JP2668553B2 - 靴の中敷 - Google Patents

靴の中敷

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JP2668553B2 JP63153036A JP15303688A JP2668553B2 JP 2668553 B2 JP2668553 B2 JP 2668553B2 JP 63153036 A JP63153036 A JP 63153036A JP 15303688 A JP15303688 A JP 15303688A JP 2668553 B2 JP2668553 B2 JP 2668553B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B17/00Insoles for insertion, e.g. footbeds or inlays, for attachment to the shoe after the upper has been joined
    • A43B17/10Insoles for insertion, e.g. footbeds or inlays, for attachment to the shoe after the upper has been joined specially adapted for sweaty feet; waterproof
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A43B1/00Footwear characterised by the material
    • A43B1/0045Footwear characterised by the material made at least partially of deodorant means

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、脱臭機能を有し、意匠性にも優れた靴の中
敷に関するものである。
従来の技術 生活が豊かになるにつれて、いわゆる悪臭と呼ばれる
臭いから、体臭やごく身近な生活臭についても、これら
を排除したという要求が高まりつつある。
その中でも、足の臭いは昔から毛嫌いされており、ま
た、生活様式の西洋化で、長時間靴やスリッパ等を履く
ようになってきているので、以前にも増して、気にする
人が増えている。
一方、脱臭剤の開発は盛んに行われ、従来の活性炭よ
り遥かに優れる物質も次々と生み出されてきている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、脱臭剤を靴やその中敷に担持させても、脱臭
剤本来の脱臭力が発揮されないと云う問題があった。
これは、靴を構成する素材が、紙、布類、発泡体、そ
れらの複合体の何れであっても、すなわち、紙料中に脱
臭剤を混合して紙に抄くにしても、紡糸原料中に混合し
て紡績するにしても、発泡体原料中に混合して発泡させ
るにしても、また、それらを複合させるにしても、脱臭
剤は何等かの高分子により被膜された状態でしか仕上げ
られないからである。これでは、臭気成分との接触が直
接的でなく、優れた脱臭力を期待できる筈がない。
また、中敷には、意匠的に格別な工夫が施されるよう
なこともなかった。
問題点を解決するための手段 したがって、上記問題点を解決するために、本第1発
明の靴の中敷は、酸化物系の微粉末脱臭剤を担持し、活
性種存在雰囲気下に曝されて、表面が微細にエッチング
され、もって、被膜が破壊されて微粉末脱臭剤の一部を
露出した熱溶融性の繊維が、シート状に配置されるとと
もに、各繊維は機械的または化学的に相互に結合されて
おり、結合にあたり、繊維を溶融、冷却固化した溶着筋
を全面に形成して結合強化していることを特徴とし、ま
た、本第2発明の中敷は、酸化物系の微粉末脱臭剤を担
持し、活性種存在雰囲気下に曝されて、表面が微細にエ
ッチングされ、もって、被膜が破壊されて微粉末脱臭剤
の一部を露出した熱溶融性の繊維が、シート状に配置さ
れ、且つ、各繊維が機械的または化学的に相互に結合さ
れてなる表シート材と、表シート材とは別の着色シート
材とを有し、着色シート材は表シート材の裏面に重着さ
れるとともに、表シート材の繊維が溶融、冷却固化して
できる溶着筋のところで表シート材と接合され、一方、
表の溶着筋のところでは着色シート材の色が投資できる
ようにしたことを特徴とする。
作用 イオン、ラジカル、電子、原子、レーザー光、放射
線、中でも電離性放射線、あるいはオゾン等の活性種
は、照射下等雰囲気下の対象物を、それら活性種の有す
るエネルギーによって、物理的、化学的、あるいはそれ
らの相互作用により、溶融、蒸発、酸化、侵食する。し
かも、その際のパワーをコントロールしたり、走査させ
たりすることによって、対象物の表面を微細にエッチン
グしたり、微細孔を全面に明けさせたりすることができ
るので、脱臭剤を担持した中敷材料を対象物として、活
性種存在雰囲気下に曝せば、それらの表面がエッチング
され、微細孔が施され、中敷としての本来の機能を失わ
ないうちに、微粉末脱臭剤と大気との直接接触を阻害し
ている被膜の破壊が行われる。これによって、微粉末脱
臭剤の一部が大気に露呈され、臭気成分との直接接触の
機会を多く持って、微粉末脱臭剤が本来の性能を発揮し
得るようになる。しかも、脱臭剤が酸化物系のものであ
れば、活性種存在雰囲気下に曝す処理によっても、変化
することなく、それ自身、安定した脱臭力を持続する。
さらに、この中敷材料は、結合にあたり、繊維を溶
融、冷却固化した溶着筋を全面に形成して結合強化して
あるから、通気性が確保された上で表面の摩耗、引掻強
度が格段に向上されており、中敷としての使用に耐え
る。また、この溶着筋が意匠性を向上し、現状若者等の
感覚にマッチし、購買力を喚起せしめることも可能とな
る。さらに、この溶着筋は通常透明ないし半透明となる
ので、裏面が透けて、その部分のみを着色したがごとく
することも可能となる。
実施例 次ぎに、本第1発明の一実施例を、二酸化チタンと酸
化亜鉛とを主成分とする白色の微粉末脱臭剤を含有させ
てナイロン糸として先ず紡糸し、これを適宜長さに切断
した後、これの繊維束を解してシート状に配置してホッ
トメルト接着剤にて各繊維を接結せしめ不織布様とし、
その後このシート状態にてオゾン雰囲気下に曝して、繊
維表面を微細にエッチングし、さらにその後、これを中
敷状に成形するとともにその全面に格子状の密着筋を形
成したものとして説明する。
二酸化チタンと酸化亜鉛とを主成分とした微粉末脱臭
剤は、チタン工業株式会社、日興リカ株式会社により現
在、通称TZ脱臭剤として出されており、このものは、二
酸化チタンと酸化亜鉛とを主体とし、幾分の水成分を含
んでなり、脱臭力を比較評価する目安としてのアンモニ
ア、硫化水素の低温、低濃度吸着性に特に優れる白色の
微粉末状のものであり、触媒作用によって悪臭分子を低
分子化することによって脱臭を図るとともに、さらに、
その酸化亜鉛は酸性ガスを化学吸着し、二酸化チタンは
アルカリ性ガスを物理吸着すると考えられるものであ
る。また、これは、水に可溶なチタン化合物と水に可溶
な亜鉛化合物との水溶液と、アルカリ水溶液とを混合
し、生成する沈殿物を乾燥して得られるもので、例え
ば、硫酸チタン、塩化チタン、硝酸チタン、硫酸亜鉛、
塩化亜鉛、硝酸亜鉛等、チタン化合物と亜鉛化合物とを
モル比で7:3〜3:7の範囲とした混成水溶液に、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、アンモニ
ア等のアルカリ水溶液を一部づつ又は全部を、40〜60℃
の反応温度にて、最終的にPH7〜9の範囲で混合し、生
成する沈澱物を150〜220℃で乾燥したものが好適とされ
ているものである。
一方、紡糸原料としては、例えば、ナイロン中に前記
TZ脱臭剤を混合して一旦ペレット状とし、これをマスタ
ーペレットとして、紡糸時、ナイロンのみのバージンペ
レットとこのマスターペレットを混合しても良いし、溶
融紡糸の際にTZ脱臭剤が混合されるようにしても良く、
何れにせよ、ナイロン−6・6、ナイロン−6、その
他、モノマー単体中にアミド基−CONH−を含む高分子物
質中にTZ脱臭剤が混合され、その微粉末がほぼ均一に分
散されるものであれば良い。なお、分散性が劣るようで
あれば、同一分子中に有機材料と結合する基と無機材料
に結合する基とを持ち合わせ、化学的に両者を結び付け
る、あるいは、化学反応を伴って親和性を改善する、い
わゆるカップリング剤、例えば、ビニルトリクロロシラ
ン等のシランカップリング剤、イソプロピルトリイソス
テアロイルチタネート等のチタニウム系カップリング剤
等で処理した微粉末脱臭剤を混合させるようにしても良
い。
この紡糸原料たる溶融状態のナイロンは口金より噴出
し、冷却固化して糸条となるが、その際、その粘性で、
TZ脱臭剤たる微粉末を適度に含有しつつ噴出してゆくの
で、冷却固化した糸中にはTZ脱臭剤が分散して存在する
こととなる。そして、その後空冷、吸湿等の処理等も経
るが、何れにせよ、微粉末脱臭剤を紡糸原料に混合する
以外は従来の紡糸工程と特に異なることなく製造される
ものである。そして、この糸は、適宜長さで切断され、
短い繊維状となった後、その繊維束が解かれ、ふわふわ
したワタ状にいわゆる開綿され、さらに、シリンダーへ
吹き付けられてウェブと称されるシート状に配置される
とともにホットメルト剤が振りかけられて、繊維相互が
結合した不織布様に仕上げられる。なお、このように微
粉末脱臭剤を繊維中に担持させると、紡糸工程での延伸
加工で繊維が引き延ばされることによって、微粉末脱臭
剤は繊維の表面上に現れ易くなる。
ところで、どのような紡糸原料を使用するにせよ、溶
融した原料中に微粉末脱臭剤が混合され、紡糸されるの
で、微粉末脱臭剤は原料たる高分子により被膜される。
実施例では、TZ脱臭剤の各微粉末の回りを極めて薄い層
ではあるが、ナイロンが被膜する状態となっており、こ
のため、従来は、どんな優れた脱臭剤を含有させた場合
でも、脱臭剤と臭気成分との接触は被膜を通した間接的
なものでしかなかった。
本実施例では、このように不織布様にした後、シート
状態で、オゾン雰囲気下に曝して、繊維の表面を微細に
エッチングして、繊維中の微粉末脱臭剤の一部を大気に
露呈させるようにしている。
なお、繊維の状態でこの処理を行っても良いが、その
後、不織布とする際にバインダー類による接着や繊維自
体の溶融によって再び一部被膜化されることもあり、ま
た、効率的にも劣るので、シート状態としてから同処理
を行うようにするのが望ましい。
そこで、これには、例えば、オゾン発生器からのオゾ
ン取出管をその表面に当てがいながらゆっくり移動させ
て全体を走査するようにしたり、全体をフィルターのよ
うにしてオゾンを透過させたり、オゾン取出管を連通し
た容器内にしばらく、例えば、1時間とが放置すれば、
オゾンの強力な酸化作用で、目に見えるような損傷は生
じず、それでいて、オゾンが接触した繊維表面は微細に
荒れ、繊維のTZ脱臭剤上の被膜が破られる。一方、脱臭
剤は元々酸化物であるから、そのまま安定して存在す
る。
この結果、TZ脱臭剤が大気に露呈されて、臭気成分と
直接接触の機会を多く持ち、本来の脱臭力を発揮し得る
ようになる。
なお、この状態においても、脱臭剤は繊維中に固定さ
れているのであるから、これが塵媒として分離してくる
ようなことはなく、優れた脱臭機能をも奏することので
きる不織布のシートが得られる。
そして、本実施例では、その後、全体が足裏型をし、
その内面全体に10mm角程度の格子状に凹凸面を形成した
金型を装着した高周波溶着機で溶着筋を形成するように
している。
この高周波溶着機は、基盤上方に油圧等で昇降自在な
加圧盤が対向しており、基盤に取り付けた金型と加圧盤
に取り付けた金型との間に前記シートを置き、加圧盤を
下降加圧してから、この基盤と加圧盤の金型間に高周波
を印加して、ナイロン繊維の内部発熱を促してこれらを
溶融させ、その後高周波をかけるのを停止して溶融部が
冷却するのを待って加圧盤を上昇し、融着完了した製品
を取り出せるようになっている。また、高周波をかけて
いる時、溶着部が過加圧にならないように加圧盤に背圧
をかけることもできるようになっている。
なお、金型は対称なものを一対としてそれぞれにセッ
トするようにしても良いが、例えば、加圧盤にこの金型
を用い、基盤には平らな型を用いるようにしても良い。
このため、金型の融着面に位置した繊維が溶融し合
い、冷却、固化すると、薄いフィルム状の金型に呼応し
た格子状の溶着筋が形成されることとなる。同時に中敷
としての外形も溶着筋として形成されるから、これに沿
って切り取れば図面のごとくの完成品となる。なお、図
面において、1は外形としての溶着筋、2は格子状の溶
着筋、3は溶着されない不織布の部分である。
このように、格子状の溶着筋が形成されることによっ
て、溶着されない部分の通気性に加え、溶着筋という大
きな通気路が形成されるため、足裏と全面接触する中敷
としても蒸れることがなく、同時に、繊維の結合が強化
されるため、足裏との摩擦、引っ掻きにも十分な強度を
有するようになる。
したがって、このような中敷であれば、脱臭剤本来の
脱臭力を発揮でき、十分な強度と通気性を有するものと
して実用に供することができる。
また、溶着されない部分は通常白色を呈しており、ま
た、溶着筋はフィルム状となって、透明ないし半透明状
となるので、全体に模様が付けられたようになり、意匠
的にも面白く仕上がっている。
ここで、さらに意匠的な変化を付けようとするなら、
本第2発明によるのがよい。これには、例えば、上記不
織布様に仕上がったシートを表シート材とし、この裏面
に別の色の着色シート材を重着して、前記高周波溶着機
により、表シート材の繊維を溶融、冷却固化させる際に
着色シート材繊維に絡み付かせたり、両者一体的に融け
合わせたりすればよい。このようにすれば、表からは裏
の着色シート材の色が溶着筋の処だけが浮き出して見え
るようになる。このような着色シート材の材料として
は、着色フィルムの他、フェルトのような起毛した布
材、あるいは表シート材を着色したもの等が使用でき
る。
以上、本発明を、二酸化チタンと酸化亜鉛とを主成分
とするTZ脱臭剤を使用したものとして説明したが、本発
明は、このTZ脱臭剤に限らず、TZ脱臭材と同系列の、例
えば、亜鉛と錫等の酸化物、その他金属酸化物系、他の
酸化物系の脱臭剤でも同様に施用できるのは勿論であ
り、また、繊維も、実施例のようなナイロンの他、アク
リル、ポリエステル、ポリプロピレン等の合成繊維、レ
ーヨン等の再生繊維、アセテート等の半合成繊維等、そ
の他の高分子であって良く、それに合わせ、紡糸方式も
溶融紡糸の他、乾式紡糸、湿式紡糸等の各方式が採れ
る。また、ウレタンのような長繊維を、例えば、Melt−
Blowing法のような方法でバインダーを用いずにシート
化する場合であっても同様に施用できる。
また、活性種存在雰囲気下とは、イオン、ラジカル、
電子、原子、レーザー光、放射線、中でも電離性放射
線、あるいはオゾン等の活性種が、ビームとして、シャ
ワーとして、あるいは、充満して存在することとなる雰
囲気下であって、これら活性種の有するエネルギーが、
物理的に、化学的に、あるいは、その相互により、一次
的に、二次的に作用して、被膜成分を溶融したり、蒸発
したり、酸化、侵食して、微細にエッチングし、脱臭剤
を大気に露呈させ、不織布様にシート化した材料を本質
的に大きく損傷しないものであれば良い。この場合、活
性種を選択したり、そのエネルギーをコントロール出来
て、表面のごとく表層のみをエッチングしたり、表面上
を走査して全体に微細孔を明けたりできるのが有利であ
り、均一品質にてかつ大量に処理するには、前述のオゾ
ン処理の他、イオン加工の一種であるイオンエッチング
や、コロナ放電、プラズマ放電、電子ビーム加工、レー
ザー加工等、今や、金属、プラスチック加工における特
殊加工として近年急速に進歩してきた加工技術を利用で
きる。さらに、手軽には、一方はブラシ状の電極、他方
な平板電極とした高電圧印加の電極間を通過、放電させ
ることによってや、電離性放射線、例えば紫外線雰囲気
中に曝し、酸化、クラックを生じさせる等しても効果確
認できる。そして、これら活性種の選択は、対象物たる
繊維との相性で選択すればよい。
また、活性種存在雰囲気下に曝すのは、繊維の状態、
シート様に配置した状態、あるいは溶着筋を形成した後
であってもよいことは勿論である。
さらに、溶着筋を形成する手段も前記実施例の高周波
溶着機に限らず、加熱プレス、超音波溶着機等適宜な手
段が彩れ、また、形成される溶着筋の形状も格子状に限
るものでなく、縞模様、蜂の巣条等、適宜形状が採れる
ものである。
発明の効果 以上、本発明によれば、被覆された状態にあった微粉
末脱臭剤が、その脱臭力を損なうことなく、一部大気に
露呈して中敷中に存在するので、臭気成分との直接接触
の機会が増え、確実に脱臭機能を奏することのできる中
敷として提供できる。勿論、溶着筋にて摩擦、引掻強度
が向上されているので、支障なく中敷として使用するこ
とができる。また、同時にこの溶着筋が意匠的な面白さ
をも引き出すことができるようになり、実用性あるもの
として提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は靴の中敷の一実施例の平面図である。 1……外形の溶着筋、2……格子状の溶着筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 7/02 B32B 7/02 103 103 7/04 7/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸化物系の微粉末脱臭剤を担持し、活性種
    存在雰囲気下に曝されて、表面が微細にエッチングさ
    れ、もって、被膜が破壊されて微粉末脱臭剤の一部を露
    出した熱溶融性の繊維が、シート状に配置されるととも
    に、各繊維は機械的または化学的に相互に結合されてお
    り、結合にあたり、繊維を溶融、冷却固化した溶着筋を
    全面に形成して結合強化していることを特徴とした靴の
    中敷。
  2. 【請求項2】酸化物系の微粉末脱臭剤を担持し、活性種
    存在雰囲気下に曝されて、表面が微細にエッチングさ
    れ、もって、被膜が破壊されて微粉末脱臭剤の一部を露
    出した熱溶融性の繊維が、シート状に配置され、且つ、
    各繊維が機械的または化学的に相互に結合されてなる表
    シート材と、表シート材とは別の着色シート材とを有
    し、着色シート材は表シート材の裏面に重着されるとと
    もに、表シート材の繊維が溶融、冷却固化してできる溶
    着筋のところで表シート材と接合され、一方、表の溶着
    筋のところでは着色シート材の色が透視できるようにし
    たことを特徴とした靴の中敷。
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