JP2666334B2 - 光ディスク媒体 - Google Patents

光ディスク媒体

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JP2666334B2
JP2666334B2 JP63070592A JP7059288A JP2666334B2 JP 2666334 B2 JP2666334 B2 JP 2666334B2 JP 63070592 A JP63070592 A JP 63070592A JP 7059288 A JP7059288 A JP 7059288A JP 2666334 B2 JP2666334 B2 JP 2666334B2
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健司 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、並列転送型光ディスク装置に使用する光デ
ィスク媒体に関する。
〔従来の技術〕
光ディスク装置のデータ転送速度の高速化には複数の
レーザビームでデータの記録や再生を同時に行なう並列
処理方式が有効である。この方式ではデータの転送速度
をレーザビームが単一な装置に比較してビーム数倍だけ
高くできる。これまでに、1つのレーザビームを出力す
る光ヘッドを複数備えたマルチヘッド方式と、複数のレ
ーザビームを出力する1つの光ヘッドを備えたマルチビ
ーム方式とが報告されている。マルチヘッド方式は、光
ヘッドの構成が従来型と同じで済む利点があるものの、
光ディスク面上に配置できるヘッド数が少なくて高速化
の限界が低いこと、高価なことなどの問題がある。この
点で光ヘッドが1つのマルチビーム方式が有利である。
マルチビーム方式には、複数の光源から出力されたレー
ザビームを光学的に合成して用いる方法と、複数のレー
ザビームを出力する1つのマルチビームレーザを光源に
用いる方法とがある。後者の方が光ヘッドの構成が簡単
で、軽量化,小型化に適しており、組み立ても容易なこ
とから並列転送型光ディスク装置に適していると考えら
れる。
従来のマルチビーム方式の光ディスク装置は次に説明
する様に動作する。第2図に光ディスク媒体と媒体面上
に集光されたレーザビームスポットを模式的に示す。こ
こではレーザビームが4個の場合について説明する。従
来、光ディスク媒体のデータを記録するトラック1〜8
の間隔sは、トラックの半径に無関係で均一である。間
隔sは通常1〜2μm程度である。これに対してビーム
スポットの間隔は数10μmと広い。このためビームスポ
ットの並ぶ軸(ビームスポット軸)14をトラックに対し
て配置し、ビームスポット10〜13をそれぞれ隣り合うト
ラック1〜4に位置させる方法が採られる。このビーム
スポット軸14と動径軸20とのなす角度θは、トラックの
半径に応じて調節される。例えば内周側のトラック5〜
8に対して、もし外周側トラック1〜4と同じ角度θ
にするとビームスポットは直線15上に並び、多くのビー
ムスポットがトラックの中心線から外れてしまうため、
角度を大きくして直線16上にビームスポットが並ぶよう
にする。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来の光ディスク媒体を用いるとマルチビ
ーム光ディスク装置は、光ヘッドにビームスポット軸の
角度を制御する機構を備え、光ディスク媒体の位置に応
じて角度を調節する必要があった。このため光ヘッドが
構成が複雑で高価になっていた。また光ヘッドが重いも
のになり、この結果アクセス時間が長くなる欠点があっ
た。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決して構造が
簡単な高速光ディスク装置になるような光ディスク媒体
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光ディスク媒体は、情報を記録するトラック
の間隔が、トラックの半径に反比例して設けられた構成
とした。
〔作用〕
半径に比例して半径の差の小さな2つの同心円と、円
の中心を通らない直線との交点の間隔をL円の半径を
R、交点を通る動径とこの直線とのなす角度をθとする
と、2つの同心円の間隔sは、次式で表わされる。
s=Lcosθ+L2/R 角度を一定のとき間隔sは定数項と円の半径に反比例
する項との和になる。したがって本発明の光ディスク媒
体を用いるとマルチビーム光ディスク装置では、ビーム
スポット軸と動径軸との角度を変えなくとも、複数のビ
ームスポット位置をそれぞれのトラックの中心に保て
る。
〔実施例〕
本発明の光ディスク媒体の実施例の1例を第1図に示
す。トラック1〜8と光ディスク媒体上に集光されたビ
ームスポット10〜13、ビームスポット軸14を模式的に示
したものである。光ディスク媒体の直径は5.25インチ
で、トラックの半径は最外周で60mm、最内周で30mmであ
る。トラックの間隔は、最外周で1.668μm、最内周1.7
35μmである。この光ディスク媒体は、光ディスク媒体
に用いられる材料、積層構造等は従来からあるものを用
い、トラック間隔だけが従来と異っている。
光ディスク装置は、上記本発明の光ディスク媒体を記
録媒体とし、マルチビームレーザを光源として、少なく
とも光源から出力された複数のレーザビームを同一光デ
ィスク媒体上に集光する光ヘッド,アクチュエータ,光
ディスク媒体を駆動する機構を備えている。光ディスク
媒体面上での両端のビームスポットの間隔は270μmで
ある。ビームスポット軸と光ディスク媒体の動径軸との
なす角度は89゜である。角度を一定に保ったまま、光ヘ
ッドを動径軸に沿って内外周へ動作してもビームスポッ
ト位置はほぼトラックの中心位置に保たれている。
本発明の光ディスク媒体は、任意の材料,構造直径の
媒体に適用でき同様の効果を上げることができる。
本発明の光ディスク媒体を用いる光ディスク装置は、
出力レーザビーム数が任意の半導体レーザを光源に用た
光ディスク装置に適用でき同様の効果を得ることができ
る。また追記型,書き換え型再生専用型の光ディスク装
置に適用でき同様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、光ヘッドにビームスポット軸の角度
を制御する機構が不要となり、構成が簡単軽量で安価な
光ヘッドを用いることができ、アクセス時間の短い高性
能な並列転送型高速光ディスク装置が安価に実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例、第2図は従来例でいずれも
光ディスク媒体のトラックの中心線とレーザビームのス
ポット位置との関係を模式的に示す図である。これらの
図において、 1〜8……トラック、10〜13……ビームスポット、14〜
15……ビームスポット軸、θ……ビームスポット軸と動
径軸とのなす角度、s……トラック間隔,両端ビームス
ポットの間隔である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を記録するトラックの間隔が、トラッ
    クの半径に反比例して設けられたことを特徴とする光デ
    ィスク媒体。
JP63070592A 1988-03-23 1988-03-23 光ディスク媒体 Expired - Lifetime JP2666334B2 (ja)

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JP2726524B2 (ja) * 1989-11-01 1998-03-11 日本電気株式会社 光ディスク記録再生方法
JPH10119522A (ja) * 1996-10-18 1998-05-12 Riyoukichi Watanabe パンクを防ぐためにタイヤの内壁へ貼るタイヤ保護ベルト

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JPH01243243A (ja) 1989-09-27

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