JP2661869B2 - オープンウエル刃口部清掃機 - Google Patents
オープンウエル刃口部清掃機Info
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- JP2661869B2 JP2661869B2 JP2016494A JP2016494A JP2661869B2 JP 2661869 B2 JP2661869 B2 JP 2661869B2 JP 2016494 A JP2016494 A JP 2016494A JP 2016494 A JP2016494 A JP 2016494A JP 2661869 B2 JP2661869 B2 JP 2661869B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オープンウエル沈設工
法に使用するオープンウエル刃口部清掃機に関する。
法に使用するオープンウエル刃口部清掃機に関する。
【0002】
【従来の技術】オープンウエルの刃口沈設は図22に示
すように、オープンウエルAの周辺を遮水壁等で囲むな
どで遮水後に沈設を行う場合は、オープンウエルA内の
掘削は遮水壁内の水位を下げてドライ掘削を行う。そこ
で、沈設完了後は、重機等を補助に使用しながら人力で
刃口部Bを清掃する。また、オープンウエルの海上施工
など遮水壁等を施工しないで水中掘削を行い沈設する場
合は、沈設完了後に潜水夫等により刃口部Bを清掃す
る。
すように、オープンウエルAの周辺を遮水壁等で囲むな
どで遮水後に沈設を行う場合は、オープンウエルA内の
掘削は遮水壁内の水位を下げてドライ掘削を行う。そこ
で、沈設完了後は、重機等を補助に使用しながら人力で
刃口部Bを清掃する。また、オープンウエルの海上施工
など遮水壁等を施工しないで水中掘削を行い沈設する場
合は、沈設完了後に潜水夫等により刃口部Bを清掃す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水中掘削によりオープ
ンウエルを沈設する場合、沈設完了後の刃口鋼板の清掃
は、後から打設する底版コンクリートCとの打継目処理
があり、残留土砂、ヘドロ等が付着したままコンクリー
トが打設された場合、オープンウエルと底版コンクリー
トCとの接合部からの漏水の原因となる。したがって、
高い品質の清掃が望まれる。しかし、水中施工の場合
は、水の透明度が悪いこと、水中作業のための反力がと
りにくいこと、潜水服等の作業性が悪いこと、かつ、深
度が大きいと、潜水作業時間が短いことなど作業環境が
悪く、潜水作業という安全性に劣る作業であることなど
から、可能な限り機械化されることが望まれる。
ンウエルを沈設する場合、沈設完了後の刃口鋼板の清掃
は、後から打設する底版コンクリートCとの打継目処理
があり、残留土砂、ヘドロ等が付着したままコンクリー
トが打設された場合、オープンウエルと底版コンクリー
トCとの接合部からの漏水の原因となる。したがって、
高い品質の清掃が望まれる。しかし、水中施工の場合
は、水の透明度が悪いこと、水中作業のための反力がと
りにくいこと、潜水服等の作業性が悪いこと、かつ、深
度が大きいと、潜水作業時間が短いことなど作業環境が
悪く、潜水作業という安全性に劣る作業であることなど
から、可能な限り機械化されることが望まれる。
【0004】しかし、オープンウエルの施工精度、加工
精度、床付掘削の仕上り精度を考慮すると、オープンウ
エル上端から清掃装置を吊り下げて内周を清掃させるた
めには、水中に反力を受ける部材を設け、加工形状にな
らって清掃作業員を動かす必要がある。
精度、床付掘削の仕上り精度を考慮すると、オープンウ
エル上端から清掃装置を吊り下げて内周を清掃させるた
めには、水中に反力を受ける部材を設け、加工形状にな
らって清掃作業員を動かす必要がある。
【0005】本発明は、清掃作業を機械化し、無人化し
て高品質の清掃を可能にするオープンウエル刃口部清掃
機を提供すること目的としている。
て高品質の清掃を可能にするオープンウエル刃口部清掃
機を提供すること目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、オープ
ンウエル開口部に固設された地上桁と、該地上桁から吊
り下ろされたオープンウエル刃口部付近に固定される水
中桁と、該水中桁にガイドされてオープンウエル刃口部
を清掃する清掃装置とを備えている。
ンウエル開口部に固設された地上桁と、該地上桁から吊
り下ろされたオープンウエル刃口部付近に固定される水
中桁と、該水中桁にガイドされてオープンウエル刃口部
を清掃する清掃装置とを備えている。
【0007】また本発明によれば、オープンウエル床付
盤に固定脚を介して支持されオープンウエル刃口部付近
に固定される水中桁と、該水中桁にガイドされてオープ
ンウエル刃口部を清掃する清掃装置とを備えている。
盤に固定脚を介して支持されオープンウエル刃口部付近
に固定される水中桁と、該水中桁にガイドされてオープ
ンウエル刃口部を清掃する清掃装置とを備えている。
【0008】また本発明によれば、移動式クレーンと、
該移動式クレーンから吊り下ろされオーフンウエル刃口
部付近に固定される水中桁と、該水中桁に支持されオー
プンウエル刃口部を清掃する清掃装置とを備えている。
該移動式クレーンから吊り下ろされオーフンウエル刃口
部付近に固定される水中桁と、該水中桁に支持されオー
プンウエル刃口部を清掃する清掃装置とを備えている。
【0009】更に本発明によれば、清掃装置は水中桁に
旋回自在に支持され垂直面内で起伏自在なヘッダ管と、
該ヘッダ管に設けられた複数のジェットノズルとを設け
ている。
旋回自在に支持され垂直面内で起伏自在なヘッダ管と、
該ヘッダ管に設けられた複数のジェットノズルとを設け
ている。
【0010】更に本発明によれば、清掃装置は、水中桁
に旋回自在に支持され垂直面内で起伏自在なスクリュー
支持アームと、該スクリュー支持アームに支持されたオ
ーガスクリューとを設けている。
に旋回自在に支持され垂直面内で起伏自在なスクリュー
支持アームと、該スクリュー支持アームに支持されたオ
ーガスクリューとを設けている。
【0011】更に本発明によれば、清掃装置は、水中桁
に旋回自在に支持された回転自在な垂直センタポスト
と、該センタポストに垂直面内で拡縮自在に支持された
一対のスクレーパとを設けている。
に旋回自在に支持された回転自在な垂直センタポスト
と、該センタポストに垂直面内で拡縮自在に支持された
一対のスクレーパとを設けている。
【0012】更に本発明によれば、清掃装置は、水中桁
に垂直面内で起伏自在に支持された走行レールと、該走
行レールに走行自在に支持された走行台車と、該走行台
車に横行自在で垂直面内で起伏自在に支持されたアーム
と、該アームの下端部に垂直面内で起伏自在に支持され
たスクレーパブレードとを設けている。
に垂直面内で起伏自在に支持された走行レールと、該走
行レールに走行自在に支持された走行台車と、該走行台
車に横行自在で垂直面内で起伏自在に支持されたアーム
と、該アームの下端部に垂直面内で起伏自在に支持され
たスクレーパブレードとを設けている。
【0013】更に本発明によれば、清掃装置は、水中桁
に垂直面内で起伏自在に支持された一対の起伏ブーム
と、該ブームに枢着されたキャタピラを設けている。
に垂直面内で起伏自在に支持された一対の起伏ブーム
と、該ブームに枢着されたキャタピラを設けている。
【0014】更に本発明によれば、水中桁に旋回自在に
支持されたベースと、該ベースに垂直面内で起伏自在に
支持れさたカッタブームと、該カッタブームの下端に備
えられたカッタドラムとを設けている。
支持されたベースと、該ベースに垂直面内で起伏自在に
支持れさたカッタブームと、該カッタブームの下端に備
えられたカッタドラムとを設けている。
【0015】
【作用】上記のように構成されたオープンウエル刃口部
清掃機において、オープンウエル刃口部付近に固定され
た水中桁に清掃装置の反力をとり、かつ、清掃装置を3
60度旋回又は回動させて刃口部の清掃を無人かつ機械
的に行う。
清掃機において、オープンウエル刃口部付近に固定され
た水中桁に清掃装置の反力をとり、かつ、清掃装置を3
60度旋回又は回動させて刃口部の清掃を無人かつ機械
的に行う。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0017】図1及び図2には、実施例を構成する吊下
型水中桁の一例が示されている。オープンウエルAの頂
部には、一対の地上桁1が張設されている。その地上桁
1、1には、それぞれ2対の吊りワイヤセットカンザシ
2が設けられ、4対の吊りワイヤセットカンザシ2に
は、吊りワイヤ固定装置3及び吊りワイヤ4を介して方
形状の水中桁5が吊設されている。そして、水中桁5の
上面の4隅部には、それぞれ水中桁5をオープンウエル
Aの内周壁に固定するアウトリガ6が設けられ、下面に
は、円形の外側レール7及び内側レール8が設けられて
いる。
型水中桁の一例が示されている。オープンウエルAの頂
部には、一対の地上桁1が張設されている。その地上桁
1、1には、それぞれ2対の吊りワイヤセットカンザシ
2が設けられ、4対の吊りワイヤセットカンザシ2に
は、吊りワイヤ固定装置3及び吊りワイヤ4を介して方
形状の水中桁5が吊設されている。そして、水中桁5の
上面の4隅部には、それぞれ水中桁5をオープンウエル
Aの内周壁に固定するアウトリガ6が設けられ、下面に
は、円形の外側レール7及び内側レール8が設けられて
いる。
【0018】図3及び図4には、実施例を構成する自立
型水中桁の一例が示されている。オープンウエルAの床
付盤Dの上には、シュー10及び伸縮シリンダ11で伸
縮される伸縮脚12を備えた4対の固定脚9を介し、十
字状の水中桁5Aが立設されている。そして、水中桁5
Aの上面には、4個のアウトリガ6が設けられ、下面に
は、円形の外側レール7及び内側レール8が設けられて
いる。
型水中桁の一例が示されている。オープンウエルAの床
付盤Dの上には、シュー10及び伸縮シリンダ11で伸
縮される伸縮脚12を備えた4対の固定脚9を介し、十
字状の水中桁5Aが立設されている。そして、水中桁5
Aの上面には、4個のアウトリガ6が設けられ、下面に
は、円形の外側レール7及び内側レール8が設けられて
いる。
【0019】図5ないし図7には、本発明の一実施例の
全体を符号Eで示す水ジェット式の清掃装置が示されて
いる。この清掃装置Eには、水中桁5又は5Aの外側レ
ール7及び内側レール8にそれぞれ2対の走行車輪Wで
支持され、走行ラック及びピニオン13と駆動装置14
とで走行される台車フレーム15が吊設されている。
全体を符号Eで示す水ジェット式の清掃装置が示されて
いる。この清掃装置Eには、水中桁5又は5Aの外側レ
ール7及び内側レール8にそれぞれ2対の走行車輪Wで
支持され、走行ラック及びピニオン13と駆動装置14
とで走行される台車フレーム15が吊設されている。
【0020】その台車フレーム15の下面には、水中制
御盤16が吊設され、また、ブーム17の上端がブーム
起伏シリンダ18により垂直面内において起伏自在に枢
着されている。このブーム17の下端には、ヘッダ支持
アーム19の一端がヘッダ起伏シリンダ20により起伏
自在に枢着されている。そして、ヘッダ支持アーム19
の他端には、一対のヘッダ管21が固設されている。こ
れらのヘッダ管21、21には、それぞれ複数のジェッ
トノズル22が設けられ、また、ジェット水供給ホース
23が接続されている。なお、図中の符号24は圧力補
償バイパス管、25は勾配ならい検知装置である。
御盤16が吊設され、また、ブーム17の上端がブーム
起伏シリンダ18により垂直面内において起伏自在に枢
着されている。このブーム17の下端には、ヘッダ支持
アーム19の一端がヘッダ起伏シリンダ20により起伏
自在に枢着されている。そして、ヘッダ支持アーム19
の他端には、一対のヘッダ管21が固設されている。こ
れらのヘッダ管21、21には、それぞれ複数のジェッ
トノズル22が設けられ、また、ジェット水供給ホース
23が接続されている。なお、図中の符号24は圧力補
償バイパス管、25は勾配ならい検知装置である。
【0021】次に、例えば図1をも参照して清掃の態様
を説明する。
を説明する。
【0022】清掃に際し、水中桁5を刃口部Bの付近に
位置させ、4個のアウトリガ6を伸長してオープンウエ
ルAの内周壁に固定する。次いで、両シリンダ18、2
0を作動し勾配ならい検知装置25、25によりヘッダ
管21、21を刃口部Bに対し所定位置に位置決めす
る。そこで、ジェットノズル22から高圧(例えば15
0kg/m2 )の水ジェットを噴射して刃口部Bの表面
を清掃する。そして、1位置の清掃が終ったら、駆動装
置14を作動し清掃装置Eを隣接する次の清掃位置に移
動して前記同様の清掃を行う。
位置させ、4個のアウトリガ6を伸長してオープンウエ
ルAの内周壁に固定する。次いで、両シリンダ18、2
0を作動し勾配ならい検知装置25、25によりヘッダ
管21、21を刃口部Bに対し所定位置に位置決めす
る。そこで、ジェットノズル22から高圧(例えば15
0kg/m2 )の水ジェットを噴射して刃口部Bの表面
を清掃する。そして、1位置の清掃が終ったら、駆動装
置14を作動し清掃装置Eを隣接する次の清掃位置に移
動して前記同様の清掃を行う。
【0023】図8ないし図11には、本発明の別の実施
例の全体を符号E1で示すスクリューオーガ式の清掃装
置が示されている。この装置E1には、水中桁5の両レ
ール7、8にそれぞれ2対の走行車輪Wで支持され、走
行ラック及びピニオン13と駆動装置14とで走行され
る台車フレーム15Aが吊設されている。
例の全体を符号E1で示すスクリューオーガ式の清掃装
置が示されている。この装置E1には、水中桁5の両レ
ール7、8にそれぞれ2対の走行車輪Wで支持され、走
行ラック及びピニオン13と駆動装置14とで走行され
る台車フレーム15Aが吊設されている。
【0024】この台車フレーム15Aの下面には、水中
制御盤16Aが吊設され、また、ブームフレーム17A
の上端がブーム起伏シリンダ18により起伏自在に枢着
されている。このブームフレーム17Aの下端には、ア
ームフレーム26の一端がアーム起伏シリンダ20Aに
より起伏自在に枢着されている。そのアームフレーム2
6には、スクリュー支持アーム27がリンクピース28
を介しスクリュー起伏シリンダ29により起伏自在に支
持されている。そして、スクリュー支持アーム27に
は、駆動装置30で駆動されるオーガスクリュー31が
設けられている。
制御盤16Aが吊設され、また、ブームフレーム17A
の上端がブーム起伏シリンダ18により起伏自在に枢着
されている。このブームフレーム17Aの下端には、ア
ームフレーム26の一端がアーム起伏シリンダ20Aに
より起伏自在に枢着されている。そのアームフレーム2
6には、スクリュー支持アーム27がリンクピース28
を介しスクリュー起伏シリンダ29により起伏自在に支
持されている。そして、スクリュー支持アーム27に
は、駆動装置30で駆動されるオーガスクリュー31が
設けられている。
【0025】この実施例では、オーガスクリュー31を
刃口部Bに摺接し、駆動装置30で回転し駆動装置14
で台車フレーム15Aを旋回して刃口部Bの清掃を行
う。
刃口部Bに摺接し、駆動装置30で回転し駆動装置14
で台車フレーム15Aを旋回して刃口部Bの清掃を行
う。
【0026】図12ないし図14には、本発明の別の実
施例の全体を符号E2で示す拡翼スクレーパ式の清掃装
置が示されている。この装置E2には、水中桁5の両レ
ール7、8にそれぞれ2対の走行車輪Wで支持され、走
行ラック及びピニオン13と駆動装置14とで走行され
る台車フレーム15Bが吊設されている。
施例の全体を符号E2で示す拡翼スクレーパ式の清掃装
置が示されている。この装置E2には、水中桁5の両レ
ール7、8にそれぞれ2対の走行車輪Wで支持され、走
行ラック及びピニオン13と駆動装置14とで走行され
る台車フレーム15Bが吊設されている。
【0027】その台車フレーム15Bの下面には、外周
方向微調整装置32を介してセンタポスト33が垂直に
回転自在に支持され、地上桁1に設置した図示しない駆
動装置で回転されるようになっている。そしてこのセン
タポスト33はスクレーパ40を刃口部Bに押圧するた
めに、上下に摺動できるようになっている。このセンタ
ポスト33には、一対の上部固定アーム34、上部可動
アーム35及び上部ピン36と、一対の下部固定アーム
37、下部可動アーム38及び下部ピン39を介して一
対のスクレーパ40が垂直面内で下方に開くように支持
され、拡翼シリンダ41,41により開き角度θが拡縮
されるようになっている。
方向微調整装置32を介してセンタポスト33が垂直に
回転自在に支持され、地上桁1に設置した図示しない駆
動装置で回転されるようになっている。そしてこのセン
タポスト33はスクレーパ40を刃口部Bに押圧するた
めに、上下に摺動できるようになっている。このセンタ
ポスト33には、一対の上部固定アーム34、上部可動
アーム35及び上部ピン36と、一対の下部固定アーム
37、下部可動アーム38及び下部ピン39を介して一
対のスクレーパ40が垂直面内で下方に開くように支持
され、拡翼シリンダ41,41により開き角度θが拡縮
されるようになっている。
【0028】この実施例では、スクレーパ40を刃口部
Bに摺接し、駆動装置14で台車フレーム15Bを旋回
して刃口部Bの清掃を行う。
Bに摺接し、駆動装置14で台車フレーム15Bを旋回
して刃口部Bの清掃を行う。
【0029】図15及び図16には、本発明の別の実施
例の全体を符号E3で示すシェーパースクレーパ式の清
掃装置が示されている。この清掃装置E3には、台車フ
レーム15Cが設けられている。その台車フレーム15
Cの一部には、走行レール42が走行レール起伏シリン
ダ43により垂直面内で起伏自在に支持されている。こ
の走行レール42には、走行台車44が走行ラック及び
ピニオン13Aと走行駆動モータ45と走行ローラ46
とがガイドローラ46aとにより走行自在に設けられて
いる。その走行台車44には、横行台車47が横行ロー
ラ48と横行移動シリンダ49とにより横行自在に設け
られている。この横行台車47の下端には、アーム50
の上端がアーム起伏シリンダ51により起伏自在に枢着
されている。そしてアーム50の下端には、スクレーパ
ブレード52がブレード起伏シリンダ53とプッシュロ
ッド54とにより起伏自在に枢着されている。
例の全体を符号E3で示すシェーパースクレーパ式の清
掃装置が示されている。この清掃装置E3には、台車フ
レーム15Cが設けられている。その台車フレーム15
Cの一部には、走行レール42が走行レール起伏シリン
ダ43により垂直面内で起伏自在に支持されている。こ
の走行レール42には、走行台車44が走行ラック及び
ピニオン13Aと走行駆動モータ45と走行ローラ46
とがガイドローラ46aとにより走行自在に設けられて
いる。その走行台車44には、横行台車47が横行ロー
ラ48と横行移動シリンダ49とにより横行自在に設け
られている。この横行台車47の下端には、アーム50
の上端がアーム起伏シリンダ51により起伏自在に枢着
されている。そしてアーム50の下端には、スクレーパ
ブレード52がブレード起伏シリンダ53とプッシュロ
ッド54とにより起伏自在に枢着されている。
【0030】この実施例では、走行駆動モータ45によ
り走行台車44を走行させ、スクレーパブレード52を
刃口部Bに沿わせて往復移動し、かつ、横行駆動シリン
ダ49を作動しアーム50を横移動して刃口部Bを清掃
する。
り走行台車44を走行させ、スクレーパブレード52を
刃口部Bに沿わせて往復移動し、かつ、横行駆動シリン
ダ49を作動しアーム50を横移動して刃口部Bを清掃
する。
【0031】図17ないし図19には、本発明の別の実
施例が示されている。水中桁5Bは、一対の吊りブラケ
ット55(一方のみ図示する)により図示しない移動式
クレーンのワイヤWyから吊り下ろされており、その水
中桁5Bの両端には、全体を符号E4で示すキャタピラ
かき落とし式の清掃装置が設けられている。この装置E
4には、起伏ブーム56の一端がブーム起伏シリンダ5
7により垂直面内で起伏自在に枢着されている。その起
伏ブーム56の他端には、キャタピラ式の一対のかき落
とし兼走行装置58がピッチングピン59を介して枢着
されている。この実施例では、かき落とし兼走行装置5
8、58を刃口部Bに圧着して水中桁5Bをオープンウ
エルAに固定する。そして、常にワイヤWyを引張るこ
とにより、キャタピラ式の一対のかき落し兼走行装置5
8を刃口部Bと係合させて、装置58のキャタピラを駆
動し、刃口部Bを清掃する。
施例が示されている。水中桁5Bは、一対の吊りブラケ
ット55(一方のみ図示する)により図示しない移動式
クレーンのワイヤWyから吊り下ろされており、その水
中桁5Bの両端には、全体を符号E4で示すキャタピラ
かき落とし式の清掃装置が設けられている。この装置E
4には、起伏ブーム56の一端がブーム起伏シリンダ5
7により垂直面内で起伏自在に枢着されている。その起
伏ブーム56の他端には、キャタピラ式の一対のかき落
とし兼走行装置58がピッチングピン59を介して枢着
されている。この実施例では、かき落とし兼走行装置5
8、58を刃口部Bに圧着して水中桁5Bをオープンウ
エルAに固定する。そして、常にワイヤWyを引張るこ
とにより、キャタピラ式の一対のかき落し兼走行装置5
8を刃口部Bと係合させて、装置58のキャタピラを駆
動し、刃口部Bを清掃する。
【0032】図20及び図21には、本発明の別の実施
例が示されている。水中桁5Cは、それぞれ3個の上段
アウトリガ60及び下段アウトリガ61と、両リガ6
0、61の間隔を伸縮する伸縮シリンダ62と、旋回装
置63とから構成され、図示しない移動式クレーンによ
り吊り下げられている。
例が示されている。水中桁5Cは、それぞれ3個の上段
アウトリガ60及び下段アウトリガ61と、両リガ6
0、61の間隔を伸縮する伸縮シリンダ62と、旋回装
置63とから構成され、図示しない移動式クレーンによ
り吊り下げられている。
【0033】全体を符号E5で示すブームカッタ式の清
掃装置には、カッタブーム64の上端が旋回装置の下端
部にブーム起伏シリンダ65により起伏自在に枢着され
ている。このカッタブーム64の下端には、カッタドラ
ム66が設けられ、そのカッタドラム66の付近に開口
するスラリパイプ67が設けられている。なお、図中の
符号Fは掘削機センタ、68は足場である。この実施例
では、両アウトリガ60、61の伸縮量を調整し、図示
のように掘削機センタFを一位置に固定し、カッタブー
ム64を起伏し旋回して刃口部Bの清掃と、床付盤Dの
掘削を行う。次いで、掘削機センタFを他の位置に順次
移動して刃口部Bの全体を清掃し、床付盤Dの全体を掘
削する。
掃装置には、カッタブーム64の上端が旋回装置の下端
部にブーム起伏シリンダ65により起伏自在に枢着され
ている。このカッタブーム64の下端には、カッタドラ
ム66が設けられ、そのカッタドラム66の付近に開口
するスラリパイプ67が設けられている。なお、図中の
符号Fは掘削機センタ、68は足場である。この実施例
では、両アウトリガ60、61の伸縮量を調整し、図示
のように掘削機センタFを一位置に固定し、カッタブー
ム64を起伏し旋回して刃口部Bの清掃と、床付盤Dの
掘削を行う。次いで、掘削機センタFを他の位置に順次
移動して刃口部Bの全体を清掃し、床付盤Dの全体を掘
削する。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、刃口部の清掃作業を機械化し無人化して安
全性を向上すると共に、高い品質の清掃を行うことがで
きる。
ているので、刃口部の清掃作業を機械化し無人化して安
全性を向上すると共に、高い品質の清掃を行うことがで
きる。
【図1】本発明の実施例を構成する吊下式水中桁を示す
側面図。
側面図。
【図2】図1のイ矢視図を左半部に示しロ矢視図を右半
部に示す図面。
部に示す図面。
【図3】本発明の実施例を構成する自立型水中桁を示す
側面図。
側面図。
【図4】図3の上面図。
【図5】本発明の実施例を構成する水ジェット式の清掃
装置を示す側面図。
装置を示す側面図。
【図6】図5のハ矢視図。
【図7】図5の矢印ニ方向に見た側面図。
【図8】本発明の実施例を構成するスクリューオーガの
清掃装置を示す側面図。
清掃装置を示す側面図。
【図9】図8のホ矢視図。
【図10】図8のヘ矢視図。
【図11】図8の矢印ト方向に見た側面図。
【図12】本発明の実施例を構成する拡翼スクレーパ式
の清掃装置を示す側面図。
の清掃装置を示す側面図。
【図13】図12の側面図。
【図14】図12のチ矢視図。
【図15】本発明の実施例を構成するシェーパースクレ
ーパ式の清掃装置を示す側面図。
ーパ式の清掃装置を示す側面図。
【図16】図15のリ矢視図。
【図17】本発明の他の実施例を示す側面図。
【図18】図17のヌ矢視図。
【図19】図17のル矢視図。
【図20】本発明の他の実施例を示す側面図。
【図21】図20の上面図。
【図22】本発明が実施されるオープンウエルの側断面
図。
図。
A・・・オープンウエル B・・・刃口部 C・・・底版コンクリート D・・・床付盤 E、E1〜E5・・・清掃装置 W・・・走行車輪 1・・・地上桁 2・・・吊りワイヤセットカンザシ 3・・・吊りワイヤ固定装置 4・・・吊りワイヤ 5、5A〜5C・・・水中桁 6・・・アウトリガ 7・・・外側レール 8・・・内側レール 9・・・固定脚 10・・・シュー 11・・・伸縮シリンダ 12・・・伸縮脚 13、13A・・・走行ラック及びピニオン 14・・・駆動装置 15、15A〜15C・・・台車フレーム 16、16A・・・水中制御盤 17・・・ブーム 17A・・・ブームフレーム 18・・・ブーム起伏シリンダ 19・・・ヘッダ支持アーム 20・・・ヘッダ起伏シリンダ 20A・・・アーム起伏シリンダ 21・・・ヘッダ管 22・・・ジェットノズル 23・・・ジェット水供給ホース 24・・・圧力補償バイパス管 25・・・勾配ならい検知装置 26・・・アームフレーム 27・・・スクリュー支持アーム 28・・・リンクピース 29・・・スクリュー起伏シリンダ 30・・・駆動装置 31・・・オーガスクリュー 32・・・外周方向微調整装置 33・・・センタポスト 34・・・上部固定アーム 35・・・上部可動アーム 36・・・上部ピン 37・・・下部固定アーム 38・・・下部可動アーム 39・・・下部ピン 40・・・スクレーパ 41・・・拡翼シリンダ 42・・・走行レール 43・・・走行レール起伏シリンダ 44・・・走行台車 45・・・走行駆動モータ 46・・・走行ローラ 46a・・・ガイドローラ 47・・・横行台車 48・・・横行ローラ 49・・・横行ローラ駆動シリンダ 50・・・アーム 51・・・アーム起伏シリンダ 52・・・スクーパブレード 53・・・ブレード起伏シリンダ 54・・・プッシュロッド 55・・・吊りブラケット 56・・・起伏フレーム 57・・・ブーム起伏シリンダ 58・・・かき落し兼走行装置 59・・・ピッチングピン 60・・・上段アウトリガ 61・・・下段アウトリガ 62・・・伸縮シリンダ 63・・・旋回装置 64・・・カッタブーム 65・・・カッタブーム起伏シリンダ 66・・・カッタドラム 67・・・スラリパイプ 68・・・足場
Claims (9)
- 【請求項1】 オープンウエル開口部に固設された地上
桁と、該地上桁から吊り下ろされたオープンウエル刃口
部付近に固定される水中桁と、該水中桁にガイドされて
オープンウエル刃口部を清掃する清掃装置とを備えたこ
とを特徴とするオープンウエル刃口部清掃機。 - 【請求項2】 オープンウエル床付盤に固定脚を介して
支持されオープンウエル刃口部付近に固定される水中桁
と、該水中桁にガイドされてオープンウエル刃口部を清
掃する清掃装置とを備えたことを特徴とするオープンウ
エル刃口部清掃機。 - 【請求項3】 移動式クレーンと、該移動式クレーンか
ら吊り下ろされオープンウエル刃口部付近に固定される
水中桁と、該水中桁に支持されオープンウエル刃口部を
清掃する清掃装置とを備えたことを特徴とするオープン
ウエル刃口部清掃機。 - 【請求項4】 清掃装置は水中桁に旋回自在に支持され
垂直面内で起伏自在なヘッダ管と、該ヘッダ管に設けら
れた複数のジェットノズルとを設けていることを特徴と
する請求項1又は2記載のオープンウエル刃口部清掃
機。 - 【請求項5】 清掃装置は、水中桁に旋回自在に支持さ
れ垂直面内で起伏自在なスクリュー支持アームと、該ス
クリュー支持アームに支持されたオーガスクリューとを
設けていることを特徴とする請求項1又は2記載のオー
プンウエル刃口部清掃機。 - 【請求項6】 清掃装置は、水中桁に旋回自在に支持さ
れた回転自在な垂直センタポストと、該センタポストに
垂直面内で拡縮自在に支持された一対のスクレーパとを
設けていることを特徴とする請求項1又は2記載のオー
プンウエル刃口部清掃機。 - 【請求項7】 清掃装置は、水中桁に垂直面内で起伏自
在に支持された走行レールと、該走行レールに走行自在
に支持された走行台車と、該走行台車に横行自在で垂直
面内で起伏自在に支持されたアームと、該アームの下端
部に垂直面内で起伏自在に支持されたスクレーパブレー
ドとを設けていることを特徴とする請求項1又は2記載
のオープンウエル刃口部清掃機。 - 【請求項8】 清掃装置は、水中桁に垂直面内で起伏自
在に支持された一対の起伏ブームと、該ブームに枢着さ
れたキャタピラを設けていることを特徴とする請求項3
記載のオープンウエル刃口部清掃機。 - 【請求項9】 水中桁に旋回自在に支持されたベース
と、該ベースに垂直面内で起伏自在に支持れさたカッタ
ブームと、該カッタブームの下端に備えられたカッタド
ラムとを設けていることを特徴とする請求項3記載のオ
ープンウエル刃口部清掃機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016494A JP2661869B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | オープンウエル刃口部清掃機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016494A JP2661869B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | オープンウエル刃口部清掃機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07229151A JPH07229151A (ja) | 1995-08-29 |
JP2661869B2 true JP2661869B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=12019524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016494A Expired - Fee Related JP2661869B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | オープンウエル刃口部清掃機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2661869B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4761151B2 (ja) * | 2006-10-24 | 2011-08-31 | 清水建設株式会社 | オープンケーソン工法における刃口清掃方法および掘削装置 |
JP2008223444A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-09-25 | Kato Construction Co Ltd | ケーソンの刃口洗浄方法および洗浄装置 |
CN114635442B (zh) * | 2022-01-26 | 2023-05-16 | 中铁十五局集团有限公司 | 一种改良沉井封底素混凝土工作性能的钢筋笼安装方法 |
-
1994
- 1994-02-17 JP JP2016494A patent/JP2661869B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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