JP2669014B2 - 極性検出回路 - Google Patents
極性検出回路Info
- Publication number
- JP2669014B2 JP2669014B2 JP63303132A JP30313288A JP2669014B2 JP 2669014 B2 JP2669014 B2 JP 2669014B2 JP 63303132 A JP63303132 A JP 63303132A JP 30313288 A JP30313288 A JP 30313288A JP 2669014 B2 JP2669014 B2 JP 2669014B2
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- JP
- Japan
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- transistor
- polarity detection
- circuit
- emitter
- voltage
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は極性検出回路に関し、特に電話交換機におけ
る2線式信号方式をPCM回線で用いられるデジタル信号
方式へ変換する信号変換回路の極性検出回路に関する。
る2線式信号方式をPCM回線で用いられるデジタル信号
方式へ変換する信号変換回路の極性検出回路に関する。
従来、この種の極性検出回路は、第2図の回路図に示
すように、交換機の制御電圧Vcが入力端子1,2間に入力
され、この制御電圧Vcが全波整流回路9を経由してルー
プ形成回路10によりループバックされる。また、この制
御電圧Vcの極性を検出する回路は、トランジスタ5、ダ
イオード11、抵抗3、極性検出端子7からなる第1の電
圧電流変換回路と、トランジスタ6、ダイオード12、抵
抗4、極性検出端子8からなる第2の電圧電流変換回路
とから構成されている。ここで第1の電圧電流変換回路
は入力端子2側の制御電圧が高い場合、外部検出回路
(図示せず)から極性検出端子7に流れる電流をトラン
ジスタ5により制御する。また、第2の電圧電流変換回
路は入力端子1側の制御電圧が高い場合、外部検出回路
(図示せず)から極性検出端子8に流れる電流をトラン
ジスタ6により制御する。この回路構成において、ダイ
オード9,10はトランジスタ5,6のベースエミッタ間に逆
電圧がかかるのを防止するために接続されている。
すように、交換機の制御電圧Vcが入力端子1,2間に入力
され、この制御電圧Vcが全波整流回路9を経由してルー
プ形成回路10によりループバックされる。また、この制
御電圧Vcの極性を検出する回路は、トランジスタ5、ダ
イオード11、抵抗3、極性検出端子7からなる第1の電
圧電流変換回路と、トランジスタ6、ダイオード12、抵
抗4、極性検出端子8からなる第2の電圧電流変換回路
とから構成されている。ここで第1の電圧電流変換回路
は入力端子2側の制御電圧が高い場合、外部検出回路
(図示せず)から極性検出端子7に流れる電流をトラン
ジスタ5により制御する。また、第2の電圧電流変換回
路は入力端子1側の制御電圧が高い場合、外部検出回路
(図示せず)から極性検出端子8に流れる電流をトラン
ジスタ6により制御する。この回路構成において、ダイ
オード9,10はトランジスタ5,6のベースエミッタ間に逆
電圧がかかるのを防止するために接続されている。
上述した従来の極性検出回路は、トランジスタのベー
スエミッタ間の逆電圧保護のために、ダイオードを必要
としているので、回路部品が多くなる欠点がある。
スエミッタ間の逆電圧保護のために、ダイオードを必要
としているので、回路部品が多くなる欠点がある。
本発明の目的は、このような逆電圧保護用のダイオー
ドを必要とせず、トランジスタの接続方法のみで逆電圧
の保護を実現した極性検出回路を提供することにある。
ドを必要とせず、トランジスタの接続方法のみで逆電圧
の保護を実現した極性検出回路を提供することにある。
本発明の極性検出回路は、2線式通信回線において、
前記2線の一方の線に抵抗を経由してエミッタを接続
し、コレクタを第1の極性検出端子とする第1のトラン
ジスタと、前記第2線の他方の線に抵抗を経由してエミ
ッタを接続し、コレクタを第2の極性検出端子とする第
2のトランジスタとを備え、前記第1のトランジスタの
ベースが前記第2のトランジスタのエミッタに接続さ
れ、前記第2のトランジスタのベースが前記第1のトラ
ンジスタのエミッタに接続されている。
前記2線の一方の線に抵抗を経由してエミッタを接続
し、コレクタを第1の極性検出端子とする第1のトラン
ジスタと、前記第2線の他方の線に抵抗を経由してエミ
ッタを接続し、コレクタを第2の極性検出端子とする第
2のトランジスタとを備え、前記第1のトランジスタの
ベースが前記第2のトランジスタのエミッタに接続さ
れ、前記第2のトランジスタのベースが前記第1のトラ
ンジスタのエミッタに接続されている。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の回路図である。第1図の
実施例は、極性を検出する回路である第1の電圧電流変
換回路として、トランジスタ5、抵抗3、極性検出端子
7から構成され、第2の電圧電流変換回路として、トラ
ンジスタ6、抵抗4、極性検出端子8から構成される。
この第1および第2の電圧電流変換回路の極性検出機能
は従来例と同様である。今、制御電圧Vcの端子1の電位
が端子2の電位よりも高い場合抵抗3を経由してトラン
ジスタ6のベースに電流を流し、端子1,2間の電圧Vcは
抵抗3、トランジスタ6のベース・エミッタ、抵抗4の
経路で電流を流し、極性検出端子8からのコレクタ電流
を制御する。この動作と同時にトランジスタ6のベース
・エミッタ間のPN接合は、その電圧が極めて小さくな
り、トランジスタ5のベースエミッタに対して逆電圧保
護のダイオードとして動作する。同様に端子2の電位が
端子1の電位よりも高い場合、逆にトランジスタ5のベ
ースエミッタ間のPN接合は、トランジスタ6のベースエ
ミッタ間の逆電圧保護のダイオードとして動作する。こ
のようにトランジスタ5,6のエミッタ−ベース間を相互
に接続するのみで、保護ダイオードの不要な極性検出回
路が実現できる。
実施例は、極性を検出する回路である第1の電圧電流変
換回路として、トランジスタ5、抵抗3、極性検出端子
7から構成され、第2の電圧電流変換回路として、トラ
ンジスタ6、抵抗4、極性検出端子8から構成される。
この第1および第2の電圧電流変換回路の極性検出機能
は従来例と同様である。今、制御電圧Vcの端子1の電位
が端子2の電位よりも高い場合抵抗3を経由してトラン
ジスタ6のベースに電流を流し、端子1,2間の電圧Vcは
抵抗3、トランジスタ6のベース・エミッタ、抵抗4の
経路で電流を流し、極性検出端子8からのコレクタ電流
を制御する。この動作と同時にトランジスタ6のベース
・エミッタ間のPN接合は、その電圧が極めて小さくな
り、トランジスタ5のベースエミッタに対して逆電圧保
護のダイオードとして動作する。同様に端子2の電位が
端子1の電位よりも高い場合、逆にトランジスタ5のベ
ースエミッタ間のPN接合は、トランジスタ6のベースエ
ミッタ間の逆電圧保護のダイオードとして動作する。こ
のようにトランジスタ5,6のエミッタ−ベース間を相互
に接続するのみで、保護ダイオードの不要な極性検出回
路が実現できる。
以上説明したように本発明は、電圧電流変換回路を構
成する2個のトランジスタのベース・エミッタ間のPN接
合を相互に逆電圧保護用として利用することにより、従
来の逆電圧防止用のダイオードを必要とせず、少ない部
品数が極性検出回路を実現できる効果がある。
成する2個のトランジスタのベース・エミッタ間のPN接
合を相互に逆電圧保護用として利用することにより、従
来の逆電圧防止用のダイオードを必要とせず、少ない部
品数が極性検出回路を実現できる効果がある。
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は従来の極
性検出回路の回路図である。 1,2……入力端子、3,4……抵抗、5,6……トランジス
タ、7,8……極性検出端子、9……全波整流回路、10…
…ループ形成回路、11,12……ダイオード。
性検出回路の回路図である。 1,2……入力端子、3,4……抵抗、5,6……トランジス
タ、7,8……極性検出端子、9……全波整流回路、10…
…ループ形成回路、11,12……ダイオード。
Claims (1)
- 【請求項1】2線式通信回線において、前記2線の一方
の線に抵抗を経由してエミッタを接続しコレクタを第1
の極性検出端子とする第1のトランジスタと、前記第2
線の他方の線に抵抗を経由してエミッタを接続しコレク
タを第2の極性検出端子とする第2のトランジスタとを
備え、前記第1のトランジスタのベースが前記第2のト
ランジスタのエミッタに接続され、前記第2のトランジ
スタのベースが前記第1のトランジスタのエミッタに接
続されたことを特徴とする極性検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63303132A JP2669014B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 極性検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63303132A JP2669014B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 極性検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02148955A JPH02148955A (ja) | 1990-06-07 |
JP2669014B2 true JP2669014B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=17917269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63303132A Expired - Lifetime JP2669014B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 極性検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2669014B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9465088B2 (en) | 2014-01-28 | 2016-10-11 | Sensata Technologies, Inc. | Polarity insensitive hall effect sensor |
-
1988
- 1988-11-29 JP JP63303132A patent/JP2669014B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02148955A (ja) | 1990-06-07 |
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