JP2663710B2 - 半導体式加速度センサ及びその製造方法 - Google Patents

半導体式加速度センサ及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体式加速度センサ及びその製造方法に
関し、更に詳細には、半導体基板をエッチングして形成
する錘部、梁部および支持部を有する加速度センサの形
状、および異方性プラズマエッチング法を使用したその
製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の半導体式加速度センサの形状としては、添付第
3図乃至第5図の平面図及び第6図の断面図に示すよう
に厚肉部の支持部1と、この支持部1より張り出した梁
部2と、この梁部2と連結した錘部3により構成されて
いる。さらに、加速度が加わることにより変位する錘部
3に伴う梁部2の変形を検知する半導体歪みゲージ4が
前記梁部2に設定されている。この梁部2は薄肉状であ
り、支持部1より直角方向に張り出している。また前記
厚肉の支持部1と同じく厚肉の錘部3は、間隙5により
分離されている。この薄肉状の梁部2および間隙5によ
り分離されている支持部1、錘部3は半導体基板をエッ
チング加工して形成される。このエッチング法として
は、加工精度を要求されることより、KOH(水酸化カリ
ウム)、ヒドラジン、EDP(エチレンジアミンプロカテ
コール)等を使用したアルカリ異方性エッチング法を採
用している。アルカリ異方性エッチング法はシリコンの
結晶面方位のエッチング選択比を利用しており、結晶面
に沿ったエッチングが精度良く得られる。しかしなが
ら、その反面、結晶面を利用していることによりこのエ
ッチングにて形成される錘部3、梁部2、支持部1は互
いに直角もしくは平行とならざるをえない。この結果添
付第3図乃至第5図に示す従来例のような、梁部2が支
持部3より直角方向に張り出した形状となっている。
例えば、半導体基板として使用しているシリコンの結
晶面方位{100}面を基板面とした場合、アルカリ異方
性エッチングのエッチング速度比は{100}面を1とす
ると{110}面は約2、{111}面は約0.003であること
より{111}面にて錘部、梁部、支持部を構成する。こ
の{111}面同士は{100}面において直交または平行し
ており、これにて構成される錘部、梁部、支持部も直交
または平行をなす。
また、従来の半導体式加速度センサに於いては{11
1}面を基板面としてセンサは存在しないが、これは上
記のアルカリ異方性エッチングが使用できないためであ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の半導体式加速度センサにおいては、梁部2
と支持部1のなす角度がアルカリ異方性エッチング法を
使用せざるを得ないため、直角とならざるを得ずセンサ
の形状が規制される。つまりセンサの構造的感度は、錘
部の質量及び、梁部の長さ、厚さ、幅による梁部のたわ
みに依存するが、梁部はその連結する支持部より直角方
向に張り出しているため形状の変更による面積効率の向
上、ひいては半導体式加速度センサの小型化、高感度化
が図れなかった。さらに、{111}面を半導体式加速度
センサの基板面とできれば、半導体歪みゲージの軸とし
て<111>軸(シリコンの結晶軸方位<111>の軸)が使
用可能となる。従来の{100}面および{110}面を基板
面としたセンサが使用している<110>軸の軸感度を1
とした場合、<111>軸は軸感度比において1.32であり
半導体式加速度センサの小型化、高感度化を図れる。し
かしながら、{111}面を基板面としてエッチングがで
きないため、この基板面は使用されていなかった。
そこで本発明は上記の問題点を解決し、小型化および
高感度化を目的とする半導体式加速度センサ及びその製
造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、肉厚状の支持部と、該支
持部より張り出した1又は2以上の薄肉状の梁部と、該
梁部を介して該支持部と連結された肉厚状の錘部とを備
え、前記梁部少なくとも1つに半導体歪みゲージを有
し、半導体基板よりエッチングを用い形取りされた半導
体式加速度センサであって、前記支持部は少なくとも連
結された2辺からなり、該2辺の連結部に前記歪みゲー
ジを持つ梁部が連結され、前記梁部は前記2辺の間に張
り出しているものとする。
また、前記支持部は連結された4辺からなり、該4辺
の各連結部のうち少なくとも向かい合う2つの連結部に
前記半導体歪みゲージを持つ梁部がそれぞれ連結され、
それぞれの梁部は前記向かい合う連結部の方向に張り出
しているものでもよい。
また、前記半導体式加速度センサの製造方法において
は、半導体基板表面を第1面、この第1面の反対側面を
第2面とし、第2面より前記錘部と前記支持部との間を
前記梁部の厚みまで異方性プラズマエッチング法により
エッチングする第1の工程と、前記梁部を残し前記錘部
と前記支持部の間を異方性プラズマエッチング法により
エッチングする第2の工程と、を有するものとする。そ
して、前記異方性プラズマエッチング法は、低圧力の6
フッ化硫黄(SF6)と酸素雰囲気における高周波を使用
したプラズマエッチング法であって、圧力が0.1〜0.3To
rrで、SF6と酸素の混合比が0.2〜0.4で高周波の出力が7
5W程度であることでよい。
さらに、半導体式加速度センサにおいては、前記梁部
と錘部との連結部は、梁部に対し直角をなすように錘部
が形成されていることも有効であり、また梁部に対し直
角をなすように錘部が形成されている連結部に対向して
前記支持部の張り出し部が形成されていることも有効で
ある。
〔作用〕
かかる手段によれば、支持部は少なくとも連結された
2辺からなり、この2辺の連結部に歪みゲージを持つ梁
部が連結され、この梁部は前記2辺の間に張り出すこと
によって、同じ面積を占めるセンサにおいてその梁部の
長さを最も有効に確保可能な形状を選択でき、センサの
感度が上昇する。例えば、正方形を基本とするセンサに
おいて、梁部をその連結摺る支持部に対し45゜方向をな
すように張り出すことにより、梁部の位置が対角線上に
形成でき、従来の加速度センサに比べ の感度を得、面積効率の良いセンサ、ひいては小型化、
高感度化に適した半導体式加速度センサを得る。これ
は、センサの構造的感度が錘部の質量、梁部の長さ、厚
さ、幅による梁部のたわみという条件に影響され、この
なかの梁部の長さを長くしたためである。
さらに、{100}面、{110}面に加え、{111}面を
基板面としたセンサとし、{111}面内にある高感度な
<111>軸を半導体歪みゲージの軸として使用すること
により小型化、高感度化に適した半導体式加速度センサ
を得る。
一方、上記形状の半導体式加速度センサを得るエッチ
ング方法として異方性プラズマエッチング法を採用し
た。これにより、従来半導体式加速度センサ等の基板の
加工に要求される精度が良く深いエッチングを得る方法
としてシリコン結晶の面方位に規制されるアルカリ異方
性エッチング法に代わり、シリコン面方位とは無関係で
かつ精度の良い異方性プラズマエッチング法が確立さ
れ、半導体式加速度センサなどにおいて製造方法から
の、つまりエッチング方法に起因する形状の束縛が除か
れた。さらに、この異方性プラズマエッチング法により
加工された面は基板面に対し垂直な面とすることがで
き、またエッチングされた溝の凹部において曲面となる
という特徴がある。この特徴はアルカリ異方性エッチン
グ法による面が例えば、{100}面を基板面とした場合
のエッチング面{111}面が基板面に対し54゜をなすこ
と、またエッチングされた溝は角度を有することにおい
て異なる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例と添付第1図および第2図に基
づいて説明する。
(第1実施例) 第1図(a)は本発明による、梁部がその連結する支
持部より45゜方向に張り出す形状の正方形を基本とした
半導体式加速度センサの平面、第1図(b)は同センサ
の断面、及び第1図(c)は同センサの後述する錘部3
の断面をそれぞれ示す。
図における半導体式加速度センサはN型シリコン単結
晶基板から成るカンチレバー型の加速度センサである。
支持部1は略正方形の外形状を持ち後述する梁部2及
び錘部3を囲んでおり、その断面は厚肉状である。この
支持部1の1つのコーナ1aより支持部1と45゜の方向で
同支持部の対面するコーナ1bに向け薄肉状で帯状の梁部
2が張り出している。この梁部2に厚肉状の錘部3が連
結しており、この錘部3は厚肉状の略正方形状をなし、
前記支持部1に囲まれている。前記梁部2と錘部3との
連結部3aは梁部2に対し直角をなすように錘部3の梁部
2に向いた角を落としてある。前記支持部1、梁部2及
び錘部3の片方の面は平面でセンサの基板面をなす。支
持部1は錘部3を囲んでいるが、支持部1と錘部3はエ
ッチングにより形成された間隙5で分離されており、こ
の間隙5は支持部1、梁部2、錘部3のなす基板面に対
し垂直に形成されている。支持部1と錘部3を連結する
梁部2の基板面側には半導体歪みゲージ4が設定され、
反対側の面はエッチングされており梁部2は薄肉状をな
している。梁部2に設定された半導体歪みゲージ4は、
公知の半導体加工技術、例えばボロン等のP型不純物を
熱拡散又はイオン注入することにより構成される。
加速度センサはシリコンの単結晶基板に上記半導体歪
みゲージ4が形成された後、基板より錘部3および梁部
2を分離するために間隙5を形成し製造するが、この間
隙5を形成する工程に対し異方性エッチング法が使用さ
れる。半導体歪みゲージ4が導入された基板面に対し下
方より異方性プラズマエッチング法により第1図A−B
部までエッチングを行い、基板面に対しほぼ垂直なエッ
チング面を得る。この工程により錘部3および支持部1
の形状が決定され梁部2については厚みが数〜数10μm
にきまる。
次に半導体歪みゲージを導入した面より梁部2を除き
異方性プラズマエッチング法を行い錘部3と支持部1と
の間隙5を形成する。本実施例として梁部2とこの梁部
2が連結して張り出している支持部1とのなす角度を45
゜にて梁部2を形成し、加速度センサの小型化、高感度
化に寄与する形状としている。この工程においてアルカ
リ異方性エッチング法では支持部1の辺に対し直角な方
向にのみ梁部2は形成されるが、異方性プラズマエッチ
ング法により、面方位に無関係にエッチング面を選ぶこ
とが可能となる。
以上の工程に使用するプラズマエッチング法において
パラメータを高周波出力は従来の150Wを75W程度に,圧
力は0.1〜0.3Torr、SF6は毎分約80CC(標準状態)、酸
素は従来の毎分約35CCを約20CC(標準状態)に制御し、
異方性としてエッチングファクター0.1程度の方法を使
用した。
本実施例において基板面として{100}面、{110}面
および{111}面のそれぞれを採用可能である。本実施
例にて使用可能となる{111}面は、従来のアルカリ異
方性エッチング法では基板面として使用できなかった
が、{111}面内の<111>軸を梁部2の方向、すなわち
半導体歪みゲージ4の軸方向とすることにより高感度な
軸を使用した半導体式加速度センサとなる。
さらに本実施例に於いて{100}面を基板面とした場
合、従来のアルカリ異方性エッチング法では{111}面
にて錘部3および支持部1が構成され、この{111}面
は基板面に垂直でないため添付第6図に示すように錘部
3、支持部1の断面は台形をなしたが、この異方性プラ
ズマエッチング法にて加工することにより、エッチング
ファクター0.1程度の垂直面が得られる。例えば、錘部
3の断面を比較した場合、添付第7図に示すように、ア
ルカリ異方性エッチング法によると、エッチングにより
得られる面は{111}面であり、垂直な面とはならない
が、この異方性プラズマエッチング法で得られる面は添
付第1図(c)に示すように垂直な面となる。添付第7
および1図(c)に於いて、l2tの容量の錘部を考えた
場合錘部の基板面に占める面積を比較すると、アルカリ
異方性エッチング法による錘部は、TAN(90−54)=0.7
26より(1+0.726t)の面積を占め、異方性プラズマ
エッチング法によると、エッチングファクター0.1よ
り、(l+0.2t)の面積を占めるのみであり、異方性
プラズマエッチングにより面積効率の良いセンサとを得
られることがわかる。また、支持部に於いても断面積の
増加により強度の上昇が得られ、センサの面積効率が上
がる。
さらに、異方性プラズマエッチング法による加工され
た溝の部分、例えば梁部2のエッチングによる加工部分
は曲面を生すため錘部3の変位に伴いたわむ際の応力の
分散が図られ強度の強い加速度センサとなる。
(第2実施例) 添付第2図(a)は本発明の第2実施例である2つの
梁部2a、2bを持ち各々の連結する支持部1に対し45゜の
方向に張り出すことを特徴とする半導体式加速度センサ
の平面、第2図(b)は同センサの断面をそれぞれ示
す。なお、第2図において第1図に示す部分と同一部分
には同一参照符号を付し、その説明は省略する。
図における半導体式加速度センサはN型シリコン単結
晶基板から成る両端支持型の加速度センサである。
実施例2において実施例1との形状の違いは次の点に
ある。支持部1の1つのコーナ1aより支持部1と45゜の
方向で同支持部の対面するコーナ1bに向け薄肉状で帯状
の第1の梁部2aが張り出している。さらにこのコーナ1b
より対面するコーナ1aに向け支持部1より第2の梁部2b
が張り出している。この第1の梁部2a及び第2の梁部2b
に厚肉状の錘部3が連結し、両端支持の形状をなす。他
の部分、支持部1、半導体歪みゲージ、隙間5は実施例
1と略同形状をなしている。さらに第1の梁部2a及び第
2の梁部2bが支持部1より張り出しているコーナ1a、1b
のそれぞれの梁部側に間隙5を作りながら支持部1を張
り出すことにより張出部6が形成される。この張出部6
を電極パッド、補償抵抗、モニター抵抗等の信号取り出
し、回路、プロセス管理等に必要な補助パーツの取付け
スペースとすることにより、面積利用率を上げている。
本実施例の製造方法については第1実施例と同じであ
り、異方性プラズマエッチング法では、シリコンの結晶
面方位は何ら制約とならなりため第1の梁部2a及び第2
の梁部2bを有する加速度センサにおいても第1の梁部2a
及び第2の梁部2b支持部3より張り出す角度を面積利用
率の高い45゜に選択している。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、支持部は少なくとも
連結された2辺からなり、この2辺の連結部に歪みゲー
ジを持つ梁部が連結され、この梁部は前記2辺の間に張
り出すようにしたので、半導体加速度センサの限られた
領域に形成される梁部において、梁部の有効長を最も長
く確保する形状とすることができる。これにより面積の
効率の最も良いセンサの形状を選択でき、小型化、高感
度化に適したセンサの形状を得ることができる。
また、上記の形状のセンサを加工するために、従来の
アルカリ異方性エッチング法に代わり異方性プラズマエ
ッチング法を使用した。この異方性プラズマエッチング
はシリコンの結晶面と無関係に基板を加工でき上記の形
状のセンサを得ることができる。よって、すべての基板
面に対し垂直な断面を形成することにより、通常の(10
0)面を基板としたセンサにおける従来の台形の断面形
状を垂直なものとし、センサの面積効率をあげることが
できる。また、従来使用されていなかったシリコン結晶
面(111)を基板面としたセンサとすることによって、
高感度な<111>軸を半導体歪みゲージの軸とすること
ができ、上記と同様センサの面積効率の上昇したセンサ
を得ることができる。そして、この異方性プラズマエッ
チング法によると、梁部の加工断面の凹部には必ず曲面
となるため、応力分散が図られ加速度による変位応力に
対し破壊強度が高いという効果も得られる。
さらに、梁部と錘部との連結部は、梁部に対し直角を
なすように錘部が形成されているので、梁部の長さを長
くできる。また梁部に対し直角をなすように錘部が形成
されている連結部に対向して支持部の張り出し部が形成
されるので、この張り出し部を半導体式加速度センサの
補助パーツの設置領域とすることができ、さらにセンサ
の面積効率をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1実施例に係る半導体式加速
度センサの平面図である。 第1図(b)は上記半導体加速度センサの断面図であ
る。 第1図(c)は上記半導体加速度センサの錘部の縦断面
図である。 第2図(a)は本発明の第2実施例に係る半導体加速度
センサの平面図である。 第2図(b)は上記半導体加速度センサの断面図であ
る。 第3図乃至第5図は従来の半導体式加速度センサの平面
図である。 第6図は上記第3図のVI−VIにおける断面図である。 第7図は上記第6図の錘部の縦断面図である。 〔符号の説明〕 1……支持部 1a、1b……支持部のコーナ 2……梁部 2a……第1の梁部 2b……第2の梁部 3……錘部 3a、b……錘部と梁部の連結部 4……半導体歪みゲージ 5……間隙 6……張出部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】肉厚状の支持部と、該支持部より張り出し
    た1又は2以上の薄肉状の梁部と、該梁部を介して該支
    持部と連結された肉厚状の錘部とを備え、前記梁部少な
    くとも1つに半導体歪みゲージを有し、半導体基板より
    エッチングを用い形取りされた半導体式加速度センサで
    あって、前記支持部は少なくとも連結された2辺からな
    り、該2辺の連結部に前記歪みゲージを持つ梁部が連結
    され、前記梁部は前記2辺の間に張り出していることを
    特徴とする半導体式加速度センサ。
  2. 【請求項2】請求項第1項に記載の半導体式加速度セン
    サにおいて、前記支持部は連結された4辺からなり、該
    4辺の各連結部のうち少なくとも向かい合う2つの連結
    部に前記半導体歪みゲージを持つ梁部がそれぞれ連結さ
    れ、それぞれの梁部は前記向かい合う連結部の方向に張
    り出していることを特徴とする半導体式加速度センサ。
  3. 【請求項3】請求項第1項に記載の半導体式加速度セン
    サの製造方法において、前記基板表面を第1面、この第
    1面の反対側面を第2面とし、第2面より前記錘部と前
    記支持部との間を前記梁部の厚みまで異方性プラズマエ
    ッチング法によりエッチングする第1の工程と、前記梁
    部を残し前記錘部と前記支持部の間を異方性プラズマエ
    ッチング法によりエッチングする第2の工程と、を有す
    ることを特徴とする半導体式加速度センサの製造方法。
  4. 【請求項4】請求項第3項に記載の半導体式加速度セン
    サの製造方法において、前記異方性プラズマエッチング
    法は、低圧力の6フッ化硫黄(SF6)と酸素雰囲気にお
    ける高周波を使用したプラズマエッチング法であって、
    圧力が0.1〜0.3Torrで、SF6と酸素の混合比が0.2〜0.4
    で高周波の出力が75W程度であることを特徴とする半導
    体式加速度センサの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項第1又は2項に記載の半導体式加速
    度センサにおいて、前記梁部と錘部との連結部は、梁部
    に対し直角をなすように錘部が形成されていることを特
    徴とする半導体式加速度センサ。
  6. 【請求項6】請求項第5項に記載の半導体式加速度セン
    サにおいて、前記梁部に対し直角をなすように錘部が形
    成されている連結部に対向して前記支持部の張り出し部
    が形成されていることを特徴とする半導体式加速度セン
    サ。
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