JP2674550B2 - 不揮発性メモリの読出しタイミング方法及び回路 - Google Patents

不揮発性メモリの読出しタイミング方法及び回路

Info

Publication number
JP2674550B2
JP2674550B2 JP4796295A JP4796295A JP2674550B2 JP 2674550 B2 JP2674550 B2 JP 2674550B2 JP 4796295 A JP4796295 A JP 4796295A JP 4796295 A JP4796295 A JP 4796295A JP 2674550 B2 JP2674550 B2 JP 2674550B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
circuit
enable
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4796295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0855485A (ja
Inventor
パスカッチ ルイージ
パドアン シルビア
マリア ゴラ カーラ
マッカローネ マルコ
オリヴォ マルコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STMicroelectronics SRL
Original Assignee
STMicroelectronics SRL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by STMicroelectronics SRL filed Critical STMicroelectronics SRL
Publication of JPH0855485A publication Critical patent/JPH0855485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2674550B2 publication Critical patent/JP2674550B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/02Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store with means for avoiding parasitic signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/32Timing circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1006Data managing, e.g. manipulating data before writing or reading out, data bus switches or control circuits therefor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/22Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management 

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性メモリの読出
しタイミング方法及び回路に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】公知の
ように、メモリに対しての、フレキシブル性、低消費電
力性及び耐ノイズ性についての要求が高まってきてい
る。これらの要求特性を同時に満足させることは、極め
て難しく、各1つの特性のみを他の特性を犠牲にして得
ることができる。このように同時に達成できないこれら
特性間のかね合いが避けられないので、技術的な製造に
関する効果性及び全ての用途に対して適切な万能の解決
を図ることの不可能性について注目すべきである。
【0003】例えばタイマは消費電力を低減する点で有
効であるが、常に固定であり、スタティックアーキテク
チャによればより良好に満たされるある種の避けられな
い技術的変化にはほとんど応答しない。
【0004】さらに、タイミングアーキテクチャは、あ
る種のノイズ、電力消費及び速度の問題を解決するが、
ある線が低速度で定常状態となるような状況に制限され
てしまう。
【0005】非常に多数の付加的な要因(例えば、低速
度のロケーション、部品特性のシフト、ローカルな一様
でない動作)がさらに存在しており、これらによって、
メモリの適切な信頼性を保証するためには特別の測定が
必要となる。
【0006】本発明の目的は、それが含む特定の状況を
考慮に入れかつ互いに対立する要求が存在するにもかか
わらず、メモリの最適な能力を引き出すタイマを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、特許請
求の範囲の請求項1及び5にそれぞれ記載した不揮発性
メモリの読出しタイミング方法及び回路が提供される。
【0008】即ち、本発明は、出力素子と、バッファユ
ニットと、出力素子と同じ伝搬時間を提供する出力類似
ユニットとを少なくとも備えた不揮発性メモリの読出し
タイミング方法に関する。特に本発明によれば、読出し
イネーブル信号を発生するステップと、この読出しイネ
ーブル信号を受け取ると、所定の調整可能な期間のプリ
チャージ段階をイネーブルにするステップと、プリチャ
ージ段階の終了時点で評価段階をイネーブルにするステ
ップと、評価段階をイネーブルとした後の所定の調整可
能な期間、データシミュレート信号を発生するステップ
と、このシミュレート信号の出力類似ユニット内の伝搬
をイネーブルにし、同時にバッファユニットから出力回
路へのデータローディングをイネーブルにし、かつバッ
ファユニットの切り替わりをディスエーブルにするステ
ップと、シミュレート信号の伝搬を検出すると、切り替
わりをディスエーブルにする上述のステップを阻止する
ステップと、所定の調整可能な遅延の後、ローディング
段階を阻止するステップと、ロード信号のディスエーブ
ルに続いて不揮発性メモリをリセットするステップとを
備えた不揮発性メモリの読出しタイミング方法が提供さ
れる。
【0009】さらに本発明は、出力素子とバッファユニ
ットとを少なくとも備えた不揮発性メモリ用の読出しタ
イミング回路に関している。この回路は、読出しイネー
ブル信号を発生する読出しイネーブル手段と、この読出
しイネーブル信号によってイネーブルにされるプリチャ
ージイネーブル手段と、検出イネーブル信号を発生する
検出イネーブル手段とを備えている。特に本発明によれ
ば、読出しイネーブル信号を受け取った後所定の調整
可能な期間経過後、プリチャージイネーブル手段をディ
スエーブルにしかつ検出イネーブル手段をイネーブルに
する期間修正手段と、検出イネーブル手段によってイネ
ーブルにされ、検出イネーブル信号を受け取った後
定の調整可能な期間経過後、データシミュレート信号を
発生するシミュレート発生手段と、出力素子と同じ伝搬
時間を有し、シミュレート発生手段に接続された出力類
似回路と、データバッファユニットに接続されており、
このデータバッファユニットの切り替わりを阻止するデ
ータ阻止手段と、データシミュレート信号を出力類似回
路内で伝搬させることと、データバッファユニットか
ータを出力回路へロードすることと、データバッファ
ユニットをディスエーブルにすることとを同時に行う、
出力類似回路、出力素子及びデータ阻止手段用の同時イ
ネーブル手段と、出力類似回路に接続されており、同時
イネーブル手段用のディスエーブル信号を発生する伝搬
検出手段と、出力回路用の拡張されたロード信号を発生
するロード拡張手段と、ロード拡張手段を選択的にイネ
ーブルにする選択的イネーブル手段と、回路リセット手
段とを備えた不揮発性メモリの読出しタイミング回路が
提供される。
【0010】実際に本発明によれば、切り替わりエッジ
でイネーブルとなり、プログラム可能でかつノイズに対
して保護されている、種々のポイントでベーシック信号
及びサイクル時間を調整するフレキシブルなアーキテク
チャが提供される。
【0011】
【実施例】本発明によるこれに限定されない好ましい実
施例が、添付図面を参照した一例として以下に説明され
るであろう。
【0012】図1は本発明によるタイミング回路の一実
施例を示しており、同図において参照番号1は好ましく
はフラッシュタイプであり概略的に表わされている不揮
発性メモリ100のタイミング回路の構成部分を示して
いる。ただし、同図には、回路1によってタイミング制
御される複数の部分のみが示されている。より特定的に
は、図1は、メモリ100の、外部アドレスバス10
1、アドレスバッファユニット102、内部アドレスバ
ス103、メモリセルアレイ104、増幅ユニット10
5、データバッファユニット106、データバス10
7、及び出力回路108を示している。
【0013】アドレスバッファユニット102は、複数
のバッファから構成されており、外部アドレスバス10
1に入力接続されかつ内部アドレスバス103に出力接
続されている。ユニット102は、複数の線で構成され
るアドレスフィードバックバス109によってフィード
バック制御されている。単一の制御信号によって制御さ
れる複数のスイッチがこれら複数の線に沿って設けられ
ており、そのスイッチの1つのみが、ノイズ抑圧信号N
を供給する線111に接続されたゲートを有するN−チ
ャネルトランジスタ110の形で示されている。線10
9によるフィードバックは、ユニット102のバッファ
に格納されているデータを前の値に「固定(凍結)」す
ることにより、出力バス103上のノイズで切り替わる
こと又はバス101上のノイズで切り替わることを防止
する。内部アドレスバス103は、アドレス符号化セク
ション(図示なし)と以下に説明する非同期信号ATD
を発生する論理ユニット10とに接続されている。
【0014】セルアレイ104と増幅ユニット105と
はバス115によって接続されており、ユニット105
(複数のセンス増幅器で構成されている)とデータバッ
ファユニット106とはバス116によって接続されて
おり、ユニット106(複数のバッファで構成されてい
る)はこれも複数の線で構成されるデータフィードバッ
クバス117によってフィードバック制御されている。
単一の制御信号によって制御される複数のスイッチがこ
れら複数の線に沿って設けられており、そのスイッチの
1つのみが、線111に接続された制御入力を有するス
イッチ118として示されている。線109の場合と同
様に、フィードバック線117は、スイッチ118が閉
じている限りかつ出力ユニット108の切り替えにより
データバス107上に発生するいかなるノイズにも無関
係に、ユニット106の出力バッファに格納されている
データを遮断し、ユニット106のバッファ出力によ
り、ユニット105のセンス増幅器出力に対して非常に
高いインピーダンスを提供する。
【0015】これも複数の線から構成されるデータバス
107は、単一の信号によって制御される複数のスイッ
チを提供し、そのうちの1つが120として示されてい
る。スイッチ120の制御端子は、ロード信号Lを供給
する線122に接続されており、データをローディング
するための時間を除いて通常はデータバス107を遮断
する。
【0016】出力ユニット108は複数の出力回路で構
成されており、各々の回路が2つの入力123及び12
4を備えている。各入力123はデータバス107のそ
れぞれの線に接続されており、入力124は共通イネー
ブル信号OEを供給するイネーブル線に全て接続されて
いる。これら出力回路は、通常は、公知のラッチ回路
(図示なし)で構成される。各出力回路に関して、出力
ユニット108は、2つのトランジスタ127及び12
8のゲート端子にそれぞれ接続された2つの出力125
及び126を備えている。P−チャネルトランジスタ1
27は、供給電源(VDD)に接続されたソース端子と出
力ノード129に接続されたドレイン端子とを備えてい
る。このノード129には、ソース端子が接地されたN
−チャネルトランジスタ128のドレイン端子も接続さ
れている。
【0017】回路1は、基本的には、タイミング回路1
を非同期にイネーブルするためのパルス信号ATDを発
生するセクション2と、アレイ104のメモリセルの読
出しをイネーブルとするためのセクション3と、アレイ
104からのデータの読出し及びユニット106へのデ
ータ供給を制御するための等化(又はプリチャージ)信
号PC及び検出信号DETを発生するセクション4と、
ノイズ抑圧信号Nを発生するセクション5と、ロード信
号Lを発生するセクション6と、回路をリセットするた
めのEND信号を発生するセクション7とを備えてい
る。
【0018】セクション2は、内部アドレスバス103
上のアドレスの変化を検出し、線11に沿って供給され
るパルス信号ATDを発生する論理ユニット10を備え
ている。
【0019】セクション3は、フリップフロップ12
と、バッファ13と、OR回路14とを備えている。フ
リップフロップ12は、線11に接続されたセット入力
Sと、ENDパルス信号を供給する線15に接続された
リセット入力Rと、OR回路14の第1の入力に接続さ
れた出力Qとを有している。バッファ13は、メモリ1
00によって供給されるスタティック読出し制御信号S
Aの印加される入力16と、OR回路14の第2の入力
に接続された出力とを有している。OR回路14の出力
(信号SAENを供給する)は、増幅ユニット105の
イネーブル入力に接続されている。
【0020】セクション4は、3つのメモリ素子20、
21及び22を備えている。これら素子の内容は、デバ
ッグ段階で定められるメモリ100の特別の特性に従っ
て、遅い又は速いタイミング、短い又は長いプリチャー
ジ(若しくは等化)段階、及び短い又は長い検出段階を
それぞれ決定する2つの論理状態のみであると想定され
る。メモリ素子20〜22の出力は、2つの調整可能な
非対称遅延ユニット23、24に接続されている。本出
願人によって出願された特許出願「プログラム可能メモ
リの内部タイミング方法及び回路」に詳しく記載されて
いるように、これらユニット23及び24は、共に、直
列接続されており、かつプリチャージ及び検出段階の期
間並びにトータルタイミングをあらかじめ決定するべく
メモリ素子20〜22から供給される信号によって制御
されるスイッチを設けた線によってバイパス可能である
複数の非対称基本遅延段によって構成されている。
【0021】より特定的には、遅延ユニット23は、A
NDゲート25の出力に接続されたイネーブル入力を有
している。このANDゲート25は、フリップフロップ
12の出力Qに接続されている第1の入力と、インバー
タ26を介して線11に接続されている第2の入力とを
有している。遅延ユニット23は、信号ATDのリーデ
ィングエッジを受け取った時点から前述したように(図
2も参照のこと)メモリ素子20及び22の内容に応じ
た遅延時間の後にハイレベルに切り替わる通常はローレ
ベルの信号を出力する。遅延ユニット23の出力は、N
ORゲート27の第1の入力に接続されている。このN
ORゲート27の第2の入力は、フリップフロップ12
の出力QNに接続されている。NORゲート27の出力
(信号PCを供給する)は、他のNORゲート28の第
1の入力に接続されている。このNORゲート28の第
2の入力もフリップフロップ12の出力QNに接続され
ている。NORゲート28の出力(信号DETを供給す
る)は、非対称遅延ユニット24のイネーブル入力に接
続されている。遅延ユニット24は、信号DETのリー
ディングエッジを受け取った時点からメモリ素子20及
び21の内容によって定まる遅延時間の後にハイレベル
に切り替わる通常はローのデータシミュレート信号SP
を出力する。
【0022】遅延ユニット24の出力は、ノード30
と、制御されるスイッチ31を介して出力類似回路33
の第1の入力32とに接続されている。出力類似回路3
3は、インバータ35を介してノード30に接続されて
いる第2の入力34を有している。出力類似回路33
は、ユニット108の出力回路と同じ伝搬遅延を正確に
再生するようにこれと同じ構造を有しており、ユニット
108の出力回路と同様にトランジスタ39及び40並
びにNANDゲート38の入力にそれぞれ接続された2
つの出力を有している。P−チャネルトランジスタ39
のドレイン端子とソース端子とは、短絡されておりかつ
供給線VDDされている。一方、トランジスタ40のドレ
イン端子とソース端子とは、短絡されておりかつ接地さ
れている。トランジスタ39及び40は、同じキャパシ
タンスを再現するようにトランジスタ127及び128
と同じ幾何学的形状を有している。
【0023】NANDゲート38の出力(信号EPを供
給する)は、ANDゲート42の第1の入力に接続され
たノード41に接続されている。このANDゲート42
は、構成要素31〜40と共に、信号Nを発生するセク
ション5を構成している。ANDゲート42は、さら
に、ノード30に接続された第2の入力と、ノイズ抑圧
信号Nを供給する線111に接続された出力とを有して
いる。
【0024】ノード41は、さらに、4入力ANDゲー
ト45の1つの入力に及び3入力ANDゲート46の1
つの入力に接続されている。これらANDゲートは共に
ロード信号を発生するセクション6の一部を構成してい
る。ゲート45及び46は、共にノード30に接続され
た第2の入力と、セット入力S及びリセット入力Rを具
備するフリップフロップ47の出力(信号QFFを供給
する)に接続された第3の入力とを有している。
【0025】ANDゲート45の第4の入力は、1つの
入力(信号CNTが供給されている)を有しておりその
出力に拡張ディスエーブル信号SEを発生させる拡張イ
ネーブルブロック48の出力に接続されている。この信
号SEは、その論理値が信号CNTによって定まり、ロ
ードパルスの拡張をディスエーブル又はイネーブルす
る。ANDゲート45の出力は、ORゲート49の第1
の入力に接続されている。ORゲート49の出力は、パ
ルス持続時間拡張ブロック51の入力50に接続されて
いる。ブロック51は、基本的には、その出力に拡張さ
れたパルス信号STPを発生する切り替えエッジ単遅延
単安定回路からなっている。この信号STPは、その入
力50でブロック51が信号CPのリーディングエッジ
を検出するとハイレベルに切り替わり、入力50の信号
CPがローに変わるとメモリ100の特性に調整可能な
所定の遅延の後にローレベルに切り替わる。
【0026】ブロック51の出力52及びANDゲート
46の出力(パルス信号SLを供給する)は、ORゲー
ト55の入力に接続されており、このORゲート55の
出力(信号OPを供給する)はANDゲート56の第1
の入力に接続されている。ANDゲート56は、AND
ゲート59の出力に接続された入力を有するタイミング
イネーブルブロック58の出力57に接続された第2の
入力を有している。ANDゲート59は、スタンバイ信
号SBが供給されるインバータ63の出力に接続された
第1の入力と、タイミングイネーブル信号RCが供給さ
れる第2の入力とを有している。ANDゲート56は、
イネーブル信号ENが供給される入力62を備えた出力
イネーブルブロック61の出力60に接続された第3の
入力を有している。ANDゲート56は、線122に沿
って供給されるロード信号Lを発生する。ORゲート5
5の出力は、ブロック58の出力57に接続された第2
の入力と、単安定回路65に接続された出力とを有する
ANDゲート64の第1の入力に接続されている。この
単安定回路65は、その出力が線15に接続されてお
り、ANDゲート64からの出力信号のトレーリングエ
ッジを検出するとENDパルス信号を発生する。ブロッ
ク58は、メモリ100から要求されていないときには
タイミング信号を阻止するために設けられている。ブロ
ック61は、ある特定の動作モード又はテストモードの
際に他の全てのタイミング機能をイネーブルに維持しつ
つ同時に出力回路へのデータのローディングをディスエ
ーブルとするために設けられている。
【0027】ブロック51の出力は、さらに、インバー
タ67を介してフリップフロップ47の入力Sに接続さ
れている。フリップフロップ47の入力Rは、回路1の
入力ノード68(スタンバイ信号SBを供給する)に接
続されている。ノード68は、さらに、レベル検出器7
0に接続された第2の入力とスタティック論理強制ブロ
ック72に接続された第3の入力とを有するORゲート
69の第1の入力に接続されている。レベル検出器70
は、主に、供給電圧に関連しておりブロック73で発生
する電圧VINが供給される閾値コンパレータを備えてい
る。ブロック73の入力には、スタンバイ信号SBが供
給される。定常状態モード(スタンバイ信号がローレベ
ル)においては、電圧VINはレベル検出器70の閾値よ
り上の所定値となっており、従ってレベル検出器70は
その出力にロー論理レベルの信号LLを発生させる。S
B信号がハイに切り替わると、電圧VINはレベル検出器
70の閾値より下がり、その出力信号LLはハイに切り
替わる。スタンバイ信号SBが再度ロー論理レベルに切
り替わった場合、発生器73のイナーシャによって電圧
INが定常状態値には直ちに戻らないので、信号LLは
ハイレベルのままに留まり電圧VINが再びレベル検出器
70の閾値より上がったときにのみローレベルに切り替
わる。
【0028】スタティック論理強制ブロック72は、ス
タティック動作モード(例えばテスト時)にセットする
ための信号SCを供給する入力ノード74に接続されて
いる。ORゲート69の出力(スタティック動作制御信
号SPPを供給する)は、ORゲート49の第2の入力
に接続されている。
【0029】回路1において、信号OE、SA、SB、
SC、CNT、EN、RC、及び電圧VINは、メモリ1
00によって供給される。
【0030】以下、このタイミング回路の動作につい
て、図2をも参照して説明する。
【0031】説明の前に、回路がロードパルスの拡張が
ない定常状態の動作モードにあり、信号SA、CNT、
SB及びSCがロー論理レベルであり、信号OE、E
N、RC及びQFFがハイ論理レベルであり、VINが所
定の閾値より上であり、従ってスタティック動作モード
は起動しておらず、ユニット23及び24によって生じ
る(ヒューズ20〜21によってセットされる)遅延は
最小であると仮定する。このような状況は図2に実線で
示されている。読出し段階を開始する前は、信号AT
D、SAEN、PC、DET、SP、N、SL、SP
P、CP、STP、L及びENDはローレベルであり、
信号EP及びQFFはハイレベルである。
【0032】アドレスバス線101及び103上のアド
レスが、時点t0 で切り替えを開始すると仮定する。こ
れは論理ユニット10によって検出され、この論理ユニ
ット10は信号ATDをハイレベルに切り替える。この
ハイレベルは最後のアドレスが切り替えられるまで維持
される。ATDのローレベルからハイレベルへの切り替
わりによってフリップフロップ12の出力Qが切り替わ
って信号SAENがハイレベル(センス増幅器105を
イネーブルとする)となる。同時に、フリップフロップ
12の出力QNがローレベルに切り替わって信号PCが
ハイレベルに切り替わる(遅延回路23の出力はローレ
ベルのままである)。このため、信号DETはローレベ
ルに維持される。この段階においては、従って、信号P
Cがアレイ100のプリチャージ段階をイネーブルと
し、アレイ104及びユニット105は読出しの準備を
行う。なお、ANDゲート25の出力は、インバータ2
6の出力がローレベルであるため、ローレベルに維持さ
れる。
【0033】信号ATDがローレベルに戻ると、AND
ゲート25の出力がハイレベルに切り替えられ、その切
り替わりエッジがユニット23へ転送される。これによ
り、ユニット23の出力は所定の遅延時間(メモリ素子
20及び22のセッティングに応じる)を経てハイレベ
ルに切り替わる。ユニット23の出力が切り替わると直
ちに、信号PCはローレベルに戻り(図2で実線によっ
て示されているように、時点t1 )、信号DETがハイ
レベルに切り替わり(これも実線で示されている)、そ
の結果、プリチャージ段階が終了してアレイ100の検
出段階が開始される。この検出段階では、センス増幅器
によって検出されたメモリセルアレイ104の内容はデ
ータバッファ106へ供給される。
【0034】メモリ素子20及び21のセッティングに
応じた遅延時間を経た後、遅延回路24の出力も切り替
わり、これにより信号SPがハイレベルに切り替わる
(実線、時点t2 )。
【0035】その結果、2つの「1」が供給されること
によりANDゲート42が切り替わり、信号Nがハイレ
ベルに切り替わってスイッチ31、110及び118が
閉じる。また、ANDゲート46も切り替わり、短いロ
ード信号SLがハイレベルに切り替わる。ロードパルス
の拡張がディスエーブルであるため(ANDゲート45
の出力がローレベル、従って信号CPがローレベル)、
信号STPはローレベルのままである。しかしながら、
ORゲート55の出力はハイレベルに切り替わり、同様
にANDゲート56からの出力信号Lがハイレベルに切
り替わるので、スイッチ120が閉じて以下に説明する
ローディング段階が開始される。
【0036】スイッチ31が閉じることによってシミュ
レート信号SPが出力類似回路33の入力32に供給さ
れ、スイッチ118が閉じることによってユニット10
6の出力バッファの望ましくない切り替わりが遮断され
防止される。同時に、ユニット106の出力バッファ内
のデータは、このように切り替わった出力回路(ユニッ
ト108内での伝搬を開始する。既に述べたように、こ
の段階では出力バッファ106が切り替わりが阻止され
ているので、この種の切り替えによって生じるノイズ
(出力回路のキャパシタンス要素のチャージ及びディス
チャージによる高い電流を含んでいおり、従って増幅器
105の電圧レベルを変化させるかもしれない)がデー
タにダメージを与えることが防止される。同様に、バッ
ファユニット102内のアドレスも固定(凍結)され
る。
【0037】シミュレート信号SPは、出力回路108
へのデータと同様にかつ同時に出力類似回路33へ転送
され、転送が終了した時点で出力類似回路33の出力が
ハイレベルに切り替わる。これにより、ANDゲート4
2及び46が切り替わるように、信号EPがローレベル
に切り替わる(実線、時点t3 )。これにより、信号N
が再びローレベルに切り替わり、スイッチ31、110
及び118を開成させる。ロード信号Lもローレベルに
切り替わり、この場合、既に述べたように拡張はディス
エーブルでありかつSTPはローレベルである。これに
より、スイッチ120も開成されてデータローディング
段階が終了する。従って、このデータローディング段階
は、出力回路108内でデータが伝搬するに必要な期間
だけ正確に続くこととなる。
【0038】信号Lのハイレベルからローレベルへの切
り替わりと同時に、単安定回路65はトレーリングエッ
ジを受け取りパルス信号ENDを発生する。この信号E
NDは、短時間だけハイレベルに切り替わりフリップフ
ロップ12をリセットして切り替える。フリップフロッ
プ12の出力Qは、急速にローレベルに切り替わり、そ
の結果、信号SAEN及びANDゲート25の出力がロ
ーレベルに切り替わる。これにより、信号の読出し中は
オンに保たれていたユニット105のセンス増幅器は、
電力消費を少なくするためにディスエーブルとなる。遅
延ブロック23は、非対称であることによって迅速にリ
セットされる。フリップフロップ12の出力QNがハイ
レベルに切り替わるため、信号DET及びSPもローレ
ベルに切り替わる。信号SPの切り替わりによって出力
類似回路33が急速にリセットされる。この回路33
は、時点t4 において、その出力をローレベルに切り替
え、これによって回路38を切り替えて信号EPを初期
状態に復帰すべくハイレベルに切り替える。
【0039】ブロック23及び24が非対称であること
により、前のATDパルスの直後の(又は少なくともE
NDパルスが発生する前の)ATDパルスのリーディン
グエッジが、インバータ26及びANDゲート25を介
して遅延線(ブロック23、24)を直ちにリセット
し、これにより進行中のいかなる転送も取り消して初期
状態に復帰し(ブロック23の出力は、既にハイレベル
であれば直ちにローレベルに切り替えられ、これによっ
てPCが直ちにハイレベルに、DET及び多分SPもロ
ーレベルに切り替えられる)、プリチャージ及び等化
(又は検出)段階を最初から開始し、その結果、データ
シミュレート信号SPの発生を伴う、最後のATDパル
スからの複数の遅延が常に同一となされることに注目す
べきである。
【0040】上述した動作は、アドレスの切り替えが検
出されかつ論理ユニット10がATD信号パルスを発生
したときはいつでも繰り返され、信号CNTがローレベ
ルでスタティックではない限りスタンバイ又は低電力動
作状態が提供される。
【0041】図2は、ユニット23のより長い遅延のセ
ッティング及びユニット24の最小の遅延のセッティン
グにおけるタイミングをも示している。比較するため
に、上述した速いタイミングの上に遅いタイミングが破
線で示されている。この例では、PCは、前述したもの
に比してある遅延を伴ってゼロに切り替わり、その結
果、他の信号の切り替わりに相応した遅延が生じる。同
様に、アレイ104のほとんどの要素が読出されること
を保証する最小の遅延をセットするように、そのメモリ
アレイ104の速度特性に応じてサイクル全体の期間と
共にプリチャージ及び検出段階の期間を変化させるべ
く、PCのトレーリングエッジを受け取ってからユニッ
ト24が切り替わるまでの遅延が増大されるかもしれな
い。
【0042】一方、ロード信号の拡張がイネーブルとな
ると、出力回路ユニット108へのデータローディング
は、以下に述べるように、信号Nのパルスの終端の後に
も継続する。
【0043】時点t5 で信号CNTがハイレベルに切り
替わると仮定する。この場合にも、前と同様に、パルス
ATDが発生したときに(時点t6 )、SAEN及びP
Cは直ちにハイレベルに切り替わる。所定の遅延を経た
後(時点t7 )、PCは再びローレベルに切り替わり、
DETはハイレベルに切り替わる。次いで、時点t8
おいて、信号SP、N及びSLがハイレベルに切り替わ
る。この場合、信号SEがハイレベルであるため、信号
CP、STP、OP及びLがハイレベルに切り替わるよ
うにANDゲート45の出力も切り替わる。
【0044】その結果、スイッチ31、110、118
及び129が閉成し、データシミュレート信号が出力類
似回路33内の伝搬を開始しかつデータが出力回路10
8内の伝搬を開始する。同時に、アドレスバッファ10
2及び出力バッファ106内のデータが固定(凍結)さ
れる。
【0045】前の場合と同様に、回路33及びNAND
ゲート38の出力の切り替わりによって、信号EPがロ
ーレベルに切り替わると共にスイッチ31、110及び
118を開成するべく信号N、SL及びCPのパルスを
終端させる(時点t9 )。しかしながらこの場合、ブロ
ック51によって定められる期間は信号STPがハイレ
ベルに保たれるため、信号Lはハイレベルのままであり
スイッチ120は閉じている。このため、アレイ104
の対応する素子の遅延に基づいており、他の多くのもの
より後に切り替えられたセンス増幅器によって供給され
たいかなる遅延データもユニット106の出力バッファ
によってユニット108の対応する出力回路へロードさ
れ得る。
【0046】時点t10において、信号STP及びLもロ
ーレベルに切り替わり、これによりスイッチ120が開
成され出力回路がバッファユニット106から分離され
る。前の場合と同様に、信号STPのハイレベルからロ
ーレベルへの切り替えにより、ANDゲート64の出力
も同様に切り替わる。これにより、単安定回路65がイ
ネーブルとなってフリップフロップ12をリセットする
END信号パルスが発生する。フリップフロップ12の
出力Q及びQNはそれぞれ低レベル及びハイレベルに切
り替わり、これにより信号SAEN、DET及びSPが
ローレベルに切り替わる。時点t11において、信号EP
はハイレベルに切り替えられ、これによって回路1がリ
セット状態に復帰される。
【0047】信号SBがローレベルに保たれている限
り、上述した動作が繰り返される。ここで、時点t12
おいて、メモリ100がスタンバイ状態に切り替わった
と仮定する。SBの切り替わりによってフリップフロッ
プ47がリセットされ、その出力信号QFFはローレベ
ルに切り替わり、ANDゲート45及び46がディスエ
ーブルとなり、スタティック動作信号SPPがハイレベ
ルに切り替わる。これによりCPがハイレベルに切り替
わり、同様にSTPもハイレベルに切り替わる。SBの
切り替わりは、インバータ63の出力もローレベルに切
り替え、その結果、ANDゲート59の出力もローレベ
ルに切り替わる。これにより、Lがローレベルに維持さ
れるようにタイミングディスエーブルとなる(ブロック
58の出力57がローレベル信号となる)。この段階に
おいては、SBの切り替わりに基づく電圧VINの低下に
より、信号LLはハイレベルに切り替わる。
【0048】上述した状態は、信号SBがハイレベルに
維持されている限り継続される。信号SBがローレベル
に切り替わると(時点t13)、インバータ63及びAN
Dゲート59の切り替わりによって信号Lがハイレベル
に切り替わり、スタティックモードでの読出しが許可さ
れる。しかしながら、回路の残りの部分は変化せず、既
に述べたように、VINが定常状態に達するのに多少の時
間を要しその間LLはハイレベルに維持される。この状
態においては、たとえパルスATDが生じても(時点t
14)、セクション6の発生するロード信号は以下に述べ
るようにスタティックモードに維持される。実際に、パ
ルスATDが発生すると、セクション2〜5に関する上
述した一連の段階が行われる。即ち、時点t14において
SAEN及びPCがハイレベルに切り替わり、時点t15
においてPCがローレベルに切り替わると共にDETが
ハイレベルに切り替わり、時点t16においてSP及びN
がハイレベルに切り替わってゲート45及び46が切り
替わらないようにディスエーブルとなり(SLがローレ
ベルに維持)かつLがハイレベルに維持され、時点t17
においてセクション6の状態を変化させることなくEP
及びNがローレベルに切り替わる。
【0049】ここで、時点t18において、制御されてい
る電圧VINが再び所定の閾値を越えて、LL、SPP及
びCPがローレベルに切り替わったと仮定する。この状
態においては、その前のクリティカル状態にもかかわら
ず正しいデータ獲得が保証される充分に長い読出しを可
能とするように、ロード信号はハイレベルに維持され
る。所定の遅延を経た後(時点t19)、信号STPがロ
ーレベルに切り替わり、これにより信号Lもローレベル
に切り替わって、フリップフロップ12及びセクション
3〜5をリセットしかつSAEN、DET、SP及びE
Pを切り替えるべく単安定回路65がパルスENDを発
生する。信号STPの切り替わりは、フリップフロップ
47をもセットしかつゲート45及び46を再びイネー
ブルとして、スタティック動作段階を終了させ回路を上
述した通常動作モード(時点t6 〜t11)に復帰させ
る。
【0050】メモリ100又はこれに接続された他のデ
バイスが要求する場合(例えば、テストやレジスタ又は
メモリの他の部分からのデータのチェック等の特別の機
能)には、入力74における信号SCによって同じスタ
ティック動作がイネーブルとなる。いかなる理由があっ
ても、電圧VINが低下(所定の閾値未満)した場合には
読出しエラーとなるであろう。
【0051】タイミング制御がディスエーブルとされた
場合(信号RCがローレベル)、ANDゲート59従っ
てブロック58の出力がローレベルでありANDゲート
56及び64がディスエーブルとされる。タイミング制
御の終了時点でリセット信号が発生しないので、回路1
全体が実際にディスエーブルとなる。一方、信号EN
は、既に述べたように、出力129へのデータのローデ
ィングをイネーブルとする。
【0052】以上述べた回路は、種々のポイントでベー
シック信号及びサイクル時間を調整することによって、
技術的な相違、低速度という状況又はローカルな問題を
も全て考慮に入れたタイミングアーキテクチャ(さら
に、消費電力及びノイズの本質的な減少、並びに高速
度)が得られる。より特定的には、本発明は、大部分の
素子で要求される時間を考慮にいれてメモリアレイとセ
ンス増幅器との間のデータ読出し及びローディング時間
を調整する回路及び方法を提供するものである。ロード
パルスの持続時間を調整する可能性により、プリチャー
ジ時間特に評価時間の過度の増加(これはノイズの受け
入れることのできない増大化を招く)又は低速の素子の
破棄をもたらすことなく、従って冗長な素子の必要性を
低減させつつ、非常に低速の全ての素子を救済すること
ができる。大部分のデータの外部ローディングの間デー
タ及びアドレスを固定(凍結)することによって、ノイ
ズの主たる発生源を効果的に除去し、メモリの信頼性の
高い動作を保証することができる。拡張されたロード信
号を発生することによる固定(凍結)後のあらゆる低速
データのローディングは、この段階で切り替えられる出
力が非常に少ないため、重大な影響を与えるノイズを含
まない。さらに、出力類似回路によって、固定(凍結)
段階とローディング段階の少なくとも最初の部分とがで
きるだけ短い持続時間となるようにセットされるので、
大部分のメモリ素子のデータを出力素子に完全にロード
することを保証しつつ、メモリの特性に合った最大サイ
クル速度を提供することができる。ここで述べたアーキ
テクチャは、必要であれば(例えば、回路の状態が明確
に知られていない場合)、スタティックモードで動作す
ることができる。
【0053】本発明の範囲から逸脱することなく、以上
述べかつ図に示した方法及び回路について、変更、修正
ができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタイミング回路の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1の回路における種々の信号のタイムチャー
トである。
【符号の説明】
1 タイミング回路 2、3、4、5、6、7 セクション 10 論理ユニット 11、15、111、122 線 12、47 フリップフロップ 13 バッファ 14、49、55、69 ORゲート 16、32、34、50、62、123、124 入力 20、21、22 メモリ素子 23、24 非対称遅延ユニット 25、42、45、46、56、59、64 ANDゲ
ート 26、35、63、67 インバータ 27、28 NORゲート 30、41 ノード 31、118、120 スイッチ 33 出力類似回路 38 NANDゲート 39、40、110、127、128 トランジスタ 48 拡張イネーブルブロック 51 パルス持続時間拡張ブロック 52、57、60、125、126 出力 58 タイミングイネーブルブロック 61 出力イネーブルブロック 65 単安定回路 68、74 入力ノード 70 レベル検出器 72 スタティック論理強制ブロック 73 電圧源 100 メモリ 101 外部アドレスバス 102 アドレスバッファユニット 103 内部アドレスバス 104 メモリセルアレイ 105 増幅ユニット 106 データバッファユニット 107 データバス 108 出力ユニット 109 アドレスフィードバックバス 115、116 バス 117 データフィードバックバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シルビア パドアン イタリー国, リミニ 47037 ビア サン ベルナルド, 35番地 (72)発明者 カーラ マリア ゴラ イタリー国, サン ジョバンニ セス ト 20099 ビア ベッカーリア, 5 番地 (72)発明者 マルコ マッカローネ イタリー国, パレストロ 27030 ビ ア フォルネース, 8番地 (72)発明者 マルコ オリヴォ イタリー国, ベルガーモ 24100 ビ ア トレマナ, 13−デー番地

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力素子(108)と、バッファユニッ
    ト(106)と、前記出力素子と同じ伝搬時間を提供す
    る出力類似ユニット(33)とを少なくとも備えた不揮
    発性メモリ(100)の読出しタイミング方法であっ
    て、 読出しイネーブル信号(ATD)を発生するステップ
    と、 前記読出しイネーブル信号を受け取ると、所定の調整可
    能な期間のプリチャージ段階をイネーブルにするステッ
    プと、 前記プリチャージ段階の終了時点で評価段階をイネーブ
    ルにするステップと、 前記評価段階をイネーブルとした後の所定の調整可能な
    期間、データシミュレート信号(SP)を発生するステ
    ップと、 前記シミュレート信号の前記出力類似ユニット内の伝搬
    をイネーブルにし、同時に前記バッファユニット(10
    6)から前記出力回路(108)へのデータローディン
    グをイネーブルにし、かつ前記バッファユニットの切り
    替わりをディスエーブルにするステップと、 前記シミュレート信号の伝搬を検出すると、切り替わり
    をディスエーブルにする前記ステップを阻止するステッ
    プと、 所定の調整可能な遅延の後、前記ローディング段階を阻
    止するステップと、 前記ロード信号のディスエーブルに続いて前記不揮発性
    メモリ(100)をリセットするステップとを備えたこ
    とを特徴とする不揮発性メモリの読出しタイミング方
    法。
  2. 【請求項2】 プリチャージ段階をイネーブルにする前
    記ステップ及び評価段階をイネーブルにする前記ステッ
    プが、プリチャージイネーブル信号(PC)及び評価イ
    ネーブル信号(DET)をそれぞれ発生し、それぞれの
    伝搬線(23、24)に沿って該プリチャージイネーブ
    ル信号及び該評価イネーブル信号をそれぞれ転送し、前
    記不揮発性メモリ(100)の速度特性に従った前記そ
    れぞれの伝搬線上の所定の遅延を選択的にイネーブルと
    するステップを備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 伝搬をイネーブルにする前記ステップ
    が、前記データシミュレート信号(SP)を前記出力類
    似ユニット(33)に供給するステップを備えており、
    該出力類似ユニットが前記出力素子(108)と同一で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ローディング段階を阻止する前記ステッ
    プが、切り替わりをディスエーブルにする前記ステップ
    と同時に短いパルス(SL)を発生し、切り替わりをデ
    ィスエーブルにする前記ステップを阻止する前記ステッ
    プと同時に前記短いパルスを阻止し、前記短いパルスと
    同時にイネーブルにされかつ該短いパルスに対して所定
    の遅延の後ディスエーブルにされる長いパルス(ST
    P)を該短いパルスから発生し、前記長いパルス又は前
    記短いパルスを選択的に取り出すステップを備えたこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 出力素子(108)とバッファユニット
    (106)とを少なくとも備えた不揮発性メモリ(10
    0)用の読出しタイミング回路であって、該回路(1)
    が、読出しイネーブル信号(ATD)を発生する読出し
    イネーブル手段(10)と、前記読出しイネーブル信号
    によってイネーブルにされるプリチャージイネーブル手
    段(27)と、検出イネーブル信号(DET)を発生す
    る検出イネーブル手段(28)とを備えており、 前記読出しイネーブル信号(ATD)を受け取った後
    所定の調整可能な期間経過後、前記プリチャージイネー
    ブル手段(27)をディスエーブルにしかつ前記検出イ
    ネーブル手段(28)をイネーブルにする期間修正手段
    (23)と、 前記検出イネーブル手段(28)によってイネーブルに
    され、前記検出イネーブル信号(DET)を受け取った
    所定の調整可能な期間経過後、データシミュレート
    信号(SP)を発生するシミュレート発生手段(24)
    と、 前記出力素子(108)と同じ伝搬時間を有し、前記シ
    ミュレート発生手段に接続された出力類似回路(33)
    と、 前記データバッファユニット(106)に接続されてお
    り、該データバッファユニットの切り替わりを阻止する
    データ阻止手段(117)と、 前記データシミュレート信号(SP)を前記出力類似回
    路内で伝搬させることと、前記データバッファユニット
    (106)からデータを前記出力回路(108)へロー
    ドすることと、前記データバッファユニットをディスエ
    ーブルにすることとを同時に行う、前記出力類似回路、
    前記出力素子及び前記データ阻止手段用の同時イネーブ
    ル手段(31、42、46、117、120)と、 前記出力類似回路(33)に接続されており、前記同時
    イネーブル手段用のディスエーブル信号(EP)を発生
    する伝搬検出手段(38)と、 前記出力回路用の拡張されたロード信号(STP)を発
    生するロード拡張手段(51)と、 前記ロード拡張手段を選択的にイネーブルにする選択的
    イネーブル手段(45、69)と、 回路リセット手段とを備えたことを特徴とする不揮発性
    メモリの読出しタイミング回路。
  6. 【請求項6】 前記出力類似回路(33)が前記出力素
    子(108)と同一であることを特徴とする請求項5に
    記載の回路。
  7. 【請求項7】 前記データ阻止手段が、前記データバッ
    ファユニット(106)の入力及び出力を接続するフィ
    ードバック線(117)と、該フィードバック線上に位
    置しており前記同時イネーブル手段(31、42、4
    6、117、120)によって制御される第1の切り替
    え手段(118)とを備えたことを特徴とする請求項5
    又は6に記載の回路。
  8. 【請求項8】 前記同時イネーブル手段(31、42、
    46、117、120)が、前記シミュレート発生手段
    (24)及び前記伝搬検出手段(38)に接続されてお
    り、前記データ阻止手段(117)をイネーブルにする
    ノイズ抑圧信号(N)を発生する第1の論理回路(4
    2)と、前記シミュレート発生手段及び前記伝搬検出手
    段に接続されており、データローディング信号(SL)
    を発生する第2の論理回路(46)と、前記シミュレー
    ト発生手段(24)及び前記出力類似回路(33)間に
    挿入されており、前記ノイズ抑圧信号が供給される制御
    端子を有する第2の切り替え手段(31)と、前記デー
    タバッファユニット(106)及び前記出力回路(10
    8)間に挿入されており、前記データローディング信号
    が供給される制御端子を有する第3の論理回路(12
    0)とを備えたことを特徴とする請求項5から7のいず
    れか1項に記載の回路。
  9. 【請求項9】 不揮発性メモリ(100)内にアドレス
    バッファユニット(102)がさらに設けられており、
    前記第1の論理回路(42)及び前記アドレスバッファ
    ユニット(102)に接続されており、前記ノイズ抑圧
    信号(N)が存在する場合は、該アドレスバッファユニ
    ットの切り替えを阻止するアドレス阻止手段(109、
    110)をさらに備えたことを特徴とする請求項8に記
    載の回路。
  10. 【請求項10】 前記ロード拡張手段が、前記シミュレ
    ート発生手段(24)に接続されており前記データシミ
    ュレート信号(SP)が供給される第1の入力と、前記
    伝搬検出手段(38)に接続されており前記ディスエー
    ブル信号(EP)が供給される第2の入力と、前記拡張
    されたロード信号(STP)を供給し前記データシミュ
    レート信号を受け取ったときにイネーブルにされかつ前
    記ディスエーブル信号の検出から所定の遅延の後ディス
    エーブルにされる出力とを有する遅延手段(51)を備
    えたことを特徴とする請求項5から9のいずれか1項に
    記載の回路。
  11. 【請求項11】 前記選択的イネーブル手段(45、6
    9)が、前記同時イネーブル手段(31、42、46、
    117、120)及び前記ロード拡張手段(51)間に
    挿入されておりかつ拡張ディスエーブル手段(47、4
    8)に接続された少なくとも1つの制御端子を有する第
    4の切り替え手段(45)を備えたことを特徴とする請
    求項5から10のいずれか1項に記載の回路。
  12. 【請求項12】 前記選択的イネーブル手段(45、6
    9)が、前記ロード拡張手段(51)を継続してイネー
    ブルにするスタティックモード信号(SPP)を発生す
    るスタティックモードセット手段(69)をさらに備え
    たことを特徴とする請求項11に記載の回路。
  13. 【請求項13】 前記同時イネーブル手段(46)に接
    続された第1の入力と、前記ロード拡張手段(51)に
    接続された第2の入力と、前記第3の切り替え手段(1
    20)の前記制御端子に接続された出力とを有する選択
    手段(55)を備えており、前記リセット手段が前記選
    択手段(55)に接続された入力と、前記プリチャージ
    イネーブル手段(27)に接続された出力とを有する単
    安定手段(65)を備えたことを特徴とする請求項8か
    ら12のいずれか1項に記載の回路。
JP4796295A 1994-02-18 1995-02-14 不揮発性メモリの読出しタイミング方法及び回路 Expired - Fee Related JP2674550B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT94830074.4 1994-02-18
EP94830074A EP0668591B1 (en) 1994-02-18 1994-02-18 Read timing method and circuit for nonvolatile memories

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0855485A JPH0855485A (ja) 1996-02-27
JP2674550B2 true JP2674550B2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=8218386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4796295A Expired - Fee Related JP2674550B2 (ja) 1994-02-18 1995-02-14 不揮発性メモリの読出しタイミング方法及び回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5532972A (ja)
EP (1) EP0668591B1 (ja)
JP (1) JP2674550B2 (ja)
DE (1) DE69421266T2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5717642A (en) * 1994-02-18 1998-02-10 Sgs-Thomson Microelectronics S.R.L. Load signal generating method and circuit for nonvolatile memories
KR100233283B1 (ko) * 1996-12-24 1999-12-01 김영환 플래쉬 메모리 셀을 이용한 리페어 퓨즈 초기화 회로
US5959935A (en) * 1997-05-30 1999-09-28 Sgs-Thomson Microelectronics S.R.L. Synchronization signal generation circuit and method
US6111796A (en) 1999-03-01 2000-08-29 Motorola, Inc. Programmable delay control for sense amplifiers in a memory
ITMI20021185A1 (it) * 2002-05-31 2003-12-01 St Microelectronics Srl Dispositivo e metodo di lettura per memorie non volatili dotate di almeno un'interfaccia di comunicazione pseudo parallela
DE102006011059A1 (de) * 2006-03-08 2007-09-13 Robert Bosch Gmbh Verfahren und System zum Übertragen von in einem Signal codierten Daten

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6381551A (ja) * 1986-09-25 1988-04-12 Sony Corp メモリ装置
US4959816A (en) * 1987-12-28 1990-09-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor integrated circuit
EP0560623B1 (en) * 1992-03-12 1999-12-01 Sharp Kabushiki Kaisha A semiconductor memory
JP2697568B2 (ja) * 1993-08-26 1998-01-14 日本電気株式会社 半導体記憶装置
US5432747A (en) * 1994-09-14 1995-07-11 Unisys Corporation Self-timing clock generator for precharged synchronous SRAM

Also Published As

Publication number Publication date
EP0668591B1 (en) 1999-10-20
DE69421266T2 (de) 2000-05-18
US5532972A (en) 1996-07-02
JPH0855485A (ja) 1996-02-27
EP0668591A1 (en) 1995-08-23
DE69421266D1 (de) 1999-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108320773B (zh) 自动设时复位脉冲生成器及具有脉冲生成器的存储器装置
KR100662221B1 (ko) 2진-결합된 커패시터를 구비한 지연 고정 루프
JP3181009B2 (ja) 半導体の不揮発性メモリ、特にフラッシュeprom用プログラマブル・ロジック・アレイ構造物
JP3011042B2 (ja) 再書き込み可能なメモリに対する内部タイミング法およびその回路
US5682353A (en) Self adjusting sense amplifier clock delay circuit
US20070035999A1 (en) Page buffer circuit of flash memory device with dual page program function and program operation method thereof
US5959900A (en) Synchronous semiconductor memory having a reduced number of registers
US6111447A (en) Timing circuit that selectively triggers on a rising or falling input signal edge
US5959465A (en) Fast Nor-Nor PLA operating from a single-phase clock
NL9000478A (nl) Aftastversterkerstuurketen voor een geheugeninrichting.
US5530677A (en) Semiconductor memory system having a write control circuit responsive to a system clock and/or a test clock for enabling and disabling a read/write latch
JP2674550B2 (ja) 不揮発性メモリの読出しタイミング方法及び回路
US5590089A (en) Address transition detection (ATD) circuit
US7504864B2 (en) Method for controlling the evaluation time of a state machine
US5648932A (en) Output control circuit for semiconductor memory
KR100607161B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 어레이 내부전압 제어회로 및 방법과 이를 이용한 멀티 뱅크형 반도체 메모리 장치
JP2737686B2 (ja) 不揮発性メモリにおけるデータ・ローディング・ノイズ抑制の方法及び回路
JPH02193408A (ja) パルス発生回路
US6603338B1 (en) Device and method for address input buffering
EP0915477B1 (en) Method and circuit for generating an ATD signal to regulate the access to a non-volatile memory
US5905678A (en) Control circuit of an output buffer
JP3650251B2 (ja) 半導体メモリ装置
EP0801393B1 (en) Circuit for determining completion of pre-charge of a generic bit line, particularly for non-volatile memories
EP0805452B1 (en) Circuit for read-enabling a memory device synchronously with the reaching of the minimum functionality conditions of the memory cells and reading circuits, particularly for non-volatile memories
JPH1145581A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970617

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees