JPH08187212A - モップ用雑巾挟持体及びモップ - Google Patents

モップ用雑巾挟持体及びモップ

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JPH08187212A
JPH08187212A JP1646695A JP1646695A JPH08187212A JP H08187212 A JPH08187212 A JP H08187212A JP 1646695 A JP1646695 A JP 1646695A JP 1646695 A JP1646695 A JP 1646695A JP H08187212 A JPH08187212 A JP H08187212A
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JP
Japan
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mop
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rag
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JP1646695A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Keiji
康昭 慶児
Hisatoshi Kimura
久敏 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Corp
Original Assignee
Yamazaki Corp
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Publication date
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持体に対するモップ用雑巾の適切な張り広
げ・位置決め・その状態の維持が容易に行われ、基体と
の間にモップ用雑巾を適切に挟持することを容易且つ確
実に行い得、壁面や屋内外の装置等を傷めるおそれがな
い。 【構成】 モップ用雑巾10の基布12のうち基体50
と支持体20の間に挟持される部分の両端部付近に透孔
16を設ける。支持体20におけるモップ用雑巾10の
基布12の長さよりもやや短い直線状のモップ挟持部2
2の両端部に突出部24を設ける。突出部24は、互い
に同じ向きにほぼ直角に折曲された折曲部24aと、折
曲部24aの端部を互いに内向きに折り返した折り返し
部24bからなる。支持体20の突出部24をモップ用
雑巾10の対応する透孔16に挿通させてモップ用雑巾
10を支持体20に対し位置決めする。支持体20を基
体50により保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基体とその基体に保持
される支持体との間にモップ用雑巾を挟持するモップ用
雑巾挟持体及びそのモップ用雑巾挟持体を備えたモップ
に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】従来の、モッ
プ用雑巾を交換することができるモップのうち、心棒状
の支持体にモップ用雑巾の中央部を掛けた状態でその支
持体をモップ用雑巾保持基体に保持してモップ用雑巾を
支持体と基体の間に挟持するもの(実開昭60−946
3号等)や、柄に連結された心棒状の支持体にモップ用
雑巾の中央部を掛けてその支持体を弾性的に保持するも
のにおいては、多数の紐状物を備えるものが多いモップ
用雑巾を支持体に対し適切に張り広げて位置決めし、そ
の状態で支持体を基体により保持して適切にモップ用雑
巾を挟持するという作業がかなり煩雑なものであった。
【0003】また、この種のモップにおいては、支持体
がモップ用雑巾の両端よりも外側へ突出するので、清掃
作業中に、支持体又はそれを保持する基体が壁面や屋内
外の装置等に突き当たって壁面や屋内外の装置等を傷め
るおそれがあった。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、支持体に対するモップ用雑巾の適切な張り広げ
及び位置決め並びにその状態の維持が容易に行われ、基
体との間にモップ用雑巾を適切に挟持することを容易且
つ確実に行い得るモップ用雑巾挟持体及びそのモップ用
雑巾挟持体を備えたモップ、並びに、支持体やそれを保
持してモップ用雑巾を挟持する基体により壁面や屋内外
の装置等を傷めるおそれそのないモップ用雑巾挟持体及
びそのモップ用雑巾挟持体を備えたモップを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のモップ用雑巾挟持体は、モップ用雑巾と、
基体と、その基体に保持されることにより基体との間に
モップ用雑巾を挟持する支持体とを有してなるモップ用
雑巾挟持体であって、モップ用雑巾は、支持体と基体と
の間に挟持される部分の少なくとも両端部付近にそれぞ
れ透孔を有し、支持体は、基体との間にモップを挟持す
るモップ挟持部と、側方へ突出した透孔に対応する突出
部とを有してなり、透孔に突出部が挿通され、且つ支持
体が基体に保持された状態で、支持体と基体の間にモッ
プ用雑巾が挟持されたものとする。
【0006】また本発明のモップ用雑巾挟持体は、支持
体が、ほぼ直線状のモップ挟持部の両端部に突起部を有
してなり、突起部は、モップ挟持部の両端部において互
いに同じ向きに折曲された折曲部と、折曲部の端部を互
いに内向きに折り返した折り返し部からなるものとする
ことが好ましい。
【0007】更に、本発明のモップ用雑巾挟持体は、支
持体と基体の間にモップ用雑巾が挟持された状態におい
て、支持体の両端及び基体の両端よりも外方にモップ用
雑巾がはみ出すものであることが好ましい。
【0008】また本発明のモップは、モップ用雑巾挟持
体を備えてなる。
【0009】この本発明のモップは、モップ用雑巾挟持
体の基体と柄体とが着脱自在に連結されたものとするこ
とが好ましい。
【0010】
【作用】モップ用雑巾は、支持体と基体との間に挟持さ
れる部分の少なくとも両端部付近にそれぞれ透孔を有す
るので、支持体の突出部をモップ用雑巾の対応する透孔
に挿通させると、モップ用雑巾を透孔間で適切に張り広
げた状態で支持体に対し容易に位置決めすることがで
き、而もその状態を確実に維持することができる。その
上で支持体を基体に保持させることにより、モップ用雑
巾を支持体に対し適切に位置決めした状態で挟持させる
ことができる。
【0011】支持体の突出部が挿通するモップ用雑巾の
透孔は、透孔であるから当然にモップ用雑巾の端縁より
も内側に位置する。従って、支持体の突出部をモップ用
雑巾の対応する透孔に挿通させて支持体を基体に保持さ
せ、モップ用雑巾を基体と支持体の間に挟持した状態に
おいて、支持体の両端よりも外方にモップ用雑巾がはみ
出すように構成することが可能である。そのように構成
すると共に、基体の両端よりも外方にモップ用雑巾がは
み出すようにすれば、モップ用雑巾挟持体全体の両端よ
りも外方にモップ用雑巾がはみ出す。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明す
る。
【0013】図面は何れも本発明の一実施例に関するも
のである。
【0014】図1は、基体により支持体を保持した状態
のモップ用雑巾挟持具についてのものであって、そのう
ち(a) は基体のみについての平面図、(b) は正面図、
(c) は右側面図、(d) は要部断面図である。
【0015】図2は、基体による支持体の保持を解除し
た状態のモップ用雑巾挟持具についてのものであって、
そのうち(a) は基体のみについての平面図、(b) は支持
体の一端部を第1保持部から離脱させた状態の正面図、
(c) は基体のみについての右側面図、(d) は、支持体に
おける一方の被保持部(突出部)が第1保持部に位置し
た状態の要部断面図である。
【0016】図3は、モップ用雑巾を広げた状態の平面
図である。
【0017】図4は、モップ用雑巾をモップ用雑巾挟持
具により挟持する手順を示す斜視図である。
【0018】図5は、モップの正面図である。
【0019】図6は、モップ用雑巾をモップ用雑巾挟持
具により挟持したモップ用雑巾挟持体と柄体の正面図で
ある。
【0020】モップ用雑巾10は、基体50と支持体2
0の間に挟持される長方形状の基布12の両側方にそれ
ぞれ多数の紐状体14が設けられてなる。但し、使用し
得るモップ用雑巾は、必ずしもこのような形態に限らな
い。この基布12は、基体50と支持体20の間に挟持
される部分の少なくとも両端部付近に、それぞれ透孔1
6を有する。これらの両端部の透孔16以外に、両者間
の中間位置にも1又は2以上の透孔があってもよい。
【0021】支持体20は、ステンレス鋼等による比較
的剛性の高い丸棒状の材料から主としてなり、モップ用
雑巾10の基布12の長さよりもやや短いほぼ直線状の
モップ挟持部22の両端部に突出部24すなわち被保持
部24を有する。突出部24(被保持部24)は、モッ
プ挟持部22の両端部において互いに同じ向きにほぼ直
角に折曲された折曲部24aと、折曲部24aの端部を
互いに内向きに折り返した折り返し部24bからなり、
折曲部24aの基部には環状板状の鍔部26が設けられ
ている。モップ用雑巾10は、支持体20と基体50と
の間に挟持される部分の少なくとも両端部付近にそれぞ
れ透孔16を有するので、支持体20の突出部24(被
保持部24)をモップ用雑巾10の対応する透孔16に
挿通させると、モップ用雑巾10を透孔16間で適切に
張り広げた状態で支持体20に対し容易に位置決めする
ことができ、而もその状態を確実に維持することができ
る。
【0022】突出部24(被保持部24)のうち折曲部
24aの基部に設けた鍔部26は、透孔16において突
出部24(被保持部24)に挿通されたモップ用雑巾1
0が支持体20のモップ挟持部22にまで達して、突出
部24(被保持部24)がモップ用雑巾10の位置決め
の用をなさなくなることを防止するためのものである。
勿論、鍔部26の形状を変更することや、鍔部26と同
様の機能の他のものに変更することもできる。
【0023】なお、モップ用雑巾10の透孔及び支持体
20の突出部を3以上設けることもできる。
【0024】基体50は、モップ用雑巾10の基布12
の長さよりもやや短く、両端部に、それぞれ第1保持部
52及び第2保持部54を有する。両保持部52・54
は、側壁部52a・54aをそれぞれ有する。更に、第
1保持部52は、通路56及びその通路56を閉塞し得
る閉塞部58aを有し、第2保持部54は、離脱防止部
60を有する。支持体20のモップ挟持部22を図1
(b) における基体50の下側に位置させて両被保持部2
4(突出部24)の折曲部24aをそれぞれ両保持部5
2・54に位置させた状態において、側壁部52a・5
4aは、折曲部24a又は折り返し部24bが両側方
(図1(b) の画面に垂直な方向、図1(c) における左右
方向)へ離脱するのを防ぎ、第1保持部52における通
路56を通じて、図1(b) における下向き[両保持部5
2・54を結ぶ方向(図1(b) における左右方向)にほ
ぼ直交する一定の向きの一例]に、一方の被保持部24
(突出部24)の折り返し部24bが第1保持部52か
ら離脱し得、閉塞部58aは、その通路56を通じてそ
の折り返し部24bが通過するのを阻止し得る程度に通
路56を閉塞し得、離脱防止部60は、他方の被保持部
24(突出部24)の折り返し部24bが第1保持部5
2における通路56と同じに向き、すなわち図1(b) に
おける下向きに第2保持部54から離脱するのを防ぐ。
【0025】比較的厚い円板状をなし、その外周部にお
ける1個所に、被保持部24(突出部24)の折り返し
部24bが通過し得る切欠部58bを有する閉塞部材5
8のうち、切欠部58bを有しない外周部を閉塞部58
aとする。閉塞部材58は、その中心軸線の回りに回動
することにより、閉塞部58aにより通路56を閉塞す
る閉塞状態(図1)と、閉塞部58aを通路56から退
避させて切欠部58bを通路56に合わせた開放状態
(図2)とをとり得る。閉塞部材58が閉塞状態にある
場合における閉塞部材58と離脱防止部60との外端同
士の距離は、両折り返し部24bの内端同士の距離より
も長い。その長さの差は、一方の折り返し部24bの長
さ(両折り返し部24bの長さが異なる場合は長い方)
を越えるよう構成されている。支持体20が図1(b) に
おける左右方向にずれることにより一方の折り返し部2
4bが何れかの保持部52・54から離脱するのを防ぐ
ためである。閉塞部材58を開放状態とすれば、一方の
折り返し部24bを通路56を通じて図2(d) における
下向きに第1保持部52から離脱させることができ、そ
のようにして一方の被保持部24(突出部24)を第1
保持部52から離脱させることにより、他方の被保持部
24(突出部24)を第2保持部54から離脱させるこ
とができる。また、一方の被保持部24(突出部24)
を第2保持部54に位置させた後、他方の折り返し部2
4bを開放状態の通路56を通じて第1保持部52に位
置させ、更に、閉塞部材58を回動させて通路56を閉
塞状態とすれば、両被保持部24(突出部24)が両保
持部52・54に保持される。すなわち、支持体20が
基体50に保持される。なお、閉塞部材58のうち、開
放状態において通路56に臨む縁部58cは、折り返し
部24bによる抵抗を緩和するために、先細り状に形成
されている。
【0026】基体50における第1保持部52の上方
(図1(b)・(d) 、図2(b)・(d) )に、閉塞部材58と同
軸状をなす回動軸62を介して閉塞部材58に連結され
た操作部64が位置している。操作部64は、回動軸6
2及び閉塞部材58の軸線の回りにほぼ90度の範囲で
回動し、閉塞部材58が通路56を閉塞する状態では、
操作部64が基体50の外形に沿い(図1、図5、図
6)、閉塞部材58が通路56を開放する状態では、操
作部64が基体50から側方へ突出する(図2)よう構
成されている。支持体20の突出部24(被保持部2
4)にモップ用雑巾10の透孔16が挿通され、閉塞部
材58により通路56が閉塞されて被保持部24が基体
50の両保持部52・54に保持されることによりモッ
プ用雑巾10が挟持された状態において、操作部64が
基体50の外形に沿う。そのため、清掃作業中に不用意
に操作部64が動いて閉塞部材58が通路56を開放す
る状態となり、モップ用雑巾10の挟持が解除されてし
まうことが防止される。また、操作部64は、操作部6
4の側部に有する切欠部64aと基体50の横壁部50
aの端部との弾性変形による嵌合、及び、操作部64の
下方溝部64bと基体50上面の突条50bとの弾性変
形による嵌合により、通路56を閉塞した状態に保持さ
れる。勿論これらの嵌合は相互の弾性変形により解除可
能である。
【0027】この実施例では、支持体20の被保持部2
4(突出部24)が、モップ挟持部22の両端部におい
てほぼ直角に折曲された折曲部24aと、折曲部24a
の端部を互いに内向きに折り返した折り返し部24bか
らなる。このように、支持体20の被保持部24(突出
部24)が、モップ挟持部22の両端間のほぼ内側に位
置するように構成すれば、両保持部52・54を含む基
体50の全長も、支持体20のモップ挟持部22の長さ
と同程度或はそれ以下に構成することができるので、モ
ップ用雑巾挟持具全体の全長を支持体20のモップ挟持
部22の長さと同程度にコンパクトに構成することが可
能である。この実施例の態様以外に、支持体20の被保
持部24(突出部24)を、モップ挟持部22の両端部
においてほぼ直角に折曲された折曲部24aと、折曲部
24aの端部を互いに外向きに折り返した折り返し部2
4bからなるものとすることもできる。その場合は、基
体50の両保持部52・54もそれに対応した態様とす
ることは言うまでもない図5及び図6に示される柄体6
6は、先端部(図5、図6における下端部)に、1対の
挟持片68a(背面側の挟持片は図示せず。)により弾
性的に基体50を挟持するための挟持体68を有する。
この挟持体68により、基体50と柄体66とが着脱自
在に連結される。両挟持片68aは、それぞれ内向きに
突部68bを有する。挟持体68により基体50を挟持
した場合、基体50の両側に設けられた凹部70に挟持
片68aが嵌合し、その凹部70に設けられた嵌合穴7
0aに各挟持片68aの突部68bが嵌合することによ
り、柄体66と基体50とが確実に連結される。
【0028】図5及び図6に示されるようにモップ用雑
巾挟持具と柄体66とが着脱自在に連結されていれば、
モップ用雑巾10を挟持した状態のモップ用雑巾挟持
具、すなわちモップ用雑巾挟持体を柄体66から取り外
し、別の、モップ用雑巾10を挟持したモップ用雑巾挟
持具(モップ用雑巾挟持体)をその柄体66に連結する
ことができる。このようにしてモップ用雑巾10を挟持
したモップ用雑巾挟持具(モップ用雑巾挟持体)を交換
することにより、モップ用雑巾10を容易に交換するこ
とができる。
【0029】モップ用雑巾10は、例えば次のようにし
て基体50と支持体20の間に挾持させることができ
る。
【0030】図4(a) に示されるように、支持体20の
突出部24(被保持部24)にモップ用雑巾10の透孔
16を挿通してモップ用雑巾10を支持体20に対し位
置決めする。そして操作部64により閉塞部材58を回
動させ、閉塞部58aを通路56から退避させて切欠部
58bを通路56に合わせることにより、基体50の第
1保持部52における通路56を開放状態とする。
【0031】次に、図4(b) に示されるように、支持体
20の両被保持部24(突出部24)を基体50の第1
保持部52及び第2保持部54に位置させる。そして、
操作部64により閉塞部材58を回動させて閉塞部58
aを通路56に出し、通路56を閉塞状態とすれば、支
持体20の両被保持部24が基体50の両保持部52・
54に保持され、支持体20と基体50との間にモップ
用雑巾10が挟持される。
【0032】支持体20の突出部24(被保持部24)
が挿通するモップ用雑巾10の透孔16は、透孔である
から当然にモップ用雑巾10の端縁よりも内側に位置す
る。支持体20のモップ挟持部22は、モップ用雑巾1
0の基布12の長さよりもやや短く、基体50もモップ
用雑巾10の基布12の長さよりもやや短いので、支持
体20及び基体50の各両端よりも外方にモップ用雑巾
10がはみ出す。そのため、支持体20の両端部或は基
体50の両端部がモップ用雑巾10よりも外方へ突出し
て清掃作業中に壁面や屋内外の装置等に突き当たること
がなく、モップ用雑巾10が接触することとなり、壁面
や屋内外の装置等を傷めることを防止し得る。
【0033】操作部64により閉塞部材58を回動させ
て閉塞部58aを通路56から退避させ、基体50の第
1保持部52における通路56を開放状態とし、その通
路56を通じて一方の折り返し部24bを図2(b)・(d)
における下方へ移動させて被保持部24を第1保持部5
2から離脱させれば、他方の被保持部24も第2保持部
54から離脱させることができ、且つ、モップ用雑巾1
0の挟持を解除し得る。
【0034】なお、以上の実施例についての記述におけ
る構成部品の寸法、個数、材質、形状、その相対配置な
どは、特にそれらに限定される旨の記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
なく、単なる説明例に過ぎない。
【0035】
【発明の効果】本発明のモップ用雑巾挟持体及びそのモ
ップ用雑巾挟持体を備えたモップによれば、支持体の突
出部をモップ用雑巾の対応する透孔に挿通させて支持体
を基体に保持させることにより、モップ用雑巾を支持体
に対し適切に張り広げて容易に位置決めし得、而もその
状態を確実に維持しつつ、基体と支持体の間にモップ用
雑巾を容易且つ確実に挟持させることができる。
【0036】また、支持体の突出部をモップ用雑巾の対
応する透孔に挿通させた状態で支持体の両端よりも外方
にモップ用雑巾がはみ出すようにすることが可能なの
で、そのように構成すると共に、その支持体を基体によ
り保持した状態で基体の両端よりも外方にモップ用雑巾
がはみ出すようにすれば、モップ用雑巾挟持体全体の両
端よりも外方にモップ用雑巾がはみ出す。そうすると、
従来の心棒状の支持体を用いたモップ又はモップ用雑巾
挟持体とは異なり、支持体の両端部或は基体の両端部が
モップ用雑巾の外側へ突出して清掃作業中に壁面や屋内
外の装置等に突き当たることがなく、モップ用雑巾が接
触するので、壁面や屋内外の装置等を傷めることを防止
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は平面図、(b) は正面図、(c) は右側面
図、(d) は要部断面図である。
【図2】(a) は平面図、(b) は正面図、(c) は右側面
図、(d) は要部断面図である。
【図3】平面図である。
【図4】斜視図である。
【図5】正面図である。
【図6】正面図である。
【符合の説明】
10 モップ用雑巾 12 基布 16 透孔 20 支持体 22 モップ挟持部 24 突出部 24a 折曲部 24b 折り返し部 50 基体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モップ用雑巾と、基体と、その基体に保持
    されることにより基体との間にモップ用雑巾を挟持する
    支持体とを有してなるモップ用雑巾挟持体であって、モ
    ップ用雑巾は、支持体と基体との間に挟持される部分の
    少なくとも両端部付近にそれぞれ透孔を有し、支持体
    は、基体との間にモップを挟持するモップ挟持部と、側
    方へ突出した透孔に対応する突出部とを有してなり、透
    孔に突出部が挿通され、且つ支持体が基体に保持された
    状態で、支持体と基体の間にモップ用雑巾が挟持される
    ことを特徴とするモップ用雑巾挟持体。
  2. 【請求項2】支持体が、ほぼ直線状のモップ挟持部の両
    端部に突起部を有してなり、突起部は、モップ挟持部の
    両端部において互いに同じ向きに折曲された折曲部と、
    折曲部の端部を互いに内向きに折り返した折り返し部か
    らなる請求項1記載のモップ用雑巾挟持体。
  3. 【請求項3】支持体と基体の間にモップ用雑巾が挟持さ
    れた状態において、支持体の両端及び基体の両端よりも
    外方にモップ用雑巾がはみ出す請求項1又は2記載のモ
    ップ用雑巾挟持体。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3記載のモップ用雑巾挟
    持体を備えてなるモップ。
  5. 【請求項5】モップ用雑巾挟持体の基体と柄体とが着脱
    自在に連結された請求項4記載のモップ。
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