JP2667249B2 - 合成樹脂シートの移送方法 - Google Patents

合成樹脂シートの移送方法

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JP2667249B2 JP13552989A JP13552989A JP2667249B2 JP 2667249 B2 JP2667249 B2 JP 2667249B2 JP 13552989 A JP13552989 A JP 13552989A JP 13552989 A JP13552989 A JP 13552989A JP 2667249 B2 JP2667249 B2 JP 2667249B2
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resin sheet
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孝夫 山田
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Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Plastics Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、連続した合成樹脂シートを所定長さに切断
してから成形装置等に移送する合成樹脂シートの移送方
法に関する。
(従来の技術) 従来、押出装置から押し出された連続した合成樹脂シ
ートを軟化状態で次工程に移送する場合、連続状態のま
ま移送するのが一般的であった。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の方法においては、連続した合成樹脂シート
を連続状態のまま次工程に移送するので、次工程が間欠
的に作動する成形装置等の場合、これを連続的に供給さ
れる合成樹脂シートに同調させるために装置が複雑にな
り、高価になる嫌いがあった。そして軟化状態の合成樹
脂シートを所定長さに切断してから成形装置等に送り込
もうとしても、軟化状態のため切断端同士が再融着して
しまい、所定形状に切断し難いという問題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決せんとしてなされたものでそ
の要旨とするところは、連続した合成樹脂シートを軟化
状態で移送コンベヤに載置して移送しながら所定長さに
切断し、該切断シートを移送する方法において、第1の
移送コンベヤとそれに続く第2の移送コンベヤにより前
記シートを移送しながら、第1の移送コンベヤと第2の
移送コンベヤとの中間近傍で前記シートを切断し、切断
後に前記第2の移送コンベヤを下降させて切断端同士を
分離させ、切断シートを前記第2の移送コンベヤにより
移送した後、第2の移送コンベヤを上昇させて元の位置
に復帰させることを特徴とする合成樹脂シートの移送方
法である。
合成樹脂シートとしてはポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニル等の単層シート、ポリプロピレン/ポリ塩化ビニリ
デン/ポルピロピレン、ポリプロピレン/エチレン−ビ
ニルアルコール共重合体/ポリプロヒレン等の多層シー
ト等適宜である。
また、移送すべき次工程としては成形装置、包装装置
等適宜であるが、以下、成形装置を例にとって説明す
る。成形装置としては、所定の形状の成形型に圧空、真
空等により軟化状態の合成樹脂シートを押しつけて成形
するいわゆる圧空成形、真空成形が一般的であるがこれ
に限らない。
以下図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の合成樹脂シートの移送方法を実施す
るための装置の一例を示す正面図、第2図は同じく他の
例を示す正面図である。
第1図の例では押出装置1から合成樹脂シート2が連
続的に溶融押し出しされ、冷却ロール3により厚み等を
ととのえられ第1の移送コンベヤ4にのって移送され
る。この時ヒータ5により軟化状態を維持してもよい。
ついで、合成樹脂シート2は第1の移送コンベヤの終
端においてさらに第2の移送コンベヤ6に載置される。
この第2の移送コンベヤ6は、進行方向に向かって下
るように傾斜させておくことにより、合成樹脂シートの
載置がスムーズになる。またこの第2の移送コンベヤ6
は全体として上下方向に移動可能とされている。これら
の移送コンベンヤ4、6はベルトコンベヤとするのがよ
い。
第1の移送コンベヤ4と第2の移送コンベヤ6との間
には切断装置7が配置されている。この切断装置7とし
ては、例えば回転刃71と受け刃72とからなるものが使用
できる。
第2の移送コンベヤ6上を所定流さ移送された合成樹
脂シート2は、両コンベヤの中間近傍で切断装置7によ
り切断される。
ついですみやかに第2の移送コンベヤ6は一点鎖線6
で示す位置に下降し、このことによって切断端21と22は
分離される。そのため切断端同士が再融着するおそれが
なく、切断シート23は、独立状態で移送される。この
際、第2の移送コンベヤ6の速度を一時的に早めて分離
を確実なものにしてもよい。
第2の移送コンベヤ6の下には成形装置8の型枠81が
待機しており、第2の移送コンベヤ6から移送された切
断シート23を受け取り、第2の移送コンベヤ6の速度に
同調して成形装置8内に移動し、一点鎖線81で示すよう
に成形位置にセットされ、成形される。
一方、切断シート23を形枠81に受け渡した後の第2の
移送コンベヤ6は上昇し、元の位置に戻って次の切断端
21を受け取る。このとき、第2の移送コンベヤ6の移動
は、下降するときには反進行方向に、上昇するときには
進行方向にそれぞれ斜に移動するようにすると、上昇す
る際に切断端21を受け取り易く好都合である。成形され
た切断シート23は、成形装置から排出され、トリミング
される。型枠81は速やかに第2の移送コンベヤ6の下の
位置に戻り、次の切断シート23の受け取りに備える。
次に第2図の例について説明すると、押し出し装置1
から第1の移送コンベヤ4、第2の移送コンベヤ6まで
の工程は第1図と同様であるが、成形装置8に切断シー
ト23を移動する部分が相違している。
すなわち、第2の移送コンベヤ6の次にさらに載置コ
ンベヤ9が配置されており、この載置コンベヤ9が非駆
動状態で第2の移送コンベヤ6の下に位置しており、切
断シート23を受け取る。それから、第2の移送コンベヤ
6の移送速度に同調して、載置コンベヤ9全体が非駆動
状態のまま一点鎖線9で示すように成形装置8内に移動
する。そして成形装置8内に固定された型枠82の上方に
て、載置コンベヤ9の運転を開始して切断シート2を型
枠82上に載置しながら、その速度に同調して載置コンベ
ヤ9全体を元の位置まで移動させる。このことにより、
連続した合成樹脂シート2の移送と成形工程との同期が
さらにとり易くなるものである。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように連続した合成樹脂シー
トを軟化状態で移送コンベヤに載置して移送しながら所
定長さに切断し、該切断シートを移送する方法におい
て、第1の移送コンベヤとそれに続く第2の移送コンベ
ヤにより前記シートを移送しながら、第1の移送コンベ
ヤと第2の移送コンベヤとの中間近傍で前記シートを切
断し、切断後に前記第2の移送コンベヤを下降させて切
断端同士を分離させ、切断シートを前記第2の移送コン
ベヤにより移送した後、第2の移送コンベヤを上昇させ
て元の位置に復帰させることを特徴とする合成樹脂シー
トの移送方法であるから、連続した合成樹脂シートを軟
化状態でスムーズに切断して成形装置等に移送すること
ができ極めて効率的な成形が可能となる。
また第2の移送コンベヤを上下させるだけで、押出装
置等から連続的に供給されてくる合成樹脂シートを、間
欠的に作動する成形装置等に同期し移送することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の合成樹脂シートの移送方法を実施する
ための装置の一例を示す正面図、第2図は同じく他の例
を示す正面図である。 2……合成樹脂シート、21、22……切断端 23……切断シート、4……第1の移送コンベヤ 6……第2の移送コンベヤ、7……切断装置 8……成形装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続した合成樹脂シートを軟化状態で移送
    コンベヤに載置して移送しながら所定長さに切断し、該
    切断シートを移送する方法において、第1の移送コンベ
    ヤとそれに続く第2の移送コンベヤにより前記シートを
    移送しながら、第1の移送コンベヤと第2の移送コンベ
    ヤとの中間近傍で前記シートを切断し、切断後に前記第
    2の移送コンベヤを下降させて切断端同士を分離させ、
    切断シートを前記第2の移送コンベヤにより移送した
    後、第2の移送コンベヤを上昇させて元の位置に復帰さ
    せることを特徴とする合成樹脂シートの移送方法。
JP13552989A 1989-05-29 1989-05-29 合成樹脂シートの移送方法 Expired - Lifetime JP2667249B2 (ja)

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