JP2678929B2 - 成形機の型締装置 - Google Patents

成形機の型締装置

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/72Heating or cooling

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、射出成形機やダイカストマシン等の成形機
における型締装置に係り、特に複数本のタイバの温度差
による固定ダイプレートの傾きを防止するための改良に
関するものである。
(従来の技術) 成形機の型締装置は、第2図および第3図に示すよう
に、固定ダイプレート1と、型締シリンダ等の型締力発
生部2とを、4本のタイバ3a〜3dで連結し、これらのタ
イバ3a〜3dに移動ダイプレート4を移動可能に取付け、
この移動ダイプレート4に型締力発生部2のラムなどの
出力部2aを連結し、移動ダイプレート4を固定ダイプレ
ート1に対して押圧し、固定ダイプレート1と移動ダイ
プレート4にそれぞれ取付けた固定金型5と移動金型6
を成形に必要な型締力によって締付けるようになってい
る。
(発明が解決しようとする課題) 前記型締力は、固定ダイプレート1、タイバ3a〜3d、
型締力発生部2ならびに移動ダイプレート4からなるル
ープ構造によって受けられ、各タイバ3a〜3dが前記型締
力を受止める。このため各タイバ3a〜3dの長さが、移動
ダイプレート4に対して固定ダイプレート1を正確に平
行に保持するようにする必要があり、これが不正確であ
ると両金型5,6の間に作用する型締力が片寄り、さらに
は一方に隙間を生じてしまう。ところで、エンジニアリ
ングプラスチックやスーパーエンジニアリングプラスチ
ックは、高い金型温度が必要であり、第2図に示す金型
温調機7からホース8を介して固定金型5および移動金
型6にそれぞれ熱媒体を供給し、例えば200℃以上の高
温に保つことがある。また、タイガストマシンでは通常
の成形でも金型温度は数100℃に達する。このような金
型温度は、タイバ3a〜3dに影響し、熱膨脹によってそれ
らの長さを伸長させるが、タイバ3a〜3dの位置によって
その影響度が異なり、特に上下でその差が大きい。すな
わち、一般的には上に位置するタイバ3a,3bは高温にな
り易く、下に位置するタイバ3c,3dは比較的高温になら
ない。このため、タイバ3a〜3dのそれぞれの熱膨脹によ
る伸長度も異なり、その結果は固定ダイプレート1の傾
きにより、前記のように型締力の片寄りを生じると共
に、さらには移動ダイプレート4と固定ダイプレート1
の平行度の狂いによる成形品の寸法精度の悪化を生ず
る。
本発明は、前述したようなタイバの温度差に基づく型
締不良、さらには成形品の精度不良を防止するようにし
た成形機の型締装置を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明による成形機の型締
装置は、固定ダイプレートと、型締力発生部と、固定ダ
イプレートと型締力発生部とを連結する複数本のタイバ
と、これらのタイバに移動可能に取付けられ型締力発生
部にて固定ダイプレートに向けて押圧される移動ダイプ
レートとからなり、固定ダイプレートと移動ダイプレー
トに固定金型と移動金型をそれぞれ取付けるようにした
成形機の型締装置において、タイバの温度検出手段と、
タイバに設けられた冷却または加熱手段と、温度検出手
段の出力により冷却または加熱手段を制御して複数本の
タイバを略同一の温度に保つための制御手段とを設けた
ものである。
(作 用) 前記タイバの温度検出手段によってタイバの温度が検
出され、複数本のタイバの温度が略同一になるように制
御手段によって冷却または加熱手段を制御する。そこ
で、各タイバは金型からの熱影響を補償され、各タイバ
の伸長度の差を小さく押え、固定ダイプレートの傾きの
発生を押える。これによって、より正確な型締が行なわ
れ、成形品の精度低下も押えられる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図により説明する。な
お、第2図および第3図に示した従来装置と同一部分に
は、同一符号を付して説明を省略する。タイバ13a〜13d
は、第2図に示したタイバ3a〜3dと同様に4本設けら
れ、これらのタイバ13a〜13dには、第1図において右端
から熱媒体流通穴14が穿たれている。この熱媒体流通穴
14の深さは、移動ダイプレート4の後退による移動金型
6の後退限位置に等しいかそれを越える位置まで達する
深さに定められている。これらの熱媒体流通穴14内に
は、それぞれ該穴14より小径のパイプ15が該穴14の奥端
近くまで達するように挿入され、パイプ15の内外に熱媒
体流通路16,17を形成するようになっている。
タイバ13a〜13dの固定金型5または移動金型6によっ
て熱影響を受ける箇所に温度検出手段18a〜18dがそれぞ
れ設けられている。これらの温度検出手段18a〜18dの出
力はそれぞれ比較器19に取込まれるようになっている。
20は温度設定器で、タイバ13a〜13dの所望の温度を設定
するものである。前記比較器19は各温度検出手段18a〜1
8dからの出力を温度設定器20の設定値と順次比較して、
それらの差信号をそれぞれ増巾器21a〜21dを介して電磁
流量調節弁22a〜22d(22b,22cは図示省略)へ与えるよ
うになっている。
電磁流量調節弁22a〜22dは、例えば水道管などの熱媒
体供給源23から送られる熱媒体の流量を前記差信号に応
じて定め、パイプ15内の熱媒体流通路16へ供給するよう
になっている。なお、パイプ15の外側の熱媒体流通路17
の出口17aは、図示しない排水溝または熱媒体供給源23
の戻り側へ接続されている。
次いで本装置の作用について説明する。使用熱媒体と
して水のような冷却方式のものを用いる場合は、温度設
定器20に、各タイバ13a〜13dの常温時の温度を設定す
る。各タイバ13a〜13dは、成形運転の進行に伴ない両金
型5,6からの熱影響を受けて次第に昇温しようとする。
この昇温度合は下に位置するタイバ13c,13dより上に位
置するタイバ13a,13bの方が通常は大きい。これらの各
タイバ13a〜13dの温度変化は、温度検出手段18a〜18dに
よって検出され、比較器19により温度設定器20に設定さ
れている設定値と比較される。この比較による差信号
は、増巾器21a〜21dを介して電磁流量調節弁22a〜22dに
入力され、その開度を制御し、前記差信号に応じた流量
の熱媒体を熱媒体流通路16へ供給する。
熱媒体流通路16へ供給された熱媒体は、パイプ15の第
1図において左端へ達し、そこからパイプ15の外側の熱
媒体流通路17を通って出口17aへ至るが、この間に各タ
イバ13a〜13dを冷却または加熱し、各タイバ13a〜13dの
温度を温度設定器20に設定されている値に保つ。
そこで、各タイバ13a〜13dはそれぞれが略同一温度に
保たれ、温度変化に伴なうそれぞれの長さの変化すなわ
ち固定ダイプレート1の傾きの発生を押える。
なお、温度設定器20の設定値は、成形運転中一定に保
つ必要はなく、各タイバ13a〜13dのうち最も低い温度を
設定値として順次自動的に更新するようにしてもよく、
この場合には温度設定器20を設けず、比較器19内にその
機能を持たせるようにしてもよい。
また、熱媒体流通穴14は、タイバ13a〜13dに貫通して
設けてもよく、さらに熱交換効率を高めるため、例えば
ネジ穴などとして凹凸を設け、表面積を大きく形成して
もよい。
前述した実施例は、4本のタイバ13a〜13dのすべてに
熱媒体流通路16,17からなる冷却または加熱手段を設け
た例を示したが、前述したように熱影響を大きく受ける
上に位置するタイバ13a,13bについてのみ冷却手段を設
けてもよく、この場合は下に位置するタイバ13c,13dの
温度を基準とすることが好ましい。また、前述した実施
例は、熱媒体の流量を調節してタイバ13a〜13dの温度を
制御する例を示したが、これに限らず熱媒体の温度を調
節するようにしてもよい。さらにまた前述した実施例
は、冷却または加熱手段として流体の熱媒体を用いた例
を示したが、これに限らず種々の冷却または加熱手段を
採用し得ることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、複数本のタイバが
略同一の温度に保たれ、金型からの熱影響の差による個
々のタイバの熱膨脹の差を押えることができ、これによ
り固定ダイプレートの傾きを防止し、より正確な型締を
可能にすると共に、成形品の精度低下を押えることので
きる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概要構成図、第2図は
従来装置の要部正面図、第3図は第2図のIII−III線に
よる断面図である。 1……固定ダイプレート、2……型締力発生部、3a〜3
d,13a〜13d……タイバ、4……移動ダイプレート、5…
…固定金型、6……移動金型、7……金型温調機、8…
…ホース、14……熱媒体流通穴、15……パイプ、16,17
……熱媒体流通路(冷却または加熱手段)、18a〜18d…
…温度検出手段、19……比較器、20……温度設定器、21
a〜21d……増巾器、22a,22d……電磁流量調節弁、23…
…熱媒体供給源。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定ダイプレートと、型締力発生部と、前
    記固定ダイプレートと型締力発生部とを連結する複数本
    のタイバと、同タイバに移動可能に取付けられ前記型締
    力発生部にて前記固定ダイプレートに向けて押圧される
    移動ダイプレートとからなり、前記固定ダイプレートと
    移動ダイプレートに固定金型と移動金型をそれぞれ取付
    けるようにした成形機の型締装置において、前記タイバ
    の温度検出手段と、前記タイバに設けられた冷却または
    加熱手段と、前記温度検出手段の出力により前記冷却ま
    たは加熱手段を制御して前記複数本のタイバを略同一の
    温度に保つための制御手段とを設けたことを特徴とする
    成形機の型締装置。
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