JP2670905B2 - カウンタ - Google Patents

カウンタ

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JP2670905B2
JP2670905B2 JP2408766A JP40876690A JP2670905B2 JP 2670905 B2 JP2670905 B2 JP 2670905B2 JP 2408766 A JP2408766 A JP 2408766A JP 40876690 A JP40876690 A JP 40876690A JP 2670905 B2 JP2670905 B2 JP 2670905B2
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慎 武部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカウンタに関し、特に下
位ビットのカウント出力が不要な場合にその上位ビット
のカウントを高速化することができるカウンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】クロックパルスに同期してカウントする
カウンタでは、カウントを高速化させる場合、クロック
パルスの周期を小さく(周波数を大きく)することが一
般的に行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カウンタには
最高動作周波数があり、かかる最高動作周波数付近でカ
ウンタを動作させている場合には、カウンタが動作不能
となる虞がある。
【0004】ところで、カウンタが使用されるタスクに
よってはカウンタの下位ビットが不要となり、その上位
のビットのみを使用することがある。
【0005】そこで、カウンタの下位ビットが不要な場
合において、カウンタが動作不能とならずにカウントを
高速に行うことができるカウンタの開発が望まれる。本
発明はかかるカウンタを提供することをその目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、カウントイ
ネ−ブル入力端子にカウントイネ−ブル信号を入力する
ことによりクロックパルス信号に同期して最下位ビット
を前記クロックパルス信号の周期ごとに状態変化させて
カウント出力する第1のフリップフロップと、カウント
イネ−ブル入力端子に前記第1のフリップフロップのボ
ロ−信号またはキャリイ信号を入力することにより前記
クロックパルス信号に同期して前記最下位ビットの上位
ビットを前記第1のフリップフロップのカウント出力の
周期ごとに状態変化させてカウント出力する第2のフリ
ップフロップとを有したカウンタにおいて、前記第2の
フリップフロップのカウントイネ−ブル入力端子に前記
第1のフリップフロップから出力されるボロ−信号また
はキャリィ信号の他に前記カウントイネ−ブル信号を強
制的に入力することにより当該第2のフリップフロップ
を前記クロックパルス信号の周期ごとに状態変化させて
カウント出力するようにしている。
【0007】
【作用】かかる構成によれば、第2のフリップフロップ
のカウントイネ−ブル入力端子に最下位カウント用の第
1のフリップフロップのボロ−信号またはキャリイ信号
を入力するのではなくて、カウントイネ−ブル信号を入
力することにより当該第2のフリップフロップの出力は
第1のフリップフロップと同じくクロックパルス信号の
周期ごとに状態変化して高速化される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係るカウンタ
の実施例について説明する。
【0009】ここで、図1は実施例のカウンタの回路構
成を示し、図2は図1のカウンタが使用されるデ−タ処
理装置のブロック図を示し、図3は図2のデ−タ処理の
対象であるデ−タフレ−ム信号のプロトコルを示し、図
4および図5は図2の装置各部の信号のタインミングチ
ャ−トを示している。
【0010】図2のデ−タ処理装置は図3に示すデ−タ
フレ−ム信号Sを受信して該デ−タフレ−ム信号Sのデ
−タ部DIのデ−タをメモリに書き込むとともに、メモ
リから読み出してデ−タ処理を行うものである。図3に
示すようにデ−タフレ−ム信号Sは図2の装置にシリア
ルに伝送されてくる信号であり、デ−タ部DIの先頭を
示すスタ−トコ−ドSTと、2ビットが1単位のデ−タ
とされ、2NビットでN個の実デ−タが符号化されてい
るいわゆるバイフェ−ズデ−タで構成されるデ−タ部D
Iと、デ−タ部DIの後尾を示すストップコ−ドと、デ
−タエラ−検出の有無を示すエラ−コ−ドERRとから
構成されている。バイフェ−ズデ−タではたとえば2ビ
ット「00」が「0」を示すデ−タ、2ビット「01」
が「1」を示すデ−タである。
【0011】図2のデ−タ処理装置は大きくは、上記デ
−タフレ−ム信号Sを受信するフレ−ム受信部50と、
フレ−ム受信部50で受信したフレ−ム信号S中のデ−
タ部DIのバイフェ−ズデ−タを復号化して2ビット単
位のデ−タを1ビットのデ−タに復号処理する復号化処
理部51と、フレ−ム信号S中のデ−タ部DIの実デ−
タ数Nを示す2進デ−タが格納されている実デ−タ数レ
ジスタ52と、実デ−タ数レジスタ52に格納されてい
る実デ−タ数Nをプリセットして、該実デ−タ数Nから
カウントダウンを行うカウンタ30と、カウンタ30の
出力によりアドレス指定が行われ復号化処理部51で復
号化されたデ−タを指定アドレスに書き込み、格納する
とともに、カウンタ30の出力によりアドレス指定が行
われ、格納されたデ−タを読み出してデ−タ出力するメ
モリ53と、メモリ53の記憶デ−タを入力して所要の
デ−タ処理を行うデ−タ処理部54と、後述する各種信
号を入力してメモリ53およびカウンタ30に後述する
信号を加える組合せ論理回路部55と、後述する各種信
号を入力してカウンタ30に後述する信号を加える組合
せ論理回路部56、57とから構成されている。
【0012】図1に示すようにカウンタ30は、アップ
/ダウン制御入力付きのプリセット可能な同期式の4ビ
ット2進(16進)カウンタである。ここで上記実デ−
タ数Nは8以下の数であるものとする。したがって実デ
−タ数Nのカウントはカウンタ30の上位3ビットのみ
を動作させることで可能となり、最下位ビットのカウン
トは不要となる。カウンタ30は、組合せ論理回路部5
6から出力されるクロックパルス信号CKを入力する入
力端子1と、アップ/ダウン制御入力信号U/Dを入力
する入力端子2と、組合せ論理回路部55から出力され
るカウントイネ−ブル信号CE を入力する入力端子
3と、実デ−タ数レジスタ52から出力されるプリセッ
トデ−タP1、P2、P3(P1、P2、P3の順で桁
が上位となる)がそれぞれ入力される入力端子5、6、
7と、組合せ論理回路部57から出力されるロ−ド信号
LOAD が入力される入力端子8と、デ−タ処
理信号TSKが入力される入力端子9と、カウント出力
Q0、Q1、Q2、Q3が出力される出力端子10、1
1、12、13を有している。フリップフロップ14、
15、16、17の各クロック入力端子CKには上記入
力端子1を介してクロックパルス信号CKが加えられ、
該クロックパルス信号CKに同期して4ビットのデ−タ
を14、15、16、17の順で桁が上位となるようカ
ウントする。フリップフロップ14、15、16、17
のカウント出力Q0、Q1、Q2、Q3は出力端子1
0、11、12、13を介して外部に出力される。フリ
ップフロップ14のクロックイネ−ブル入力端子CEに
は入力端子3がインバ−タを介して接続されており、カ
ウントイネ−ブル信号CE の論理反転信号を入力す
る。フリップフロップ14のQ0 出力はオア回路1
8に加えられるとともに、入力端子9を介して入力され
るデ−タ処理信号TSKはオア回路18に加えられてい
る。オア回路18の出力はフリップフロップ15のカウ
ントイネ−ブル入力端子に加えられている。フリップフ
ロップ16、17の各カウントイネ−ブル入力端子には
それぞれ前段のフリップフロップ15、16のカウント
出力Q1 、Q2 が加えられている。なお、入力端子
4はフリップフロップ14をプリセットするデ−タが入
力される端子であり、実施例では所定の値、たとえば論
理「1」レベルがプリセットされるものとする。
【0013】以下、図4のタインミングチャ−トを併せ
参照して図1および図2の動作について説明する。
【0014】・デ−タフレ−ム信号Sの受信およびメモ
リ53へのデ−タの書き込み まず、初期状態(時刻t0前)においては、メモリ53
への書き込みのため、デ−タ処理信号TSKがオフされ
ている(図4(g)参照)。また、カウンタ30でカウ
ントダウンを行うべく入力端子2にはカウントダウンさ
せるための信号U/Dが加えられている。フレ−ム受信
部50にデ−タフレ−ム信号Sが入力されると、時刻t
0においてフレ−ムデ−タ入力信号FIは論理「1」レ
ベルに立ち上がり、以後デ−タフレ−ム信号Sのデ−タ
部DIが入力されている間論理「1」レベルのままとな
る(図4(c)参照)。これと同時にデ−タフレ−ム信
号Sの先頭のスタ−トコ−ドSTが検出され、スタ−ト
コ−ド検出信号STが時刻t0〜t1間で論理「1」レ
ベルとなる(図4(a)参照)。この結果、組合せ論理
回路部57から出力されるロ−ド信号LOAD
は論理「0」レベルとなり、このロ−ド信号LOAD
がカウンタ30の入力端子8、インバ−タ等を介
してフリップフロップ14、15、16、17のリセッ
ト、セット端子RD、SDに加えられる。これにより入
力端子4に加えられた信号「1」がフリップフロップ1
4でプリセットされるとともに入力端子5、6、7に加
えられた2進デ−タP1、P2、P3(実デ−タ数Nを
示す)がフリップフロップ15、16、17でそれぞれ
プリセットされ、それぞれQ1、Q2、Q3としてカウ
ンタ30から出力される。また、図4の(e)、(d)
ではカウンタ30の最下位ビット出力Q0が「1」に、
その上位ビット出力Q1が「1」にプリセットされたこ
とを示している。なお、その上位の出力Q2、Q3のタ
イミングチャ−トは省略している。
【0015】上記デ−タ処理信号TSKのオフおよびフ
レ−ムデ−タ入力信号FIの信号「1」に応じて組合せ
論理回路部55から時刻t0以後、論理「0」レベルの
カウントイネ−ブル信号CE が出力され(図4
(h)参照)、カウンタ30の入力端子3、インバ−タ
を介してフリップフロップ14のカウントイネ−ブル端
子CEに加えられる。この結果、フリップフロップ14
はクロック入力端子CKに加えられるクロックパルス信
号CKに同期してクロックパルス信号CKの1周期ごと
に出力Q0の論理状態を変化させカウントすることが可
能となる。いま、デ−タ処理信号TSKはオフであるの
で、組合せ論理回路部カウンタ56を介してカウンタ3
0の入力端子1には受信用クロック信号RCKが入力さ
れている。受信用クロック信号RCKはフレ−ム受信部
50でデ−タフレ−ム信号Sを受信するためのクロック
であり、PLLなどを用いて生成され、その周期bはデ
−タフレ−ム信号Sのデ−タ部DIの1ビット長の時間
と同一である。よってフリップフロップ14はプリセッ
トが終了した時刻t1以後、受信用クロック信号RCK
の立ち上がりに同期して信号RCKの1周期bごとに論
理状態を変化させQ0を出力する(図4(b)、(e)
の矢印A、B参照)。
【0016】さて、上記するようにデ−タ処理信号TS
Kはオフであるのでオア回路18からはフリップフロッ
プ14の出力Q0の論理反転出力Q が出力され、こ
れがフリップフロップ15のカウントイネ−ブル入力端
子CEに加えられている。この結果、フリップフロップ
15では受信用クロック信号RCKに同期してフリップ
フロップ14のボロ−信号、つまり出力Q0の論理
「0」から「1」への立ち上がりを示す信号に応じてそ
の出力Q1の論理状態が変化する(図4(b)、
(d)、(e)の矢印C、D参照)。結局、フリップフ
ロップ15では実デ−タ数Nのプリセットが終了した時
刻t1以後、受信用クロック信号RCKの立ち上がりに
同期して信号RCKの1周期bの2倍の周期2bごとに
その出力Q1の論理状態を変化させている。ここで、フ
リップフロップ15としてはデ−タ部DIの1ビット長
の時間bの2倍の時間2b、つまりデ−タ部DIの1デ
−タごとにカウントしているのがわかる。 フリップフ
ロップ16、17も同様に実デ−タ数Nのプリセットが
終了した時刻t1以後、受信用クロック信号RCKに同
期して前段のフリップフロップ15、16のボロ−信号
に応じてその論理状態が変化するので、これらフリップ
フロップ15、16、17により実デ−タ数N(8以
下)のカウントダウンが行われる。 一方、デ−タフレ
−ム信号Sが入力されたt0以後、組合せ論理回路部5
5からはカウントイネ−ブル信号CE と同じ論理
「0」のチップセレクト信号CS がメモリ53に印
加されており、これにより以後デ−タフレ−ム信号Sの
デ−タ部DIが検出されている間(フレ−ムデ−タ入力
信号FIが論理「1」でチップセレクト信号CS
論理「0」)、デ−タ部DIのデ−タがメモリ52に書
き込まれる。すなわち、図4(e)に示すように書き込
み信号W がメモリ53に加えられ、メモリ53の指定
されたアドレスにデ−タ部DIのデ−タが書き込まれる
ことになる。フレ−ム信号S中のデ−タ部DIは復号化
処理部51で2ビット単位のデ−タが1ビットに復号化
され、メモリ53に加えられている。よってデ−タ部D
Iのデ−タを格納する場所を指定するアドレスとしては
デ−タ部DIのビット数(2N)の半分のビット数Nだ
けあればよいことがわかる。ここでデ−タ部DIのビッ
ト数が16であるとすれば、アドレスは8個あればよく
アドレス数は3ビットA0(最下位ビット)、A1、A
2(A0、A1、A2の順に上位桁となる)の2進デ−
タで表せられる。よってカウンタ30としては4桁Q
0、Q1、Q2、Q3をメモリ53のアドレスに対応さ
せる必要はなく、上位3桁Q1、Q2、Q3をメモリ5
3のアドレスA0(最下位ビット)、A1、A2に対応
させればよい。このようにカウンタ30はその出力Q
1、Q2、Q3によりメモリ53のアドレスを指定して
メモリ53にデ−タ部DIのN個のデ−タを順次格納し
ていく。
【0017】・メモリ53からのデータ読みだしおよび
データ処理 以上のようにしてデータ部DIのメモリ53への書き込
みが終了すると、フレーム受信部50からのフレームデ
ータ入力信号FIが論理「0」レベルとなり(図4
(c)の時刻t2 )、これに応じて組合せ論理回路部5
5から論理「1」レベルのカウントイネーブル信号CE
__が出力され、カウンタ30の入力端子3に加えられ
る(図4(j)参照)。このため、カウンタ30のカウ
ントが禁止される。そしてエラーコードERRを検査す
ることによりデータエラーが発生していないことが検出
されると、論理「1」レベルのデータ処理開始信号DS
が組合せ論理回路部57に加えられ、これに応じて該論
理回路部57から論理「0」レベルのロード信号LOA
D____がカウンタ30の入力端子8に加えられる
(図4(f)時刻t3 参照)。以後、ロード信号LOA
D____が論理「0」レベルでいる期間(図4(d)
時刻t3 〜時刻t4 参照)に、レジスタ52に格納され
た実データ数Nが再びカウンタ30でプリセットされ
る。そしてデータ処理開始信号DSを論理「0」レベル
にしてロード信号LOAD____を論理「1」レベル
に変化させ、プリセット状態が解除される。
【0018】さて、メモリ53からのデータの読みだし
をすべく、論理「1」レベルのデータ処理開始信号DS
に応じてデータ処理信号TSKは時刻t3 以後オンされ
ている。これに応じて組合せ論理回路部55から論理
「0」レベルのカウントイネーブル信号CE__が出力
され、カウンタ30の入力端子3に加えられる(図4
(j))。これにより実データ数Nのプリセット終了時
刻t4 以後カウンタ30にて実データ数Nからのカウン
トダウンが開始される。
【0019】ここで組合せ論理回路部56には図4
(f)に示すようにデ−タ部DIの1ビット長時間bの
1/2の周期b/2のデ−タ処理用クロック信号SCK
が入力されている。いま組合せ論理回路部56に加えら
れるデ−タ処理信号TSKがオンであるので組合せ論理
回路部56からカウンタ30の入力端子1にデ−タ処理
用クロック信号SCKが加えられることになる。しかし
て、カウンタ30はこのデ−タ処理用クロック信号SC
Kに同期して動作する。ここで図1に示すようにデ−タ
処理信号TSKがオンであるのでオア回路18からはフ
リップフロップ14の出力Q0の論理反転出力Q0
にかかわらず、論理「1」レベルの信号が出力されるこ
とになる。この論理「1」レベルの信号はフリップフロ
ップ15のカウントイネ−ブル入力端子CEに加えられ
る。これはフリップフロップ15のカウントイネ−ブル
入力端子CEに入力端子3、インバ−タを介して論理
「0」レベルのカウントイネ−ブル信号CE を加え
たのと同じことであり、フリップフロップ14とフリッ
プフロップ15は同じ動きをすることを意味する。すな
わち、フリップフロップ14、15では共にクロック信
号SCKの「0」から「1」への立ち上がりを捕らえて
信号SCKの1周期b/2ごとにその出力Q0、Q1の
論理状態が変化される(図4(d)、(e)、(f)の
矢印E、F、G、H参照)。ここでフリップフロップ1
5は実デ−タ数Nのプリセットが終了した時刻t4以
後、書き込み中(1デ−タ当たり2b時間)の4倍の速
度(1デ−タ当たり1/2b時間)で実デ−タ数Nをカ
ウントしているのがわかる。フリップフロップ16、1
7ではそのカウントイネ−ブル入力端子CEに前段のフ
リップフロップ15、16のボロ−信号が入力されてお
り、結局、フリップフロップ15、16、17は実デ−
タ数Nを出力Q1、Q2、Q3としてデ−タ書き込み時
の4倍の速度でダウンカウントする。
【0020】メモリ53にはデ−タの読みだしをすべく
デ−タ処理部54から読みだし信号がR加えられてい
る。そこで、フリップフロップ15、16、17の出力
Q1、Q2、Q3によりメモリ53のアドレスA0、A
1、A2を順次指定することによりデ−タ処理部54に
メモリ53から記憶されたN個のデ−タが出力DOとし
て順次読み出される。やがてデ−タ処理信号TSKがオ
フされて(図4(g)時刻t5参照)、これにともない
カウントイネ−ブル信号CE が論理「1」レベルとな
り、カウントが終了する(読みだしが終了する)。ここ
でこの読みだしに要する時間は図5(a)、(b)に示
すように書き込み時Tの1/4の時間で済むことがわか
る。
【0021】なお、実施例では、デ−タ処理時(読みだ
し時)のクロック信号の周期をデ−タ入力時(書き込み
時)のクロック信号の周期の2倍にしているが、同じ周
期とした場合もデ−タ処理(読みだし)の高速化が達成
される。すなわち、デ−タ処理時(読みだし時)のクロ
ック信号SCKの周期をデ−タ入力時(書き込み時)の
クロック信号RCKと同じbとすると、フリップフロッ
プ15の出力Q1の論理状態が変化する間隔(1カウン
トに要する時間)はbとなる。よって、読みだしに要す
る時間は書き込み時2bの1/2の時間bに短縮され、
高速化が達成されることになる。
【0022】なお、実施例では、論理「1」レベルの信
号をフロップフロップ15のカウントイネ−ブル入力端
子CEに入力することによりフロップフロップ15の出
力を最下位ビットをカウントするフロップフロップ14
と同じ周期で変化させてダウンカウントを高速に行うよ
うにしているが、アップカウントを高速に行う実施も可
能である。図6はオア回路18´の一方の端子にフロッ
プフロップ14の出力Q0を入力するとともに、他方の
端子にデ−タ処理信号TSKを入力し、オア回路18´
の出力をフリップフロップ15のカウントイネ−ブル入
力端子CEに入力させた実施例を示す。この場合、デ−
タ処理信号TSKがオンのときにオア回路18の出力が
論理「1」レベルとなりフロップフロップ15のカウン
トイネ−ブル入力端子CEに入力されるのでフロップフ
ロップ15はフリップフロップ14と同じ周期で変化し
てフロップフロップ15、16、17は高速にアップカ
ウントを行う。
【0023】また、最下位のビットばかりでなくそのつ
ぎの上位ビットもカウント上不要な場合には、図7に示
すようにフロップフロップ15ばかりでなく、フロップ
フロップ16のカウントイネ−ブル入力端子CEに論理
「1」レベルの信号を入力してダウンカウントを高速に
行う実施も可能である。
【0024】なお、また、図8に示すようにロ−ドを同
期式にする実施も可能である。図8においてオア回路2
0は図1のオア回路18と同一機能を有する。最下位ビ
ットばかりでなく、そのつぎの上位ビットも不要な場合
は同図(a)に示すようにオア回路22を付加すればよ
い。
【0025】なお、実施例ではカウンタとして4桁の同
期式バイナリカウンタに適用される場合について説明し
たが、本発明としてはこれに限定されることなく、桁数
は任意であり、また非同期式カウンタ(リップルカウン
タ)でもよく、また、BCD等任意のn進カウンタでも
よい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
なくとも最下位ビットのカウント出力が不要な処理を行
う場合に、カウンタに使用されるクロックパルス信号の
周期を高速にせずとも、その上位ビットのカウントを高
速に行なわせることができるようになる。このため、ク
ロックパルス信号周期の高速化によって招来するカウン
タの動作不能状態を回避しつつ、処理スピ−ドを向上さ
せることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るカウンタの実施例を示す図
で、最下位ビットが不要な場合にダウンカウントを高速
に行うことができるカウンタの回路構成図である。
【図2】図2は図1に示すカウンタを使用するデ−タ処
理装置の構成を概念的に示す図である。
【図3】図3は図2に示すフレ−ム受信部に入力される
デ−タフレ−ム信号のプロトコルを示す図である。
【図4】図4は図2の各部の信号のタイミングチャ−ト
である。
【図5】図5は図2の装置で行われるデ−タ書き込みと
デ−タ読みだしに要する時間を示すタイミングチャ−ト
であり、デ−タ読みだしに要する時間が短いことを説明
するために用いたタイミングチャ−トである。
【図6】図6は本発明に係るカウンタの他の実施例を示
す図で、最下位ビットが不要な場合にアップカウントを
高速に行うことができるカウンタの回路構成図である。
【図7】図7は本発明に係るカウンタの他の実施例を示
す図で、最下位ビットおよびその次の上位ビットが不要
な場合にダウンカウントを高速に行うことができるカウ
ンタの回路構成図である。
【図8】図8は本発明に係るカウンタの他の実施例を示
す図で、最下位ビットまたは最下位ビットとその次の上
位ビットの両方が不要な場合にダウンカウントを高速に
行うことができるカウンタの回路構成図である。
【符号の説明】
14 フリップフロップ 15 フリップフロップ 16 フリップフロップ 17 フリップフロップ 18 オア回路 30 カウンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウントイネ−ブル入力端子にカウ
    ントイネ−ブル信号を入力することによりクロックパル
    ス信号に同期して最下位ビットを前記クロックパルス信
    号の周期ごとに状態変化させてカウント出力する第1の
    フリップフロップと、カウントイネ−ブル入力端子に前
    記第1のフリップフロップのボロ−信号またはキャリイ
    信号を入力することにより前記クロックパルス信号に同
    期して前記最下位ビットの上位ビットを前記第1のフリ
    ップフロップのカウント出力の周期ごとに状態変化させ
    てカウント出力する第2のフリップフロップとを有した
    カウンタにおいて、 前記第2のフリップフロップのカウントイネ−ブル入力
    端子に前記第一のフリッピフロップから出力されるボロ
    −信号またはキャリィ信号の他に前記カウントイネ−ブ
    ル信号を強制的に入力することにより当該第2のフリッ
    プフロップを前記クロックパルス信号の周期ごとに状態
    変化させてカウント出力するようにしたカウンタ。
JP2408766A 1990-12-28 1990-12-28 カウンタ Expired - Lifetime JP2670905B2 (ja)

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