JP2677707B2 - カメラケース防水機構 - Google Patents

カメラケース防水機構

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JP2677707B2
JP2677707B2 JP2293995A JP29399590A JP2677707B2 JP 2677707 B2 JP2677707 B2 JP 2677707B2 JP 2293995 A JP2293995 A JP 2293995A JP 29399590 A JP29399590 A JP 29399590A JP 2677707 B2 JP2677707 B2 JP 2677707B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、防水を必要とする産業用カメラをカメラ
ケース内に気密的に収容するカメラケース防水機構に関
するものである。
【従来の技術】
第8図は従来のカメラケース防水構造を示す断面図で
あり、図において、1はカメラケース、2はこのカメラ
ケース1に装着した電子ユニット、3は前面ゴムパッキ
ン、4は前面ゴムパッキン3に取り付けられたガラス、
5は前面ゴムパッキン3を押えているカバー、6はケー
ブル、7はケーブル6の信号線と電子ユニット2とを接
続するケーブル側接栓、8は貫通金具、9はケーブルゴ
ムパッキン、10は貫通金具押え、11は貫通金具ゴムパッ
キン、12は接栓通過孔、13は接栓通過孔12に設けられた
ねじ部であり、このねじ部13に貫通金具8の先端がねじ
込まれている。 次に動作について説明する。 カメラケース1に収納された電子ユニット2を雨,
風,塵,ガスから守るために、カメラケース1の内部を
密閉する必要がある。このため、電子ユニット2を収納
したカメラケース1の前面には、ガラス4を前面ゴムパ
ッキン3を介してカバー5で取り付けている。一方、接
栓通過孔12には接栓を通し、これを電子ユニット2に接
続している。このとき、メンテナンスを考慮して、ケー
ブル6に予め挿入した貫通金具8をゴムパッキン11を介
して接栓用通過孔12のねじ部13にねじ込む。次いで、ケ
ーブルゴムパッキン9を介して貫通金具押え10を貫通金
具8にねじ込む。このねじ込み量を多くすることで、ケ
ーブルゴムパッキン9が圧縮され、ケーブル6の周面を
押し付ける。かくして、前面ゴムパッキン3とケーブル
ゴムパッキン9と貫通金具ゴムパッキン11とによって、
カメラケース1の内部を外部から気密的に断ち、防水効
果を得ている。
【発明が解決しようとする課題】
従来のカメラケース防水機構は以上のように構成され
ているので、カメラケース1が高温度状態から雨などに
より急に冷やされた場合、当該カメラケース1の内部圧
力が低下し、外部からの雨水を呼吸作用により吸い込ん
だり、ケーブル端部やケーブル途中での傷から湿気や雨
水が入る場合があるほか、貫通金具ゴムパッキン11付近
に締め込み規制部が無いため、貫通金具押え10の締め込
み過多による貫通金具ゴムパッキン11の劣化、およびケ
ーブルゴムパッキン9部分でのケーブル6の圧縮硬化に
よる劣化を避けられないばかりか、配線処理前にケーブ
ル6に貫通金具8を付けておく必要があるので、これが
配線処理時に他の部材に当って邪魔になるなどの課題が
あった。 なお、その他の近似技術として、特開昭63−67799号
公報,実開昭62−75683号公報,実開昭63−19710号公報
がある。 この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので、カメラケース内に収容された電子ユニットを
気密状態に防水化できることはもとより、この電子ユニ
ットの外部とに接点部分をも気密状態に防水化できると
共に、カメラケースの内部圧力が低下した場合等におい
ても、外部からの雨水,湿気あるいは塵埃等の侵入を防
止でき、且つ気圧の影響を低減でき、さらには従来の貫
通金具等の部品を不要化できて配線処理の際の作業性が
向上し、低コスト化を図ることができるカメラケース防
水機構を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明に係るカメラケース防水機構は、前面および
背面に開口部を有して電子ユニットが収容されるカメラ
ケースと、このカメラケースの前面開口部に前面ゴムパ
ッキンを介して取り付けられたガラスと、前面に前記電
子ユニットが固定され且つ背面に基板側接栓を有し、前
記カメラケースの背面開口部を塞ぐように取り付けられ
た基板と、接栓用窓穴を有して、当該接線用窓穴に前記
基板側接線を臨ませた状態で前記基板及び前記カメラケ
ースの背面にゴムパッキンを介して取り付けられ、前記
カメラケース内に第一の気密空間を形成するケースカバ
ーと、前記基板側接栓に接続されるケーブル側接栓を有
するケーブルと、前記ケースカバーの背面における前記
接栓用窓穴の外側開口端周辺に当接され、且つ、前記ケ
ーブルの先端側が気密状態に差し込まれたケーブル差込
孔部を有して前記ケースカバーの背面から外向きに突出
するケーブルホルダー部が形成されたケーブルゴムパッ
キンと、このケーブルゴムパッキンを介して前記ケース
カバーの背面に取り付けられたケーブルカバーとを備
え、前記ケーブルカバーは、前記ケーブルゴムパッキン
を被って前記ケーブルの先端側とケーブル側接栓および
当該ケーブル側接栓が接続された前記基板側接栓を収納
し、且つ、前記接栓用窓穴の内側開口端を前記ゴムパッ
キンを介して塞ぐ前記基板によって前記第一の気密空間
とは隔絶され、この第一の気密空間よりも小さい第二の
気密空間を形成しているものである。
【作用】
この発明におけるカメラケース防水機構は、カメラケ
ースの背面開口部を塞ぐ基板および前記カメラケースの
背面にゴムパッキンを介して取り付けられたケースカバ
ーによって前記カメラケースの内部に第一の気密空間を
形成すると共に、前記ケースカバーの接栓用窓穴の外側
開口端周辺に当接されるケーブルゴムパッキンにはケー
ブル差込孔部を有するケーブルホルダーを形成し、その
ケーブル差込孔部に差し込まれたケーブル先端側のケー
ブル側接栓を、前記接栓用窓穴に臨ませた基板側接栓に
接続し、この状態において前記ケーブルゴムパッキンを
ケーブルカバーで被うことにより、ケーブル先端側とケ
ーブル側接栓および基板側接栓を収容する第二気密空間
を形成したので、この第二の気密空間によってケーブル
先端側を含むケーブル側接栓と基板側接栓との接続部
分、即ち外部との接点部分を気密状態に防水化できる。
しかも、第一の気密空間と第二の気密空間とは隔絶され
た独立状態に形成されているので、カメラケースが雨や
その他で急冷された場合にも内部気圧の変化が小さくな
り、また、第二気密空間は第一の気密空間よりも小さく
形成されているので、気圧の影響が著しく低減され、気
密空間への雨水,湿気あるいは塵埃等の侵入が防止され
る。さらに、ケーブル先端側は上述のようにケーブルゴ
ムパッキンのケーブルホルダー部を介してケーブルカバ
ーで保持されるので、貫通金具等の部品が不要になるの
で、接栓の接続作業が容易に且つ迅速に行えると共に、
低コスト化が図れる。
【発明の実施例】
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図(A)はこの発明の一実施例によるカメラケース防
水機構を示す縦断面図、第1図(B)は第1図(A)の
ケーブルカバー取り付け要部を拡大して示す断面図、第
2図は第1図(A)のカメラケース防水機構におけるケ
ースカバー取り外し体のカメラケースを示す平面図であ
る。 図において、14は前面および背面に開口部を有するカ
メラケースであり、このカメラケース14の背面開口部に
は基板取付用の内段部14aが設けられている。 15はこのカメラケース14の前面開口部に内側から取り
付けられた前面ゴムパッキン、16はこの前面ゴムパッキ
ン15を介して前記カメラケース14の前面開口部に気密状
態に取り付けられたガラス、17はこのガラス16の内側面
に当接されたゴム板、18は前記カメラケース14内に収容
された電子ユニットであり、この電子ユニット18は前面
レンズを前記ガラス16に対向させた状態で前記ゴム板17
に当接されている。 19は前記カメラケース14の背面開口部を塞ぐよう当該
背面開口部に嵌め込まれて内段部14aに支持させる基板
であり、この基板19は片面(前面)中央部にアルミ板20
を有し且つ反対面(背面)一側寄りに基板側接栓26を有
しており、その前面側のアルミ板20に前記電子ユニット
18が取り付け支持されている。 21はガラス16とゴム板17と電子ユニット18とをカメラ
ケース14にアルミ板20上で固定されている複数の締付ね
じであり、従って、ガラス16とゴム板17と電子ユニット
18はアルミ板20を介して基板19に予めユニット化してお
くことが可能となっている。 22はカメラケース14の背面開口部を覆うケースカバー
であり、このケースカバー22の一側寄りには接栓用窓穴
22aが設けられ、この接栓用窓穴22aは前記基板19によっ
てカメラケース14の内部とは仕切られ、この状態の接栓
用窓穴22a内に前記基板側接26を臨ませている。 23はカメラケース14とケースカバー22との間を密封す
るカバーゴムパッキン、24は基板29とケースカバー22と
の間を密封する基板ゴムパッキンであり、これらのカバ
ーゴムパッキン23と基板ゴムパッキン24は第2図に示す
ように一連に形成されている。 25は基板19の背面に付けた液状シール、26は上述した
基板側接栓、27は基板19を介して電子ユニット18に接続
するためのケーブル、27aはこのケーブル27の先端から
導出した信号線、29はその線号線27aに接続されたケー
ブル側接栓であり、このケーブル側接栓29は前記基板側
接栓26に接続される。 28はケースカバー22の背面における接栓用窓穴22aの
外側開口端周辺に当接されるケーブルゴムパッキンであ
り、このケーブルゴムパッキン28は第5図に示すように
矩形枠状に形成され、その一側にはケーブル差込孔部28
aを有するケーブルホルダー部28bが形成されている。か
かるケーブルゴムパッキン28は、ケーブル差込孔部28b
にケーブル27の先端側を差し込み、且つ、ケーブル側接
栓29を基板接栓26に接続した状態でケースカバー22の背
面に対しケーブルホルダー部28bを外向きに突出状態に
して前記接栓用窓穴22aの外側開口端周辺に当接される
ようになっている。 30はケーブルゴムパッキン28を被ってケースカバー22
の背面に取り付けられるケーブルカバー、30aはこのケ
ーブルカバー30に設けられたケーブル保持用開口であ
り、このケーブル保持用開口30aは前記ケーブルホルダ
ー部28bに連通してケースカバー22の背面に沿った方向
に開口している。かかるケーブルカバー30は、ケーブル
27の先端側を保持して当該先端側を含む信号線27aおよ
びケーブル側接栓29と基板側接栓26を被うようになって
いる。 31はケーブルカバー30をケースカバー22に止着するね
じ(第3図参照)、32はカメラケース14の内側に突設し
た基板19の当り、33はケースカバー22をカメラケース14
に止着するためのねじ孔、34はケーブルカバー30の前面
側に突設した当りボス(第4図参照)である。 以上において、カメラケース14の背面開口部を塞ぐ基
板19と、この基板19の背面および前記カメラケース14の
背面にカバーゴムパッキン23および基板ゴムパッキン24
を介して当接されたケースカバー22とによって、前記カ
メラケース14の内部には第一の気密空間Aが形成され、
この第一の気密空間Aに電子ユニット18が収容されてい
る。また、ケースカバー22の接栓用窓穴22aの内側開口
端を基板ゴムパッキン24を介して塞ぐ基板19と、前記接
栓用窓穴22aの外側開口端をケーブルゴムパッキン28を
介して被うケーブルカバー30とによって、前記接栓用窓
穴22aに第二の気密空間Bを形成している。 従って、第一の気密空間Aと第二の気密空間Bとは、
基板19と基板ゴムパッキン24とによってそれぞれが独立
した状態に隔絶され、且つ、第二の気密空間Bは第一の
気密空間Aよりも小さく形成され、その第二の気密空間
Bにケーブル27の先端側と信号線27aおよびケーブル側
接栓29と基板側接栓26とが気密状態に収容されている。 次に動作について説明する。 カメラケース14の背面開口部を基板19で塞ぎ、この基
板19の背面およびカメラケース14の背面に当接したゴム
パッキン23,24を介してカメラケース14の背面にケース
カバー22を取り付けることにより、カメラケース14の内
部には電子ユニット18が収容された第一の気密空間Aが
形成される。このようなケースカバー22の取付け時には
当該ケースカバー22の接栓用窓穴22a内に基板側接栓26
を臨ませる。そして、ゲースカバー22の取付け後には、
ケーブルゴムパッキン28のケーブルホルダー部28bのケ
ーブル差込孔部28aにケーブル27の先端を差し込んでケ
ーブル側接栓29を前記基板側接栓26の接続し、ケーブル
ホルダー部28bを外向きにしてケーブルゴムパッキン28
をケースカバー22の背面における接栓用窓穴22aの外側
開口端周辺に当接した後、そのケーブルゴムパッキン28
をケーブルカバー30で被って当該ケーブルカバー30をケ
ースカバー22の背面に取り付ける。これによって、ケー
スカバー22の接栓用窓穴22aの部分には、第一の気密空
間Aとは隔絶され、且つ第一の気密空間Aよりも小さい
第二の気密空間Bが独立して形成され、この第二の気密
空間Bにケーブル27の先端側と信号線27aおよび基板側
接栓26とケーブル側接栓29が気密に収容された状態とな
る。 従って、カメラケース14内の第一の気密空間Aに電子
ユニット18が気密に収容されて防水化されるのみなら
ず、ケーブル27の先端側を含む信号線27aおよびケーブ
ル側接栓29と基板側接栓26との接続部分、即ち電子ユニ
ット18に対する外部との接点部分をも気密状態に防水化
できる。 さらに、上述のように第一の気密空間Aと第二の気密
空間Bとをそれぞれ独立して隔絶形成したことにより、
カメラケース14が雨水等により急冷されても内部圧力の
急変を防止できると共に、カメラケース14の内部はもと
より外部との接点部分に対する雨水や湿気および塵埃等
の浸入を確実に防止できる。また、仮にケーブル27端部
の傷からケーブルカバー30内に湿気が浸入しようとして
も、このケーブルカバー30でケーブルゴムパッキン28を
介して形成された第二の気密空間Bは上述のように第一
の気密空間Aよりも遥かに小さいので、気圧の影響を受
け難く、このため、湿気の浸入を確実に防止でき、万
一、その浸入があったとしても、電子ユニット18を収容
している第一の気密空間Aにまで湿気が及ぶことはな
い。さらに、ケーブル27には従来のような貫通金具を取
り付ける必要がないので、基板側接栓26とケーブル側接
栓29との接続を容易に行うことができる。 なお、上記実施例では、ケーブル27の先端側にケーブ
ルゴムパッキン28のみを取り付けたが、第6図に示すよ
うに、ケーブルカバー30の内側に接栓受け35を突設し、
この接栓受け35に接栓29を取り付け、ケーブルカバー30
内にシリコンゴム36を注入して一体構造としてもよい。
このような一体構造によってケースカバー22への取り付
けが簡単となり、シリコンゴム36の弾性により雨水や湿
気および塵埃等の浸入をより確実に防止できる。 また、ケーブルカバー30は第7図に示すように向きを
上記とは逆にして取り付けることができ、この場合、ケ
ーブル27の導入方向をフレキシブルに対応させることが
できる。
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、カメラケースの背
面開口部を塞ぐ基板および前記カメラケースの背面にゴ
ムパッキンを介して取り付けられたケースカバーによっ
て前記カメラケースの内部に第一の気密空間を形成する
と共に、ケースカバーの接栓用窓穴の外側開口端周辺に
当接されるケーブルゴムパッキンにはケーブル差込孔部
を有するケーブルホルダーを形成し、そのケーブル差込
孔部に差し込まれたケーブル先端側のケーブル側接栓
を、前記接栓用窓穴に臨ませた基板側接栓に接続し、こ
の状態において前記ケーブルゴムパッキンをケーブルカ
バーで被うことにより、ケーブル先端側とケーブル側接
栓および基板側接栓を収容する第二気密空間を形成した
ので、この第二の気密空間によってケーブル先端側を含
むケーブル側接栓と基板側接栓との接続部分を気密状態
に防水化できる。 即ち、この発明では、カメラケース内部に電子ユニッ
トを気密状態に収容する第一の気密空間を形成したこと
に加え、ケーブル外部から導入してケーブル側接栓を基
板側接栓に接続する所謂外部との接点部分を第二の気密
空間によって気密状態に防水化できるという効果があ
る。 しかも、第一の気密空間と第二の気密空間とは基板と
ゴムパッキンとで隔絶された独立状態に形成されている
ので、気圧変化を基板面で吸収できて、カメラケースが
雨やその他で急冷された場合に内部気圧の変化を小さく
抑れることができると共に、上述の如き基板側接栓とケ
ーブル側接栓との接続により電子ユニットと外部ケーブ
ルとの電気的導通を容易に取ることができるという効果
がある。 また、第二気密空間は第一の気密空間よりも小さく形
成されているので、気圧の影響が著しく低減され、気密
空間への雨水,湿気あるいは塵埃等の侵入を防止できる
という効果がある。さらに、ケーブル先端側は上述のよ
うにケーブルゴムパッキンのケーブルホルダー部を介し
てケーブルカバーで保持されるので、貫通金具等の部品
が不要になるので、接栓の接続作業が容易に且つ迅速に
行えると共に、低コスト化が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)はこの発明の一実施例によるカメラケース
防水機構を示す縦断面図、第1図(B)は第1図(A)
のケーブルカバー取り付け要部を拡大して示す断面図、
第2図は第1図(A)のカメラケース防水機構における
ケースカバー取り外し状態のカメラケースを示す平面
図、第3図は第1図のケーブルカバーを示す背面図、第
4図は第3図のP−P線におけるケーブルゴムパッキン
付近の断面図、第5図は第1図(A),(B)のケーブ
ルゴムパッキンの示す斜視図、第6図はこの発明の他の
実施例によるカメラケース防水機構の平面断面図、第7
図は第6図のケーブルカバーを示す背面図、第8図は従
来のカメラケース防水機構を示す平面断面図である。 14……カメラケース、15……前面ゴムパッキン、16……
ガラス、18……電子ユニット、19……基板、22……ケー
スカバー、22a……接栓用窓穴、26……基板側接栓、27
……ケーブル、28……ケーブルゴムパッキン、28a……
ケーブル差込孔部、28b……ケーブルホルダー部、29…
…ケーブル側接栓、30……ケーブルカバー、A……第一
の気密空間、B……第二の気密空間。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面および背面に開口部を有して電子ユニ
    ットが収容されるカメラケースと、このカメラケースの
    前面開口部に前面ゴムパッキンを介して取り付けられた
    ガラスと、前面に前記電子ユニットが固定され且つ背面
    に基板側接栓を有し、前記カメラケースの背面開口部を
    塞ぐように取り付けられた基板と、接栓用窓穴を有し
    て、当該接線用窓穴に前記基板側接線を臨ませた状態で
    前記基板及び前記カメラケースの背面にゴムパッキンを
    介して取り付けられ、前記カメラケース内に第一の気密
    空間を形成するケースカバーと、前記基板側接栓に接続
    されるケーブル側接栓を有するケーブルと、前記ケース
    カバーの背面における前記接栓用窓穴の外側開口端周辺
    に当接され、且つ、前記ケーブルの先端側が気密状態に
    差し込まれたケーブル差込孔部を有して前記ケースカバ
    ーの背面から外向きに突出するケーブルホルダー部が形
    成されたケーブルゴムパッキンと、このケーブルゴムパ
    ッキンを介して前記ケースカバーの背面に取り付けられ
    たケーブルカバーとを備え、前記ケーブルカバーは、前
    記ケーブルゴムパッキンを被って前記ケーブルの先端側
    とケーブル側接栓および当該ケーブル側接栓が接続され
    た前記基板側接栓を収納し、且つ、前記接栓用窓穴の内
    側開口端を前記ゴムパッキンを介して塞ぐ前記基板によ
    って前記第一の気密空間とは隔絶され、この第一の気密
    空間よりも小さい第二の気密空間を形成していることを
    特徴とするカメラケース防水機構。
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