JP2672452B2 - 磁気テープの走行状態切換機構 - Google Patents

磁気テープの走行状態切換機構

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JP2672452B2
JP2672452B2 JP5193761A JP19376193A JP2672452B2 JP 2672452 B2 JP2672452 B2 JP 2672452B2 JP 5193761 A JP5193761 A JP 5193761A JP 19376193 A JP19376193 A JP 19376193A JP 2672452 B2 JP2672452 B2 JP 2672452B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に小形化が要求され
る車載用の磁気テープ再生装置で好適に実施される磁気
テープの走行状態切換機構に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープの、再生のための正逆各方向
への走行駆動と、早送または巻戻駆動とを切換える走行
状態切換機構は、特に小形化が要求される車載用の磁気
テープ再生装置では、モータや電磁プランジャなどを多
用して実現されている。すなわちたとえば、モータによ
ってヘッド台を前進/後退変位し、磁気テープの走行方
向および走行速度の切換えは、電磁プランジャで、アイ
ドラ歯車を、選択的に巻取リールまたは巻戻リールに噛
合させることによって実現されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
電磁プランジャを用いているので、構成が大形化すると
ともに、大きな作動音が発生するという問題がある。ま
た各走行状態は、前記モータや電磁プランジャを電気的
にタイミングを取って作動させることで実現しているの
で、負荷変動によるタイミングのずれなどで動作不能に
陥るおそれなども生じる。
【0004】本発明の目的は、簡便な構造で確実な動作
を行うことができる磁気テープの走行状態切換機構を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動歯車を介
してモータからの駆動力が伝達されて回転駆動される切
換歯車であって、周方向の変化に対して、中心からの距
離が変化する第1および第2変位部分と、前記中心から
の距離が一定である第1および第2保持部分とが交互に
形成されて、前記中心からの距離が階段状に変化するカ
ム溝と、周方向の変化に対して、前記中心からの距離が
変化する第3変位部分と、前記中心からの距離が一定で
ある第3保持部分とを有し、前記第3変位部分は前記第
1保持部分に対応して形成される案内突条とを備える切
換歯車と、前記カム溝内に嵌り込んで案内されるホロア
を有し、前進/後退変位するヘッド台と、前記案内突条
によって前進/後退変位される第1レバーと、前記第1
レバーの変位量に対応して揺動変位され、駆動源からの
駆動力を巻取リールまたは巻戻リールに選択的に伝達す
る第1アイドラ歯車と、前記ホロアが前記カム溝の第2
変位部分から第2保持部分に到達するとトリガ駆動され
て、前記駆動歯車にラックが噛合して変位駆動される第
2レバーと、一対のキャプスタンに向けてそれぞれ弾発
的に付勢されており、前記第2レバーの変位量に対応し
て、対応するキャプスタンに選択的に圧接される一対の
ピンチローラと、前記第2レバーの変位量に対応して揺
動変位され、前記駆動源からの駆動力を巻取リールまた
は巻戻リールに選択的に伝達する第2アイドラ歯車とを
含むことを特徴とする磁気テープの走行状態切換機構で
ある。
【0006】
【作用】本発明に従えば、駆動歯車を介してモータから
の駆動力が伝達されて回転駆動される切換歯車によっ
て、ヘッド台の前進/後退変位と、磁気テープの走行方
向および走行速度とが切換制御される。このため前記切
換歯車には、カム溝と、案内突条とが形成されている。
【0007】前記カム溝は、切換歯車の周方向の変化に
対して、中心からの距離が変化する第1および第2変位
部分と、前記中心からの距離が一定である第1および第
2保持部分とが交互に形成されて構成されている。した
がって、前記カム溝は中心からの距離が階段状に変化す
るように形成され、切換歯車を回転すると、カム溝は、
たとえば第1変位部分によって半径方向内方側に延びて
ゆき、その後、半径の等しい第1保持部分によって円弧
状に延び、同様に第2変位部分および第2保持部分によ
って、半径方向内方側に延びた後、円弧状に形成され
る。
【0008】また案内突条は、前記カム溝と同様に、切
換歯車を回転することによって、中心からの距離が変化
する第3変位部分と、中心からの距離が一定である第3
保持部分とから構成されており、第3変位部分は第1保
持部分に対応して、すなわちたとえば第1保持部分の外
周に臨んで形成される。
【0009】これに対応してヘッド台には、前記カム溝
に嵌り込むホロアが形成されている。したがって、切換
歯車の回転に従って、ヘッド台は、まず第1変位部分
で、頭出が可能となるようにヘッドが磁気テープに接す
るまでわずかに近接変位され、第1保持部分の保持状態
を経た後、第2変位部分によってヘッドが磁気テープに
圧接するまで近接変位される。
【0010】また前記案内突条に対応して、第1レバー
が設けられている。この第1レバーは、前記案内突条に
よって前進/後退変位される。この第1レバーに関連し
て第1アイドラ歯車が設けられており、この第1アイド
ラ歯車は前記第1レバーの変位量に対応して、巻取リー
ルまたは巻戻リールに選択的に噛合する。すなわち、上
述のようにホロアが第1保持部分にあって、ヘッドが磁
気テープにわずかに圧接した状態で、たとえば第1レバ
ーがわずかに変位したときには巻戻リールに噛合し、第
1レバーが大きく変位したときには巻取リールに噛合す
る。
【0011】前記ホロアはまた、第2レバーに摺動接触
しており、この第2レバーはホロアが前記カム溝の第2
変位部分から第2保持部分に到達するとトリガ駆動され
て、駆動歯車にそのラックが噛合して変位を開始し、前
記ホロアが第2保持部分の終端に到達するまで変位する
ことができる。この第2レバーに関連して、一対のピン
チローラと第2アイドラ歯車とが設けられている。
【0012】前記一対のピンチローラは、それぞれ対応
するキャプスタンに向けて弾発的に付勢されており、前
記第2レバーの変位量に対応して、たとえば変位量が小
さいときには正転用のピンチローラが対応するキャプス
タンに圧接し、変位量が大きくなると逆転用のピンチロ
ーラが対応するキャプスタンに圧接する。
【0013】また同様に、第2アイドラ歯車は、たとえ
ば第2レバーの変位量が小さいときには巻取リールに噛
合し、前記変位量が大きいときには巻戻リールに噛合し
て、駆動源からの駆動力を伝達する。
【0014】したがって、電磁プランジャなどの大形の
部品を用いることなく、1つのモータからの駆動力で、
前記切換歯車がヘッド台ならびに第1および第2レバー
を機械的にタイミングを取って変位駆動するので、簡便
な構造で、静粛かつ確実な動作を実現することができ
る。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の磁気テープ再生
装置1の平面図である。この磁気テープ再生装置1は、
大略的に、図示しないローディングモータからの駆動力
が伝達される駆動歯車2からの駆動力が、歯車列3を介
して切換歯車4に伝達され、この切換歯車4が第1レバ
ー31および第2レバー61を変位駆動することによっ
て、磁気テープの走行方向の切換および走行速度の切換
を可能としたものである。
【0016】基台11には、その裏面から表面に向け
て、一対の巻取リール12および巻戻リール13が配置
されており、前記基台11を挿通するリール軸12a,
13aはそれぞれコンパクトカセットのリール孔内に嵌
入し、巻取側のハブと巻戻側のハブとにそれぞれ係合す
ることができる。
【0017】前記基台11の裏面にはまた、一対のフラ
イホイール14,15が回転自在に支持されており、こ
のフライホイール14,15の中心から立設されたキャ
プスタン14a,15aは、前記基台11を挿通して表
面側に突出しており、前記コンパクトカセットが装着さ
れると、磁気テープの裏面側に臨むことができる。
【0018】前記フライホイール14,15間には、モ
ータ16の出力軸に固着されたプーリ17からの駆動力
が、基台11に回転自在に取付けられているプーリ18
およびベルト19を介して伝達される。ベルト19は、
図1に示すように、フライホイール14,15が相互に
逆方向に回転するように巻掛けられている。
【0019】図2は、切換歯車4を拡大して示す平面図
である。この切換歯車4は、基台11の裏面においてピ
ン20によって回転自在に支持されており、その外周面
に前記歯車列3に噛合する歯車4aが形成され、また外
周縁部4cから中心4bに向かって延びるカム溝21
と、案内突条22とが形成されて構成されている。
【0020】カム溝21は、該切換歯車4の表面から裏
面へ貫通して形成されている。このカム溝21におい
て、その中心線を参照符23で示し、この中心線の変曲
点をそれぞれ参照符P1,P2,P3,P4で示すと
き、該切換歯車4の矢符24方向への回転に対して、始
端21eから変曲点P2までの区間は、該切換歯車4の
中心4bまでの距離が徐々に短くなってゆく第1変位部
分21aであり、変曲点P2,P3間は前記中心4bま
での距離が一定である第1保持部分21bであり、変曲
点P3,P4間は前記中心4bまでの距離が徐々に小さ
くなってゆく第2変位部分21cであり、変曲点P4か
ら終端21fまでは中心4bまでの距離が一定である第
2保持部分21dである。
【0021】これに対して、切換歯車4の裏面におい
て、前記案内突条22は、前記回転方向24への回転変
位に伴って中心4bから徐々に離反してゆく第3変位部
分22aと、前記中心4bまでの距離が一定である第3
保持部分22bと、前記部分22a,22bよりも高く
形成され、中心4bからの距離が一定である第4保持部
分22dとから構成されている。
【0022】図3は、早送または巻戻走行に関与する部
分を簡略化して示す平面図である。前記基台11の裏面
には、切換歯車4に臨んで移動部材25が設けられてい
る。この移動部材25は、後述するヘッド台に立設され
て基台11の表面側から突出しているホロア26と、前
記基台11を挿通している連結ピン27とによって支持
されている。前記ホロア26および連結ピン27は、基
台11に形成された長孔28,29をそれぞれ貫通して
摺動変位自在である。したがって前記移動部材25は、
矢符30方向に前進またはその逆方向に後退変位するこ
とができる。
【0023】前記連結ピン27は、基台11の表面側で
第1レバー31の一端部に連結されている。この第1レ
バー31は、帯状に形成されており、その他端部は連結
ピン32を介して、基台11の裏面に配置される検出部
材33の一端部と連結されている。この検出部材33の
他端部には長孔34が形成されており、この長孔34に
は基台11に立設されたピン35が摺動変位自在に嵌入
している。したがってこの検出部材33は、第1レバー
31と連動して、前記矢符30およびその反対方向に変
位することができる。
【0024】前記第1レバー31には、前記矢符30方
向に対して相互にずれて一対の突起31a,31bが形
成されている。これらの突起31a,31bは、基台1
1の表面側に設けられるレバー37,38のピン37
a,38aにそれぞれ当接することができる。レバー3
7,38は、ピン37b,38bによって揺動変位自在
に支持されており、前記ピン37a,38aが設けられ
る側とは反対側の端部は、それぞれ第1アイドラ歯車3
9,40を回転自在に支持している。なお、レバー3
7,38のアイドラ歯車39,40が取付けられる側の
端部には、基台11の裏面側に設けられ、挿通孔41か
ら突出している巻ばね42の両端部が係合し、相互に離
反変位するように付勢されている。
【0025】前記ホロア26がカム溝21の始端21e
にある状態で、駆動歯車2によって切換歯車4が前記矢
符24方向に回転駆動され、ホロア26が第1変位部分
21aから第1保持部分21bに到達すると、まず図3
(1)で示されるように案内突条22の第3変位部分2
2aが移動部材25の案内面25aに摺接し、該移動部
材25、すなわち第1レバー31は前記矢符30方向に
変位してゆく。これによって、まず図3(1)で示され
るように、突起31aがレバー37のピン37aを巻き
ばね42の弾発力に抗して跳上げ、これによって第1ア
イドラ歯車39がフライホイール14および巻取リール
12の外周面に形成された歯車14b,12bから離反
する。これに対してレバー38は巻きばね42の弾発的
によって付勢され、これによって第1アイドラ歯車40
はフライホイール15および巻戻リール13の外周面に
形成された歯車15b,13bにそれぞれ噛合する。こ
うして、前記ベルト19を介して回転駆動されているフ
ライホイール15の回転力が、アイドラ歯車40を介し
て巻戻リール13に伝達されて、巻戻動作が実現され
る。
【0026】図3(2)で示されるように、さらに第1
レバー31が矢符30方向に変位し、ホロア26が第1
保持部分21bの終端に到達すると、案内突条22の第
4保持部分22dが移動部材25の外周面25bを保持
する。このとき、レバー38のピン38aは第1レバー
31の突起31bによって跳上げられ、これに対してレ
バー37のピン37aは前記突起31aを乗越える。こ
れによって、第1アイドラ歯車40はフライホイール1
5および巻戻リール13から離反し、これに対して巻ば
ね42の弾発力によって、第1アイドラ歯車39はフラ
イホイール14および巻取リール12に噛合する。こう
して、フライホイール14の回転力が、第1アイドラ歯
車39を介して巻取リール12に伝達されて、早送動作
が行われる。
【0027】このようにホロア26が第1保持部分21
bにある状態で、切換歯車4の回転に伴って、移動部材
25、すなわち第1レバー31が矢符30方向に変位す
ることによって、その変位量に対応して、巻戻動作と早
送動作とが選択されて実現可能となる。
【0028】なお、第1レバー31が矢符30方向に変
位していない状態、すなわちホロア26が第1変位部分
21aにある状態では、レバー37,38は前記巻ばね
42の弾発力によって相互に離反して、第1アイドラ歯
車39をフライホイール14および巻取リール12に噛
合させ、また第1アイドラ歯車40をフライホイール1
5および巻戻リール13に噛合させ、こうして非動作時
におけるキャプスタン14a,15aおよびリール軸1
2a,13aの不用な回転を阻止している。
【0029】また、切換歯車4が、図3(2)で示され
る状態からさらに矢符24方向に回転されると、移動部
材25の案内面25aは案内突条22の第3保持部分2
2bで保持されて第1レバー31は矢符30方向にわず
かに変位する。これによって第1アイドラ歯車39,4
0は、前記フライホイール14および巻取リール12な
らびにフライホイール15および巻戻リール13からそ
れぞれ離反し、以下に示すような磁気テープの再生動作
が可能となる。
【0030】なお、前記第1レバー31の変位量は前記
検出部材33に隣接して設けられる光センサ43によっ
て検出される。この光センサ43は、たとえば検出部材
33において前記矢符30方向に相互に間隔をあけて形
成されているストライプを検出する反射形の光センサで
ある。ホロア26がカム溝21の始端21eにある状態
で切換歯車4の回転が開始し、前記ストライプが1本検
出されると、図3(1)で示される巻戻動作に対応した
変位量となったものと判断され、さらにもう1本のスト
ライプが検出されると、図3(2)で示される早送動作
に対応した変位量となったものと判断され、図示しない
制御回路によって前記モータ16の回転が停止されて、
上述のような早送または巻戻動作が可能となる。
【0031】図4は、ヘッド台51に関連する部分を簡
略化して示す平面図である。ヘッド台51は、前記基台
11の表面上に立設されたピン52,53および後述す
る軸81,82に、該ヘッド台51に形成された長孔5
4,55および59,60が摺動自在に嵌り込むことに
よって、前記矢符30方向およびその反対方向に変位自
在に支持されている。
【0032】このヘッド台51には、取付部材56を介
して磁気ヘッド57が取付けられている。前記取付部材
56の調整ビス56aを角変位することによって、前記
磁気ヘッド57の基台11に対する傾斜角が変化され、
こうしてアジマス調整を行うことができる。またヘッド
台51において、前記磁気ヘッド57の取付部付近に
は、基台11の裏面側に向けて前記ホロア26が立設さ
れている。
【0033】したがって、切換歯車4の矢符24方向へ
の回転に伴って、ヘッド台51は、ホロア26が第1変
位部分21aにある図4(1)で示される状態から、第
1保持部分21bにある状態に変位して、すなわちヘッ
ド台51が矢符30方向にわずかに前進して、頭出を可
能とするために磁気ヘッド57が磁気テープに接触した
状態で、前述のような早送または巻戻動作が行われる。
また、さらにホロア26が第2変位部分21cを経て、
図4(2)で示されるように第2保持部分22dに到達
すると、該ヘッド台51は前記矢符30方向へ最も前進
変位し、磁気ヘッド57が磁気テープに圧接する。
【0034】またヘッド台51を後退させるときには、
前記切換歯車4が前記矢符24方向とは反対方向に回転
駆動され、これによってヘッド台51は図4(2)で示
される状態から図4(1)で示される状態に復帰し、こ
うしてヘッド台51の前進/後退動作が実現される。
【0035】図5は、磁気テープの再生走行に関与する
部分を簡略化して示す平面図である。基台11の表面側
において、該基台11と前記ヘッド台51との間には第
2レバー61が介在されている。この第2レバー61
は、前記ホロア26が挿通する略L字状の長孔61と、
前記矢符30方向とは垂直な矢符65方向に延びる長孔
63とに、前記ホロア26および基台11に立設された
ピン64がそれぞれ摺動自在に嵌り込むことによって、
前記矢符65方向およびその反対方向に変位自在となる
ように支持されている。
【0036】前記第2レバー61の一端部において、前
記駆動歯車2に臨んでラック66が形成されている。ま
たこの第2レバー61のキャプスタン14a,15a側
には、これらのキャプスタン14a,15aにそれぞれ
対応した案内斜面67,68がそれぞれ形成されてい
る。これらの案内斜面67,68には、レバー71,7
2の摺動部71a,72aがそれぞれ摺動接触する。こ
れらのレバー71,72はピン73,74によって基台
11に揺動変位自在に支持されており、またこのレバー
71,72の前記摺動部71a,72aとは反対側の端
部には第2アイドラ歯車75,76がそれぞれ回動自在
に支持されている。
【0037】前記レバー71,72にはまた、立上片7
1b,72bが立設されており、これらの立上片71
b,72bは、ホルダ77,78の底面から突出したピ
ン79,80を、前記矢符30方向とは反対方向に選択
的に押圧する。ホルダ77,78は、軸81,82によ
って基台11に揺動自在に取付けられており、またこの
ホルダ77,78の前記軸81,82が挿通する側とは
反対側の端部には、ピンチローラ83,84がそれぞれ
回動自在に取付けられている。前記軸81,82の外周
面には、巻きばね85,86がそれぞれ巻回されてお
り、これらの巻きばね85,86の一端は前記ヘッド台
51に立設されている立上片87,88にそれぞれ係止
し、他端は前記ピン79,80にそれぞれ係止してい
る。
【0038】したがって、この巻きばね85,86の弾
発力によって、ホルダ77,78は、ピンチローラ8
3,84がそれぞれ対応するキャプスタン14a,15
aに圧接するように付勢されている。しかしながらこれ
らのホルダ77,78は、レバー71,72の摺動部7
1a,72aが案内斜面67,68の突部67b,68
bに選択的に乗上げることによって、該ホルダ77,7
8のピン79,80が矢符30方向とは反対方向に押上
げられて、こうしてピンチローラ83,84が選択的に
キャプスタン14a,15aに圧接される。
【0039】なお、ホロア26が長孔62の部分62a
にあるときには、ホルダ77,78のピン79,80は
それぞれ前記立上片71b,72bから離反しており、
またピンチローラ83,84のいずれもが矢符30とは
反対方向に後退してキャプスタン14a,15aと離反
している。
【0040】上述のような再生方向切換機構において、
切換歯車4が矢符24方向に回転して、ホロア26が、
図4(1)で示されるカム溝21の第1変位部分21a
から第1保持部分21bおよび第2変位部分21cを経
て第2保持部分21dに到達すると、図5(1)で示す
ようにホロア26は長孔62の部分62aから部分62
bに到達し、これによって第2レバー61に矢符65方
向とは反対方向の力が作用し、ラック66が駆動歯車2
に噛合する。この後、ホロア26はカム溝21の第2保
持部分21d内にあり、したがって該ホロア26は矢符
30方向およびその反対方向に変位することなく保持さ
れる。
【0041】この状態では、レバー71の摺動部71a
は案内斜面67の凹所67aに嵌入し、これに対してレ
バー72の摺動部72aは案内斜面68の突部68bに
乗上げている。したがって、ピンチローラ84はキャプ
スタン15aから離反し、これに対してピンチローラ8
3はキャプスタン14aに圧接する。またこのとき、レ
バー72に支持されている第2アイドラ歯車76は、フ
ライホイール15において前記歯車15bよりも小径に
形成される歯車15cから離反し、また巻戻リール13
の外周面に形成されている歯車13bからも離反してい
る。これに対して、ホルダ71に支持されている第2ア
イドラ歯車75は、フライホイール14の歯車14c
と、巻取リール12の歯車12bとに噛合している。し
たがって、フライホイール14からの駆動力が第2アイ
ドラ歯車75を介して巻取リール12に伝達され、こう
して正回転方向での、前記早送時よりも遅い、磁気テー
プの再生に適した速度で巻取リール12が回転駆動され
る。
【0042】また、第2レバー61が図5(2)で示さ
れるように矢符65方向とは反対方向に変位された状態
では、レバー71の摺動部71aは案内斜面67の突部
67bに乗上げ、これに対してレバー72の摺動部72
aは案内斜面68の凹所68aに嵌り込む。したがっ
て、ピンチローラ83がキャプスタン14aから離反す
るとともに、ピンチローラ84がキャプスタン15aに
圧接する。またこのとき、第2アイドラ歯車75が巻取
リール12およびフライホイール14から離反し、これ
に対して第2アイドラ歯車76が巻取リール13および
フライホイール15に噛合し、こうして逆回転方向での
磁気テープの走行が可能となる。
【0043】なお、第2レバー61の中央付近の端面に
は突片89,90が延設して形成されており、この突片
89,90に対向して光センサ91が設けられている。
光センサ91は、一対の受発光素子が対向配置されて構
成されており、矢符65またはその反対方向への第2レ
バー61の変位による前記突片89,90の通過を検出
する。その検出結果に対応して、図示しない制御回路に
よって前記モータ16が制御されることによって、第2
レバー61は磁気テープの正転と逆転とでそれぞれ対応
した所定位置まで変位駆動される。
【0044】このように本発明に従う磁気テープ再生装
置1では、1つのモータ16を用いて、切換歯車4が、
ヘッド台51、第1レバー31および第2レバー61を
機械的にタイミングを取りながら変位駆動することによ
って、磁気テープの早送または巻戻と、正転および逆転
方向での再生を可能とすることができる。したがって、
電磁プランジャなどの大形部品を用いることなく、これ
によって構造を簡略化することができるとともに、動作
音を低く抑えることができる。さらにまた、機械的にタ
イミングを取ることによって、確実な動作が可能とな
る。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1つのモ
ータからの駆動力を、切換歯車がヘッド台に伝達し、ま
た第1および第2レバーに伝達するので、前記第1およ
び第2レバーによって第1および第2アイドラ歯車が選
択的に巻取リールまたは巻戻リールに噛合されるととも
に、前記ヘッド台の前進/後退変位に連動して一対のピ
ンチローラも選択的にキャプスタンに圧接されるので、
1つのモータからの駆動力によって、機械的にタイミン
グを取って磁気テープの各走行状態を切換えることがで
きる。これによって、電磁プランジャなどを用いること
なく、簡便な構造で、かつ静粛な動作を実現することが
できるとともに、切換動作を機械的に正確に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気テープ再生装置1の平
面図である。
【図2】切換歯車4を拡大して示す平面図である。
【図3】早送または巻戻走行に関与する部分を簡略化し
て示す平面図である。
【図4】ヘッド台51に関連する部分を簡略化して示す
平面図である。
【図5】再生走行に関与する部分を簡略化して示す平面
図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ再生装置 2 駆動歯車 4 切換歯車 11 基台 12 巻取リール 13 巻戻リール 14,15 フライホイール 16 モータ 21 カム溝 21a,21c;22a 変位部分 21b,21d;22b,22d 保持部分 22 案内突条 25 移動部材 26 ホロア 31 第1レバー 33 検出部材 37,38 レバー 39,40 第1アイドラ歯車 43,91 光センサ 51 ヘッド台 57 磁気ヘッド 61 第2レバー 66 ラック 71,72 レバー 75,76 第2アイドラ歯車 83,84 ピンチローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 15/44 621 G11B 15/44 621A

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動歯車を介してモータからの駆動力が
    伝達されて回転駆動される切換歯車であって、 周方向の変化に対して、中心からの距離が変化する第1
    および第2変位部分と、前記中心からの距離が一定であ
    る第1および第2保持部分とが交互に形成されて、前記
    中心からの距離が階段状に変化するカム溝と、 周方向の変化に対して、前記中心からの距離が変化する
    第3変位部分と、前記中心からの距離が一定である第3
    保持部分とを有し、前記第3変位部分は前記第1保持部
    分に対応して形成される案内突条とを備える切換歯車
    と、 前記カム溝内に嵌り込んで案内されるホロアを有し、前
    進/後退変位するヘッド台と、 前記案内突条によって前進/後退変位される第1レバー
    と、 前記第1レバーの変位量に対応して揺動変位され、駆動
    源からの駆動力を巻取リールまたは巻戻リールに選択的
    に伝達する第1アイドラ歯車と、 前記ホロアが前記カム溝の第2変位部分から第2保持部
    分に到達するとトリガ駆動されて、前記駆動歯車にラッ
    クが噛合して変位駆動される第2レバーと、 一対のキャプスタンに向けてそれぞれ弾発的に付勢され
    ており、前記第2レバーの変位量に対応して、対応する
    キャプスタンに選択的に圧接される一対のピンチローラ
    と、 前記第2レバーの変位量に対応して揺動変位され、前記
    駆動源からの駆動力を巻取リールまたは巻戻リールに選
    択的に伝達する第2アイドラ歯車とを含むことを特徴と
    する磁気テープの走行状態切換機構。
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KR100436371B1 (ko) * 2002-01-29 2004-06-16 삼성전자주식회사 테이프 레코더의 아이들러 조립체

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