下する所謂たたき洗い
が行なわれる。そして同時に洗濯物は、前記横リブ(7
5)…や凹所(77)…に擦れて、洗浄作用が促進され
る。
また、本実施例では、前記洗濯モータ(106)の休止
と同時に2秒間、前記洗濯モータ(106)及び脱水モー
タ(109)に対し直流制動を行なう。これにより前記ド
ラム(69)が急激に停止するので、その反動で洗濯物が
ドラム(69)内壁にたたきつけられて、更に洗浄力が向
上する。
と同時に2秒間、前記洗濯モータ(106)及び脱水モー
タ(109)に対し直流制動を行なう。これにより前記ド
ラム(69)が急激に停止するので、その反動で洗濯物が
ドラム(69)内壁にたたきつけられて、更に洗浄力が向
上する。
ここで、例えば前記小プーリA(108)と大プーリA
(111)のプーリ比が1対3、前記小プーリB(112)と
駆動プーリ(105)のプーリ比が1対3とすると、前記
小プーリA(108)と駆動プーリ(105)のプーリ比は1
対9となり、前記洗濯モータ(106)が前記ドラム(6
9)を回転させるに必要なトルクは、前記脱水モータ(1
09)が前記ドラム(105)を回転させるに必要なトルク
に対し1/3でよいことになる。そして、このことは各モ
ータに対する制動力にも同じことが言え、同等の制動力
であれば、前記脱水モータ(109)に制動を行なうより
も洗濯モータ(106)に制動を行なう方がより効果的で
ある。但し、このことは、前記洗濯モータ(106)と脱
水モータ(109)の起動トルクがほぼ等しい(本実施例
の場合、脱水モータ(109)は洗濯モータ(106)の約1.
2バーである)場合にのみ成立し、脱水モータとして予
め起動トルクの大きなものを使用すれば、脱水モータに
対する制動力が効果的となるが、起動トルクが大きくな
れば、その分消費電力も多くなり、またコスト高ともな
り、実用上に問題がある。
(111)のプーリ比が1対3、前記小プーリB(112)と
駆動プーリ(105)のプーリ比が1対3とすると、前記
小プーリA(108)と駆動プーリ(105)のプーリ比は1
対9となり、前記洗濯モータ(106)が前記ドラム(6
9)を回転させるに必要なトルクは、前記脱水モータ(1
09)が前記ドラム(105)を回転させるに必要なトルク
に対し1/3でよいことになる。そして、このことは各モ
ータに対する制動力にも同じことが言え、同等の制動力
であれば、前記脱水モータ(109)に制動を行なうより
も洗濯モータ(106)に制動を行なう方がより効果的で
ある。但し、このことは、前記洗濯モータ(106)と脱
水モータ(109)の起動トルクがほぼ等しい(本実施例
の場合、脱水モータ(109)は洗濯モータ(106)の約1.
2バーである)場合にのみ成立し、脱水モータとして予
め起動トルクの大きなものを使用すれば、脱水モータに
対する制動力が効果的となるが、起動トルクが大きくな
れば、その分消費電力も多くなり、またコスト高ともな
り、実用上に問題がある。
従って、少なくとも前記洗濯モータ(106)に直流制
動を行なうことが効果的であり、本実施例にあっては、
更なる制動効果を得るために、両モータ(106)(109)
に同時に直流制動を行なっている。尚、以下の説明に於
いても、直流制動とは両モータに行なうことを示してい
る。
動を行なうことが効果的であり、本実施例にあっては、
更なる制動効果を得るために、両モータ(106)(109)
に同時に直流制動を行なっている。尚、以下の説明に於
いても、直流制動とは両モータに行なうことを示してい
る。
また、前記ドラム(69)の反転中、洗濯液が前記枠体
(88)とフィルター取付部(83)との間隙(166)から
前記ネット(89)を通過するので、液中の糸屑がネット
(89)に捕集される。
(88)とフィルター取付部(83)との間隙(166)から
前記ネット(89)を通過するので、液中の糸屑がネット
(89)に捕集される。
時間経過後は、前記ヒータB(68)及び洗濯モータ
(106)をOFFし(S−23)(S−24)、洗濯液を排出す
る(S−25)。
(106)をOFFし(S−23)(S−24)、洗濯液を排出す
る(S−25)。
さて、この洗い工程中にあっては、第36図の異常発泡
処理プログラムが、サブプログラムとして並行して行な
われる。
処理プログラムが、サブプログラムとして並行して行な
われる。
即ち、前記洗濯モータ(106)に通電すると同時に、
計時TA(秒)を開始する(S−26)。この時、洗剤濃度
によっては、前記ドラム(69)の反転で異常に発泡し
て、この泡が前記溢水口(42)から溢水パイプ(34)内
に侵入して、前記電極(44)(44)を導通させる。そこ
で、前記マイコン(125)は、前記電極(44)(44)が
2秒間連続して導通するまでの時間TAを計測し、この時
間TAと前記ROM(128)内に記憶した基準値とを比較する
(S−27)(S−28)(S−29)。
計時TA(秒)を開始する(S−26)。この時、洗剤濃度
によっては、前記ドラム(69)の反転で異常に発泡し
て、この泡が前記溢水口(42)から溢水パイプ(34)内
に侵入して、前記電極(44)(44)を導通させる。そこ
で、前記マイコン(125)は、前記電極(44)(44)が
2秒間連続して導通するまでの時間TAを計測し、この時
間TAと前記ROM(128)内に記憶した基準値とを比較する
(S−27)(S−28)(S−29)。
そして、0≦TA≦10ならば異常発泡度が極めて高いと
して次の再給水プログラム中の設定値TCを30秒に(S−
30)、以下同様に10<TA≦20ならばTCを20秒に(S−3
1)、20<TA≦30ならばTCを10秒に(S−32)、TA>30
ならばTCを5秒に(S−33)夫々設定する。尚、前記電
極(44)(44)の導通を2秒間連続としたのは短時間の
溢水による導通と区別するためである。
して次の再給水プログラム中の設定値TCを30秒に(S−
30)、以下同様に10<TA≦20ならばTCを20秒に(S−3
1)、20<TA≦30ならばTCを10秒に(S−32)、TA>30
ならばTCを5秒に(S−33)夫々設定する。尚、前記電
極(44)(44)の導通を2秒間連続としたのは短時間の
溢水による導通と区別するためである。
再給水プログラムでは、TAをクリアして(S−34)、
洗い運転を一時中断する(S−35)。そして設定したTC
秒だけ排水した後(S−37)〜(S−39)、再び設定水
位まで給水し(S−40)〜(S−43)、運転を再開す
る。
洗い運転を一時中断する(S−35)。そして設定したTC
秒だけ排水した後(S−37)〜(S−39)、再び設定水
位まで給水し(S−40)〜(S−43)、運転を再開す
る。
即ち、この異常発泡処理プログラムは、異常発泡が生
じた場合に、洗剤濃度が高い程発泡度合が大きいことか
ら、発泡度合に応じて洗濯液を薄めるものである。
じた場合に、洗剤濃度が高い程発泡度合が大きいことか
ら、発泡度合に応じて洗濯液を薄めるものである。
(すすぎ工程) このすすぎ工程の動作は、(S−10)〜(S−25)で
示す洗い工程と同様である。
示す洗い工程と同様である。
(脱水工程) 例えば、洗濯物が多過ぎたり、ドラム軸に布が絡んで
いたりする場合の過負荷の状態で脱水を行なうと、モー
タがロックしたり異常発熱して焼損することがある。
いたりする場合の過負荷の状態で脱水を行なうと、モー
タがロックしたり異常発熱して焼損することがある。
そこで第37図の通りこの工程では、まず過負荷の状態
を検知する負荷検知プログラム1(S−50)(後述す
る)を実行し、異常がない場合に、前記洗濯モータ(10
6)を、3秒正転−2秒休止−3秒逆転−2秒休止の反
転サイクルで5分間反転を行い、同時に休止時に直流制
動を行なう(S−51)〜(S−58)。この5分間の反転
動作により、前記ドラム(69)内の洗濯物がほぐれて、
ドラム(69)内で均等に位置するようになる。
を検知する負荷検知プログラム1(S−50)(後述す
る)を実行し、異常がない場合に、前記洗濯モータ(10
6)を、3秒正転−2秒休止−3秒逆転−2秒休止の反
転サイクルで5分間反転を行い、同時に休止時に直流制
動を行なう(S−51)〜(S−58)。この5分間の反転
動作により、前記ドラム(69)内の洗濯物がほぐれて、
ドラム(69)内で均等に位置するようになる。
次に、本格的な脱水動作を行なうわけであるが、その
前に過負荷の状態を検知する負荷検知プログラム2(S
−59)(後述する)を実行し、異常がなければ、前記脱
水モータ(109)に加え、起動を円滑に行なうために前
記洗濯モータ(106)を同時に正転させ(S−60)(S
−61)、10秒後脱水モータ(109)のみに切替える(S
−62)。そして、前記排水弁(53)を開放し(S−6
3)、前記ヒータA(40)に通電して(S−64)、設定
時間内脱水動作を行なう(S−65)(S−66)(S−6
7)。
前に過負荷の状態を検知する負荷検知プログラム2(S
−59)(後述する)を実行し、異常がなければ、前記脱
水モータ(109)に加え、起動を円滑に行なうために前
記洗濯モータ(106)を同時に正転させ(S−60)(S
−61)、10秒後脱水モータ(109)のみに切替える(S
−62)。そして、前記排水弁(53)を開放し(S−6
3)、前記ヒータA(40)に通電して(S−64)、設定
時間内脱水動作を行なう(S−65)(S−66)(S−6
7)。
この脱水動作にあっては、前記軸流ファン(80)の吸
引作用により、前記ヒータA(40)で加熱された温風が
前記ドラム(69)内に導入されて、脱水効率が向上す
る。
引作用により、前記ヒータA(40)で加熱された温風が
前記ドラム(69)内に導入されて、脱水効率が向上す
る。
前記負荷検知プログラム1は、第38図に示す通り、ま
ず前記洗濯モータ(106)を2秒正転させて(S−68)
(S−69)、前記洗濯モータ電流検出回路(141)から
の信号入力状態を調べ(S−70)、異常信号Aの入力が
無ければ過負荷でないと判断して前記(S−51)以降の
制御を行なう。
ず前記洗濯モータ(106)を2秒正転させて(S−68)
(S−69)、前記洗濯モータ電流検出回路(141)から
の信号入力状態を調べ(S−70)、異常信号Aの入力が
無ければ過負荷でないと判断して前記(S−51)以降の
制御を行なう。
そして、異常信号Aの入力がある場合には、前記(S
−51)〜(S−58)の洗濯モータ(106)の反転動作に
代えて、前記洗濯モータ(106)と脱水モータ(109)の
両方で以って、同様の回転サイクルで5分間の間欠回転
動作を行なう(S−71)〜(S−82)。これにより、洗
濯モータ(106)のみに加わるはずの過負荷を脱水モー
タ(109)とで分担することができる。そして(S−7
2)(S−73)に於いて、依然として異常信号A又はB
の入力がある場合には、直ちに運転を停止し(S−8
3)、異常を報知する(ブザー鳴動、全LED点滅)(S−
84)。
−51)〜(S−58)の洗濯モータ(106)の反転動作に
代えて、前記洗濯モータ(106)と脱水モータ(109)の
両方で以って、同様の回転サイクルで5分間の間欠回転
動作を行なう(S−71)〜(S−82)。これにより、洗
濯モータ(106)のみに加わるはずの過負荷を脱水モー
タ(109)とで分担することができる。そして(S−7
2)(S−73)に於いて、依然として異常信号A又はB
の入力がある場合には、直ちに運転を停止し(S−8
3)、異常を報知する(ブザー鳴動、全LED点滅)(S−
84)。
また、前記(S−50)〜(S−58)の他の実施例とし
て、前記脱水モータ(109)を間欠的にON−OFFさせて洗
濯物をほぐすことが考えられる。
て、前記脱水モータ(109)を間欠的にON−OFFさせて洗
濯物をほぐすことが考えられる。
この場合は、第39図の通り、まず前記脱水モータ(10
9)を2秒間ONして(S−85)(S−86)、前記脱水モ
ータ電流検出回路(142)からの信号入力状態を調べ
(S−87)、異常信号Bの入力がある場合には、前記脱
水モータ(109)をOFFし(S−88)、前記(S−68)以
降の制御を行なう。
9)を2秒間ONして(S−85)(S−86)、前記脱水モ
ータ電流検出回路(142)からの信号入力状態を調べ
(S−87)、異常信号Bの入力がある場合には、前記脱
水モータ(109)をOFFし(S−88)、前記(S−68)以
降の制御を行なう。
そして、異常信号Bの入力がない場合には、過負荷で
ないので、3秒ON−2秒OFF(直流制動)のサイクルで
前記脱水モータ(109)を5分間間欠回転させる(S−8
9)〜(S−95)。
ないので、3秒ON−2秒OFF(直流制動)のサイクルで
前記脱水モータ(109)を5分間間欠回転させる(S−8
9)〜(S−95)。
次に、前記負荷検知プログラム2は、第40図に示す通
り、まず前記洗濯モータ(106)を2秒間回転させて
(S−96)(S−97)、前記洗濯モータ電流検出回路
(141)からの入力状態を調べ(S−98)、異常信号A
の入力が無ければ前記(S−60)以降の制御を行なう。
り、まず前記洗濯モータ(106)を2秒間回転させて
(S−96)(S−97)、前記洗濯モータ電流検出回路
(141)からの入力状態を調べ(S−98)、異常信号A
の入力が無ければ前記(S−60)以降の制御を行なう。
そして、異常信号Aの入力がある場合には、更に前記
脱水モータ(109)を駆動し(S−99)、異常が無くな
れば前記(S−60)以降の制御に移行し、依然として異
常状態が続けば直ちに運転を停止し、異常を報知する
(S−100)〜(S−103)。
脱水モータ(109)を駆動し(S−99)、異常が無くな
れば前記(S−60)以降の制御に移行し、依然として異
常状態が続けば直ちに運転を停止し、異常を報知する
(S−100)〜(S−103)。
また、前記(S−96)〜(S−103)の他の実施例と
して、前記脱水モータ(109)のみで脱水動作を起動す
る場合も考えられる。
して、前記脱水モータ(109)のみで脱水動作を起動す
る場合も考えられる。
この場合は、第41図の通り、前記脱水モータ(109)
を2秒間ONして(S−104)(S−105)、前記脱水モー
タ電流検出回路(142)からの信号入力状態を調べ(S
−106)、異常がない場合は、前記(S−63)以降の制
御にそのまま移行し、異常がある場合は、前記脱水モー
タ(109)を一旦OFFして(S−107)、前記(S−96)
以降の制御を行なう。
を2秒間ONして(S−104)(S−105)、前記脱水モー
タ電流検出回路(142)からの信号入力状態を調べ(S
−106)、異常がない場合は、前記(S−63)以降の制
御にそのまま移行し、異常がある場合は、前記脱水モー
タ(109)を一旦OFFして(S−107)、前記(S−96)
以降の制御を行なう。
(乾燥工程) この工程は、第42図(イ)の通り、前記排水弁用モー
タ(54)を5分ON−5分OFFでON−OFFさせることによる
間欠動作(S−110)と、第1乾燥プログラム(S−11
1)と、第2乾燥プログラム(S−112)と第3乾燥プロ
グラム(S−113)とからなる。
タ(54)を5分ON−5分OFFでON−OFFさせることによる
間欠動作(S−110)と、第1乾燥プログラム(S−11
1)と、第2乾燥プログラム(S−112)と第3乾燥プロ
グラム(S−113)とからなる。
前記第1乾燥プログラム(S−111)は、第42図
(ロ)の通り前記ファンモータ(60)、ヒータA(4
0)、給水弁B(64b)を夫々駆動する(S−114)(S
−115)(S−116)と共に、前記洗濯モータ(106)を1
0秒正転−2秒休止(直流制動)−10秒逆転−2秒休止
(直流制動)の反転サイクルで90秒間反転駆動する(S
−118)〜(S−125)。
(ロ)の通り前記ファンモータ(60)、ヒータA(4
0)、給水弁B(64b)を夫々駆動する(S−114)(S
−115)(S−116)と共に、前記洗濯モータ(106)を1
0秒正転−2秒休止(直流制動)−10秒逆転−2秒休止
(直流制動)の反転サイクルで90秒間反転駆動する(S
−118)〜(S−125)。
これにより、前記ヒータA(40)により加熱された温
風が前記送風ダクトA(37)を通って前記吸入口部(3
7)から前記ドラム(69)内に導入され、ドラム(69)
内の洗濯物の熱交換を行なう。そして熱交換後の排気
は、前記溢水口(42)−溢水パイプ(43)−溢水ホース
(56)−循環ダクト(62)−除湿管(58)−送風ダクト
B(61)の循環経路で再び前記ヒータケーシング(39)
内に導入される。
風が前記送風ダクトA(37)を通って前記吸入口部(3
7)から前記ドラム(69)内に導入され、ドラム(69)
内の洗濯物の熱交換を行なう。そして熱交換後の排気
は、前記溢水口(42)−溢水パイプ(43)−溢水ホース
(56)−循環ダクト(62)−除湿管(58)−送風ダクト
B(61)の循環経路で再び前記ヒータケーシング(39)
内に導入される。
この循環経路に於いて、前記除湿管(58)の内周壁面
に沿って前記給水弁B(64b)からの水が伝え落ちてい
るので、前記除湿管(58)内を通過する排気が、この水
で冷却されて除湿される。また、除かれた湿気は、水と
共に前記排水管(63)−排水ホース(57)から機外に排
出される。
に沿って前記給水弁B(64b)からの水が伝え落ちてい
るので、前記除湿管(58)内を通過する排気が、この水
で冷却されて除湿される。また、除かれた湿気は、水と
共に前記排水管(63)−排水ホース(57)から機外に排
出される。
90秒経過後、前記フアンモータ(60)、ヒータA(4
0)、給水弁B(64b)及び洗濯モータ(106)をOFFし、
第2乾燥プログラム(S−112)に移行する(S−126)
〜(S−129)。
0)、給水弁B(64b)及び洗濯モータ(106)をOFFし、
第2乾燥プログラム(S−112)に移行する(S−126)
〜(S−129)。
前記第2乾燥プログラム(S−112)は、第42図
(ハ)の通り前記ヒータB(68)を、10秒ON−10秒OFF
の周期で80秒間駆動する(S−130)〜(S−134)。こ
れにより、前記ドラム(69)の内面にへばり付いている
洗濯物のドラム(69)との接触部分を前記透孔(74)…
を介して乾かすことができるので、洗濯物がはがれ易く
なる。
(ハ)の通り前記ヒータB(68)を、10秒ON−10秒OFF
の周期で80秒間駆動する(S−130)〜(S−134)。こ
れにより、前記ドラム(69)の内面にへばり付いている
洗濯物のドラム(69)との接触部分を前記透孔(74)…
を介して乾かすことができるので、洗濯物がはがれ易く
なる。
次に、第42図(ニ)に示す第3乾燥プログラム(S−
113)に移行する。このプログラムの動作(S−135)〜
(S−149)は、前記第1乾燥プログラムの動作(S−1
15)〜(S−129)と同様である。但し、この第3乾燥
プログラム(S−113)は、(S−144)に於いて、前記
乾燥終了検知回路(145)からの信号に基づいて、乾燥
の終了を検知するまで実行される。
113)に移行する。このプログラムの動作(S−135)〜
(S−149)は、前記第1乾燥プログラムの動作(S−1
15)〜(S−129)と同様である。但し、この第3乾燥
プログラム(S−113)は、(S−144)に於いて、前記
乾燥終了検知回路(145)からの信号に基づいて、乾燥
の終了を検知するまで実行される。
また、前記排水弁用モータ(54)の間欠動作(S−11
0)は、この乾燥工程中実行される。これにより前記排
水弁(53)が開放している間は、前記排水口部(48)か
らも排気されることになり、前記ドラム(69)内に於い
て乾燥風の流れが変化し、乾燥むらを抑制することがで
きる。
0)は、この乾燥工程中実行される。これにより前記排
水弁(53)が開放している間は、前記排水口部(48)か
らも排気されることになり、前記ドラム(69)内に於い
て乾燥風の流れが変化し、乾燥むらを抑制することがで
きる。
尚、前記第2乾燥プログラムは、前記第1、第3乾燥
プログラムと並行して行なってもよい。
プログラムと並行して行なってもよい。
次に、第43図は前記洗い及びすすぎ工程中に実行され
る湯温調整プログラム(S−150)を示す。即ち、前記
ヒータB(68)によって加熱された洗濯水が危険温度以
上になると、洗濯物を傷めたり、やけどをしたりするの
で、前記マイコン(125)は前記湯温検知回路(144)か
ら異常信号Cが入力された場合には、メインプログラム
に拘わらず前記ヒータB(68)を5分間OFFさせる(S
−151)〜(S−156)。
る湯温調整プログラム(S−150)を示す。即ち、前記
ヒータB(68)によって加熱された洗濯水が危険温度以
上になると、洗濯物を傷めたり、やけどをしたりするの
で、前記マイコン(125)は前記湯温検知回路(144)か
ら異常信号Cが入力された場合には、メインプログラム
に拘わらず前記ヒータB(68)を5分間OFFさせる(S
−151)〜(S−156)。
また、第44図は前記ドラム(69)を常に定位置に停止
させるための定位置停止プログラム(S−160)を示し
ている。
させるための定位置停止プログラム(S−160)を示し
ている。
即ち、コースが終了した時、又は前記上蓋(32)が開
放されたり、図示しない一時停止キーの操作によりコー
スが中断された時には、洗濯物が取り出し易いように、
前記蓋体(98)が前記投入口B(19)と対向するように
前記ドラム(69)を停止させる必要がある。
放されたり、図示しない一時停止キーの操作によりコー
スが中断された時には、洗濯物が取り出し易いように、
前記蓋体(98)が前記投入口B(19)と対向するように
前記ドラム(69)を停止させる必要がある。
そこで、このような時には、前記マイコン(125)
は、まず、前記リードスイッチ(121)のON−ON間の時
間T(秒)を計時し(S−161)、T>3(秒)となっ
た時点で1/3パルスカット制御により前記ドラム(69)
をゆっくりと回転させ(S−162)(S−163)、前記リ
ードスイッチ(121)がONした時点で直ちに前記洗濯モ
ータ(106)をOFFすると共に3秒間直流制御を行なう
(S−164)〜(S−168)。これにより前記ドラム(6
9)は直ちに停止し、前述の如く前記蓋体(98)とリー
ドスイッチ(121)とは対応しているので、前記蓋体(9
8)は必ず上方位置で停止する。
は、まず、前記リードスイッチ(121)のON−ON間の時
間T(秒)を計時し(S−161)、T>3(秒)となっ
た時点で1/3パルスカット制御により前記ドラム(69)
をゆっくりと回転させ(S−162)(S−163)、前記リ
ードスイッチ(121)がONした時点で直ちに前記洗濯モ
ータ(106)をOFFすると共に3秒間直流制御を行なう
(S−164)〜(S−168)。これにより前記ドラム(6
9)は直ちに停止し、前述の如く前記蓋体(98)とリー
ドスイッチ(121)とは対応しているので、前記蓋体(9
8)は必ず上方位置で停止する。
尚、前記上蓋(32)開放中は、前記ブレーキシュー
(117)がブレーキドラム(113)に圧接しているが、前
記1/3パルスカット制御は、前記ドラム(69)の一回転
以内に終了するので、モータの発熱、ブレーキシュー
(117)の摩耗等の心配はない。
(117)がブレーキドラム(113)に圧接しているが、前
記1/3パルスカット制御は、前記ドラム(69)の一回転
以内に終了するので、モータの発熱、ブレーキシュー
(117)の摩耗等の心配はない。
また、時間Tを計時する前に少し直流制動を行なうこ
とにより、T>3になるまでの時間が短かくなる。
とにより、T>3になるまでの時間が短かくなる。
最後に、前述していない効果及び他の実施例を列記す
る。
る。
(1) 各工程に於いて、前記ドラム(69)は必ず前記
洗濯モータ(106)の正回転方向から始動するようにし
ているが、この正回転方向を、前記蓋体(96)の閉塞方
向と反対の方向に設定することにより、仮に蓋体(98)
が半開きの状態にあっても、ドラム(69)始動時の反動
で前記蓋体(98)が自動的に閉じる。
洗濯モータ(106)の正回転方向から始動するようにし
ているが、この正回転方向を、前記蓋体(96)の閉塞方
向と反対の方向に設定することにより、仮に蓋体(98)
が半開きの状態にあっても、ドラム(69)始動時の反動
で前記蓋体(98)が自動的に閉じる。
(2) 前記筒体(18)の上端を、前記外槽(2)の仮
想円周面(2a)とほぼ同一高さに設定し、且つパッキン
(24)の取付ボス(20)…をこのほぼ同一高さになる所
以外に設けることにより、筒体(18)の突出度合を可能
な限り低くでき、洗濯物の出し入れが容易になる。
想円周面(2a)とほぼ同一高さに設定し、且つパッキン
(24)の取付ボス(20)…をこのほぼ同一高さになる所
以外に設けることにより、筒体(18)の突出度合を可能
な限り低くでき、洗濯物の出し入れが容易になる。
(3) 前記ゴムパッキン(24)の上端(24b)を押え
る押え枠(26)に、前記安全カバー(29)が下方から係
止する被係止爪(25)を設けたので、この係止力が、前
記螺子(27)…を支点に、前記押え枠(26)の水平壁
(26b)に、てこの如く作用して、この水平壁(26b)の
端部が下方へ付勢され、前記ゴムパッキン(24)と前記
投入口A(22)の口縁部(22a)との水封力が増す。
る押え枠(26)に、前記安全カバー(29)が下方から係
止する被係止爪(25)を設けたので、この係止力が、前
記螺子(27)…を支点に、前記押え枠(26)の水平壁
(26b)に、てこの如く作用して、この水平壁(26b)の
端部が下方へ付勢され、前記ゴムパッキン(24)と前記
投入口A(22)の口縁部(22a)との水封力が増す。
(4) 前記フィルターユニット(87)を前記ドラム
(69)の投入口C(92)の近傍に配設したので、フィル
ターユニット(87)の着脱作業が容易である。
(69)の投入口C(92)の近傍に配設したので、フィル
ターユニット(87)の着脱作業が容易である。
(5) 前記送風ダクトA(37)に於ける前記円筒部
(36)を覆う壁面(37a)を、該円筒部(36)に近接さ
せ、この壁面(37a)にドラム後部軸受(38)を固定し
たので、ドラム軸(79)を短くすることができ、その
上、この壁面(37a)部分の横断面積が上部よりも小さ
くなって風圧が増加する。
(36)を覆う壁面(37a)を、該円筒部(36)に近接さ
せ、この壁面(37a)にドラム後部軸受(38)を固定し
たので、ドラム軸(79)を短くすることができ、その
上、この壁面(37a)部分の横断面積が上部よりも小さ
くなって風圧が増加する。
(6) 前記透孔(74)を第18図の如く外周側ほど拡径
することにより、ドラム(69)の外側からの熱気の導入
を促進し、乾燥率を向上させると共に、洗濯物の外側が
早く乾いて、乾燥時に洗濯物がドラム(69)からはがれ
やすくなる。
することにより、ドラム(69)の外側からの熱気の導入
を促進し、乾燥率を向上させると共に、洗濯物の外側が
早く乾いて、乾燥時に洗濯物がドラム(69)からはがれ
やすくなる。
また、第19図の如く別部品を取付けるようにすること
で、ドラム(69)を特殊加工する必要がなく、低コスト
である。
で、ドラム(69)を特殊加工する必要がなく、低コスト
である。
(7) 前記ドラム(69)の内面に、第26図の如く、千
鳥格子状に凹部(167)…と凸部(168)…を設けること
により、ドラム(69)の内面に洗濯物がへばりつきにく
くなる。また、洗濯時には、洗濯物が円周方向及び軸方
向に擦れて、洗浄性能が向上する。
鳥格子状に凹部(167)…と凸部(168)…を設けること
により、ドラム(69)の内面に洗濯物がへばりつきにく
くなる。また、洗濯時には、洗濯物が円周方向及び軸方
向に擦れて、洗浄性能が向上する。
(8) また、前記ドラム(69)の内面に、第27図に示
すような、表面に植毛されたゴム製の膨出体(169)を
配設することにより、ゴムの弾性力で洗濯物がはがれや
すくなる。
すような、表面に植毛されたゴム製の膨出体(169)を
配設することにより、ゴムの弾性力で洗濯物がはがれや
すくなる。
(9) 前記ドラム(69)の外周囲に、第28図及び第29
図に示すような、前記透孔(74)…内に遊嵌する突起
(170)…を有するゴムバンド(171)を巻装することに
より、脱水時には第29図(イ)の如く遠心力で突起(17
0)…が押されて前記ゴムバンド(171)が伸びた状態に
なり、脱水率が低下することなく、脱水後は前記突起
(170)…が前記ドラム(69)内に突出して洗濯物がド
ラム(69)内面からはがされる。
図に示すような、前記透孔(74)…内に遊嵌する突起
(170)…を有するゴムバンド(171)を巻装することに
より、脱水時には第29図(イ)の如く遠心力で突起(17
0)…が押されて前記ゴムバンド(171)が伸びた状態に
なり、脱水率が低下することなく、脱水後は前記突起
(170)…が前記ドラム(69)内に突出して洗濯物がド
ラム(69)内面からはがされる。
また、前記ゴムバンド(171)の形状は、第30図の如
く前記突起(170)に貫通孔(172)…を設けてもよく、
こうすれば脱水作用の妨げになる心配は全くない。
く前記突起(170)に貫通孔(172)…を設けてもよく、
こうすれば脱水作用の妨げになる心配は全くない。
(10) 前記バッフル(73)…に設けた横リブ(75)…
の角度θ1、θ2を前述の如く設定したことにより、ド
ラム(69)の回転数が低くても確実に洗濯物をかき上げ
ることができる。
の角度θ1、θ2を前述の如く設定したことにより、ド
ラム(69)の回転数が低くても確実に洗濯物をかき上げ
ることができる。
(11) 前記外槽(2)を前記上部支持体(5)…と下
部支持体(15)…で支持したことにより、脱水時の前記
外槽(2)の上下左右方向の振幅、特に起動時の振幅が
小さくなって、機器本体の振動を抑制することができ
る。
部支持体(15)…で支持したことにより、脱水時の前記
外槽(2)の上下左右方向の振幅、特に起動時の振幅が
小さくなって、機器本体の振動を抑制することができ
る。
即ち、一般に防振体の振動抑制力はFは、F=m+
c+kx+μp…(1)で表わされる。但し、m:質量、
c:減衰係数、k:バネ定数、μ:摩擦係数、:加速度、
:速度、x:変位量、p:摩擦面に対する垂直力である。
c+kx+μp…(1)で表わされる。但し、m:質量、
c:減衰係数、k:バネ定数、μ:摩擦係数、:加速度、
:速度、x:変位量、p:摩擦面に対する垂直力である。
ここで、本実施例の上部支持体(5)や下部支持体
(15)の場合、前記スプリングA(11)及びスプリング
B(16)の伸縮力、及び前記支持杆(9)と挿通口部
(7a)、前記スプリングB(16)と弾性筒体(17)との
相互の摩擦力で振動を減衰するから、前記(1)式は上
下部支持体(5)(15)共にF=kx+μp…(2)とな
る。従って、振動抑制時には、μが多大に作用し、特に
静止摩擦係数は動摩擦係数よりも大きいから、起動時の
振動抑制効果は極めて良好である。更に、前記下部支持
体(15)の弾性筒体(17)は、変形に対する復元力を有
し、左右方向の振動抑制に対し多大に貢献している。
(15)の場合、前記スプリングA(11)及びスプリング
B(16)の伸縮力、及び前記支持杆(9)と挿通口部
(7a)、前記スプリングB(16)と弾性筒体(17)との
相互の摩擦力で振動を減衰するから、前記(1)式は上
下部支持体(5)(15)共にF=kx+μp…(2)とな
る。従って、振動抑制時には、μが多大に作用し、特に
静止摩擦係数は動摩擦係数よりも大きいから、起動時の
振動抑制効果は極めて良好である。更に、前記下部支持
体(15)の弾性筒体(17)は、変形に対する復元力を有
し、左右方向の振動抑制に対し多大に貢献している。
以上のことを実験に基づいて立証したものを第31図及
び第32図に示している。
び第32図に示している。
第32図は時間に対する振幅特性を、第31図は異なる負
荷に対する振幅特性を示し、いずれの場合も従来に比べ
振幅量を大幅に抑制することができている。
荷に対する振幅特性を示し、いずれの場合も従来に比べ
振幅量を大幅に抑制することができている。
ここで、従来例としては、上部の支持体としてスプリ
グ単体を、下部の支持体としてショックアブソーサを用
いたものを採用した。斯る従来例によると、上部の振動
抑制力F1は、スプリングの伸縮のみであるから、前記
(1)式よりF1=kx…(3)下部の振動制動力F2は、シ
ョックアブソーバが速度の変化に応答することから、F2
=c…(4)となる。
グ単体を、下部の支持体としてショックアブソーサを用
いたものを採用した。斯る従来例によると、上部の振動
抑制力F1は、スプリングの伸縮のみであるから、前記
(1)式よりF1=kx…(3)下部の振動制動力F2は、シ
ョックアブソーバが速度の変化に応答することから、F2
=c…(4)となる。
(3)式よりスプリングの伸縮のみであるので、振動
の減衰時間が長く、(4)式より速度がほとんど零であ
る起動時にF2が極めて小さく、理論上も実験値と一致す
る。
の減衰時間が長く、(4)式より速度がほとんど零であ
る起動時にF2が極めて小さく、理論上も実験値と一致す
る。
また、スプリングによる振動減衰構造にあっては、ス
プリングの良好な追随性のために、第32図Aの点の如
く、起動後まもなくて共振現象が発生するが、本実施例
にあっては、摩擦力も作用しているために、この共振現
象の度合いがゆるやかで、振動を減衰しやすく、定常回
転に至るまでの時間が短い(t1<t2)ものである。
プリングの良好な追随性のために、第32図Aの点の如
く、起動後まもなくて共振現象が発生するが、本実施例
にあっては、摩擦力も作用しているために、この共振現
象の度合いがゆるやかで、振動を減衰しやすく、定常回
転に至るまでの時間が短い(t1<t2)ものである。
第33図は他の例を示し、前記上部支持体(5)…の構
成を、前記下部支持体(15)…と同様に、スプリングC
(173)の外周囲に弾性筒体(174)を配設したものであ
る。
成を、前記下部支持体(15)…と同様に、スプリングC
(173)の外周囲に弾性筒体(174)を配設したものであ
る。
(ト) 発明の効果 本発明の脱水機の構成によれば、スプリングと摺動体
とで構成された上部及び下部防振装置により、上下左右
及び前後方向の振動や、起動時の振幅が小さくなるの
で、機器本体の振動を抑制することができ、脱水回転が
早期に定常回転に達し、良好な脱水効果を得ることがで
きる。
とで構成された上部及び下部防振装置により、上下左右
及び前後方向の振動や、起動時の振幅が小さくなるの
で、機器本体の振動を抑制することができ、脱水回転が
早期に定常回転に達し、良好な脱水効果を得ることがで
きる。
第1図は本発明に於ける洗濯・脱水・乾燥機の斜視図、
第2図は同じく側断面図、第3図は同じく縦断面図、第
4図は同じく要部断面せる正面図、第5図は同じく要部
断面せる背面図、第6図は同じく底面図、第7図は第3
図中要部拡大図、第8図は上部支持体の要部断面図、第
9図は引掛体の側面図、第10図は下部支持体の要部断面
図、第11図はゴムパッキンと押え枠の斜視図、第12図は
蓋体の係止状態を示す要部拡大断面図、第13図は溢水口
部の縦断面図、第14図は同じく側断面図、第15図はドラ
ムの胴部の分解斜視図、第16図はドラムの分解斜視図、
第17図はバッフルの要部拡大断面図、第18図及び第19図
は夫々異なる実施形態を示す透孔部の断面図、第20図は
フィルター取付部の側断面図、第21図は同じく平断面
図、第22図はマイコンのブロック構成図、第23図は電気
回路図、第24図はパルスカット制御の動作説明図、第25
図は基準パルス発生回路の出力波形図、第26図乃至第28
図は夫々異なる実施形態を示し、第26図はドラム内面の
斜視図、第27図は膨出体の斜視図、第28図はドラムの斜
視図、第29図は第28図中要部断面図であり、同図(イ)
は脱水時、同図(ロ)は乾燥時の各動作図、第30図は他
の例を示す第29図(ロ)相当図、第31図は負荷量に対す
る振幅特性図、第32図は時間に対する振幅特性図、第33
図は他の例に於ける上部支持体の要部断面図、第34図乃
至第44図は夫々コース設定プログラム、洗い・すすぎ工
程プログラム、異常発泡処理プログラム、脱水工程プロ
グラム、負荷検知プログラム1及び他の例、負荷検知プ
ログラム2及び他の例、乾燥工程プログラム、湯温調整
プログラム、定位置停止プログラムの動作を示すフロー
チャートである。 (2)……外槽、(5)……上部支持体、(7a)……挿
通口部、(9)……支持杆(7a、9:摺動体)、(11)…
…スプリングA、(15)……下部支持体(5、15:防振
装置)、(16)……スプリングB、(173)……スプリ
ングC(11、16、173:伸縮体)、(17),(174)……
弾性筒体(16、17:摺動体、173、174:摺動体)。
第2図は同じく側断面図、第3図は同じく縦断面図、第
4図は同じく要部断面せる正面図、第5図は同じく要部
断面せる背面図、第6図は同じく底面図、第7図は第3
図中要部拡大図、第8図は上部支持体の要部断面図、第
9図は引掛体の側面図、第10図は下部支持体の要部断面
図、第11図はゴムパッキンと押え枠の斜視図、第12図は
蓋体の係止状態を示す要部拡大断面図、第13図は溢水口
部の縦断面図、第14図は同じく側断面図、第15図はドラ
ムの胴部の分解斜視図、第16図はドラムの分解斜視図、
第17図はバッフルの要部拡大断面図、第18図及び第19図
は夫々異なる実施形態を示す透孔部の断面図、第20図は
フィルター取付部の側断面図、第21図は同じく平断面
図、第22図はマイコンのブロック構成図、第23図は電気
回路図、第24図はパルスカット制御の動作説明図、第25
図は基準パルス発生回路の出力波形図、第26図乃至第28
図は夫々異なる実施形態を示し、第26図はドラム内面の
斜視図、第27図は膨出体の斜視図、第28図はドラムの斜
視図、第29図は第28図中要部断面図であり、同図(イ)
は脱水時、同図(ロ)は乾燥時の各動作図、第30図は他
の例を示す第29図(ロ)相当図、第31図は負荷量に対す
る振幅特性図、第32図は時間に対する振幅特性図、第33
図は他の例に於ける上部支持体の要部断面図、第34図乃
至第44図は夫々コース設定プログラム、洗い・すすぎ工
程プログラム、異常発泡処理プログラム、脱水工程プロ
グラム、負荷検知プログラム1及び他の例、負荷検知プ
ログラム2及び他の例、乾燥工程プログラム、湯温調整
プログラム、定位置停止プログラムの動作を示すフロー
チャートである。 (2)……外槽、(5)……上部支持体、(7a)……挿
通口部、(9)……支持杆(7a、9:摺動体)、(11)…
…スプリングA、(15)……下部支持体(5、15:防振
装置)、(16)……スプリングB、(173)……スプリ
ングC(11、16、173:伸縮体)、(17),(174)……
弾性筒体(16、17:摺動体、173、174:摺動体)。
Claims (1)
- 【請求項1】本体内に外槽を設け、この外槽内に横軸型
ドラムを回転自在に支持し、このドラムを高速回転させ
ることにより、ドラム内の被脱水物を脱水する脱水機に
おいて、前記外槽を本体の上部から弾性的に吊下げ支持
する上部防振装置と、前記外槽と本体の底部との間に配
設された下部防振装置とを備え、前記上部防振装置及び
下部防振装置の双方を、前記外槽の振動時に伸縮するス
プリングと、このスプリングの伸縮時に摺動抵抗を発生
させる摺動体とで構成したことを特徴とする脱水機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1228564A JP2680695B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 脱水機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1228564A JP2680695B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 脱水機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1076924A Division JPH02252494A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 洗濯・脱水・乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02255191A JPH02255191A (ja) | 1990-10-15 |
JP2680695B2 true JP2680695B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=16878345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1228564A Expired - Fee Related JP2680695B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 脱水機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2680695B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MY115384A (en) * | 1994-12-06 | 2003-05-31 | Sharp Kk | Drum type washing machine and drier |
IT243431Y1 (it) * | 1997-08-04 | 2002-03-04 | Electrolux Zanussi Elettrodome | Sostegno elastico perfezionato per il gruppo lavantedi una lavatrice |
IT1297488B1 (it) * | 1997-12-22 | 1999-12-17 | Electrolux Zanussi Elettrodome | Lavatrice con un ancoraggio migliorato del gruppo lavante |
US7794415B2 (en) | 2004-07-13 | 2010-09-14 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Surface treatment device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56125692A (en) * | 1980-03-07 | 1981-10-02 | Tokyo Shibaura Electric Co | Emergency core cooling system of nuclear reactor |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4871670U (ja) * | 1971-12-09 | 1973-09-08 |
-
1989
- 1989-09-04 JP JP1228564A patent/JP2680695B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56125692A (en) * | 1980-03-07 | 1981-10-02 | Tokyo Shibaura Electric Co | Emergency core cooling system of nuclear reactor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02255191A (ja) | 1990-10-15 |
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