JP2676684B2 - 吊り枠装置 - Google Patents

吊り枠装置

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JP2676684B2 JP23283895A JP23283895A JP2676684B2 JP 2676684 B2 JP2676684 B2 JP 2676684B2 JP 23283895 A JP23283895 A JP 23283895A JP 23283895 A JP23283895 A JP 23283895A JP 2676684 B2 JP2676684 B2 JP 2676684B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、懸吊手段によって
長尺の建設部材を吊り上げる際に使用する吊り枠装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】建築物等の柱や梁、又は橋梁等の桁とい
った長尺の建設部材をクレーンで吊り上げるとき、これ
ら長尺部材の両端にはその回りを囲む吊り枠を設け、こ
の吊り枠にフック等を掛止して吊り上げている。
【0003】かかる吊り枠としては、例えば、図4に示
したように、長尺部材60の上方に配置した上部梁部材
51と、長尺部材60の下方に配置した下部梁部材53
と、これら上部梁部材51及び下部梁部材53を連結す
る垂直部材52,52と、上部梁部材51に係止した掛
止部材54とを備えたものがあり、前記上部梁部材51
には固定ピン(図示せず)を貫通させるための複数の孔
55が形成されており、また前記掛止部材54は上部梁
部材51に沿って移動可能に形成されていると共に、固
定ピンを貫通させるための孔(図示せず)が形成されて
いる。
【0004】かような吊り枠50を用いて直線の長尺部
材を吊り上げる場合、掛止部材54は、図4に示したよ
うに上部梁部材51の中央に配置して固定ピンで固定す
る。一方、軸方向が曲がった部材を吊る場合には、掛止
部材54を上部梁部材51に沿って左右何れかに動かし
て、中央から偏った位置で固定ピンにより固定する。す
なわち、曲がった長尺部材を吊り上げる場合に、掛止部
材54が上部梁部材51の中央に位置する図4のような
吊り枠50を使用すると、長尺部材がバックリングを起
こして傾き易く危険であるため、長尺部材の曲率に応じ
て掛止部材54の上部梁部材中央からの偏心量を計算
し、もっとも偏心量に近い孔55に固定ピンを差し込ん
で、掛止部材54を上部梁部材51に固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、計算偏心量と孔55の位置とが一致する
ことは稀であり、この計算偏心量と孔55の位置との誤
差が傾きの原因となって、長尺部材が横風を受けた場
合、バックリングを起こす危険性がある。また、穴の間
隔を狭くすればこの誤差が小さくなり部材の傾きも小さ
くなるが、上部梁部材51の欠損断面が大きくなり部材
耐力が小さくなるため、その分だけ部材寸法を大きくし
なければならず不経済であり、重量も増加して操作性が
低下する。
【0006】本発明は上記課題を解消せんとするもので
あり、その目的は、曲がった長尺部材を吊り上げる場
合、その吊り位置を、長尺部材の曲率に応じた計算偏心
位置に一致させることができて、低コスト且つ良好な操
作性を有する吊り枠装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的に鑑み
てなされたものであり、その要旨は、長尺の建設部材を
吊り上げるため、この建設部材を囲むように複数箇所に
配置し、懸吊手段を掛止する枠体であって、該枠体が、
前記建設部材の上方及び下方にそれぞれ配置する上架部
材及び下架部材と、これら上架部材及び下架部材を連結
する連結部材と、前記上架部材に係止すると共にこれに
沿って連続的に移動可能な掛止部材と、前記上架部材に
並行して設けられ、所定箇所に螺子山が形成された回転
自在な軸部材と、前記掛止部材に形成され該軸部材に螺
合する螺合部とを備え、前記軸部材を所定方向に回転す
ると前記螺合部には所定方向に移動させる力が作用し、
これにより前記掛止部材を所定方向に連続的に移動可能
にすることを特徴とする吊り枠装置にある。
【0008】本発明の別の要旨は、長尺の建設部材を吊
り上げるため、この建設部材を囲むように複数箇所に配
置し、懸吊手段を掛止する枠体であって、該枠体が、前
記建設部材の上方及び下方にそれぞれ配置する上架部材
及び下架部材と、これら上架部材及び下架部材を連結す
る連結部材と、前記上架部材に係止すると共にこれに沿
って連続的に移動可能な掛止部材と、前記上架部材に並
行して設けられ、所定箇所に螺子山が形成された回転自
在な軸部材とを備え、さらに、前記掛止部材とは独立し
た独立螺合部材を軸部材に螺合すると共に前記軸部材が
回転しても該独立螺合部材自体が自転しないように前記
掛止部材に係合して設け、前記掛止部材には軸部材の軸
方向の両側において前記独立螺合部材と係合する係止部
を形成し、前記軸部材を所定方向に回転すると前記独立
螺合部材には所定方向に移動させる力が作用し、前記独
立螺合部材が前記係止部を介して前記掛止部材を所定方
向に連続的に移動するように押圧することを特徴とする
吊り枠装置にある。
【0009】本発明において、掛止部材を上架部材に係
止すると共にこれに沿って連続的に移動可能とするため
には、例えば、上架部材は鋼材等の長尺材料を二本用い
て、これらをほぼ平行に離隔して両端で固定して形成す
ることができ、このように上架部材を形成すると、二本
の長尺材料の間には間隙が延設される。掛止部材は、長
尺材料間の間隙に貫通するように配置し、間隙の上下に
位置するように突出係止部を掛止部材に形成すると共
に、突出係止部を上架部材との間に所定のクリアランス
を有するように形成することができる。上記以外にも、
掛止部材に貫通穴又は貫通スリットを形成し、この貫通
穴又は貫通スリットに上架部材を貫通させて摺動可能な
構成とすれば上記と同様な作用や効果が得られる。
【0010】本発明において、独立螺合部材自体が自転
しないように掛止部材に係合して設けるためには、例え
ば、独立螺合部材と、この独立螺合部材に対向する掛止
部材の箇所とを、それぞれ相補な形状に形成すれば良
い。相補な形状に形成するとは、例えば、独立螺合部材
の外形を多角柱形状に形成したら、掛止部材の独立螺合
部材への対向箇所には、多角柱形状の少なくとも一部に
係合するような凹部、凸部又は/及び突出部を形成すれ
ば良い。または、独立螺合部材の一部に凹部、凸部又は
/及び突出部を設け、一方、掛止部材には独立螺合部材
の凹部、凸部又は/及び突出部と嵌合する形状の凸部、
凹部又は/及び突出部を形成する。
【0011】本発明において、軸部材の軸方向の両側に
おいて独立螺合部材と係合する係止部は、掛止部材に凹
部、凸部又は/及び突出部を設けて形成すれば良い。
【0012】なお、本発明において、前記螺合部と前記
独立螺合部材とは、その何れかを吊り枠装置に設ける構
成としても良く、あるいは両方を同一の吊り枠装置に設
けても良い。さらに、両方を同一の吊り枠装置に設ける
場合には、独立螺合部材を螺合部に係合するように設け
ても良く、この時、螺合部は独立螺合部材を軸部材の軸
方向の両側から挟むことができるような形状で掛止部材
に形成すれば、螺合部を前記係止部と兼用することもで
きる。
【0013】本発明において、前記上架部材、前記下架
部材および前記連結部材の連結はピン結合としても良
く、これにより連結部材には曲げ応力が作用しないよう
にできるため、連結部材自体の断面を縮小して材料コス
トを低減できる。
【0014】本発明において、軸部材を回転自在にする
ため、その端部の一方又は両方に回転手段を設けても良
い。この回転手段として、例えば、無端状のチェーンが
掛止したチェーンホイールまたは回転モーター等を用い
ることができる。
【0015】以上のような吊り枠装置によって、桁等の
建設用長尺部材を吊り上げる場合には、上架部材、下架
部材及び連結部材からなる枠に建設用長尺部材を貫通さ
せる。この時、掛止部材はその上方の突出係止部が上架
部材に当接している。ここで、建設用長尺部材が曲がっ
ている場合には、この建設用長尺部材の曲率に応じて、
掛止部材を上架部材の中央から左右何れかの偏心した位
置に移動する。すなわち、軸部材を回転するとその螺子
山に沿って、掛止部材の螺合部又は/及び独立螺合部材
が、上架部材の中央から左右何れかの偏心した位置に移
動する。この時、掛止部材の移動は、軸部材の螺子山に
沿って連続して行われるため、掛止部材は、建設用長尺
部材の曲率等から計算により求めた偏心位置に、ほとん
ど誤差無く固定することができる。次いで、揚重機械か
ら吊下したフック等を掛止部材に掛けて吊り上げると、
掛止部材の下方の突出係止部が上架部材に当接して揚重
機械等の懸吊力が枠に伝わり、枠の下架部材が建設用長
尺部材に当接して、懸吊力が建設用長尺部材に伝わる。
かようにして、吊り枠装置を介して建設用長尺部材を揚
重機械等によって吊り上げることができ、しかも、曲が
った建設用長尺部材を吊り上げても、この部材がバック
リングを起こして傾くことを防止できる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面により詳
述する。図1は本発明の吊り枠装置の正面図であり、図
2は図1の一点鎖線II−IIに沿った部分断面図であり、
図3はスクリューシャフト15が螺合した状態の掛止部
材の部分破断正面図である。図1において、吊り枠装置
は、上架部材11と、下架部材12と、これら上架部材
11及び下架部材12を連結する垂直部材13,13
と、掛止部材14と、この掛止部材14に形成された螺
合部14cと、この掛止部材14とは独立して形成され
た独立螺合部材22とを主要部として備える。
【0017】前記掛止部材14は、図2に示したよう
に、平行に所定長離隔して配置した二枚の鋼板14b,
14bをその両端部で連結部材14a,14fにより連
結し、鋼板14b,14bそれぞれの下端外面にチャン
ネル鋼材14e,14eを螺子止めし、またそれぞれの
中央部外面にアングル鋼材14g,14gを螺子止め
し、更に、鋼板14b,14bの間に前記螺合部14c
としてのチャンネル鋼材を接合して形成する。
【0018】ここで、鋼板14b,14bには、ピン等
を貫通させることができるような位置に孔14d,14
dを形成する。また、チャンネル鋼材14eおよびアン
グル鋼材14gは、鋼板14bの長手方向に直行するよ
うに配置すると共に、これら鋼材14e,14gのフラ
ンジ面14e’と一辺14g’との間に、後述する上架
部材11を所定のクリアランスを有して嵌合することが
できるような間隔で固定する。さらに、チャンネル鋼材
14cの両方のウェブの中央部には、後述するスクリュ
ーシャフト15の螺子山15aが螺合可能な寸法でU字
形状の切欠き14c’を形成する。
【0019】前記上架部材11は、図2に示したよう
に、平行に所定長離隔して配置した二本のチャンネル鋼
材11b,11bを両端部で接合し、鋼材11b,11
bの中央にそれぞれ孔11a,11aを形成し、その両
端上面に軸受部材16,16を固定し、この軸受部材1
6,16に形成された孔(図示せず)にスクリューシャ
フト15の両端を通して回転自在に固定する。
【0020】ここで、上架部材11の孔11aは、掛止
部材14の孔14dと同じ高さに位置するように形成
し、これら孔11a,14dにピン等を貫通すること
で、掛止部材14を上架部材11の中央位置に固定可能
にする。また、スクリューシャフト15には中央の所定
長、すなわち、前記掛止部材14を上架部材11の左端
と右端との間で移動させるのに必要な長さだけ、表面に
螺子山15aが形成されており、この螺子山15aを、
前記掛止部材14のチャンネル鋼材14cの切欠き14
c’と、チャンネル鋼材14cのフランジ間に配置した
独立螺合部材22すなわち断面形状が四角のナット22
とに螺合させる。さらに、軸受部材16,16の孔から
突き出たスクリューシャフト15の両端のうち、一方に
はナット等の軸止め金具17aを固定し、他方には軸止
め金具17bおよびチェーンホイール18を固定し、こ
のチェーンホイール18に無端状のチェーン19を掛合
する。なお、上架部材11の両端部には、ピン21によ
って垂直部材13,13とヒンジ連結するための孔を形
成する。
【0021】上記構成において、チェーン19を下方に
引くことによりチェーンホイール18がスクリューシャ
フト15と共に回転する。スクリューシャフト15が回
転すると、チャンネル鋼材14cは、その切欠き14
c’が螺子山15aに螺合しているため螺子山15aに
沿って左右何れかの方向へ移動する。一方、断面形状が
四角のナット22はその一面がチャンネル鋼材14cの
ウェブの内面に当接して係合しているため、スクリュー
シャフト15と共に自転せずに、螺子山15aに沿って
チャンネル鋼材14cと同じ方向に移動しようとする力
が作用し、チャンネル鋼材14cのフランジ面を押圧し
て、掛止部材14の移動を促進する。
【0022】前記垂直部材13,13には、図1におい
て示したように、吊り枠装置10の枠内にて長尺部材6
0が左右に移動しないように固定するため、その所定高
さに固定金具20を設ける。この固定金具20は、詳細
には図示しないが、例えば、長尺部材60の表面に当接
可能な当接板20aと、螺子20bと、この螺子20b
及び当接板20aを連結する連結部材(図示せず)とを
備え、螺子20bを長尺部材60の方向にねじ入れる
と、その力が連結部材を介して当接板20aに伝わり、
当接板20aを長尺部材60の表面に押圧させることが
でき、また螺子20bを逆に回転させると、その力が連
結部材を介して当接板20aに伝わり、当接板20aを
長尺部材60の表面から離すことができる構成とする。
【0023】次に、以上の構成の吊り枠装置10を用い
て、長尺の建設部材としての桁60を吊り上げる作用に
ついて説明する。最初に、揚重機械等から吊下したフッ
ク57を掛止部材14の連結部材14aに掛けて吊り枠
装置10を吊り上げて移動し、その枠内に桁60の両端
部を貫通させてから、再度、吊り枠装置10を地上に吊
り降ろして、フック57を連結部材14aからはずす。
なお、この時、掛止部材14は上架部材11の中央に固
定されている。
【0024】そして、桁60が曲がっている場合には、
予め、この桁60の曲率に応じて、掛止部材14の上架
部材中央からの偏心位置を計算しておき、この計算値に
したがって、掛止部材14を偏心位置まで移動する。す
なわち、チェーン19を下方に引くとチェーンホイール
18がスクリューシャフト15と共に回転し、このスク
リューシャフト15の螺子山15aに螺合しているチャ
ンネル鋼材14cの切欠き14c’や、断面形状が四角
のナット22が螺子山15aに沿って所定方向に移動
し、掛止部材14を所定の偏心位置まで移動させる。か
ようにして掛止部材14の移動は、スクリューシャフト
15の螺子山15aに沿って連続して行われるため、掛
止部材14は、所定の偏心位置までほとんど誤差無く移
動させることができる。
【0025】次いで、揚重機械等から吊下したフック5
7を、再度、掛止部材14の連結部材14aに掛けて吊
り上げると掛止部材14は上昇し、その下方のチャンネ
ル鋼材14eが上架部材11の下面に当接して揚重機械
等の懸吊力が枠に伝わり、枠の下架部材12が桁60の
下面に当接して懸吊力が桁60に伝わり、桁60を吊り
上げることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の吊り枠装置では、曲がった建設
用長尺部材の曲率にしたがって、掛止部材を上架部材の
偏心位置までほとんど誤差無く移動させることができる
ため、曲がった建設用長尺部材を吊り上げてもこの長尺
部材がバックリングを起こさず、安全に吊り作業が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊り枠装置の正面図である。
【図2】図1の一点鎖線II−IIに沿った部分断面図であ
る。
【図3】図2の部分破断正面図である。
【図4】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
10 吊り枠装置 11 上架部材 12 下架部材 13 連結部材 14 掛止部材 14c チャンネル鋼材(螺合部および係止部の兼用) 15 スクリュウーシャフト(軸部材) 15a 螺子山 22 断面形状が四角のナット(独立螺合部材)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の建設部材を吊り上げるため、この
    建設部材を囲むように複数箇所に配置し、懸吊手段を掛
    止する枠体であって、 該枠体が、前記建設部材の上方及び下方にそれぞれ配置
    する上架部材及び下架部材と、これら上架部材及び下架
    部材を連結する連結部材と、前記上架部材に係止すると
    共にこれに沿って連続的に移動可能な掛止部材と、前記
    上架部材に並行して設けられ、所定箇所に螺子山が形成
    された回転自在な軸部材と、 前記掛止部材に形成され該軸部材に螺合する螺合部とを
    備え、 前記軸部材を所定方向に回転すると前記螺合部には所定
    方向に移動させる力が作用し、これにより前記掛止部材
    を所定方向に連続的に移動可能にすることを特徴とする
    吊り枠装置。
  2. 【請求項2】 長尺の建設部材を吊り上げるため、この
    建設部材を囲むように複数箇所に配置し、懸吊手段を掛
    止する枠体であって、 該枠体が、前記建設部材の上方及び下方にそれぞれ配置
    する上架部材及び下架部材と、これら上架部材及び下架
    部材を連結する連結部材と、前記上架部材に係止すると
    共にこれに沿って連続的に移動可能な掛止部材と、前記
    上架部材に並行して設けられ、所定箇所に螺子山が形成
    された回転自在な軸部材とを備え、 さらに、前記掛止部材とは独立した独立螺合部材を軸部
    材に螺合すると共に前記軸部材が回転しても該独立螺合
    部材自体が自転しないように前記掛止部材に係合して設
    け、前記掛止部材には軸部材の軸方向の両側において前
    記独立螺合部材と係合する係止部を形成し、 前記軸部材を所定方向に回転すると前記独立螺合部材に
    は所定方向に移動させる力が作用し、前記独立螺合部材
    が前記係止部を介して前記掛止部材を所定方向に連続的
    に移動するように押圧することを特徴とする吊り枠装
    置。
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