JP2670026B2 - チェンテンショナ - Google Patents

チェンテンショナ

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JP2670026B2
JP2670026B2 JP7171864A JP17186495A JP2670026B2 JP 2670026 B2 JP2670026 B2 JP 2670026B2 JP 7171864 A JP7171864 A JP 7171864A JP 17186495 A JP17186495 A JP 17186495A JP 2670026 B2 JP2670026 B2 JP 2670026B2
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Japan
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push rod
inclined surface
chain
rod
chain tensioner
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修 三宅
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Kawasaki Jukogyo KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0848Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
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    • F16H2007/0853Ratchets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、主として、内燃
機関のタイミングチェン装置に備えられるチェンテンシ
ョナに関し、特にプッシュロッド後退阻止機構として、
ラチェット機構を備えたチェンテンショナに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、ラチェット機構を備えた従来の
チェンテンショナを示しており、プッシュロッド51
は、テンショナケース53の内周孔55内に軸方向進退
自在に嵌合支持されると共に、コイルばね57により前
方に付勢され、前端当接部51aがテンショナスリッパ
7に略直角姿勢で当接している。先行技術として実開平
7−23844号がある。
【0003】後退阻止機構として設けられたラチェット
機構Rは、プッシュロッド51に形成されたラチェット
歯51bと、該ラチェット歯51bに噛み合う回動自在
なラチェット爪58と、ラチェット爪58に回動力を付
与するコイルばね60とから構成されている。
【0004】エンジンの運転によりチェンに伸びが生じ
ると、コイルばね57の弾性力により、チェンの伸びに
応じてラチェット歯51bの1ピッチずつプッシュロッ
ド51が前進していく。
【0005】ラチェット機構を有しないチェンテンショ
ナの従来技術としては、実公昭57−2757号に記載
されたものがあり、プッシュロッドの後端に傾斜面を形
成し、該傾斜面に当接する傾斜面を有する軸部材をプッ
シュロッドと直角に配置して、該軸部材をばねにより付
勢し、傾斜面同士のカム作用を介してプッシュロッドを
前進させるようにすると同時に、プッシュロッドを孔内
周面に押し付け、がたつきを防止するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前者のラチェット機構
を有する従来のチェンテンショナでは、ラチェット機構
の1ピッチより大きい範囲でのがたつきは防止できる
が、ラチェット機構の1ピッチ分のバックラッシュがあ
ることと、プッシュロッドとテンショナケースの内周孔
との間にも隙間があることにより、1ピッチ範囲内でが
たつきが生じるのを避けることはできない。特に、ラチ
ェット機構の噛み合い位置が切り換わる直前の状態で
は、ほぼ1ピッチに相当する大きさのがたつきが生じる
可能性もあり、チェン振れによる機械騒音が発生しやす
い。
【0007】後者のようにプッシュロッドと軸部材とを
L字形に配置して、傾斜面同士のカム機構を有するテン
ショナでは、広い配置スペースが必要となり、コンパク
ト性に欠ける。また、面接触による圧接構造であり、し
かも、プッシュロッドの移動の際には、上記面同士が擦
れる構造なので、チェンから大きな反力がかかった場合
等は、くさび効果により、傾斜面同士が密着する可能性
もある。特に、傾斜面間で発生しあるいは斜面間に侵入
する摩擦粉や汚れ油等が残存していると、大きな圧力で
擦すられて傾斜面に付着し、上記密着現象を一層助長す
る可能性がある。
【0008】さらに、後退阻止機構を備えていないの
で、チェンから大きな反力がかかると、プッシュロッド
が後退し、チェンのばたつきが充分に防止できない場合
がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
テンショナケースの内周孔に軸方向進退自在に支持され
たプッシュロッドを、軸方向後方のばね部材の弾性力に
より押圧してテンショナスリッパをチェンに圧接するチ
ェンテンショナにおいて、プッュロッドに形成された多
数のラチェット歯と、プッシュロッドの後退を阻止する
ようにラチェット歯に噛み合うラチェット爪よりなるラ
チェット機構を備え、プッシュロッドの軸方向の後端に
傾斜面を形成し、プッシュロッドと後方のばね部材との
間に、プッシュロッドの後端傾斜面に点接触あるいは線
接触する中間押圧部材を介在させていることを特徴とす
るチェンテンショナである。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のチ
ェンテンショナにおいて、中間押圧部材として、傾斜面
に当接する鋼球を保持してなる中間ロッドを配置してい
ることを特徴とするチェンテンショナである。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載のチ
ェンテンショナにおいて、中間押圧部材として、傾斜面
に当接するローラを保持してなる中間ロッドを配置して
いることを特徴とするチェンテンショナである。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載のチ
ェンテンショナにおいて、中間押圧部材として、傾斜面
に点接触あるいは線接触する突起部を一体に有する中間
ロッドを配置していることを特徴とするチェンテンショ
ナである。
【0013】
【作用】エンジンの運転によりチェンに伸びが生じる
と、それに応じてばね部材の弾性力により中間ロッド及
び鋼球、ローラあるいは突起部等を介してプッシュロッ
ドの傾斜面を軸方向前方に押す。これにより、プッシュ
ロッドには軸方向前方への押付け力と同時にカム作用に
よりプッシュロッド後端を径方向に内周孔へと押し付け
る押付け力が発生し、プシュロッドを前進させると共に
プッシュロッド後端部を内周孔に押し付け、バックラッ
シュ範囲内でのがたつきを防止する。
【0014】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]図1は、本願発明に係るテンショ
ナを自動二輪車のタイミングチェン伝動装置に装着した
状態を示しており、エンジンのクランクシャフト1と、
この上方に配置された1対のカムシャフト2,3とに亙
って三角形状にタイミングチェン4が架け渡されてお
り、このチェン4はエンジン運転中に矢印A方向に回行
される。
【0015】一方のカムシャフト3とクランクシャフト
1との間のチェン部分に沿ってチェンガイド5が配置さ
れ、他方のカムシャフト2とクランクシャフト1の間の
チェン部分に沿ってテンショナスリッパ7が配置されて
おり、該テンショナスリッパ7はクランクシャフト側に
設けられた回動支軸9に回動自在に支持されている。
【0016】本願発明に係るチェンテンショナTは、テ
ンショナスリッパ7に対し概ね直角な姿勢で配置され、
取付板8またはシリンダのようなエンジンの一部分に固
定されており、そのプッシュロッド11の先端押圧部1
1aがテンショナスリッパ7を押圧し、これを一定圧力
でチェン4に押し付けている。
【0017】図2は本願請求項1,2記載の発明を適用
したチェンテンショナTの縦断面図であり、テンショナ
スリッパ7側を前方と仮定して以下説明する。テンショ
ナケース12には、前後方向に貫通する断面形状円形の
内周孔15が形成され、該内周孔15には、前側から順
に前記プッシュロッド11、中間ロッド16及びコイル
ばね17が配置され、後端部にはばね受け兼ねじ蓋18
が螺着され、テンショナケース12の前端部には後退阻
止機構としてラチェット機構Rが設けられている。
【0018】プッシュロッド11は、前後方向移動自在
に内周孔15に嵌合支持されると共に前方へと突出し、
前端部には軸方向と直角に広がる前記押圧部11aが形
成され、軸方向後端には前下がり状の傾斜面11cが形
成され、該傾斜面11cの軸芯に対する角度θは、例え
ば30°程度に設定されている。プッシュロッド11の
中間部は半割り形状に形成されると共にその上面に多数
のラチェット歯11bが形成されている。
【0019】中間ロッド16は、前端が前記プッシュロ
ッド11の傾斜面11cと平行な傾斜面16aとなって
おり、該傾斜面16aの中央部に形成された凹部20内
に鋼球21が嵌着され、該鋼球21はプッシュロッド1
1の傾斜面11cに当接(点接触)している。中間ロッ
ド16の後部には小径のばねガイド部16bが形成され
ている。
【0020】コイルばね17は、ねじ蓋18と中間ロッ
ド16の間に縮設されており、該コイルばね17の弾性
力により中間ロッド16を前方に加圧し、鋼球21をプ
ッシュロッド11の傾斜面11cに押し付けている。
【0021】ラチェット機構Rは、支持ピン22を介し
てテンショナケース12に回動自在に支持されたラチェ
ット爪23と、該ラチェット爪23に矢印B方向への回
動力を付与するラチェット用コイルばね24と、前記ラ
チェット歯11bとから構成されており、コイルばね2
4の弾性力により、ラチェット爪23の前下端部に形成
された係合歯部23aをラチェット歯11bに噛み合わ
せ、プッシュロッド11の後退を阻止している。
【0022】該実施の形態の作用を説明する。エンジン
の運転により図1のチェン4が伸びると、それに応じて
図2のコイルばね17の弾性力により、中間ロッド16
及び鋼球21を介してプッシュロッド11が前進する。
これに伴い、ラチェット機構Rの噛み合い位置もプッシ
ュロッド突出量に対応して1ピッチづつ変更されてゆ
き、かつ、ラチェット機構Rの噛み合いにより、プッシ
ュロッド11の後退は阻止される。
【0023】また、上記ラチェット機構Rによる噛み合
い構造により、プッシュロッド11の軸方向のがたつき
を、ラチェット歯11bの1ピッチの範囲内に抑制す
る。
【0024】さらに、鋼球21の当接相手が傾斜面11
cであることにより、コイルばね17の弾性力はプッシ
ュロッド11に対してこれを軸方向に前進させる押付け
力と共に、プシュロッド11の後端部を上方へと押す押
付け力も発生させるので、該上向きの押付け力により、
プッシュロッド後端部は内周孔15に押し付けられ、こ
れにより、ラチェット歯11bの1ピッチ内での細かな
範囲のがたつきも防止することができる。特に、噛み合
い位置が次の段階に移る直前の状態では、ラチェット爪
23の歯部23aはラチェット歯11bの山部の頂上付
近に位置するため、ラチェット機構Rの噛み合い構造の
みでは従来そのがたつきを阻止できなかったが、上記の
ようにプッシュロッド11の後端部を内周孔15に押し
付けていることにより、上記がたつきも阻止することが
できる。
【0025】[第2の実施の形態]図3及び図4は、請
求項3記載の発明を適用した例であり、プッシュロッド
11とばね17との間に介在する中間押圧部材として、
ローラ30を備えた中間ロッド31を配置した例であ
る。中間ロッド31の前端部に左右1対のブラケット部
31aを形成して、該ブラケット部31aに軸方向と直
角な支軸32を介して回転自在にローラ30を支持し、
プッシュロッド11の後端傾斜面11cに当接させてい
る。ローラ30と傾斜面11cとは略線接触している。
【0026】その他の構成は図2に示す第1の実施の形
態と同じであり、同じ部品には同じ符号を付してある。
【0027】[第3の実施の形態]図5は、請求項4記
載の発明を適用した例であり、中間押圧部材として、中
間ロッド35の前端部に、プッシュロッド11の後端傾
斜面11cと点接触あるいは面接触する突起部35aを
一体形成した例である。該突起部35aの形状として
は、図面では点接触用に略円錐形に形成しているが、半
球形等各種形状を採用することが可能である。
【0028】さらに、突起部35aとしては、傾斜面と
線接触するように条突起形状とすることも可能である。
【0029】[第4の実施の形態]図6及び図7は、請
求項3記載の発明を適用した別の例であり、プッシュロ
ッド11とばね17との間に介在する中間押圧部材とし
て、ローラ40を備えた中間ロッド41を配置した例で
あるが、該ローラ40は、中間ロッド41に形成された
底の深い略半割円筒形状の保持孔42内に、圧入あるい
はかしめ等により、固定されている。ローラ40はプッ
シュロッド11の後端傾斜面11cに当接している。ロ
ーラ40と傾斜面11cとは略線接触している。
【0030】その他の構成は第1の実施の形態と同じで
あり、同じ部品には同じ符号を付してある。
【0031】[第5の実施の形態]図8は、請求項2記
載の発明を適用した別の例であり、中間ロッド46に保
持孔等は設けずに、中間ロッド46の前端面とプッシュ
ロッド11の傾斜面11cとの間に、鋼球48を挟持し
ている。中間ロッド46の前端面は、傾斜面には形成せ
ずに、軸方向とほぼ直角な面に形成しており、これによ
り中間押圧部材の加工を容易にしている。
【0032】[第6の実施の形態]ローラを利用する請
求項3記載の発明の別の例として、図8のようにプッシ
ュロッド11と中間ロッド46の前端面の間に、鋼球の
代わりにローラを挟持する構成を採用することもでき
る。この場合も、中間ロッド46の前端面は、傾斜面と
しては形成せずに、軸方向とほぼ直角な面に形成してあ
る。
【0033】[その他の実施の形態]プッシュロッド1
1の傾斜面11cの傾斜方向は、前記各実施例では、前
下がり状になっているが、後ろ下がり状の傾斜面でもよ
く、また、上方から見て、前方に行くに従い右側あるい
は左側へと傾斜する傾斜面としてもよい。プッシュロッ
ド後端の傾斜面11cの傾斜角θとしては、20°〜5
0°程度の範囲内で設定するのが好ましいが、30°程
度が最適である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本願請求項1記載の
発明によると、後退阻止用のラチェット機構を備えたチ
ェンテンショナにおいて、 (1)プッシュロッド後端に傾斜面11cを形成し、こ
れに点接触あるいは線接触する中間押圧部材、たとえば
鋼球21を有する中間ロッド16を、コイルばね17と
プッシュロッド11の間に介在させ、プッシュロッド1
1を軸方向の前方へ押し付けると同時に、プッシュロッ
ド後端部をテンショナケース内周孔15に押し付けてい
るので、ラチェット機構によるがたつき防止に加え、ラ
チェットの1ピッチ内の細かな範囲でのがたつきも効果
的に防止でき、チェンの振れ防止性能が向上し、機械騒
音の発生を低減できる。
【0035】(2)中間押圧部材に鋼球21,48、ロ
ーラ30,40あるいは突起部35aを設けることによ
り、プッシュロッド11の後端傾斜面11cに点接触あ
るいは線接触させているので、従来技術のような傾斜面
同士の面接触構造に比べ、接触部分に摩耗粉等が挟持さ
れることはなく、また、接触部に大きな摩擦力が発生す
ることもなく、プッシュロッド11と中間押圧部材とが
くさび効果により密着するおそれもない。
【0036】(3)プッシュロッド11、中間押圧部材
及びばね部材を、同一の内周孔15内に配置しているの
で、前記先行技術のように、プッシュロッドと軸部材と
をL字形に配置する場合に比べ、テンショナ全体をコン
パクトにすることができ、エンジン等への組付けも容易
になる。
【0037】請求項2記載の発明では、中間押圧部材と
して、鋼球21,48を有する中間ロッド16,46を
配置しているので、製造が簡単である。
【0038】請求項3記載の発明では、中間押圧部材と
して、ローラ30,40を有する中間ロッド31,41
を配置しているので、傾斜面11cと線接触状態とな
り、点接触に比べ、がたつき防止効果は安定する。
【0039】請求項4記載の発明では、中間押圧部材と
して突起部35aを一体に有する中間ロッド35を配置
しているので、部品点数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係るチェンテンショナの取付状態
を示す概略側面図である。
【図2】 請求項2記載の発明を適用したチェンテンシ
ョナの縦断面図である。
【図3】 請求項3記載の発明を適用したチェンテンシ
ョナの縦断面図である。
【図4】 図3のIV−IV断面図である。
【図5】 請求項4記載の発明を適用したチェンテンシ
ョナの縦断面図である。
【図6】 請求項3記載の発明を適用したチェンテンシ
ョナの別の例を示す縦断面図である。
【図7】 図6のVII−VII断面図である。
【図8】 請求項2記載の発明を適用したチェンテンシ
ョナの別の例を示す縦断面図である。
【図9】 従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
T チェンテンショナ R ラチェット機構 4 チェン 7 テンショナスリッパ 11 プッシュロッド 11b ラチェット歯 12 テンショナケース 15 内周孔 17 コイルばね 16,21 中間ロッド,鋼球(中間押圧部材) 23 ラチェット爪 30,31 ローラ,中間ロッド(中間押圧部材) 35 中間ロッド(中間押圧部材) 40,41 ローラ,中間ロッド(中間押圧部材) 46,48 中間ロッド,鋼球(中間押圧部材)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンショナケースの内周孔に軸方向進退
    自在に支持されたプッシュロッドを、軸方向後方のばね
    部材の弾性力により押圧してテンショナスリッパをチェ
    ンに圧接するチェンテンショナにおいて、プッュロッド
    に形成された多数のラチェット歯と、プッシュロッドの
    後退を阻止するようにラチェット歯に噛み合うラチェッ
    ト爪よりなるラチェット機構を備え、プッシュロッドの
    軸方向の後端に傾斜面を形成し、プッシュロッドと後方
    のばね部材との間に、プッシュロッドの後端傾斜面に点
    接触あるいは線接触する中間押圧部材を介在させている
    ことを特徴とするチェンテンショナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチェンテンショナにおい
    て、中間押圧部材として、傾斜面に当接する鋼球を保持
    してなる中間ロッドを配置していることを特徴とするチ
    ェンテンショナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のチェンテンショナにおい
    て、中間押圧部材として、傾斜面に当接するローラを保
    持してなる中間ロッドを配置していることを特徴とする
    チェンテンショナ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のチェンテンショナにおい
    て、中間押圧部材として、傾斜面に点接触あるいは線接
    触する突起部を一体に有する中間ロッドを配置している
    ことを特徴とするチェンテンショナ。
JP7171864A 1995-07-07 1995-07-07 チェンテンショナ Expired - Lifetime JP2670026B2 (ja)

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