JP2673930B2 - ステロールグリコシドおよび長鎖二塩基酸の同時濃縮法 - Google Patents

ステロールグリコシドおよび長鎖二塩基酸の同時濃縮法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴマ油の製造時に副生
するいわゆるオリを原料としてステロールグリコシドお
よび長鎖二塩基酸を同時に濃縮する方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ステロールグリコシドは広く植物界に分
布し、植物細胞膜の構成成分の1つとして細胞の種々の
機能発現および安定化に寄与しているといわれている。
植物油の主要な原料である大豆、ゴマ、アマニ等の種
子、トウモロコシの胚芽等にも含まれていることが知ら
れている(Murui,T ら、「BIOSCIENCE, BIOTECHNOLOGY,
AND BIOCHEMISTRY 」57巻、614頁、1993
年)。
【0003】一般的に、油糧種子等から分離されるステ
ロールグリコシドは、α−およびβ−シトステロール、
カンペステロール、スティグマステロール等のフィトス
テロール類とガラクトース、グルコース、シュクロー
ス、スタキオース、ラフィノース、マンノース、アラビ
ノース等の糖類とが結合したもので、糖部の6位のヒド
ロキシル基が遊離状態にある遊離ステロールグリコシド
(以下、FSGと略す)および前記ヒドロキシル基がア
シル化されたアシル化ステロールグリコシド(以下、A
SGと略す)に大別できる。
【0004】食用油脂の製造にあたり、FSGおよびA
SGは通常、油脂類とともに原料から抽出され、油脂の
精製工程で除かれ、大豆、なたね等の場合にはリン脂質
とともにいわゆるレシチン区分に濃縮される。
【0005】ステロールグリコシドの濃縮方法として
は、例えば大豆レシチンをシリカゲル・カラムクロマト
グラフィーで処理する方法(特開昭62−238299
号公報)が公知である。しかしこの方法は、食品添加物
として有用な大豆レシチンを原料とするため、その分画
物の製造コストが高くなり、また乳化剤としての大豆レ
シチンの機能低下をまねくという欠点がある。さらに工
業的生産の観点からは、カラムクロマト処理にともない
多量に使用する溶剤やシリカゲルの処理工程・設備が新
たに必要となる。
【0006】一方、ゴマ種子から得られる油脂成分中に
は、炭素数が28の飽和直鎖状脂肪族二塩基酸であるオ
クタコサジカルボン酸をはじめとする長鎖二塩基酸が含
まれていることが既に知られている(特開昭61−15
2610号公報)。かかる長鎖二塩基酸は、高融点であ
り、いわば通常のワックスの代替物あるいは各種工業用
原料として、また化粧品をはじめとする種々の分野で利
用され得るものであるが、未だ汎用的ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明者らは、従来の商業的規模での油脂類の生産におい
て、グリセリド油脂やレシチンといった主要油脂関連製
品中に含有されたままになっており、それゆえに工業的
に有効利用がはかられていないステロールグリコシドお
よび長鎖ジカルボン酸を濃縮する方法について鋭意検討
し、ここに本発明を完成するに至ったものである。すな
わち本発明の目的は、簡便かつ安価に、ステロールグリ
コシドおよび長鎖二塩基酸を高純度に同時濃縮すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゴマ種子を圧
搾および/または抽出して得られる原油を静置し、析出
する沈澱物を極性溶剤またはアルカリ含有極性溶剤で分
別することを特徴とするステロールグリコシドおよび長
鎖二塩基酸の同時濃縮法である。
【0009】本発明では、従来、ゴマ油の生産工程にお
いて利用価値が低く、主として廃棄処分されていた、ゴ
マ原油から発生する沈澱物、いわゆるゴマ油のオリを原
料とすることを特徴とする。すなわちゴマ種子を常法に
より圧搾あるいはヘキサン等の溶剤で抽出して得られる
ゴマ原油は、これを通常、貯蔵タンクにストックし、例
えば20〜40℃で2〜10日間放置し、析出する沈澱
物を分離して食用ゴマ油に仕上げる。この際に副生物と
して生じる沈澱物を、要すればヘキサン等の油脂類を溶
解する非極性溶剤で洗浄し、得られる不溶物を本発明の
出発物質とする。なお本発明においては、ゴマ種子はそ
のまま、あるいは焙煎処理して用いることができる。
【0010】次に本発明では、かかる沈澱物または不溶
物を極性溶剤で分別することを特徴とする。すなわち前
記沈澱物または不溶物に、極性溶剤もしくはアルカリ含
有極性溶剤を好ましくは10〜100重量倍添加し、3
0〜80℃に加熱して、要すれば還流する。ここに極性
溶剤としては、アルコール、アセトン、エーテル、酢酸
エチル等が使用できるが、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノール、ブタノール等の低級ア
ルコールが好ましい。炭素数の大きい溶剤では目的物の
分別効率が低下し、また目的物からの分離が困難とな
る。
【0011】アルカリ含有極性溶剤は、カリウム、ナト
リウム等のアルカリ金属類の水酸化物、またはカルシウ
ム、マグネシウム、亜鉛等のアルカリ土類金属類の水酸
化物、酸化物を水溶液とし、これと前記極性溶剤との混
合液として、前記極性溶剤と同様の方法で用いる。なお
本発明においては、かかるアルカリ水溶液は必ずしも極
性溶剤との混液にした状態で使用しなくてもよく、各々
を単独で添加してもかまわない。本発明ではアルカリ含
有極性溶剤を用いることにより、目的物をより効率的に
分別できる。
【0012】ゴマ油の沈澱物あるいはそれを非極性溶剤
で洗浄した不溶物に、極性溶剤またはアルカリ含有極性
溶剤を添加し、加熱すると、極性溶剤相と不溶物相との
混合物となる。該混合物を冷却すると不溶物相の量が増
える。デカンテーション、濾過等の適当な手段で極性溶
剤相と不溶物相とを分離する。このとき、極性溶剤を用
いた場合、例えばメタノールのときは40〜60℃、エ
タノールのときは15〜40℃で二相分離するのがよ
く、またアルカリ含有極性溶剤を用いた場合は、例えば
水酸化ナトリウム含有メタノールあるいはエタノールの
とき40℃以上、好ましくは45〜70℃で分離する。
【0013】かくして分離した極性溶剤相には、シトス
テロール、カンペステロール、スティグマステロール等
のステロール類とグルコース、ガラクトース等の糖類と
の結合を骨格とするFSGおよびASGが主成分として
含まれ、一方、不溶物相にはオクタコサジカルボン酸を
主体とする長鎖二塩基酸が主に含有されている。なお、
アルカリ含有極性溶剤を用いると長鎖二塩基酸は相当す
るアルカリ塩として得られるので、必要に応じてこれを
酸性ないし中和化処理すれば遊離状態のものに変換する
ことができる。このとき、水洗処理を併用すれば、水溶
性不純物が除去され、さらに高純度の長鎖二塩基酸が得
られる利点がある。
【0014】分離した各々の相を、加熱、乾燥あるいは
減圧等の常法で処理して溶剤を除去すれば、極性溶剤相
からステロールグリコシドの濃縮物を、また不溶物相か
ら長鎖二塩基酸の濃縮物を得ることができる。ここで、
極性溶剤相には、使用する原料の種類により、目的とす
るステロールグリコシド以外の成分として油脂、レシチ
ン、色素、有臭成分等が抽出されることがあるので、こ
の場合には該極性溶剤相を例えば10℃に冷却し、ある
いはヘキサン、酢酸エチル等の非極性溶剤を用いて分別
処理すれば容易に除くことができ、ステロールグリコシ
ドをさらに高純度化することが可能となる。
【0015】また、各々の濃縮物中には少量の互いの成
分、すなわちステロールグリコシド濃縮物中に少量の長
鎖二塩基酸、長鎖二塩基酸濃縮物中に少量のステロール
グリコシドが混在する場合があるので、これらを前記の
極性溶剤またはアルカリ含有極性溶剤で同様に繰り返し
て分別処理すれば、さらに高純度の目的物を得ることが
可能である。
【0016】本発明の方法に従えば、純度40〜50%
以上のFSGを主体とするステロールグリコシドと、純
度90%以上のオクタコサジカルボン酸を主成分とする
長鎖二塩基酸とを同時に製造することができる。
【0017】
【実施例】以下の実施例において%は重量基準である。
またステロールグリコシドの純度は、ガスクロマトグラ
フィー分析、もしくは薄層クロマトグラフィーおよび高
速液体クロマトグラフィー分析の結果から、長鎖二塩基
酸の純度はガスクロマトグラフィー分析の結果から、そ
れぞれ求めた。 実施例1 常法により焙煎処理したゴマ種子を圧搾して得たゴマ原
油を、貯蔵タンク中で常温にて5日間静置した。このタ
ンクの底からペースト状沈澱物を集め、この200gに
ヘキサン1リットルを加え、よく攪拌してから静置し、
沈澱物を濾過した。これにさらにヘキサン1リットルを
加え、60℃に加熱した後、室温(25℃)に冷却し濾
過したところ、ゴマ原油のオリが80g得られた。この
中にはFSGが7.4%含まれていた。
【0018】前記オリ50gにメタノール1リットルを
加え、65℃に1時間加熱してから徐々に冷却し、50
℃で不溶物を析出させた。濾過し、メタノール可溶部を
ロータリーエバポレーターで処理し、脱溶剤したとこ
ろ、FSGを22%含む粉末が10.5g得られた。さ
らにこれに酢酸エチル0.3リットルを加え、70℃に
加熱した後、室温に冷却してから析出物を濾別し、同様
に脱溶剤したところ、FSGを50%、ASGを0.3
%含む濃縮物が4.5g得られた。
【0019】一方、前記メタノールに不溶の析出部中に
はFSGが3.5%残存していた。これに新たなメタノ
ール2リットルを加え、65℃に1時間加熱してから徐
々に冷却し、50℃で不溶物を析出させ濾過し、メタノ
ール可溶部2リットルを得た。ここに得られた不溶部を
脱溶剤したところ、オクタコサジカルボン酸が90%の
長鎖二塩基酸が91%の純度に濃縮されたものが36g
得られ、その中のFSGは0.3%しか残存していなか
った。また可溶部を脱溶剤したところ、FSGを45%
含む濃縮物が2.8g得られた。なお、以上の分別操作
によりステロールグリコシドおよび長鎖二塩基酸を濃縮
する概略を図1に示す。
【0020】実施例2 実施例1と同様の方法で得たゴマ原油のオリ50gにエ
タノール2リットルを加え、70℃に1時間加熱してか
ら室温で一晩静置し、不溶物を析出させた。濾過し、エ
タノール可溶部を減圧処理し脱溶剤したところ、FSG
を27%含む粉末が10.7g得られた。さらにこれに
酢酸エチル0.3リットルを加え、60℃に加熱した
後、室温に冷却してから析出物を濾別し、同様に脱溶剤
したところ、FSGを47%、ASGを0.2%含む濃
縮物が6.0g得られた。
【0021】一方、前記エタノールに不溶の析出部中に
はFSGが2.1%残存していたので、これに新たなエ
タノール0.8リットルを加え、70℃に1時間加熱し
てから室温で3時間静置し、不溶物を析出させ、濾過し
た。ここに得られた不溶部を脱溶剤したところ、オクタ
コサジカルボン酸を91%含む長鎖二塩基酸が93%の
純度に濃縮されたものが37g得られ、その中のFSG
はFSGは0.2%しか残存していなかった。また、可
溶部からFSGを43%含む粉末が1.7g得られた。
【0022】実施例3 未焙煎ゴマ種子を圧搾およびヘキサン抽出して得たゴマ
原油を原料とし、実施例1と同様に処理して得たオリ5
0gに酢酸エチル1リットルを加え、70℃で1時間攪
拌してから室温に冷却し、可溶部を濾過して除去した。
得られた不溶部にメタノール0.8リットルを加え、6
5℃で1時間加熱してから徐々に冷却し、50℃で不溶
物を析出させ濾過した。メタノール可溶部を脱溶剤した
ところ、FSGを45%、ASGを0.4%含む濃縮物
が5.1g得られた。
【0023】一方、前記メタノールに不溶の析出部中に
はFSGが3.3%残存していたので、これに新たなメ
タノール0.8リットルを加え、65℃に1時間加熱し
てから徐々に冷却し、50℃で不溶物を析出させ、濾過
した。ここで得られた不溶部を脱溶剤したところ、オク
タコサジカルボン酸を90%含む長鎖二塩基酸が89%
の純度に濃縮されたものが35g得られ、その中のFS
Gは0.4%しか残存していなかった。また可溶部から
FSGを40%含む濃縮物が2.8g得られた。
【0024】実施例4 実施例1と同様の方法で得たゴマ原油のオリ50gをエ
タノール2リットルに分散させ、60℃に加熱して攪拌
しながら、1N水酸化ナトリウム−エタノール混液を溶
液全体が弱アルカリ性になるまで徐々に加えた。ついで
60℃で濾過して不溶物を除き、可溶部を脱溶剤して、
FSGを41%含む粉末7.3gを得た。この粉末に酢
酸エチル0.3リットルを加え、60℃に加熱し、その
後室温に冷却してから脱溶剤したところ、FSGを75
%、ASGを0.3%含む濃縮物が3.7g得られた。
【0025】一方、前記アルカリ含有エタノールに不溶
の析出部(FSGが1.6%残存)を新たなエタノール
0.8リットルに分散させ、60℃に1時間加熱後、室
温で3時間静置して不溶物を析出させ、濾過した。ここ
に得られた不溶部を脱溶剤したところ、オクタコサジカ
ルボン酸を92%含む長鎖二塩基酸が94%純度に濃縮
されたものが45g得られた。さらにこれを80℃の温
水1リットルに分散させ、1N塩酸を徐々に加えて中和
した後、50℃にて不溶物を濾別した。このものは、収
量38gで、二塩基酸純度は98%に高まっていた。
【0026】実施例5 実施例1の方法において得られる、FSGを45%濃度
で含有するメタノール可溶部2リットルに、実施例1の
オリ50gを分散させ、60℃に加熱し攪拌しながら、
1N水酸化ナトリウム−エタノール混液を溶液全体が弱
アルカリ性になるまで徐々に添加した。ついで60℃で
濾過して不溶物を除き、可溶部を10℃に冷却して、5
時間静置し、生じた沈澱物を遠心分離した。このものは
FSGを80%、ASGを1.5%含む濃縮物が4.4
g得られた。
【0027】一方、前記アルカリ含有溶剤に不溶の析出
部(FSGが2.0%残存)を新たなエタノール2リッ
トルに分散させ、60℃に1時間加熱後、同温で析出し
た不溶部を濾過した。ここに得られた不溶部を脱溶剤し
たところ、オクタコサジカルボン酸を91%含む長鎖二
塩基酸が92%純度に濃縮されたものが46g得られ
た。これをさらに80℃の温水1リットルに分散させ、
1N塩酸で弱酸性にした後、60℃にて不溶物を濾別し
た。このものは、収量39gで、二塩基酸純度は97%
に高まっていた。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ゴマ原油から副生物と
して得られる、従来は利用価値がほとんどなかったオリ
を原料とし、単純な溶剤を用い、簡易な分別操作のみで
高純度のステロールグリコシドおよび長鎖二塩基酸を同
時に製造することができる。したがって、種々の用途に
利用され得る前記二物質を簡便かつ安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ステロールグリコシドおよび長鎖二塩基酸を
濃縮する実施例1に記載の工程を示す図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴマ種子を圧搾および/または抽出して
    得られる原油を静置し、析出する沈澱物を極性溶剤また
    はアルカリ含有極性溶剤で分別することを特徴とするス
    テロールグリコシドおよび長鎖二塩基酸の同時濃縮法。
  2. 【請求項2】 極性溶剤が低級アルコールである請求項
    1記載の濃縮法。
  3. 【請求項3】 アルカリ含有極性溶剤がアルカリ金属ま
    たはアルカリ土類金属化合物の水溶液とメタノールまた
    はエタノールとの混液である請求項1記載の濃縮法。
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