JP2674977B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2674977B2
JP2674977B2 JP24936595A JP24936595A JP2674977B2 JP 2674977 B2 JP2674977 B2 JP 2674977B2 JP 24936595 A JP24936595 A JP 24936595A JP 24936595 A JP24936595 A JP 24936595A JP 2674977 B2 JP2674977 B2 JP 2674977B2
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head
magnetic disk
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magnetic
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Inventor
一彦 斉藤
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茨城日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セクタサーボ方式
の磁気ディスク装置に関し、特に、磁気ヘッドの切換え
時のヘッド間オフセットの補正に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セクタサーボ方式の磁気ディスク
装置では、ヘッド間オフセットに関して、予めヘッド間
オフセットを電源投入時などに測定しておいて、ヘッド
切換え時においてそのオフセット量を制御計算パラメー
タに加えていた。
【0003】この従来の磁気ディスク装置の位置制御に
ついて図面を参照して説明する。
【0004】図5は従来例の磁気ディスク装置で使用す
る予測型オブザーバ制御回路のブロック図である。
【0005】この従来例の磁気ディスク装置の予測型オ
ブザーバ制御回路は、速度プロファイル発生手段15
と、電流データ発生手段(電流ゲイン)16と、デジタ
ル−アナログ変換手段(DAC)19と、電流発生手段
(AMP)20と、駆動手段(アクチュエータ)23
と、アナログ−デジタル変換手段(ADC)25と、オ
ブザーバ計算手段(オブザーバ)28と、ヘッド間オフ
セット設定手段29bとから構成されている。
【0006】オブザーバ28で計算された計算パラメー
ター推定位置(Pe)27,推定速度(Ve)26から
速度プロファイルを求め、制御電流値(Upv)17が
計算され、これに推定外乱(Dist)21を加えて外
乱制御電流値(Udst)18が計算される。計算され
たUdst18は、DAC19からAMP20を介して
アクチュエータ23に電流を出力する。
【0007】電流を流されたアクチュエータ23は、磁
気ヘッドを動かして、磁気ヘッドから新たな位置情報を
得ることになる。次に出力する制御パラメータを計算す
るためにオブザーバー28にこの位置情報が送られる。
【0008】このときにヘッド切換えをするならば、推
定位置情報のフィードバックデータであるPe_d22
にヘッド間オフセット設定手段29bで予め測定してい
たヘッド間オフセット情報を加えてヘッド間オフセット
の補正をする。
【0009】次に、従来の磁気ディスク装置の動作につ
いて図面を参照して説明する。
【0010】図4は従来例の磁気ディスク装置の動作を
説明するためのフロチャートである。
【0011】磁気ディスクより位置データをリードし
(ステップ8)、現在位置を計算する(ステップ9)。
ヘッド切換えの有無を確認し(ステップ10)、ヘッド
切換えの時には(ステップ10,Yes)、ヘッド間オ
フセット量を読み込み(ステップ11)、磁気ヘッド間
のオフセットを補正する(ステップ12)。その結果を
基にオブザーバ計算を行い(ステップ13)、制御電流
値を設定する(ステップ14)。また、ヘッド切換えで
ない時には(ステップ10,No)、オブザーバ計算を
行い(ステップ13)、制御電流値を設定する(ステッ
プ14)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
ィスク装置においては、予めヘッド間オフセットを測定
しておくため、ヘッド間オフセットを測定するための時
間が発生してしまい、また、磁気ディスク装置は温度変
化などによりヘッド間オフセットの量が変化してしまう
ため、一定時間毎にヘッド間オフセットの再測定を行わ
なければならなくなり、測定時間間隔によってはヘッド
間オフセットの補正量が正確にならず、装置の信頼性が
低下してしまうという問題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、スピンドルにより起動される少なくとも一枚の磁
気ディスクと、この磁気ディスクの表面に近接してデー
タの読み出し書き込みを行う磁気ヘッドと、この磁気ヘ
ッドを所望のシリンダ位置へ移動させるアクチュエータ
機構と、このアクチュエータ機構を駆動する位置制御回
路と、データの読み出し書き込み回路と、上位装置との
インターフェース回路とを有し、毎サーボセクタにおい
て位置制御計算をマイコン内部で行い、その計算方法に
推定型オブザーバ方式の位置制御計算を用いた磁気ディ
スク装置において、位置情報を読み込んでいる磁気ヘッ
ドを別の磁気ヘッドに切り換えて読み込む時に、磁気ヘ
ッド間のオフセットの補正を前セクタにおいて計算した
当セクタの推定位置と、当セクタの位置検出手段により
検出した実測位置との差分を次セクタの制御パラメータ
計算に使用して制御を行うことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の磁気ディスク装置の一実施
の形態の動作を説明するためのフロチャート、図2は本
実施の形態の磁気ディスク装置のブロック図、図3は本
実施の形態の磁気ディスク装置で使用する予測型オブザ
ーバ制御回路のブロック図である。
【0016】まず、本実施の形態の磁気ディスク装置に
ついて図2を参照して説明する。
【0017】本実施の形態の磁気ディスク装置は、スピ
ンドルモータ42により起動される少なくとも一枚の磁
気ディスク30と、この磁気ディスク30の表面に近接
してデータの読み出し書き込みを行う磁気ヘッド31
と、この磁気ヘッド31を所定のシリンダ位置へ移動さ
せるアクチュエータ機構32と、このアクチュエータ機
構32を駆動する位置制御回路41と、データの読み出
し書き込み回路35と、上位装置とのインターフェース
回路60とから構成される。
【0018】この位置制御回路41は、サーボデコーダ
36とADC38とマイコン39とDACとパワーアン
プ33とから構成される。そして、スピンドルモータ4
2により回転される磁気ディスク30から磁気ヘッド3
1を使って得られた信号はR/W回路35を通してサー
ボデコーダ36に入力されマイコン39に入力される。
マイコン39内部で制御パラメータを計算して得られた
制御電流値18はDAC34を通してパワーアンプ33
から出力され、アクチュエータ32が駆動される。
【0019】次に、本実施の形態の磁気ディスク装置で
使用する位置制御回路41の予測型オブザーバ制御方式
について図3を参照して説明する。
【0020】この予測型オブザーバ制御方式の位置制御
回路41は、推定位置(Pe)27と推定速度(Ve)
26を算出するオブザーバ計算手段(オブザーバ)28
と、推定位置(Pe)27から目標速度を発生する速度
プロファイル発生手段15と、この目標速度とオブザー
バ28により計算された推定速度(Ve)26とから制
御電流値を生成する電流データ発生手段(電流ゲイン)
16と、電流ゲイン16から出力される制御電流値(U
pv)17と、オブザーバ28から出力される推定外乱
(Dist)21と、Upv17とDist21とで生
成される外乱制御電流値(Udst)18と、Udst
18をD−A変換するデジタル−アナログ変換手段(D
AC)19と、DAC19の出力を電流に変換する電流
発生手段(AMP)20と、AMP20によって流れる
電流によって駆動される駆動手段(アクチュエータ)2
3と、アクチュエータ23を駆動することによって得た
位置情報をA−D変換するアナログ−デジタル変換手段
(ADC)25と、ADC25によって得られた位置情
報(Pa)24をもとに前セクタの推定位置(Pe_
d)22との差分から計算されるヘッド間オフセット設
定手段29aとからなる。
【0021】前セクタにおいてオブザーバ28により算
出された推定位置(Pe_d)27と本セクタの実測位
置(Pa)24の差分をヘッド間オフセット情報として
ヘッド切換えの時に前セクタの推定位置(Pe_d)2
2に加えている。これによって、ヘッド切換え時にオブ
ザーバ28での計算において、ヘッド間オフトラックに
よる突然のパラメータの変化(前セクタのPe_d22
とPa24の差)が無くなって、滑らかな制御を行うこ
とができる。
【0022】次に、本実施の形態の磁気ディスク装置の
動作について図1を参照して説明する。
【0023】磁気ディスク装置より位置データをリード
し(ステップ1)、現在位置(ステップ2)を計算す
る。ヘッド切換えの有無を確認し(ステップ3)、ヘッ
ド切換えの時には(ステップ3,Yes)、実測位置と
1セクタ前で計算した推定位置(Pe_d)の差分を求
める(ステップ4)。この差分をオブザーバ計算のパラ
メータとしてヘッド間オフトラックの補正として1セク
タ前の推定位置(Pe_d)に加える(ステップ5)。
この推定位置(Pe_d)を用いてオブザーバ計算を行
い(ステップ6)、制御電流値を設定する(ステップ
7)。また、ヘッド切換えでない時には(ステップ3,
No)、オブザーバ計算を行い(ステップ6)、制御電
流値を設定する(ステップ7)。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置は、ヘッド間オフセット補正の補正用データ測
定を必要とせず、電源投入時等における補正データ測定
の時間を省くことができ、磁気ディスク装置の立ち上が
り時間を短縮することができるという効果を奏する。
【0025】また、本発明の磁気ディスク装置は、温度
変化などのヘッド間オフセット変化によるヘッド切換え
動作のレスポンス悪化の影響が無く、これによるヘッド
間オフトラックの補正データ再測定を行う必要もなく常
に最適なヘッド切り替えを行うことができ、磁気ディス
ク装置のヘッド切換え動作の信頼性を向上できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク装置の一実施の形態の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図2】本実施の形態の磁気ディスク装置のブロック図
である。
【図3】本実施の形態の磁気ディスク装置で使用する予
測型オブザーバ制御回路のブロック図である。
【図4】従来例の磁気ディスク装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】従来例の磁気ディスク装置で使用する予測型オ
ブザーバ制御回路のブロック図である。
【符号の説明】
15 速度プロファイル発生手段 16 電流データ発生手段16(電流ゲイン) 17 制御電流値(Upv) 18 外乱制御電流値(Udst) 19 デジタル−アナログ変換手段(DAC) 20 電流発生手段(AMP) 21 推定外乱値(Dist) 22 推定位置(Pe_d) 23 駆動手段(アクチュエータ) 24 実測位置(Pa) 25 アナログ−デジタル変換手段(ADC) 26 推定速度(Ve) 27 推定位置(Pe) 28 オブザーバ計算手段(オブザーバ) 29a,29b ヘッド間オフセット設定手段 30 磁気ディスク 31 磁気ヘッド 32 アクチュエータ 33 パワーアンプ 34 DAC 35 R/W回路 36 サーボデコーダ 37 デコーダ/エンコーダ 38 ADC 39 マイコン(マイクロプロセッサ) 40 インターフェース回路 41 位置制御回路 42 スピンドルモータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルにより起動される少なくとも
    一枚の磁気ディスクと、この磁気ディスクの表面に近接
    してデータの読み出し書き込みを行う磁気ヘッドと、こ
    の磁気ヘッドを所望のシリンダ位置へ移動させるアクチ
    ュエータ機構と、このアクチュエータ機構を駆動する位
    置制御回路と、データの読み出し書き込み回路と、上位
    装置とのインターフェース回路とを有し、毎サーボセク
    タにおいて位置制御計算をマイコン内部で行い、その計
    算方法に推定型オブザーバ方式の位置制御計算を用いた
    磁気ディスク装置において、 位置情報を読み込んでいる磁気ヘッドを別の磁気ヘッド
    に切り換えて読み込む時に、磁気ヘッド間のオフセット
    の補正を前セクタにおいて計算した当セクタの推定位置
    と、当セクタの位置検出手段により検出した実測位置と
    の差分を次セクタの制御パラメータ計算に使用して制御
    を行うことを特徴とする磁気ディスク装置。
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JP4504338B2 (ja) * 2006-09-07 2010-07-14 東芝ストレージデバイス株式会社 制御方法、制御回路及び記憶装置

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