JP2673826B2 - 印刷済みラベルにも適用可能なラベル印刷・自動貼付機 - Google Patents

印刷済みラベルにも適用可能なラベル印刷・自動貼付機

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JP2673826B2
JP2673826B2 JP2970489A JP2970489A JP2673826B2 JP 2673826 B2 JP2673826 B2 JP 2673826B2 JP 2970489 A JP2970489 A JP 2970489A JP 2970489 A JP2970489 A JP 2970489A JP 2673826 B2 JP2673826 B2 JP 2673826B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンベア等により搬送されてくる物品に、プ
リンタにて所望の印字が施された直後のラベル、または
すでに印刷ずみのラベル(プリンタにての印字不用)を
自動的に貼付でき得る印刷済みラベルにも適用可能なラ
ベル印刷・自動貼付機に関する。
(従来の技術) 従来、この種ラベル印刷・自動貼付機に於ける本機へ
のラベル連続体は、ラベル供給側からサーマルヘッドと
プラテンローラ間に挾持されて、この部分でラベル上に
所望の印字が施される。そして一般にこのラベル連続体
は転向部分で、テープ状台紙のみが転向されてラベル剥
離作用がなされ、ラベルが所望の物品に、貼付ローラま
たはエアージェットにて自動貼付される。かくして剥離
後のテープ状台紙は台紙巻取部にて巻取られる通路を経
るものである。
この様なラベルへの印刷後、ラベル剥離およびラベル
貼付する方式は一般的である。しかし時としてはすでに
印刷ずみのラベルを自動貼付する場合、ラベルへの印刷
を不要とし、以下前記同様に、ラベル剥離およびラベル
貼付する方式が要望されている。
(発明が解決しようとする課題) 一般にこの種、サーマルプリンタに於ては、入力され
るデータにより所望の印字がラベル上に施されて搬送さ
れてくる物品にラベル貼付されるものであるが、場合に
おいてはすでに印字ずみのラベルを物品に貼付するが、
すなわちプリンタにての印字を不必要とする事がある。
この場合は他の機種(印刷装置のないアプリケータ)に
てラベル貼付しているのが現状である。
従ってラベル上に印刷を必要とする場合と、不要とす
る場合には各々、別個の機種にてラベル貼付するため、
2種類の機種を必要とする。
本発明はこの諸点に鑑み、一機種のプリンタにてラベ
ル上への印字あり(印刷必要)、印字なし(印刷不要)
の双方のケースに摘要でき得る印字済みラベルにも適用
可能なラベル印刷・自動貼付機を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明ではプラテンローラ15に圧接状態のサーマルヘ
ッド11をプラテンローラから離反させることでラベル挿
入通路29を構成でき得るラベル印刷・自動貼付機に於
て、プラテンローラ15とサーマルヘッド11とが圧接状態
の印字可能な状態から、サーマルヘッド11がプラテンロ
ーラ15より離反させられたラベル通路を構成した状態を
経て印刷済みラベル用の非印字状態を設定することがで
きるようにするため、前記移動可能なサーマルヘッド11
に代って前記ラベル連続体1を挾持するプラテンローラ
15に接離可能な挾持ローラ18からなるラベル挾持手段
と、前記サーマルヘッド15をプラテンローラ11との非接
触状態に維持する例えば回転アーム16または前記挾持ロ
ーラ18と同軸で、かつこの挾持ローラ18に比して大径と
なした一対の抑止ローラと本機に設けたガイド溝との組
合せ等から成る抑止手段とを備えた構成である。
(作用) 特に第2図の印字状態と第3図の非印字状態を参照し
て説明する。
(1)先ず本機へのラベル挿通の作用から説明すると、
第1図に示した操作ハンドル26を時計方向に回動し係止
すると、ワイヤ20を介して連動するサーマルヘッド11は
シャフトである回動支点13を中心としてプラテンローラ
15に対して圧接状態から浮上状態を呈する。
従ってプラテンローラ15からサーマルヘッド11が浮上
るので、この両部材間にラベル挿入通路29が形成され
て、スムーズなラベル挿通(ラベルセット)がなし得
る。
(2)次に一般的な手段として使用される通常の状態で
あるラベルへの印字が必要な場合には、前記回動せしめ
た操作ハンドル26の係止を離脱して、前記と逆操作すれ
ば、ブラケット12がスプリング13aの弾力により反時計
方向へ回動されるので、サーマルヘッド11は再びプラテ
ンローラ15方向に押し下げられて、この両部材間にラベ
ル連続体1が挾持されて印字可能な状態を提供する。
(3)またラベル上への印字が不必要な場合には、操作
ハンドル26の時計方向への回動操作によって、サーマル
ヘッド11がプラテンローラ15上に浮上させられた状態
(上述の場合も同様であるが、第3図よりももう少し時
計方向に回動していて、挾持ローラ18及びラベル押えロ
ーラ19がプラテンローラ15に接することなく、回動アー
ム16を自由に回動させることができる状態)に於て、挾
持ローラ18付の回動アーム16を手動にて第2図の状態か
ら第3図の状態に変位させる。
すなわち回動アーム16を時計方向に手動にて回動する
ことにより、挾持ローラ18は前記プラテンローラ15上に
所定間隙を持って乗上可能な状態を呈する。この際一対
の回動アーム16はその側面がサーマルヘッド11のブラケ
ット12に形成された傾斜状の段部から成るストッパ12a
に係接し、更に板バネ12bに圧接して位置決めされ、浮
上状態のサーマルヘッド11をそのまま浮上、維持し得る
ように待機する。更にこの回動アーム16の移動でコント
ローラに接続されたマイクロスイッチ27はONからOFFと
なしてサーマルヘッド11への印字指令を中断する。
従ってすでに印刷ずみのラベルから成るラベル連続体
1はこのプラテンローラ15とこの挾持ローラ18との間に
挾持されて移送されることになる。
(4)尚、この非印字状態の場合も、前記印字状態の場
合と同様に、最終的には操作ハンドル26を反時計方向へ
逆操作するが、その結果先ず挾持ローラ18がプラテンロ
ーラ15に当接してラベル挿入通路29を閉じさせると共
に、ラベル連続体1を挾持して、その移送を可能とし、
またその当接と回動アーム16、ブラケット12を介して、
サーマルヘッド11をプラテンローラ15に対する離反状態
に抑止する。
そしてラベル発行動作に於て、プラテンローラ15の先
端に設けられた転向部材32にてテープ状台紙3の転向作
用によりラベル剥離がなされて、コンベア等にて搬送さ
れてくる物品上に、この剥離されたラベル2を貼付ロー
ラ28またはエアーブロー装置(図示せず)のエアージェ
ットにてラベル貼付する。
更に、この非印字状態(第3図)を解除する場合に
は、先ず操作ハンドル26を時計方向に回動してワイヤ20
の止着部24aをストッパ24bの位置で係止することによ
り、挾持ローラ18及びラベル押えローラ19をプラテンロ
ーラ15に対して持上状態とする。
次に、前記挾持ローラ18付の回動アーム16を手動にて
反時計方向に回動し、これを第2図の元の位置に復帰さ
せる。
かくして、ラベル供給リール30のラベル連続体1を未
印字のラベルに交換する。このラベル連続体1は前記操
作ハンドル26の操作により形成されたラベル挿入通路29
よりセットする。
次いで、前記操作ハンドル26を反時計方向に操作する
ことによりその係止が解除され、プラテンローラ15上に
サーマルヘッド11がラベル連続体1を挾持して圧接状態
を呈して、印字可能な状態(第2図)にすることができ
る。
この際、再び挾持ローラ18の回動アーム16がマイクロ
スイッチ27に接してそれをOFFからONとなし、印字装置1
0を稼動して、印字発行がなし得る状態となる。
(実施例) 第1図乃至第4図に示す本発明の未印刷ラベルは勿論
のこと印刷済みラベルにも適用可能なラベル印刷・自動
貼付機を詳述する。
第1図を参照してテープ状台紙3上に、ラベル2を等
間隔に仮着されたラベル連続体1の前記ラベル上に印字
が施される印字状態を呈するラベル挿通ルートから説明
する。
ラベル供給リール30に巻回されたラベル連続体1は、
ガイドローラ31に案内されてサーマルヘッド11とプラテ
ンローラ15とに圧接挾持されて、印字装置10で所望の印
字が施される。(この印字状態の詳細は第2図を参照)
次いで印字ずみのラベル2は、前進して転向部材32部分
でテープ状台紙3の転向作用によりこのテープ状台紙3
から剥離される。この剥離されたラベル2は、ベルトコ
ンベア等の搬送体(図示せず)にて載置されてくる物品
(図示せず)に、その貼付ローラ28にて貼付される。こ
の様にラベル2上に所望の印字が施されるケースは一般
的である。
尚、前記転向部材32でラベル剥離した後のテープ状台
紙3は、ガイドローラ33およびモータ37から駆動力を得
る牽引ローラ34、押付ローラ35等に案内されて、台紙巻
取リール36に巻回される。
この様にテープ状のラベル連続体1を圧接状態のサー
マルヘッド11とプラテンローラ15との間に挿通するのに
は、サーマルヘッド11の方を回動せしめて両部材間に間
隙であるラベル挿入通路29を形成する必要がある。
このラベル挿入通路29は以下の構成および操作により
形成される。第4図の平面図に示す如く、サーマルヘッ
ド11はシャフトから成る支点17に介装されたスプリング
13aの作用により、第2図に詳細に示す如く、プラテン
ローラ15に圧接状態を呈する。更にサーマルヘッド11の
ブラケット12には一対の回動アーム16を備え、この回動
アーム16の一方側の止め螺子から成る支点17部分に、こ
の止め螺子を延長して形成されたワイヤ取付ネジ21を有
する。一端を該ワイヤ取付ネジ21に止着されたワイヤ20
はその他端を第1図に示す如くプリンタ本体側のブラケ
ットに装着された滑車22に案内されてワイヤリール23が
巻回されるリール基部24の止着部24aに止着されてい
る。
かくしてこのワイヤリール23の回転軸25には操作ハン
ドル26が取付けられていて、この操作ハンドル26を時計
方向に回転することにより、ワイヤ20は巻上げられる。
更にこの巻上げは前記リール基部24の止着部24aがスト
ッパ24b部分まで移動して、この部分でリール基部24を
係止する。このワイヤ20の巻上操作によるサーマルヘッ
ド11は、シャフトから成る回動支点13を中心として、そ
のヘッド部分をスプリング13aに抗して第1図に於て時
計方向に回動し、固定状態のプラテンローラ15との間に
間隙、すなわちラベル挿入通路29を形成して、ラベル挿
通を可能にする。
尚、前記操作ハンドル26を反時計方向に操作すればそ
の係止が解除され、サーマルヘッド11はスプリング13a
の作用によってプラテンローラ15に圧接状態を呈してラ
ベル連続体11を挾持する。
次に前記ラベル連続体1のラベル2上に印字を施さな
い非印字状態を呈する場合には、その印字装置10の状態
を第2図から第3図の様に変位する。この様なケースの
場合はラベル供給リール30に巻回されたラベル連続体1
の各ラベル2上には、すでに所定の印刷が施されている
場合である。
かくして第3図に示す如く、プラテンローラ15に圧接
関係にあるサーマルヘッド11が押し上げられた形を呈し
て、このプラテンローラ15上には挾持ローラ18が位置し
て、ラベル連続体1はプラテンローラ15と挾持ローラ18
とに挾持されて繰り出され、以下、前記同様にラベル2
を剥離されて物品に貼着する方式である。
この様に印字装置10によるラベル2上への印字状態、
非印字状態を呈するその構成並びに操作に関し、印字状
態の第2図、非印字状態の第3図および平面を示す第4
図を参照して説明する。
サーマルヘッド11のブラケット12には回動支点13を有
し、該回動支点13を中心として、このサーマルヘッド11
をスプリング13aの作用によりプラテンローラ15方向に
弾性付勢せしめると共に、サーマルヘッド11をプラテン
ローラ15に対して接離自在な構成としてある。
更にこの回動支点13の一側に印圧調整ネジ14が備えら
れ、この印圧調整ネジ14の調整により、プラテンローラ
15に対するサーマルヘッド11の平行状態によるラベル2
上への安定したサーマル印字を提供するものである。
尚、この印圧調整は本出願人が別出願(特願昭63−2367
79号)として出願済である。
次にサーマルヘッド11のブラケット12には挾持ローラ
18およびラベル押えローラ19を付した一対の回動アーム
16を備えている。該回動アーム16はその取付部である支
点17を中心として回動自在な構成である。具体的には第
2図に示す如く、ラベル連続体1への「印字状態」の場
合には、サーマルヘッド11はプラテンローラ15に圧接状
態にて、この両部材間にラベル連続体1が挾持されて印
字状態を呈する。次にラベル連続体1への「非印字状
態」の場合には、印字装置10部分は第2図から第3図の
状態に変位する。
すなわち挾持ローラ18付の回動アーム16を第2図の状
態から第3図の状態に変移する。詳しくは先ず操作ハン
ドル26を時計方向に回動してサーマルヘッド11の先端を
持上状態に維持する。次に回動アーム16を手動にて支点
17を中心として時計方向(第3図に於て二点鎖線から実
線方向)に回動することにより、この回動アーム16はブ
ラケット12に設けられた傾斜状の段部から成るストッパ
12aに係接すると共に、前記ブラケット12に取付けられ
た板バネ12bに圧接されて、前記サーマルヘッド11の持
上状態を維持し得る状態に位置決めされる。この様にプ
ラテンローラ15に挾持ローラ18およびラベル押えローラ
19が対設された位置で印刷済みのラベル連続体1をセッ
トする。
次に前記操作ハンドル26を逆操作すれば、その係止が
解除されてサーマルヘッド11のブラケット12が押下げら
れて、前記挾持ローラ18がプラテンローラ15に圧接状態
となり、前記サーマルヘッド11がプラテンローラ15に当
接しない状態に抑止されると共に、ラベル2上には印字
が施されない状態で繰り出されるように設定されるもの
である。
次に本発明の操作順序を第2図(印字状態)と第3図
(非印字状態)とを参照して以下説明する。
(1)先ず本機へのラベル挿通の作用から説明すると、
前述の如く第1図に示した操作ハンドル26を時計方向に
回動し、止着部24aをストッパ24bにクリック的に嵌合さ
せて係止すると、ワイヤ20を介して連動するブラケット
12はスプリング13aの弾力に抗してシャフトである回動
支点13を中心として時計方向に回動され、サーマルヘッ
ド11がプラテンローラ15に対して圧接状態から浮上状態
を呈する。
従ってプラテンローラ15からサーマルヘッド11が浮上
るので、この両部材間にラベル挿入通路29が形成され
て、スムーズなラベル挿通(ラベルセット)がなし得
る。
(2)次に一般的な手段として使用される通常の状態で
あるラベルへの印字が必要な場合には、前記回動せしめ
た操作ハンドル26の係止を離脱して、前記と逆操作すれ
ば、ブラケット12がスプリング13aの弾力により反時計
方向へ回動されるので、サーマル11は再びプラテンロー
ラ15方向に押し下げられて、この両部材間にラベル連続
体1が挾持されて印字可能な状態を提供する。
(3)またラベル上への印字が不必要な場合には、操作
ハンドル26の時計方向への回動操作によって、サーマル
ヘッド11がプラテンローラ15上に浮上させられた状態
(上述の場合も同様であるが、第3図よりももう少し時
計方向に回動していて、挾持ローラ18及びラベル押えロ
ーラ19がプラテンローラ15に接することなく、回動アー
ム16を自由に回動させることができる状態)に於て、挾
持ローラ18付の回動アーム16を手動にて第2図の状態か
ら第3図の状態に変位させる。
すなわち回動アーム16を時計方向に手動にて回動する
ことにより、挾持ローラ18は前記プラテンローラ15上に
所定間隙を持って乗上可能な状態を呈する。この際一対
の回動アーム16はその側面がサーマルヘッド11のブラケ
ット12に形成された傾斜状の段部から成るストッパ12a
に係接し、更に板バネ12bに圧接して位置決めされ、浮
上状態のサーマルヘッド11をそのまま浮上、維持し得る
ように待機する。更にこの回動アーム16の移動でコント
ローラに接続されたマイクロスイッチ27はONからOFFと
なしてサーマルヘッド11への印字指令を中断する。
従ってすでに印刷ずみのラベルから成るラベル連続体
1はこのプラテンローラ15とこの挾持ローラ18との間に
挾持されて移送されることになる。
(4)尚、この非印字状態の場合も、前記印字状態の場
合と同様に、最終的には操作ハンドル26を反時計方向へ
逆操作するが、その結果先ず挾持ローラ18がプラテンロ
ーラ15に当接してラベル挿入通路29を閉じさせると共
に、ラベル連続体1を挾持して、その移送を可能とし、
またその当接と回動アーム16、ブラケット12を介して、
サーマルヘッド11をプラテンローラ15に対する離反状態
に抑止する。
そしてラベル発行動作に於て、プラテンローラ15の先
端に設けられた転向部材32にてテープ状台紙3の転向作
用によりラベル剥離がなされて、コンベア等にて搬送さ
れてくる物品上に、この剥離されたラベル2を貼付ロー
ラ28にてラベル貼付する。
更に、この非印字状態(第3図)を解除する場合に
は、先ず操作ハンドル26を時計方向に回動してワイヤ20
の止着部24aをストッパ24bの位置で係止することによ
り、挾持ローラ18及びラベル押えローラ19をプラテンロ
ーラ15に対して持上状態とする。
次に、前記挾持ローラ18付の回動アーム16を手動にて
反時計方向に回動し、これを第2図の元の位置に復帰さ
せる。
かくして、ラベル供給リール30のラベル連続体1を未
印字のラベルに交換する。このラベル連続体1は前記操
作ハンドル26の操作により形成されたラベル挿入通路29
よりセットする。
次いで、前記操作ハンドル26を反時計方向に操作する
ことによりその係止が解除され、プラテンローラ15上に
サーマルヘッド11がラベル連続体1を挾持して圧接状態
を呈して、印字可能な状態(第2図)にすることができ
る。
この際、再び挾持ローラ18の回動アーム16がマイクロ
スイッチ27に接してそれをOFFからONとなし、印字装置1
0に稼動して、印字発行がなし得る状態となる。
上述の実施例では、非印字状態において、プラテンロ
ーラ15とによりラベル連続体1を挾持するガイドローラ
18を装架し、サーマルヘッド11がプラテンローラ15から
持上げられた状態に維持するためにブラケット12を抑止
する機能を持った回動アーム16が、サーマルヘッド11の
ブラケット12に支持された構造となっているが、次のよ
うな構造としてもよい。即ち、回動アーム16の代りに、
ガイドローラ18の両端に、プラテンローラ15とは関係せ
ず、サーマルヘッド11がプラテンローラ15に当接しない
状態に維持されるようにブラケット12を抑止し得る大径
の抑止ローラ(一対)を配置して、ガイドローラ18と前
記大径の一対の抑止ローラとの共通軸を、本機に設けた
ガイド溝に案内させて、両ローラが、夫々プラテンロー
ラ15とブラケット12とに関係しない位置(第2図に対
応)と関係する位置(第3図に対応)とを採り得るよう
にする。
尚、本機構に於ては、第1図に示したように、モータ
37の駆動源を、テープ状台紙3を牽引する為の牽引ロー
ラ34と、ラベル2を仮着した状態のテープ状のラベル連
続体1を前方に繰り出すための作用をもなすプラテンロ
ーラ15との双方に伝達するように構成してある。従って
一般的なテープ状台紙3からラベル2を剥離し使用に供
する(機械貼り)ラベルの毎葉発行と、更にはラベル2
をテープ状台紙3に仮着したままの状態で使用に供する
(手貼り)ラベルの連続発行の双方に適用可能である。
更には実施例に於ては前者のケースの場合であって、
かつ剥離されたラベル2を貼付ローラ28にて物品にラベ
ル貼付する構成を示したが、この貼付ローラ28に替え
て、エアーブロー装置を備えてエアージェットにてラベ
ル貼付してもよい。
(発明の効果) 本発明のラベル印刷・自動貼付機は叙述の如く、プラ
テンローラ15に対設して圧接状態のサーマルヘッド11に
おいて、 この可動自在なサーマルヘッド11をプラテンローラ15
に対して圧接状態とする印字可能な状態から、サーマル
ヘッド11がプラテンローラ15より離反させられたラベル
挿入通路29を構成した状態を経て、印刷済みラベル用の
非印字状態を設定することができる様にするために、前
記サーマルヘッド11に代ってラベル連続体1を挾持する
前記プラテンローラ15に接離可能な挾持ローラ18から成
るラベル挾持手段を備えた構成なので、ラベルへ非印字
状態にてラベル連続体1を繰出すことを可能とする。更
にサーマルヘッド11を前記プラテンローラ15との非接触
状態に維持する抑止手段(例えば回動アーム16または挾
持ローラ18と同軸で、かつこの挾持ローラ18に比して大
径となした一対の抑止ローラと本機に設けたガイド溝と
の組合せ等)を備えた構成なので、前記プラテンローラ
15に対してサーマルヘッド11を非接触状態とすることが
可能となし、この非接触状態を安定かつ確実に維持でき
得る。
従ってラベルの印字手段と非印字手段とが一つの機種
にて達成でき、簡便であると共に、この種ラベル印刷・
自動貼付機の有効仕様に効果的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のラベル印刷・自動貼付機におけるラベル
挿通機構を示し、第1図は全体概略図、第2図乃至第4
図はサーマルヘッドとプラテンローラとの印字装置部分
を示し、第2図はラベル連続体への印字状態の一部断面
とした側面図、第3図はラベル連続体への非印字状態の
一部断面とした側面図、第4図は印字装置の一部断面と
した平面図である。 図中 1……ラベル連続体、2……ラベル 3……テープ状台紙、10……印字装置 11……サーマルヘッド、12……ブラケット 15……プラテンローラ、16……回動アーム 18……挾持ローラ、20……ワイヤ 22……滑車、24……ワイヤリール 26……操作ハンドル、29……ラベル挿入通路 30……ラベル供給リール、32……転向部材 36……台紙巻取リール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンローラに対設して圧接状態のサー
    マルヘッドを前記プラテンローラから離反させてラベル
    連続体の挿入通路を形成させることのできるラベル印刷
    ・自動貼付機に於て、 前記プラテンローラと前記サーマルヘッドとが印字可能
    な状態から非印字状態への設定にあたって、該サーマル
    ヘッドに代って前記ラベル連続体を挾持するために、該
    プラテンローラに接離可能な挾持ローラよりなるラベル
    挾持手段と、該サーマルヘッドをプラテンローラとの非
    接触状態に維持する抑止手段とを備えた ことを特徴とする印刷済みラベルにも適用可能なラベル
    印刷・自動貼付機。
JP2970489A 1989-02-10 1989-02-10 印刷済みラベルにも適用可能なラベル印刷・自動貼付機 Expired - Lifetime JP2673826B2 (ja)

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