JP2669714B2 - 部品供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 部品収納ラックに収納される比較的大きな軽量の部品
を取り出して規定位置にセットする部品供給装置に関
し、 小さな設置スペースを実現できるようにすることを目
的とし、 部品収納ラックに収納される部品を吸着する吸着手段
と、吸着手段を先端に保持して、空気の切り換えによ
り、吸着手段を吸着方向に移動する第1のシリンダ手段
と、吸着手段により引き出される部品を載置して、その
部品を第1のシリンダ手段の駆動方向に搬送するコンベ
ア手段と、空気の切り換えにより、第1のシリンダ手段
を反重力方向に移動することで、コンベア手段による部
品の搬送を可能にる第2のシリンダ手段と、コンベア手
段と同一の搬送方向を持つことでコンベア手段から部品
を受け取り、その受け取った部品を規定位置まで搬送す
る接続コンベア手段と、吸着手段、第1のシリンダ手
段、コンベア手段及び第2のシリンダ手段で構成される
部品供給機構を、部品収納ラックの任意の位置に移動す
るとともに、接続コンベア手段の位置に移動する移動機
構とを備え、第2のシリンダ手段は、移動機構による部
品供給機構の接続コンベア手段の位置までの移動処理が
完了し、かつ、第1のシリンダ手段の引き戻し処理が完
了した後に、第1のシリンダ手段を反重力方向に移動
し、コンベア手段は、移動機構による部品供給機構の接
続コンベア手段の位置までの移動処理が完了し、かつ、
第2のシリンダ手段による第1のシリンダ手段の反動力
方向への移動処理が完了した後に、吸着手段により引き
出された部品を接続コンベア手段に搬送していくように
構成する。
を取り出して規定位置にセットする部品供給装置に関
し、 小さな設置スペースを実現できるようにすることを目
的とし、 部品収納ラックに収納される部品を吸着する吸着手段
と、吸着手段を先端に保持して、空気の切り換えによ
り、吸着手段を吸着方向に移動する第1のシリンダ手段
と、吸着手段により引き出される部品を載置して、その
部品を第1のシリンダ手段の駆動方向に搬送するコンベ
ア手段と、空気の切り換えにより、第1のシリンダ手段
を反重力方向に移動することで、コンベア手段による部
品の搬送を可能にる第2のシリンダ手段と、コンベア手
段と同一の搬送方向を持つことでコンベア手段から部品
を受け取り、その受け取った部品を規定位置まで搬送す
る接続コンベア手段と、吸着手段、第1のシリンダ手
段、コンベア手段及び第2のシリンダ手段で構成される
部品供給機構を、部品収納ラックの任意の位置に移動す
るとともに、接続コンベア手段の位置に移動する移動機
構とを備え、第2のシリンダ手段は、移動機構による部
品供給機構の接続コンベア手段の位置までの移動処理が
完了し、かつ、第1のシリンダ手段の引き戻し処理が完
了した後に、第1のシリンダ手段を反重力方向に移動
し、コンベア手段は、移動機構による部品供給機構の接
続コンベア手段の位置までの移動処理が完了し、かつ、
第2のシリンダ手段による第1のシリンダ手段の反動力
方向への移動処理が完了した後に、吸着手段により引き
出された部品を接続コンベア手段に搬送していくように
構成する。
本発明は、部品収納ラックに収納される比較的大きな
軽量の部品を取り出して規定位置にセットする部品供給
装置に関し、特に小さな設置スペースを実現できるよう
にする部品供給装置に関するものである。
軽量の部品を取り出して規定位置にセットする部品供給
装置に関し、特に小さな設置スペースを実現できるよう
にする部品供給装置に関するものである。
小型部品の組立分野では、自動化が進んでいるもの
の、比較的大きな軽量部品を取り扱う組立分野では、部
品が大きいために、その部品を組立ラインに供給するた
めの部品供給装置の設備自体が大きくなってしまうこと
で、自動化があまり進んでいないというのが実情であ
る。これから、部品収納ラックに収納される比較的大き
な軽量部品を取り出して組み立てラインに供給する部品
供給装置の小型化を図ることで、そのような部品を取り
扱う組立分野での自動化を促進していく必要があるので
ある。
の、比較的大きな軽量部品を取り扱う組立分野では、部
品が大きいために、その部品を組立ラインに供給するた
めの部品供給装置の設備自体が大きくなってしまうこと
で、自動化があまり進んでいないというのが実情であ
る。これから、部品収納ラックに収納される比較的大き
な軽量部品を取り出して組み立てラインに供給する部品
供給装置の小型化を図ることで、そのような部品を取り
扱う組立分野での自動化を促進していく必要があるので
ある。
部品収納ラックに収納される比較的大きな軽量部品を
取り出して組立ラインに供給する従来の部品供給装置で
は、第5図に示すように、部品収納ラック30の収納位置
対応に備えられて、対応の収納位置に収納される部品31
を押し出すプッシャ32と、プッシャ32の設置される収納
ラック面とは反対側の収納ラック面に備えられて、プッ
シヤ32により押し出される部品31を受け取るべく用意さ
れる部品台33と、この部品台33を上下左右方向に移動す
る移動機構34とを備えることで、部品収納ラック30に収
納される比較的大きな軽量の部品31を組立ラインに供給
するという構成を採っていた。すなわち、部品31を組立
ラインに供給するときには、移動機構34の移動処理に従
って、部品台33を供給対象の部品31の収納ラック位置に
移動させ、次に、供給対象の部品を押し出すプッシャ32
を駆動することで、部品台33上に供給対象の部品31を押
し出し、続いて、移動機構34の移動処理に従って部品台
33を組立ラインに接続する規定の位置にセットしていく
ことで、部品収納ラック30に収納される部品31を組立ラ
インに供給していくように処理していたのである。
取り出して組立ラインに供給する従来の部品供給装置で
は、第5図に示すように、部品収納ラック30の収納位置
対応に備えられて、対応の収納位置に収納される部品31
を押し出すプッシャ32と、プッシャ32の設置される収納
ラック面とは反対側の収納ラック面に備えられて、プッ
シヤ32により押し出される部品31を受け取るべく用意さ
れる部品台33と、この部品台33を上下左右方向に移動す
る移動機構34とを備えることで、部品収納ラック30に収
納される比較的大きな軽量の部品31を組立ラインに供給
するという構成を採っていた。すなわち、部品31を組立
ラインに供給するときには、移動機構34の移動処理に従
って、部品台33を供給対象の部品31の収納ラック位置に
移動させ、次に、供給対象の部品を押し出すプッシャ32
を駆動することで、部品台33上に供給対象の部品31を押
し出し、続いて、移動機構34の移動処理に従って部品台
33を組立ラインに接続する規定の位置にセットしていく
ことで、部品収納ラック30に収納される部品31を組立ラ
インに供給していくように処理していたのである。
しかしながら、このような従来技術では、部品31を取
り出すために、部品収納ラック30の前後に、プッシャ32
のための設置スペースと、移動機構34のための設置スペ
ースという2つの広い設置スペースを要求されることに
なるという問題点があった。そして、このような従来技
術では、第5図にも示すように、部品31を部品収納ラッ
ク30に1段構成でしか収納することができないために、
部品収納ラック30に収納できる部品31の個数が少なくな
るという問題点もあったのである。
り出すために、部品収納ラック30の前後に、プッシャ32
のための設置スペースと、移動機構34のための設置スペ
ースという2つの広い設置スペースを要求されることに
なるという問題点があった。そして、このような従来技
術では、第5図にも示すように、部品31を部品収納ラッ
ク30に1段構成でしか収納することができないために、
部品収納ラック30に収納できる部品31の個数が少なくな
るという問題点もあったのである。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、
部品収納ラックに収納される比較的大きな軽量の部品を
取り出して規定位置にセットする部品供給装置を小さな
設置スペースで実現できるようにすることを目的とする
ものである。
部品収納ラックに収納される比較的大きな軽量の部品を
取り出して規定位置にセットする部品供給装置を小さな
設置スペースで実現できるようにすることを目的とする
ものである。
この目的を達成するために、本発明では、部品収納ラ
ックに収納される部品を吸着する吸着手段と、吸着手段
を先端に保持して、空気の切り換えにより、吸着手段を
吸着方向に移動する第1のシリンダ手段と、吸着手段に
より引き出される部品を載置して、その部品を第1シリ
ンダ手段の駆動方向に搬送するコンベア手段と、空気の
切り換えにより、第1のシリンダ手段を反重力方向に移
動することで、コンベア手段による部品の搬送を可能に
する第2のシリンダ手段と、コンベア手段と同一の搬送
方向を持つことでコンベア手段から部品を受け取り、そ
の受け取った部品ほ規定位置まで搬送する接続コンベア
手段と、吸着手段、第1のシリンダ手段、コンベア手段
及び第2のシリンダ手段で構成される部品供給機構を、
部品収納ラックの任意の位置に移動するとともに、接続
コンベア手段の位置に移動する移動機能とを備え、第2
のシリンダ手段は、移動機構による部品供給機構の接続
コンベア手段の位置までの移動処理が完了し、かつ、第
1のシリンダ手段の引き戻し処理が完了した後に、第1
のシリンダ手段を反動力方向に移動し、コンベア手段
は、移動機構による部品供給機構の接続コンベア手段の
位置までの移動処理が完了し、かつ、第2のシリンダ手
段による第1のシリンダ手段の反重力方向への移動処理
が完了した後に、吸着手段により引き出された部品を接
続コンベア手段に搬送していくように構成する。
ックに収納される部品を吸着する吸着手段と、吸着手段
を先端に保持して、空気の切り換えにより、吸着手段を
吸着方向に移動する第1のシリンダ手段と、吸着手段に
より引き出される部品を載置して、その部品を第1シリ
ンダ手段の駆動方向に搬送するコンベア手段と、空気の
切り換えにより、第1のシリンダ手段を反重力方向に移
動することで、コンベア手段による部品の搬送を可能に
する第2のシリンダ手段と、コンベア手段と同一の搬送
方向を持つことでコンベア手段から部品を受け取り、そ
の受け取った部品ほ規定位置まで搬送する接続コンベア
手段と、吸着手段、第1のシリンダ手段、コンベア手段
及び第2のシリンダ手段で構成される部品供給機構を、
部品収納ラックの任意の位置に移動するとともに、接続
コンベア手段の位置に移動する移動機能とを備え、第2
のシリンダ手段は、移動機構による部品供給機構の接続
コンベア手段の位置までの移動処理が完了し、かつ、第
1のシリンダ手段の引き戻し処理が完了した後に、第1
のシリンダ手段を反動力方向に移動し、コンベア手段
は、移動機構による部品供給機構の接続コンベア手段の
位置までの移動処理が完了し、かつ、第2のシリンダ手
段による第1のシリンダ手段の反重力方向への移動処理
が完了した後に、吸着手段により引き出された部品を接
続コンベア手段に搬送していくように構成する。
このように構成される本発明の部品供給装置では、移
動機構が、部品供給機構を部品収納ラックの指定の位置
に移動すると、第1のシリンダ手段が、吸着手段を部品
収納ラックの部品に当接させ、これを受けて、吸着手段
が、部品を吸着する。
動機構が、部品供給機構を部品収納ラックの指定の位置
に移動すると、第1のシリンダ手段が、吸着手段を部品
収納ラックの部品に当接させ、これを受けて、吸着手段
が、部品を吸着する。
続いて、第1のシリンダ手段が、吸着手段をコンベア
手段まで引き込むことで、部品収納ラックから部品を引
き出してコンベア手段に載置し、これを受けて、吸着手
段が部品の吸着を解除する。
手段まで引き込むことで、部品収納ラックから部品を引
き出してコンベア手段に載置し、これを受けて、吸着手
段が部品の吸着を解除する。
続いて、移動機構が部品供給機構を接続コンベア手段
の位置に移動し、かつ、第1のシリンダ手段が部品の引
き戻しを完了すると、第2のシリンダ手段は、第1のシ
リンダ手段を反重力方向に移動することで、コンベア手
段に載置された部品の搬送を可能にし、これを受けて、
コンベア手段は、移動機構が部品供給機構を接続コンベ
ア手段の位置に移動し、かつ、第2のシリンダ手段によ
る第1のシリンダ手段の移動処理が完了した後に、吸着
手段により引き出された部品を接続コンベア手段に搬送
していくことで、その部品を規定の位置にセットする。
の位置に移動し、かつ、第1のシリンダ手段が部品の引
き戻しを完了すると、第2のシリンダ手段は、第1のシ
リンダ手段を反重力方向に移動することで、コンベア手
段に載置された部品の搬送を可能にし、これを受けて、
コンベア手段は、移動機構が部品供給機構を接続コンベ
ア手段の位置に移動し、かつ、第2のシリンダ手段によ
る第1のシリンダ手段の移動処理が完了した後に、吸着
手段により引き出された部品を接続コンベア手段に搬送
していくことで、その部品を規定の位置にセットする。
このように、本発明によれば、部品供給装置が部品収
納ラックの前面しか使用しないで済むようになることか
ら、小さな設置スペースでもって部品収納ラックに収納
される部品を組立ライン等に供給できるようになる。
納ラックの前面しか使用しないで済むようになることか
ら、小さな設置スペースでもって部品収納ラックに収納
される部品を組立ライン等に供給できるようになる。
以下、実施例に従って本発明を詳細に説明する。
最初に、第1図に示す原理構成図に従って本発明の概
要を説明する。
要を説明する。
図中、1は部品収納ラックであって、比較的大きな軽
量の部品を収納するもの、2は部品収納ラック1に収納
される部品、3は部品供給装置を構成する引出手段であ
って、部品2を引き出すもの、4は引出手段3の備える
ハンドリング機構であって、部品2をハンドリングする
もの、5は部品供給装置を構成する移動手段であって、
引出手段3を上下左右方向に移動するもの、6は引出手
段3に対応付けて具備されるコンベア手段であって、引
出手段により引き出された部品2を載置して、その引き
出し方向に移動させるものである。
量の部品を収納するもの、2は部品収納ラック1に収納
される部品、3は部品供給装置を構成する引出手段であ
って、部品2を引き出すもの、4は引出手段3の備える
ハンドリング機構であって、部品2をハンドリングする
もの、5は部品供給装置を構成する移動手段であって、
引出手段3を上下左右方向に移動するもの、6は引出手
段3に対応付けて具備されるコンベア手段であって、引
出手段により引き出された部品2を載置して、その引き
出し方向に移動させるものである。
このように構成される本発明では、部品収納ラック1
に収納される部品2を取り出して組立ラインに供給する
場合、先ず最初に、移動手段5が、引出手段3を供給対
象の部品2の収納位置に移動する。
に収納される部品2を取り出して組立ラインに供給する
場合、先ず最初に、移動手段5が、引出手段3を供給対
象の部品2の収納位置に移動する。
続いて、引出手段3が、ハンドリング機構4により供
給対象の部品2をハンドリングして引き出すとともに、
その引き出した部品2をコンベア手段6上に載置する。
給対象の部品2をハンドリングして引き出すとともに、
その引き出した部品2をコンベア手段6上に載置する。
続いて、移動手段5が、引出手段3を組立ラインに接
続する所定の位置に移動する。このとき、引出手段3
は、ハンドリング機構4をコンベア手段6の移動処理の
妨げとならない位置に移動していく。
続する所定の位置に移動する。このとき、引出手段3
は、ハンドリング機構4をコンベア手段6の移動処理の
妨げとならない位置に移動していく。
そして、最後に、コンベア手段6が、移動手段5によ
る移動処理が完了し、かつ、引出手段3によるハンドリ
ング機構4の移動が完了すると、載置された部品2を引
き出し方向に移動していくことで、引き出された部品2
を組立ラインに供給する。
る移動処理が完了し、かつ、引出手段3によるハンドリ
ング機構4の移動が完了すると、載置された部品2を引
き出し方向に移動していくことで、引き出された部品2
を組立ラインに供給する。
次に、詳細な実施例に従って本発明を説明する。
第2図に、本発明の部品供給装置を配置する組立ライ
ンま全体構成を図示する。図中、10は部品を搬送する搬
送ライン、11は搬送ライン10に部品をセッティングする
ロボット機構、12は搬送ライン10に供給される部品を収
納する部品収納ラック、13は供給対象となる部品、14は
本発明により構成される部品供給装置、15は部品供給装
置14により取り出された部品13をロボット機構11に供給
する接続コンベアである。本発明の部品供給装置14の扱
う部品13としては、例えば、パーソナルコンピュータの
本体カバー部品のような比較的大きな軽量部品が対象と
されることになる 部品供給装置14は、部品13を収納ラック12から引き出
して接続コンベア15に供給する部品供給機構16と、この
部品供給機構16の移動処理を司る移動機構17とから構成
されることになる。この移動機構17は、部品供給機構16
を部品収納ラック12の各収納位置に移動させるととも
に、部品13が部品収納ラック12から引き出されるとき
に、部品供給機構16を接続コンベア15の設置位置に移動
させる移動処理を実行することになる。
ンま全体構成を図示する。図中、10は部品を搬送する搬
送ライン、11は搬送ライン10に部品をセッティングする
ロボット機構、12は搬送ライン10に供給される部品を収
納する部品収納ラック、13は供給対象となる部品、14は
本発明により構成される部品供給装置、15は部品供給装
置14により取り出された部品13をロボット機構11に供給
する接続コンベアである。本発明の部品供給装置14の扱
う部品13としては、例えば、パーソナルコンピュータの
本体カバー部品のような比較的大きな軽量部品が対象と
されることになる 部品供給装置14は、部品13を収納ラック12から引き出
して接続コンベア15に供給する部品供給機構16と、この
部品供給機構16の移動処理を司る移動機構17とから構成
されることになる。この移動機構17は、部品供給機構16
を部品収納ラック12の各収納位置に移動させるととも
に、部品13が部品収納ラック12から引き出されるとき
に、部品供給機構16を接続コンベア15の設置位置に移動
させる移動処理を実行することになる。
第3図に、部品供給機構16の詳細な一実施例を図示す
る。この図に示すように、部品供給機構16は、部品13を
吸着する吸着パット18と、空気圧の切り換えにより吸着
パット18の前後方向(部品収納ラック12に対向する方
向)への移動を実行する第1のシリンダ19と、吸着パッ
ト18により吸着された部品13を載置して、その載置され
た部品13を第1のシリンダ19の駆動方向に移動するコン
ベア20と、空気圧の切り換えにより吸着パット18及び第
1のシリンダ19を上下方向に移動する第2のシリンダ21
と、第1のシリンダ19の駆動位置を検出する第1のシリ
ンダセンサ22と、第2のシリンダ21の駆動位置を検出す
る第2のシリンダセンサ23と、コンベア20に載置される
部品13の移動状態を検出するコンベアセンサ24とにより
構成されることになる。ここで、第1のシリンダセンサ
22は、第1のシリンダ19の押し出し状態を検出するセン
サ22aと、第1のシリンダ19の引き戻し状態を検出する
センサ22bとから構成され、第2のシリンダセンサ23
は、第2のシリンダ21の押し出し状態を検出するセンサ
23aと、第2のシリンダ21の引き戻し状態を検出するセ
ンサ23bとから構成され、コンベアセンサ24は、部品13
がコンベア20に入ってきた状態を検出するセンサ24a
と、部品13がコンベア20から出ていく状態を検出するセ
ンサ24bとから構成されることになる。なお、図中、25
はコンベア20の駆動に用いられるコンベア駆動モータを
表している。
る。この図に示すように、部品供給機構16は、部品13を
吸着する吸着パット18と、空気圧の切り換えにより吸着
パット18の前後方向(部品収納ラック12に対向する方
向)への移動を実行する第1のシリンダ19と、吸着パッ
ト18により吸着された部品13を載置して、その載置され
た部品13を第1のシリンダ19の駆動方向に移動するコン
ベア20と、空気圧の切り換えにより吸着パット18及び第
1のシリンダ19を上下方向に移動する第2のシリンダ21
と、第1のシリンダ19の駆動位置を検出する第1のシリ
ンダセンサ22と、第2のシリンダ21の駆動位置を検出す
る第2のシリンダセンサ23と、コンベア20に載置される
部品13の移動状態を検出するコンベアセンサ24とにより
構成されることになる。ここで、第1のシリンダセンサ
22は、第1のシリンダ19の押し出し状態を検出するセン
サ22aと、第1のシリンダ19の引き戻し状態を検出する
センサ22bとから構成され、第2のシリンダセンサ23
は、第2のシリンダ21の押し出し状態を検出するセンサ
23aと、第2のシリンダ21の引き戻し状態を検出するセ
ンサ23bとから構成され、コンベアセンサ24は、部品13
がコンベア20に入ってきた状態を検出するセンサ24a
と、部品13がコンベア20から出ていく状態を検出するセ
ンサ24bとから構成されることになる。なお、図中、25
はコンベア20の駆動に用いられるコンベア駆動モータを
表している。
次に、第4図に示すタイムチャートら従って、このよ
うに構成される本発明の部品供給装置14の動作処理につ
いて説明する。
うに構成される本発明の部品供給装置14の動作処理につ
いて説明する。
移動機構17が、部品供給機構16を供給対象の部品13の
収納位置に移動させると、第1のシリンダ19が駆動され
て押し出される。第1のシリンダセンサ22aが、この第
1のシリンダ19の押し出し状態を検出すると、吸着パッ
ト18が駆動されて、供給対象の部品13を吸着してハンド
リングする。続いて、コンベア駆動モータ25が駆動され
るとともに、第1のシリンダ19の引き戻し処理が実行さ
れることで、コンベア20が、この吸着された部品13を引
き込んでいく。コンベアセンサ24aが、この部品13の引
き込み状態を検出すると、コンベア駆動モータ25の駆動
が停止される。そして、第1のシリンダ19の引き戻し処
理の完了する前に、吸着パッと18の駆動が解除されて、
引き込まれた部品13がコンベア20に載置されることにな
る。
収納位置に移動させると、第1のシリンダ19が駆動され
て押し出される。第1のシリンダセンサ22aが、この第
1のシリンダ19の押し出し状態を検出すると、吸着パッ
ト18が駆動されて、供給対象の部品13を吸着してハンド
リングする。続いて、コンベア駆動モータ25が駆動され
るとともに、第1のシリンダ19の引き戻し処理が実行さ
れることで、コンベア20が、この吸着された部品13を引
き込んでいく。コンベアセンサ24aが、この部品13の引
き込み状態を検出すると、コンベア駆動モータ25の駆動
が停止される。そして、第1のシリンダ19の引き戻し処
理の完了する前に、吸着パッと18の駆動が解除されて、
引き込まれた部品13がコンベア20に載置されることにな
る。
この部品13の引き込み処理時に、移動機構17は、部品
供給機構16を接続コンベア15の設置位置に移動させてい
く。そして、この移動処理が完了し、かつ、第1のシリ
ンダ19の引き戻し処理が完了すると、第2のシリンダ21
が押し出されることで、吸着パット18及び第1のシリン
ダ19が上方向に移動し、コンベア20上に載置された部品
13のコンベア20上での後方向への移動が可能になる。こ
の状態になると、再度、コンベア駆動モータ25が駆動さ
れることで、コンベア20が、載置されている部品13を後
方向へ移動し、この移動処理を受けて、接続コンベア15
が、送られてくる部品13を受け取ってロボット機構11の
処理位置にセッティングしていく。
供給機構16を接続コンベア15の設置位置に移動させてい
く。そして、この移動処理が完了し、かつ、第1のシリ
ンダ19の引き戻し処理が完了すると、第2のシリンダ21
が押し出されることで、吸着パット18及び第1のシリン
ダ19が上方向に移動し、コンベア20上に載置された部品
13のコンベア20上での後方向への移動が可能になる。こ
の状態になると、再度、コンベア駆動モータ25が駆動さ
れることで、コンベア20が、載置されている部品13を後
方向へ移動し、この移動処理を受けて、接続コンベア15
が、送られてくる部品13を受け取ってロボット機構11の
処理位置にセッティングしていく。
このようにして、部品供給装置14は、部品収納ラック
12に格納される比較的大きな軽量の部品13を組立ライン
に供給していく処理を実行していくことになる。
12に格納される比較的大きな軽量の部品13を組立ライン
に供給していく処理を実行していくことになる。
以上説明したように、本発明によれば、部品収納ラッ
クに収納される比較的大きな軽量の部品を取り出して規
定位置にセットする部品供給装置を小さな設置スペース
でもって実現できるようになる。これにより、これまで
自動化の遅れていた比較的大きな軽量部品を扱う組立分
野での自動化が可能になるのである。そして、部品収納
ラックに部品が複数段構成でもって収納されていてもよ
いので、部品収納ラックに部品を多く収納できるという
利点もある。
クに収納される比較的大きな軽量の部品を取り出して規
定位置にセットする部品供給装置を小さな設置スペース
でもって実現できるようになる。これにより、これまで
自動化の遅れていた比較的大きな軽量部品を扱う組立分
野での自動化が可能になるのである。そして、部品収納
ラックに部品が複数段構成でもって収納されていてもよ
いので、部品収納ラックに部品を多く収納できるという
利点もある。
第1図は本発明の原理構成図、 第2図は本発明の部品供給装置を配置する組立ラインの
全体構成図、 第3図は本発明の部品供給装置の備える部品供給機構の
一実施例、 第4図は本発明の部品供給装置の実行するタイムチャー
ト、 第5図は従来技術の説明図である。 図中、1は部品供給ラック、2は部品、3は引出手段、
4はハンドリング機構、5は移動手段、6はコンベア手
段である。
全体構成図、 第3図は本発明の部品供給装置の備える部品供給機構の
一実施例、 第4図は本発明の部品供給装置の実行するタイムチャー
ト、 第5図は従来技術の説明図である。 図中、1は部品供給ラック、2は部品、3は引出手段、
4はハンドリング機構、5は移動手段、6はコンベア手
段である。
Claims (1)
- 【請求項1】部品収納ラックに収納される比較的大きな
軽量の部品を取り出して規定位置にセットする部品供給
装置であって、 部品収納ラックに収納される部品を吸着する吸着手段
と、 上記吸着手段を先端に保持して、空気の切り換えによ
り、上記吸着手段を吸着方向に移動する第1のシリンダ
手段と、 上記吸着手段により引き出される部品を載置して、該部
品を上記第1のシリンダ手段の駆動方向に搬送するコン
ベア手段と、 空気の切り換えにより、上記第1のシリンダ手段を反重
力方向に移動することで、上記コンベア手段による部品
の搬送を可能にする第2のシリンダ手段と、 上記コンベア手段と同一の搬送方向を持つことで上記コ
ンベア手段から部品を受け取り、その受け取った部品を
規定位置まで搬送する接続コンベア手段と、 上記吸着手段、上記第1のシリンダ手段、上記コンベア
手段及び上記第2のシリンダ手段で構成される部品供給
機構を、部品収納ラックの任意の位置に移動するととも
に、上記接続コンベア手段の位置に移動する移動機構と
を備え、 上記第2のシリンダ手段は、上記移動機構による上記部
品供給機構の上記接続コンベア手段の位置までの移動処
理が完了し、かつ、上記第1のシリンダ手段の引き戻し
処理が完了した後に、上記第1のシリンダ手段を反重力
方向に移動し、 上記コンベア手段は、上記移動機構による上記部品供給
機構の上記接続コンベア手段の位置までの移動処理が完
了し、かつ、上記第2のシリンダ手段による上記第1の
シリンダ手段の反重力方向への移動処理が完了した後
に、上記吸着手段により引き出された部品を上記接続コ
ンベア手段に搬送していくよう処理することを、 特徴とする部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2313173A JP2669714B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2313173A JP2669714B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 部品供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04182204A JPH04182204A (ja) | 1992-06-29 |
JP2669714B2 true JP2669714B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=18037988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2313173A Expired - Fee Related JP2669714B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2669714B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3459534B2 (ja) * | 1997-03-27 | 2003-10-20 | 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ | 電子部品装着装置における部品供給装置 |
DE10355876A1 (de) | 2003-11-25 | 2005-07-28 | Hauni Maschinenbau Ag | Anordnung zum Befüllen und/oder Entleeren von mit Artikeln gefüllten und/oder zu befüllenden Behältern sowie Handhabungsvorrichtung zum Transportieren der Behälter |
CN117900139B (zh) * | 2024-03-18 | 2024-06-07 | 太原福莱瑞达物流设备科技有限公司 | 一种多向分拣垛输送机 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5391276A (en) * | 1977-01-21 | 1978-08-10 | Daifuku Co Ltd | Pull-in conveyer |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP2313173A patent/JP2669714B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04182204A (ja) | 1992-06-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |