JP2674326B2 - 自動倉庫の入出庫作業方法 - Google Patents

自動倉庫の入出庫作業方法

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JP2674326B2 JP1698891A JP1698891A JP2674326B2 JP 2674326 B2 JP2674326 B2 JP 2674326B2 JP 1698891 A JP1698891 A JP 1698891A JP 1698891 A JP1698891 A JP 1698891A JP 2674326 B2 JP2674326 B2 JP 2674326B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保管用棚に沿った1つ
の走行路の一端を入庫専用ホームポジションに、他端を
出庫専用ホームポジションに設定すると共に、前記1つ
の走行路に、入庫専用の走行移載装置と出庫専用の走行
移載装置とを設けた、自動倉庫に於ける入出庫作業方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来の自動倉庫は、保管
棚に沿った1つの走行路には1台の入出庫兼用の走行移
載装置を設けると共に、前記走行路の一端を入出庫兼用
ホームポジションとするか又は、当該走行路の一端を入
庫専用ホームポジションに、他端を出庫専用ホームポジ
ションに設定したものであった。
【0003】このような自動倉庫では、入庫作業と出庫
作業とを同時に行うことが出来ないので、作業能率を高
めることが出来ない。そこで2台の走行移載装置を1つ
の走行路に配置することが考えられたが、入庫作業と出
庫作業とを同時に行う場合に2台の走行移載装置が走行
路中で互いに衝突しないように制御しなければならな
い。このためには、入庫作業を行う走行移載装置の走行
領域と出庫作業を行う走行移載装置の走行領域とが互い
に重なっているか否かを走行開始前にその都度チェック
し、両走行領域が重なっている場合には一方の作業を優
先開始させ、当該作業が終了した後に他方の作業を行わ
せるように制御し、両走行領域が重なっていないときの
み両作業を同時に開始させるように制御すれば良いので
あるが、入庫作業を行う走行移載装置の走行領域と出庫
作業を行う走行移載装置の走行領域とが互いに重なって
いるか否かをチェックし得る機能が必要となるばかりで
なく、制御方法が複雑であり、簡単容易に実施すること
が出来ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために、保管用棚に沿った1つの
走行路の一端を入庫専用ホームポジションに、他端を出
庫専用ホームポジションに設定すると共に、前記1つの
走行路に、入庫専用の走行移載装置と出庫専用の走行移
載装置とを設け、入庫作業と出庫作業とが重なる場合
に、前記2台の走行移載装置を同一方向に同一タイミン
グで走行開始させるように制御することを特徴とする自
動倉庫の入出庫作業方法を提案するものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1に於いて、1は立体保管棚2
A,2Bの間に形成された走行路であり、その一端に
は、入庫用荷受け台3を備えた入庫専用ホームポジショ
ン(HP)4が設定され、他端には、出庫用荷受け台5
を備えた出庫専用ホームポジション(HP)6が設定さ
れている。そして前記走行路1には、入庫専用HP4側
に位置する入庫専用の走行移載装置7と、出庫専用HP
6側に位置する出庫専用の走行移載装置8とが設けられ
ている。これら走行移載装置7,8は、上下複数段の荷
収納区画に対応させ得る昇降キャレッジ上に荷移載用ラ
ンニングフォーク等の荷移載手段を設けた走行クレーン
等、従来周知のものであるから、詳細構造の図示及び説
明は省略する。
【0006】尚、走行移載装置が1段の荷収納区画にの
み対応するものであって、保管棚側に上下複数段の荷収
納区画が設けられている場合は、各段の荷収納区画レベ
ル毎に入庫専用の走行移載装置7と出庫専用の走行移載
装置8とが設けられる。
【0007】前記走行移載装置7,8は、図2に示すよ
うに走行駆動用モーター9を制御するインバーター等の
モーターコントローラー10と、当該モーターコントロ
ーラー10を制御するマイクロコンピューター等の制御
装置11とを備えている。前記制御装置11には入出庫
作業用制御プログラム12が設定されており、従来周知
のように、設定された行き先(入出庫先)情報13と、
現在位置等の各種情報14とに基づいて前記制御プログ
ラム12が実行されることにより、前記モーターコント
ローラー10を介して走行駆動用モーター9が自動制御
されると共に、図示外の荷移載手段等の駆動用モーター
等が自動制御され、入出庫作業が自動的に行われる。
【0008】次に、前記制御プログラム12によって実
行される本発明の入出庫作業方法を、図3及び図4のフ
ローチャートに基づいて具体的に説明する。
【0009】入庫作業は、入庫専用HP4の荷受け台3
に供給された荷を当該入庫専用HP4で待機する入庫専
用の走行移載装置7が受け取る行程、当該走行移載装置
7が入庫用行き先情報13に従って立体保管棚2A又は
2Bの入庫先まで搬送走行する行程、走行移載装置7上
の荷を立体保管棚2A又は2Bの入庫先荷収納区画に搬
入する行程、そして、走行移載装置7が入庫専用HP4
に戻り走行する行程から成り、出庫作業は、出庫専用H
P6で待機する出庫専用の走行移載装置8が出庫用行き
先情報13に従って立体保管棚2A又は2Bの出庫先ま
迎え走行する行程、立体保管棚2A又は2Bの出庫先荷
収納区画上の荷を走行移載装置8が受け取る行程、走行
移載装置8が出庫専用HP6に搬送走行する行程、そし
て、走行移載装置8上の荷を荷受け台5上に移載する行
程から成る。
【0010】而して入庫作業の場合、図3に示すよう
に、先ず走行移載装置7が荷受け台3上の荷を受け取る
行程が行われるが、ここで出庫作業があるか否か、即ち
出庫用の行き先情報13が設定されているか否か、がチ
ェックされ、出庫作業がある場合には、出庫専用の走行
移載装置8が出庫先から出庫専用HP6への搬送走行を
開始する時点までそのまま待機し、走行移載装置8が前
記搬送走行を開始すると同時に、入庫専用の走行移載装
置7を入庫専用HP4から入庫先に向けて搬送走行を開
始させる。並行して行われる出庫作業がない場合は、走
行移載装置7は直ちに搬送走行を開始する。搬送走行す
る走行移載装置7は、従来通り入庫先で自動停止すると
共に、立体保管棚2A又は2B内の入庫先荷収納区画に
荷を搬入する。
【0011】この後、走行移載装置7は戻り走行を行う
が、これに先立って、この時点で出庫作業があるか否か
が再びチェックされる。若し出庫作業がある場合には、
出庫専用の走行移載装置8が出庫専用HP6から出庫先
への迎え走行を開始する時点までそのまま入庫先で待機
し、走行移載装置8が前記迎え走行を開始すると同時
に、入庫専用の走行移載装置7を入庫先から入庫専用H
P4に向けて戻り走行を開始させる。並行して行われる
出庫作業がない場合は、走行移載装置7は直ちに入庫専
用HP4への戻り走行を開始する。入庫専用HP4に戻
った走行移載装置7は自動停止し、一連の入庫作業が完
了する。
【0012】出庫作業の場合は、図4に示すように、出
庫専用の走行移載装置8の出庫先への迎え走行開始に先
立って、並行して行われる入庫作業があるか否か、即ち
入庫用行き先情報13が設定されているか否か、がチェ
ックされ、入庫作業がない場合には直ちに迎え走行が開
始され、入庫作業がある場合には、入庫専用の走行移載
装置7が入庫先から入庫専用HP4への戻り走行が開始
されるまで出庫専用HP6でそのまま待機し、走行移載
装置7の戻り走行が開始されると同時に出庫専用の走行
移載装置8の出庫先への迎え走行が開始される。
【0013】迎え走行する走行移載装置8は、従来通り
出庫先で自動停止すると共に、出庫先荷収納区画から荷
を受け取った後、出庫専用HPに向かって搬送走行を開
始するが、これに先立って、この時点で入庫作業がある
か否かが再びチェックされる。若し入庫作業がある場合
には、入庫専用の走行移載装置7が入庫先から入庫専用
HP4への戻り走行を開始するまでそのまま出庫先で待
機し、走行移載装置7の戻り走行が開始されると同時
に、出庫専用の走行移載装置8が出庫先から出庫専用H
P6に向かって搬送走行を開始する。並行して行われる
入庫作業がない場合は、走行移載装置8は直ちに出庫専
用HP6への搬送走行を開始する。搬送走行する出庫専
用の走行移載装置8は出庫専用HP6で自動停止し、そ
して荷を荷受け台5に搬出して、一連の出庫作業が完了
する。
【0014】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の自動倉庫
の入出庫作業方法によれば、1つの走行路に設けられた
入庫専用及び出庫専用の2台の走行移載装置と、当該走
行路の両端に振り分け設定された入庫専用ホームポジシ
ョン及び出庫専用ホームポジションとを活用して、前記
入庫専用ホームポジションから保管棚に対する入庫作業
と当該保管棚から前記出庫専用ホームポジションへの出
庫作業とを、時間的に重なるように並行実施して、作業
能率を大幅に高めることが出来るのであるが、入庫作業
と出庫作業とが重なる場合に、前記2台の走行移載装置
を同一方向に同一タイミングで走行開始させるように制
御するのであるから、場合によっては若干のロス時間を
伴うとしても、2台の走行移載装置を走行路中で互いに
衝突させてしまうような事故は完全に回避出来、極めて
安全に入出庫作業を遂行させることが出来るのである。
【0015】しかも、2台の走行移載装置の走行領域が
互いに重なるか否かというような複雑な演算を行う必要
もなく、極めて簡単容易な制御により実施することが出
来るので、経済的且つ実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動倉庫の概略平面図である。
【図2】 走行駆動用モーターの制御系を説明するブロ
ック線図である。
【図3】 入庫作業時の制御手順を説明するフローチャ
ートである。
【図4】 出庫作業時の制御手順を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…走行路、2A,2B…立体保管棚、3…入庫用荷受
け台、4…入庫専用ホームポジション(HP)、5…出
庫用荷受け台、6…出庫専用ホームポジション(H
P)、7…入庫専用の走行移載装置、8…出庫専用の走
行移載装置、9…走行駆動用モーター、10…モーター
コントローラー、11…制御装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保管用棚に沿った1つの走行路の一端を入
    庫専用ホームポジションに、他端を出庫専用ホームポジ
    ションに設定すると共に、前記1つの走行路に、入庫専
    用の走行移載装置と出庫専用の走行移載装置とを設け、
    入庫作業と出庫作業とが重なる場合に、前記2台の走行
    移載装置を同一方向に同一タイミングで走行開始させる
    ように制御することを特徴とする自動倉庫の入出庫作業
    方法。
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JP5735753B2 (ja) * 2010-04-14 2015-06-17 株式会社岡村製作所 物品搬送装置
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