JP2662433B2 - ソータ - Google Patents

ソータ

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JP2662433B2
JP2662433B2 JP63327834A JP32783488A JP2662433B2 JP 2662433 B2 JP2662433 B2 JP 2662433B2 JP 63327834 A JP63327834 A JP 63327834A JP 32783488 A JP32783488 A JP 32783488A JP 2662433 B2 JP2662433 B2 JP 2662433B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複写機,印刷機等の紙を処理する装置の
本体から排出される用紙を搬送して複数段設けられたビ
ンへ順次仕分けするソータに関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば複写機に使用するソータでは、その複写
機本体から排出される転写紙(用紙)を頁順に異なるビ
ンへ排出するソートモードと、同一頁の転写紙をビンを
変えずに同一ビンへ排出するスタツクモードとを通常の
場合において選択的に使用できるようになつている。
そのソートモードとスタツクモードは、例えば第6図
(イ),(ロ)にタイミングチヤートでそれぞれ一例を
示すように、第7図に示すソータ50内の各部をそれぞれ
のタイミングで動作させることによつて、転写紙を所定
のビンへ排出している。
すなわち、第7図に示すソータ50の水平搬送装置60に
配置されたレジストセンサ66と、ビン12の入口部分に配
置されたエントリセンサ67とからの信号によつて、縦搬
送装置65の各段のビン12にそれぞれ対応して配置される
各偏向爪61をビンソレノイド68を作動させることによつ
て駆動し、転写紙を各モードに応じた所定のビンへ排出
するようにしている。
そのソースとスタツクの各モードにおける水平搬送装
置60と縦搬送装置65の各搬送速度は、ソートモードの場
合には順次複写機から送り込まれる用紙を、次々と異な
るビンへ切り換えて排出する必要があるため、それを速
くしてビン上への用紙の排出を早く完了させ、次に用紙
が送り込まれるまでの時間を長くするようにして、ビン
の切換処理時間を長くとるようにしている。そして、ス
タツクモードはそれに合わせているため、速い搬送速度
になつている。
すなわち、第8図に示すように、ソータ内へ送り込ま
れる先行の転写紙P1と後続の転写紙P2との間の時間T
は、複写機の排出間隔時間によつて決まるものであるた
め一定であるが、ソータ内でその時間T内に1枚の転写
紙をソートモードで処理するのに、例えば(A)のよう
に用紙の搬送速度をV1(T1時間)とし、偏向爪(第7図
の符号61に相当)等を作動させて排出するビンを切り換
えるための切換処理時間をT2としたときに、(B)のよ
うに搬送速度を速めてV3(T3時間)として残りの切換時
間T4を長くとるようにすれば、ソートモードにおいて切
換処理時間T4の間にビンを切り換える処理を十分に行う
ことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このように搬送速度をソートモードに
適した速めの速度にしている場合には、スタツクモード
においてその速い搬送速度で用紙がビン上に排出される
と、スタツクモードでは同一のビンに用紙が次々と排出
されるため、先にビン上へ排出された用紙がまだビン上
で安定したスタツク状態にならないうちに次の用紙が排
出されてしまうため、ビン上で用紙のスタツク位置が一
定にならなくなつて乱れてしまい、特に複写機が高速タ
イプである場合には、そのスタツク性が一層悪化しやす
いという問題点があつた。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであ
り、装置の本体から排出される用紙を、ソートモードと
スタツクモードのいずれのモードであつても、ビン上へ
スタツク性良く排出することができるようにすることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、この発明によるソータは、複写機等の紙を
処理する装置の本体から排出される用紙を搬送装置によ
つて搬送し、その用紙を複数段設けられたビンへ順次仕
分けするソータにおいて、 上記装置の本体から出力されるソートモード信号又は
スタツクモード信号を入力し、その入力した各モード信
号に応じて上記搬送装置の搬送速度をそのソートモード
又はスタツクモードにおける用紙のスタツク性に適した
搬送速度に変えるように制御する搬送速度制御手段を設
けたものである。
〔作 用〕
このように構成したソータによれば、装置の本体から
ソートモード信号又はスタツクモード信号が出力される
と、その各モード信号を搬送速度制御手段が入力し、そ
の入力したモード信号に応じて搬送装置の搬送速度をそ
のソートモード又はスタツクモードにおける用紙のスタ
ツク性に適した搬送速度に変えるように制御するので、
装置の本体から排出される用紙は、その選択した各モー
ド毎に適した搬送速度でスタツク性よくビン上へ排出さ
れる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第2図はこの発明によるソータを装着した複写機の一
例を示す全体構成図である。
この複写機は、複写機本体1と、自動原稿送り装置
(以下、「ADF」と略称する)2と、ソートモードを選
択したときに転写紙を反転させる反転装置3と、ソータ
4とによつて構成されている。
この複写機のコピー動作は、複写機本体1に設けられ
た操作部から必要な複写条件を設定し、プリントボタン
を押すことにより開始される。
ここで、ADF2には原稿トレイ201が設けられており、
この原稿トレイ201に載置された原稿は原稿給紙ベルト2
02により給紙され、原稿搬送路203を通つてコンタクト
ガラス101上に搬送されて、ここでフラツシユランプ102
が発光することにより、この原稿は一度に全面光照射さ
れる。
その原稿からの反射光は、第1ミラー104,スルーレン
ズ105,第2ミラー106を通り、ベルト感光体107を露光す
る。
ベルト感光体107には帯電器108により電荷が一様に与
えられており、露光により静電潜像を形成する。ベルト
感光体107上のこの静電潜像は、イレーサ109により不用
部分の電荷が除去されてから現像器110により現像され
る。
その現像された原稿像は、転写部で転写チヤージヤ11
1により転写紙P(用紙)に転写される。
その転写紙Pは、給紙カセツト112,113,114,あるいは
両面トレイ121の何れかより給紙され、搬送路115を通
り、レジストローラ116により原稿像とタイミングをと
つて転写部へ送られる。原稿像が転写された転写紙P
は、搬送ベルト117によつて定着器118に送り込まれて定
着され、分岐爪122の切換操作によつて定着後排出トレ
イ119へ搬送されたり、直進して反転装置3へ搬送され
たりする。
コンタクトガラス101上の原稿は、原稿搬送ベルト204
により光照射(露光)完了後送り出され、原稿排出ロー
ラ205により原稿トレイ201に再び戻される。
なお、給紙カセツト112,113,114の各カセツト端面
(第2図で左方の端面)には、収納する転写紙P1〜P3
各サイズに対応させて形状とその位置を異ならせた遮へ
い板を挿着し、その遮へい板に対応する複写機本体1側
のカセツト挿着位置には、発光素子(LED)と受光素子
(フオトトランジスタ)によつて形成されるフオトイン
タラプタを取付けた周知のカセツトサイズ検知機構9を
設けて、その各給紙カセツトを複写機本体1に挿着する
と自動的にカセツトサイズ(収納する転写紙のサイズ)
を検知することができるようにしている。
そして、コピーしようとする原稿のサイズに合わせて
使用する転写紙のサイズを選択するには、カセツト選択
釦(図示せず)を押せば、それを容易に選択することが
できるようになつている。
反転装置3は、反転分岐爪5を切り換えることによ
り、転写紙を一度スイツチバツク路6へ送り込みそれを
反転させてからソータ4へ送り出したり、反転分岐爪5
を切り換えずにそのまま直進させたりする。
ソータ4は、カバー11内に水平搬送装置20と、縦搬送
装置30と、仕分けした転写紙をスタツクする複数段設け
られた多数のビン12等を備えている。
その水平搬送装置20は、第3図に示すように上下の水
平ガイド板21,22に沿つて間隔を置いて配置した複数の
対をなす水平搬送コロ23a,23bを有し、その搬送経路の
搬送下流側には、搬送路をそのまま矢示Aの図示しない
排紙トレイへ排出する方向と縦搬送装置30側の矢示B方
向とに切換える切換爪24を設けている。
この各水平搬送コロ23a,23bは、それぞれ下側が駆動
側の水平搬送コロ23aであり、その上部に従動側の水平
搬送コロ23bが図示しないスプリング等によつて転写紙
Pの搬送に適した所定の圧力で接している。
また、切換爪24は、切換ソレノイド25によつてその位
置が切り換えられるようになつており、通常は第3図に
仮想線で示す位置にあり、切換ソレノイド25がオンにな
ると図示しない駆動用のレバーを介して実線で示す位置
に切り換えられて、転写紙Pが矢示B方向へ搬送され
る。そして、切換ソレノイド25がオフになると、切換爪
24は図示しない戻しスプリングによつて再び仮想線で示
す位置に戻る。
なお、この水平搬送装置20の切換爪24の上流側には、
例えば反射型のフオトセンサであるレジストセンサ26が
下側の水平ガイド板22に近接して設けられており、それ
が転写紙Pの先端を検知したときに、縦搬送装置30の各
ビン12毎に設けられている後述する偏向爪31を切り換え
るようにしている。
縦搬送装置30は、切換爪24に近接させて縦入口ローラ
36a及び36bと縦入口ガイド32を設けると共に、その縦入
口ガイド32に沿う下方に、多数の間隔を置いた縦駆動コ
ロ33aとそれに対向する垂直な縦搬送ガイド板34を設
け、その縦駆動コロ33aに2個置きに従動側の縦従動コ
ロ33bを図示しないスプリング等によつて転写紙の搬送
に適した所定の圧力で圧接させている。
そして、その隣会う縦駆動コロ33aと33aとの各間に偏
向爪31をそれぞれ回動可能に設け、その偏向爪31を各ビ
ンソレノイド35(第3図には簡略化して1個のみ図示し
ている)に偏向レバーを介して取付けて、そのビンソレ
ノイド35を作動させないオフ時には、その偏向爪31が図
示しない戻しスプリングによつて転写紙を下方へ案内す
る第3図に実線で示す位置になり、それがオン時に仮想
線で示す位置に回動するようにしている。
また、この各縦駆動コロ33aには、それに対応して各
ビン12がそれぞれ設けられており、そのビン12の入口側
には共に透過型のフオトセンサであるエントリセンサ37
とビンセンサ38を設けて、そのエントリセンサ37によつ
てビン12上への転写紙の受入検知や受入枚数のカウント
等を行うと共に、ビンセンサ38によつてビン12上の転写
紙の有無検知を行なうようにしている。
第4図はソータ4の各搬送装置の駆動系を示す概略構
成図である。
水平搬送装置20と縦搬送装置30は、同一の駆動モータ
10によつて同速で駆動されるようになつている。
すなわち、駆動モータ10の回転軸に固設した駆動プー
リ13と、駆動側の縦入口ローラ36aを固定している軸と
同軸上に固設した水平搬送駆動プーリ14と、最上位の縦
駆動コロ33aを固定している軸と同軸上に固設した縦搬
送駆動プーリ15との間に減速用タイミングベルト16を張
装している。
そして、その水平搬送駆動プーリ14と一体のプーリ14
aと水平搬送装置20の駆動側の水平搬送コロ23aと一体の
各プーリ部23cとの間に、水平搬送タイミングベルト17
をそれぞれ掛け渡し、その水平層タイミングベルト17の
途中にテンシヨンコロ18を回転可能に設け、その水平搬
送タイミングベルト17を各コロの駆動に適した張力で張
装している。したがつて、駆動モータ10が第4図の矢示
C方向に回転すると、各水平駆動コロ23aが矢示方向に
同速度でそれぞれ回転する。
また、縦搬送駆動プーリ15と一体のプーリ15aと縦搬
送装置30の各縦駆動コロ33aと一体のプーリ部33cとの間
に、縦搬送タイミングベルト39をそれぞれ掛け渡し、そ
の縦搬送タイミングベルト39の途中にテンシヨンコロ41
を回転可能に設け、そのベルトを各コロの駆動に適した
張力で張装している。したがつて、駆動モータ10が第4
図の矢示C方向に回転すると、その縦駆動コロ33aが矢
示方向に水平搬送コロ23aと同一の搬送速度になる回転
数でそれぞれ回転する。
なお、第4図の42は、サブテンシヨンコロであり、図
示しないスプリングによつて同図で左方へ付勢され、縦
搬送タイミングベルト39を縦駆動コロ33aのプーリ部33c
へ押し当て、各プーリ部33cがスリツプすることなく矢
示方向にそれぞれ回転駆動されるようにしている。
第1図はソータ4の制御装置とその複写機本体1との
関連構成を示すブロツク図である。
このソータ4は、搬送速度制御手段を兼ねた制御装置
80によつて制御される。
その制御装置80は、オペレータがモード選択釦7を押
すことによつて選択されるソートモード信号及びスタツ
クモード信号の各モード信号を複写機本体1から入力
し、その入力した各モード信号に応じて前述した水平搬
送装置20と縦搬送装置30の搬送速度を、そのソートモー
ド又はスタツクモードにおける転写紙のスタツク性に適
した搬送速度に変えるように、その水平搬送装置20と縦
搬送装置30を同時に駆動する駆動モータ10の回転数を制
御すると共に、コピー部数及び原稿枚数等のソータ4を
制御するために必要な各種の信号も入力する。
この制御装置80は、各種の判断及び処理を行う機能を
有するマイクロコンピユータであり、CPU(中央処理装
置)81と、各種信号の入出力部(I/O)82と、この制御
装置の制御プログラム及びソートモード及びスタツクモ
ードに対応して設定した駆動モータ10の回転数N1,N2
記憶させているROM85と、制御上の各種データを記憶す
るRAM86とによつて構成されている。
そして、この制御装置80は、上記の各種の信号を複写
機本体1からそれぞれ入出力部(I/O)82を通して入力
すると共に、ソータ4内のレジストセンサ26からは転写
紙の先端検知信号を、エントリセンサ37からは転写紙の
ピン12上への受入検知信号等を、ビンセンサ38からはビ
ン12上の転写紙の有無検知信号等をそれぞれ入出力部
(I/O)82を通して入力する。
そして、ソータ4の水平搬送装置20及び縦搬送装置30
を駆動する駆動モータ10へは、それを駆動させるモータ
駆動信号をドライバ83を介して出力し、切換ソレノイド
25へは爪切換信号を、またビンソレノイド35へはソレノ
イド作動信号をそれぞれ入出力部(I/O)82から出力す
る。
次に、このように構成したこの実施例の動作を第5図
のフローチヤートをも参照して説明する。
第5図に示すフローチヤートは、ソートモード又はス
タツクモードの各モード信号に応じて転写紙のビン12上
への排出に適した搬送速度に駆動モータ10の回転数を制
御するサブルーチンの例を示すものである。
複写機本体1のメインスイツチを入れた後、転写紙の
ソータでの処理内容に合わせてモード選択釦7(第1
図)を押してソータを使用するモードであるソート・ス
タツクの各モードを選択すると、制御装置80は複写機本
体1からモード信号を入力し、それによつて第5図に示
すフローチヤートにしたがつて判断及び処理を実行す
る。
まず、最初にモード選択釦7が押されて入力したソー
タを使用するモードが、スタツクモードであるか否かを
判断し、そうであればスタツクモードにおける転写紙の
スタツク性に適した搬送速度VS1になる回転数N1で駆動
モータ10を回転させるモータ駆動信号をドライバ83に出
力して、駆動モータ10を回転数N1で回転させる。
また、入力したモード信号がスタツクモードでない場
合には、ソートモードにおける転写紙のスタツク性に適
した搬送速度VS2になるように、回転数N1よりも速い回
転数N2で駆動モータ10を回転させるためのモータ駆動信
号をドライバ83に出力して、その処理が終了するとメイ
ンルーチンへリターンする。
このようにして、ソータ4を使用するモードであるソ
ートモード及びスタツクモードがモード選択釦7の押下
によつて選択されると、駆動モータ10はその選択された
モードに応じて、各モードにおける転写紙のビン12上へ
のスタツク性に適した搬送速度VS1,VS2になる回転数N1,
N2に制御されて回転される。
ところで、スタツクモードにおいて搬送速度をソート
モードに合わせて速めた場合(ソートモードでは偏向爪
等を作動させたりする切換処理時間を長くとるため速め
る必要がある)には、前述のようにスタツクモードでは
同一のビン上に転写紙が次々と排出されるために速い搬
送速度で転写紙がビン上に排出されると、先に排出され
た転写紙がまだビン上で安定したスタツク状態にならな
いうちに次の転写紙が排出されるようになるため、ビン
上で転写紙のスタツク位置が乱れてスタツク性が悪くな
るという問題があつた。
ところが、この実施例によれば、水平搬送装置20及び
縦搬送装置30のスタツクモードにおける搬送速度V
S1は、ソートモードにおける搬送速度VS2(VS1,VS2は第
8図のV1,V3に対応する)よりも遅く制御され、先にビ
ン12上へ排出された転写紙がそのスタツク状態が安定
(ビン上の所定の位置にスタツク完了)してから次の転
写紙が排出されるスタツクモード時におけるの転写紙の
スタツク性に適した搬送速度になるので、転写紙をビン
上へスタツク性良く排出することができると共に、複写
機が高速タイプである場合であつてもスタツク性が良く
なる。
そして、ソートモードでは速い搬送速度VS2に制御さ
れるため、ビンを切り換えるための切換処理時間を長く
とれるので、後読の転写紙がビン12上へ排出される前
に、確実に偏向爪31の位置を切り換えることができる。
なお、このソートモードとスタツクモードにおける転
写紙のスタツク性に適した各搬送速度VS2,VS1は、具体
的にはVS2は700mm/sec程度、VS1は550mm/sec程度がそれ
ぞれ適す。
そして、制御装置80は、複写機本体1から入力したソ
ート・スタツクの各モード信号、コピー部数,原稿枚数
等の各信号及び情報によつて各種の判断を行い、切換ソ
レノイド25を作動させたり、またレジストセンサ26から
転写紙の先端検知信号を入力したか否かを判断してビン
ソレノイド35を必要に応じて順次作動させ、ビン12上へ
転写紙を順次排出させる制御をする。
以上、この発明を複写機に適用した場合の例について
説明したが、この発明は印刷機等その他の紙を処理する
装置についても同様に適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、装置の本体
から排出される用紙を、ソートモード又はスタツクモー
ドにおける用紙のスタツク性に適した各搬送速度でビン
上へ排出するので、ソートモードとスタツクモードのい
ずれのモードであつても、ビン上でのスタツク性が良く
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はソータの制御装置とその複写機本体との関連構
成を示すブロツク図、 第2図はこの発明によるソータを装着した複写機の一例
を示す全体構成図、 第3図は第2図のソータ4の搬送系を示す概略構成図、 第4図はソータ4の各搬送装置の駆動系を示す概略構成
図、 第5図は第1図の制御装置80が実行する駆動モータ10の
回転数をソータを使用する各モードに適した回転数に制
御するサブルーチンの例を示すフロー図、 第6図(イ),(ロ)はスタツク及びソートの各モード
における各部の作動タイミングの例をそれぞれ示すタイ
ミングチヤート、 第7図は第6図(イ),(ロ)に関連する部分のみを簡
略化して示すソータの全体概略図、 第8図はソートモードで搬送装置の搬送速度を速める必
要性を説明するための説明図である。 1……複写機本体 2……自動原稿送り装置(ADF) 3……反転装置、4……ソータ 7……モード選択釦 10……駆動モータ、12……ビン 20……水平搬送装置、26……レジストセンサ 30……縦搬送装置、31……偏向爪 37……エントリセンサ 80……制御装置(搬送速度制御手段) P……転写紙(用紙)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写機等の紙を処理する装置の本体から排
    出される用紙を搬送装置によつて搬送し、その用紙を複
    数段設けられたビンへ順次仕分けするソータにおいて、 前記装置の本体から出力されるソートモード信号又はス
    タツクモード信号を入力し、その入力した各モード信号
    に応じて前記搬送装置の搬送速度をそのソートモード又
    はスタツクモードにおける用紙のスタツク性に適した搬
    送速度に変えるように制御する搬送速度制御手段を設け
    たことを特徴とするソータ。
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