JP2666667B2 - マルチタスク実行装置 - Google Patents

マルチタスク実行装置

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JP2666667B2
JP2666667B2 JP33842292A JP33842292A JP2666667B2 JP 2666667 B2 JP2666667 B2 JP 2666667B2 JP 33842292 A JP33842292 A JP 33842292A JP 33842292 A JP33842292 A JP 33842292A JP 2666667 B2 JP2666667 B2 JP 2666667B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はひとつの中央演算処理装
置(以下CPU)を用いて、2つ以上のタスク(仕事)
を時分割並行処理をするマルチタスク実行装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサーを利用してタスク
を実行する場合、ひとつのCPUに対して、レジスタ
群、スタックポインタ、ステータスレジスタ等からなる
1組のレジスタファイルを準備し、CPUからの命令に
応じてレジスタファイルに必要なデータを転送しながら
タスクを実行する方法のものが多い。ところが、この方
式では常時ひとつのタスクしか実行できないため、実行
効率が悪くなるという問題点があった。そのため、従来
から1つのCPUに対して設けられた1組のレジスタフ
ァイルを時分割で使用し、複数のタスクを実行する方法
が考えられている。しかしながらこの方法は、タスクを
切り替える度に、それまでレジスタファイルに格納され
ていたデータを、一旦メモリ(スタック)領域に待避さ
せ、次のタスクに必要なデータを別のメモリ領域からレ
ジスタファイルに呼び出しする操作が必要となる。この
データの切り替え時間中はタスクを実行することができ
ず、従って時間的なロスが大きくなる。
【0003】このような問題点を解決するために、1つ
のCPUに対して複数のレジスタファイルを準備し、順
次切り替えながら複数のタスクを実行する方法も考えら
れている。この方法では、1つのタスクに対して1つの
レジスタファイルが準備されているので、切り替え時に
データを待避させたり、呼び出したりする必要はなく、
従って時間的なロスは少なくなる。しかしこの場合でも
複数のタスク切り替え設定はプログラムによって実行さ
れるため、ユーザーがユーザーの仕様に合わせてプログ
ラムを作成するには大きな負担がかかっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように複数のタス
クを1つのCPUで実行させる場合、各タスクの切り替
え設定をプログラムで設定しなければならないため、ユ
ーザーに大きな負担がかかっていた。本発明は、このよ
うな従来の課題を解決するマルチタスク実行装置を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、 (1)複数のレジスタファイルの中でどのレジスタファ
イルを実行するかを指定する制御用レジスタを設け、こ
の制御用レジスタを参照してハードウェアにより1つの
レジスタファイルにCPUを占有させる。 (2)制御レジスタで指定されたレジスタファイルの切
り替えの間に任意に指定可能な特定レジスタファイルに
必ず切り替える。 以上の機能をハードウェアで実現している。
【0006】
【作用】この構成により、マルチタスク処理において、
最小限のユーザープログラムの負担で優先度の高い処理
や定期的に実行すべき処理が実行できる、オーバーヘッ
ドを押さえたシステムを実現することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0008】図1は本発明のマルチタスク実行装置の構
成を示した図である。図1において、レジスタファイル
切り替えスケジューリングレジスタ1(以下スケジュー
リングレジスタ)の各ビット(bp0、1、2、〜n)
の出力はレジスタファイル切り替え制御部2に入力さ
れ、レジスタファイル切り替え制御部2はレジスタファ
イル切り替えタイミング信号3に同期して実行すべきレ
ジスタファイルを選び出し、その出力はセレクタ回路1
1に入力される。また、レジスタファイル切り替えタイ
ミング信号3はEXOR回路8にも入力され、フリップ
フロップ9の値との加算が行われ、その結果は再度、フ
リップフロップ9で保持される。レジスタファイル選択
レジスタ7はレジスタファイル切り替え制御部2による
レジスタファイル選択と選択の間に実行される任意の特
定レジスタファイルを指定するレジスタで、セレクタ回
路11に入力され、フリップフロップ9の出力により選
択が行なわれる。セレクタ回路11の出力はレジスタフ
ァイル選択信号4となり、レジスタファイル群5中のレ
ジスタファイル(レジスタファイル0、1、2、〜n)
を選択する。
【0009】レジスタファイル選択レジスタ7により、
レジスタファイル切り替え制御部2によるレジスタファ
イル選択と選択の間に実行される特定レジスタファイル
を任意に指定した後、スケジューリングレジスタ1によ
り切り替え動作をさせていくレジスタファイルを任意に
指定する。レジスタファイル切り替えスケジューリング
レジスタ1にデータを書き込むとレジスタファイル切り
替えスケジューリングレジスタ書き込み信号6(以下ス
ケジューリングレジスタ書き込み信号)が発生し、スケ
ジューリングレジスタ1の書き込み制御をすると共に、
フリップフロップ9にセット信号として入力される。フ
リップフロップ9の出力Qはセレクタ回路11に入力さ
れる。セレクタ回路11はレジスタファイル選択レジス
タ7とレジスタファイル切り替え制御部2の出力とをフ
リップフロップ9の出力Qの制御で選択する機能を持
ち、フリップフロップ9の出力Qが”1”のとき、レジ
スタファイル選択レジスタ7の値をそのまま、レジスタ
ファイル選択信号4として出力する。従って、スケジュ
ーリングレジスタの書き込み時は、レジスタファイル選
択レジスタ7で指定された特定レジスタファイルが選択
される。
【0010】フリップフロップ9の出力Qが”1”のと
き、レジスタファイル切り替えタイミング信号3(”
1”アクティブ)が発生すると、AND10を介してレ
ジスタファイル切り替え制御部2に切り替え制御信号が
入力されスケジューリングレジスタ1の中から”特定レ
ジスタファイル”の次に実行すべきレジスタファイルが
選択される。また、レジスタファイル切り替えタイミン
グ信号3はEXOR回路8に入力され、フリップフロッ
プ9の出力Q”1”と演算が行なわれ、EXOR回路8
の出力が”1”となり、結果がフリップフロップ9で保
持され、出力Qは”0”となる。フリップフロップ9の
出力Q”0”を受けて、セレクタ回路11はレジスタフ
ァイル切り替え制御部2の出力を選択し、レジスタファ
イル選択信号4を出力し、レジスタファイル群5中のレ
ジスタファイル(レジスタファイル0、1、2、〜n)
を選択する。以下、レジスタファイル切り替えタイミン
グ信号3のタイミングで、フリップフロップ9の出力Q
は反転出力を繰り返していき、レジスタファイル選択レ
ジスタ7とスケジューリングレジスタ1で指定されたレ
ジスタファイルが交互に選ばれる。
【0011】図2は図1の本発明のマルチタスク実行装
置のタイミング図である。横軸は時間を示し図の右側方
向に時間が進んでいく。ここでは、一例として特定レジ
スタファイルとして、レジスタファイル4をレジスタフ
ァイル選択レジスタ7で指定し、スケジューリングレジ
スタ1でレジスタファイル2、5、7を指定した場合に
ついて説明する。レジスタファイル切り替えタイミング
信号4により、まず、特定レジスタであるレジスタファ
イル4が選択される。レジスタファイル切り替えタイミ
ング信号3により、スケジューリングレジスタ1で選択
されたレジスタファイル2が動作する。以下、スケジュ
ーリングレジスタ1で選択されたレジスタファイルが
2、5、7、2、5、7、・・・の順で動作するが、選
択と選択の間で必ずレジスタファイル選択レジスタ7で
指定されたレジスタファイル4が選択され、実際に選択
されるレジスタファイルは4、2、4、5、4、7、
4、2、4、5、4、7、・・・となる。
【0012】
【発明の効果】この構成により、マルチタスク処理にお
いて、優先度の高い処理や定期的に実行すべき処理をハ
ードウェアによりレジスタファイルを切り替えることで
実現することができ、ユーザープログラムの負担を最小
限にする、かつ、オーバーヘッドを押さえたシステムを
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチタスク実行装置の構成を示した
【図2】図1の本発明のマルチタスク実行装置のタイミ
ング図
【符号の説明】
1 レジスタファイル切り替えスケジューリングレジス
タ 2 レジスタファイル切り替え制御部 3 レジスタファイル切り替えタイミング信号 4 レジスタファイル選択信号 5 レジスタファイル群 6 スケジューリングレジスタ書き込み信号 7 レジスタファイル選択レジスタ 8 EXOR回路 9 フリップフロップ 10 AND回路 11 セレクタ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レジスタファイル切り替え制御部の管理下
    で複数のレジスタファイルに1つのCPUを時分割で占
    有させ、前記複数のレジスタファイルにより複数のタス
    クを時分割並行処理するマルチタスク実行装置であっ
    て、レジスタファイルの切り替え手段として、前記CP
    Uに時分割に占有させていく前記複数のレジスタファイ
    ルを指定する制御用レジスタを設け、前記制御用レジス
    タを参照しながら前記CPUに時分割に占有させるレジ
    スタファイルを順次ハードウェアで選択・切り替える手
    段を備え、レジスタファイル切り替えの際、任意の特定
    レジスタファイルに必ず切り替え、CPUに占有させた
    あとに前記手段により選択されたレジスタファイルに切
    り替えることを特徴とするマルチタスク実行装置。
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JPH06187170A JPH06187170A (ja) 1994-07-08
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