JP2678962B2 - 高周波四重極電極 - Google Patents

高周波四重極電極

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JP2678962B2
JP2678962B2 JP4310355A JP31035592A JP2678962B2 JP 2678962 B2 JP2678962 B2 JP 2678962B2 JP 4310355 A JP4310355 A JP 4310355A JP 31035592 A JP31035592 A JP 31035592A JP 2678962 B2 JP2678962 B2 JP 2678962B2
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芳久 岩下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対向する電極部材の対
向面を波形状に形成して加速電界を生成させることによ
って、イオンビームを加速するアクセラレーション部を
有した高周波四重極電極(以下、RFQ電極と称する)
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年において、大電流の直流イオンビー
ムを効率良くバンチング、収束、加速することができる
小型の加速器として高周波四重極型加速器(以下、RF
Q加速器と称する)が注目されている。このRFQ加速
器は、図7に示すように、対角線上に対向する2対の電
極部材51a・51b・52a・52bからなるRFQ
電極を基板上に例えば45°傾けて配設したものであ
り、電極部材51a・51b・52a・52bの終端部
に位置するアクセラレーション部54によりイオンビー
ム53を加速して出射するようになっている。
【0003】上記のアクセラレーション部54は、図5
および図6に示すように、イオンビーム53の進行方向
に加速電界を生成させるため、電極部材51a・51b
・52a・52bの対向面が波形状に形成されており、
さらに、水平方向の電極部材51a・51bと垂直方向
の電極部材52a・52bとの波形状の位相が180°
ずらせて設定されている。従って、対向する電極部材5
1a・51bおよび52a・52b間には、最小アパー
チャaから最大アパーチャmaまでの範囲で連続した間
隙が存在しており、さらに、水平方向の電極部材51a
・51b間と垂直方向の電極部材52a・52b間との
間隙は、一方が最小アパーチャaを示したときに、他方
が最大アパーチャmaを示すようになっている。
【0004】また、上記の最大アパーチャmaを示す位
置から最小アパーチャaを示す位置までの距離は、RF
Q電極の仕様を決定する計算に用いられる最小単位「セ
ル」とされている。従って、RFQ電極を設計する際に
は、最小単位「セル」を基にした設計の容易化を図るた
め、「セル」の境界部となる最小アパーチャaおよび最
大アパーチャmaを示す位置とアクセラレーション部5
4の終端とを一致させることが一般的になっている。
【0005】これにより、従来のRFQ電極は、アクセ
ラレーション部54の終端となる水平方向の電極部材5
1a・51b間の間隙が例えば最小アパーチャaに設定
されている一方、垂直方向の電極部材52a・52b間
の間隙が例えば最大アパーチャmaに設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、位相空間上
でのビーム粒子のマクロ的な特性(ビーム幅×ビーム発
散角)を示すイオンビーム53のビームエリプスは、ア
クセラレーション部54の終端における水平方向の電極
部材51a・51b間および垂直方向の電極部材52a
・52b間の間隙により決定されるものである。尚、こ
のビームエリプスのオリエンテーションは、通常、αお
よびβからなるパラメータにより表すことができるもの
であり、これらのパラメータは、イオンビーム53の電
荷(正および負)に影響を受けないものである。
【0007】従来のアクセラレーション部54から出射
されるイオンビーム53は、例えば図8のビームエリプ
スにより表されるようになっている。即ち、このイオン
ビーム53は、図7に示すように、水平方向の幅が垂直
方向の幅よりも短い楕円形状になっていると共に、水平
方向(実線)において収束し、垂直方向(破線)におい
て発散するようになっている。
【0008】これにより、従来のRFQ電極では、45
°や90°に傾斜された電極部材51a・51b・52
a・52bの配置状況に応じて、下流側に設置される後
段加速器55等の機器をイオンビーム53のビームエリ
プス(形状や発散、収束)に対応させて設計および設置
することが必要となっており、各機器の設計時および設
置時の負担を増大させることになっている。
【0009】特に、正電荷および負電荷を含んだイオン
ビーム53を使用する場合には、正電荷のイオンビーム
53と負電荷のイオンビーム53とで通常のレンズにお
いては、収束作用および発散作用が反対になるため、こ
れら両電荷により異なる各ビームエリプスに各機器を対
応させることが必要になり、負担の増大が一層顕著なも
のになっている。
【0010】従って、本発明においては、下流側に設置
される機器の設計時および設置時の負担を軽減させるこ
とができるRFQ電極を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る
FQ電極は、上記課題を解決するために、対向する電極
部材の複数組からなり、これら電極部材の対向面を波形
状に形成して加速電界を生成させることによりイオンビ
ームを加速するアクセラレーション部を有したものであ
り、下記の特徴を有している。
【0012】即ち、上記複数組の電極部材間の間隙は、
アクセラレーション部の終端において同一長に設定され
ていることを特徴としている。請求項2の発明に係るR
FQ電極は、上記課題を解決するために、対向する電極
部材の複数組からなり、これら電極部材の対向面を波形
状に形成して加速電界を生成させることによりイオンビ
ームを加速するアクセラレーション部を有したものであ
り、下記の特徴を有している。 即ち、上記対向面の間隙
が最小アパーチャを示す部位から隣の最大アパーチャを
示す部位までの距離を1セルとした場合、上記アクセラ
レーション部の終端から、該終端に最も近い最小アパー
チャを示す部位または最大アパーチャを示す部位までの
距離を1/2セルに設定することによって、上記複数組
の電極部材間の間隙は、アクセラレーション部の終端に
おいて同一長に設定されていることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1の構成によれば、イオンビームがアク
セラレーション部の終端に到達すると、複数組の電極部
材間の間隙が同一長に設定されているため、イオンビー
ムのビームエリプスは、各電極部材方向において略同一
となる。従って、アクセラレーション部から出射された
イオンビームは、収束および発散の僅かな略円形状の状
態でもって下流側に進行することになる。
【0014】これにより、RFQ電極は、配置状況に応
じて下流側に設置される機器をイオンビームのビームエ
リプスに対応させて設計および設置させる必要がなくな
り、結果として各機器の設計時および設置時の負担を軽
減させることができるようになっている。
【0015】また、正電荷および負電荷を含んだイオン
ビームを使用する場合でも、イオンビームがアクセラレ
ーション部の終端に到達したときのビームエリプスは、
複数組の電極部材間の間隙が同一長に設定されているた
め、各方向において略同一となっている。これにより、
RFQ電極は、正電荷および負電荷を含んだイオンビー
ムを加速する場合であっても、収束および発散の僅かな
略円形状のイオンビームを出射するため、下流側の機器
の設計時および設置時の負担を軽減させることができる
ようになっている。なお、対向し合う電極部材を2組備
え、かつ電極部材における波形状の位相が一方の組と他
方の組とで180°ずれて設定されている場合には、請
求項2に記載したように、アクセラレーション部の終端
から、該終端に最も近い最小アパーチャを示す部位また
は最大アパーチャを示す部位までの距離を1/2セルに
設定することによって、請求項1に記載したように、上
記複数組の電極部材間の間隙を、アクセラレーション部
の終端において同一長に設定することができると共に、
請求項1の構成に基づいて説明した作用効果を得ること
ができる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
【0017】本実施例に係るRFQ電極は、例えばイオ
ン注入装置や大型加速器の入射部等に設置されるRFQ
加速器に用いられるようになっている。例えば4−ロッ
ド型のRFQ加速器は、基板と、この基板から立ち上げ
られた複数のポストと、これらのポストにより支持され
た4本の電極部材からなるRFQ電極とを有しており、
ポストの高さや間隔等により任意の共振周波数をRFQ
電極に設定するようになっている。
【0018】上記のRFQ電極を構成する電極部材は、
図3に示すように、対角線上に対向するように配置され
ている。そして、これらの電極部材1a・1b・2a・
2bは、一方の組を水平方向の電極部材1a・1bと
し、他方の組を垂直方向の電極部材2a・2bとし、基
板の上面に対して例えば45°傾けて配設されている。
【0019】また、電極部材1a・1b・2a・2b
は、イオンビーム3の入射側から出射側にかけて4つの
部位に区分されており、具体的には、直流のイオンビー
ム3を取り込むラディアルマッチング部と、イオンビー
ム3を加速し易いように収束させるジェントルバンチャ
ー部と、シェイパー部と、イオンビーム3を加速するア
クセラレーション部4とからなっている。
【0020】上記のアクセラレーション部4は、図1お
よび図2に示すように、電極部材1a・1b・2a・2
bの対向面が波形状に形成されており、これらの波形状
の対向面によってイオンビーム3の進行方向に加速電界
を生成させるようになっている。また、水平方向の電極
部材1a・1bと垂直方向の電極部材2a・2bとは、
波形状の位相が180°ずらせて設定されており、水平
方向の電極部材1a・1b間と垂直方向の電極部材2a
・2b間との間隙は、一方が最小アパーチャaを示した
ときに、他方が最大アパーチャmaを示すように設定さ
れている。
【0021】上記のアクセラレーション部4は、最大ア
パーチャmaおよび最小アパーチャaを示す部位から終
端までの距離が1セルの約半分の1/2セル(ハーフセ
ル)に設定されており、図3にも示すように、終端にお
ける水平方向の電極部材1a・1b間の間隙と垂直方向
の電極部材2a・2b間の間隙とが同一長に設定されて
いる。
【0022】上記の構成において、RFQ電極の動作に
ついて説明する。
【0023】イオン源により生成された直流のイオンビ
ーム3がRFQ加速器に入射されると、このイオンビー
ム3は、RFQ電極の前部に形成されたラディアルマッ
チング部において電極部材1a・1b・2a・2b間に
取り込まれることになる。ラディアルマッチング部に取
り込まれれたイオンビーム3は、ジェントルバンチャー
部において加速し易いように収束された後、シェイパー
部を介して粒子状のイオンビーム3としてアクセラレー
ション部4に到達することなる。
【0024】アクセラレーション部4に到達したイオン
ビーム3は、電極部材1a・1b・2a・2bの波形状
の対向面により生成された加速電界により加速されるこ
とになり、電極部材1a・1b・2a・2b間の間隙に
応じて形状を変化させながらアクセラレーション部4を
進行することになる。そして、電極部材1a・1b・2
a・2bの終端から最も近い「セル」の境界部Aにおい
て、例えば水平方向の電極部材1a・1b間が最大アパ
ーチャmaになっている一方、垂直方向の電極部材2a
・2b間が最小アパーチャaになっているため、イオン
ビーム3は、水平方向における幅が最大および垂直方向
における幅が最小の楕円形状を示すことになる。
【0025】上記の境界部Aに存在するイオンビーム3
は、アクセラレーション部4の終端方向に進行するのに
伴い、水平方向の幅が電極部材1a・1bの対向面に沿
って減少する一方、垂直方向のビームエリプスが電極部
材2a・2bの対向面に沿って増大することになる。そ
して、イオンビーム3がアクセラレーション部4の終端
に到達すると、電極部材1a・1b間の間隙と電極部材
2a・2b間の間隙とが同一長に設定されているため、
イオンビーム3は、水平方向および垂直方向における幅
が略同一の略円形状を示すことになる。
【0026】即ち、アクセラレーション部4の終端にお
けるイオンビーム3は、図4に示すように、水平方向
(実線)および垂直方向(破線)におけるビームエリプ
スが略同一となっており、イオンビーム3の進行方向に
対して略円形状であると共に、水平方向および垂直方向
における収束および発散が僅かなものになっている。従
って、アクセラレーション部4から出射されたイオンビ
ーム3は、略円形状の状態を維持しながら後段加速器5
が設けられた下流側に進行することになる。
【0027】これにより、本実施例のRFQ電極は、略
円形状の状態を維持するイオンビーム3を出射するた
め、45°や90°に傾斜された電極部材1a・1b・
2a・2bの配置状況に応じて、下流側に設置される後
段加速器5等の機器をイオンビーム3のビームエリプス
に対応させて設計および設置させる必要がなくなり、結
果として各機器の設計時および設置時の負担を軽減させ
ることができるようになっている。
【0028】また、正電荷および負電荷を含んだイオン
ビーム3を使用する場合でも、イオンビーム3がアクセ
ラレーション部4の終端に到達したときのビームエリプ
スは、電極部材1a・1b間の間隙と電極部材2a・2
b間の間隙とが同一長に設定されているため、水平方向
および垂直方向において略同一となっている。これによ
り、本実施例のRFQ電極は、正電荷および負電荷を含
んだイオンビーム3を加速する場合であっても、収束お
よび発散の僅かな略円形状のイオンビーム3を出射する
ため、下流側の機器の設計時および設置時の負担を軽減
させることができるようになっている。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明に係るRFQ電極は、以
上のように、対向する電極部材の複数組からなり、これ
ら電極部材の対向面を波形状に形成して加速電界を生成
させることによりイオンビームを加速するアクセラレー
ション部を有したものである。そして、上記複数組の電
極部材間の間隙が、アクセラレーション部の終端におい
て同一長に設定されている構成である。
【0030】これにより、イオンビームが正電荷および
負電荷を含んでいる場合であっても、イオンビームがア
クセラレーション部の終端に到達すると、複数組の電極
部材間の間隙が同一長に設定されているため、各電極部
材方向におけるビームエリプスが略同一となり、各方向
における収束および発散の僅かな略円形状のイオンビー
ムとして出射されることになる。よって、RFQ電極の
配置状況やイオンビームの電荷に応じた下流側の機器の
設計および設置が不要になるため、各機器の設計時およ
び設置時の負担を軽減させることができるという効果を
奏する。請求項2の発明に係るRFQ電極は、以上のよ
うに、請求項1の構成に加えて、上記対向面の間隙が最
小アパーチャを示す部位から隣の最大アパーチャを示す
部位までの距離を1セルとした場合、上記アクセラレー
ション部の終端から、該終端に最も近い最小アパーチャ
を示す部位または最大アパーチャを示す部位までの距離
を1/2セルに設定した構成である。 これにより、特
に、対向し合う電極部材を2組備え、かつ電極部材にお
ける波形状の位相が一方の組と他方の組とで180°ず
れて設定されている場合に、請求項1に記載のように、
電極部材間の間隙を、アクセラレーション部の終端にお
いて同一長に設定することができると共に、請求項1の
構成による効果と同等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクセラレーション部における水平方
向の電極部材の状態を示す説明図である。
【図2】アクセラレーション部における垂直方向の電極
部材の状態を示す説明図である。
【図3】アクセラレーション部の終端の電極部材の状態
を示す説明図である。
【図4】水平方向および垂直方向におけるビームエリプ
スの説明図である。
【図5】従来例を示すものであり、アクセラレーション
部における水平方向の電極部材の状態を示す説明図であ
る。
【図6】アクセラレーション部における垂直方向の電極
部材の状態を示す説明図である。
【図7】アクセラレーション部の終端の電極部材の状態
を示す説明図である。
【図8】水平方向および垂直方向におけるビームエリプ
スの説明図である。
【符号の説明】
1a 電極部材 1b 電極部材 2a 電極部材 2b 電極部材 3 イオンビーム 4 アクセラレーション部 5 後段加速器A 境界部(終端に最も近い最大または最小アパーチ
ャを示す部位) ma 最大アパーチャ a 最小アパーチャ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する電極部材の複数組からなり、これ
    ら電極部材の対向面を波形状に形成して加速電界を生成
    させることによりイオンビームを加速するアクセラレー
    ション部を有した高周波四重極電極において、 上記複数組の電極部材間の間隙は、アクセラレーション
    部の終端において同一長に設定されていることを特徴と
    する高周波四重極電極。
  2. 【請求項2】対向する電極部材の複数組からなり、これ
    ら電極部材の対向面を波形状に形成して加速電界を生成
    させることによりイオンビームを加速するアクセラレー
    ション部を有した高周波四重極電極において、 上記対向面の間隙が最小アパーチャを示す部位から隣の
    最大アパーチャを示す部位までの距離を1セルとした場
    合、上記アクセラレーション部の終端から、該終端に最
    も近い最小アパーチャを示す部位または最大アパーチャ
    を示す部位までの距離を1/2セルに設定することによ
    って、上記複数組の電極部材間の間隙は、アクセラレー
    ション部の終端において同一長に設定されていることを
    特徴とする高周波四重極電極。
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