JP2679545B2 - 糸条流体処理装置 - Google Patents

糸条流体処理装置

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JP2679545B2 JP4236921A JP23692192A JP2679545B2 JP 2679545 B2 JP2679545 B2 JP 2679545B2 JP 4236921 A JP4236921 A JP 4236921A JP 23692192 A JP23692192 A JP 23692192A JP 2679545 B2 JP2679545 B2 JP 2679545B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチフィラメントか
らなる糸条を流体の作用により交絡処理し、集束性の高
い糸条を生産する糸条流体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撚りを付与していないマルチフィラメン
トからなる糸条は、集束性に乏しいためにハンドリング
がし難い等の理由から交絡処理が施されている。このよ
うに撚りを付与していない糸条を流体の作用により交絡
処理する糸条流体処理装置は、一組の部材間に交絡処理
を施す糸条を走行させ、一方の部材から流体を噴射させ
ることにより糸条に交絡部と紡錘形に開繊された開繊部
とを周期的に形成するもので、これにより撚りを殆どま
たは全く持たないにも拘らず加撚された糸条と同程度の
集束性を付与させるものである。ここで、糸条に施す交
絡処理においては、交絡周期が小さくなる程、糸条の集
束性が高くなる。
【0003】このような糸条流体処理装置としては、例
えば、米国特許第3,262,179号や特開昭61−194243号公
報に開示されたものが知られている。米国特許第3,262,
179号に開示された装置は、糸条に集束性を付与する2
つの部材の一方に、部材間隔(G)の2〜3倍の深さを
有し、傾斜角度が0〜160 ゜で、糸条に集束性を付与す
る一組の流体導管が縁部に開口する紡錘形の渦流空洞が
形成され、前記流体導管の開口部におけるピッチが部材
間隔(G)の4〜10倍に設定されている。
【0004】また、特開昭61−194243号公報に開示され
た流体噴射処理装置は、1対の流体噴射ノズル孔を有す
るノズル板と、これに対設された衝突板からなる流体噴
射処理装置で、ノズル板に、漸次接近するように傾斜し
た1対の流体噴射ノズル孔の中間を通り、衝突板に垂直
な直線上に中心をおき、ノズル面に到達する大きさの曲
率半径で糸条方向に扇形断面の凹部を設けたものであ
る。この流体噴射処理装置においては、扇形断面の凹部
(丸溝)の深さ(b)を、ノズル孔の直径(d)の夫々
2.7,3.7,4.7倍に設定した実施例が開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記米国特
許第3,262,179号や特開昭61−194243号公報に開示され
た糸条流体処理装置においては、糸種と無関係に交絡部
と開繊部とを常に一定の周期で形成することが難しく、
交絡部が欠落することがあり、高い交絡性を有する糸条
を製造するうえで、必ずしも満足すべき処理装置ではな
かった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、糸種に関係なく高い交絡性を有する糸条を製造でき
る糸条流体処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため、本発明者は糸条に交絡処理を施す糸条流体処
理装置において、糸条を走行させる一組の部材について
鋭意検討を加えた。その結果、一方の部材に形成する凹
部の深さ(b)と一組の部材の対向面の間隔(G)とを
ある所定の関係にすることにより、高い交絡性のある糸
条を糸種に関係なく製造することができるという知見を
得た。
【0008】本発明はかかる知見に基づいてなされたも
ので、互いに対向配置される平面が、0.2mm以上、5
mm以下の間隔(G)を置いて平行に配置され、走行す
る糸条に集束性を付与する第一及び第二の部材を備え、
前記第一の部材は、前記平面に開口する少なくとも2つ
の作動流体の噴出孔と、該少なくとも2つの作動流体の
噴出孔の中間に前記糸条の走行方向に形成される凹部と
を有し、前記第一及び第二の部材間を走行させる糸条
に、前記少なくとも2つの噴出孔から作動流体を噴出さ
せて集束性を付与する糸条流体処理装置において、
(A)前記凹部は、前記糸条の走行方向に関して前記第
一の部材の全長に亘って形成されているとともに、
(B)その深さ(b)が、0.5≦b/G≦1.5の条件を
満足するように設定したのである。
【0009】好ましくは、前記凹部をV溝にする。本発
明の糸条流体処理装置は、図1乃至図3に示すように、
第一の部材であるノズルプレート1と第二の部材である
押えプレート2とを、互いに所定の間隔(G)を置いて
平面1a,2aを平行に対向配置したものである。ノズ
ルプレート1は、互いに所定角度傾斜し、平面1aに開
口する噴出孔1b,1bとの中間に糸条の走行方向に形
成される凹部、例えば、V溝1cとを有している。
【0010】上記糸条流体処理装置においては、交絡処
理される糸条Tは、図1に示すように、マルチフィラメ
ントが紡錘形に開繊された開繊部TO と交絡処理された
交絡部TI とが一定の周期で連続的に形成される。ここ
で、糸条流体処理装置は、第一の部材に形成する凹部が
前記のようにV溝1cの場合、糸条Tは、図2に斜線で
示したように、噴出孔1b,1bから噴出する流体及び
ノズルプレート1と押えプレート2とで形成される処理
領域AI において交絡処理される。
【0011】糸条Tは、プレート1,2間を走行して交
絡処理される間にこの処理領域AIにおいて2次元的な
挙動を示し、何れか一方の噴出孔1bから噴出する流体
によって交絡処理される。この処理領域AI における糸
条Tの2次元的挙動が、交絡を受ける頻度を増加させて
交絡性の高い糸条とすることから、処理領域AI の面積
が糸条Tを交絡処理する性能を左右する重要な要素とな
る。
【0012】噴出孔1b,1bから噴出させる流体とし
ては、例えば、図示しない圧縮空気供給源から供給され
る圧縮空気が使用される。本発明の糸条流体処理装置に
おいては、交絡処理によって糸条Tに形成される紡錘形
に開繊された開繊部TO の形状は、凹部、即ち、図2及
び図3に示すV溝1cの深さ(b),両プレート間の間
隔(G)及び平面1aにおける噴出孔1b,1b間のピ
ッチ(P)で決まる。
【0013】ここで、凹部、即ち、V溝1cの深さ
(b)は、交絡処理する糸条を構成するフィラメントの
繊度や数等の糸種によって異なるが、0.5≦b/G≦1.
5、好ましくは、0.7≦b/G≦1.3の条件を満足する
ように設定する。また、開繊部TOの大きさは、糸条T
を構成するフィラメントの繊度(De)によって異なる
が、繊度(De)は噴出孔1b,1b間のピッチ(P)を
決定する要素の一つで、ピッチ(P)は繊度(De)に関
する次式で表される範囲に設定することが望ましい。
【0014】P=log10 e 〜5log10 e
【0015】
【実施例】
実施例1 図1乃至図3に示した糸条流体処理装置において、ノズ
ルプレート1のV溝1cの深さ(b)を0.7mm、平面
1aにおける噴出孔1b,1bのピッチ(P)を4.5m
m、噴出孔1b,1bの傾斜角度(θ)を90゜、噴出孔1
bの直径(d)を1.0mm、V溝1cの幅(w)を4.0
mmにそれぞれ設定し、両プレート間の間隔(G)を0.
3〜1.8mmの範囲で6通りに設定し、150デニール
のテトロンフィラメント48本からなる糸条を、糸速度
1000m/分、糸張力20gで両プレート間を走行させ、
噴出孔1b,1bから圧力4kg/cm2 の圧縮空気を噴出
させながら交絡処理を施した。得られた糸条について単
位長さ当たりの交絡数のインデックスであるCN値(Co
hesion Number)を測定した。
【0016】その結果を、V溝1cの深さ(b)と両プ
レート間の間隔(G)との比b/G、両プレート間の間
隔(G)及びCN値と共に表1に示す。
【0017】
【表1】 更に、上記表1に示す関係から、比b/Gを横軸に、C
N値を縦軸にとって、両者の関係をグラフ化したとこ
ろ、比b/GとCN値とに関して、図4に示す関係が見
出された。
【0018】ここにおいて、CN値の測定は、ロッシー
ルド社(Rothschild社,スイス)製のエンタングルメン
トテスター(Entanglement Tester Type R2050) を使用
し、10cm/ 秒の速度で走行中の糸条に対してプリテンシ
ョンTPRをかけ、糸条が10m走行する間にトリップテン
ションTTRが作動する回数を測定し、この回数に基づい
て糸条1m当たりの交絡数を求め、これをCN値(個/
m)とした。
【0019】プリテンションTPR及びトリップテンショ
ンTTRは、糸条を構成するフィラメントの繊度を
(De)、本数を(n)として、それぞれ次式で与えら
れる。 TPR=De/5(g) TTR={(De/5)+(De/n)}(g) また、プリテンションTPR及びトリップテンションTTR
は、糸条の繊度(De)及び本数(n)である糸種に応
じて、それぞれ以下のように設定した。
【0020】 糸種 プリテンションTPR トリップテンションTTR 75De −36f 15 17 150De −30f 30 35 150De −48f 30 33 *1000De −72f 40 50 ここで、1000De −72fの糸条の場合は、プリテンショ
ンTPRを100g以上に設定できないので、経験値によ
った。
【0021】従って、表1及び図4に示す関係から明ら
かなように、V溝1cの深さ(b)を、深さ(b)と両
プレート間の間隔(G)との比b/Gが、0.5≦b/G
1.5の条件を満たすように設定すると、糸条の交絡性
が高くなることがわかる。 実施例2 図1乃至図3に示す糸条流体処理装置において、ノズル
プレート1のV溝1cの深さ(b)を0.7mm、平面1
aにおける噴出孔1b,1bのピッチ(P)を4.0m
m、噴出孔1b,1bの傾斜角度(θ)を 120゜、噴出孔
1bの直径(d)を1.0mm、V溝1cの幅(w)を4.
0mmにそれぞれ設定し、両プレート間の間隔(G)を
0.38〜1.34mmの範囲で4通りに設定し、異なる糸種の
糸条に、実施例1と同じ条件の下で交絡処理を施し、得
られた糸条のCN値を測定した。このとき糸条は、フィ
ラメントの繊度が150デニール,フィラメント数が3
0本のPOY(pre-oriented yarn)を使用した。
【0022】その結果を、V溝1cの深さ(b)と両プ
レート間の間隔(G)との比b/G、両プレート間の間
隔(G)及びCN値と共に表2に示す。
【0023】
【表2】 更に、上記表2に示す関係から、実施例1と同様に、比
b/Gを横軸に、CN値を縦軸にとって、両者の関係を
グラフ化したところ図5に示す関係が見出された。
【0024】従って、表2及び図5に示す関係から明ら
かなように、V溝1cの深さ(b)を、深さ(b)と両
プレート間の間隔(G)との比b/Gが、特に0.5≦b
/G≦1.5の条件を満たすように設定すると、糸種が異
なっていても糸条の交絡性が高まることがわかる。 実施例3、比較例1,2 図1乃至図3に示した糸条流体処理装置において、ノズ
ルプレート1のV溝1cの深さ(b)、両プレート間の
間隔(G)、平面1aにおける噴出孔1b,1bのピッ
チ(P)、噴出孔1b,1bの傾斜角度(θ)、噴出孔1
bの直径(d)及びV溝1cの幅(w)をそれぞれ表3
に示すように設定し、150デニールのテトロンフィラ
メント48本からなる糸条を、糸速度1000m/分、糸張
力15gで両プレート間を走行させ、噴出孔1b,1b
から圧力4kg/cm2の圧縮空気を噴出させながら交絡処
理を施した。得られた糸条についてCN値を測定した。
【0025】
【表3】 また、比較のため米国特許第3,262,179 号に開示された
糸条流体処理装置の図6及び図7に示す部材5,6にお
いて、紡錘形の渦流空洞5aが形成され、流体導管5
b,5bを有する一方の部材5に関して、本発明に対応
する各寸法をそれぞれ表3に示すように設定し、同一の
処理条件の下で、同一糸種の上記糸条に交絡処理を施し
た。このとき、渦流空洞5aは、図6に示すようにV溝
状のものと、図8に示すように丸溝5cのものを用い、
V溝状のものを比較例1、丸溝5cのものを比較例2と
した。
【0026】その結果を、V溝1cの深さ(b)と両プ
レート間の間隔(G)との比b/G及びCN値と共に表
4に示す。表4に示す結果から明らかなように、本発明
の糸条流体処理装置においては、比b/Gを0.5≦b/
G≦1.5の条件を満たすように設定すると、噴出孔1
b,1bから噴出する圧縮空気の空気の流れが安定し、
高い交絡性を有する糸条を生産することができる。
【0027】また、この交絡処理に際して、比較例2に
おいては、糸条が流体導管5b,5bと他方の部材とに
よって形成される処理領域から、糸条の走行方向に対し
て直交する方向に飛び出す現象が見られた。
【0028】
【表4】 実施例4、比較例3,4 本発明の糸条流体処理装置と特開昭61−194243号公報に
開示された糸条流体処理装置との交絡処理性能を比較し
た。
【0029】この比較に当たり、図1乃至図3に示した
本発明の糸条流体処理装置においては、ノズルプレート
1のV溝1cの深さ(b)、両プレート間の間隔
(G)、平面1aにおける噴出孔1b,1bのピッチ
(P)、噴出孔1b,1bの傾斜角度(θ)、噴出孔1b
の直径(d)及びV溝1cの幅(w)をそれぞれ表3に
示すように設定し、1000デニールのテトロンフィラメン
ト72本からなる糸条を、糸速度1000m/分、糸張力5
0gで両プレート間を走行させ、噴出孔1b,1bから
圧力5kg/cm2 の圧縮空気を噴出させながら交絡処理を
施した。
【0030】また、特開昭61−194243号公報に開示され
た流体噴射処理装置においては、図9及び図10に示す
ように、衝突板7とノズル孔8a,8aと扇形断面の凹
部8bを有するノズル板8において、本発明に対応する
各寸法をそれぞれ表3に示すように設定し、同一の処理
条件の下で、同一糸種の上記糸条に交絡処理を施した。
ここにおいて、特開昭61−194243号公報に開示された流
体噴射処理装置においては、衝突板7とノズル板8との
間隔(G)を糸条が通る最小値と記載されているのみで
あったため、間隔(G)を1.0mmと0.4mmに設定
し、それぞれ間隔(G)が1.0mmのものを比較例3、
間隔(G)が0.4mmのものを比較例4とした。
【0031】その結果を、V溝1cの深さ(b)と両プ
レート間の間隔(G)との比b/G及びCN値と共に表
5に示す。
【0032】
【表5】 表5に示す結果から明らかなように、本願発明の糸条流
体処理装置においては、比b/Gを0.5≦b/G≦1.5
の条件を満たすように設定すると、高い交絡性を有する
糸条を生産することができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
糸条流体処理装置によれば、糸種に関係なく高い交絡性
を有する糸条を製造できるという優れた効果を奏する。
また、加工が必要なノズルプレートにおいては、糸条が
走行する方向の全長に亘って凹部を形成するだけである
ので加工が容易で、製造コストも安価に抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の糸条流体処理装置の斜視図である。
【図2】図1に示す糸条流体処理装置の断面図である。
【図3】図1に示す糸条流体処理装置のノズルプレート
を示す平面図である。
【図4】図1に示す糸条流体処理装置を用いて糸条を交
絡処理したときの、単位長さ当たりの交絡数のインデッ
クスであるCN値と、凹部の深さ(b)と両プレート間
の間隔(G)との比b/Gとの間の関係を示す特性図で
ある。
【図5】図1に示す糸条流体処理装置における寸法並び
に糸条の糸種を変えた場合のCN値と比b/Gとの間の
関係を示す特性図である。
【図6】比較例1の糸条流体処理装置を示す断面図であ
る。
【図7】比較例1の糸条流体処理装置における紡錘形の
渦流空洞が形成された部材の平面図である。
【図8】比較例2の糸条流体処理装置を示す断面図であ
る。
【図9】比較例3,4の糸条流体処理装置を示す断面図
である。
【図10】比較例3,4の糸条流体処理装置における、
ノズル板の平面図である。
【符号の説明】 1 ノズルプレート 1a 平面 1b 噴出孔 1c V溝(凹部) 2 押えプレート AI 処理領域 T 糸条 TO 開繊部 TI 交絡部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向配置される平面が、0.2mm
    以上、5mm以下の間隔(G)を置いて平行に配置さ
    れ、走行する糸条に集束性を付与する第一及び第二の部
    材を備え、前記第一の部材は、前記平面に開口する少な
    くとも2つの作動流体の噴出孔と、該少なくとも2つの
    作動流体の噴出孔の中間に前記糸条の走行方向に形成さ
    れる凹部とを有し、前記第一及び第二の部材間を走行さ
    せる糸条に、前記少なくとも2つの噴出孔から作動流体
    を噴出させて集束性を付与する糸条流体処理装置におい
    て、(A)前記凹部は、前記糸条の走行方向に関して前
    記第一の部材の全長に亘って形成されているとともに、
    (B)その深さ(b)が、0.5≦b/G≦1.5の条件を
    満足するように設定されていることを特徴とする糸条流
    体処理装置。
  2. 【請求項2】 前記凹部がV溝である、請求項1記載の
    糸条流体処理装置。
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