JP2665062B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
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- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
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- H01L21/78—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
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Description
【0001】この発明は半導体装置の製造方法に関し、
特にダイシング時の加工精度並びに作業効率の向上を図
ったものに関するものである。
特にダイシング時の加工精度並びに作業効率の向上を図
ったものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の製造方法を用いて製造され
た半導体装置の構造の一例を示す斜視図であり、この図
の装置では、半導体基板1上に集積回路パターン6を形
成し、半導体基板1の裏に半導体基板1よりバイアホー
ル5を介した接地電極兼ヒートシンク用の金属層13を
形成して構成されている。
た半導体装置の構造の一例を示す斜視図であり、この図
の装置では、半導体基板1上に集積回路パターン6を形
成し、半導体基板1の裏に半導体基板1よりバイアホー
ル5を介した接地電極兼ヒートシンク用の金属層13を
形成して構成されている。
【0003】また図5は上記従来の半導体装置となる半
導体ウェハをチップ状態に分離する方法を説明するため
の図であり、本方法では分離後に後工程の容易さを考慮
し、伸縮性のあるダイシングテープ7に半導体基板1及
び金属層13とで構成されるウェハを貼りつけた後、半
導体基板1が化学薬品によりエッチングされて取り除か
れてできたダイシングライン8上に沿ってダイシングブ
レード9により金属層13をダイシング分離して作製さ
れる。従ってダイシング工程により作製されるチップの
金属層13の側面の形状は平坦なものとなっている。
導体ウェハをチップ状態に分離する方法を説明するため
の図であり、本方法では分離後に後工程の容易さを考慮
し、伸縮性のあるダイシングテープ7に半導体基板1及
び金属層13とで構成されるウェハを貼りつけた後、半
導体基板1が化学薬品によりエッチングされて取り除か
れてできたダイシングライン8上に沿ってダイシングブ
レード9により金属層13をダイシング分離して作製さ
れる。従ってダイシング工程により作製されるチップの
金属層13の側面の形状は平坦なものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置の製
造方法は以上のように構成されているので、ダイシング
時に金属の延性のため図5に示すように、ダイシングブ
レード9に沿うようにバリ10が金属層13下面のダイ
シングテープ7に向けて発生し、その後のチップダイボ
ンド時にこのバリ10により十分な接合を得ることが困
難であった。
造方法は以上のように構成されているので、ダイシング
時に金属の延性のため図5に示すように、ダイシングブ
レード9に沿うようにバリ10が金属層13下面のダイ
シングテープ7に向けて発生し、その後のチップダイボ
ンド時にこのバリ10により十分な接合を得ることが困
難であった。
【0005】例えば半導体基板に厚さ30μmのGaA
sを用い、50μmのAuからなる金属層を用いて半導
体ウェハを構成し、これをダイシングする場合、金属層
下面に約20〜30μmのバリが生じることとなる。
sを用い、50μmのAuからなる金属層を用いて半導
体ウェハを構成し、これをダイシングする場合、金属層
下面に約20〜30μmのバリが生じることとなる。
【0006】また、マスクを用いてエッチングしてチッ
プを分割する方法もあり、この方法を用いれば上述のよ
うなチップ下面のバリは生じないが、チップ側面の寸法
制御が難しく、また分割後のチップがバラバラになり後
工程であるダイボンド工程への移行が迅速に行なえず、
製造歩留が悪いという問題点があった。
プを分割する方法もあり、この方法を用いれば上述のよ
うなチップ下面のバリは生じないが、チップ側面の寸法
制御が難しく、また分割後のチップがバラバラになり後
工程であるダイボンド工程への移行が迅速に行なえず、
製造歩留が悪いという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、製造歩留が良く、ダイボンド時
に十分な接合が得られる半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
ためになされたもので、製造歩留が良く、ダイボンド時
に十分な接合が得られる半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置の製造方法は、チップ領域を分割するダイシングライ
ンに沿って金属層をダイシングする際に、金属層裏面側
に粘着剤を用いて金属層よりも硬度の大きい物質からな
る層を装着してダイシングブレードを用いてダイシング
を行なうようにしたものである。
置の製造方法は、チップ領域を分割するダイシングライ
ンに沿って金属層をダイシングする際に、金属層裏面側
に粘着剤を用いて金属層よりも硬度の大きい物質からな
る層を装着してダイシングブレードを用いてダイシング
を行なうようにしたものである。
【0009】また、金属層よりも硬度の大きい物質とし
て光透過性のものを用い、光に感応して粘着力が低下す
る粘着剤を用いたものである。
て光透過性のものを用い、光に感応して粘着力が低下す
る粘着剤を用いたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、ダイシング時に金属層裏
面側に、金属層よりも硬度の大きい物質からなる層が存
在するため、ダイシング時に金属層下面の金属の延性に
よるバリを低減することができ、またダイシングテープ
を用いているため後工程への移行が迅速に行える。
面側に、金属層よりも硬度の大きい物質からなる層が存
在するため、ダイシング時に金属層下面の金属の延性に
よるバリを低減することができ、またダイシングテープ
を用いているため後工程への移行が迅速に行える。
【0011】さらに、金属層よりも硬度の大きい物質は
光透過性であるため、光に感応して粘着力が低下する粘
着剤を用いることで、チップをこれら部材から容易に剥
離することができる。
光透過性であるため、光に感応して粘着力が低下する粘
着剤を用いることで、チップをこれら部材から容易に剥
離することができる。
【0012】
【実施例】図1及び図2はこの発明の一実施例による半
導体装置の製造方法により製造された半導体チップを裏
面側からみた斜視図及び断面図であり、図において、1
はその表面に集積回路パターンが形成された半導体基
板、2は接地電極とヒートシンクを兼ねるよう設けられ
た金メッキ層(接地電極兼ヒートシンク)であり、上記
基板表面の集積回路パターンとバイアホールを介して接
続されている。
導体装置の製造方法により製造された半導体チップを裏
面側からみた斜視図及び断面図であり、図において、1
はその表面に集積回路パターンが形成された半導体基
板、2は接地電極とヒートシンクを兼ねるよう設けられ
た金メッキ層(接地電極兼ヒートシンク)であり、上記
基板表面の集積回路パターンとバイアホールを介して接
続されている。
【0013】またこの実施例により製造されたチップ裏
面側の金メッキ層側面4の、金属層2の表面3に対する
バリによる凹凸は5μm以内となっており、また金メッ
キ層側面4はダイシングにより平坦な構造を有するもの
となっている。
面側の金メッキ層側面4の、金属層2の表面3に対する
バリによる凹凸は5μm以内となっており、また金メッ
キ層側面4はダイシングにより平坦な構造を有するもの
となっている。
【0014】図3はこの発明の一実施例による半導体装
置の製造方法によるダイシング工程時の断面図であり、
図において、図1及び図2と同一符号は同一または相当
部分を示し、7はダイシングテープ、9はダイシングブ
レード、12はダイシング時に金メッキ層2の金が延び
てバリができるのを抑制するためにウェハ裏面側の金メ
ッキ層2の表面に厚み5μm以内の粘着剤11を介して
接着された厚さ150〜200μm程度のサファイヤウ
ェハである。また上記粘着剤11としては光に感応して
粘着力が低下するようなものを用いる。
置の製造方法によるダイシング工程時の断面図であり、
図において、図1及び図2と同一符号は同一または相当
部分を示し、7はダイシングテープ、9はダイシングブ
レード、12はダイシング時に金メッキ層2の金が延び
てバリができるのを抑制するためにウェハ裏面側の金メ
ッキ層2の表面に厚み5μm以内の粘着剤11を介して
接着された厚さ150〜200μm程度のサファイヤウ
ェハである。また上記粘着剤11としては光に感応して
粘着力が低下するようなものを用いる。
【0015】次に動作について説明する。従来例と同様
にして半導体基板1が化学薬品によってエッチングして
取り除かれてできたダイシングライン8上に沿ってダイ
シングブレード9により金属層2を切断するが、切断時
の金属層2の延性によるバリ10は図3(b)に示され
るように、その下方に金属層2よりも硬度の大きなサフ
ァイヤウェハ12があるため粘着剤11の厚さ以下(5
μm以下)に抑えられることとなる。
にして半導体基板1が化学薬品によってエッチングして
取り除かれてできたダイシングライン8上に沿ってダイ
シングブレード9により金属層2を切断するが、切断時
の金属層2の延性によるバリ10は図3(b)に示され
るように、その下方に金属層2よりも硬度の大きなサフ
ァイヤウェハ12があるため粘着剤11の厚さ以下(5
μm以下)に抑えられることとなる。
【0016】次に半導体基板1と分離された金メッキ層
2とからなる半導体チップをダイシングテープ7から剥
離した後、金属メッキ層2下方の切断されたサファイヤ
ウェハ12を取り除く時には、半導体チップ裏面の半透
明なサファイヤウェハ12に光を照射して粘着剤11の
粘着力を低下させることで容易に剥離することができ
る。
2とからなる半導体チップをダイシングテープ7から剥
離した後、金属メッキ層2下方の切断されたサファイヤ
ウェハ12を取り除く時には、半導体チップ裏面の半透
明なサファイヤウェハ12に光を照射して粘着剤11の
粘着力を低下させることで容易に剥離することができ
る。
【0017】このように本実施例によれば、延性の大き
い金メッキ層2の下方に粘着剤11を用いて、金メッキ
層2よりも硬度の大きなサファイヤウェハ12を装着
し、ダイシングテープ7を用いて金メッキ層2をダイシ
ング加工するようにしたから、金メッキ層2下方に生じ
るバリは粘着剤11の厚さ(5μm)程度に抑えられ、
バリによる影響は次のダイボンド工程で実用上問題のな
い程度となり、ダイボンド時に十分な接合を得ることが
できる。
い金メッキ層2の下方に粘着剤11を用いて、金メッキ
層2よりも硬度の大きなサファイヤウェハ12を装着
し、ダイシングテープ7を用いて金メッキ層2をダイシ
ング加工するようにしたから、金メッキ層2下方に生じ
るバリは粘着剤11の厚さ(5μm)程度に抑えられ、
バリによる影響は次のダイボンド工程で実用上問題のな
い程度となり、ダイボンド時に十分な接合を得ることが
できる。
【0018】また、ダイシングテープ7を用いてダイシ
ングを行なうようにしているため、チップ分割後のダイ
ボンド工程へ迅速に移行させることができ、製造歩留が
低下することがない。
ングを行なうようにしているため、チップ分割後のダイ
ボンド工程へ迅速に移行させることができ、製造歩留が
低下することがない。
【0019】さらに、サファイヤウェハ12は半透明な
光透過性物質であり、粘着剤11として光に感応して粘
着力が低下するものを用いることで、後にチップから切
断されたサファイヤウェハ12を取り除く作業が容易に
行える。
光透過性物質であり、粘着剤11として光に感応して粘
着力が低下するものを用いることで、後にチップから切
断されたサファイヤウェハ12を取り除く作業が容易に
行える。
【0020】さらに、ダイシングによりチップ分割加工
を行なうようにしているため切断面(チップ側面の金属
層)が平坦となり、溶液を用いて行なうときのように寸
法制御が困難となることがない。
を行なうようにしているため切断面(チップ側面の金属
層)が平坦となり、溶液を用いて行なうときのように寸
法制御が困難となることがない。
【0021】なお、上記実施例では金属層2よりも硬度
の大きい物質としてサファイヤウェハを用いたが、サフ
ァイヤウェハ以外にガラス板等の金属層2よりも硬度の
大きい物質であれば他の物質を用いても上記実施例と同
様の効果を得ることができる。
の大きい物質としてサファイヤウェハを用いたが、サフ
ァイヤウェハ以外にガラス板等の金属層2よりも硬度の
大きい物質であれば他の物質を用いても上記実施例と同
様の効果を得ることができる。
【0022】また、上記実施例では半導体基板1の裏面
に設ける金属層2として金メッキ層を用いたが、金属層
2として銀あるいは銅等の延性の大きい金属が用いられ
る場合には上記実施例と同様の効果を期待することがで
きる。
に設ける金属層2として金メッキ層を用いたが、金属層
2として銀あるいは銅等の延性の大きい金属が用いられ
る場合には上記実施例と同様の効果を期待することがで
きる。
【0023】また、上記実施例では光に感応して粘着力
が低下する性質を有する粘着剤を用いたが、容易に半導
体チップを分離できるような他の粘着剤を用いてもかま
わない。
が低下する性質を有する粘着剤を用いたが、容易に半導
体チップを分離できるような他の粘着剤を用いてもかま
わない。
【0024】さらに、上記実施例では粘着層11の厚さ
を5μm以内としたが、粘着層の厚さはこれに限られる
ものでなく、金属層2のバリがダイボンド時に実用上問
題のない厚さとなるような厚さであればよい。
を5μm以内としたが、粘着層の厚さはこれに限られる
ものでなく、金属層2のバリがダイボンド時に実用上問
題のない厚さとなるような厚さであればよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体装
置の製造方法によれば、チップ領域を分割するダイシン
グラインに沿って金属層をダイシングする際に、チップ
裏面側の金属層表面に粘着剤を用いて金属層よりも硬度
の大きい物質からなる層を装着してダイシングテープを
用いてダイシングを行なうようにしたので、製造歩留を
低下させることなく、ダイシング時の金属層のバリを抑
制することができ、後工程であるダイボンド時に充分な
接合を得ることができるという効果がある。
置の製造方法によれば、チップ領域を分割するダイシン
グラインに沿って金属層をダイシングする際に、チップ
裏面側の金属層表面に粘着剤を用いて金属層よりも硬度
の大きい物質からなる層を装着してダイシングテープを
用いてダイシングを行なうようにしたので、製造歩留を
低下させることなく、ダイシング時の金属層のバリを抑
制することができ、後工程であるダイボンド時に充分な
接合を得ることができるという効果がある。
【0026】さらに、金属層よりも硬度の大きい物質は
光透過性であるため、光に感応して粘着力が低下する粘
着剤を用いることで、チップを金属層よりも硬度の大き
い物質から容易に剥離することができ、作業性に優れて
いるという効果がある。
光透過性であるため、光に感応して粘着力が低下する粘
着剤を用いることで、チップを金属層よりも硬度の大き
い物質から容易に剥離することができ、作業性に優れて
いるという効果がある。
【図1】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法により製造された半導体装置の斜視図である。
法により製造された半導体装置の斜視図である。
【図2】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法により製造された半導体装置の断面図である。
法により製造された半導体装置の断面図である。
【図3】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法におけるダイシング工程時の断面図である。
法におけるダイシング工程時の断面図である。
【図4】従来の半導体装置の製造方法により製造された
半導体装置の斜視図である。
半導体装置の斜視図である。
【図5】従来の半導体装置の製造方法におけるダイシン
グ工程時の断面図である。
グ工程時の断面図である。
1 半導体基板 2 金メッキ層(金属層) 3 金メッキ層(金属層)表面 4 金メッキ層(金属層)側面 5 バイアホール 6 集積回路パターン 7 ダイシングテープ 8 ダイシングライン 9 ダイシングブレード 10 バリ 11 粘着剤 12 サファイヤウェハ 13 金属層
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体ウェハ裏面全面にヒートシンク用
の金属層が形成され、上記ウェハをエッチングしてダイ
シングラインを設けてチップ領域に分割する工程と、 上記金属層の裏面側にダイシングテープを装着して、上
記ダイシングラインに沿って上記金属層をダイシングし
てダイボンド用の半導体チップを形成する工程とを備え
た半導体装置の製造方法において、 上記ダイボンド用の半導体チップを形成する工程は、 上記金属層とダイシングテープとの間の金属層裏面側に
該金属層よりも硬度の大きい物質からなる層を粘着剤を
介して設けてダイシングを行なうものであることを特徴
とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 上記金属層裏面側に設けられた金属層よ
りも硬度の大きい物質として光透過性のものを用いると
ともに、粘着剤として光に感応して粘着力が低下するも
のを用いたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4270491A JP2665062B2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 半導体装置の製造方法 |
DE1991620243 DE69120243T2 (de) | 1991-02-12 | 1991-12-30 | Verfahren zum Zerteilen eines Halbleiterwafers, der eine Halbleiterschicht und eine Metallschicht aufweist, in Chips |
EP19910312090 EP0499752B1 (en) | 1991-02-12 | 1991-12-30 | Method for dividing a semiconductor wafer comprising a semiconductor layer and a metal layer into chips |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4270491A JP2665062B2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04258150A JPH04258150A (ja) | 1992-09-14 |
JP2665062B2 true JP2665062B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=12643453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4270491A Expired - Lifetime JP2665062B2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0499752B1 (ja) |
JP (1) | JP2665062B2 (ja) |
DE (1) | DE69120243T2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980067735A (ko) * | 1997-02-11 | 1998-10-15 | 문정환 | 반도체 패키지의 제조방법 |
KR100332967B1 (ko) * | 2000-05-10 | 2002-04-19 | 윤종용 | 디지털 마이크로-미러 디바이스 패키지의 제조 방법 |
US6573156B1 (en) | 2001-12-13 | 2003-06-03 | Omm, Inc. | Low defect method for die singulation and for structural support for handling thin film devices |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4142893A (en) * | 1977-09-14 | 1979-03-06 | Raytheon Company | Spray etch dicing method |
JPH0715087B2 (ja) * | 1988-07-21 | 1995-02-22 | リンテック株式会社 | 粘接着テープおよびその使用方法 |
JPH02271558A (ja) * | 1989-04-12 | 1990-11-06 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP4270491A patent/JP2665062B2/ja not_active Expired - Lifetime
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