JP2666024B2 - 冷却器の製造方法 - Google Patents
冷却器の製造方法Info
- Publication number
- JP2666024B2 JP2666024B2 JP17500992A JP17500992A JP2666024B2 JP 2666024 B2 JP2666024 B2 JP 2666024B2 JP 17500992 A JP17500992 A JP 17500992A JP 17500992 A JP17500992 A JP 17500992A JP 2666024 B2 JP2666024 B2 JP 2666024B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling pipe
- cooler
- corrugated
- fin
- corrugated fins
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- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧器やリアクトル等
の電気機器用冷却器の製造方法に関する。
の電気機器用冷却器の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、変圧器やリアクトル等の電気機器
の冷却器として風冷式冷却器が使用されている。風冷式
冷却器の熱交換器は、図5に示すように冷却管1、薄鋼
帯をコ字形状に連続して折り曲げたコルゲートフィン
2、側枠4、管板5及びカバー6で構成されており、先
ず冷却管1を管板5に挿入し冷却管1の両端と管板5を
溶接にて固着する。次に冷却管1と冷却管1の隙間及び
冷却管1と側枠4との隙間にコルゲートフィン2を挿入
する。次にカバー6を管板5に溶接固着し熱交換器が形
成される。コルゲートフィン2は、図4に示すように薄
鋼帯7をプレス機8を使用してコ字形状に連続して折り
曲げて、所定の山数を成形した後端面を切断して製造さ
れている。
の冷却器として風冷式冷却器が使用されている。風冷式
冷却器の熱交換器は、図5に示すように冷却管1、薄鋼
帯をコ字形状に連続して折り曲げたコルゲートフィン
2、側枠4、管板5及びカバー6で構成されており、先
ず冷却管1を管板5に挿入し冷却管1の両端と管板5を
溶接にて固着する。次に冷却管1と冷却管1の隙間及び
冷却管1と側枠4との隙間にコルゲートフィン2を挿入
する。次にカバー6を管板5に溶接固着し熱交換器が形
成される。コルゲートフィン2は、図4に示すように薄
鋼帯7をプレス機8を使用してコ字形状に連続して折り
曲げて、所定の山数を成形した後端面を切断して製造さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらコルゲー
トフィン2の製造に際しては、プレス機8の送り精度不
等や薄鋼帯7の材料硬さの不等により、所定の山数を成
形してもコルゲートフィン2の長さが不揃いになること
があった。また、冷却管1の相互間にコルゲートフィン
2を挿入する時、冷却管1の相互間の寸法不揃いにより
コルゲートフィン2に無理な力が加わり、コルゲートフ
ィン2のピッチを押し広げコルゲートフィン2の長さが
長くなる。コルゲートフィン2の長さの変化量は、冷却
管1の相互間寸法のバラツキに左右されるので、管板5
とコルゲートフィン2の端部との間隔が不揃いになり、
見ばえを損なうことがあった。そこで本発明は、冷却器
の製造方法において、コルゲートフィン2の長さを同一
にすること、および冷却器の見ばえを向上するようにし
たものである。
トフィン2の製造に際しては、プレス機8の送り精度不
等や薄鋼帯7の材料硬さの不等により、所定の山数を成
形してもコルゲートフィン2の長さが不揃いになること
があった。また、冷却管1の相互間にコルゲートフィン
2を挿入する時、冷却管1の相互間の寸法不揃いにより
コルゲートフィン2に無理な力が加わり、コルゲートフ
ィン2のピッチを押し広げコルゲートフィン2の長さが
長くなる。コルゲートフィン2の長さの変化量は、冷却
管1の相互間寸法のバラツキに左右されるので、管板5
とコルゲートフィン2の端部との間隔が不揃いになり、
見ばえを損なうことがあった。そこで本発明は、冷却器
の製造方法において、コルゲートフィン2の長さを同一
にすること、および冷却器の見ばえを向上するようにし
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却器の熱交換
器は、長さを正確に切断した添え板3と、薄鋼帯をプレ
ス機8を使用してコ字形状に連続して折り曲げて所定の
山数を成形し切断したコルゲートフィン2の両端の長さ
を添え板3の長さに修正し、溶接固着する。次に、冷却
管1の相互間及び冷却管1と側枠4にコルゲートフィン
2と添え板3を溶接固着したものを挿入する。
器は、長さを正確に切断した添え板3と、薄鋼帯をプレ
ス機8を使用してコ字形状に連続して折り曲げて所定の
山数を成形し切断したコルゲートフィン2の両端の長さ
を添え板3の長さに修正し、溶接固着する。次に、冷却
管1の相互間及び冷却管1と側枠4にコルゲートフィン
2と添え板3を溶接固着したものを挿入する。
【0005】
【作用】上記のようにコルゲートフィン2を、添え板3
の長さに合わせて修正し溶接固着すれば、長さが同一に
なる。また熱交換器に組込まれたコルゲートフィン2は
冷却管1の間隔に不均一があっても、コルゲートフィン
2と添え板3の溶接ピッチ内で吸収され、全体寸法が変
化しないので管板5とコルゲートフィン2の端部の間隔
を同一にすることが出来る。
の長さに合わせて修正し溶接固着すれば、長さが同一に
なる。また熱交換器に組込まれたコルゲートフィン2は
冷却管1の間隔に不均一があっても、コルゲートフィン
2と添え板3の溶接ピッチ内で吸収され、全体寸法が変
化しないので管板5とコルゲートフィン2の端部の間隔
を同一にすることが出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本発明の風冷式冷却器の熱交換器は、図1に示す
ように冷却管1、薄鋼帯をコ字形状に連続して折り曲げ
たコルゲートフィン2、添え板3、側枠4、管板5及び
カバー6で構成されており、先ず冷却管1を管板5に挿
入し冷却管1の両端と管板5を溶接にて固着する。次に
冷却管1と冷却管1の隙間及び冷却管1と側枠4との隙
間に図2で示すようなコルゲートフィン2と添え板3を
一体化した長さが同一な組立部品を挿入する。次にカバ
ー6を管板5に溶接固着し熱交換器を形成する。次に、
本実施例のコルゲートフィン2と添え板3の組立の詳細
を図2に示す。先ずコルゲートフィン2の一端を添え板
3の一端に合わせ溶接にて固着した後、コルゲートフィ
ン2の長さを添え板3のもう一端に合わせて修正し溶接
にて固着する。次にコルゲートフィン2中間部分も適宣
の間隔(2〜3山ピッチ毎)で添え板3と溶接固着す
る。この結果コルゲートフィン2と添え板3は一体化さ
れ、長さ寸法が同一な部品となる。また、本実施例では
コルゲートフィン2と添え板3各1枚ずつの組立につい
て説明したが図3に示すようなコルゲートフィン2を2
枚、添え板3を1枚として組み立てたものを使用しても
差し支えない。
する。本発明の風冷式冷却器の熱交換器は、図1に示す
ように冷却管1、薄鋼帯をコ字形状に連続して折り曲げ
たコルゲートフィン2、添え板3、側枠4、管板5及び
カバー6で構成されており、先ず冷却管1を管板5に挿
入し冷却管1の両端と管板5を溶接にて固着する。次に
冷却管1と冷却管1の隙間及び冷却管1と側枠4との隙
間に図2で示すようなコルゲートフィン2と添え板3を
一体化した長さが同一な組立部品を挿入する。次にカバ
ー6を管板5に溶接固着し熱交換器を形成する。次に、
本実施例のコルゲートフィン2と添え板3の組立の詳細
を図2に示す。先ずコルゲートフィン2の一端を添え板
3の一端に合わせ溶接にて固着した後、コルゲートフィ
ン2の長さを添え板3のもう一端に合わせて修正し溶接
にて固着する。次にコルゲートフィン2中間部分も適宣
の間隔(2〜3山ピッチ毎)で添え板3と溶接固着す
る。この結果コルゲートフィン2と添え板3は一体化さ
れ、長さ寸法が同一な部品となる。また、本実施例では
コルゲートフィン2と添え板3各1枚ずつの組立につい
て説明したが図3に示すようなコルゲートフィン2を2
枚、添え板3を1枚として組み立てたものを使用しても
差し支えない。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、コルゲートフィンを、
添え板の長さに合わせて修正し溶接固着するので、長さ
が同一になる。また熱交換器に組込まれたコルゲートフ
ィンは冷却管の間隔に不均一があっても、コルゲートフ
ィンと添え板の溶接ピッチ内で吸収され、全体寸法が変
化しないので管板とコルゲートフィンの端部の間隔寸法
を同一にすることが出来、冷却器の見ばえが向上する。
添え板の長さに合わせて修正し溶接固着するので、長さ
が同一になる。また熱交換器に組込まれたコルゲートフ
ィンは冷却管の間隔に不均一があっても、コルゲートフ
ィンと添え板の溶接ピッチ内で吸収され、全体寸法が変
化しないので管板とコルゲートフィンの端部の間隔寸法
を同一にすることが出来、冷却器の見ばえが向上する。
【図1】本発明を実施する冷却器の熱交換器の要部断面
図である。
図である。
【図2】本発明を実施するコルゲートフィンと添え板の
溶接組立断面図である。
溶接組立断面図である。
【図3】本発明を実施する他のコルゲートフィンと添え
板の溶接組立断面図である。
板の溶接組立断面図である。
【図4】本発明に使用するコルゲートフィンの製作工程
図である。
図である。
【図5】従来の冷却器の熱交換器の要部断面図である。
1 冷却管 2 コルゲートフィン 3 添え板 4 側枠 5 管板 6 カバー 7 薄鋼帯 8 プレス機
Claims (1)
- 【請求項1】 冷却管内部に液体又はガス体を流し、外
周に薄鋼帯を連続してコ字形状に折り曲げたコルゲート
フィンを有する電気機器用風冷式冷却器の熱交換器にお
いて、コルゲートフィンと添え板を溶接固着した後、冷
却管と冷却管の隙間及び冷却管と側枠の隙間に挿入する
ことを特徴とする電気機器用冷却器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17500992A JP2666024B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 冷却器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17500992A JP2666024B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 冷却器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05343237A JPH05343237A (ja) | 1993-12-24 |
JP2666024B2 true JP2666024B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=15988624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17500992A Expired - Lifetime JP2666024B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 冷却器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2666024B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101496968B1 (ko) * | 2014-03-28 | 2015-03-03 | 주식회사 아이이엔한창 | 변압기용 방열핀 제조장치 및 제조방법 |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP17500992A patent/JP2666024B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05343237A (ja) | 1993-12-24 |
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