JP2672838B2 - 刃形スプーン付容器 - Google Patents

刃形スプーン付容器

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JP2672838B2
JP2672838B2 JP63207512A JP20751288A JP2672838B2 JP 2672838 B2 JP2672838 B2 JP 2672838B2 JP 63207512 A JP63207512 A JP 63207512A JP 20751288 A JP20751288 A JP 20751288A JP 2672838 B2 JP2672838 B2 JP 2672838B2
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実 丸山
道夫 野中
孝彦 香川
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マルハ株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/24Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes
    • B65D51/246Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes provided with eating utensils or spatulas

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Packages (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、密封容器及び該容器の開封用刃部を有する
スプーンからなる刃形スプーン付容器に関する。
〔従来の技術〕 食品用の缶詰には、金属缶からなる密封容器に内容物
を収納充填したものがある。上記密封容器(缶詰)は、
従来、所謂缶切装置で開封することが行われていたが、
この開封方法では、常に缶切装置を手元に用意しておく
必要があり、しかも面倒な缶切り作業が避けられない。
そこで、最近は、蓋に設けた把手(タブ)を持ち上
げ、該蓋の外側面に予め形成してある環状溝から蓋を切
り離すことにより開封することができる密封容器が用い
られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のように把手を持ち上げて開封用
の環状溝から蓋を切り離す場合には、大きな力が必要で
あり、それ故に開封時の反動により内容物を散免させた
り、場合によっては指等に負傷することがあり、とりわ
け、女子や子供には、安全に、しかも容易且つ確実に開
封ができないという問題があった。
従って、本発明の目的は、誰にでも安全に、容易且つ
確実に開封することできる密封容器として刃形スプーン
付容器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、容器本体の開口周縁部に、蓋の周縁部を熱
融着してなる密封容器の上記蓋の上に、該蓋の開封に使
用する刃部を有するスプーンが備えられている刃形スプ
ーン付容器であって、上記蓋は、その内面にアルミニウ
ム箔が積層され且つその周縁部の内側におく外表面に所
定の深さ及び幅の開封用環状溝が形成されており、上記
スプーンは、上記開封用環状の底部を切る刃部及びその
差込み深さを制御する段差を有していることを特徴とす
る刃形スプーン付容器を提供することにより上記目的を
達成したものである。
〔作用〕
本発明によれば、備えてある刃形スプーンの刃部を、
単に上記蓋に形成されている環状溝に差し込み、該スプ
ーンを環状溝に沿って回転させるだけで上記密封容器を
開封することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
第1図は本発明の一実施例である刃形スプーン付容器
の要部を作用とともに拡大して示す部分断面図であり、
第2図は上記刃形スプーン付容器の平面図、第3図は上
記刃形スプーン付容器の概略を示す断面図である。
本実施例の刃形スプーン付容器1は、第2図及び第3
図に示すように、内容物(図示せず)が収納された容器
本体2及びその内部を密封するための蓋3と、上記蓋3
の上に載置されている刃形スプーン4とで構成されてい
る。
上記刃形スプーン付容器1は、その容器本体1が内面
にアルミニウム箔が積層されているプラスチックで形成
されている。この本体1を形成するプラスチックとして
は毒性を有しないものである限り特に制限はなく、例え
ば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等
が挙げられるが、通常、ポリプロピレンが用いられる。
また、上記刃形スプーン付容器1は、その蓋3も、上
記本体1と同様に内面にアルミニウム箔5aが積層された
プラスチックで形成されており、このプラスチックは上
で例示したものと同種のものを利用でき、その際、容器
本体1と同一であっても又は異なっていてもよい。
本実施例の刃形スプーン付容器1は、第1図に示すよ
うに上述の容器本体2の開口周縁部と蓋3の周縁部3aと
が、互いのアルミニウム箔5及び5aの内側に位置する熱
溶融性樹脂6を介して熱融着されてなるものである。こ
の熱融着は、電磁誘導によりアルミニウム箔を発熱させ
ることにより、容易に達成される。
また、上記蓋3は、その外側面における周縁部3aの内
側に開封用の環状溝7が一定の幅で形成されている。こ
の環状溝7は、第1図から明らかなように、内面に積層
されている上記アルミニウム箔に達する深さで形成され
ており、従って、該環状溝7の底部はアルミニウム箔5a
で形成されている。
本実施例の刃形スプーン付容器1を構成する蓋3に載
置されている刃形スプーン4は、その先端に刃部4aが形
成されており、該刃部4aの上部には差込み深さを規制す
る段差4bが設けられているものである(第1図の破線は
スプーン4の厚さを示す)。このスプーン4の形成材料
は特に制限がなく、通常用いられているプラスチックや
金属等を利用できる。
次に、本実施例の作用を第1図に基づいて説明する。
先ず、スプーン4の先端にある刃部4aを蓋3の環状溝
7に差し込む。上記溝7の底部であるアルミニウム箔が
切れ、刃部4aの先端は容器1内に侵入するが、段差4bの
作用により一定の差込み位置で停止する(第1図)。そ
して、そのままの状態で上記スプーンを環状溝7に沿っ
て回転させることにより、該溝7の底部のアルミニウム
箔は全周囲に亘って切断されることになり、自ずと蓋3
の開封が達成される。
上述の如く、本実施例の刃形スプーン付容器では、備
え付けられているスプーン4の刃部4aを、単に蓋3の環
状溝に差し込み、該溝に沿って上記スプーン4を回転さ
せるだけで該スプーン4の背及び上記段差4bがガイドと
して機能するので、特別な力も、技術も必要なく、しか
も短時間で容器1を容易に開封することができる。
上記の如くして容器1を開封した後は、上記刃形スプ
ーン4を通常のスプーンと同様に、内容物を食する等の
ために使用することができる。その際、上記刃形スプー
ン4は、先端の刃部4aで内容物を容易に切断することが
できるという利点も有している。
以上、本発明を実施例に基づいて具体的に説明してき
たが、本発明の刃形スプーン付容器は前記実施例に示し
たものに限られるものではない。
例えば、刃形スプーンの刃部は先端に設けるものに限
らず、後端、即ち、柄の先端に設けてもよい。また、刃
部の環状溝に差し込みその底部を切ることもできるもの
であれば特に制限されない。
また、蓋の内面に積層されているアルミニウム箔は、
直に熱圧着しても、又は接着剤を介して接着してもよ
く、またアルミニウム箔に薄い樹脂層を積層したもの、
例えば50μ程度のアルミニウム箔に70〜150μの薄い樹
脂層を積層して補強したものであってもよい。
更に、刃形スプーン4を保持し且つ複数の上記容器を
積み重ねた場合のスタック性を上げるための部材8を蓋
3に設けてもよい。
また、本発明の刃形スプーン付容器は、流通段階にお
いては、蓋の上に更に透明プラスチック等からなるカバ
ーを被せてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の刃形スプーン付容器は、刃形スプーンを用い
て誰にでも安全に、容易且つ確実に開封することがで
き、開封後は、刃形スプーンを通常のスプーンと同様
に、内容物を食する等のために使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である刃形スプーン付容器の
要部を作用とともに拡大して示す部分断面図、第2図は
上記刃形スプーン付容器の概略平面図、第3図は上記刃
形スプーン付容器の概略断面図である。 1;刃形スプーン付容器、2;容器本体 3;蓋、4;刃形スプーン、4a;刃部 4b;段差、5、5a;アルミニウム箔 7;環状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−32139(JP,U) 実開 昭57−144881(JP,U) 実開 平1−96834(JP,U) 実開 昭58−973(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体の開口周縁部に、蓋の周縁部を熱
    融着してなる密封容器の上記蓋の上に、該蓋の開封に使
    用する刃部を有するスプーンが備えられている刃形スプ
    ーン付容器であって、上記蓋は、その内面にアルミニウ
    ム箔が積層され且つその周縁部の内側における外表面に
    所定の深さ及び幅の開封用環状溝が形成されており、上
    記スプーンは、上記開封用環状の底部を切る刃部及びそ
    の差込み深さを規制する段差を有していることを特徴と
    する刃形スプーン付容器。
JP63207512A 1988-08-22 1988-08-22 刃形スプーン付容器 Expired - Fee Related JP2672838B2 (ja)

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