JP2678047B2 - 計量機 - Google Patents
計量機Info
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01G—WEIGHING
- G01G3/00—Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances
- G01G3/12—Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing
- G01G3/14—Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing measuring variations of electrical resistance
- G01G3/1414—Arrangements for correcting or for compensating for unwanted effects
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
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- G01G23/00—Auxiliary devices for weighing apparatus
- G01G23/06—Means for damping oscillations, e.g. of weigh beams
- G01G23/10—Means for damping oscillations, e.g. of weigh beams by electric or magnetic means
Description
に重量という)を計量する計量機(吊り秤やクレーンス
ケール等も含む広い概念をいう)に関する。
を計量機を載置台に載せた際の衝撃等により、計量機の
計測媒体である上記バネ系に計測しようとする被計量物
の重量に起因する以外の振動成分が発生する。
何らかの手段により濾波しなければならないが、重量の
計測における濾波に関する問題の困難な点は、濾波しよ
うとする対象の周波数が比較的低いため、公知のアナロ
グ又はデジタルの濾波手段を用いて効果のある濾波をお
こなうと応答性を低下させるという問題が生ずる点にあ
る。即ち、バネを利用した計量機においては、濾波効果
を有効に且つ応答性の低下を最大限に抑えなければなら
ないという相矛盾する困難な問題がある。
ダンパーを具備していないロードセル式の計量機の場合
には、計量機のハカリ系の固有振動による振動の減衰が
時間的に長引くという問題がある。
うな、弾性体であるパラレログラム機構の各節(変形部
分)にストレインゲージ(ロードセル)を貼設して、被
計量物(荷重)に起因する該パラレログラム機構の撓み
量(変形量)をロードセルを介して電気的信号として検
出し、この検出した値から被計量物の重量値を検出しよ
うとするものである。
量物の重量に起因する以外の振動成分が含まれるという
問題は、実際には、被計量物を載置する際の衝撃によ
り、上記パラレログラム機構に振動が発生し、この振動
が被計量物の重量にのみ起因する成分と混在するという
状態となって表れる。即ち、第2図(a)に示すよう
に、被計量物の荷重が作用した際に生じる重量信号の中
に、被計量物の重量値に相当する直流成分(曲線II)の
みでなく、「曲線I」のようにこのハカリ系の慣性バネ
系の共振特性に起因する振動成分をも含んで重畳する場
合が多い。上記振動成分は、被計量物を載置する際の衝
撃等によって左右され、該衝撃等の割合が大きい場合に
はアナログのフィルターを用いても十分に濾波できず、
このような場合には振動が減衰するまで待つことが必要
となることもある。
能率が低下する。
間)を短縮するために計量機にダンパーを設けたり、計
量機の載置台と計量機構との間にクッション部等を設け
る等の機械的構造によって解決しようとする発明がなさ
れているが、秤を輸送する際の油漏れの問題あるいは温
度変化によって減衰特性が変化する等の問題があり、上
記問題を完全に解決するまでに到っていないのが現状で
ある。
号に含まれる振動成分(振動的信号成分ともいう)を同
期信号として利用することに着目し、且つ平均演算の濾
波条件を決定することにより上記課題を解決した。
重量信号を生成する計量機構を有し、その重量信号に振
動的信号成分が含まれる計量機において、 上記重量信号の高周波ノイズを除去するローパスフィ
ルターと、このローパスフィルターからの出力信号を制
御信号に応じて離散的なデジタル信号に変換するための
A/D変換器と、上記離散的なデジタル信号が入力され該
入力した離散的なデジタル信号の継続するNケのデジタ
ル信号値の移動平均処理をおこなうデジタル演算装置
と、上記重量信号から振動的信号成分のみを分離するた
めのハイパスフィルターと、上記Nケのクロック信号の
時間が上記振動的信号成分の周期のn倍と時間的に一致
し且つ同期するようにクロック信号を生成する回路と、
このクロック信号に応じて上記A/D変換器へA/D変換動作
を指令する制御信号を発生する制御信号発生部を備えた
ことを特徴とする。但し、上記N,nは正の整数でN>2n
であるものとする。
スフィルターによって高周波ノイズを除去する。そし
て、上記ローパスフィルターを通過した振動的信号を含
む重量信号は、A/D変換器で制御信号に応じて離散的な
デジタル信号に変換され、この変換されたデジタル信号
は、デジタル演算装置で移動平均処理される。そして、
上記A/D変換器は、計量機からの重量信号に含まれる振
動的信号成分の周期のn倍の時間とNケのクロック信号
の時間が一致し且つ同期するようなクロック信号により
生成した制御信号発生器からの制御信号の指令によっ
て、タイミングをあわせてA/D変換動作をおこなうた
め、該A/D変換器で変換された離散的なデジタル信号
は、重量信号に含まれる振動信号成分に同期し且つほぼ
等間隔な時間間隔でサンプリングする離散的な信号とな
り、この信号をデジタル演算装置で移動平均演算する
と、上述の重量信号に含まれる振動的信号成分が相殺さ
れて、振動的信号成分を含まない重量信号(被計量物の
重量値)が得られる。
示すブロック図である。図において、1は各節の部分に
ストレインゲージが貼設されてロードセルを形成する周
知のパラレログラム機構である。この計量機は、上記パ
ラレログラム機構1の載荷側に荷重受台2が支持される
周知の構造を有するものである。
信号を増幅する増幅器3、第3図(b)に示すような強
い減衰特性を有するローパスフィルター4、一時的に信
号を保持するサンプルホールド回路6,アナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器7を介して、マイクロ
プロセッサー8のインターフェースの入力端子と接続さ
れている。
回路6間の接続ラインから分岐して、上記ローパスフィ
ルター4の出力側は、低周波ノイズを濾波するハイパス
回路9、信号を増幅する増幅器12を介してPLL(Phase L
ocked Loop)13の入力端子に接続されている。そして、
このPLL 13の出力端子は、制御信号発生器16の入力端子
に接続されるとともに、途中で分岐して1/Nカウンター1
4の入力端子に接続され、この1/Nカウンター14の出力端
子は上記PLL 13の位相比較用の入力端子に接続されてい
る。上記PLL 13と1/Nカウンター14で形成するループ状
の回路は、周波数合成回路を構成している。
サンプルホールド回路6,A/D変換器7,マイクロプロセッ
サー8のインターフェースの各制御信号入力端子に接続
されている。
うに作用する。
と、ロードセルを形成しているパラレログラム機構で重
量信号が発生する。この計量機のパラレログラム機構1
は、振動学的には慣性バネ系であり、この系自体は第3
図(a)に示すような固有の共振特性を有し、被計量物
が上記荷重受台2に載置されると、その場合の共振周波
数は下記の(1)式で表される。
gは重力加速度である。
にしたがって上記式の共振周波数「fm」は小さくなる方
向に変化する(第3図(a)の実線と一点鎖線参照)。
共振特性を有しているから、通常の計量作業のように強
い衝撃を伴うような載置がなされると、重量信号に振動
成分が生じる。
含んだ重量信号がパラレログラム機構1で発生すると、
増幅器3で増幅され、さらにローパスフィルター4で高
周波ノイズが濾波される。このローパスフィルター4は
第3図(b)に示す如く減衰特性を有しているが、該ロ
ーパスフィルター4を経た重量信号には、第2図(a)
の曲線Iのように、載置からTL時間経過してもなお上記
共振特性にもとづく残存振動成分が存在する。
ルホールド回路6と、ハイパスフィルター9に入力され
る。ここで、上記サンプルホールド回路6への入力は、
上記制御信号発生器16からの作動指示信号の指示により
おこなわれる。そして、上記制御信号発生器16で生成さ
れる制御信号は、分岐して上記ハイパスフィルター9へ
入力した重量信号に含まれる振動成分を利用しておこな
われる。即ち、ハイパスフィルター9へ入力された振動
成分を含む重量信号は、ここで直流成分が分離されて振
動成分(交流成分)のみがこのハイパスフィルター9か
ら出力され、この振動成分のみの信号が増幅器12で増幅
されてPLL 13の入力端子に入力する。そして、このPLL
13は、もとの信号のN倍の周波数のシンセサイザー(合
成回路)として作用し、入力した振動成分からなる信号
の位相とこのN倍の周波数の位相が同期して立ち上が
る。
する周波数合成回路において補助的フィードバック回路
を構成するものであり、上記位相が同期して立ち上がる
作用に関してフィードバック機能を果たしている。
ては、上記もとの信号のN倍の周波数のクロック信号
(同期クロック信号という)が、制御信号発生器16へ出
力される。尚、上記周波数合成回路に関しては、周知の
回路であり、例えば、ナショナルセミコンダクター社の
「Liner Data Book」に『LM565/LM565C』という名称で
周波数合成回路が掲載されており、従ってこの周波数合
成回路自体の詳細な説明は省略する。
ると、該制御信号発生器16は、第3図(c)に図示する
ように、信号Siを生成しこの信号Siにもとづいて、制御
信号であるサンプルホールドへの信号SS/H、A/D変換器
への信号SA/D、インターフェースへの信号SI/Oを発生
する。
ルホールド回路6,A/D変換器7,マイクロプロセッサー8
ヘ出力され、ローパスフィルター4からサンプルホール
ド回路6へ出力された重量信号が、該制御信号のタイミ
ング、即ち重量信号に含まれる振動成分に同期しそのN
倍の周波数のクロック信号に応じた制御信号のタイミン
グにあわせて、サンプルホールド回路6で抽出され、A/
D変換器でデジタル値に変換されて、離散的なデジタル
信号に変換され、この信号がインターフェースを介して
マイクロプロセッサー8に入力される。
グラムされた手順に従って、継続して入力される上記離
散的なデジタル信号が順次移動平均処理される。即ち、
新しい信号が入力する毎にその都度下記の式の演算(移
動平均処理)がおこなわれる。
m(r−(N−1)/2)は、r−(N−1)番目の値か
らr番目の値までのNケのデータの中間に位置する平均
値を表す。
重量値となる。
4図および数式を用いて具体的に説明する。
に示す各点の値である。第4図において、二点鎖線は被
計量物の重量値を表し、各点を通る一点鎖線はローパス
フィルター4を通過した後でサンプルホールド回路6で
処理される前の信号(アナログ信号)を表す。
うな一般式で表される。
すると、A/D変換器7から出力されるNケの継続するデ
ータ(デジタル信号)は下記の如き数式で表される(第
4図参照)。
て、以下のように変形できる。
においてem=edとなり、振動の影響が無くなることか
ら、重量信号から振動成分を排除できることとなる。
ゼロになるためには、 が条件となる。
onと染谷による)によって明らかになっている条件とし
て、サンプリングはその振動数に対して2回以上行う必
要があることより、 β≦π …(7) となる。
「N倍の周波数」の「N」の値となる。
になる。
ること。
号に含まれる振動的信号成分の周期又は該周期の整数
倍、即ちn倍の時間と一致させる。
はサンプリング間隔、f0は振動数、また、N>2nとす
る。
の割合ですること。尚、振動数の2周期に対して5回の
割合、即ち(360゜×2)/5=144゜の位相角でサンプリ
ングをおこなってもよい。
与えることはないため、任意の位相角でよい。
のクロック信号を生じさせるための構成としては、上記
実施例の「1/Nカウンター14」に代えて、第5図に図示
するような「1/5カウンター14′」を用い、且つ制御信
号発生器16の入力側に「「1/2カウンター14a′」を設け
ればよい。
2実施例は、上記第1実施例の有する問題をさらに解決
したものである。即ち、上述の実施例(第1実施例)で
は、第1図に示すハイパス回路9にあらわれる信号er1
は第2図(b)の曲線IIIのような波形の信号となる。
この信号は正弦波的な信号成分とともに同図(b)の曲
線IVのような過途的な大波状のサージ信号成分を含んで
いる。これは主としてローパスフィルター4の伝達特性
に起因するものであるが、少なくとも一時的には大波状
のサージ信号成分を生じさせることは避けられない。こ
のサージ信号成分は大きすぎるため、第2図(b)の曲
線Vに示す如く上記ローパスフィルター4の後流の増幅
器12を飽和し、その結果、PLL 13の入力を飽和する。こ
のため、少なくともサージ信号成分が小さくなるまでの
期間PLL 13の周期がずれるか、あるいはそこまでいたら
なくともPLL 13の周期を乱すこととなる。
機に関する。
第1実施例の第1図に示すハイパス回路9及び増幅器12
に代えて、第6図(a)に示すように、ハイパス回路
9′と、該ハイパス回路9′の負荷抵抗Rと並列になる
よう、サージ圧電圧抑制回路10を設けた構成の回路を有
する。即ち、二つのシリコンダイオードDを並列に且つ
逆向きに配列して構成した回路に、抵抗rを直列に配列
して構成したサージ電圧抑制回路10が、ハイパス回路
9′の抵抗Rと並列になるよう配列されている。
が、バッファアンプ11の入力端子に接続され、このバッ
ファアンプ11の出力端子は信号依存性可変利得増幅器1
2′の入力端子に接続され、この信号依存性可変利得増
幅器12′の出力端子はPLLの入力端子側に接続されてい
る。
Rに印加する振動的交流信号が大きくなるにしたがっ
て、上記二つのシリコンダイオードDを配設した回路に
かかる電圧も大きくなろうとするが、ダイオードの抵抗
値は電圧依存性があり、ここを流れる電流が増加する
が、フォワード抵抗Rが小さくなるため、電圧er0が大
きくなるのを妨げ、大きなサージ電圧(サージ信号)が
生じることのないよう作用する。
なサージ信号を生じさせるが、本第2実施例の場合に
は、第2図(c)の曲線VIに示すようにサージ信号はき
わめて小さくなる。
うな事態を有効に防止できる。尚、第2図(c)の曲線
VIIは重量信号の直流成分を示す。
可変利得増幅器12′においても、増幅器本体12a′と、
各二つのシリコンダイオードDを並列且つ逆向きに配列
したダイオードからなる回路12b′を並列に配列し、且
つ上記ダイオードからなる回路12b′に対して直列にそ
の上流に小さな抵抗値の抵抗r1を配列するとともに、該
ダイオードからなる回路12b′に対して並列に上記抵抗r
1の50倍の抵抗値をもつ抵抗r1′を配列しているため、
小さな値の信号が入力した場合には十分な利得が得ら
れ、且つ信号が大きくなるにしたがって利得が小さくな
るよう作用する、いわゆる非線型の増幅特性が有する。
低下するように作用するため、パラレログラク機構1か
らの振動成分が例え小さくなっても上記PLLを駆動する
に十分な振動成分(交流成分)が生じ、また被計量物を
載置した際に生じる過途的な大きな振動成分の発生に対
しても、大きなサージ信号を生じないで、適当な大きさ
の振動成分に増幅し、PLLに最適な値の入力信号を提供
する。従って、計量機のパラレログラム機構1に大きな
衝撃が作用した場合にも、PLLの同期がずれるという危
惧はない。
(a)参照)では、重量信号の公称最大値の0.1%〜10
%程度までの振幅の振動的成分に対してPLLを完全に同
期させて、移動平均演算を実施させることができ、あら
ゆる負荷状況においても同期を担保できるように図られ
ている。
圧抑制回路に代えて、抵抗rを省略した第6図(b)に
示すような構成にしてもほぼ同様の効果が得られる。ま
た、ハイパスフィルター9に代えてアクティブハイパス
フィルターを使用することもできる。
について説明したが、上述のような構成からなる計量機
は、第7図(a)に示すように吊皿構造の吊り秤、ある
いは第7図(b)に示すように、走行クレーンの先端の
フックで吊持された被計量物を、該クレーン本体の支持
部に複数配設された計量機により計量するような構成の
クレーンスケールに応用することができる。
がワイヤー等の非剛性構造を介して計量機本体に支持さ
れているため、計量の際に被計量物が揺れることがあ
り、該計量物の揺れにともなって重量信号に振動成分が
含まれることがある。
においては、指針あるいはデジタル表示器等の読み取り
装置で重量の指示値が変動して読み取れないことは無論
のこと、計量機構部分でも正確な重量値を得られないと
きがある。この場合、吊り秤,クレーンスケールの計量
機、即ち、第7図(a)の計量機Aに、あるいは第7図
(b)に用いられている複数の計量機Aに、上記第1実
施例あるいは第2実施例の構成を有する計量機を用いれ
ば、上述の揺れによる弊害を防止することができる。
「揺れの角度:θ」で表現すると、下記の式の如くな
る。
が揺れる場合の下向きに働く力を「mg+ΔFy」とする。
この「mg」は質量に作用する重力、「ΔFy」は「揺れ」
の動作によって生じる力があり下向きの力を正とする
と、このΔFyは、 ΔFy=mgα2cos2βt …(13) となる。(この式の証明は省略する。) 上記(11)式が第8図(a)に示す線図、上記(13)
式が第8図(b)に示す線図となる。そして、この揺れ
の動作において質量mが垂直位置にもどった際に最大の
下向きの力が働き、振り上がった位置で最大の上向きの
力が働く。
記「揺れ」を表す(11)式の振動周波数の二倍の周波数
である。
であることより、この振動成分の力を表す式((13)
式)における周波数は、上述の第1あるいは第2実施例
での振動成分の振動周期に対応する。
いる重量信号に含まれる振動成分の振動数に同期し、且
つ上記同期信号は、該同期信号のn倍が上記(10)式に
示すNケのサンプリング間隔(ts)と一致するものであ
ればよい。且つ、上記(10)式のf0に代えて2fpを用い
ればよい。
するためには、第1図のような周期回路の構成、即ちPL
L(13)及び1/Nカウンター(14)を用いればよい。この
構成を使用すると揺れの周期の1/2周期とNケのサンプ
リングが時間的に一致するようなサンプリングがおこな
われ、十分に揺れの影響を排除(濾波)できる。
れている場合でも、計量機が安定するまで待つことな
く、正確な重量値を検出することができる。
従来の計量機に比べて、飛躍的に迅速に且つ正確な重量
値を得ることができる。
す要部のブロック図、第2図(a)〜(c)は縦軸に変
位量と横軸に時間をとって振動成分が含まれる幾つかの
場合の重量信号の状態を表した図、第3図(a)は計量
機のパラレログラム機構の共振特性を示す図、第3図
(b)は第1図の実施例のローパスフィルターの減衰特
性を示す図、第3図(c)はクロック信号とタイミング
信号のタイミングと信号幅の関係を示す図、第4図は縦
軸に変位量(振幅)と横軸に時間をとってA/D変換器で
処理され離間的なデジタル信号のN+1ケの重量信号を
それらの値を含むもとのアナログ信号とともに示した
図、第5図は第1図に示す実施例の周波数合成回路部分
の変形実施例を示すその部分のブロック図、第6図
(a)は本発明の第2実施例の要部の構成を示すその部
分のブロック図、第6図(b)は第6図(a)の変形実
施例の要部の構成を示すその部分のブロック図、第7図
(a)は本発明にかかる計量機の応用用途の一つを示す
吊り秤の側面図、第7図(b)は本発明にかかる計量機
の応用用途の一つを示す走行クレーンの側面図、第8図
(a),(b)は第7図(a)あるいは(b)のような
ワイヤー等の剛性の低い部材で被計量物が支持されてい
る構造の計量機を使用する場合の被計量物の揺れの周期
と計量機で処理すべき重量信号の振動成分の周期との関
係を示す図である。 1……パラレルグラム機構(計量機構)、2……荷重受
台、4……ローパスフィルター、7……A/D変換器、8
……マイクロプロセッサー(デジタル演算装置)、9…
…ハイパス回路(ハイパスフィルター)、13……PLL,14
……1/Nカウンター(周波数合成回路)、16……制御信
号発生器(制御信号発生部)。
Claims (3)
- 【請求項1】被計量物を載荷して電気的重量信号を生成
する計量機構を有し、その重量信号に振動的信号成分が
含まれる計量機において、 上記重量信号の高周波ノイズを除去するローパスフィル
ターと、このローパスフィルターからの出力信号を制御
信号に応じて離散的なデジタル信号に変換するためのA/
D変換器と、上記離散的なデジタル信号が入力され該入
力した離散的なデジタル信号の継続するNケのデジタル
信号値の移動平均処理をおこなうデジタル演算装置と、
上記重量信号から振動的信号成分のみを分離するための
ハイパスフィルターと、上記Nケのクロック信号の時間
が上記振動的信号成分の周期のn倍と時間的に一致し且
つ同期するようにクロック信号を生成する回路と、この
クロック信号に応じて上記A/D変換器へA/D変換動作を指
令する制御信号を発生する制御信号発生部を備えたこと
を特徴とする計量機。但し、上記N,nは正の整数でN>2
nであるものとする。 - 【請求項2】請求項第1項に記載の計量機において、ハ
イパスフィルターに、サージ電圧抑制回路を併設したこ
とを特徴とする。 - 【請求項3】請求項第1項に記載の計量機において、ク
ロック信号を生成する回路の前段に信号依存性可変利得
増幅器を設けたことを特徴とする。
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