JP2678186B2 - 整畦機 - Google Patents

整畦機

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JP2678186B2
JP2678186B2 JP63124777A JP12477788A JP2678186B2 JP 2678186 B2 JP2678186 B2 JP 2678186B2 JP 63124777 A JP63124777 A JP 63124777A JP 12477788 A JP12477788 A JP 12477788A JP 2678186 B2 JP2678186 B2 JP 2678186B2
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ridge
rotor
rotation axis
ridges
machine frame
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JP63124777A
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Inventor
功 皆川
毅 飯岡
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株式会社富士トレーラー製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は畦造成、修復作業等に用いられる整畦機に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の整畦機として実公昭57−10483号公報、
実開昭60−57905号公報、実開昭52−41712号公報、実開
昭52−104519号公報等の如く、走行機体に機枠を設け、
該機枠に旧畦上に土壌を盛上げる回転ロータを設け、回
転ロータの進行方向後方位置に叩いて畦締可能な整畦体
を設けて構成したものや、特開昭61−47103号公報、実
開昭61−158105号公報及び特開昭62−190002号公報の如
く、起振動装置により振動で畦締可能な整畦体を設けた
ものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来構造の場合、旧畦の大きさや形
状によっては旧畦一方側面側内部を耕起できても旧畦の
上面側内部を耕起できないことがあり、旧畦上面側の耕
起作用が不充分となることがあり、このため縦断面へ形
状の整畦体による密状態の畦締めができないことがあ
り、良好な畦を得ることができないことがあるという不
都合を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこれらの不都合を解決することを目的とする
もので、その要旨は、走行機体に機枠を設け、該機枠に
旧畦上に土を盛上げる回転ロータを設け、該回転ロータ
を進行方向後方位置に畦一方側面及び畦上面に合わせた
形状の整畦体を設け、該整畦体を畦締動作させる畦締機
構を設けたものにおいて、上記回転ロータは畦の一方側
面側内部を耕起可能な側部ロータと上面側内部を耕起可
能な複数個のロータ刃を回転軸線より放射状に突出して
なる上部ロータとからなり、該上部ロータの回転軸線を
畦の造成方向と交差する方向に配置すると共に該回転軸
線の傾き角度を調節自在に設けて構成したことを特徴と
する整畦機にある。
〔作用〕
畦の一方側面側内部は側部ロータで耕起され、回転軸
線より放射状に突出してなる複数個のロータ刃をもつ上
部ロータの回転軸線は畦の造成方向と交差する方向に配
置され、畦の上面側内部は上部ロータのロータ刃により
耕起されると共にこの上部ロータの回転軸線の傾き角度
をロータ刃が畦の上面内部位置に届くように調節するこ
とになる。
〔実施例〕
第1図乃至第8図は本発明の実施例を示し、第1図乃
至第3図は第1実施例、第4図は第2実施例、第5図は
第3実施例、第6図乃至第8図は第4実施例である。
第1図乃至第3図の第1実施例において、1は走行機
体この場合トラクタであって、走行機体1の後部に連結
機構2により機枠3を連結し、機枠3に旧畦4上に土を
破砕しつつ盛上げる回転ロータ5を設けている。
この回転ロータ5は側部ロータ部5aと上部ロータ5bと
から成り、機枠3に側部ロータ5aを畦4造成方向に横架
し、走行機体1の動力取出軸6により自在継手7を介し
て動力軸8を回転し、動力軸8により歯車機構9及びチ
ェーン機構10を介して側部ロータ5aを回転させるように
設け、側部ロータ5aのロータ胴11から突出している、な
た状のロータ刃12を畦4一方側面側内部に届くように配
置し、また上部ロータ5bを機枠3に畦4と交差する方向
にして傾き角度調節可能に横架し、前記動力軸8により
自在継手13を介して回転させるように設け、上部ロータ
5bのロータ胴14から突出しているなた状の複数個のロー
タ刃15を畦上面側内部に届くように配置して構成してい
る。
16はカバー部材であって、カバー部材16は回転ロータ
5の上方及び畦上方に位置して機枠3に設けられてい
る。
17は整畦体であって、整畦体17は畦上面及び畦一方側
面に合わせた縦断面へ形状に形成され、整畦体17にスポ
ンジ、ゴム、毛皮、布の表面に毛体をを取付けた物等の
離泥部材18を設けている。
19は畦締機構であって、この場合機枠3に軸受筒20を
取付け、軸受筒20に回転軸21を設け、軸受筒20に角パイ
プ状の保持筒22を固定し、保持筒22内に角棒状の往復体
23を往復移動可能に設け、回転軸21にクランク24を設
け、クランク24と往復体23の下部との間に連結リンク25
を設け、往復体23の下端部にゴム等の緩衝材26を介して
取付部材27を連結し、取付部材27に整畦体17を高低調節
自在に取付け、前記動力軸8と回転軸21との間にチェー
ン機構28を介在して構成している。
29は上下動し得る車輪であって、機枠3を支持するた
めのものである。
この第1実施例は上記構成であるから、走行機体1を
旧畦に沿って走行し、動力取出軸9を回転すると一方で
は回転ロータ5が圃場土を旧畦上に破砕しつつ連続的に
盛上げ、カバー部材16によって回転ロータ5上方及び畦
側方への泥土飛散が防止され、他方では畦締機構19のク
ランク24の回転により整畦体17は往復運動し、整畦体17
の往前進時に畦4の上面及び畦一方側面を叩き締めて整
畦作業がなされる。
この際に畦4の一方側面側内部は回転軌跡Ra内で側部
ロータ5aにより耕起され、畦の上面側内部は回転軌跡Rb
内で上部ロータ5bの複数個のロータ刃15により耕起さ
れ、この場合回転軸線より放射状に突出してなる複数個
のロータ刃15をもつ上部ロータ5bの回転軸線は畦の造成
方向と交差する方向に配置され、畦の上面側内部は上部
ロータ5bのロータ刃15により耕起されると共にこの上部
ロータ5bの回転軸線の傾き角度をロータ刃15が畦の上面
内部位置に届くように調節することができ、このため畦
4を密状態に締め付けでき、ねずみ孔、ザリガニ孔等の
空洞を壊すことができ、旧畦4と盛土との付着力が向上
でき、容易に倒壊しない強い畦ができる。
第4図の第4実施例は回転ロータ5の別例構造を示
し、この場合側部ロータ5a及び上部ロータ5bともに畦4
に交差する方向に傾き角度調節自在に横架して構成され
ている。
第5図の第3実施例も回転ロータ5の別例構造を示
し、この場合第2実施例と同様に側部ロータ5a及び上部
ロータ5bともに畦4に交差する方向に傾き角度調節自在
に横架し、上部ロータ5bを特に畦角部を耕起する小径ロ
ータにしているものである。
この第2、第3実施例も第1実施例と同様の作用効果
を得るものである。
第6図乃至第8図の第4実施例は別の畦締機構19に適
用した構造を示し、この場合機枠3に二本のリンク30を
引上げバネ31により枢支し、リンク30の先端部に取付体
32を設け、取付体32にバネ33により支持枠34を吊下し、
整畦体17を支持枠34に取付け、支持枠34内に偏心盤35を
2個回転可能に軸架し、前記動力軸8と変速機構36の入
力軸37との間にチェーン機構38を介在し、変速機構36の
出力軸39と前記偏心盤35とをフレキシブルシャフト40で
連結し、2個の偏心盤35をベルト41により回転伝達可能
に設け、偏心盤35の回転がもたらす振動によって畦締め
作業を行うように構成したものである。
しかして、この第4実施例にあっては畦締機構19の畦
締振動により畦4の上面及び畦一方側面は縦断面へ形状
の整畦体17ではさみ込まれた状態で振動畦締めされ、整
畦作業がなされる。
この際に畦4の一方側面側内部は側部ロータ5aで耕起
され、畦の上面側内部は上部ロータ5bで耕起されること
になり、この場合回転軸線より放射状に突出してなる複
数個のロータ刃15をもつ上部ロータ5bの回転軸線は畦の
造成方向と交差する方向に配置され、畦の上面側内部は
上部ロータ5bのロータ刃15により耕起されると共にこの
上部ロータ5bの回転軸線の傾き角度をロータ刃15が畦の
上面内部位置に届くように調節することができ、このた
め畦4を密状態に締め付けでき、ねずみ孔、ザリガニ孔
等の空洞を壊すことができ、旧畦4と盛土との付着力が
向上でき、容易に倒壊しない強い畦ができる。
尚、上記実施例においては、上部ロータ5bを側部ロー
タ5aよりも進行方向前方に配置しているが、この上部ロ
ータ5bを側部ロータ5aの真上に配置してもよい。
また畦締機構19としては油圧機構を用いたものを用い
ることもある。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く、畦の一方側面側内部は側部ロー
タで耕起され、回転軸線より放射状に突出してなる複数
個のロータ刃をもつ上部ロータの回転軸線は畦の造成方
向と交差する方向に配置され、畦の上面側内部は上部ロ
ータのロータ刃により耕起されると共にこの上部ロータ
の回転軸線の傾き角度をロータ刃が畦の上面内部位置に
届くように調節することができ、それだけ畦の一方側面
部及び畦上面部を密状態に締め付けでき、ねずみ孔、ザ
リガニ孔等の空洞を壊すことができ、旧畦と盛土との付
着力が向上でき、容易に倒壊しない強い畦ができる。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は第1実
施例の全体斜視図、第2図はその後面図、第3図はその
部分断面図、第4図は第2実施例の部分断面図、第5図
は第3実施例の部分断面図、第6図は第4実施例の全体
斜視図、第7図はその部分断面図、第8図はその側面図
である。 1……走行機体、3……機枠、4……畦、5……回転ロ
ータ、5a……側部ロータ、5b……上部ロータ、15……ロ
ータ刃、17……整畦体、19……畦締機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行機体に機枠を設け、該機枠に旧畦上に
    土を盛上げる回転ロータを設け、該回転ロータの進行方
    向後方位置に畦一方側面及び畦上面に合わせた形状の整
    畦体を設け、該整畦体を畦締動作させる畦締機構を設け
    たものにおいて、上記回転ロータは畦の一方側面側内部
    を耕起可能な側部ロータと上面側内部を耕起可能なロー
    タ刃を回転軸線より放射状に突出してなる上部ロータと
    からなり、該上部ロータの回転軸線を畦の造成方向と交
    差する方向に配置すると共に該回転軸線の傾き角度を調
    節自在に設けて構成したことを特徴とする整畦機。
JP63124777A 1988-05-21 1988-05-21 整畦機 Expired - Lifetime JP2678186B2 (ja)

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JPH01296903A JPH01296903A (ja) 1989-11-30
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6037905A (ja) * 1983-08-09 1985-02-27 株式会社富士トレーラー製作所 整畦装置
JPS6098903A (ja) * 1983-10-31 1985-06-01 皆川 功 整畦装置
JPS62195201A (ja) * 1986-02-22 1987-08-28 五十嵐 久夫 振動体取付装置

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JPH01296903A (ja) 1989-11-30

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