JP2676326B2 - モップ用雑巾挟持具及びモップ - Google Patents

モップ用雑巾挟持具及びモップ

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JP2676326B2
JP2676326B2 JP1646795A JP1646795A JP2676326B2 JP 2676326 B2 JP2676326 B2 JP 2676326B2 JP 1646795 A JP1646795 A JP 1646795A JP 1646795 A JP1646795 A JP 1646795A JP 2676326 B2 JP2676326 B2 JP 2676326B2
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康昭 慶児
久敏 木村
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山崎産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基体とその基体に保持
される支持体との間にモップ用雑巾を挟持するモップ用
雑巾挟持具及びそのモップ用雑巾挟持具を備えたモップ
に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】従来の、モッ
プ用雑巾を交換することができるモップは、モップ用雑
巾挟持部をその全長に亙り開閉してモップ用雑巾を直接
挟持したりモップ用雑巾を挟持するための心棒状の支持
体を保持するもの、或はモップ用雑巾を弾性的に保持し
たり、モップ用雑巾を挟持するための心棒状の支持体を
弾性的に保持するものであって(実開昭60−9463
号、実開昭56−139458号、実公昭35−299
60号、実開昭48−43458号等)、何れも、モッ
プ用雑巾挟持部の剛性及び耐久性並びにモップ用雑巾挟
持の強さ及び確実性に問題があった。そのため、この種
のモップは、少なくとも、業務として清掃を行う場合等
のように比較的ハードな清掃作業には必ずしも適してい
るとは言い得なかった。
【0003】実公昭54−10218号公報には、モッ
プ用雑巾を挟着した状態で柄に対し着脱自在に取り付け
られるモップ挟着体が開示されている。このモップ挟着
体は、全体として剛性及び耐久性に優れ、モップ用雑巾
を確実に強く挟着する。しかしこのモップ挟着体は、モ
ップ用雑巾を恒久的に挟着するので、挟着したモップ用
雑巾が傷んだ場合、挟着体自体は使用可能であっても、
モップ用雑巾と挟着体が共に廃棄されることとなる。従
ってコスト及び資源の無駄使いになる。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、剛性及び耐久性並びにモップ用雑巾挟持の強さ
及び確実性に優れ、業務として清掃を行う場合等のよう
に比較的ハードな清掃作業に好適に使用し得、而もモッ
プ用雑巾の交換が容易なモップ用雑巾挟持具、そのモッ
プ用雑巾挟持具を備えたモップ、及びそのモップ用雑巾
保持具と柄体とが着脱自在に連結されたモップを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のモップ用雑巾保持具は、基体と、両端部に
位置する被保持部において基体の第1保持部及び第2保
持部に保持されることにより、基体との間にモップ用雑
巾を挟持する支持体とからなるモップ用雑巾保持具であ
って、第1保持部に、両保持部を結ぶ方向にほぼ直交す
る一定の向きの通路と、その通路を閉塞し得る閉塞部と
を有し、その閉塞部には、閉塞部を通路に出して通路を
閉塞状態とする操作及び通路から退避させて通路を開放
する操作を行うための操作部が連結されており、基体の
両保持部に支持体の両被保持部を位置させた状態におい
て、閉塞部が通路に出て通路が閉塞状態にあるときは支
持体の両被保持部が基体の両保持部に保持され、閉塞部
が通路から退避して通路が開放状態にあるときは前記第
1保持部から前記通路を通じて被保持部が離脱し得るも
のとする。
【0006】また本発明のモップ用雑巾保持具は、支持
体は、ほぼ直線状のモップ挟持部の両端部に被保持部を
有してなり、被保持部は、モップ挟持部の両端部におい
て互いに同じ向きに折曲された折曲部と、折曲部の端部
を互いに内向きに折り返した折り返し部からなり、基体
は、両端部にそれぞれ第1保持部及び第2保持部を有
し、両保持部は、被保持部の折曲部又は折り返し部が両
側方へ離脱するのを防ぐ側壁部をそれぞれ有し、第1保
持部の閉塞部は、被保持部の折り返し部が通路を通じて
離脱するのを防ぎ、第2保持部は、被保持部の折り返し
部が第1保持部における通路と同じに向きに離脱するの
を防ぐ離脱防止部を有するものとすることができる。
【0007】本発明のモップは、上記モップ用雑巾保持
具を備えるものである。
【0008】この本発明のモップは、モップ用雑巾保持
具と柄体とが着脱自在に連結されたものとすることが好
ましい。
【0009】
【作用】操作部により閉塞部を通路から退避させて基体
の第1保持部における通路を開放状態とする。支持体に
おける両被保持部の間の部分と基体との間にモップ用雑
巾の所要部分を挟むようにして両被保持部を基体の第1
保持部及び第2保持部に位置させる。操作部により閉塞
部を通路に出して通路を閉塞状態とすれば、支持体の両
被保持部が基体の両保持部に保持され、支持体と基体と
の間にモップ用雑巾が挟持される。操作部により閉塞部
を通路から退避させて基体の第1保持部における通路を
開放状態とし、その通路を通じて一方の被保持部を第1
保持部から離脱させれば、他方の被保持部も第2保持部
から離脱させることができ、且つ、モップ用雑巾の挟持
を解除し得る。
【0010】モップ用雑巾保持具と柄体とが着脱自在に
連結されている場合、モップ用雑巾を挟持した状態のモ
ップ用雑巾挟持具を柄体から取り外し、別の、モップ用
雑巾を挟持したモップ用雑巾挟持具をその柄体に連結す
ることができる。このようにしてモップ用雑巾を挟持し
たモップ用雑巾挟持具を交換することにより、モップ用
雑巾を容易に交換することができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明す
る。
【0012】図面は何れも本発明の一実施例に関するも
のである。
【0013】図1は、基体により支持体を保持した状態
のモップ用雑巾挟持具についてのものであって、そのう
ち(a) は基体のみについての平面図、(b) は正面図、
(c) は右側面図、(d) は要部断面図である。
【0014】図2は、基体による支持体の保持を解除し
た状態のモップ用雑巾挟持具についてのものであって、
そのうち(a) は基体のみについての平面図、(b) は支持
体の一端部を第1保持部から離脱させた状態の正面図、
(c) は基体のみについての右側面図、(d) は、支持体に
おける一方の被保持部(突出部)が第1保持部に位置し
た状態の要部断面図である。
【0015】図3は、モップ用雑巾を広げた状態の平面
図である。
【0016】図4は、モップ用雑巾をモップ用雑巾挟持
具により挟持する手順を示す斜視図である。
【0017】図5は、モップの正面図である。
【0018】図6は、モップ用雑巾をモップ用雑巾挟持
具により挟持したモップ用雑巾挟持体と柄体の正面図で
ある。
【0019】モップ用雑巾10は、基体50と支持体2
0の間に挟持される長方形状の基布12の両側方にそれ
ぞれ多数の紐状体14が設けられてなる。但し、使用し
得るモップ用雑巾は、必ずしもこのような形態に限らな
い。この基布12は、基体50と支持体20の間に挟持
される部分の少なくとも両端部付近に、それぞれ透孔1
6を有する。これらの両端部の透孔16以外に、両者間
の中間位置にも1又は2以上の透孔があってもよい。ま
た、この実施例では透孔16が設けられているが、勿論
透孔を有しないものであってもよい。
【0020】支持体20は、ステンレス鋼等による比較
的剛性の高い丸棒状の材料から主としてなり、モップ用
雑巾10の基布12の長さよりもやや短いほぼ直線状の
モップ挟持部22の両端部に突出部24すなわち被保持
部24を有する。突出部24(被保持部24)は、モッ
プ挟持部22の両端部において互いに同じ向きにほぼ直
角に折曲された折曲部24aと、折曲部24aの端部を
互いに内向きに折り返した折り返し部24bからなり、
折曲部24aの基部には環状板状の鍔部26が設けられ
ている。モップ用雑巾10は、支持体20と基体50と
の間に挟持される部分の少なくとも両端部付近にそれぞ
れ透孔16を有するので、支持体20の突出部24(被
保持部24)をモップ用雑巾10の対応する透孔16に
挿通させると、モップ用雑巾10を透孔16間で適切に
張り広げた状態で支持体20に対し容易に位置決めする
ことができ、而もその状態を確実に維持することができ
る。
【0021】突出部24(被保持部24)のうち折曲部
24aの基部に設けた鍔部26は、透孔16において突
出部24(被保持部24)に挿通されたモップ用雑巾1
0が支持体20のモップ挟持部22にまで達して、突出
部24(被保持部24)がモップ用雑巾10の位置決め
の用をなさなくなることを防止するためのものである。
勿論、鍔部26の形状を変更することや、鍔部26と同
様の機能の他のものに変更することもできる。
【0022】なお、モップ用雑巾10の透孔及び支持体
20の突出部を3以上設けることもできる。
【0023】基体50は、モップ用雑巾10の基布12
の長さよりもやや短く、両端部に、それぞれ第1保持部
52及び第2保持部54を有する。両保持部52・54
は、側壁部52a・54aをそれぞれ有する。更に、第
1保持部52は、通路56及びその通路56を閉塞し得
る閉塞部58aを有し、第2保持部54は、離脱防止部
60を有する。支持体20のモップ挟持部22を図1
(b) における基体50の下側に位置させて両被保持部2
4(突出部24)の折曲部24aをそれぞれ両保持部5
2・54に位置させた状態において、側壁部52a・5
4aは、折曲部24a又は折り返し部24bが両側方
(図1(b) の画面に垂直な方向、図1(c) における左右
方向)へ離脱するのを防ぎ、第1保持部52における通
路56を通じて、図1(b) における下向き[両保持部5
2・54を結ぶ方向(図1(b) における左右方向)にほ
ぼ直交する一定の向きの一例]に、一方の被保持部24
(突出部24)の折り返し部24bが第1保持部52か
ら離脱し得、閉塞部58aは、その通路56を通じてそ
の折り返し部24bが通過するのを阻止し得る程度に通
路56を閉塞し得、離脱防止部60は、他方の被保持部
24(突出部24)の折り返し部24bが第1保持部5
2における通路56と同じに向き、すなわち図1(b) に
おける下向きに第2保持部54から離脱するのを防ぐ。
【0024】比較的厚い円板状をなし、その外周部にお
ける1個所に、被保持部24(突出部24)の折り返し
部24bが通過し得る切欠部58bを有する閉塞部材5
8のうち、切欠部58bを有しない外周部を閉塞部58
aとする。閉塞部材58は、その中心軸線の回りに回動
することにより、閉塞部58aにより通路56を閉塞す
る閉塞状態(図1)と、閉塞部58aを通路56から退
避させて切欠部58bを通路56に合わせた開放状態
(図2)とをとり得る。閉塞部材58が閉塞状態にある
場合における閉塞部材58と離脱防止部60との外端同
士の距離は、両折り返し部24bの内端同士の距離より
も長い。その長さの差は、一方の折り返し部24bの長
さ(両折り返し部24bの長さが異なる場合は長い方)
を越えるよう構成されている。支持体20が図1(b) に
おける左右方向にずれることにより一方の折り返し部2
4bが何れかの保持部52・54から離脱するのを防ぐ
ためである。閉塞部材58を開放状態とすれば、一方の
折り返し部24bを通路56を通じて図2(d) における
下向きに第1保持部52から離脱させることができ、そ
のようにして一方の被保持部24(突出部24)を第1
保持部52から離脱させることにより、他方の被保持部
24(突出部24)を第2保持部54から離脱させるこ
とができる。また、一方の被保持部24(突出部24)
を第2保持部54に位置させた後、他方の折り返し部2
4bを開放状態の通路56を通じて第1保持部52に位
置させ、更に、閉塞部材58を回動させて通路56を閉
塞状態とすれば、両被保持部24(突出部24)が両保
持部52・54に保持される。すなわち、支持体20が
基体50に保持される。なお、閉塞部材58のうち、開
放状態において通路56に臨む縁部58cは、折り返し
部24bによる抵抗を緩和するために、先細り状に形成
されている。
【0025】基体50における第1保持部52の上方
(図1(b)・(d) 、図2(b)・(d) )に、閉塞部材58と同
軸状をなす回動軸62を介して閉塞部材58に連結され
た操作部64が位置している。操作部64は、回動軸6
2及び閉塞部材58の軸線の回りにほぼ90度の範囲で
回動し、閉塞部材58が通路56を閉塞する状態では、
操作部64が基体50の外形に沿い(図1、図5、図
6)、閉塞部材58が通路56を開放する状態では、操
作部64が基体50から側方へ突出する(図2)よう構
成されている。支持体20の突出部24(被保持部2
4)にモップ用雑巾10の透孔16が挿通され、閉塞部
材58により通路56が閉塞されて被保持部24が基体
50の両保持部52・54に保持されることによりモッ
プ用雑巾10が挟持された状態において、操作部64が
基体50の外形に沿う。そのため、清掃作業中に不用意
に操作部64が動いて閉塞部材58が通路56を開放す
る状態となり、モップ用雑巾10の挟持が解除されてし
まうことが防止される。また、操作部64は、操作部6
4の側部に有する切欠部64aと基体50の横壁部50
aの端部との弾性変形による嵌合、及び、操作部64の
下方溝部64bと基体50上面の突条50bとの弾性変
形による嵌合により、通路56を閉塞した状態に保持さ
れる。勿論これらの嵌合は相互の弾性変形により解除可
能である。
【0026】この実施例では、支持体20の被保持部2
4(突出部24)が、モップ挟持部22の両端部におい
てほぼ直角に折曲された折曲部24aと、折曲部24a
の端部を互いに内向きに折り返した折り返し部24bか
らなる。このように、支持体20の被保持部24(突出
部24)が、モップ挟持部22の両端間のほぼ内側に位
置するように構成すれば、両保持部52・54を含む基
体50の全長も、支持体20のモップ挟持部22の長さ
と同程度或はそれ以下に構成することができるので、モ
ップ用雑巾挟持具全体の全長を支持体20のモップ挟持
部22の長さと同程度にコンパクトに構成することが可
能である。この実施例の態様以外に、支持体20の被保
持部24(突出部24)を、モップ挟持部22の両端部
においてほぼ直角に折曲された折曲部24aと、折曲部
24aの端部を互いに外向きに折り返した折り返し部2
4bからなるものとしたり、モップ挟持部22の両端部
をそれぞれ延長して被保持部24とすることもできる。
それらの場合は、基体50の両保持部52・54もそれ
に対応した態様とすることは言うまでもない。
【0027】図5及び図6に示される柄体66は、先端
部(図5、図6における下端部)に、1対の挟持片68
a(背面側の挟持片は図示せず。)により弾性的に基体
50を挟持するための挟持体68を有する。この挟持体
68により、基体50と柄体66とが着脱自在に連結さ
れる。両挟持片68aは、それぞれ内向きに突部68b
を有する。挟持体68により基体50を挟持した場合、
基体50の両側に設けられた凹部70に挟持片68aが
嵌合し、その凹部70に設けられた嵌合穴70aに各挟
持片68aの突部68bが嵌合することにより、柄体6
6と基体50とが確実に連結される。
【0028】図5及び図6に示されるようにモップ用雑
巾挟持具と柄体66とが着脱自在に連結されていれば、
モップ用雑巾10を挟持した状態のモップ用雑巾挟持
具、すなわちモップ用雑巾挟持体を柄体66から取り外
し、別の、モップ用雑巾10を挟持したモップ用雑巾挟
持具(モップ用雑巾挟持体)をその柄体66に連結する
ことができる。このようにしてモップ用雑巾10を挟持
したモップ用雑巾挟持具(モップ用雑巾挟持体)を交換
することにより、モップ用雑巾10を容易に交換するこ
とができる。
【0029】モップ用雑巾10は、例えば次のようにし
て基体50と支持体20の間に挾持させることができ
る。
【0030】図4(a) に示されるように、支持体20の
突出部24(被保持部24)にモップ用雑巾10の透孔
16を挿通してモップ用雑巾10を支持体20に対し位
置決めする。そして操作部64により閉塞部材58を回
動させ、閉塞部58aを通路56から退避させて切欠部
58bを通路56に合わせることにより、基体50の第
1保持部52における通路56を開放状態とする。
【0031】次に、図4(b) に示されるように、支持体
20の両被保持部24(突出部24)を基体50の第1
保持部52及び第2保持部54に位置させる。そして、
操作部64により閉塞部材58を回動させて閉塞部58
aを通路56に出し、通路56を閉塞状態とすれば、支
持体20の両被保持部24が基体50の両保持部52・
54に保持され、支持体20と基体50との間にモップ
用雑巾10が挟持される。
【0032】支持体20の突出部24(被保持部24)
が挿通するモップ用雑巾10の透孔16は、透孔である
から当然にモップ用雑巾10の端縁よりも内側に位置す
る。支持体20のモップ挟持部22は、モップ用雑巾1
0の基布12の長さよりもやや短く、基体50もモップ
用雑巾10の基布12の長さよりもやや短いので、支持
体20及び基体50の各両端よりも外方にモップ用雑巾
10がはみ出す。そのため、支持体20の両端部或は基
体50の両端部がモップ用雑巾10よりも外方へ突出し
て清掃作業中に壁面や屋内外の装置等に突き当たること
がなく、モップ用雑巾10が接触することとなり、壁面
や屋内外の装置等を傷めることを防止し得る。
【0033】操作部64により閉塞部材58を回動させ
て閉塞部58aを通路56から退避させ、基体50の第
1保持部52における通路56を開放状態とし、その通
路56を通じて一方の折り返し部24bを図2(b)・(d)
における下方へ移動させて被保持部24を第1保持部5
2から離脱させれば、他方の被保持部24も第2保持部
54から離脱させることができ、且つ、モップ用雑巾1
0の挟持を解除し得る。
【0034】なお、以上の実施例についての記述におけ
る構成部品の寸法、個数、材質、形状、その相対配置な
どは、特にそれらに限定される旨の記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
なく、単なる説明例に過ぎない。
【0035】
【発明の効果】本発明のモップ用雑巾挟持具及びそのモ
ップ用雑巾挟持具を備えたモップは、両被保持部を基体
の第1保持部及び第2保持部に位置させて第1保持部に
おける一定の向きの通路を閉塞部により閉塞することの
みにより基体に支持体を保持させてモップ用雑巾を挟持
するものである。従って、モップ用雑巾の挟持及びその
解除を容易に行って傷んだモップ用雑巾を容易に交換し
得る。そうでありながら、基体を全長に亙り開閉して支
持体の保持及び保持解除を行うようなものに比し基体の
剛性及び耐久性が高く、支持体の弾性変形により基体に
対する支持体の着脱を行うものに比し支持体の剛性及び
耐久性が高く、而も、基体による支持体の保持及びそれ
によるモップ用雑巾の挟持が確実且つ強い。そのためこ
のモップ用雑巾挟持具によりモップ用雑巾を挟持したモ
ップは、業務として清掃を行う場合等のように比較的ハ
ードな清掃作業にも極めて好適である。
【0036】モップ用雑巾保持具と柄体とが着脱自在に
連結されるモップの場合、1つの柄体と、モップ用雑巾
を挟持した状態のモップ用雑巾挟持具複数個とを用意す
れば、そのモップ用雑巾を挟持したモップ用雑巾挟持具
を適宜交換しつつ清掃作業を行うことができる。従っ
て、モップ用雑巾が汚れて水洗或は交換が必要な場合
や、モップ用雑巾の種類(水拭き用雑巾、乾拭き用雑
巾、ワックス掛け用雑巾、各種処理剤により処理された
雑巾等)を換える必要がある場合に、一々水洗して脱水
したり、モップ用雑巾を付け替えたりする作業や、数本
のモップを用意するという無駄を行わなくとも、モップ
用雑巾を挟持したモップ用雑巾挟持具を交換すれば、簡
単に、新たに必要なモップ用雑巾を用いて清掃作業を継
続的に行い得る。また、モップ用雑巾挟持具に挟持され
たモップ用雑巾をそのまま複数まとめて洗ったり、各種
処理剤により処理したりすることができる。従って全体
として極めて効率的に清掃作業及びモップ用雑巾の洗浄
・処理作業を行うことができる。更に、モップ用雑巾挟
持具は、上述のように、全体として剛性及び耐久性が高
く、モップ用雑巾の挟持が確実且つ強いものであって比
較的ハードな清掃作業にも極めて好適に使用し得、而
も、傷んだモップ用雑巾を容易に交換し得るものなの
で、耐久性のあるモップ用雑巾保持具を傷んだモップ用
雑巾と共に廃棄せざるを得ないものとは異なり、コスト
の削減及び資源の無駄使いの回避を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は平面図、(b) は正面図、(c) は右側面
図、(d) は要部断面図である。
【図2】(a) は平面図、(b) は正面図、(c) は右側面
図、(d) は要部断面図である。
【図3】平面図である。
【図4】斜視図である。
【図5】正面図である。
【図6】正面図である。
【符合の説明】
20 支持体 22 モップ挟持部 24 被保持部 24a 折曲部 24b 折り返し部 50 基体 52 第1保持部 54 第2保持部 56 通路 58a 閉塞部 58b 切欠部 60 離脱防止部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体と、両端部に位置する被保持部におい
    て基体の第1保持部及び第2保持部に保持されることに
    より、基体との間にモップ用雑巾を挟持する支持体とか
    らなるモップ用雑巾保持具であって、第1保持部に、両
    保持部を結ぶ方向にほぼ直交する一定の向きの通路と、
    その通路を閉塞し得る閉塞部とを有し、その閉塞部に
    は、閉塞部を通路に出して通路を閉塞状態とする操作及
    び通路から退避させて通路を開放する操作を行うための
    操作部が連結されており、基体の両保持部に支持体の両
    被保持部を位置させた状態において、閉塞部が通路に出
    て通路が閉塞状態にあるときは支持体の両被保持部が基
    体の両保持部に保持され、閉塞部が通路から退避して通
    路が開放状態にあるときは前記第1保持部から前記通路
    を通じて被保持部が離脱し得ることを特徴とするモップ
    用雑巾保持具。
  2. 【請求項2】支持体は、ほぼ直線状のモップ挟持部の両
    端部に被保持部を有してなり、被保持部は、モップ挟持
    部の両端部において互いに同じ向きに折曲された折曲部
    と、折曲部の端部を互いに内向きに折り返した折り返し
    部からなり、基体は、両端部にそれぞれ第1保持部及び
    第2保持部を有し、両保持部は、被保持部の折曲部又は
    折り返し部が両側方へ離脱するのを防ぐ側壁部をそれぞ
    れ有し、第1保持部の閉塞部は、被保持部の折り返し部
    が通路を通じて離脱するのを防ぎ、第2保持部は、被保
    持部の折り返し部が第1保持部における通路と同じに向
    きに離脱するのを防ぐ離脱防止部を有する請求項1記載
    のモップ用雑巾保持具。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のモップ用雑巾保持具
    を備えてなるモップ。
  4. 【請求項4】モップ用雑巾保持具と柄体とが着脱自在に
    連結された請求項3記載のモップ。
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