JP2664512B2 - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP2664512B2
JP2664512B2 JP2064593A JP6459390A JP2664512B2 JP 2664512 B2 JP2664512 B2 JP 2664512B2 JP 2064593 A JP2064593 A JP 2064593A JP 6459390 A JP6459390 A JP 6459390A JP 2664512 B2 JP2664512 B2 JP 2664512B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はレーダ装置に関し、特にその目標検出に関
するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来のレーダ装置を示すブロック図であり、
図において、1はドプラフィルタ、2はドプラフィルタ
1を通過したビデオ信号の振幅を求める振幅計算回路、
3は目標の検出を行う検出器、4は検出された目標の距
離を求める距離計算回路、5は表示器である。
次に動作について説明する。
ドプラフィルタ1を通過した信号は振幅計算回路2で
振幅計算され検出器3へ入力される。検出器3で目標と
して検出された全ての信号は距離計算回路4へ入力さ
れ、距離計算を行い表示器5へ表示する。このために目
標のレーダ断面積であるσ値大で目標の絶対速度である
v大の有り得ない目標も検出,表示してしまう。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のレーダ装置は以上のように構成されているの
で、σ値大、v大の有り得ない目標も目標と誤ってしま
い、誤警報率が増加するなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、σ大、v大の有り得ない目標を除去し、誤
警報率の増大を防ぐことのできるレーダ装置を得ること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るレーダ装置は、Iビデオ信号とQビデ
オ信号とが入力されるドプラフィルタと、該ドプラフィ
ルタを通過した上記ビデオ信号の振幅を計算する振幅計
算回路と、該振幅計算回路から出力された信号より目標
を検出する検出器と、該検出器により目標として検出さ
れた信号に対して、目標の距離計算を行う距離計算回路
と、該距離計算回路の計算結果を出力する表示器と、上
記距離計算回路の出力と上記振幅計算回路の出力とがそ
れぞれ入力され、これらの入力された信号から目標のレ
ーダ断面積(以後、σと記述する。)を計算するσ計算
回路と、該σ計算回路のσの計算値とある一定の基準値
とを比較するσ比較回路と、上記振幅計算回路の出力が
入力され、この入力された信号から目標の絶対速度(以
後、vと記述する。)を計算するv計算回路と、該v計
算回路のvの計算値とある一定の基準値とを比較するv
比較回路と、上記σ比較回路及びv比較回路の出力がと
もに入力され、上記σまたはvのいずれかが上記ある一
定の基準値以下の場合には第1の電位を出力し、上記σ
及びvがともに上記ある一定の基準値以上の場合には第
2の電位を出力する、OR機能を有する論理回路と、上記
距離計算回路と表示器との間に設けられ、上記論理回路
の出力が入力され、該論理回路から第2の電位が出力さ
れた場合に、検出目標なしと判定して、上記距離計算回
路の計算結果が表示器へ出力されないようにするゲート
回路とを備えたものである。
〔作用〕
この発明におけるレーダ装置は、目標のσ,vと、ある
一定の基準値とをそれぞれ比較し、その値がともに基準
値よりも大であれば検出目標無とし、いずれかが小であ
れば検出目標有りとし表示器に表示する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、1〜5は従来装置と全く同一のもの
であり、6は目標のレーダ断面積σを計算するσ計算回
路、7は目標の絶対速度vを計算するv計算回路、8は
目標のσとある一定の基準値とを比較するσ比較回路、
9はvとある一定の基準値とを比較するv比較回路、10
はσ比較回路8,v比較回路9の出力のいずれかがHの場
合(σ,vのいずれかがある一定の基準値以下の場合)に
は、信号を出力するOR回路、11はOR回路10出力により検
出目標の有無を判定するためのゲート回路である。
次に動作について説明する。
ドプラフィルタ1の出力は振幅計算回路2へ入力さ
れ、振幅(受信電力)が求まる。検出器3を経て、この
値と距離計算回路4の出力とがσ計算回路6へ入力され
レーダ方程式を変形した下式によってσの値が求まる。
σ=K・Pr・R4 ここで、 (Kは個々のレーダによって求まる定数) σ:レーダ断面積 Pr:受信電力 Pt:送信電力 R:距離 λ:波長 G:アンテナ利得 L:損失 ここで求まったσの値と予め設定されたある一定の基
準値がσ比較回路8に入力される。検出器3の出力は距
離計算回路4とv計算回路7へ入力される。v計算回路
7では下式より目標の絶対速度を求める。
v:絶対速度 vB:母機速度 c:光速 fd:目標のドプラ周波数 f:送信周波数 ここで求まったvの値と予め設定されたある一定の基
準値がv比較回路9へ入力される。σ比較回路8,v比較
回路9の出力はσ,vがともにある一定の基準値以下の時
は常にHとなり、ある一定の基準値を越えた時にはLと
なる。このような比較回路8,9出力はOR回路10、入力さ
れる。OR回路10はσ比較回路8の出力とv比較回路9の
出力のどちらかがH(σ,vどちらかが基準値以下の時)
の場合にはゲート回路11へHを出力するのでこのとき距
離計算回路4の出力は表示器5へ出力される。しかし、
OR回路10の出力がLの時(σ,vがともに基準値を越えた
時)には、検出目標無として距離計算回路4出力は表示
器5へは出力されない。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第4図に従来装置の他の例として、Σ(和チャンネ
ル),Δ(差チャンネル)の振幅比から方位判定を行う
モノパルスレーダ装置のブロック図を示す。第4図にお
いて、第2図と異なう所だけを説明する。Σ,ΔのI,Q
ビデオ信号はドプラフィルタ1を通過した後、Σ,Δそ
れぞれ振幅計算回路2に入力させる。振幅計算されたΣ
及びΔは方位判定回路12へ入力される。方位判定回路12
では方位を求め方位信号を表示器5へ出力する。表示器
5には方位信号とともに距離計算回路4の出力が入力さ
れ目標の表示を行う。
第4図の装置に対して本発明を適用した第2の実施例
を第3図に示す。第3図において、1〜5,12は上記と全
く同一である。振幅計算回路2のΔ出力はσ計算回路6,
方位判定回路12,及び速度計算回路7へ入力される。
σ計算回路6ではσを計算するが、ここで本発明の実
施例であげた下式、 σ=K・Pr・R4 においてGがΣとΔで異なり、θにより定まる変数とな
るために上式は若干変形され以下のようになる。
σΣ=K1・Pr・R4 σΔ=K2・Pr・R4 ここで、 である。
σ計算回路6ではΣ,Δの振幅と、距離と、方位判定
回路9の出力より上式からσを計算し求めたσを比較回
路8へ出力する。一方、v計算回路7ではvを本発明の
実施例であげた下式、 にて求める。
v計算回路7の出力は比較回路9へ入力される。AND
回路10は比較回路8,9からの入力のどれかがHのときに
は距離計算回路4の出力と方位判定回路9の出力をその
まま表示器5へ出力し、比較回路8,9からの入力がとも
にLの時には表示器5への出力は行わない。表示器5は
入力された距離,方位信号に基づき表示を行う。以上の
ように本発明はΣ,Δの2チャンネルに適用してもよ
く、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、Iビデオ信号とQ
ビデオ信号とが入力されるドプラフィルタと、該ドプラ
フィルタを通過した上記ビデオ信号の振幅を計算する振
幅計算回路と、該振幅計算回路から出力された信号より
目標を検出する検出器と、該検出器により目標として検
出された信号に対して、目標の距離計算を行う距離計算
回路と、該距離計算回路の計算結果を出力する表示器
と、上記距離計算回路の出力と上記振幅計算回路の出力
とがそれぞれ入力され、これらの入力された信号からの
目標のレーダ断面積σを計算するσ計算回路と、該σ計
算回路のσの計算値とある一定の基準値とを比較するσ
比較回路と、上記振幅計算回路の出力が入力され、この
入力された信号から目標の絶対速度vを計算するv計算
回路と、該v計算回路のvの計算値とある一定の基準値
とを比較するv比較回路と、上記σ比較回路及びv比較
回路の出力がともに入力され、上記σまたはvのいずれ
かが上記ある一定の基準値以下の場合には第1の電位を
出力し、上記σ及びvがともに上記ある一定の基準値以
上の場合には第2の電位を出力する、OR機能を有する論
理回路と、上記距離計算回路と表示器との間に設けら
れ、上記論理回路の出力が入力され、該論理回路から第
2の電位が出力された場合に、検出目標なしと判定し
て、上記距離計算回路の計算結果が表示器へ出力されな
いようにするゲート回路とを備えるようにしたから、
σ,vとそれぞれがともにある一定の基準値を越える目標
を有りえない目標と判定し、目標としての処理を行わな
いようにでき、誤警報率の増大を防止できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるレーダ装置を示す
図、第2図は従来のレーダ装置を示す図、第3図はこの
発明の他の実施例を示す図、第4図は従来装置の他の例
を示す図である。 1はドプラフィルタ、2は振幅計算回路、3は検出器、
4は距離計算回路、5は表示器、6はσ計算回路、7は
v計算回路、8はσ比較回路、9はv比較回路、10はOR
回路、11はゲート回路、12は方位判定回路である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Iビデオ信号とQビデオ信号とが入力され
    るドプラフィルタと、 該ドプラフィルタを通過した上記ビデオ信号の振幅を計
    算する振幅計算回路と、 該振幅計算回路から出力された信号より目標を検出する
    検出器と、 該検出器により目標として検出された信号に対して、目
    標の距離計算を行う距離計算回路と、 該距離計算回路の計算結果を出力する表示器と、 上記距離計算回路の出力と上記振幅計算回路の出力とが
    それぞれ入力され、これらの入力された信号から目標の
    レーダ断面積(以後、σと記述する。)を計算するσ計
    算回路と、 該σ計算回路のσの計算値とある一定の基準値とを比較
    するσ比較回路と、 上記振幅計算回路の出力が入力され、この入力された信
    号から目標の絶対速度(以後、vと記述する。)を計算
    するv計算回路と、 該v計算回路のvの計算値とある一定の基準値とを比較
    するv比較回路と、 上記σ比較回路及びv比較回路の出力がともに入力さ
    れ、上記σまたはvのいずれかが上記ある一定の基準値
    以下の場合には第1の電位を出力し、上記σ及びvがと
    もに上記ある一定の基準値以上の場合には第2の電位を
    出力する、OR機能を有する論理回路と、 上記距離計算回路と表示器との間に設けられ、上記論理
    回路の出力が入力され、該論理回路から第2の電位が出
    力された場合に、検出目標なしと判定して、上記距離計
    算回路の計算結果が表示器へ出力されないようにするゲ
    ート回路とを備えたことを特徴とするレーダ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4870572A (ja) * 1971-12-24 1973-09-25
JP2670527B2 (ja) * 1988-07-14 1997-10-29 防衛庁技術研究本部長 モノパルス方式のレーダ装置

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