JP2674047B2 - オレフィン系ゴム組成物 - Google Patents

オレフィン系ゴム組成物

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JP2674047B2
JP2674047B2 JP63006925A JP692588A JP2674047B2 JP 2674047 B2 JP2674047 B2 JP 2674047B2 JP 63006925 A JP63006925 A JP 63006925A JP 692588 A JP692588 A JP 692588A JP 2674047 B2 JP2674047 B2 JP 2674047B2
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満彦 ▲榊▼原
昇 大嶋
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は耐オゾン性、破壊特性、加工性、接着性、振
動吸収性などに優れた水添ジエン系重合体とオレフィン
系ゴムよりなるゴム組成物に関し、該組成物は各種加硫
ゴム製品や樹脂ブレンド用として有用である。
[従来の技術] 従来、耐候性、耐熱性、耐オゾン性に優れたゴム材料
としてエチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロ
ピレン−ジエン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合
体、ポリヘキセン、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム
などのオレフィン系ゴムや、ポリブタジエン、ポリイソ
プレン、スチレンブタジエン共重合体などの水添物など
が知られているが、いずれも破壊特性、セット性などが
劣るという欠点があった。
これらの欠点を解決するものとして特開昭60−252643
号公報に芳香族ビニル−ジエン共重合体の水添物が開示
されており、該水添物は破壊特性、加工性の他、耐熱老
化性も改良されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、ゴム業界や樹脂業界の厳しいニーズに対し
て、特開昭60−252643号の水添物は耐オゾン性が不充分
であった。また、該水添物を耐衝撃改良剤としてポリプ
ロピレンにブレンドした場合、耐衝撃改良効果が若干不
足する他、接着性、耐オゾン性も不充分であった。
従って、本発明の目的は、耐候性、耐熱老化性などの
耐久性も損なうことなく、振動吸収性、接着性、耐オゾ
ン性などに優れたゴム組成物を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するものとして、芳香族ビニル化合
物の含有量が40重量%以下でありかつジエン部のビニル
結合含有量が25〜80%以上であるジエン系重合体を、該
重合体のオレフィン性不飽和結合の95%以上水素添加し
て得られた水添ジエン系重合体(a)を30〜90重量%、
およびオレフィン系ゴム(b)を10〜70重量%含有する
ゴム組成物が提供される。
本発明の(a)成分である水添ジエン系重合体は、共
役ジエンモノマー、あるいは共役ジエンモノマーと芳香
族ビニル化合物からなるジエン系重合体を水素添加する
ことにより得られる。
共役ジエンモノマーとしては、例えばブタジエン、イ
ソプレン、ペンタジエン、2,3−ジメチルブタジエンが
挙げられる。また、芳香族ビニル化合物としては、例え
ばスチレン、パラメチルスチレン、α−メチルスチレン
が挙げられる。
前記ジエン系重合体のミクロ構造は、1,2−3,4−など
のビニル結合含有量が25〜80%であり、好ましくは30〜
65%である。25%未満であると本発明の水添ジエン系重
合体が樹脂的性質を帯び、永久歪が大きくなる。一方80
%を超えると加硫ゴムの引張強度が低下する。
前記ジエン系重合体中の芳香族ビニル化合物の含有量
は、40重量%以下であり、好ましくは35〜5重量%であ
る。40重量%を越えると本発明の水添ジエン系重合体が
樹脂的性質を帯び、永久歪が大きくなる。また、ジエン
系重合体中の芳香族ビニル化合物は、特にランダムに結
合していることが永久歪を改良する上で好ましい。
前記ジエン系重合体には、分岐状重合体が20〜70重量
%含有されていることが加工性、コールドフローを改良
する上で好ましい。
前記ジエン系重合体の分子量は、数平均分子量で、通
常5,000以上、好ましくは30,000〜1,000,000である。5,
000未満であると本発明の水添ジエン系重合体がゴム状
とならず液状となり、永久歪が大きくなり、1,000,000
を越えると加工性が低下する傾向がある。
前記ジエン系重合体は、例えば、有機リチウム開始剤
を用い炭化水素溶媒中でアニオンリビング重合により得
られる。また、分岐状重合体は、3官能以上のカップリ
ング剤を前記重合終了時に必要量添加してカップリング
反応を行なうことにより得られる。
1,2−、3,4−結合などのビニル結合量のコントロール
にエーテル、3級アミン化合物、ナトリウム、カリウム
等アルカリ金属のアルコキシド、フェノキシド、スルフ
ォン酸塩が用いられる。
有機リチウム開始剤としては、n−ブチルリチウム、
sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウムなどが用
いられる。炭化水素溶媒としては、ヘキサン、ヘプタ
ン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、2−メチルブテン−1、2−
メチルブテン−2などが用いられる。
重合はバッチ方式でも連続方式でもよく、重合温度は
通常0〜120℃の範囲で重合時間は10分〜3時間の範囲
で行なわれる。カップリング剤は3官能以上のカップリ
ング剤でテトラクロロケイ素、ブチルトリクロロケイ
素、テトラクロロスズ、ブチルトリクロロスズ、テトラ
クロロゲルマニウム、ビス(トリクロロシリル)エタ
ン、ジビニルベンゼン、アジピン酸ジエステル、エポキ
シ化液晶ポリブタジエン、エポキシ化大豆油、エポキシ
化亜麻仁油、トリレンジイソシアナート、ジフェニルメ
タンジイソシアナート、1,2,4−ベンゼントリイソシア
ナートなどが挙げられる。
こうして重合されたジエン系重合体を水素添加するこ
とにより本発明の水添ジエン系重合体が得られる。
本発明の水添ジエン系重合体のオレフィン性不飽和結
合の水添率は95%以上である。水添率が95%未満である
と耐オゾン性、耐久性が不充分である。
水素化反応は前記の共役ジエン系重合体を炭化水素溶
媒中に溶解し、20〜150℃、1kg/cm2〜100kg/cm2の加圧
水素下水素化触媒の存在下で行なわれる。
水素化触媒としてはパラジウム、ルテニウム、ロジウ
ム、白金などの貴金属をシリカ、カーボン、ケイソウ土
などに担持した触媒、ロジウム、ルテニウム、白金など
の錯体触媒、コバルト、ニッケルなどの有機カルボン酸
と有機アルミニウム又は有機リチウムから成る触媒、ジ
シクロペンタジエニルチタンジクロリド、ジシクロペン
タジエニルジフェニルチタン、ジシクロペンタジエニル
チタンジトリル、ジシクロペンタジエニルチタンジベン
ジルなどのチタン化合物とリチウム、アルミニウム、マ
グネシウムよりなる有機金属化合物からなる水素化触媒
が用いられる。
本発明の水添ジエン系重合体は、本発明のゴム組成物
中に30〜90重量%、好ましくは40〜80重量%含有され
る。30重量%未満では、接着性、耐久性、振動吸収性が
充分に得られない。90重量%を越えると、耐オゾン性に
劣る。
本発明のゴム組成物の(b)成分であるオレフィンゴ
ムとしては、例えば、エチレンプロピレンゴム、エチレ
ンプロピレンジエンゴム、エチレンブテン−1ゴム、エ
チレンブテン−1ジエンゴム、プロピレンブテン−1ゴ
ム、ポリペキセン、ヘキセンメチルヘキサジエンゴム、
ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴムが挙げられる。
オレフィンゴムは、本発明の組成物中10〜70重量%含
有される、70重量%を越えると、引張強度、接着性、圧
縮永久歪に劣り、10重量%未満では、耐オゾン性に劣
る。
本発明のゴム組成物を用いてゴム製品を得る場合には
カーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウムなどから選
ばれた補強剤又は充填剤、脂肪族カルボン酸、プロセス
油、老化防止剤、オゾン劣化防止剤、加硫促進剤、硫黄
又は過酸化物などを用いて配合、混練、成型加硫の工程
をへて加硫ゴム製品が得られる。
本発明のゴム組成物からなる加硫ゴム製品としては自
動車チューブ、耐熱ベルト、防水シート、窓枠、電線、
スポンジ、ルーフィング、パッキン、ヒーターホース、
ラジエターホース、ロール、防振ゴムなど各種工業用
品、各種自動車部品に用いられる。
また本発明のゴム組成物はポリプロピレン、プロピレ
ンエチレンブロック共重合体、ポリエチレン、ポリブテ
ン−1、ポリ4−メチルペンテン−1、エチレンアクリ
ル酸共重合体などのα−オレフィン系の樹脂100重量部
に対し5〜35重量部、さらに無機充填剤、安定剤、着色
剤などを配合し、自動車バンパー、インストルメントパ
ネルその他外装部品などの耐衝撃性が要求される樹脂用
途に用いられる。
さらに、本発明のゴム組成物はポリプロピレン、プロ
ピレンエチレンブロック共重合体、ポリエチレン、エチ
レン酢酸ビニル共重合体、シンジオタクチック1,2−ポ
リブタジエンなどの樹脂に配合してフィルム用途にも用
いることができる。さらに本発明のゴム組成物を無水マ
レイン酸、無水フマル酸、無水イタコン酸、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸など不飽和の酸無水物又はカ
ルボン酸で0.1〜5重量%程度酸変性することにより、
6−ナイロン、6,6−ナイロン、4,6−ナイロン、11−ナ
イロン、12−ナイロンなどのナイロン、ポリカーボネー
ト、ポリフェニレンオキシド、ポリフェニレンジスルフ
ィド、ポリエステルなどのエンジニアリング樹脂とブレ
ンドして耐衝撃改良剤として用いることもできる。
[実施例] 次に本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。以
下、重合体100重量部に対する割合(重量部)をPHR単位
で示す。
実施例1 (1)5オートクレーブに脱気脱水したシクロヘキサ
ン2500g、スチレン150g、1,3−ブタジエン350gを仕込ん
だ後、テトラヒドロフラン2.5g、n−ブチルリチウム0.
34gを加えて重合を行なった。重合温度が30から80℃の
昇温重合とした。転化率がほぼ100%となった後、SiO14
を0.14g加えた。その後2,6−ジ−tert−ブチルカテコー
ルを加えてスチームストリッピング法により脱溶媒し、
120℃熱ロールにて乾燥して重合体を得た。こうして得
られたスチレン−ブタジエン共重合体は、ビニル結合量
30%、スチレン含有量30重量%、3分岐以上の分岐重合
体56重量%であった。
(2)(1)で重合した共役ジエン系重合体を3オー
トクレーブに仕込み、15%シクロヘキサン溶液とした。
系内を窒素で置換したのち、あらかじめ別容器で調製し
たナフテン酸ニッケル:n−ブチルリチウム:テトラヒド
ロフラン=1:8:20(モル比)の触媒液をオレフィン部分
2000モルに対し、ニッケルとして1モルになるように仕
込んだ。その後、反応系内に水素を導入し、70℃で水素
添加反応を行った。水素の吸収消費量より水添率をコン
トロールしたのち、窒素で系内の水素を置換し、老化防
止剤2,6−ジ−ターシャリブチルパラクレゾールを1PHR
添加した。脱触、凝固をくりかえした後常法によりロー
ル乾燥を行ない、水添率95%の水添ジエン系共重合体を
得た。
次に、この水添ジエン系共重合体(HR−1)70重量%
とオレフィン系ゴム(日本合成ゴム製エチレン−プロピ
レン共重合ゴムJSR EP35)30重量%からなる重合体を表
−1の配合により混練し、145℃で適正時間加硫を行っ
た。その物性値を表−2に示す。
実施例2 カップリング反応を行なわない以外は実施例1の
(1)と同様にしてビニル結合量30%、スチレン含有量
30重量%のスチレン−ブタジエン共重合体を得た。これ
を実施例1の(2)と同様にして水添率95%の水添ジエ
ン系共重合体を得た。
次に、この水添ジエン系重合体(HR−2)90重量%、
(EP35)10重量%からなる重合体を用いて、実施例1の
(2)と同様にして配合、混練し、加硫した。その物性
値を表−2に示す。
比較例1 実施例1の(2)で得られた水添ジエン系共重合体
(HR−1)70重量%、ジエン系重合体(日本合成ゴム製
スチレン−ブタジエン共重合ゴム#1502)30重量%から
なる重合体を用いて、実施例1の(2)と同様にして配
合、混練し、加硫した。その物性値を表−2に示す。
比較例2,3 JSR EP35のみ(比較例2)、(JSR EP35)30重量%
(#1502)70重量%からなる重合体(比較例3)を用い
て、実施例1の(2)と同様にして配合、混練し、加硫
した。その物性値を表−2に示す。
実施例3〜6、比較例4〜8 実施例1の(1)と同様にして表−3に示すビニル結
合量、スチレン含有量、3分岐以上の分岐状重合体含有
量(C/E)のジエン系共重合体を得た。これを実施例1
の(2)と同様にして表−3に示す水添率で水素添加し
た。
次に、これらの水添ジエン系共重合体70重量%、オレ
フィン系ゴム(日本合成ゴム製イソブチレン−イソプレ
ンゴムJSR BUTYL−268)30重量%からなる重合体を用い
て、実施例1の(2)と同様にして配合、混練し、加硫
した。その物性値を表−3に示す。
(測定法) ・コールドフロー:コールドフローテスターを用い、50
℃の恒温槽中で測定した。値が小さい程保形性が優れて
いる。
・圧縮永久歪:JIS K6301に依る。値が小さい程良好であ
る。
・振動吸収性:ダンロップR6に基いてヒステリシスロス
を測定し、EPDMを基準とする指数で表示した。指数が大
きい程振動吸収性が良好である。
・耐オゾン性:JIS K6301−1975に従って耐オゾン性を測
定した。試験条件は40℃、伸長率0〜20%、オゾン濃度
50pphmの動的条件とした。
・接着性:接着性は三菱油化(株)製ポリプロピレン
(BC−4)を70重量%、水添ジエン系共重合体もしくは
オレフィン系ゴム30重量%をバンバリーミキサーで混練
り後、射出成型により、100×100×2mmのテストピース
を作成した。このテストピースをエタノールで脱脂後、
トリクロロエタンでエッチングし、ポリウレタン系塗料
(日本ビーケミカル製R263)と硬化剤(日本ビーケミカ
ル製R230)とを塗装後、塗膜とテストピースとの界面強
度をテンシロンで測定して求めた。数値が大きい程良好
である。
表−1 配合処方 重量部 重合体 100 亜鉛華 5 ステアリン酸 1 カーボンブラック 90 デオキシクレー 40 炭酸カルシウム(PW380) 40 老化防止剤 TMDQ*1 2 硫黄 1.8 促進剤 MBT*2 1.5 促進剤 ZnBDC*31.2 促進剤 DPTT*4 1.0 促進剤 TeEDC*5 0.5 *1 ポリメライズ2,2,4−トリメチル−1,2−ジハイド
ロキノン *2 メルカプトベンゾチアゾール *3 亜鉛ジ−n−ブチルジチオカーバメイト *4 ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド *5 テルルジエチルジチオカーシバメイト 表−2から明らかな様に、水添ジエン系重合体とジエ
ン系ゴムをブレンドした比較例1は、実施例1,2に較べ
破壊特性、耐オゾン製、耐熱老化性に劣り、かつ、ヒス
テリシスロスで示される振動吸収性に劣る。オレフィン
系ゴム単独の比較例2は、実施例1,2に較べ圧縮永久
歪、接着性が著しく劣る。また、未水添ジエン系ゴムと
オレフィン系ゴムをブレンドした比較例3は、実施例1,
2に較べ破壊特性、耐オゾン性が著しく劣る。
従ってビニル含量の高い水添ジエン系重合体とオレフ
ィン系ゴムをブレンドした本発明の組成物が耐熱老化性
で示される耐久性を損なわずに耐オゾン性、接着性、振
動吸収性に優れていることがわかる。
表−3のビニル結合含量、スチレン含量、水添率を変
量したサンプルを対比すると、ビニル含量が25%未満の
場合、硬度が高くなり、ゴムとして使用する場合に問題
がある。さらにビニル含量が80%を超えると引張強度
(TB)が極度に低くなり、さらに圧縮永久歪が大きくな
る。この結果より、ビニル含量の最適領域に制限がある
ことが分る。一方スチレン含量においてもスチレン含量
が40%を超えると硬度が高くなり圧縮永久歪が悪くな
り、おのずとスチレン含量に制限がある。
[発明の効果] 本発明の組成物は、耐久性を損なわずに、耐オゾン
性、接着性、ヒステリシスロスで示される振動吸収性の
いずれにも著しく優れている他、破壊特性、圧縮永久
歪、コールドフローで示される保形性にも優れている。
さらに、本発明の組成物はポリプロピレン、ポリエチ
レンなどのα−オレフィン系樹脂に配合して自動車バン
パー、インストルメントパネルなどに用いられて優れた
耐衝撃性を発揮する。本発明の組成物はその他、フィル
ム用途、耐衝撃改良剤用途に適する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23:02) (72)発明者 尾畑 寛 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本 合成ゴム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−252643(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芳香族ビニル化合物の含有量が40重量%以
    下でありかつジエン部のビニル結合含有量が25〜80%で
    あるジエン系重合体を、該重合体のオレフィン性不飽和
    結合の95%以上水素添加して得られた水添ジエン系重合
    体(a)を30〜90重量%、およびオレフィン系ゴム
    (b)を10〜70重量%含有するゴム組成物。
  2. 【請求項2】ジエン系重合体の20〜70重量%が分岐状重
    合体である特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
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