JP2671515B2 - 温風暖房器 - Google Patents
温風暖房器Info
- Publication number
- JP2671515B2 JP2671515B2 JP19889289A JP19889289A JP2671515B2 JP 2671515 B2 JP2671515 B2 JP 2671515B2 JP 19889289 A JP19889289 A JP 19889289A JP 19889289 A JP19889289 A JP 19889289A JP 2671515 B2 JP2671515 B2 JP 2671515B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- fan
- combustion chamber
- air
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はファンで空気を熱交換部あるいは燃焼排ガス
と混合させるべく送風して温風化をはかり、これを吹出
口から吐出して室内等の暖房を行なう温風暖房器に関す
るものである。
と混合させるべく送風して温風化をはかり、これを吹出
口から吐出して室内等の暖房を行なう温風暖房器に関す
るものである。
従来の技術 従来この種の温風暖房器の燃焼通路構成は、第２図に
示すようにファン１の回転により背面板２に取付けられ
たフィルター３より矢印の如く外気を吸入し、バーナ14
で加熱された熱気と前記の吸入された外気が適量に混合
されて燃焼室８、温風通路6a、ファン室1aを通り、吹出
口４より温風となって吹出される。
示すようにファン１の回転により背面板２に取付けられ
たフィルター３より矢印の如く外気を吸入し、バーナ14
で加熱された熱気と前記の吸入された外気が適量に混合
されて燃焼室８、温風通路6a、ファン室1aを通り、吹出
口４より温風となって吹出される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、吹出口４より誤
って紙等の可燃物が挿入された場合はファン室1aのファ
ン１に当り、ファン１の回転方向７に可燃物が移動し、
温風通路6aを構成する前遮熱板５と燃焼室壁６等に接触
して温風通路6aに入り、可燃物が発火、もしくは焦げ
て、小辺となる。そして、これらはファン１の回転方向
７にそって吹出口４より、温風と共に送り出されて、器
具設置面の床又は、ジュータン等を燃やし、火災につな
がる危険性があった。
って紙等の可燃物が挿入された場合はファン室1aのファ
ン１に当り、ファン１の回転方向７に可燃物が移動し、
温風通路6aを構成する前遮熱板５と燃焼室壁６等に接触
して温風通路6aに入り、可燃物が発火、もしくは焦げ
て、小辺となる。そして、これらはファン１の回転方向
７にそって吹出口４より、温風と共に送り出されて、器
具設置面の床又は、ジュータン等を燃やし、火災につな
がる危険性があった。
本発明はこのような、従来の課題を解消するものであ
り、誤って吹出口より挿入された可燃物が温風通路への
進入を防止することを目的とするものである。
り、誤って吹出口より挿入された可燃物が温風通路への
進入を防止することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の温風暖房器は温風
の吹出口に臨む温風吐出用のファンの上方に燃焼室を設
け、この燃焼室と前記ファンの間を連通し、かつ燃焼室
壁により形成される温風通路の前記ファンより側に、通
路抵抗体とならない障害物を備えたものである。
の吹出口に臨む温風吐出用のファンの上方に燃焼室を設
け、この燃焼室と前記ファンの間を連通し、かつ燃焼室
壁により形成される温風通路の前記ファンより側に、通
路抵抗体とならない障害物を備えたものである。
作用 本発明は、上記した構成によって、吹出口より、可燃
物が誤って挿入されても、燃焼室壁が形成する温風通路
の通路低抗体とならない障害物にじゃまされて、前記可
燃物が温風通路の高温部への移動を防止されるものであ
る。
物が誤って挿入されても、燃焼室壁が形成する温風通路
の通路低抗体とならない障害物にじゃまされて、前記可
燃物が温風通路の高温部への移動を防止されるものであ
る。
実施例 以下第１図、第２図にしたがい本発明の一実施例を説
明する。１はファン室1aに設けた温風用のファンで、器
具本体2a背面板２に設けたフィルター３を介して空気を
吸引するとともに温風となった空気を吹出口４より吐出
させる。５は前遮熱板で、６は燃焼室壁で、これら前遮
熱板５と燃焼室壁６等で温風通路6aを形成している。こ
の温風通路6aはファン室1aとこれの上方に位置し、燃焼
室壁６で仕切られた燃焼室８との間を連通している。９
は温風通路6aのファン１側よりの部分に、器具本体2a内
部側壁間に横設した細い棒よりなる障害物で、温風流の
殆ど抵抗体にならない物であれば、金網、あるいは細幅
の板片を適宜の間隔で並設してもよい。10はファン室1a
を形成するファンケーシング、11は障害物９の端部を折
曲げした係止片、12は障害物９の端部に設けたＥリン
グ、13はＥリング12と内部側壁の間において障害物９に
架設して弾性力を与えるスプリングで、ファン１の回転
による振動音の発生を防止している。14は燃焼室８の下
部に一次室ケース15に内装して設けたバーナで、空気と
燃料が供給された結果、一次室ケース15、および燃焼室
８で燃焼し、かつ燃焼排ガスは燃焼室８の上部の開口か
ら温風通路6aに、矢印の如く空気と混合して温風となっ
て流入する。
明する。１はファン室1aに設けた温風用のファンで、器
具本体2a背面板２に設けたフィルター３を介して空気を
吸引するとともに温風となった空気を吹出口４より吐出
させる。５は前遮熱板で、６は燃焼室壁で、これら前遮
熱板５と燃焼室壁６等で温風通路6aを形成している。こ
の温風通路6aはファン室1aとこれの上方に位置し、燃焼
室壁６で仕切られた燃焼室８との間を連通している。９
は温風通路6aのファン１側よりの部分に、器具本体2a内
部側壁間に横設した細い棒よりなる障害物で、温風流の
殆ど抵抗体にならない物であれば、金網、あるいは細幅
の板片を適宜の間隔で並設してもよい。10はファン室1a
を形成するファンケーシング、11は障害物９の端部を折
曲げした係止片、12は障害物９の端部に設けたＥリン
グ、13はＥリング12と内部側壁の間において障害物９に
架設して弾性力を与えるスプリングで、ファン１の回転
による振動音の発生を防止している。14は燃焼室８の下
部に一次室ケース15に内装して設けたバーナで、空気と
燃料が供給された結果、一次室ケース15、および燃焼室
８で燃焼し、かつ燃焼排ガスは燃焼室８の上部の開口か
ら温風通路6aに、矢印の如く空気と混合して温風となっ
て流入する。
上記実施例において、ファン１を矢印７の方向に回転
させると外気は矢印の如くフィルター３を介して器具本
体2aに流入し、バーナ14の燃焼排ガスと混合して温風と
なり、温風通路6a、ファン室1aを経て吹出口４より室内
へ吐出される。
させると外気は矢印の如くフィルター３を介して器具本
体2aに流入し、バーナ14の燃焼排ガスと混合して温風と
なり、温風通路6a、ファン室1aを経て吹出口４より室内
へ吐出される。
このような使用状況下、あるいは使用開始前に、子供
等の誤った行為により、吹出口４より紙等の可燃物がフ
ァン室1aにまで挿入されると、この可燃物はファン１の
回転方向７に沿って上方へ持ち上げられる温風通路6aへ
逃げこむことになる。そして、障害物９に当って、これ
以上の温風通路6aの奥深くで燃焼室壁６の高温部分6bに
まで至ることはない。したがって、燃焼室壁６の高温部
分6bにふれて発火する危険がなくなる。
等の誤った行為により、吹出口４より紙等の可燃物がフ
ァン室1aにまで挿入されると、この可燃物はファン１の
回転方向７に沿って上方へ持ち上げられる温風通路6aへ
逃げこむことになる。そして、障害物９に当って、これ
以上の温風通路6aの奥深くで燃焼室壁６の高温部分6bに
まで至ることはない。したがって、燃焼室壁６の高温部
分6bにふれて発火する危険がなくなる。
発明の効果 このように本発明は誤って吹出口より可燃物が挿入さ
れたとしても温風の抵抗体とならない障害物により、じ
ゃまされて温風通路の高温部分にまでは至らないので、
可燃物の発火および焦げ等を防止することができ、器具
を安全に使用することができる。
れたとしても温風の抵抗体とならない障害物により、じ
ゃまされて温風通路の高温部分にまでは至らないので、
可燃物の発火および焦げ等を防止することができ、器具
を安全に使用することができる。
第１図は本発明温風暖房器の一実施例を示す構成図、第
２図は同要部切欠の正面図、第３図は従来例の構成図で
ある。 １……ファン、４……吹出口、６……燃焼室壁、6a……
燃焼室、９……障害物。
２図は同要部切欠の正面図、第３図は従来例の構成図で
ある。 １……ファン、４……吹出口、６……燃焼室壁、6a……
燃焼室、９……障害物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 義光 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−2757（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−74050（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】温風の吹出口に臨む温風吐出用のファンの
上方に燃焼室を設け、この燃焼室と前記ファンの間を連
通し、かつ燃焼室壁により形成される温風通路の前記フ
ァンより側に、通路抵抗体とならない障害物を設けた温
風暖房器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19889289A JP2671515B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 温風暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19889289A JP2671515B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 温風暖房器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0363457A JPH0363457A (ja) | 1991-03-19 |
| JP2671515B2 true JP2671515B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=16398673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19889289A Expired - Fee Related JP2671515B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 温風暖房器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2671515B2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP19889289A patent/JP2671515B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0363457A (ja) | 1991-03-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |