JP2679631B2 - オンラインシステムにおける端末情報変更方式 - Google Patents

オンラインシステムにおける端末情報変更方式

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JP2679631B2 JP6170071A JP17007194A JP2679631B2 JP 2679631 B2 JP2679631 B2 JP 2679631B2 JP 6170071 A JP6170071 A JP 6170071A JP 17007194 A JP17007194 A JP 17007194A JP 2679631 B2 JP2679631 B2 JP 2679631B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオンラインシステムにお
ける端末情報変更方式に関し、特にシステムの運用を中
断することなくメモリ上の端末情報を変更することがで
き、且つその元となった原始情報ファイル中の端末情報
も同時に修正することができるオンラインシステムにお
ける端末情報変更方式に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の端末を通信処理装置(Front
−end Network Processor;以
下、FNPと称す)を介してホストコンピュータ(以
下、ホストと称す)に接続して成るオンラインシステム
においては、ホスト上のオンライン制御部および通信処
理装置上の通信制御部は各々のメモリに展開されている
各端末の端末情報(各端末の加入者番号,各端末の論理
アドレス等)を参照しながら端末との間の通信を制御し
ている。
【0003】ここで、端末情報のメモリへの展開は以下
のようにして行われる。先ず、ソースレベル形式で各端
末の端末情報を記述した原始情報ファイルを作成する。
次に、システム生成時にホストのシステム生成プログラ
ムにより、原始情報ファイル中の各端末情報を翻訳して
オブジェクト形式に変換し、オブジェクト情報ファイル
を作成する。次に、オンラインシステムの立ち上げ時
に、オブジェクト情報ファイル中の各端末情報をホスト
およびFNPにおいてメモリ上に展開する。
【0004】ところで、オンラインシステムの運用中に
端末の変更が必要になった場合、端末自体を変更するの
と同時に、それに合わせて端末情報も変更する必要があ
る。このような端末情報の変更は、従来、オンラインシ
ステムを一度停止させた後、原始情報ファイルの該当す
る端末情報を修正し、システム生成プログラムにより改
めて翻訳してオブジェクト情報ファイルを作成し、再び
オンラインシステムの立ち上げを行ってオブジェクト情
報ファイル中の各端末情報をホストおよびFNPのメモ
リに展開することで行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、一部の端末の変更であってもオンライン
システム全体を停止させなければならないため、オンラ
インサービスを受けている利用者への影響が極めて大き
くなり、問題である。
【0006】そこで、オンラインシステムの運用を中断
することなく端末情報を変更し得るようにした技術とし
て、特開平2−280254号公報に示される「オンラ
インSG処理方式」と、特開昭63−14263号公報
に示される「周辺端末装置のシステム構成変更方式」と
が提案されている。
【0007】しかしながら、前者のオンラインSG処理
方式では、メモリ上に展開された端末情報を変更するだ
けであるため、システム管理者は、メモリ上の端末情報
の変更に合わせて原始情報ファイル中の端末情報を変更
する作業が必要となり、システム管理者に負担がかか
り、万が一変更し忘れると次回のシステム生成時に誤っ
た端末情報でシステム生成が行われてしまうという問題
がある。他方、後者の周辺端末装置のシステム構成変更
方式では、メモリ上の端末情報の変更に合わせてオブジ
ェクト情報ファイルの変更も同時に行う構成を採用して
はいるが、そのオブジェクト情報ファイルの生成元とな
った原始情報ファイルの変更は一切考慮されていないた
め、前者のオンラインSG処理方式と同様の問題があ
る。
【0008】そこで本発明の目的は、システムの運用を
中断することなくメモリ上の端末情報を変更することが
でき、且つその元となった原始情報ファイル中の端末情
報も同時に修正することができるオンラインシステムに
おける端末情報変更方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、ホストコンピュータとこれに接続された
通信処理装置とこれに接続された複数の端末とで構成さ
れ、原始情報ファイルに格納された各端末のパラメータ
名毎のパラメータ値を含む端末情報をシステム生成時に
システム生成プログラムで翻訳してホストコンピュータ
用のオブジェクト形式の端末情報レコードと通信処理装
置用のオブジェクト形式の端末情報レコードとを生成し
オブジェクト情報ファイルに格納し、オンライン立ち
上げ時に前記オブジェクト情報ファイル中の端末情報
コードをホストコンピュータのメモリおよび通信処理装
置のメモリに展開し、ホストコンピュータおよび通信処
理装置で前記メモリに展開された端末情報を参照して端
末の管理を行うオンラインシステムにおいて、各端末の
端末情報における各パラメータ名毎に、そのパラメータ
値が格納されているホストコンピュータ用のオブジェク
ト形式の端末情報レコード上の位置,通信処理装置用の
オブジェクト形式の端末情報レコード上の位置を保持す
る対応表と、入力装置と、該入力装置からの指示に応答
して端末情報の変更対象となる端末をシステムから論理
的に切り離す端末非活性化手段と、前記入力装置から
正対象となる端末情報を特定するデータと修正対象とな
るパラメータ名とそのパラメータ値とを含む修正情報が
入力されたとき、前記対応表を参照して修正すべきパラ
メータ値の展開先のメモリを判定し、ホストコンピュー
タのメモリに展開されているときは、修正情報に含まれ
る修正対象となる端末情報を特定するデータでホストコ
ンピュータのメモリから検索した該当する端末情報レコ
ードにおける、修正情報に含まれるパラメータ名に対応
して前記対応表に保持された位置にあるパラメータ値を
修正情報に含まれるパラメータ値に変更し、通信処理装
置のメモリに展開されているときは、修正情報に含まれ
る修正対象となる端末情報を特定するデータで通信処理
装置のメモリから検索した該当する端末情報レコードに
おける、修正情報に含まれるパラメータ名に対応して前
記対応表に保持された位置にあるパラメータ値を修正情
報に含まれるパラメータ値に変更し、ホストコンピュー
タのメモリおよび通信処理装置のメモリの双方に展開さ
れているときは、修正情報に含まれる修正対象となる端
末情報を特定するデータでホストコンピュータのメモリ
から検索した該当する端末情報レコードにおける、修正
情報に含まれるパラメータ名に対応して前記対応表に保
持された位置にあるパラメータ値を修正情報に含まれる
パラメータ値に変更すると共に、修正情報に含まれる修
正対象となる端末情報を特定するデータで通信処理装置
のメモリから検索した該当する端末情報レコードにおけ
る、修正情報に含まれるパラメータ名に対応して前記対
応表に保持された位置にあるパラメータ値を修正情報に
含まれるパラメータ値に変更する端末情報書き換え手段
と、該端末情報書き換え手段による修正対象の端末情報
の修正に合わせて、前記原始情報ファイル中の元の端末
情報を修正する原始情報修正手段と、端末情報の変更が
終了した端末をシステムに論理的に組み入れる端末活性
化手段とを有している。
【0010】
【作用】本発明のオンラインシステムにおける端末情報
変更方式においては、システム管理者が変更対象となる
端末の非活性化指示を入力装置から入力すると、端末非
活性化手段がその指示に応答して該当端末をシステムか
ら論理的に切り離して使用不能状態とし、次いでシステ
ム管理者が入力装置から修正情報を入力すると、端末情
報書き換え手段が、その入力された修正情報に従ってホ
ストのメモリおよびFNPのメモリ上に展開されている
修正対象の端末情報を修正すると共に、原始情報修正手
段が、その修正に合わせて原始情報ファイル中の元の端
末情報を修正する。そして、端末活性化手段が、端末情
報の変更が終了した端末をシステムに論理的に組み入れ
て使用可能状態とする。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0012】図1は本発明を適用したオンラインシステ
ムの一例を示すブロック図である。この例のオンライン
システムは、ホスト1と、このホスト1にその入出力チ
ャネル等を介して接続されたFNP2と、このFNP2
に回線等を介して接続された複数の端末3−1〜3−n
とで構成されている。
【0013】ホスト1には、FNP2以外に、コンソー
ル4,原始情報ファイル5およびオブジェクト情報ファ
イル6が接続され、更に、システム生成(SG)プログ
ラム11,オンライン立ち上げプログラム12,メモリ
13,オンライン制御部14,端末非活性化手段15,
端末活性化手段16,端末情報書き換え手段17,原始
情報修正手段18,オブジェクト修正手段19および対
応表20が設けられている。
【0014】また、FNP2は、メモリ21,通信制御
部22,端末非活性化手段23,端末活性化手段24お
よび端末情報書き換え手段25を有している。
【0015】原始情報ファイル5は、各端末3−1〜3
−nの端末情報をソースレベルの仕様で記述したファイ
ルであり、例えば図2に示すように、各端末3−1〜3
−nに1対1に対応する端末情報レコード5−1,5−
2,…から構成されている。各端末情報レコードは、端
末名を設定するフィールド51,パラメータ名およびパ
ラメータ値を設定する幾つかのフィールド52−1,5
2−2,…,活性状態フラグFを設定するフィールド5
3とで構成されている。各フィールド52−1,52−
2,…には、”パラメータ名=パラメータ値”といった
形式で、各端末の加入者番号や論理アドレス等の種々の
端末情報が設定されている。
【0016】システム生成時、ホスト1のシステム生成
プログラム11は、システム生成の一環として、原始情
報ファイル5の端末情報を翻訳してオブジェクト形式の
端末情報レコードを生成し、オブジェクト情報ファイル
6に格納する。このとき、原始情報ファイル5中の各端
末情報レコードに対しホスト1用のオブジェクト形式の
端末情報レコードとFNP2用のオブジェクト形式の端
末情報レコードとを生成する。即ち、図3に例示するよ
うに、オブジェクト情報ファイル6には、ホスト1用の
端末情報レコード60−1,60−2,…と、FNP2
用の端末情報レコード61−1,61−2,…とが格納
される。ホスト1用の端末情報レコード60−1,60
−2…には、端末名62,ホスト1で必要となるパラメ
ータ値63−1,63−2,…、および端末の活性化状
態を管理するフラグF64が設定され、FNP2用の端
末情報レコード61−1,61−2,…には、端末名6
2,FNP2で必要となるパラメータ値63−2,…、
および端末の活性化状態を管理するフラグF64が設定
される。ここで、原始情報ファイル5の1つの端末情報
レコードから生成されるホスト1用の端末情報レコード
中の端末名62とFNP2用の端末情報レコード中の端
末名62とは同じものであり、パラメータ値63−2も
両者で同じである。即ち、この例では、パラメータ値6
3−1はホスト1のみで必要なパラメータ値であり、パ
ラメータ値63−2はホスト1およびFNP2の双方で
必要なパラメータ値である。なお、オブジェクト形式の
端末情報レコードでは、ソースレベルの”パラメータ名
=パラメータ値”における”パラメータ名=”の部分は
省略され、パラメータ値のみが所定の順序で並べられ
る。
【0017】また、システム生成プログラム11は、オ
ブジェクト情報の生成時に、対応表20を生成する。こ
の対応表20は、図4に示すように、原始情報ファイル
5中の各端末の端末情報レコードにおける各パラメータ
名毎に、そのパラメータ値がオブジェクト情報ファイル
6のホスト1用,FNP2用の端末情報レコードのどの
位置に格納されているかを示したものである。
【0018】次に、システム生成後のオンラインシステ
ムの立ち上げ時には、ホスト1のオンライン立ち上げプ
ログラム12がオンライン立ち上げ処理の一環として、
オブジェクト情報ファイル6に格納されているホスト1
用のオブジェクト形式の端末情報レコードをメモリ13
に図5のように展開し、且つ、FNP2用のオブジェク
ト形式の端末情報レコードをFNP2のメモリ21に図
6のように展開する。図1において、メモリ13中の1
30,メモリ21中の210は、このようにして展開さ
れた端末情報である。
【0019】以上のようにホスト1のメモリ13および
FNP2のメモリ21に展開された端末情報は、端末3
−1〜3−nからの接続,ホスト1からの端末起呼時に
ホスト1のオンライン制御部14およびFNP2の通信
制御部22で参照され、端末3−1〜3−nとの交信が
可能となる。
【0020】さて、図1に示したオンラインシステムの
運用が行われている最中に、或る端末、例えば端末3−
1の変更に伴って、その加入者番号や論理アドレス等の
端末情報を変更する必要が発生した場合の本実施例の動
作を、以下説明する。
【0021】先ずシステム管理者は、端末3−1のみを
システムのサービス対象から除外するために、コンソー
ル4から端末3−1を非活性状態とするためのシステム
コマンドを投入する。このシステムコマンドはホスト1
の端末非活性化手段15に与えられ、端末非活性化手段
15は、メモリ13に展開されている端末情報130中
の端末3−1に対応する端末情報における端末の活性化
状態を管理するフラグ(図5のF)を非活性状態に変更
する。次に端末非活性化手段15はFNP2の端末非活
性化手段23に対しても端末3−1を非活性化するよう
指示を出し、端末非活性化手段23でもメモリ21に展
開されている端末情報210中の端末3−1に対応する
端末情報における端末の活性化状態を管理するファイル
(図6のF)を非活性状態に変更する。これにより、ホ
スト1のオンライン制御部14およびFNP2の通信制
御部22は端末3−1がシステムから論理的に切り離さ
れたものと認識する。この結果、端末3−1との交信は
不可能となる。
【0022】次にシステム管理者は、端末3−1の端末
名,修正すべきパラメータ名および修正後のパラメータ
値とをソースレベルで記述した修正情報をコンソール4
から入力する。この修正情報は端末情報書き換え手段1
7に与えられ、端末情報書き換え手段17は図7に示す
処理を実行する。
【0023】先ず、修正情報をオブジェクト形式に変換
する。即ち、端末3−1の端末名,パラメータ名,パラ
メータ値をソースレベル表現からオブジェクト表現に変
換する。
【0024】次に、対応表20を参照して、今回修正対
象となるパラメータ値がホスト1のメモリ13上にのみ
展開されているか、FNP2のメモリ21上にのみ展開
されているか、その双方に展開されているかを判定する
(S2)。なお、パラメータ名の指定誤り等により対応
表20に該当するパラメータ名が存在しない場合はエラ
ーとなる。
【0025】判定の結果、ホスト1のみに展開されてい
る場合には、端末3−1の端末名をキーにしてメモリ1
3から修正対象の端末情報を検索し(S3)、この検索
した端末情報中の修正情報で指定されたパラメータ名に
対応する元のパラメータ値(この格納場所は対応表20
を参照して求められる)を修正情報で指定されたパラメ
ータ値に変更する(S4)。次に、オブジェクト形式の
端末3−1の端末名,修正後のパラメータ値および修正
場所を指定してオブジェクト修正手段19にホスト1用
の端末情報レコードの修正を依頼する(S8)。
【0026】オブジェクト修正手段19は、図8に示す
ように、オブジェクト情報ファイル6のホスト1用の端
末情報レコード群から、指定された端末3−1の端末名
を持つ端末情報レコードを検索して入力し(S21)、
その端末情報レコード中の指定された修正場所のパラメ
ータ値を修正後のパラメータ値で修正する(S22)。
そして、修正後の端末情報レコードをオブジェクト情報
ファイル6へ書き戻し(S23)、端末情報書き換え手
段17に修正処理の終了を報告する(S24)。
【0027】端末情報書き換え手段17は、オブジェク
ト情報修正手段19から終了の報告を受けると(S
8)、次に、コンソール4から入力された修正情報を通
知して原始情報修正手段18に修正を依頼する(S
9)。
【0028】原始情報修正手段18は、図9に示すよう
に、原始情報ファイル5の端末情報レコード群から、修
正情報で指定された端末3−1の端末名を持つ端末情報
レコードを検索して入力し(S31)、その端末情報レ
コード中の修正情報で指定されたパラメータ名のパラメ
ータ値を修正後のパラメータ値で修正する(S32)。
そして、修正後の端末情報レコードを原始情報ファイル
5へ書き戻し(S33)、端末情報書き換え手段17に
修正処理の終了を報告する(S34)。
【0029】端末情報書き換え手段17は、原始情報修
正手段18から終了の報告を受けると(S9)、コンソ
ール4に修正終了メッセージを出力する(S10)。
【0030】他方、図7のステップS2の判定の結果、
修正対象パラメータがFNP2のみに展開されていた場
合、端末情報書き換え手段17は、オブジェクト形式の
端末3−1の端末名,対応表20を参照して求めた修正
場所,修正後のパラメータ値を通知してFNP2の端末
情報書き換え手段25に修正を依頼する(S7)。
【0031】FNP2の端末情報書き換え手段25は、
図10に示すように、通知された端末3−1の端末名を
キーにしてメモリ21から修正対象の端末情報を検索し
(S41)、この検索した端末情報中の指定された格納
場所のパラメータ値を、指定されたパラメータ値に変更
する(S42)。そして、修正の終了をホスト1の端末
情報書き換え手段17に報告する(S43)。
【0032】この終了報告を受けたホスト1の端末情報
書き換え手段17は、オブジェクト形式の端末3−1の
端末名,修正後のパラメータ値および修正場所を指定し
てオブジェクト修正手段19にFNP2用の端末情報レ
コードの修正を依頼する(S8)。これに応じてオブジ
ェクト修正手段19は、図8に示すように、オブジェク
ト情報ファイル6のFNP2用の端末情報レコード群か
ら、指定された端末3−1の端末名を持つ端末情報レコ
ードを検索して入力し(S21)、その端末情報レコー
ド中の指定された修正場所のパラメータ値を修正後のパ
ラメータ値で修正し(S22)、修正後の端末情報レコ
ードをオブジェクト情報ファイル6へ書き戻す(S2
3)。そして、端末情報書き換え手段17に修正処理の
終了を報告する(S24)。
【0033】次に端末情報書き換え手段17は、コンソ
ール4から入力された修正情報を通知して原始情報修正
手段18に修正を依頼する(S9)。これに応じて原始
情報修正手段18は前述したと同様に原始情報ファイル
5の該当端末情報レコードを修正する。そして、端末情
報書き換え手段17は、原始情報修正手段18から終了
の報告を受けると(S9)、コンソール4に修正終了メ
ッセージを出力する(S10)。
【0034】また、図7のステップS2の判定の結果、
修正対象パラメータがホスト1およびFNP2の双方に
展開されていた場合、端末情報書き換え手段17は、前
述したステップS3,S4と同様なステップS5,S6
を実行してホスト1のメモリ13上の該当するパラメー
タ値を変更した後、前述したステップS7を実行してF
NP2のメモリ21上の該当するパラメータ値も変更す
る。そして、オブジェクト形式の端末3−1の端末名,
対応表20を参照して求めた修正場所,修正後のパラメ
ータ値を通知してオブジェクト修正手段19にホスト1
およびFNP2の端末情報レコードの修正を依頼する
(S8)。これに応じてオブジェクト修正手段19は、
図8に示すように、オブジェクト情報ファイル6のホス
ト1およびFNP2用の端末情報レコード群から、指定
された端末3−1の端末名を持つ端末情報レコードを検
索して入力し(S21)、その端末情報レコード中の指
定された修正場所のパラメータ値を修正後のパラメータ
値で修正し(S22)、修正後の端末情報レコードをオ
ブジェクト情報ファイル6へ書き戻す(S23)。そし
て、端末情報書き換え手段17に修正処理の終了を報告
する(S24)。
【0035】次に端末情報書き換え手段17は、コンソ
ール4から入力された修正情報を通知して原始情報修正
手段18に修正を依頼し(S9)、前述と同様に原始情
報ファイル5の該当端末情報レコードを修正させる。そ
して、原始情報修正手段18から終了の報告を受けると
(S9)、コンソール4に修正終了メッセージを出力す
る(S10)。
【0036】以上のように、本実施例では、ホスト1,
FNP2のメモリ13,21に展開されている端末情報
の修正と同期して、原始情報ファイル5およびオブジェ
クト情報ファイル6の修正が行われる。なお、原始情報
ファイル5とオブジェクト情報ファイル6の修正順序は
上記とは逆に、先ず原始情報ファイル5を修正し、次に
オブジェクト情報ファイル6を修正するようにしても良
い。
【0037】この後、システム管理者が、変更後の端末
3−1をシステムのサービス対象とするために、コンソ
ール4から端末3−1を活性状態とするためのシステム
コマンドを投入すると、このシステムコマンドはホスト
1の端末活性化手段16に与えられる。端末活性化手段
16は、メモリ13に展開されている端末3−1の端末
情報における端末の活性化状態を管理するフラグ(図5
のF)を活性状態に変更する。次に端末活性化手段16
はFNP2の端末活性化手段24に対しても端末3−1
を活性化するよう指示を出し、端末活性化手段24でも
メモリ21に展開されている端末3−1に対応する端末
情報における端末の活性化状態を管理するフラグ(図6
のF)を活性状態に変更する。これにより、ホスト1の
オンライン制御部14およびFNP2の通信制御部22
は端末3−1がシステムに論理的に組み入れられたもの
と認識する。この結果、変更後の端末3−1との交信が
可能となり、変更後の端末情報に従って端末3−1との
通信が管理される。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
システムの運用中にメモリ上の端末情報を変更すること
ができるので、一部の端末の変更時にもオンラインシス
テムを停止させる必要がなくなり、サービス性が向上す
る。また、その元となった原始情報ファイル中の端末情
報も同時に修正するため、システム管理者の負担が軽減
し、且つ、次回のシステム生成時に変更後の端末情報に
従ってシステム生成することを保証することができる。
更に、オブジェクト情報ファイル中の元の端末情報も同
時に変更するので、システムダウン等によってオンライ
ンシステムの再立ち上げが行われた場合、変更後の端末
情報をメモリ展開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したオンラインシステムの一例を
示すブロック図である。
【図2】原始情報ファイルに格納された端末情報レコー
ドの説明図である。
【図3】オブジェクト情報ファイルに格納された端末情
報レコードの説明図である。
【図4】対応表の説明図である。
【図5】ホストのメモリに展開された端末情報の説明図
である。
【図6】FNPのメモリに展開された端末情報の説明図
である。
【図7】ホスト側の端末情報書き換え手段の処理例を示
すフローチャートである。
【図8】オブジェクト修正手段の処理例を示すフローチ
ャートである。
【図9】原始情報修正手段の処理例を示すフローチャー
トである。
【図10】FNP側の端末情報書き換え手段の処理例を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ(ホスト) 11…システム生成(SG)プログラム 12…オンライン立ち上げプログラム 13…メモリ 130…端末情報 14…オンライン制御部 15…端末非活性化手段 16…端末活性化手段 17…端末情報書き換え手段 18…原始情報修正手段 19…オブジェクト修正手段 20…対応表 2…通信処理装置(FNP) 21…メモリ 210…端末情報 22…通信制御部 23…端末非活性化手段 24…端末活性化手段 25…端末情報書き換え手段 3−1〜3−n…端末 4…コンソール 5…原始情報ファイル 6…オブジェクト情報ファイル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータとこれに接続された
    通信処理装置とこれに接続された複数の端末とで構成さ
    れ、原始情報ファイルに格納された各端末のパラメータ
    名毎のパラメータ値を含む端末情報をシステム生成時に
    システム生成プログラムで翻訳してホストコンピュータ
    用のオブジェクト形式の端末情報レコードと通信処理装
    置用のオブジェクト形式の端末情報レコードとを生成し
    オブジェクト情報ファイルに格納し、オンライン立ち
    上げ時に前記オブジェクト情報ファイル中の端末情報
    コードをホストコンピュータのメモリおよび通信処理装
    置のメモリに展開し、ホストコンピュータおよび通信処
    理装置で前記メモリに展開された端末情報を参照して端
    末の管理を行うオンラインシステムにおいて、各端末の端末情報における各パラメータ名毎に、そのパ
    ラメータ値が格納されているホストコンピュータ用のオ
    ブジェクト形式の端末情報レコード上の位置,通信処理
    装置用のオブジェクト形式の端末情報レコード上の位置
    を保持する対応表と、 入力装置と、 該入力装置からの指示に応答して端末情報の変更対象と
    なる端末をシステムから論理的に切り離す端末非活性化
    手段と、 前記入力装置から修正対象となる端末情報を特定するデ
    ータと修正対象となるパラメータ名とそのパラメータ値
    とを含む修正情報が入力されたとき、前記対応表を参照
    して修正すべきパラメータ値の展開先のメモリを判定
    し、ホストコンピュータのメモリに展開されているとき
    は、修正情報に含まれる修正対象となる端末情報を特定
    するデータでホストコンピュータのメモリから検索した
    該当する端末情報レコードにおける、修正情報に含まれ
    るパラメータ名に対応して前記対応表に保持された位置
    にあるパラメータ値を修正情報に含まれるパラメータ値
    に変更し、通信処理装置のメモリに展開されているとき
    は、修正情報に含まれる修正対象となる端末情報を特定
    するデータで通信処理装置のメモリから検索した該当す
    る端末情報レコードにおける、修正情報に含まれるパラ
    メータ名に対応して前記対応表に保持された位置にある
    パラメータ値を修正情報に含まれるパラメータ 値に変更
    し、ホストコンピュータのメモリおよび通信処理装置の
    メモリの双方に展開されているときは、修正情報に含ま
    れる修正対象となる端末情報を特定するデータでホスト
    コンピュータのメモリから検索した該当する端末情報レ
    コードにおける、修正情報に含まれるパラメータ名に対
    応して前記対応表に保持された位置にあるパラメータ値
    を修正情報に含まれるパラメータ値に変更すると共に、
    修正情報に含まれる修正対象となる端末情報を特定する
    データで通信処理装置のメモリから検索した該当する端
    末情報レコードにおける、修正情報に含まれるパラメー
    タ名に対応して前記対応表に保持された位置にあるパラ
    メータ値を修正情報に含まれるパラメータ値に変更する
    端末情報書き換え手段と、 該端末情報書き換え手段による修正対象の端末情報の修
    正に合わせて、前記原始情報ファイル中の元の端末情報
    を修正する原始情報修正手段と、 端末情報の変更が終了した端末をシステムに論理的に組
    み入れる端末活性化手段とを含むことを特徴とするオン
    ラインシステムにおける端末情報変更方式。
  2. 【請求項2】 前記端末情報書き換え手段による修正対
    象の端末情報の修正に合わせて、前記オブジェクト情報
    ファイル中の元の端末情報を修正するオブジェクト修正
    手段を含むことを特徴とする請求項1記載のオンライン
    システムにおける端末情報変更方式。
  3. 【請求項3】 前記入力装置から与えられる修正情報
    は、修正対象となる端末情報を特定するデータと修正対
    象となるパラメータ名とそのパラメータ値とをソースレ
    ベルで記述した形式を有し、且つ、 前記端末情報書き換え手段および前記オブジェクト修正
    手段は、前記修正情報をオブジェクト形式に翻訳して得
    たパラメータ値で前記メモリおよび前記オブジェクト情
    報ファイル中の端末情報を修正し、 前記原始情報修正手段は、前記修正情報中に含まれるソ
    ースレベルのパラメータ値を使用して前記原始情報ファ
    イルを修正することを特徴とする請求項2記載のオンラ
    インシステムにおける端末情報変更方式。
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