JP2667585B2 - デジタルプロセッサ - Google Patents
デジタルプロセッサInfo
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- JP2667585B2 JP2667585B2 JP3022430A JP2243091A JP2667585B2 JP 2667585 B2 JP2667585 B2 JP 2667585B2 JP 3022430 A JP3022430 A JP 3022430A JP 2243091 A JP2243091 A JP 2243091A JP 2667585 B2 JP2667585 B2 JP 2667585B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタルプロセッサ
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】〔第1の従来例〕 図18に従来のデジタルプロセッサの外部メモリ参照に
おける制御のブロック図を示す。デジタルプロセッサ5
01は、命令メモリ502と、クロックCLK1により
命令メモリ502より読み出された命令を順次実行して
いくシーケンサ503と、外部メモリ参照制御回路50
4と、実際に演算を行う演算器,データ格納用のレジス
タおよび内部メモリなどの内部資源を備えた演算ブロッ
ク505とが主構成要素である。
おける制御のブロック図を示す。デジタルプロセッサ5
01は、命令メモリ502と、クロックCLK1により
命令メモリ502より読み出された命令を順次実行して
いくシーケンサ503と、外部メモリ参照制御回路50
4と、実際に演算を行う演算器,データ格納用のレジス
タおよび内部メモリなどの内部資源を備えた演算ブロッ
ク505とが主構成要素である。
【0003】以上のように構成されるデジタルプロセッ
サ501において、外部メモリ506の参照における制
御を説明する。図19にデジタルプロセッサ501の外
部メモリサイクルにおけるリードサイクルのタイミング
チャートを示す。デジタルプロセッサ501は、アクノ
リッジ信号による非同期メモリサイクルを実現してい
る。すなわち、外部メモリ参照命令が実行されると、外
部アドレスを出力し、外部メモリ506からのアクノリ
ッジ信号がアサートされるまでWAITサイクルを続け
ることになる。このリードサイクルにおけるデータの取
り込みは、アクノリッジ信号がアサートされて初めての
クロックCLK1の立ち上がりエッジで行っている。
サ501において、外部メモリ506の参照における制
御を説明する。図19にデジタルプロセッサ501の外
部メモリサイクルにおけるリードサイクルのタイミング
チャートを示す。デジタルプロセッサ501は、アクノ
リッジ信号による非同期メモリサイクルを実現してい
る。すなわち、外部メモリ参照命令が実行されると、外
部アドレスを出力し、外部メモリ506からのアクノリ
ッジ信号がアサートされるまでWAITサイクルを続け
ることになる。このリードサイクルにおけるデータの取
り込みは、アクノリッジ信号がアサートされて初めての
クロックCLK1の立ち上がりエッジで行っている。
【0004】上記のような制御をシーケンサ503と外
部メモリ参照制御回路504とが実現している。〔第2
の従来例〕 図20に従来のデジタルプロセッサの外部メモリ参照に
おける制御のブロック図を示す。
部メモリ参照制御回路504とが実現している。〔第2
の従来例〕 図20に従来のデジタルプロセッサの外部メモリ参照に
おける制御のブロック図を示す。
【0005】デジタルプロセッサ601は、命令メモリ
602と、クロックCLK1に同期して命令メモリ60
2にアドレスPCを出力することで読み出された命令コ
ードを順次実行していくシーケンサ603aおよび命令
コードを解析して各種オペランドを出力するデコーダ6
03bを有するプログラム制御部603と、外部メモリ
参照制御回路604と、実際に演算を行う演算器,デー
タ格納用のレジスタおよび内部メモリなどの内部資源を
備えた演算ブロック605とが主構成要素である。な
お、各種オペランドとは、アドレスadrs. ,データdat
a,書込み信号などの制御信号ctl のことである。
602と、クロックCLK1に同期して命令メモリ60
2にアドレスPCを出力することで読み出された命令コ
ードを順次実行していくシーケンサ603aおよび命令
コードを解析して各種オペランドを出力するデコーダ6
03bを有するプログラム制御部603と、外部メモリ
参照制御回路604と、実際に演算を行う演算器,デー
タ格納用のレジスタおよび内部メモリなどの内部資源を
備えた演算ブロック605とが主構成要素である。な
お、各種オペランドとは、アドレスadrs. ,データdat
a,書込み信号などの制御信号ctl のことである。
【0006】以上のように構成されるデジタルプロセッ
サ601において、外部メモリ606の参照における制
御を説明する。デジタルプロセッサ601の外部メモリ
サイクルにおけるリードサイクルのタイミングチャート
は第1の従来例で示した図19と同じである。デジタル
プロセッサ601は、アクノリッジ信号による非同期メ
モリサイクルを実現している。すなわち、シーケンサ6
03aにより読み出された外部メモリ参照命令が実行さ
れると、外部メモリ参照制御回路604はアドレスadr
s. と書込み信号などの制御信号ctl を出力し、外部メ
モリ606からのアクノリッジ信号がアサートされるま
でシーケンサ603aは次の命令の実行を停止しWAI
Tサイクルを続けることになる。このリードサイクルに
おけるデータの取り込みは、アクノリッジ信号がアサー
トされて初めてのクロックCLK1の立ち上がりエッジ
で行っている。
サ601において、外部メモリ606の参照における制
御を説明する。デジタルプロセッサ601の外部メモリ
サイクルにおけるリードサイクルのタイミングチャート
は第1の従来例で示した図19と同じである。デジタル
プロセッサ601は、アクノリッジ信号による非同期メ
モリサイクルを実現している。すなわち、シーケンサ6
03aにより読み出された外部メモリ参照命令が実行さ
れると、外部メモリ参照制御回路604はアドレスadr
s. と書込み信号などの制御信号ctl を出力し、外部メ
モリ606からのアクノリッジ信号がアサートされるま
でシーケンサ603aは次の命令の実行を停止しWAI
Tサイクルを続けることになる。このリードサイクルに
おけるデータの取り込みは、アクノリッジ信号がアサー
トされて初めてのクロックCLK1の立ち上がりエッジ
で行っている。
【0007】上記のような制御をシーケンサ603aお
よびデコーダ603bを有するプログラム制御部603
と外部メモリ参照制御回路604とが実現している。
よびデコーダ603bを有するプログラム制御部603
と外部メモリ参照制御回路604とが実現している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタルプロセ
ッサ501,601の命令の実行順序を図21に示す。
命令B,C,D,E,Fは外部メモリ参照命令で占有さ
れない演算ブロック505,605の内部資源を用いた
非占有資源参照命令である。図21に示すように、従来
のデジタルプロセッサ501,601では、非常にアク
セスタイムの大きなメモリやデバイスを参照した場合、
WAITサイクルが非常に長くなり、トータルの処理の
スループットが悪い。さらに、外部メモリ506,60
6との大量のデータ列を連続転送する命令を実行してい
るときのスループットはより悪くなる。
ッサ501,601の命令の実行順序を図21に示す。
命令B,C,D,E,Fは外部メモリ参照命令で占有さ
れない演算ブロック505,605の内部資源を用いた
非占有資源参照命令である。図21に示すように、従来
のデジタルプロセッサ501,601では、非常にアク
セスタイムの大きなメモリやデバイスを参照した場合、
WAITサイクルが非常に長くなり、トータルの処理の
スループットが悪い。さらに、外部メモリ506,60
6との大量のデータ列を連続転送する命令を実行してい
るときのスループットはより悪くなる。
【0009】また、外部メモリ参照命令を実行中に、そ
の命令によって占有されている演算ブロック505,6
05の内部資源を参照する占有資源参照命令を実行させ
ようとする場合が生ずる。この場合、演算ブロック50
5,605の内部資源には排他制御が行われるのが普通
であるから、外部メモリサイクルが終了するまで無意味
な命令(NOP命令)を実行している必要がある。この
発明の第1の目的は、速度の遅いメモリやデバイスを参
照しながら、その参照によって占有されていない演算ブ
ロックの内部資源を参照する非占有資源参照命令を並列
に実行させて、トータルの処理のスループットを向上さ
せることのできるデジタルプロセッサを提供することで
ある。
の命令によって占有されている演算ブロック505,6
05の内部資源を参照する占有資源参照命令を実行させ
ようとする場合が生ずる。この場合、演算ブロック50
5,605の内部資源には排他制御が行われるのが普通
であるから、外部メモリサイクルが終了するまで無意味
な命令(NOP命令)を実行している必要がある。この
発明の第1の目的は、速度の遅いメモリやデバイスを参
照しながら、その参照によって占有されていない演算ブ
ロックの内部資源を参照する非占有資源参照命令を並列
に実行させて、トータルの処理のスループットを向上さ
せることのできるデジタルプロセッサを提供することで
ある。
【0010】また、この発明の第2の目的は、第1の目
的を達成するとともに、外部メモリ参照命令または外部
メモリのデータ列連続転送命令を実行中に、その命令に
よって占有されている演算ブロックの内部資源を参照す
る占有資源参照命令を実行する場合に、それらの資源の
同期を不都合なく実現して、トータルの処理のスループ
ットをより向上させることのできるデジタルプロセッサ
を提供することである。
的を達成するとともに、外部メモリ参照命令または外部
メモリのデータ列連続転送命令を実行中に、その命令に
よって占有されている演算ブロックの内部資源を参照す
る占有資源参照命令を実行する場合に、それらの資源の
同期を不都合なく実現して、トータルの処理のスループ
ットをより向上させることのできるデジタルプロセッサ
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデジタル
プロセッサは、命令メモリと、この命令メモリから命令
を読み出すシーケンサと、演算ブロックと、外部メモリ
参照制御回路とを半導体チップ内部に備え、命令メモリ
内において外部メモリ参照命令の後に外部メモリ参照命
令によって占有されていない演算ブロックの内部資源を
参照する非占有資源参照命令を配置し、シーケンサによ
り命令メモリから読み出された命令が外部メモリ参照命
令の場合、外部メモリ参照制御回路は、外部メモリサイ
クルを制御するとともに、シーケンサに対して、外部メ
モリサイクル終了まで外部メモリサイクルのビジー状態
を示す外部メモリサイクルビジー信号を出力し、シーケ
ンサは、外部メモリサイクルビジー信号が有効な期間に
おいて、非占有資源参照命令を外部メモリ参照命令と並
列実行させるようにしたことを特徴とする。
プロセッサは、命令メモリと、この命令メモリから命令
を読み出すシーケンサと、演算ブロックと、外部メモリ
参照制御回路とを半導体チップ内部に備え、命令メモリ
内において外部メモリ参照命令の後に外部メモリ参照命
令によって占有されていない演算ブロックの内部資源を
参照する非占有資源参照命令を配置し、シーケンサによ
り命令メモリから読み出された命令が外部メモリ参照命
令の場合、外部メモリ参照制御回路は、外部メモリサイ
クルを制御するとともに、シーケンサに対して、外部メ
モリサイクル終了まで外部メモリサイクルのビジー状態
を示す外部メモリサイクルビジー信号を出力し、シーケ
ンサは、外部メモリサイクルビジー信号が有効な期間に
おいて、非占有資源参照命令を外部メモリ参照命令と並
列実行させるようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項2記載のデジタルプロセッサは、命
令メモリと、この命令メモリから命令を読み出すシーケ
ンサと、命令を解析するデコーダと、演算ブロックと、
外部メモリ参照制御回路とを半導体チップ内部に備え、
命令メモリ内において外部メモリ参照命令の後に外部メ
モリ参照命令によって占有されていない演算ブロックの
内部資源を参照する非占有資源参照命令を配置し、シー
ケンサにより命令メモリから読み出された命令が外部メ
モリ参照命令の場合、外部メモリ参照制御回路は、デコ
ーダより出力される外部メモリ参照命令の実行を示す外
部メモリ参照命令信号と外部メモリ参照命令のオペラン
ドとをフェッチし、外部メモリ参照命令によって実行さ
れる外部メモリサイクルの終了まで外部メモリ参照命令
のオペランドを保持し、外部メモリサイクルが終了する
と保持を解除する制御を行い、シーケンサは、外部メモ
リ参照命令を実行中において、次の命令を読み出し続
け、読み出された命令が非占有資源参照命令であるとき
に、非占有資源参照命令を外部メモリ参照命令と並列実
行させるようにしたことを特徴とする。
令メモリと、この命令メモリから命令を読み出すシーケ
ンサと、命令を解析するデコーダと、演算ブロックと、
外部メモリ参照制御回路とを半導体チップ内部に備え、
命令メモリ内において外部メモリ参照命令の後に外部メ
モリ参照命令によって占有されていない演算ブロックの
内部資源を参照する非占有資源参照命令を配置し、シー
ケンサにより命令メモリから読み出された命令が外部メ
モリ参照命令の場合、外部メモリ参照制御回路は、デコ
ーダより出力される外部メモリ参照命令の実行を示す外
部メモリ参照命令信号と外部メモリ参照命令のオペラン
ドとをフェッチし、外部メモリ参照命令によって実行さ
れる外部メモリサイクルの終了まで外部メモリ参照命令
のオペランドを保持し、外部メモリサイクルが終了する
と保持を解除する制御を行い、シーケンサは、外部メモ
リ参照命令を実行中において、次の命令を読み出し続
け、読み出された命令が非占有資源参照命令であるとき
に、非占有資源参照命令を外部メモリ参照命令と並列実
行させるようにしたことを特徴とする。
【0013】請求項3記載のデジタルプロセッサは、命
令メモリと、この命令メモリから命令を読み出すシーケ
ンサと、命令を解析するデコーダと、演算ブロックと、
外部メモリ参照制御回路とを半導体チップ内部に備え、
命令メモリ内においてデータ列連続転送命令の後にデー
タ列連続転送命令によって占有されていない演算ブロッ
クの内部資源を参照する非占有資源参照命令を配置し、
シーケンサにより命令メモリから読み出された命令が外
部メモリのデータ列連続転送命令の場合、外部メモリ参
照制御回路は、デコーダより出力される外部メモリのデ
ータ列連続転送命令の実行を示すデータ列連続転送命令
信号とデータ列連続転送命令のオペランドとをフェッチ
し、外部メモリのデータ列連続転送命令によって実行さ
れる最後のデータ転送サイクルの終了までデータ列連続
転送命令のオペランドを保持し、最後のデータ転送サイ
クルが終了すると保持を解除する制御を行い、シーケン
サは、データ列連続転送命令を実行中において、次の命
令を読み出し続け、読み出された命令が非占有資源参照
命令であるときに非占有資源参照命令をデータ列連続転
送命令と並列実行させるようにしたことを特徴とする。
令メモリと、この命令メモリから命令を読み出すシーケ
ンサと、命令を解析するデコーダと、演算ブロックと、
外部メモリ参照制御回路とを半導体チップ内部に備え、
命令メモリ内においてデータ列連続転送命令の後にデー
タ列連続転送命令によって占有されていない演算ブロッ
クの内部資源を参照する非占有資源参照命令を配置し、
シーケンサにより命令メモリから読み出された命令が外
部メモリのデータ列連続転送命令の場合、外部メモリ参
照制御回路は、デコーダより出力される外部メモリのデ
ータ列連続転送命令の実行を示すデータ列連続転送命令
信号とデータ列連続転送命令のオペランドとをフェッチ
し、外部メモリのデータ列連続転送命令によって実行さ
れる最後のデータ転送サイクルの終了までデータ列連続
転送命令のオペランドを保持し、最後のデータ転送サイ
クルが終了すると保持を解除する制御を行い、シーケン
サは、データ列連続転送命令を実行中において、次の命
令を読み出し続け、読み出された命令が非占有資源参照
命令であるときに非占有資源参照命令をデータ列連続転
送命令と並列実行させるようにしたことを特徴とする。
【0014】請求項4記載のデジタルプロセッサは、請
求項1記載のデジタルプロセッサにおいて、命令メモリ
内において非占有資源参照命令の後に外部メモリ参照命
令による外部メモリサイクルがビジー状態か否かのテス
トを行うWAIT命令を配置し、WAIT命令の後に外
部メモリ参照命令によって占有されている資源を参照す
る占有資源参照命令を配置し、シーケンサは、WAIT
命令を実行し、外部メモリサイクルビジー信号がビジー
状態であれば占有資源参照命令の実行を待機し、レディ
ー状態であれば占有資源参照命令を実行させるようにし
たことを特徴とする。
求項1記載のデジタルプロセッサにおいて、命令メモリ
内において非占有資源参照命令の後に外部メモリ参照命
令による外部メモリサイクルがビジー状態か否かのテス
トを行うWAIT命令を配置し、WAIT命令の後に外
部メモリ参照命令によって占有されている資源を参照す
る占有資源参照命令を配置し、シーケンサは、WAIT
命令を実行し、外部メモリサイクルビジー信号がビジー
状態であれば占有資源参照命令の実行を待機し、レディ
ー状態であれば占有資源参照命令を実行させるようにし
たことを特徴とする。
【0015】請求項5記載のデジタルプロセッサは、請
求項2記載のデジタルプロセッサにおいて、命令メモリ
内において非占有資源参照命令の後に外部メモリ参照命
令による外部メモリサイクルがビジー状態か否かのテス
トを行うWAIT命令を配置し、WAIT命令の後に外
部メモリ参照命令によって占有されている資源を参照す
る占有資源参照命令を配置し、外部メモリ参照制御回路
は、外部メモリ参照命令を実行中には、シーケンサに対
して外部メモリサイクルビジー信号を送出し、シーケン
サは、WAIT命令を実行中に、外部メモリサイクルビ
ジー信号がビジー状態であれば自己の動作を保持し、レ
ディー状態であれば自己の動作を次のステップへ進行す
るようにしたことを特徴とする。
求項2記載のデジタルプロセッサにおいて、命令メモリ
内において非占有資源参照命令の後に外部メモリ参照命
令による外部メモリサイクルがビジー状態か否かのテス
トを行うWAIT命令を配置し、WAIT命令の後に外
部メモリ参照命令によって占有されている資源を参照す
る占有資源参照命令を配置し、外部メモリ参照制御回路
は、外部メモリ参照命令を実行中には、シーケンサに対
して外部メモリサイクルビジー信号を送出し、シーケン
サは、WAIT命令を実行中に、外部メモリサイクルビ
ジー信号がビジー状態であれば自己の動作を保持し、レ
ディー状態であれば自己の動作を次のステップへ進行す
るようにしたことを特徴とする。
【0016】請求項6記載のデジタルプロセッサは、請
求項3記載のデジタルプロセッサにおいて、命令メモリ
内において非占有資源参照命令の後に外部メモリ参照命
令による外部メモリサイクルがビジー状態か否かのテス
トを行うWAIT命令を配置し、WAIT命令の後に外
部メモリ参照命令によって占有されている資源を参照す
る占有資源参照命令を配置し、外部メモリ参照制御回路
は、データ列連続転送命令を実行中には、シーケンサに
対して外部メモリサイクルビジー信号を送出し、シーケ
ンサは、WAIT命令を実行中に、外部メモリサイクル
ビジー信号がビジー状態であれば自己の動作を保持し、
レディー状態であれば自己の動作を次のステップへ進行
するようにしたことを特徴とする。請求項7記載のデジ
タルプロセッサは、請求項2記載のデジタルプロセッサ
において、外部メモリ参照制御回路は、デコーダから出
力される外部メモリ参照命令信号をフェッチする第1の
格納手段と、外部メモリ参照命令のオペランドをフェッ
チする第2の格納手段と、第2の格納手段のデータを保
持させるための選択手段と、第2の格納手段に格納され
た外部メモリ参照命令のオペランドに基づいて外部メモ
リと演算ブロックの内部資源の制御を行うサイクル制御
回路と、外部メモリとの同期を取りながら第1の格納手
段に格納された外部メモリ参照命令信号に応答してサイ
クル制御回路に起動信号を出力するとともに選択手段の
データ保持動作を制御する自己保持信号を出力しサイク
ル制御回路から与えられる終了信号により外部メモリ参
照命令の終了を検知して選択手段のデータ保持動作を制
御する自己保持信号を解除するとともに第2の格納手段
をリセットするリセット信号を出力する同期制御回路と
からなる。 請求項8記載のデジタルプロセッサは、請求
項3記載のデジタルプロセッサにおいて、外部メモリ参
照制御回路は、デコーダから出力されるデータ列連続転
送命令信号をフェッチする第1の格納手段と、データ列
連続転送命令のオペランドをフェッチする第2の格納手
段と、第2の格納手段のデータを保持させるための選択
手段と、第2の格納手段に格納されたデータ列連続転送
命令のオペランドに基づいて外部メモリと演算ブロック
の内部資源の制御を行うサイクル制御回路と、外部メモ
リとの同期を取りながら第1の格納手段に格納されたデ
ータ列連続転送命令信号に応答してサイクル制御回路に
起動信号を出力するとともに選択手段のデータ保持動作
を制御する自己保持信号を出力しサイクル制御回路から
与えられる終了信号によりデータ列連続転送命令の終了
を検知して選択手段のデータ保持動作を制御する自己保
持信号を解除するとともに第2の格納手段をリセットす
るリセット信号を出力する同期制御回路とからなる。 請
求項9記載のデジタルプロセッサは、請求項5または6
記載のデジタルプロセッサにおいて、シーケンサは、プ
ログラムカウンタと、命令レジスタと、シーケンサ動作
を保持するためにプログラムカウンタおよび命令レジス
タのデータを保持する選択器と、選択器によるデータの
保持動作を制御するWAIT制御回路とを有し、WAI
T制御回路は、WAIT命令の実行中に外部メモリサイ
クルビ ジー信号がビジー状態ならシーケンサの動作を保
持しレディー状態ならシーケンサの動作を次のステップ
に進行させるように選択器の制御を行うようにしたこと
を特徴とする。
求項3記載のデジタルプロセッサにおいて、命令メモリ
内において非占有資源参照命令の後に外部メモリ参照命
令による外部メモリサイクルがビジー状態か否かのテス
トを行うWAIT命令を配置し、WAIT命令の後に外
部メモリ参照命令によって占有されている資源を参照す
る占有資源参照命令を配置し、外部メモリ参照制御回路
は、データ列連続転送命令を実行中には、シーケンサに
対して外部メモリサイクルビジー信号を送出し、シーケ
ンサは、WAIT命令を実行中に、外部メモリサイクル
ビジー信号がビジー状態であれば自己の動作を保持し、
レディー状態であれば自己の動作を次のステップへ進行
するようにしたことを特徴とする。請求項7記載のデジ
タルプロセッサは、請求項2記載のデジタルプロセッサ
において、外部メモリ参照制御回路は、デコーダから出
力される外部メモリ参照命令信号をフェッチする第1の
格納手段と、外部メモリ参照命令のオペランドをフェッ
チする第2の格納手段と、第2の格納手段のデータを保
持させるための選択手段と、第2の格納手段に格納され
た外部メモリ参照命令のオペランドに基づいて外部メモ
リと演算ブロックの内部資源の制御を行うサイクル制御
回路と、外部メモリとの同期を取りながら第1の格納手
段に格納された外部メモリ参照命令信号に応答してサイ
クル制御回路に起動信号を出力するとともに選択手段の
データ保持動作を制御する自己保持信号を出力しサイク
ル制御回路から与えられる終了信号により外部メモリ参
照命令の終了を検知して選択手段のデータ保持動作を制
御する自己保持信号を解除するとともに第2の格納手段
をリセットするリセット信号を出力する同期制御回路と
からなる。 請求項8記載のデジタルプロセッサは、請求
項3記載のデジタルプロセッサにおいて、外部メモリ参
照制御回路は、デコーダから出力されるデータ列連続転
送命令信号をフェッチする第1の格納手段と、データ列
連続転送命令のオペランドをフェッチする第2の格納手
段と、第2の格納手段のデータを保持させるための選択
手段と、第2の格納手段に格納されたデータ列連続転送
命令のオペランドに基づいて外部メモリと演算ブロック
の内部資源の制御を行うサイクル制御回路と、外部メモ
リとの同期を取りながら第1の格納手段に格納されたデ
ータ列連続転送命令信号に応答してサイクル制御回路に
起動信号を出力するとともに選択手段のデータ保持動作
を制御する自己保持信号を出力しサイクル制御回路から
与えられる終了信号によりデータ列連続転送命令の終了
を検知して選択手段のデータ保持動作を制御する自己保
持信号を解除するとともに第2の格納手段をリセットす
るリセット信号を出力する同期制御回路とからなる。 請
求項9記載のデジタルプロセッサは、請求項5または6
記載のデジタルプロセッサにおいて、シーケンサは、プ
ログラムカウンタと、命令レジスタと、シーケンサ動作
を保持するためにプログラムカウンタおよび命令レジス
タのデータを保持する選択器と、選択器によるデータの
保持動作を制御するWAIT制御回路とを有し、WAI
T制御回路は、WAIT命令の実行中に外部メモリサイ
クルビ ジー信号がビジー状態ならシーケンサの動作を保
持しレディー状態ならシーケンサの動作を次のステップ
に進行させるように選択器の制御を行うようにしたこと
を特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1および請求項2記載の構成によれば、
外部メモリ参照命令を実行中に、その命令によって占有
されていない演算ブロックの内部資源を参照する非占有
資源参照命令を並列に実行することにより、トータルの
処理のスループットを向上させることができる。請求項
3記載の構成によれば、外部メモリのデータ列連続転送
命令を実行中に、その命令によって占有されていない演
算ブロックの内部資源を参照する非占有資源参照命令を
並列に実行することにより、トータルの処理のスループ
ットをさらに向上させることができる。
外部メモリ参照命令を実行中に、その命令によって占有
されていない演算ブロックの内部資源を参照する非占有
資源参照命令を並列に実行することにより、トータルの
処理のスループットを向上させることができる。請求項
3記載の構成によれば、外部メモリのデータ列連続転送
命令を実行中に、その命令によって占有されていない演
算ブロックの内部資源を参照する非占有資源参照命令を
並列に実行することにより、トータルの処理のスループ
ットをさらに向上させることができる。
【0018】請求項4および請求項5記載の構成によれ
ば、外部メモリ参照命令を実行開始後に、その外部メモ
リ参照命令によって占有されている演算ブロックの内部
資源を参照する占有資源参照命令を実行する場合に、そ
れらの資源の同期を不都合なく実現することにより、ト
ータルの処理のスループットをより向上させることがで
きる。請求項6記載の構成によれば、外部メモリのデー
タ列連続転送命令を実行開始後に、そのデータ列連続転
送命令によって占有されている演算ブロックの内部資源
を参照する占有資源参照命令を実行する場合に、それら
の資源の同期を不都合なく実現することにより、トータ
ルの処理のスループットをさらにより向上させることが
できる。請求項7記載の構成によれば、請求項2のもの
と同様に作用する。 請求項8記載の構成によれば、請求
項3のものと同様に作用する。 請求項9記載の構成によ
れば、請求項5または6のものと同様に作用する。
ば、外部メモリ参照命令を実行開始後に、その外部メモ
リ参照命令によって占有されている演算ブロックの内部
資源を参照する占有資源参照命令を実行する場合に、そ
れらの資源の同期を不都合なく実現することにより、ト
ータルの処理のスループットをより向上させることがで
きる。請求項6記載の構成によれば、外部メモリのデー
タ列連続転送命令を実行開始後に、そのデータ列連続転
送命令によって占有されている演算ブロックの内部資源
を参照する占有資源参照命令を実行する場合に、それら
の資源の同期を不都合なく実現することにより、トータ
ルの処理のスループットをさらにより向上させることが
できる。請求項7記載の構成によれば、請求項2のもの
と同様に作用する。 請求項8記載の構成によれば、請求
項3のものと同様に作用する。 請求項9記載の構成によ
れば、請求項5または6のものと同様に作用する。
【0019】
【実施例】〔第1の実施例〕 この発明の第1の実施例について図面を参照しながら説
明する。この第1の実施例のデジタルプロセッサの構成
を図1に示す。図1に示すように、デジタルプロセッサ
101は、命令メモリ102と、演算器,レジスタおよ
び内部メモリなどの内部資源を備えた演算ブロック10
3と、外部から入力されるクロックCLK1によって順
次命令メモリ102から命令コードを読み出して、演算
ブロック103で演算を実行させるシーケンサ104
と、実行する命令コードが外部メモリ参照の場合にその
制御を行う外部メモリ参照制御回路105とを備えてい
る。
明する。この第1の実施例のデジタルプロセッサの構成
を図1に示す。図1に示すように、デジタルプロセッサ
101は、命令メモリ102と、演算器,レジスタおよ
び内部メモリなどの内部資源を備えた演算ブロック10
3と、外部から入力されるクロックCLK1によって順
次命令メモリ102から命令コードを読み出して、演算
ブロック103で演算を実行させるシーケンサ104
と、実行する命令コードが外部メモリ参照の場合にその
制御を行う外部メモリ参照制御回路105とを備えてい
る。
【0020】命令メモリ102内には、外部メモリ参照
命令の後に外部メモリ参照命令によって占有されていな
い演算ブロック103の内部資源を参照する非占有資源
参照命令を配置している。外部メモリ参照制御回路10
5は、外部メモリ106のメモリサイクルに適応したク
ロックCLK2により制御される。通常、デジタルプロ
セッサ101の内部の動作は、外部の動作より高速にで
きる。そのため、クロックCLK2はクロックCLK1
に比べて低速なクロックとなる。以上のように構成され
るデジタルプロセッサ101において、外部メモリ10
6の参照における制御を説明する。
命令の後に外部メモリ参照命令によって占有されていな
い演算ブロック103の内部資源を参照する非占有資源
参照命令を配置している。外部メモリ参照制御回路10
5は、外部メモリ106のメモリサイクルに適応したク
ロックCLK2により制御される。通常、デジタルプロ
セッサ101の内部の動作は、外部の動作より高速にで
きる。そのため、クロックCLK2はクロックCLK1
に比べて低速なクロックとなる。以上のように構成され
るデジタルプロセッサ101において、外部メモリ10
6の参照における制御を説明する。
【0021】図2にデジタルプロセッサ101における
外部メモリリードサイクルの命令を実行しているタイミ
ングチャートを示す。シーケンサ104により読み出さ
れ、実行する命令が外部メモリ参照命令の場合、外部メ
モリ参照制御回路105は、その次のクロックCLK2
の立ち上がりエッジでチップ外部にアドレスを出力す
る。クロックCLK2の1サイクル分で外部メモリ10
6は参照できるように設計しているため、次のクロック
CLK2の立ち上がりエッジでチップ内部にデータを取
り込むことになる。
外部メモリリードサイクルの命令を実行しているタイミ
ングチャートを示す。シーケンサ104により読み出さ
れ、実行する命令が外部メモリ参照命令の場合、外部メ
モリ参照制御回路105は、その次のクロックCLK2
の立ち上がりエッジでチップ外部にアドレスを出力す
る。クロックCLK2の1サイクル分で外部メモリ10
6は参照できるように設計しているため、次のクロック
CLK2の立ち上がりエッジでチップ内部にデータを取
り込むことになる。
【0022】このように、外部メモリ参照制御回路10
5は外部メモリサイクルを制御するとともに、シーケン
サ104に対して、外部メモリサイクル終了まで外部メ
モリサイクルのビジー状態を示す外部メモリサイクルビ
ジー信号を出力している。シーケンサ104は、外部メ
モリサイクルビジー信号が有効な期間においても、外部
メモリ参照命令に占有されていない演算ブロック103
の内部資源を参照する非占有資源参照命令を外部メモリ
参照命令と並列に実行できる。
5は外部メモリサイクルを制御するとともに、シーケン
サ104に対して、外部メモリサイクル終了まで外部メ
モリサイクルのビジー状態を示す外部メモリサイクルビ
ジー信号を出力している。シーケンサ104は、外部メ
モリサイクルビジー信号が有効な期間においても、外部
メモリ参照命令に占有されていない演算ブロック103
の内部資源を参照する非占有資源参照命令を外部メモリ
参照命令と並列に実行できる。
【0023】したがって、外部メモリ106がクロック
CLK1に比べてより遅いデバイスになるほど、外部メ
モリ参照命令に占有されていない演算ブロック103の
内部資源を参照する非占有資源参照命令をより多く実行
できることになる。この場合、外部メモリ参照命令によ
り読み出されたデータは、クロックCLK1の数サイク
ル後にしか使えない。この数サイクルは、クロックCL
K1とクロックCLK2の周波数によって決定される
か、あるいは外部メモリ参照制御回路105が出力する
外部メモリサイクルビジー信号を用いてシーケンサ10
4が制御することになる。
CLK1に比べてより遅いデバイスになるほど、外部メ
モリ参照命令に占有されていない演算ブロック103の
内部資源を参照する非占有資源参照命令をより多く実行
できることになる。この場合、外部メモリ参照命令によ
り読み出されたデータは、クロックCLK1の数サイク
ル後にしか使えない。この数サイクルは、クロックCL
K1とクロックCLK2の周波数によって決定される
か、あるいは外部メモリ参照制御回路105が出力する
外部メモリサイクルビジー信号を用いてシーケンサ10
4が制御することになる。
【0024】〔第2の実施例〕 この発明の第2の実施例について図面を参照しながら説
明する。この第2の実施例のデジタルプロセッサの構成
を図3ないし図5に示す。図3に示すように、デジタル
プロセッサ101は、命令メモリ102と、演算器,レ
ジスタおよび内部メモリなどの内部資源を備えた演算ブ
ロック103と、外部から入力されるクロックCLK1
によって順次命令メモリ102から命令コードを読み出
していくシーケンサ104aおよびシーケンサ104a
により読み出された命令コードを解析して演算ブロック
103や外部メモリ参照制御回路105の制御を行うデ
コーダ104bとを有するプログラム制御部104c
と、実行する命令コードが外部メモリ参照の場合にその
制御を行う外部メモリ参照制御回路105とを備えてい
る。
明する。この第2の実施例のデジタルプロセッサの構成
を図3ないし図5に示す。図3に示すように、デジタル
プロセッサ101は、命令メモリ102と、演算器,レ
ジスタおよび内部メモリなどの内部資源を備えた演算ブ
ロック103と、外部から入力されるクロックCLK1
によって順次命令メモリ102から命令コードを読み出
していくシーケンサ104aおよびシーケンサ104a
により読み出された命令コードを解析して演算ブロック
103や外部メモリ参照制御回路105の制御を行うデ
コーダ104bとを有するプログラム制御部104c
と、実行する命令コードが外部メモリ参照の場合にその
制御を行う外部メモリ参照制御回路105とを備えてい
る。
【0025】命令メモリ102内には、外部メモリ参照
命令の後に外部メモリ参照命令によって占有されていな
い演算ブロック103の内部資源を参照する非占有資源
参照 命令を配置している。デコーダ104bは、外部メ
モリ参照制御回路105に外部メモリ参照命令の実行を
意味する外部メモリ参照命令信号と外部メモリ参照命令
のオペランドを出力している。このオペランドは、アド
レスadrs. ,データdata,書込み信号などの制御信号ct
l である。また、デジタルプロセッサ101には、チッ
プ外部に外部メモリ106が接続されている。外部メモ
リ参照制御回路105は、外部メモリ106のメモリサ
イクルに適応したクロックCLK2とクロックCLK1
により制御される。通常、デジタルプロセッサ101内
部の動作は、外部の動作より高速にできる。そのため、
クロックCLK2は、クロックCLK1に比べて低速な
クロックとなる。
命令の後に外部メモリ参照命令によって占有されていな
い演算ブロック103の内部資源を参照する非占有資源
参照 命令を配置している。デコーダ104bは、外部メ
モリ参照制御回路105に外部メモリ参照命令の実行を
意味する外部メモリ参照命令信号と外部メモリ参照命令
のオペランドを出力している。このオペランドは、アド
レスadrs. ,データdata,書込み信号などの制御信号ct
l である。また、デジタルプロセッサ101には、チッ
プ外部に外部メモリ106が接続されている。外部メモ
リ参照制御回路105は、外部メモリ106のメモリサ
イクルに適応したクロックCLK2とクロックCLK1
により制御される。通常、デジタルプロセッサ101内
部の動作は、外部の動作より高速にできる。そのため、
クロックCLK2は、クロックCLK1に比べて低速な
クロックとなる。
【0026】図4はデジタルプロセッサ101内の外部
メモリ参照制御回路105のブロック図である。外部メ
モリ参照制御回路105は、デコーダ104bから出力
される外部メモリ参照命令信号をフェッチするレジスタ
(第1の格納手段)1051と、外部メモリ参照命令のオペ
ランドをフェッチするレジスタ(第2の格納手段)1052
と、このレジスタ1052のデータを保持させるための選択
器(選択手段)1053と、レジスタ1052に格納された外部
メモリ参照命令のオペランドに基づいて実際にメモリな
どの演算ブロック103の内部資源のアドレスadrs. ,
データdata,書込み信号などの制御信号ctl などを制御
するサイクル制御回路1054と、クロックCLK1とクロ
ックCLK2との同期をとりながら、つまり外部メモリ
106との同期をとりながら、レジスタ1051に格納され
た外部メモリ参照命令信号に応答してサイクル制御回路
1054に起動信号を出力するとともに、選択器1053のデー
タ保持動作を制御する自己保持信号を出力(アサート)
しサイクル制御回路1054から与えられる終了信号により
外部メモリ参照命令の終了を検知して選択器1053のデー
タ保持動作を制御する自己保持信号を解除(ネゲート)
するとともにレジスタ1052をリセットするRESET信
号を出力する同期制御回路1055とを備えている。
メモリ参照制御回路105のブロック図である。外部メ
モリ参照制御回路105は、デコーダ104bから出力
される外部メモリ参照命令信号をフェッチするレジスタ
(第1の格納手段)1051と、外部メモリ参照命令のオペ
ランドをフェッチするレジスタ(第2の格納手段)1052
と、このレジスタ1052のデータを保持させるための選択
器(選択手段)1053と、レジスタ1052に格納された外部
メモリ参照命令のオペランドに基づいて実際にメモリな
どの演算ブロック103の内部資源のアドレスadrs. ,
データdata,書込み信号などの制御信号ctl などを制御
するサイクル制御回路1054と、クロックCLK1とクロ
ックCLK2との同期をとりながら、つまり外部メモリ
106との同期をとりながら、レジスタ1051に格納され
た外部メモリ参照命令信号に応答してサイクル制御回路
1054に起動信号を出力するとともに、選択器1053のデー
タ保持動作を制御する自己保持信号を出力(アサート)
しサイクル制御回路1054から与えられる終了信号により
外部メモリ参照命令の終了を検知して選択器1053のデー
タ保持動作を制御する自己保持信号を解除(ネゲート)
するとともにレジスタ1052をリセットするRESET信
号を出力する同期制御回路1055とを備えている。
【0027】また、シーケンサ104aのブロック図を
図5に示す。シーケンサ104aは、プログラムカウン
タ1041と加算器1042と命令レジスタ1043とが主構成要素
である。プログラムカウンタ1041は、加算器1042によっ
て次のサイクルでは現在の値に1を加算した値になる。
また、プログラムカウンタ1041の出力PCは命令メモリ
102へのアドレスとしてシーケンサ104aより出力
されている。命令メモリ102に格納されている命令コ
ードは、プログラムカウンタ1041の出力PCがアドレス
として読み出され、命令レジスタ1043に書き込まれ、デ
コーダ104bに出力される。このような制御により、
シーケンサ104aは常に次の命令を読み出し続ける。
図5に示す。シーケンサ104aは、プログラムカウン
タ1041と加算器1042と命令レジスタ1043とが主構成要素
である。プログラムカウンタ1041は、加算器1042によっ
て次のサイクルでは現在の値に1を加算した値になる。
また、プログラムカウンタ1041の出力PCは命令メモリ
102へのアドレスとしてシーケンサ104aより出力
されている。命令メモリ102に格納されている命令コ
ードは、プログラムカウンタ1041の出力PCがアドレス
として読み出され、命令レジスタ1043に書き込まれ、デ
コーダ104bに出力される。このような制御により、
シーケンサ104aは常に次の命令を読み出し続ける。
【0028】以上のように構成されるデジタルプロセッ
サ101において、外部メモリ106の参照における制
御を説明する。図6にデジタルプロセッサ101におけ
る外部メモリリードサイクルの命令を実行しているタイ
ミングチャートを示す。シーケンサ104aにより読み
出され、実行する命令が外部メモリ参照命令の場合、外
部メモリ参照制御回路105は、その次のクロックCL
K2の立ち上がりエッジでチップ外部にアドレスを出力
する。クロックCLK2の1サイクル分で外部メモリ1
06は参照できるように設計しているため、次のクロッ
クCLK2の立ち上がりエッジでチップ内部にデータを
取り込むことになる。
サ101において、外部メモリ106の参照における制
御を説明する。図6にデジタルプロセッサ101におけ
る外部メモリリードサイクルの命令を実行しているタイ
ミングチャートを示す。シーケンサ104aにより読み
出され、実行する命令が外部メモリ参照命令の場合、外
部メモリ参照制御回路105は、その次のクロックCL
K2の立ち上がりエッジでチップ外部にアドレスを出力
する。クロックCLK2の1サイクル分で外部メモリ1
06は参照できるように設計しているため、次のクロッ
クCLK2の立ち上がりエッジでチップ内部にデータを
取り込むことになる。
【0029】このときにおける外部メモリ参照制御回路
105内部の動作を図4および図6を用いて以下に説明
する。通常の状態では、選択器1053に入力されている自
己保持信号はネゲートされていて、外部メモリ参照命令
のオペランドが選択されレジスタ1052に出力されてい
る。外部メモリ参照命令信号がデコードされると外部メ
モリ参照命令信号がアサートされ、レジスタ1051にクロ
ックCLK1でフェッチされる。これと同時に外部メモ
リ参照命令のオペランドもレジスタ1052にクロックCL
K1でフェッチされる。
105内部の動作を図4および図6を用いて以下に説明
する。通常の状態では、選択器1053に入力されている自
己保持信号はネゲートされていて、外部メモリ参照命令
のオペランドが選択されレジスタ1052に出力されてい
る。外部メモリ参照命令信号がデコードされると外部メ
モリ参照命令信号がアサートされ、レジスタ1051にクロ
ックCLK1でフェッチされる。これと同時に外部メモ
リ参照命令のオペランドもレジスタ1052にクロックCL
K1でフェッチされる。
【0030】その後、レジスタ1051にフェッチされた外
部メモリ参照命令信号を用いて同期制御回路1055におい
てクロックCLK1に同期して自己保持信号をアサート
する。したがって、レジスタ1052は、この自己保持信号
がネゲートされるまで自己保持される。サイクル制御回
路1054は、同期制御回路1055よりクロックCLK2に同
期してメモリサイクルの起動をかける。また、メモリサ
イクルの終了を同期制御回路1055に知らせる。同期制御
回路1055は、メモリサイクル終了のクロックCLK2の
立ち上がりとその次のクロックCLK1の立ち上がりま
でレジスタ1052をリセットするためにRESET信号を
出力する。このとき、自己保持信号はネゲートされてお
り、占有資源参照命令のオペランドなどがフェッチでき
る。
部メモリ参照命令信号を用いて同期制御回路1055におい
てクロックCLK1に同期して自己保持信号をアサート
する。したがって、レジスタ1052は、この自己保持信号
がネゲートされるまで自己保持される。サイクル制御回
路1054は、同期制御回路1055よりクロックCLK2に同
期してメモリサイクルの起動をかける。また、メモリサ
イクルの終了を同期制御回路1055に知らせる。同期制御
回路1055は、メモリサイクル終了のクロックCLK2の
立ち上がりとその次のクロックCLK1の立ち上がりま
でレジスタ1052をリセットするためにRESET信号を
出力する。このとき、自己保持信号はネゲートされてお
り、占有資源参照命令のオペランドなどがフェッチでき
る。
【0031】また、この外部メモリ参照命令を実行中に
も、シーケンサ104aは命令メモリ102より順次命
令を読み出していて、現在実行している外部メモリ参照
命令で占有されない演算ブロック103の内部資源を用
いた非占有資源参照命令を並列に実行できる。この場合
の命令の実行順序を図7に示す。B,C,D,E,Fは
外部メモリ参照命令で占有されない演算ブロック103
の内部資源を参照する非占有資源参照命令である。図7
に示すように、このデジタルプロセッサ101では、外
部メモリ参照命令の実行中に並列に命令B,C,D,
E,Fを実行できる。
も、シーケンサ104aは命令メモリ102より順次命
令を読み出していて、現在実行している外部メモリ参照
命令で占有されない演算ブロック103の内部資源を用
いた非占有資源参照命令を並列に実行できる。この場合
の命令の実行順序を図7に示す。B,C,D,E,Fは
外部メモリ参照命令で占有されない演算ブロック103
の内部資源を参照する非占有資源参照命令である。図7
に示すように、このデジタルプロセッサ101では、外
部メモリ参照命令の実行中に並列に命令B,C,D,
E,Fを実行できる。
【0032】したがって、外部メモリ106がクロック
CLK1に比べてより遅いデバイスになるほど、外部メ
モリ参照命令に占有されていない演算ブロック103の
内部資源を参照する非占有資源参照命令をより多く実行
できることになる。この場合、外部メモリ参照命令によ
り読み出されたデータは、クロックCLK1の数サイク
ル後にしか使えない。この数サイクルは、クロックCL
K1とクロックCLK2の周波数によって決定される。
CLK1に比べてより遅いデバイスになるほど、外部メ
モリ参照命令に占有されていない演算ブロック103の
内部資源を参照する非占有資源参照命令をより多く実行
できることになる。この場合、外部メモリ参照命令によ
り読み出されたデータは、クロックCLK1の数サイク
ル後にしか使えない。この数サイクルは、クロックCL
K1とクロックCLK2の周波数によって決定される。
【0033】〔第3の実施例〕 この発明の第3の実施例について図面を参照しながら説
明する。この第3の実施例のデジタルプロセッサの構成
は、図3ないし図5に示す第2の実施例と同じである。
外部メモリ参照制御回路105の制御が第2の実施例と
異なっている。
明する。この第3の実施例のデジタルプロセッサの構成
は、図3ないし図5に示す第2の実施例と同じである。
外部メモリ参照制御回路105の制御が第2の実施例と
異なっている。
【0034】この実施例のデジタルプロセッサ101
は、第2の実施例において説明した外部メモリ参照命令
以外の命令として、外部メモリ106のデータ列連続転
送命令を実行できる。つまり、予め転送するデータ列の
形態(データ数など)を設定しておき、そのデータを連
続するサイクルでデジタルプロセッサ101と外部メモ
リ106間を転送できる命令を持っている。
は、第2の実施例において説明した外部メモリ参照命令
以外の命令として、外部メモリ106のデータ列連続転
送命令を実行できる。つまり、予め転送するデータ列の
形態(データ数など)を設定しておき、そのデータを連
続するサイクルでデジタルプロセッサ101と外部メモ
リ106間を転送できる命令を持っている。
【0035】図8にこの実施例のデジタルプロセッサ1
01における上記データ列連続転送命令により外部メモ
リ106に対してのリードサイクルのタイミングチャー
トを示す。プログラム制御部104cによりデータ列連
続転送命令が読み出され、このデータ列連続転送命令が
実行された場合、外部メモリ参照制御回路105は、設
定されているデータ数分だけ第2の実施例で説明した外
部メモリ参照サイクルをシーケンサ104aとは独立に
制御を行うとともに、最初の外部メモリ参照サイクルか
ら最終の外部メモリ参照サイクルまで自己保持信号をア
サートする。シーケンサ104aは、データ列連続転送
命令を実行中であってもデータ列連続転送命令に占有さ
れていない演算ブロック103の内部資源を参照する非
占有資源参照命令を並列に実行することができる。
01における上記データ列連続転送命令により外部メモ
リ106に対してのリードサイクルのタイミングチャー
トを示す。プログラム制御部104cによりデータ列連
続転送命令が読み出され、このデータ列連続転送命令が
実行された場合、外部メモリ参照制御回路105は、設
定されているデータ数分だけ第2の実施例で説明した外
部メモリ参照サイクルをシーケンサ104aとは独立に
制御を行うとともに、最初の外部メモリ参照サイクルか
ら最終の外部メモリ参照サイクルまで自己保持信号をア
サートする。シーケンサ104aは、データ列連続転送
命令を実行中であってもデータ列連続転送命令に占有さ
れていない演算ブロック103の内部資源を参照する非
占有資源参照命令を並列に実行することができる。
【0036】〔第4の実施例〕 この発明の第4の実施例について図面を参照しながら説
明する。この第4の実施例のデジタルプロセッサの構成
は、図1に示す第1の実施例と同じである。シーケンサ
104と外部メモリ参照制御回路105における制御が
第1の実施例と異なっている。
明する。この第4の実施例のデジタルプロセッサの構成
は、図1に示す第1の実施例と同じである。シーケンサ
104と外部メモリ参照制御回路105における制御が
第1の実施例と異なっている。
【0037】図9にこの実施例のデジタルプロセッサ1
01における外部メモリリードサイクルの命令を実行し
ているタイミングチャートを示す。このデジタルプロセ
ッサ101では、第1の実施例でも説明したように、外
部メモリ参照命令を実行中に外部メモリ参照命令に占有
されていない演算ブロック103の内部資源を参照する
非占有資源参照命令を、外部メモリ参照命令と並列に実
行できる。そしてさらに、外部メモリ参照命令により占
有されている演算ブロック103の内部資源を参照する
占有資源参照命令を実行する必要がある場合に、外部メ
モリサイクルがビジー状態か否かのテストを行い、ビジ
ー状態であれば、以降の命令を実行しないようにするた
めシーケンサ104aの動作を保持させるWAIT命令
を、資源参照命令の1サイクル以上前に命令メモリ10
2に格納しておく。
01における外部メモリリードサイクルの命令を実行し
ているタイミングチャートを示す。このデジタルプロセ
ッサ101では、第1の実施例でも説明したように、外
部メモリ参照命令を実行中に外部メモリ参照命令に占有
されていない演算ブロック103の内部資源を参照する
非占有資源参照命令を、外部メモリ参照命令と並列に実
行できる。そしてさらに、外部メモリ参照命令により占
有されている演算ブロック103の内部資源を参照する
占有資源参照命令を実行する必要がある場合に、外部メ
モリサイクルがビジー状態か否かのテストを行い、ビジ
ー状態であれば、以降の命令を実行しないようにするた
めシーケンサ104aの動作を保持させるWAIT命令
を、資源参照命令の1サイクル以上前に命令メモリ10
2に格納しておく。
【0038】すなわち、図10に示すようなアルゴリズ
ムとなる。一連の処理の中で、外部メモリ参照命令S1
1があると、外部メモリ参照命令S11によって占有さ
れてない演算ブロック103の内部資源を参照する非占
有資源参照命令群S12を外部メモリ参照命令S11の
すぐ後に置き、その次にWAIT命令S13を置く。そ
の次に外部メモリ参照命令S11により得られた演算ブ
ロック103の内部資源を参照する占有資源参照命令S
14を置く。
ムとなる。一連の処理の中で、外部メモリ参照命令S1
1があると、外部メモリ参照命令S11によって占有さ
れてない演算ブロック103の内部資源を参照する非占
有資源参照命令群S12を外部メモリ参照命令S11の
すぐ後に置き、その次にWAIT命令S13を置く。そ
の次に外部メモリ参照命令S11により得られた演算ブ
ロック103の内部資源を参照する占有資源参照命令S
14を置く。
【0039】外部メモリ参照命令S11を実行中に、外
部メモリ参照命令S11により占有されている演算ブロ
ック103の内部資源を参照する占有資源参照命令S1
4を実行する可能性がある場合でも、シーケンサ104
は占有資源参照命令S14より先にWAIT命令を実行
する。すなわち、外部メモリ参照制御回路105より出
力されている外部メモリサイクルビジー信号をセンスし
て、アサートされているとその制御を止めて、この信号
がネゲートされるまでWAITサイクルとなり、NOP
(no operation)サイクルを実行していることになる。
また、外部メモリ参照命令S11の実行が終了して外部
メモリサイクルビジー信号がネゲートされるとシーケン
サ104は次の命令(占有資源参照命令)S14を実行
する。つまり、外部メモリサイクルビジー信号がネゲー
トされるまで占有資源参照命令S14は実行されること
はない。
部メモリ参照命令S11により占有されている演算ブロ
ック103の内部資源を参照する占有資源参照命令S1
4を実行する可能性がある場合でも、シーケンサ104
は占有資源参照命令S14より先にWAIT命令を実行
する。すなわち、外部メモリ参照制御回路105より出
力されている外部メモリサイクルビジー信号をセンスし
て、アサートされているとその制御を止めて、この信号
がネゲートされるまでWAITサイクルとなり、NOP
(no operation)サイクルを実行していることになる。
また、外部メモリ参照命令S11の実行が終了して外部
メモリサイクルビジー信号がネゲートされるとシーケン
サ104は次の命令(占有資源参照命令)S14を実行
する。つまり、外部メモリサイクルビジー信号がネゲー
トされるまで占有資源参照命令S14は実行されること
はない。
【0040】〔第5の実施例〕 この発明の第5の実施例について図面を参照しながら説
明する。この第5の実施例のデジタルプロセッサの構成
を図11ないし図13に示す。この実施例のデジタルプ
ロセッサ101は、図11に示すように、第2の実施例
のデジタルプロセッサ101(図3)と同じ構成要素で
実現されているが、シーケンサ104a′と外部メモリ
参照制御回路105の制御が異なっている。それは、シ
ーケンサ104a′に対して外部メモリ参照制御回路1
05から外部メモリサイクルビジー信号が出力されてい
ることである。
明する。この第5の実施例のデジタルプロセッサの構成
を図11ないし図13に示す。この実施例のデジタルプ
ロセッサ101は、図11に示すように、第2の実施例
のデジタルプロセッサ101(図3)と同じ構成要素で
実現されているが、シーケンサ104a′と外部メモリ
参照制御回路105の制御が異なっている。それは、シ
ーケンサ104a′に対して外部メモリ参照制御回路1
05から外部メモリサイクルビジー信号が出力されてい
ることである。
【0041】図12に外部メモリ参照制御回路105の
構成を示す。この外部メモリ参照制御回路105は第2
の実施例の外部メモリ参照制御回路105(図4)と同
じ構成要素で実現している。上述の外部メモリサイクル
ビジー信号は、第2の実施例で説明した自己保持信号と
同じ意味であり、外部メモリ参照命令の実行中はアサー
トされている。
構成を示す。この外部メモリ参照制御回路105は第2
の実施例の外部メモリ参照制御回路105(図4)と同
じ構成要素で実現している。上述の外部メモリサイクル
ビジー信号は、第2の実施例で説明した自己保持信号と
同じ意味であり、外部メモリ参照命令の実行中はアサー
トされている。
【0042】図13にシーケンサ104a′の構成を示
す。このシーケンサ104a′は、プログラムカウンタ
1041,加算器1042,命令レジスタ1043,シーケンサ動作
を保持するための選択器1044,1045およびシーケンサ動
作の保持の制御を行うWAIT制御回路1046が主構成要
素である。第2の実施例のシーケンサ104aに選択器
1044,1045およびWAIT制御回路1046が追加されてい
る。その制御は、外部メモリサイクルビジー信号とデコ
ーダ104bから出力されているWAIT命令信号との
両方がアサートされていれば、選択器1044,1045は、プ
ログラムカウンタ1041および命令レジスタ1043を自己保
持状態になるようにWAIT制御回路1046が制御を行
う。WAIT命令信号は後述するWAIT命令を解析し
た信号で、WAIT命令であればアサートされる。
す。このシーケンサ104a′は、プログラムカウンタ
1041,加算器1042,命令レジスタ1043,シーケンサ動作
を保持するための選択器1044,1045およびシーケンサ動
作の保持の制御を行うWAIT制御回路1046が主構成要
素である。第2の実施例のシーケンサ104aに選択器
1044,1045およびWAIT制御回路1046が追加されてい
る。その制御は、外部メモリサイクルビジー信号とデコ
ーダ104bから出力されているWAIT命令信号との
両方がアサートされていれば、選択器1044,1045は、プ
ログラムカウンタ1041および命令レジスタ1043を自己保
持状態になるようにWAIT制御回路1046が制御を行
う。WAIT命令信号は後述するWAIT命令を解析し
た信号で、WAIT命令であればアサートされる。
【0043】このデジタルプロセッサ101では、第2
の実施例でも説明したように、外部メモリ参照命令を実
行中に外部メモリ参照命令に占有されていない演算ブロ
ック103の内部資源を参照する非占有資源参照命令
を、外部メモリ参照命令と並列に実行できる。そしてさ
らに、外部メモリ参照命令により占有されている演算ブ
ロック103の内部資源を参照する占有資源参照命令を
実行する必要がある場合に、外部メモリサイクルがビジ
ー状態か否かのテストを行い、ビジー状態であれば、以
降の命令を実行しないようにするためシーケンサ104
a′の動作を保持させるWAIT命令を、資源参照命令
の1サイクル以上前に命令メモリ102に格納してお
く。すなわち、図14に示すようなアルゴリズムとな
る。
の実施例でも説明したように、外部メモリ参照命令を実
行中に外部メモリ参照命令に占有されていない演算ブロ
ック103の内部資源を参照する非占有資源参照命令
を、外部メモリ参照命令と並列に実行できる。そしてさ
らに、外部メモリ参照命令により占有されている演算ブ
ロック103の内部資源を参照する占有資源参照命令を
実行する必要がある場合に、外部メモリサイクルがビジ
ー状態か否かのテストを行い、ビジー状態であれば、以
降の命令を実行しないようにするためシーケンサ104
a′の動作を保持させるWAIT命令を、資源参照命令
の1サイクル以上前に命令メモリ102に格納してお
く。すなわち、図14に示すようなアルゴリズムとな
る。
【0044】一連の処理の中で、外部メモリ参照命令S
21があると、外部メモリ参照命令S21によって占有
されてない演算ブロック103の内部資源を参照する非
占有資源参照命令群S22を外部メモリ参照命令S21
のすぐ後に置き、その次にWAIT命令S23を置く。
その次に外部メモリ参照命令S21により得られた演算
ブロック103の内部資源を参照する資源参照命令S2
4を置く。図15に上記のようなプログラムを実行した
ときのタイミングチャートを示す。この実施例のデジタ
ルプロセッサ101は、第3の実施例で説明したデジタ
ルプロセッサと基本的に同じ動作を行うが、WAIT命
令によるシーケンサ104a′の制御が可能となってい
る。このタイミングチャートは、外部メモリ参照命令を
実行中にWAIT命令が実行されたときを示している。
21があると、外部メモリ参照命令S21によって占有
されてない演算ブロック103の内部資源を参照する非
占有資源参照命令群S22を外部メモリ参照命令S21
のすぐ後に置き、その次にWAIT命令S23を置く。
その次に外部メモリ参照命令S21により得られた演算
ブロック103の内部資源を参照する資源参照命令S2
4を置く。図15に上記のようなプログラムを実行した
ときのタイミングチャートを示す。この実施例のデジタ
ルプロセッサ101は、第3の実施例で説明したデジタ
ルプロセッサと基本的に同じ動作を行うが、WAIT命
令によるシーケンサ104a′の制御が可能となってい
る。このタイミングチャートは、外部メモリ参照命令を
実行中にWAIT命令が実行されたときを示している。
【0045】外部メモリ参照命令の実行中は、外部メモ
リサイクルビジー信号がアサートされており、その期間
中にWAIT命令を実行しようとするとき、図13にお
けるシーケンサ104a′のWAIT制御回路1046は、
WAIT信号をアサートし、選択器1044,1045を切り替
えて、シーケンサ104a′はその動作が保持される。
したがって、シーケンサ104a′は外部メモリサイク
ルビジー信号がネゲートされるまで、すなわち外部メモ
リ参照命令が終了するまでWAIT命令を実行し続け
る。外部メモリサイクルビジー信号がネゲートされると
占有資源参照命令を実行する。この場合の命令の実行順
序を図16に示す。
リサイクルビジー信号がアサートされており、その期間
中にWAIT命令を実行しようとするとき、図13にお
けるシーケンサ104a′のWAIT制御回路1046は、
WAIT信号をアサートし、選択器1044,1045を切り替
えて、シーケンサ104a′はその動作が保持される。
したがって、シーケンサ104a′は外部メモリサイク
ルビジー信号がネゲートされるまで、すなわち外部メモ
リ参照命令が終了するまでWAIT命令を実行し続け
る。外部メモリサイクルビジー信号がネゲートされると
占有資源参照命令を実行する。この場合の命令の実行順
序を図16に示す。
【0046】また、図17に第3の実施例で説明したデ
ジタルプロセッサにこの第5の実施例を適応した場合の
タイミングチャートを示す。なお、上記第1ないし第5
の実施例では、リードサイクルについて行ったが、ライ
トサイクルについても同様の制御を行うことができる。
ジタルプロセッサにこの第5の実施例を適応した場合の
タイミングチャートを示す。なお、上記第1ないし第5
の実施例では、リードサイクルについて行ったが、ライ
トサイクルについても同様の制御を行うことができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1および請求項2記載のデジタル
プロセッサは、外部メモリ参照命令を実行中に、その外
部メモリ参照命令によって占有されていない演算ブロッ
クの内部資源を参照する非占有資源参照命令を並列に実
行することにより、トータルの処理のスループットを向
上することができる。請求項3記載のデジタルプロセッ
サは、外部メモリのデータ列連続転送命令を実行中に、
そのデータ列連続転送命令によって占有されていない資
源を参照する非占有資源参照命令を並列に実行すること
により、トータルの処理のスループットをさらに向上さ
せることができる。
プロセッサは、外部メモリ参照命令を実行中に、その外
部メモリ参照命令によって占有されていない演算ブロッ
クの内部資源を参照する非占有資源参照命令を並列に実
行することにより、トータルの処理のスループットを向
上することができる。請求項3記載のデジタルプロセッ
サは、外部メモリのデータ列連続転送命令を実行中に、
そのデータ列連続転送命令によって占有されていない資
源を参照する非占有資源参照命令を並列に実行すること
により、トータルの処理のスループットをさらに向上さ
せることができる。
【0048】請求項4および請求項5記載のデジタルプ
ロセッサは、外部メモリ参照命令を実行開始後に、その
外部メモリ参照命令によって占有されている演算ブロッ
クの内部資源を参照する占有資源参照命令を実行する場
合に、それらの資源の同期を不都合なく実現することに
より、トータルの処理のスループットをより向上させる
ことができる。請求項6記載のデジタルプロセッサは、
外部メモリのデータ列連続転送命令を実行開始後に、そ
のデータ列連続転送命令によって占有されている演算ブ
ロックの内部資源を参照する占有資源参照命令を実行す
る場合に、それらの資源の同期を不都合なく実現するこ
とにより、トータルの処理のスループットをさらにより
向上させることができる。請求項7記載の構成によれ
ば、請求項2のものと同様の効果が得られる。 請求項8
記載の構成によれば、請求項3のものと同様の効果が得
られる。 請求項9記載の構成によれば、請求項5または
6のものと同様の効果が得られる。
ロセッサは、外部メモリ参照命令を実行開始後に、その
外部メモリ参照命令によって占有されている演算ブロッ
クの内部資源を参照する占有資源参照命令を実行する場
合に、それらの資源の同期を不都合なく実現することに
より、トータルの処理のスループットをより向上させる
ことができる。請求項6記載のデジタルプロセッサは、
外部メモリのデータ列連続転送命令を実行開始後に、そ
のデータ列連続転送命令によって占有されている演算ブ
ロックの内部資源を参照する占有資源参照命令を実行す
る場合に、それらの資源の同期を不都合なく実現するこ
とにより、トータルの処理のスループットをさらにより
向上させることができる。請求項7記載の構成によれ
ば、請求項2のものと同様の効果が得られる。 請求項8
記載の構成によれば、請求項3のものと同様の効果が得
られる。 請求項9記載の構成によれば、請求項5または
6のものと同様の効果が得られる。
【図1】この発明の第1および第4の実施例のデジタル
プロセッサのブロック図である。
プロセッサのブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施例のデジタルプロセッサ
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図3】この発明の第2および第3の実施例のデジタル
プロセッサのブロック図である。
プロセッサのブロック図である。
【図4】図3に示す外部メモリ参照制御回路のブロック
図である。
図である。
【図5】図3に示すシーケンサのブロック図である。
【図6】この発明の第2の実施例のデジタルプロセッサ
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図7】同実施例のデジタルプロセッサにおける命令の
実行順序を示す図である。
実行順序を示す図である。
【図8】この発明の第3の実施例のデジタルプロセッサ
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図9】この発明の第4の実施例のデジタルプロセッサ
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図10】この発明の第4の実施例における処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図11】この発明の第5の実施例のデジタルプロセッ
サのブロック図である。
サのブロック図である。
【図12】図11に示す外部メモリ参照制御回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【図13】図11に示すシーケンサのブロック図であ
る。
る。
【図14】この発明の第5の実施例における処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図15】同実施例のデジタルプロセッサのタイミング
チャートである。
チャートである。
【図16】同実施例のデジタルプロセッサにおける命令
の実行順序を示す図である。
の実行順序を示す図である。
【図17】同実施例のデジタルプロセッサのタイミング
チャートである。
チャートである。
【図18】第1の従来例のデジタルプロセッサのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図19】第1および第2の従来例のデジタルプロセッ
サのタイミングチャートである。
サのタイミングチャートである。
【図20】第2の従来例のデジタルプロセッサのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図21】第1および第2の従来例のデジタルプロセッ
サにおける命令の実行順序を示す図である。
サにおける命令の実行順序を示す図である。
101 デジタルプロセッサ 102 命令メモリ 104,104a,104a′ シーケンサ 104b デコーダ 105 外部メモリ参照制御回路 106 外部メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−151652(JP,A) 特開 平1−229326(JP,A) 特開 昭62−75844(JP,A) 特開 平2−56027(JP,A)
Claims (9)
- 【請求項1】 命令メモリと、この命令メモリから命令
を読み出すシーケンサと、演算ブロックと、外部メモリ
参照制御回路とを半導体チップ内部に備え、前記命令メ
モリ内において外部メモリ参照命令の後に前記外部メモ
リ参照命令によって占有されていない前記演算ブロック
の内部資源を参照する非占有資源参照命令を配置し、 前記シーケンサにより前記命令メモリから読み出された
命令が前記外部メモリ参照命令の場合、前記外部メモリ
参照制御回路は、外部メモリサイクルを制御するととも
に、前記シーケンサに対して、前記外部メモリサイクル
終了まで前記外部メモリサイクルのビジー状態を示す外
部メモリサイクルビジー信号を出力し、前記シーケンサ
は、前記外部メモリサイクルビジー信号が有効な期間に
おいて、前記非占有資源参照命令を前記外部メモリ参照
命令と並列実行させるようにしたことを特徴とするデジ
タルプロセッサ。 - 【請求項2】 命令メモリと、この命令メモリから命令
を読み出すシーケンサと、前記命令を解析するデコーダ
と、演算ブロックと、外部メモリ参照制御回路とを半導
体チップ内部に備え、前記命令メモリ内において外部メモリ参照命令の後に前
記外部メモリ参照命令によって占有されていない前記演
算ブロックの内部資源を参照する非占有資源参照命令を
配置し、 前記シーケンサにより前記命令メモリから読み出された
命令が前記外部メモリ参照命令の場合、前記外部メモリ
参照制御回路は、前記デコーダより出力される外部メモ
リ参照命令の実行を示す外部メモリ参照命令信号と前記
外部メモリ参照命令のオペランドとをフェッチし、前記
外部メモリ参照命令によって実行される外部メモリサイ
クルの終了まで前記外部メモリ参照命令のオペランドを
保持し、前記外部メモリサイクルが終了すると保持を解
除する制御を行い、 前記シーケンサは、前記外部メモリ参照命令を実行中に
おいて、次の命令を読み出し続け、読み出された命令が
前記非占有資源参照命令であるときに、前記非 占有資源
参照命令を前記外部メモリ参照命令と並列実行させるよ
うにしたことを特徴とするデジタルプロセッサ。 - 【請求項3】 命令メモリと、この命令メモリから命令
を読み出すシーケンサと、前記命令を解析するデコーダ
と、演算ブロックと、外部メモリ参照制御回路とを半導
体チップ内部に備え、前記命令メモリ内においてデータ列連続転送命令の後に
前記データ列連続転送命令によって占有されていない前
記演算ブロックの内部資源を参照する非占有資源参照命
令を配置し、 前記シーケンサにより前記命令メモリから読み出された
命令が外部メモリのデータ列連続転送命令の場合、前記
外部メモリ参照制御回路は、前記デコーダより出力され
る前記外部メモリのデータ列連続転送命令の実行を示す
データ列連続転送命令信号と前記データ列連続転送命令
のオペランドとをフェッチし、前記外部メモリのデータ
列連続転送命令によって実行される最後のデータ転送サ
イクルの終了まで前記データ列連続転送命令のオペラン
ドを保持し、前記最後のデータ転送サイクルが終了する
と保持を解除する制御を行い、 前記シーケンサは、前記データ列連続転送命令を実行中
において、次の命令を読み出し続け、読み出された命令
が前記非占有資源参照命令であるときに前記非占有資源
参照命令を前記データ列連続転送命令と並列実行させる
ようにしたことを特徴とするデジタルプロセッサ。 - 【請求項4】 命令メモリ内において非占有資源参照命
令の後に外部メモリ参照命令による外部メモリサイクル
がビジー状態か否かのテストを行うWAIT命令を配置
し、前記WAIT命令の後に前記外部メモリ参照命令に
よって占有されている資源を参照する占有資源参照命令
を配置し、 前記シーケンサは、前記WAIT命令を実行し、外部メ
モリサイクルビジー信号がビジー状態であれば前記占有
資源参照命令の実行を待機し、レディー状態であれば前
記占有資源参照命令を実行させるようにしたことを特徴
とする請求項1記載のデジタルプロセッサ。 - 【請求項5】 命令メモリ内において非占有資源参照命
令の後に外部メモリ参照命令による外部メモリサイクル
がビジー状態か否かのテストを行うWAIT 命令を配置
し、前記WAIT命令の後に前記外部メモリ参照命令に
よって占有されている資源を参照する占有資源参照命令
を配置し、 外部メモリ参照制御回路は、前記外部メモリ参照命令を
実行中には、シーケンサに対して外部メモリサイクルビ
ジー信号を送出し、 前記シーケンサは、前記WAIT命令を実行中に、前記
外部メモリサイクルビジー信号がビジー状態であれば自
己の動作を保持し、レディー状態であれば自己の動作を
次のステップへ進行するようにしたことを特徴とする請
求項2記載のデジタルプロセッサ。 - 【請求項6】 命令メモリ内において非占有資源参照命
令の後に外部メモリ参照命令による外部メモリサイクル
がビジー状態か否かのテストを行うWAIT命令を配置
し、前記WAIT命令の後に前記外部メモリ参照命令に
よって占有されている資源を参照する占有資源参照命令
を配置し、 外部メモリ参照制御回路は、前記データ列連続転送命令
を実行中には、シーケンサに対して外部メモリサイクル
ビジー信号を送出し、 前記シーケンサは、前記WAIT命令を実行中に、前記
外部メモリサイクルビジー信号がビジー状態であれば自
己の動作を保持し、レディー状態であれば自己の動作を
次のステップへ進行するようにしたことを特徴とする請
求項3記載のデジタルプロセッサ。 - 【請求項7】 外部メモリ参照制御回路は、デコーダか
ら出力される外部メモリ参照命令信号をフェッチする第
1の格納手段と、外部メモリ参照命令のオペランドをフ
ェッチする第2の格納手段と、前記第2の格納手段のデ
ータを保持させるための選択手段と、前記第2の格納手
段に格納された前記外部メモリ参照命令のオペランドに
基づいて外部メモリと演算ブロックの内部資源の制御を
行うサイクル制御回路と、前記外部メモリとの同期を取
りながら前記第1の格納手段に格納された外部メモリ参
照命令信号に応答して前記サイクル制御回路に起動信号
を出力するとともに前記選択手段のデータ保持動作を制
御する自己保持信号を出力し前記サイクル制御回路から
与えられる終了信号により前記外部メモリ参照命令の終
了を検知して前記選択手段のデータ保持動作を制御する
自己保持信号を解除するとともに前記第2の格納手段を
リセットするリセット信号を出力する同期 制御回路とか
らなる請求項2記載のデジタルプロセッサ。 - 【請求項8】 外部メモリ参照制御回路は、デコーダか
ら出力されるデータ列連続転送命令信号をフェッチする
第1の格納手段と、データ列連続転送命令のオペランド
をフェッチする第2の格納手段と、前記第2の格納手段
のデータを保持させるための選択手段と、前記第2の格
納手段に格納された前記データ列連続転送命令のオペラ
ンドに基づいて外部メモリと演算ブロックの内部資源の
制御を行うサイクル制御回路と、前記外部メモリとの同
期を取りながら前記第1の格納手段に格納されたデータ
列連続転送命令信号に応答して前記サイクル制御回路に
起動信号を出力するとともに前記選択手段のデータ保持
動作を制御する自己保持信号を出力し前記サイクル制御
回路から与えられる終了信号により前記データ列連続転
送命令の終了を検知して前記選択手段のデータ保持動作
を制御する自己保持信号を解除するとともに前記第2の
格納手段をリセットするリセット信号を出力する同期制
御回路とからなる請求項3記載のデジタルプロセッサ。 - 【請求項9】 シーケンサは、プログラムカウンタと、
命令レジスタと、シーケンサ動作を保持するために前記
プログラムカウンタおよび前記命令レジスタのデータを
保持する選択器と、前記選択器によるデータの保持動作
を制御するWAIT制御回路とを有し、 前記WAIT制御回路は、WAIT命令の実行中に外部
メモリサイクルビジー信号がビジー状態なら前記シーケ
ンサの動作を保持しレディー状態なら前記シーケンサの
動作を次のステップに進行させるように前記選択器の制
御を行うようにしたことを特徴とする請求項5または6
記載のデジタルプロセッサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3022430A JP2667585B2 (ja) | 1990-02-27 | 1991-02-16 | デジタルプロセッサ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-48619 | 1990-02-27 | ||
JP4861990 | 1990-02-27 | ||
JP3022430A JP2667585B2 (ja) | 1990-02-27 | 1991-02-16 | デジタルプロセッサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04211827A JPH04211827A (ja) | 1992-08-03 |
JP2667585B2 true JP2667585B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=26359655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3022430A Expired - Fee Related JP2667585B2 (ja) | 1990-02-27 | 1991-02-16 | デジタルプロセッサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2667585B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7966445B2 (en) * | 2007-12-24 | 2011-06-21 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Read status controller |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58151652A (ja) * | 1982-03-03 | 1983-09-08 | Hitachi Ltd | パイプライン制御デ−タ処理装置 |
JPS6275844A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-07 | Fujitsu Ltd | 命令プリフェッチ方法 |
JPH01229326A (ja) * | 1988-03-09 | 1989-09-13 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
-
1991
- 1991-02-16 JP JP3022430A patent/JP2667585B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04211827A (ja) | 1992-08-03 |
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Legal Events
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