JP2667259B2 - ケーブル接続部の密封用スペーサ - Google Patents
ケーブル接続部の密封用スペーサInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、熱収縮性外皮によって、特に、被覆電線或
は通信ケーブルの接続部の回りを気密に包装する場合の
ケーブル接続部の密封方法及び接続部密封用スペーサに
関する。
は通信ケーブルの接続部の回りを気密に包装する場合の
ケーブル接続部の密封方法及び接続部密封用スペーサに
関する。
「従来の技術」 本出願人による英国特許出願公開2198594Aにおいて
は、1個以上のスペーサが1組の分岐ケーブル間に位置
されたケーブル接続部密封用の配列が記載されている。
スペーサは、熱溶融性物質のブロックと、1個以上の伝
熱物質のフランジとを持っている。各フランジはブロッ
ク内に延長した舌を持っている。従って、熱収縮性外皮
が分岐ケーブルの回りに位置し、その後熱の印加によっ
て外皮が収縮させられる。熱は、熱溶融性ブロックを融
着させ、加熱工程がフランジの舌を経由した伝熱によっ
て助長される。従って、分岐ケーブル回りの外皮内の空
間は溶融した熱溶融性ブロックで充満されて、密封が達
成される。勿論、フランジは、分岐ケーブルの回りに巻
回できるので、スペーサの位置の固定を助長する。
は、1個以上のスペーサが1組の分岐ケーブル間に位置
されたケーブル接続部密封用の配列が記載されている。
スペーサは、熱溶融性物質のブロックと、1個以上の伝
熱物質のフランジとを持っている。各フランジはブロッ
ク内に延長した舌を持っている。従って、熱収縮性外皮
が分岐ケーブルの回りに位置し、その後熱の印加によっ
て外皮が収縮させられる。熱は、熱溶融性ブロックを融
着させ、加熱工程がフランジの舌を経由した伝熱によっ
て助長される。従って、分岐ケーブル回りの外皮内の空
間は溶融した熱溶融性ブロックで充満されて、密封が達
成される。勿論、フランジは、分岐ケーブルの回りに巻
回できるので、スペーサの位置の固定を助長する。
「発明が解決しようとする課題」 英国特許出願公開2198594Aにおいては、上記結果を達
成する種々の実施例のスペーサを記載している。この明
細書においては、分岐ケーブルが太い直径を持っている
場合、種々のスペーサを提供して、スペーサの熱溶融性
ブロックの所望の融着を達成させることが必要である。
成する種々の実施例のスペーサを記載している。この明
細書においては、分岐ケーブルが太い直径を持っている
場合、種々のスペーサを提供して、スペーサの熱溶融性
ブロックの所望の融着を達成させることが必要である。
勿論、1つのブロックによる他の実施例を記載してい
るが、この場合種々のフランジが必要である。
るが、この場合種々のフランジが必要である。
これら全ての場合、フランジが単純なT字状であり、
このTの足部分が伝熱のためにブロック内に延長した舌
を形成している。
このTの足部分が伝熱のためにブロック内に延長した舌
を形成している。
我々は、更に非常に太いケーブルの接続部を密封する
問題を調査して、2198594Aに記載されたような複数のス
ペーサの形成が完全に満足できないことが発見された。
問題を調査して、2198594Aに記載されたような複数のス
ペーサの形成が完全に満足できないことが発見された。
「課題を解決するための手段」 それ故、本発明は、特に、太いケーブル用の2198594A
のスペーサの接続部の改良に関する。
のスペーサの接続部の改良に関する。
更に、本発明は、ブロック及びフランジ、或は複数の
フランジに加えて、スペーサがブロックから突出した例
えば金属製の支持部材を持つことを提案している。この
支持部材は、ブロック内に、1組の背中合せの凹面を成
型した部分を持ち、凹面の湾曲部が反対側に開口するよ
うに位置している。
フランジに加えて、スペーサがブロックから突出した例
えば金属製の支持部材を持つことを提案している。この
支持部材は、ブロック内に、1組の背中合せの凹面を成
型した部分を持ち、凹面の湾曲部が反対側に開口するよ
うに位置している。
例えば75mmの直径の太いケーブルでは、ブロックが溶
融した時に、熱溶融性ブロックの物質がケーブル間の隙
間外に溢れる恐れがあることが調査で判明した。この段
階において、熱溶融性ブロックは、殆ど液体であり、21
98594Aのスペーサがケーブル間に隙間がないためにケー
ブル間に残った熱溶融性ブロックに依存している。フラ
ンジの舌は、流れを制限せず、その容積は重要でない。
融した時に、熱溶融性ブロックの物質がケーブル間の隙
間外に溢れる恐れがあることが調査で判明した。この段
階において、熱溶融性ブロックは、殆ど液体であり、21
98594Aのスペーサがケーブル間に隙間がないためにケー
ブル間に残った熱溶融性ブロックに依存している。フラ
ンジの舌は、流れを制限せず、その容積は重要でない。
本発明の支持部材のブロック内の部分は、種々の機能
を持っている。第1に、支持部材の量はブロック自身の
量に関連して重大である。これは少なくとも40%、好ま
しくは50%が好ましい。従って、ケーブル間の空間を充
満する熱溶融性ブロックが少なくなり、この空間の大部
分が支持部材の部分で充満される。従って、ケーブル間
に隙間が広がる恐れが少なくなる。湾曲面或は凹面は、
ケーブルをブロックの形状に一致させる手助けをする。
を持っている。第1に、支持部材の量はブロック自身の
量に関連して重大である。これは少なくとも40%、好ま
しくは50%が好ましい。従って、ケーブル間の空間を充
満する熱溶融性ブロックが少なくなり、この空間の大部
分が支持部材の部分で充満される。従って、ケーブル間
に隙間が広がる恐れが少なくなる。湾曲面或は凹面は、
ケーブルをブロックの形状に一致させる手助けをする。
第2に、湾曲面は、ケーブルの中心を結ぶ平面方向に
平行及び横断して、熱が支持部材の突出部分から離れた
ブロックの部分に導入されることを保証する。第3に、
湾曲面は、ブロックが溶融し時に、少なくとも幾分、ケ
ーブルの中心を結ぶ平面を横断した方向に熱溶融性ブロ
ックが流れるのを制限する。
平行及び横断して、熱が支持部材の突出部分から離れた
ブロックの部分に導入されることを保証する。第3に、
湾曲面は、ブロックが溶融し時に、少なくとも幾分、ケ
ーブルの中心を結ぶ平面を横断した方向に熱溶融性ブロ
ックが流れるのを制限する。
ブロック内の支持部材の部分は、標準寸法の支持部材
が使用されるので、例えばケーブルがブロック内の支持
部材の部分の幅より短い直径を持つ時に、ケーブルを結
ぶ理論的正接線から突出してもよいことが注目される。
これは、外皮がブロック内の支持部材の部分の端部と一
致し、ブロック及び熱溶融性ブロックが外皮内の空間に
充満されるので、許容される。
が使用されるので、例えばケーブルがブロック内の支持
部材の部分の幅より短い直径を持つ時に、ケーブルを結
ぶ理論的正接線から突出してもよいことが注目される。
これは、外皮がブロック内の支持部材の部分の端部と一
致し、ブロック及び熱溶融性ブロックが外皮内の空間に
充満されるので、許容される。
本発明の更なる発展においては、ブロックが中央のか
なり厚い部分と、この中央部分の両側から突出した少な
くとも1つの熱溶融性薄いウエブとからなっている。こ
の理由は、ウエブが相当迅速に溶融し、これらが熱収縮
性外皮に最初接触するブロックの部分であるので、重要
であることである。中央の厚い部分及び側の薄い部分を
持つブロックを有するこの理念は、2198594Aに詳述して
いる。
なり厚い部分と、この中央部分の両側から突出した少な
くとも1つの熱溶融性薄いウエブとからなっている。こ
の理由は、ウエブが相当迅速に溶融し、これらが熱収縮
性外皮に最初接触するブロックの部分であるので、重要
であることである。中央の厚い部分及び側の薄い部分を
持つブロックを有するこの理念は、2198594Aに詳述して
いる。
好ましくは、支持部材の各側にはフランジが各々形成
されて、スペーサが両者の分岐ケーブルに取り付けられ
てもよい。これらフランジ及び支持部材は通常伝熱物質
から作られ、一方ブロックが熱溶融物質から作られる。
されて、スペーサが両者の分岐ケーブルに取り付けられ
てもよい。これらフランジ及び支持部材は通常伝熱物質
から作られ、一方ブロックが熱溶融物質から作られる。
「実施例」 以下に添付図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
まず、第1図を参照すると、記載のスペーサの実施例
は、1組のフランジ11及び支持部材12が埋設された熱溶
融物質のブロック10を持っている。第1図に見られるよ
うに、支持部材12がフランジ11間に位置している。各フ
ランジは、第1図で確認できないが、アルミニウムのよ
うな伝熱物質のT字状の片からなり、Tの足は(第1図
で目視できないが)ブロック10に延長した舌を形成して
いる。フランジ11の舌には、舌をブロック10に結合させ
るのを助長する穴が形成されている。勿論、第1図に示
すスペーサは、ブロック10がかなり厚い中央部分13と、
中央部分13のコーナから外方に延長したウエブ14とを備
えている。
は、1組のフランジ11及び支持部材12が埋設された熱溶
融物質のブロック10を持っている。第1図に見られるよ
うに、支持部材12がフランジ11間に位置している。各フ
ランジは、第1図で確認できないが、アルミニウムのよ
うな伝熱物質のT字状の片からなり、Tの足は(第1図
で目視できないが)ブロック10に延長した舌を形成して
いる。フランジ11の舌には、舌をブロック10に結合させ
るのを助長する穴が形成されている。勿論、第1図に示
すスペーサは、ブロック10がかなり厚い中央部分13と、
中央部分13のコーナから外方に延長したウエブ14とを備
えている。
第2図は、1組の分岐ケーブル20,21間に挿入された
第1図のスペーサを示している。この断面図から、フラ
ンジ11の舌11aがブロック13内にあり、勿論、支持部材1
2の部分12aがブロック内にあることを示している。分岐
ケーブル20,21及びスペーサは、熱収縮性外皮22によっ
て取り囲まれている。この外皮22は、熱を印加すること
によって収縮する。また、フランジ11及び支持部材12
は、印加された熱をブロック10に伝熱して、ブロック10
を溶融して、外皮22内の分岐ケーブル20,21に融着させ
ている。従って、まず、ウエブ14はかなり薄いので溶融
しながらケーブルに融着し、ブロック10の中央部分13が
ケーブルに融着し、外皮22は、収縮して、分岐ケーブル
20,21を結んだ理論的正接線に一致し始める。この結果
は、ケーブル20,21を取り囲む外皮内の空間がブロック1
0からの物質によって充満され、従ってケーブル接続部
を密封する。
第1図のスペーサを示している。この断面図から、フラ
ンジ11の舌11aがブロック13内にあり、勿論、支持部材1
2の部分12aがブロック内にあることを示している。分岐
ケーブル20,21及びスペーサは、熱収縮性外皮22によっ
て取り囲まれている。この外皮22は、熱を印加すること
によって収縮する。また、フランジ11及び支持部材12
は、印加された熱をブロック10に伝熱して、ブロック10
を溶融して、外皮22内の分岐ケーブル20,21に融着させ
ている。従って、まず、ウエブ14はかなり薄いので溶融
しながらケーブルに融着し、ブロック10の中央部分13が
ケーブルに融着し、外皮22は、収縮して、分岐ケーブル
20,21を結んだ理論的正接線に一致し始める。この結果
は、ケーブル20,21を取り囲む外皮内の空間がブロック1
0からの物質によって充満され、従ってケーブル接続部
を密封する。
支持部材12の存在を除外して、上記議論のスペーサ及
び密封操作は、通常2198594Aに記載されたものと類似し
ている。第1図に示されたブロック10の形状が2198594A
のどの実施例とも同じでないが、機能は同じである。そ
れ故、2198594Aの実施例に示されたような別のブロック
及びフランジが本発明から逸脱しないで使用してもよ
い。上記に述べたように、フランジ11の舌11aに穴を設
けて、フランジ11の舌11aにブロック10の物質を固定す
ることを助長してもよい。勿論、フランジ11上に、温度
表示ペンキ(感熱ペンキ)の点々を形成することが可能
である。勿論、フランジ11は、第2図から目視できない
が、分岐ケーブルの回りを少なくとも部分的に巻回し
て、2198594Aに記載したように、これらケーブルをスペ
ーサに固定してもよい。
び密封操作は、通常2198594Aに記載されたものと類似し
ている。第1図に示されたブロック10の形状が2198594A
のどの実施例とも同じでないが、機能は同じである。そ
れ故、2198594Aの実施例に示されたような別のブロック
及びフランジが本発明から逸脱しないで使用してもよ
い。上記に述べたように、フランジ11の舌11aに穴を設
けて、フランジ11の舌11aにブロック10の物質を固定す
ることを助長してもよい。勿論、フランジ11上に、温度
表示ペンキ(感熱ペンキ)の点々を形成することが可能
である。勿論、フランジ11は、第2図から目視できない
が、分岐ケーブルの回りを少なくとも部分的に巻回し
て、2198594Aに記載したように、これらケーブルをスペ
ーサに固定してもよい。
しかし、本発明のスペーサ及び2198594Aに議論された
スペーサ間の最も重大な差は、支持部材12の存在であ
る。この支持部材12は、第3図に詳しく示され、3つの
部分を備えていることが理解される。第1の部分12aが
ブロック10内に埋設され、第2の部分12bが第1の部分1
2から、ブロックから外側に延長し、第2部分12bは、外
皮の外側に印加された熱が勿論支持部材12の端部12cに
印加されるように、熱収縮性外皮の端部から突出して、
熱が支持部材12に沿って導入されて、ブロックの溶融を
補助している。支持部材の端部12cは、第3図に示すよ
うに、バーナ(炎)のような熱源が外皮の収縮に印加さ
れた時に、端部12cが熱の吸収量を改良するので、中間
部12bより幅広である。しかし、これは、必要でなく、
端部12cが中間部12bと同じ幅でもよい。
スペーサ間の最も重大な差は、支持部材12の存在であ
る。この支持部材12は、第3図に詳しく示され、3つの
部分を備えていることが理解される。第1の部分12aが
ブロック10内に埋設され、第2の部分12bが第1の部分1
2から、ブロックから外側に延長し、第2部分12bは、外
皮の外側に印加された熱が勿論支持部材12の端部12cに
印加されるように、熱収縮性外皮の端部から突出して、
熱が支持部材12に沿って導入されて、ブロックの溶融を
補助している。支持部材の端部12cは、第3図に示すよ
うに、バーナ(炎)のような熱源が外皮の収縮に印加さ
れた時に、端部12cが熱の吸収量を改良するので、中間
部12bより幅広である。しかし、これは、必要でなく、
端部12cが中間部12bと同じ幅でもよい。
しかし、第3図から解るように、ブロック内の支持部
材12の部分12aは、背中合わせに開口するように配置さ
れた1組の凹面30,31を持っている。従って、これら凹
面30,31の最極端32は、湾曲面30,31が第1図の点線で示
されるようにブロック10の中央部分13に深く突出してい
る。これは、支持部材12の部分12aを分岐ケーブル20,21
間に中実の充填材として作用させる第1の機能を持って
いる。
材12の部分12aは、背中合わせに開口するように配置さ
れた1組の凹面30,31を持っている。従って、これら凹
面30,31の最極端32は、湾曲面30,31が第1図の点線で示
されるようにブロック10の中央部分13に深く突出してい
る。これは、支持部材12の部分12aを分岐ケーブル20,21
間に中実の充填材として作用させる第1の機能を持って
いる。
「発明の効果」 それ故、分岐ケーブル20,21間の熱溶融性ブロックの
量が少ないので、分岐ケーブル20,21間の密封時に展開
する隙間の危険性が少なくなる。勿論、支持部材12の部
分12aはブロックの内部に対する伝熱特性が改良されて
いる。2198594号に記載されたスペーサの実施例におい
ては、ブロック内のスペーサの舌がこのように薄くな
い。
量が少ないので、分岐ケーブル20,21間の密封時に展開
する隙間の危険性が少なくなる。勿論、支持部材12の部
分12aはブロックの内部に対する伝熱特性が改良されて
いる。2198594号に記載されたスペーサの実施例におい
ては、ブロック内のスペーサの舌がこのように薄くな
い。
ブロック内の支持部材12の部分12aの形状は第2の機
能を持っている。第2図から解るように、凹面30,31
は、各分岐ケーブル20,21方向に向いて、背中合せに開
口し、これが溶融時に熱溶融性ブロックの流れを少なく
とも部分的に制限する効果を持っていることが発見され
た。この結果、分岐ケーブル間の空間から両者の横方向
及び分岐ケーブルの軸線に平行な方向に流出する熱溶融
性ブロックが少なくなり、これは十分な熱溶融性ブロッ
クが満足な密封を保持するために捕捉されることを保証
する。
能を持っている。第2図から解るように、凹面30,31
は、各分岐ケーブル20,21方向に向いて、背中合せに開
口し、これが溶融時に熱溶融性ブロックの流れを少なく
とも部分的に制限する効果を持っていることが発見され
た。この結果、分岐ケーブル間の空間から両者の横方向
及び分岐ケーブルの軸線に平行な方向に流出する熱溶融
性ブロックが少なくなり、これは十分な熱溶融性ブロッ
クが満足な密封を保持するために捕捉されることを保証
する。
従って、背中合わせの凹面30,31が支持部材12に形成
されることによって、非常に太いケーブル用の密封の形
成が英国特許2198594Aに記載した実施例と比較して改良
できる利点が得られる。
されることによって、非常に太いケーブル用の密封の形
成が英国特許2198594Aに記載した実施例と比較して改良
できる利点が得られる。
第1図は本発明によるスペーサの端面図、第2図は1組
の枝分れの間に取付けられた時の、本発明によるスペー
サの断面図、第3図は本発明によるスペーサに使用され
る支持部材の斜視図である。 10……ブロック10、11……フランジ、12……支持部材、
13……中央部分、14……ウエブ、20,21……ケーブル。
の枝分れの間に取付けられた時の、本発明によるスペー
サの断面図、第3図は本発明によるスペーサに使用され
る支持部材の斜視図である。 10……ブロック10、11……フランジ、12……支持部材、
13……中央部分、14……ウエブ、20,21……ケーブル。
Claims (23)
- 【請求項1】伝熱物質のフランジ11と、このフランジ11
に接続される熱溶融性物質のブロック10と、このブロッ
ク10から突出する支持部材12とを備え、 前記ブロック10内に不溶性物質の充填部分12aを有し、
この充填部分が1組の背中合せの凹面30,31を形成し、
凹面30,31が外向きに開口したことを特徴とするケーブ
ル接続部の密封用スペーサ。 - 【請求項2】前記ブロック10は、かなり厚い中央部分13
と、この中央部分13の各側から突出した少なくとも1つ
の熱溶融性の薄いウエブ14とを備えた特許請求の範囲第
1項記載のスペーサ。 - 【請求項3】前記中央部分13のコーナからは、外側に複
数の薄いウエブ14が延長している特許請求の範囲第2項
記載のスペーサ。 - 【請求項4】前記フランジ11は、前記支持部材12の片側
にあり、この支持部材12の他の側には別のフランジ11が
設けられる特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
れかに記載のスペーサ。 - 【請求項5】前記支持部材12が伝熱物質である特許請求
の範囲第1項から第4項までのいずれかに記載のスペー
サ。 - 【請求項6】前記各フランジ11は、前記ブロック10に延
長した舌11aによって該ブロック10に接続される特許請
求の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載のスペ
ーサ。 - 【請求項7】前記支持部材12は、前記ブロック10の外側
に、前記充填部分12aから延長した突出部分12bと、この
突出部分12bから延長した更なる部分12cとを持ち、この
更なる部分12cの幅が突出部分12bのそれより広い特許請
求の範囲第1項から第6項までのいずれかに記載のスペ
ーサ。 - 【請求項8】前記ブロック10の量に対する前記支持部材
12の充填部分12aの量の比率が少なくとも40%である特
許請求の範囲第1項から第7項までのいずれかに記載の
スペーサ。 - 【請求項9】接続部の第1及び第2のケーブル20,21間
に位置するスペーサと、これらケーブルの回りの熱収縮
性外皮22とを備え、 前記スペーサは、伝熱物質のフランジ11と、このフラン
ジ11に接続される熱溶融性物質のブロック10と、ブロッ
ク10から突出する支持部材12とを備え、前記ブロック10
内に不溶性物質の充填部分12aを有し、この充填部分が
1組の背中合せの凹面30,31を形成し、凹面30,31が外向
きに開口し、該スペーサは、ブロック10によって、少な
くとも1つの第1及び第2のケーブル20,21に取付けら
れ、 前記ブロック10の少なくとも部分が前記外皮22内にある
ことを特徴とする、少なくとも第1及び第2のケーブル
20,21間の接続部を密封する組立体。 - 【請求項10】前記ブロック10は、前記ケーブル20,21
を結ぶ理論的正接線から突出する特許請求の範囲第9項
記載の組立体。 - 【請求項11】前記充填部分12aは、延長した突出部分1
2bを持ち、この突出部分12bが熱収縮性外皮22の端部か
ら突出する特許請求の範囲第9項或は第10項記載の組立
体。 - 【請求項12】接続後の第1及び第2の分岐ケーブル2
0,21間に、伝熱物質のフランジ11と、このフランジ11に
接続される熱溶融性物質のブロック10と、このブロック
10から突出する支持部材12と、ブロック10内に有する不
溶性物質の充填部分12aと、1組の背中合せの凹面30,31
とを備えたスペーサを差し込み、 接続部の第1及び第2の分岐ケーブル20,21の回りを熱
収縮性外皮22で包み、 この外皮22の回りに熱を印加して、外皮22を収縮させ、 前記フランジ11に熱を印加して、ブロック10を対応の分
岐ケーブルに融着させる段階を備え、 前記1組の背中合せの凹面30,31は各々第1及び第2の
分岐ケーブル20,21に向くように配置されることを特徴
とする、ケーブル接続部の密封方法。 - 【請求項13】前記ブロック10は、かなり厚い中央部分
13と、この中央部分13の各側から突出した少なくとも1
つの熱溶融性の薄いウエブ14とを備えた特許請求の範囲
第12項記載の方法。 - 【請求項14】前記中央部分13のコーナからは、外側に
複数の薄いウエブ14が延長している特許請求の範囲第13
項記載の方法。 - 【請求項15】前記フランジ11は、前記支持部材12の片
側にあり、この支持部材12の他の側には、別のフランジ
11が設けられる特許請求の範囲第12項から第14項までの
いずれかに記載の方法。 - 【請求項16】前記支持部材12が伝熱物質である特許請
求の範囲第12項から第15項までのいずれかに記載の方
法。 - 【請求項17】前記各フランジ11は、ブロック10に延長
した舌11aによってブロック10に接続される特許請求の
範囲第12項から第16項までのいずれかに記載の方法。 - 【請求項18】前記支持部材12の充填部分12aは、これ
から延長した突出部分12bを持ち、この突出部分12bが熱
収縮性外皮22の端部から突出する特許請求の範囲第12項
から第17項までのいずれかに記載の方法。 - 【請求項19】前記支持部材12は、前記突出部分12bか
ら延長した更なる部分12cを有し、この更なる部分12cが
突出部分12bより幅が広い特許請求の範囲第18項記載の
方法。 - 【請求項20】前記ブロック10の量に対する前記支持部
材12の充填部分12aの量の比率が少なくとも40%である
特許請求の範囲第12項から第19項までのいずれかに記載
の方法。 - 【請求項21】前記ブロック10は、少なくとも外皮22の
収縮中に、前記第1及び第2の分岐ケーブル20,21を結
ぶ理論的正接線から突出する特許請求の範囲第12項から
第20項までのいずれかに記載の方法。 - 【請求項22】前記充填部分12aは、これから延長した
第2の部分12bを持ち、この第2の部分12bが熱収縮性外
皮22の端部から突出する特許請求の範囲第12項から第20
項までのいずれかに記載の方法。 - 【請求項23】前記ブロック10の物質は、外皮22の物質
を持っている第12項から第21項までのいずれかに記載の
方法。
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