JP2665718B2 - 情報処理装置のキャッシュメモリテスト方法 - Google Patents
情報処理装置のキャッシュメモリテスト方法Info
- Publication number
- JP2665718B2 JP2665718B2 JP5280791A JP28079193A JP2665718B2 JP 2665718 B2 JP2665718 B2 JP 2665718B2 JP 5280791 A JP5280791 A JP 5280791A JP 28079193 A JP28079193 A JP 28079193A JP 2665718 B2 JP2665718 B2 JP 2665718B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cache
- data
- memory
- cache memory
- test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/04—Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
- G11C29/08—Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
Landscapes
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Description
テスト方法、特に何種類かの容量のキャッシュメモリを
実装可能な情報処理装置のキャッシュメモリテスト方法
に関する。
情報処理装置にあっては、その情報処理装置自体の正常
動作を保証するために行う起動時の自己診断において、
実装されたキャッシュメモリの正常動作をテストしてい
る。
置に対するテストハードウェア構成を示し、図4に従来
の情報処理装置のキャッシュメモリテスト方法のフロー
チャートの一例を示す。尚、図4に示すテスト方法のフ
ローチャートは情報処理装置の自己診断のフローチャー
トの一部分を抜き出したものである。
モリよりも高速に動作するメモリ素子を用いて、メイン
メモリに対して頻繁にアクセスするデータをメインメモ
リからこれに複写しておき、そのデータの受け渡しをメ
インメモリに代わって行うもので、処理速度を速くする
ために使用される。
回路304というものがある。これは、CPU301か
らメインメモリ303へのデータの読み出し要求が発生
したときに、要求したデータがキャッシュメモリ302
から読み出せない、つまりキャッシュミスヒットが起き
た場合に、メインメモリ303からデータを読み出し、
CPU301が要求したデータを引き取ると共にキャッ
シュメモリ302へそのデータを送って書き込む。この
ようなキャッシュメモリ302へのデータの流れを監視
することで、キャッシュミスヒットの有無を判定するも
のである。
ャッシュメモリ容量が2通りとなる場合に適用できた
が、この方法の概略を次に説明する。
キャッシュメモリの最大容量に相当する分作成して、こ
れを下位のアドレスから全て読み込んだ後、再び下位の
アドレスから同じ順序で実装可能な2通りのキャッシュ
メモリの容量のうち、小さい方の容量に相当する分のデ
ータを読み込む。
ト、またはキャッシュヒットの発生状況により、キャッ
シュシステムの正常/異常、及びキャッシュメモリ容量
を判断する。
容量分のテスト用データを、下位のアドレスから読み込
み、もう一度、同じデータを読み込んで、キャッシュミ
スヒットしていないか、また読み込んだデータが正常な
値であるかを確認して、キャッシュシステム及びキャッ
シュメモリのテストをする。
説明する。
通りである場合のテストしかできないため、図4の例の
フローチャートでは、実装できるキャッシュメモリのメ
モリ容量が64キロバイトと128キロバイトの2通り
である場合を想定している。
1で、キャッシュ無効化処理を行ってキャッシュメモリ
を動作させないようにしてから、ステップ402で、キ
ャッシュメモリをテストするためのテスト用データをメ
インメモリに、実装可能なキャッシュメモリの最大容量
分である128キロバイト分作成する。
10000Hでは00H 、10001Hでは01H 、…、100FFHではFFH
、10100Hでは00H 、…、1FFFFHではFFH というよう
に、内容をアドレスと共に1ずつ増加させていき、デー
タの内容がそのデータのあるアドレスの下位二桁と一致
するように設定する。これにより、ステップ413に
て、読み込みデータの値の正常/異常の確認がデータを
読み込んだときの値とアドレスとの比較で可能となる。
のテストプログラムをキャッシュ対象外のメモリ領域、
つまりデータの読み込みでキャッシュミスヒットが発生
してもそのデータのキャッシュメモリへの書き込みが行
われないメモリ上の領域(キャッシュ適用外エリア)へ
複写する。そして、実行するプログラムをキャッシュ対
象外のメモリ領域に複写したテストプログラムに切り替
える。これにより、テストプログラムがキャッシュメモ
リに取り込まれて、テスト用データ以外のデータがキャ
ッシュメモリに取り込まれることがないようにする。
リを動作可能にした後、ステップ405により、テスト
用データを下位のアドレスから128キロバイト分、全
て読み込む。すると、図5に示すように、キャッシュメ
モリのメモリ容量が128キロバイトのときは、テスト
用データは全てキャッシュメモリに取り込まれることに
なる。
域がないときにキャッシュミスヒットが起きた場合、読
み出し回数が少なく、長い時間読み出されていないデー
タから上書きしていくという性質がある。この性質によ
り、先に読み込んだ下位のアドレスのデータから先に上
書きされていくので、上位のアドレスから64キロバイ
ト分のデータがキャッシュメモリに残ることになる。
位のアドレスから64キロバイト分(図5の場合、1000
0H〜1FFFFH)のテスト用データを読み込んだときに、ス
テップ407,408で、全てのキャッシュ転送幅毎の
先頭のバイトデータの読み込みにおいて、キャッシュミ
スヒットになればキャッシュメモリの容量は64キロバ
イトとなる。逆に、全てにおいてキャッシュミスヒット
にならなければキャッシュメモリの容量は128キロバ
イトであるということが判断できる。
ヒットが相互に発生して混在している場合では、メモリ
の故障やデータ化け等が起きていると考えられ、キャッ
シュシステムが異常であると判断して、ステップ414
によりエラー処理を行う。
ャッシュミスヒットしたときに、キャッシュメモリに転
送するデータの量のことである。例えばキャッシュ転送
幅が16バイトであれば、アドレス10000Hのデータの読
み込みでキャッシュミスヒットしたときには、ミスヒッ
トしたアドレスから16バイト分である、アドレス1000
0H〜1000FHのデータをキャッシュメモリに複写する。つ
まり、アドレス10000Hのデータを読み込むときに、キャ
ッシュミスヒットするとアドレス10000H〜1000FHのデー
タをキャッシュメモリに複写するため、続けてアドレス
10001Hのデータを読み込んでもキャッシュヒットとな
り、データが上書きされたことの確認はできない。この
ため、キャッシュ転送幅毎にキャッシュミスヒットかど
うかをテストしている。
ら、実装しているキャッシュメモリの容量が判定できる
ので、キャッシュメモリ容量分のテスト用データをステ
ップ409あるいは410で読み込み直し、キャッシュ
メモリ内の値を再設定する。そして、ステップ411
で、ステップ409あるいは410で読み込んだテスト
用データと同じデータを再び読み込んで、ステップ41
2,413により、全てのデータの読み込みでキャッシ
ュヒットとなることと、読み込んだ値が正常であること
を確認して終了する。また、キャッシュミスヒットが発
生したり、読み込んだデータの値が正常でなかった場合
には、ステップ414によりエラー処理を行う。
理装置のキャッシュメモリテスト方法では、実装可能な
キャッシュメモリの容量が2通りである場合のみのテス
トしかできないため、キャッシュメモリの交換や増設な
どで、メモリ容量が幾通りかになる場合にはテストがで
きないという問題がある。
来の情報処理装置のキャッシュメモリテスト方法では、
実装可能なキャッシュメモリの容量が2通りである場合
のみのテストしかできないため、キャッシュメモリの交
換や増設などで、メモリ容量が幾通りかになる場合には
テストができないという問題がある。
されたもので、キャッシュメモリのメモリ容量が幾通り
にもなる場合でも、キャッシュメモリを実装しているこ
とを示す信号線を設けたり、ジャンパストラップスイッ
チ等の機械的なスイッチを容量に合わせて変更するよう
な作業をしなくても、キャッシュメモリのテストが可能
な情報処理装置のキャッシュメモリテスト方法を提供す
ることを目的とする。
は、メインメモリのメモリ容量を増設した場合に、増設
分を含めた全体のメモリ容量を自動的に検出できるよう
にして、メモリ容量を確実にCPU内部で認識できるよ
うにした、「メインメモリ容量自動検出装置」が開示さ
れている。しかしながら、この公報はメインメモリのメ
モリ容量を自動的に検出する技術を開示しているにすぎ
ず、本発明のようにキャッシュメモリのテストおよび容
量を判断するものとは対象とする分野および技術が全く
異なる。
にこの発明は、数種のメモリ容量のキャッシュメモリが
実装可能で、キャッシュテストプログラムを格納できる
分のキャッシュ動作が行われないメモリ領域を備え、メ
インメモリからデータを読み出したときに、そのデータ
がキャッシュメモリから読み出されたというキャッシュ
ヒットか、読み出されなかったというキャッシュミスヒ
ットかを判定ができる回路を備えた情報処理装置におい
て、前記メインメモリにキャッシュのテスト用のデータ
を値に規則性を持たせて設定する処理の第1のステップ
と、メインメモリからキャッシュメモリ容量分以上の量
のデータを読み込むことにより、キャッシュメモリ内全
てにメインメモリのデータを転送した後、データを読み
込み直す処理の第2のステップと、この第2のステップ
により、各データを読み込んだときのキャッシュヒッ
ト、またキャッシュミスヒットの発生状況を前記メイン
メモリに記録してキャッシュヒット/ミスヒット情報保
存テーブルを作成する第3のステップと、第2のステッ
プ及び第3のステップで作成されたキャッシュヒット/
ミスヒット情報保存テーブルにより、キャッシュ転送幅
毎の各先頭データを読み込んだときのキャッシュヒッ
ト、またはキャッシュミスヒットの発生状況からキャッ
シュメモリシステムの正常/異常を判定する第4のステ
ップと、前記第1、第2、第4のステップにより、第1
ステップで行ったデータ設定の規則性を基に、キャッシ
ュヒットしたデータに対してその値の正誤を確認してキ
ャッシュメモリの正常/異常を判定する第5ステップ
と、前記第1、第2、第4、第5のステップにより、デ
ータの読み込みでキャッシュヒットしたデータの量から
キャッシュメモリの容量を判定する第6のステップとを
具備して構成される。
詳細に説明する。尚、この発明は図3に示した情報処理
装置にそのまま適用可能なので、そのハードウェア構成
については説明を省略する。また、ここでは情報処理装
置に64,128,256,512キロバイトの容量を
持つキャッシュメモリのいずれかが実装可能である場合
を想定する。
テスト方法を示すフローチャートである。
前処理を行うために、ステップ101でキャッシュメモ
リを動作不可とする。次にステップ102で、キャッシ
ュメモリをテストするためのテスト用データを、実装可
能なキャッシュメモリの最大容量分である512キロバ
イト分、メインメモリ上に作成する。
くなるのと共に、1ずつ増加させていく。すると、ステ
ップ108にて、キャッシュメモリから読み出されたデ
ータの値の正常/異常の確認が可能となる。
モリのテストプログラムをキャッシュ対象外のメモリ領
域に複写し、キャッシュ対象外のメモリ領域でテストプ
ログラムを実行させる。これによりキャッシュメモリの
テストプログラムがキャッシュメモリに書き込まれるこ
とを防ぐ。
モリの動作を可能にしてから、ステップ105により、
テスト用データを下位のアドレスから512キロバイト
分(図2の場合、10000H〜8FFFFH)を全て読み込む。
モリのメモリ容量が512キロバイトのときは、テスト
用データは全てキャッシュメモリに取り込まれる。しか
し、256キロバイトのキャッシュメモリでは上位アド
レスから256キロバイト分(図2の場合、50000H〜8F
FFFH)、128キロバイトのキャッシュメモリでは上位
アドレスから128キロバイト分(図2の場合70000H〜
8FFFFH)、また64キロバイトのキャッシュメモリでは
上位アドレスから64キロバイト分(図2の場合、8000
0H〜8FFFFH)のデータのみが、キャッシュメモリに残る
ことになる。
テスト用データの再読み込みを行っていく。ここでは実
装できるキャッシュメモリの容量が64キロバイトの倍
数となっているため、テスト用データの領域を64キロ
バイト毎に区切ってテストしていく例について述べる。
タのキャッシュ転送幅毎の先頭のバイトデータの読み込
みでキャッシュヒット/ミスヒットの確認をして、その
結果をキャッシュヒット/ミスヒット情報保存テーブル
に記録しておく。ここでキャッシュヒットした場合に
は、これに続いてキャッシュメモリの正常/異常の確認
のため、そのキャッシュ転送幅の先頭のデータから、キ
ャッシュ転送幅分の全てのデータに対して読み込みを行
い、それぞれのデータを読み込んだときにキャッシュヒ
ットしていること、及び読み込んだ値が正常であること
を、ステップ108において確認する。
り、データが残っていた場合には、キャッシュメモリが
異常であることを示す処理をステップ112で行う。そ
して、次のステップ109において、指定したアドレス
の範囲の64キロバイト分のデータを使ってテストする
までステップ106〜108の処理を繰り返す。
分のテスト用データ(ここでは図2の場合、80000H〜8F
FFFH)を読み込み終わったとき、ステップ110におい
てステップ107で設定したキャッシュ転送幅毎のデー
タの読み込みのときのキャッシュヒット/ミスヒットの
情報について、キャッシュヒット/ミスヒット情報保存
テーブルを参照し、全てのキャッシュ転送幅毎のデータ
の読み込みでキャッシュヒット、または全てのキャッシ
ュミスヒットを示していることを確認する。
64キロバイト単位でデータを取り込めるので、いずれ
かが実装されていれば、キャッシュ転送幅毎のデータの
読み込みでは全てにおいてキャッシュヒットを示す。ま
た、実装されていなければ、全てのキャッシュミスヒッ
トを示す。
キャッシュ転送幅毎のデータの読み込みで、あるデータ
を読み込んだときはキャッシュヒットしたが、あるデー
タではキャッシュミスヒットしたということは、正常で
あれば有り得ないので、キャッシュヒットとミスヒット
が混在して発生していれば、ステップ112へ分岐し
て、キャッシュメモリが異常であることを示す処理を行
う。
込みにおいてキャッシュヒットを示した場合には、テス
トに用いられた64キロバイトのデータが複写された分
のキャッシュメモリの領域に関しては正常であることが
確認できたことになる。そこで、次のステップ111に
て、64キロバイト毎のキャッシュメモリのテストを実
行した回数をカウントしておく。これにより、キャッシ
ュメモリの容量に比例した数値を得ることができ、これ
からキャッシュメモリ容量が算出できる。
位のアドレスの64キロバイト分のテスト用データを使
って行うテストの準備のために、読み込むデータの対象
アドレスを64キロバイト分下げる。そして、次のステ
ップ113にて、キャッシュメモリのテストが完了した
ことを確認としてキャッシュメモリの容量分全てテスト
したことの確認を行う。
タ全てを使い、テストを行った場合(実装可能なキャッ
シュメモリの最大容量である512キロバイトのテスト
が終了した場合)、またはキャッシュ転送幅毎の全ての
データの読み込みで、キャッシュミスヒットを示した場
合(キャッシュメモリの容量が小さいため、テストに使
ったアドレスの範囲の64キロバイトのデータは取り込
めていなかった場合)のどちらかであれば、キャッシュ
メモリのテストを正常終了させる。
リのテストを継続させる場合、以降、同様の手順で64
キロバイト毎の下位アドレスのデータを使い、テストを
行う。つまり、次の64キロバイト分(図2の場合、70
000H〜7FFFFH)のテスト用データも同様に、また、この
ときキャッシュヒットを示した場合に行うデータ(つま
りはメモリ)の正常/異常の確認は、データ転送幅分の
全てのデータそれぞれに対して行う。
タがキャッシュメモリから読み出されたことの確認のた
めに、キャッシュヒットしていることを確認する。デー
タの値が異常であった場合には、ステップ112でエラ
ー処理を行う。
ュヒット/ミスヒットの確認において、64キロバイト
のキャッシュメモリを実装している場合、正常であれば
全てのキャッシュミスヒットを示す。したがって、全て
のキャッシュミスヒットを示せば、キャッシュメモリの
容量は64キロバイトであると判断できる。
モリを実装している場合には、全てのキャッシュヒット
を示せば正常である。しかし、キャッシュヒットとミス
ヒットが混在した場合には、キャッシュメモリが異常で
あることを示す処理をする。
量が64キロバイトであった場合、キャッシュ転送幅毎
のデータの読み込みで、全てのキャッシュミスヒットと
なるので、ステップ113の処理により、キャッシュメ
モリのテストが終了となる。
0H〜6FFFFH)のテスト用データを読み込むと、128キ
ロバイトのキャッシュメモリでは、キャッシュ転送幅毎
の、全てのデータの読み込みのときに、全てキャッシュ
ミスヒットを示せば正常である。逆に、全てキャッシュ
ミスヒットであった場合に、キャッシュメモリの容量は
128キロバイトであると判断できる。
シュメモリが実装されている場合では、全てキャッシュ
ヒットを示せば正常である。しかし、キャッシュヒット
とミスヒットが混在して発生している場合には、キャッ
シュメモリが異常であることを示す処理をする。
頭に、キャッシュ転送幅分、全てのデータの読み込みで
値を確認してキャッシュメモリの正常/異常の判断をす
る。このときには、読み込んだデータがキャッシュメモ
リから読み出されたものであることの確認として、キャ
ッシュヒットしていることも確認する。
ッシュメモリのメモリ容量が128キロバイトの場合、
キャッシュ転送幅毎のキャッシュヒット/ミスヒットテ
ストにおいて、全てのデータ読み込みでキャッシュミス
ヒットとなるため、ステップ113によりキャッシュメ
モリのテストは終了となる。
0H〜5FFFFH)のテスト用データの読み込みでは、25
6,512キロバイトのどちらのキャッシュメモリを実
装していても、正常であれば、キャッシュ転送幅毎のデ
ータの読み込みで、全てキャッシュヒットを示す。キャ
ッシュヒットとミスヒットが混在した場合にはキャッシ
ュメモリが異常であることを示す処理をする。
み込みのときにキャッシュヒットを示したデータがあれ
ば、そのデータからキャッシュ転送幅分全てについて読
み込んだデータの値の確認と、そのデータを読み込んだ
ときにキャッシュヒットしていることの確認をして、キ
ャッシュメモリの正常/異常の判断をする。
0H〜4FFFFH)のテスト用データを読み込むと、256キ
ロバイトのキャッシュメモリでは、キャッシュ転送幅毎
のデータの読み込みで、全てキャッシュミスヒットを示
せば正常である。逆に全てキャッシュミスヒットを示せ
ば、キャッシュメモリの容量は256キロバイトである
と判断できる。
リでは、全てキャッシュヒットを示せば正常である。し
かし、このときキャッシュヒットとミスヒットが混在し
ている場合には、キャッシュメモリが異常であることを
示す処理をする。また、キャッシュ転送幅毎のキャッシ
ュヒット/ミスヒットの確認でキャッシュヒットしたデ
ータがあればそのデータを先頭にデータの転送幅分、全
てのデータについて読み込みを行い、読み込んだ値の正
常/異常、及び読み込んだときにキャッシュヒットして
いることを確認して、キャッシュメモリの正常/異常の
判断をする。
のメモリ容量が256キロバイトの場合、キャッシュ転
送幅毎の全てのデータの読み込みのときに、キャッシュ
メモリのテストは終了となる。
で、64キロバイト分ずつ、テスト用データを読み込ん
でいき、キャッシュ転送幅毎のデータの読み込みで、全
てキャッシュヒットであるか、または全てキャッシュミ
スヒットであるかを確認する。キャッシュヒットとミス
ヒットが混在した場合には、キャッシュメモリが異常で
あることを示す処理をする。
みのときにキャッシュヒットしたデータがあれば、その
データを先頭にデータ転送幅分、全てのデータを個々に
読み込んで、キャッシュヒットしたことと、読み込んだ
データの値の正常/異常を確認してキャッシュメモリの
正常/異常の判断をする。
用データの読み込みを上位のアドレスから行った場合に
おいても、ステップ106において、下位のアドレスか
ら64キロバイトずつ再読み込みをしていき、ステップ
111では読み込み先のアドレスを64キロバイト繰り
上げることとすると、同様にキャッシュメモリのテスト
が可能である。
トしており、64キロバイト単位でキャッシュメモリ容
量が増減する場合に有効である。また,32キロバイト
毎にテストすれば、32キロバイト単位で容量が増減す
る場合のテストができ、16キロバイト毎にテストすれ
ば、16キロバイト単位で容量が増減する場合のテスト
が可能となる。
ト方法によれば、キャッシュメモリのメモリ容量が幾通
りに増減する場合でも、容量に合わせて機械的なスイッ
チを設定するような作業を行わなくてもテストが可能で
あり、キャッシュメモリのメモリ容量を判断することが
できる。
のではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
ャッシュメモリのメモリ容量が幾通りにもなる場合で
も、キャッシュメモリを実装していることを示す信号線
を設けたり、ジャンパストラップスイッチ等の機械的な
スイッチを容量に合わせて変更するような作業をしなく
ても、キャッシュメモリのテストが可能なキャッシュメ
モリのテスト方法を提供することができる。
ッシュメモリテスト方法の処理ステップを示すフローチ
ャートである。
インメモリのアドレス領域とキャッシュメモリの種類別
容量との関係を示す図である。
情報処理装置の構成を示すブロック回路図である。
方法を示すフローチャートである。
メモリのアドレス領域とキャッシュメモリの種類別容量
との関係を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 数種のメモリ容量のキャッシュメモリが
実装可能で、キャッシュテストプログラムを格納できる
分のキャッシュ動作が行われないメモリ領域を備え、メ
インメモリからデータを読み出したときに、そのデータ
がキャッシュメモリから読み出されたというキャッシュ
ヒットか、読み出されなかったというキャッシュミスヒ
ットかを判定ができる回路を備えた情報処理装置におい
て、 前記メインメモリにキャッシュのテスト用のデータを値
に規則性を持たせて設定する第1のステップと、 メインメモリからキャッシュメモリ容量分以上の量のデ
ータを読み込むことにより、キャッシュメモリ内全てに
メインメモリのデータを転送した後、データを読み込み
直す第2のステップと、 この第2のステップにより、各データを読み込んだとき
のキャッシュヒット、またキャッシュミスヒットの発生
状況を前記メインメモリに記録してキャッシュヒット/
ミスヒット情報保存テーブルを作成する第3のステップ
と、 第2のステップ及び第3のステップで作成されたキャッ
シュヒット/ミスヒット情報保存テーブルにより、キャ
ッシュ転送幅毎の各先頭データを読み込んだときのキャ
ッシュヒット、またはキャッシュミスヒットの発生状況
からキャッシュメモリシステムの正常/異常を判定する
第4のステップと、 前記第1、第2、第4のステップにより、第1ステップ
で行ったデータ設定の規則性を基に、キャッシュヒット
したデータに対してその値の正誤を確認してキャッシュ
メモリの正常/異常を判定する第5ステップと、 前記第1、第2、第4、第5のステップにより、データ
の読み込みでキャッシュヒットしたデータの量からキャ
ッシュメモリの容量を判定する第6のステップとを具備
することを特徴とする情報処理装置のキャッシュメモリ
テスト方法。 - 【請求項2】 さらに、前記第4のステップで異常と判
定されたとき、エラー処理を行う第7のステップを備え
るようにしたことを特徴とする請求項1記載の情報処理
装置のキャッシュメモリテスト方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5280791A JP2665718B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 情報処理装置のキャッシュメモリテスト方法 |
US08/332,082 US5513344A (en) | 1993-11-10 | 1994-11-01 | Method of testing cache memories used for an information processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5280791A JP2665718B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 情報処理装置のキャッシュメモリテスト方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07134663A JPH07134663A (ja) | 1995-05-23 |
JP2665718B2 true JP2665718B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=17630015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5280791A Expired - Fee Related JP2665718B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 情報処理装置のキャッシュメモリテスト方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5513344A (ja) |
JP (1) | JP2665718B2 (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0916472A (ja) * | 1995-07-04 | 1997-01-17 | Fujitsu Ltd | キャッシュメモリ試験方法 |
US5680544A (en) * | 1995-09-05 | 1997-10-21 | Digital Equipment Corporation | Method for testing an on-chip cache for repair |
US5794243A (en) * | 1995-12-11 | 1998-08-11 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for executing a binary search in a data cache |
US5740353A (en) * | 1995-12-14 | 1998-04-14 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for creating a multiprocessor verification environment |
US5859962A (en) * | 1995-12-21 | 1999-01-12 | Ncr Corporation | Automated verification of digital design |
US5893152A (en) * | 1996-03-08 | 1999-04-06 | Sun Microsystems, Inc. | Method and apparatus that detects and tolerates inconsistencies between the cache and main memory, and the translation lookaside buffer and the virtual memory page table in main memory |
US8229844B2 (en) | 1996-06-05 | 2012-07-24 | Fraud Control Systems.Com Corporation | Method of billing a purchase made over a computer network |
US20030195848A1 (en) | 1996-06-05 | 2003-10-16 | David Felger | Method of billing a purchase made over a computer network |
US7555458B1 (en) | 1996-06-05 | 2009-06-30 | Fraud Control System.Com Corporation | Method of billing a purchase made over a computer network |
US5831987A (en) * | 1996-06-17 | 1998-11-03 | Network Associates, Inc. | Method for testing cache memory systems |
JP3288304B2 (ja) | 1998-07-01 | 2002-06-04 | 富士通株式会社 | キャッシュ試験装置およびキャッシュ試験方法 |
GB2345163A (en) * | 1998-12-24 | 2000-06-28 | Inventec Corp | Detecting capacity of cache memories |
US7529890B1 (en) * | 2004-08-25 | 2009-05-05 | Unisys Corporation | System, apparatus and method for facilitating on-chip testing |
JP2007088522A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-04-05 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置 |
CN101615145B (zh) * | 2009-07-24 | 2011-12-07 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种提高存储器数据缓存可靠性的方法和装置 |
DE102010027287A1 (de) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren und Vorrichtung zum prüfen eines Hauptspeichers eines Prozessors |
US8572323B2 (en) * | 2010-12-30 | 2013-10-29 | Freescale Semiconductor, Inc. | Cache result register for quick cache information lookup |
US9619382B2 (en) * | 2013-08-19 | 2017-04-11 | Intel Corporation | Systems and methods for read request bypassing a last level cache that interfaces with an external fabric |
US9665468B2 (en) | 2013-08-19 | 2017-05-30 | Intel Corporation | Systems and methods for invasive debug of a processor without processor execution of instructions |
US9632947B2 (en) | 2013-08-19 | 2017-04-25 | Intel Corporation | Systems and methods for acquiring data for loads at different access times from hierarchical sources using a load queue as a temporary storage buffer and completing the load early |
US9361227B2 (en) | 2013-08-30 | 2016-06-07 | Soft Machines, Inc. | Systems and methods for faster read after write forwarding using a virtual address |
US9542290B1 (en) | 2016-01-29 | 2017-01-10 | International Business Machines Corporation | Replicating test case data into a cache with non-naturally aligned data boundaries |
US10169180B2 (en) | 2016-05-11 | 2019-01-01 | International Business Machines Corporation | Replicating test code and test data into a cache with non-naturally aligned data boundaries |
US10055320B2 (en) * | 2016-07-12 | 2018-08-21 | International Business Machines Corporation | Replicating test case data into a cache and cache inhibited memory |
US10223225B2 (en) | 2016-11-07 | 2019-03-05 | International Business Machines Corporation | Testing speculative instruction execution with test cases placed in memory segments with non-naturally aligned data boundaries |
US10261878B2 (en) | 2017-03-14 | 2019-04-16 | International Business Machines Corporation | Stress testing a processor memory with a link stack |
US11550372B2 (en) * | 2018-07-06 | 2023-01-10 | Fujitsu Limited | Information processing apparatus having dust-proof bezel and information processing method using the same |
US20220035549A1 (en) * | 2020-07-28 | 2022-02-03 | International Business Machines Corporation | Trace data protection |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5003506A (en) * | 1987-06-02 | 1991-03-26 | Anritsu Corporation | Memory capacity detection apparatus and electronic applied measuring device employing the same |
US5276832A (en) * | 1990-06-19 | 1994-01-04 | Dell U.S.A., L.P. | Computer system having a selectable cache subsystem |
US5247653A (en) * | 1990-08-17 | 1993-09-21 | Seagate Technology, Inc. | Adaptive segment control and method for simulating a multi-segment cache |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP5280791A patent/JP2665718B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-11-01 US US08/332,082 patent/US5513344A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5513344A (en) | 1996-04-30 |
JPH07134663A (ja) | 1995-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2665718B2 (ja) | 情報処理装置のキャッシュメモリテスト方法 | |
US6205521B1 (en) | Inclusion map for accelerated cache flush | |
US4500954A (en) | Cache bypass system with post-block transfer directory examinations for updating cache and/or maintaining bypass | |
US4357656A (en) | Method and apparatus for disabling and diagnosing cache memory storage locations | |
US4626988A (en) | Instruction fetch look-aside buffer with loop mode control | |
US5778171A (en) | Processor interface chip for dual-microprocessor processor system | |
US7328391B2 (en) | Error correction within a cache memory | |
US8621336B2 (en) | Error correction in a set associative storage device | |
JP4395425B2 (ja) | 破損データ値を処理するためのデータ処理装置と方法 | |
US6272587B1 (en) | Method and apparatus for transfer of data between cache and flash memory in an internal combustion engine control system | |
JPH037978B2 (ja) | ||
JPS5845611A (ja) | 周辺メモリ・システム | |
US20030131277A1 (en) | Soft error recovery in microprocessor cache memories | |
US5381544A (en) | Copyback memory system and cache memory controller which permits access while error recovery operations are performed | |
JPH10161938A (ja) | ディスク制御装置 | |
US7062611B2 (en) | Dirty data protection for cache memories | |
JP3555847B2 (ja) | キャッシュメモリの障害処理装置、キャッシュメモリの障害処理方法、マルチプロセッサシステム | |
JP3239935B2 (ja) | 密結合マルチプロセッサシステムの制御方法、密結合マルチプロセッサシステム及びその記録媒体 | |
JPH0773106A (ja) | キャッシュメモリ | |
EP0128353A2 (en) | Error recovery of non-store-through cache | |
GB2276255A (en) | Track buffer with embedded error data | |
JPH04243446A (ja) | キャッシュ登録制御装置 | |
JPS60142759A (ja) | Lru決定用記憶装置のエラ−検出方式 | |
JPH07271671A (ja) | キャッシュ装置 | |
JP2000305840A (ja) | キャッシュメモリ及びその障害検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970513 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627 Year of fee payment: 11 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |